JP2006338176A - 移動体通信端末を利用した呼出システムおよび呼出方法 - Google Patents

移動体通信端末を利用した呼出システムおよび呼出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 緊急時には、監視者と被監視者とが迅速に連絡を取り合うことができる呼出システムおよび呼出方法を提供する。
【解決手段】 呼出サーバ10は、移動通信交換器22から監視者の携帯電話30の位置情報を取得し、監視エリアを、監視者の携帯電話31がいるセル26の範囲に設定する。また、呼出サーバ10は、移動通信交換器22から被監視者の携帯電話31の位置情報を取得し、被監視者が監視者の携帯電話31がいるセル26の範囲にいることを監視する。被監視者が監視者の携帯電話31がいるセル26の範囲が逸脱した場合は、呼出サーバ10は、移動通信交換器22に、監視エリアから逸脱した被監視者の携帯電話31と監視者の携帯電話30とへの呼出メッセージの発信と、携帯電話30と携帯電話31間の通話チャンネルの確立を依頼する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、家族やクラブ団体などのグループにおいて、緊急時に、必要な人を呼出して連絡を取り合うことのできる呼出システムおよび呼出方法に関し、更に詳しくは、携帯電話などの移動体通信端末を利用した呼出システムおよび呼出方法に関する。
高齢化社会の到来や、子供を対象とした犯罪の増加を受けて、携帯電話に代表される移動体通信端末を用いて、子供や老人を監視する監視システムが提供されている。
子供や老人を監視する監視システムとして、特許文献1においては、予め監視エリアが設定され、子供や老人などの監視を必要とする被監視者がこの監視エリアから逸脱した場合には、世帯主などの監視者に警報を通知するシステムが開示されている。また、特許文献2においては、上述の機能に加え、被監視者が一定時間内に連続して位置が移動しなかったり、被監視者が予め定められたの速度以上で移動した場合に、監視者に警報を通知するシステムが開示されている。
しかしながら、上述した従来の技術において、監視エリアは、ある固定の場所(例えば、自宅)を基準として定められたエリアであって、監視者と被監視者とが一緒に移動しているにも関わらず、被監視者が監視エリアを逸脱すると、監視者に警報が通知されてしまったり、移動先で被監視者を監視できない問題があった。
また、上述した技術は、被監視者を監視し、異常発生時(例えば、監視エリアから被監視者が逸脱した場合)に警報を監視者へ通知する技術であって、異常発生時に監視者と被監視者とが速やかに連絡を取り合うことはできない問題もある。
特開2001-325692号公報 特開2002-27528号公報
そこで、上述した問題を鑑みて、本発明は、家族やクラブ団体などのグループにおいて、世帯主などの監視者が、子供や老人などの監視を必要とする被監視者を監視するときに、監視者の位置に応じて、すみやかに監視エリアが変更され、かつ、緊急時には、監視者と被監視者とが迅速に連絡を取り合うことができる呼出システムおよび呼出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、移動体通信端末を利用し、緊急時に、監視者と被監視とを呼出して、監視者と被監視者との通信を確立する呼出方法であって、前記呼出方法は、前記監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報に基づき、定められた規則に従い監視エリアを設定し、前記被監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報が前記監視エリアから逸脱した場合には、前記監視者と前記被監視者とが所持する前記移動体通信端末に呼出メッセージを通知すると共に、前記監視者と前記被監視者とが所持する前記移動体通信端末間の通信を確立することを特徴とする。
第1の発明によれば、監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報に基づいて前記監視エリアを設定することで、前記監視者が移動した場合においても、移動先に応じて監視エリアを設定できる。また、緊急時には、前記監視者と前記被監視者とが所持する前記移動体通信端末それぞれに、呼出メッセージが通知されるため、緊急時に、前記監視者が前記被監視者と連絡を取り合うための手間を省くことができる。
好ましくは、第1の発明において、前記監視者および前記被監視者とから構成されるグループを特定するグループ情報を設け、前記グループ情報ごとに、前記監視者の前記位置情報に基づいて前記監視エリアを設定し、前記被監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報が、前記被監視者の属する前記グループ情報で設定された前記監視エリアから逸脱した場合には、逸脱した前記被監視者と同じ前記グループ情報に属する前記監視者と、逸脱した被監視者の前記移動体通信端末とに呼出メッセージを通知し、通信を確立することが望ましい。更には、前記監視者は、前記監視者と同じ前記グループ情報に属する前記被監視者の中から、監視する前記被監視者を選択できることが望ましい。
前記監視者および前記被監視者とから構成されるグループを特定するグループ情報を設けることで、前記監視者は複数人の前記被監視者を監視できると共に、他のグループに属する被監視者が監視者の監視エリアから逸脱しても、前記監視者に誤った呼出しメッセージが通知されることはない。また、前記監視者が前記被監視者を選択できることで、前記監視者が前記被監視者と別々に行動している場合に、監視者に誤った呼出メッセージが通知されることはない。
更に、第1の発明において、前記移動体通信端末とは、好ましくは、携帯電話、PHS(Personal Handy Phone)、および、無線データ通信機能を備えたPDAなどを意味する。前記移動体通信端末を携帯電話とすることで、既存の無線基地局が利用できるため、前記移動体通信端末と通信する端末装置を新規に設置する必要はなくなる。
また、上述した課題を解決する第2の発明は、監視者と被監視者とが所持する移動体通信端末と、前記移動体通信端末を利用して前記被監視者を監視し、異常発生時には、監視者と被監視とを呼出し、監視者と被監視者との通信を確立する呼出サーバとから構成される呼出システムであって、前記呼出サーバは、前記監視者の前記移動体通信端末の位置情報を取得し、前記監視者の前記移動体通信端末の位置情報に基づいて、定められた規則に従い監視エリアを設定する監視エリア設定手段と、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報を取得し、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報が、前記監視エリア設定手段が設定する前記監視エリア内であることを監視する監視手段と、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報が、前記監視エリア設定手段が設定する前記監視エリアから逸脱した場合には、前記監視者の前記移動体通信端末と前記被監視者の前記移動体通信端末とに呼出メッセージを通知すると共に、前記監視者の前記移動体通信端末と前記被監視者の前記移動体通信端末との通信を確立する呼出手段と、を備えることを特徴とする呼出システムである。
好ましくは、第2の発明において、前記呼出サーバは、前記監視者および前記被監視者とから構成されるグループごとに、前記グループを特定するグループ情報を記憶し、前記監視エリア設定手段は、前記グループ情報ごとに、前記監視者の前記移動体通信端末の位置情報に基づいて前記監視エリアを設定し、前記監視手段は、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報を監視するときは、同じ前記グループ情報の前記監視者の位置情報に基づく前記監視エリアを使用し、前記呼出手段は、前記被監視者と前記グループ情報が同じ前記監視者の前記移動体通信端末に前記呼出メッセージを通知し、通信を確立することが望ましい。
更には、前記呼出サーバは、前記監視者と同じ前記グループ情報に属する前記被監視者の中から、前記監視者が監視する前記被監視者を選択できる手段を備えていることが望ましい。
更に、好ましくは、第2の発明において、前記移動体通信端末は携帯電話もしくはPHSであって、前記監視エリア設定手段および前記監視手段は、携帯電話もしくはPHSの移動通信交換器に問い合わせることで、前記携帯電話の位置情報を取得し、前記呼出手段は、前記移動通信交換器に、前記呼出メッセージの通知と、前記移動体通信端末間の通信の確立とを依頼する手段であることが望ましい。
上述した本発明によれば、家族やクラブ団体などのグループにおいて、世帯主などの監視者が、子供や老人などの監視を必要とする被監視者を監視するときに、監視者の位置に応じて、すみやかに監視エリアが変更され、かつ、緊急時には、監視者と被監視者とが迅速に連絡を取り合うことができる呼出システムおよび呼出方法を提供できる。
<呼出システムの説明>
ここから、本発明に係る呼出システムについて、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る呼出システムを、携帯電話の一つのサービスとして提供するシステムの構成を説明する図である。
図1のシステムは、監視者および被監視者が所持する移動体通信端末である携帯電話30、31と、無線ネットワーク25に接続され、携帯電話30、31と無線で交信する無線基地局20(Base Transceiver Station)と、無線基地局20を管理する無線ネットワーク制御装置21(Radio Network Controller)と、無線ネットワーク制御装置21と接続された移動通信交換器22(Mobile Switching Center)と、携帯電話の位置情報を管理するホームロケーションレジスタ23(HLR: Home Location Register)とから構成される携帯電話システムに、呼出システムを携帯電話システムの一つのサービスとして提供する呼出サーバ10を設置したシステムである。なお、今後、監視者の携帯電話30と被監視者の携帯電話31とを区別しないときは、符号を付けずに携帯電話と記す。
無線基地局20は、監視者と被監視者が所持する携帯電話と無線で交信する機能を備え、一つの無線基地局20が携帯電話と交信できる範囲を「セル」と呼ぶ。無線ネットワーク制御装置21は、携帯電話の所持者が移動し、携帯電話のいるセル26が変更された場合に、移動先の無線基地局20に処理を受け渡すなどの無線基地局20を制御する機能を有する。
移動通信交換器22は、他のネットワーク(ここでは、公衆電話網24)からの携帯電話への接続を制御する機能などを有し、移動通信交換器22は、携帯電話の位置情報を管理するデータベースであるHLR23を備える。
携帯電話の電源がONになると、携帯電話と無線基地局20とが交信し、携帯電話があるセルに関する情報、すなわち、携帯電話の位置情報は、無線ネットワーク制御装置21を経由して移動通信交換器22に送信され、移動通信交換器22は送信された携帯電話の位置情報をHLR23に記憶する。よって、移動通信交換器22は、HLR23を参照することで、現在、携帯電話がどのセル26にあるのか、すなわち、携帯電話がどの無線基地局20と交信しているのかを知ることができる。
呼出サーバ10は、一定時間(例えば、15分)ごとに、移動通信交換器22にアクセスすることで監視者および被監視者の携帯電話の位置情報を取得し、監視者の携帯電話30の位置情報に基づいて監視エリアを設定し、被監視者の携帯電話31がこの監視エリア内にいることを監視する。
本実施の形態において、移動通信交換器22から、監視者の携帯電話30の位置情報を取得することで、監視エリアは、監視者の携帯電話30がいるセル26の範囲(一般的に、半径数km)に設定される。監視者が移動し、監視者の携帯電話30がいるセル26が変更されると、移動通信交換器22から取得する監視者の携帯電話30の位置情報も変更されるため、監視者の移動に伴い、監視エリアも変更される。なお、本実施の形態において、監視エリアは一つのセル26の範囲に設定されるが、呼出サーバ10は複数のセル26の範囲から構成される監視エリアを設定してもよい。
そして、呼出サーバ10は、監視者の携帯電話30の位置情報に基づいて監視エリアを設定するごとに、監視者の携帯電話30がいるセル26に、被監視者の携帯電話31もいることを監視する。すなわち、呼出サーバ10は、監視者の携帯電話30の位置情報と被監視者の携帯電話31の位置情報とが同一であることを確認する。
そして、呼出サーバ10は、監視者の携帯電話30の位置情報と被監視者の携帯電話31の位置情報とが異なったとき、すなわち、監視者の携帯電話30のいるセル26の範囲から、被監視者の携帯電話31が逸脱した場合(例えば、被監視者が図1のA地点からB地点に移動した場合)は、監視者の携帯電話30と被監視者の携帯電話31への呼出メッセージの通知と、携帯電話30と携帯電話31間の通話チャンネルの確立を、移動通信交換器22に依頼する。
監視者の携帯電話30と被監視者の携帯電話31とに送信される呼出メッセージには、被監視者が監視エリアから逸脱したことを示すメッセージが含まれ、かつ、この呼出メッセージに監視者と被監視者の双方が応答すると、監視者と被監視者間での通話が可能になり、監視者は被監視者の安否を確認できたり、正確な被監視者の位置を被監視者に問い合わせることができる。
図2は、図1で示した呼出システムのブロック図である。説明を分かり易く説明するために、図2では無線基地局20を一つのみ記載している。実際の呼出システムにおいては、図1で示しているように、複数の無線基地局20が設置されている。
呼出サーバ10には、監視者と被監視者から構成されるグループを特定するグループ情報14と、監視者の携帯電話30の位置情報に基づいて監視エリアを設定する監視エリア設定手段11と、被監視者の携帯電話31の位置情報を監視する監視手段13と、監視エリア設定手段11が設定した監視エリアから被監視者の携帯電話31の位置情報が逸脱した場合に、逸脱した被監視者と監視者の携帯電話への呼出メッセージの発信と、携帯電話30と携帯電話31間の通話チャンネルの確立を依頼する呼出手段12とを備える。
グループ情報14とは、監視者と被監視者から構成されるグループごとに区別する情報である。このグループ情報14には、監視者の携帯電話30の番号と、被監視者の携帯電話31が記憶されている。呼出サーバ10は、グループ情報14を参照することで、監視者の携帯電話30の番号と、被監視者の携帯電話31を取得できるとともに、グループごとに被監視者を監視できる。よって、他のグループに属する被監視者が監視者の監視エリアに居なくても、監視者に誤った呼出メッセージが通知されることはない。
監視エリア設定手段11は、一定時間ごとに移動通信交換器22に問い合わせ、監視者の位置情報として、HLR23に記憶されている監視者の携帯電話30の位置情報(例えば、監視者の携帯電話30がいるセル26の識別番号)を取得する。監視者の携帯電話30の位置情報を取得することで、監視エリアは、監視者の携帯電話30と交信している無線基地局20のセル26の範囲(一般的に、半径数km)に設定される。
監視エリアを小さくした呼出システムを構築したいときは、監視者と被監視者が所持する移動体通信端末をPHS(Personal Handyphone System)とすれば、監視エリアを、PHS用無線基地局のセル26の範囲(一般的に、半径数百m)に設定できる。
加えて、監視者および被監視者の携帯電話がGPS(Global Positioning System)の機能を備えていたり、携帯電話の電波の強弱から、セル26の範囲内の詳細な携帯電話の位置情報を算出する技術などが用いられたりして、移動通信交換器22が携帯電話の詳細な位置情報を記憶しているときは、監視エリア設定手段11は、監視者の携帯電話30の詳細な位置情報を取得し、監視者の携帯電話30の詳細な位置情報から監視エリアを演算で求めることで、任意の形状の監視エリアを詳細に設定できる。
監視手段13は、一定時間ごとに移動通信交換器22に問い合わせ、監視者の携帯電話30の位置情報と共に、監視者と同じグループ情報14に属するすべての被監視者の携帯電話31の位置情報を取得する。そして、監視エリア設定手段11が取得した監視者の携帯電話30の位置情報と被監視者が所持する携帯電話31の位置情報とを比較し、位置情報が異なる場合(すなわち、監視者の携帯電話30と交信している無線基地局20のセル26の範囲から、被監視者が逸脱した場合)、呼出手段12に呼出メッセージを発信するトリガーを入力する。
なお、監視手段13は、監視者が携帯電話30を利用して呼出サーバ10にアクセスすることで、グループ情報14に含まれる被監視者の中から、監視する被監視者を選択できる手段を備えていることが望ましい。監視者が被監視者を選択できることで、監視者が被監視者を監視しなくてよいときに、監視者に誤った呼出メッセージが通知されることはない。
呼出手段12は、監視手段13からトリガーが入力されると、呼出手段12は移動通信交換器22に、監視エリアから逸脱した被監視者の携帯電話31と、逸脱した被監視者のと同じグループ情報14に属する監視者の携帯電話30とに呼出メッセージの発信と、携帯電話30と携帯電話31間の通話チャンネルの確立を依頼する。
移動通信交換器22は、呼出メッセージの発信の依頼が呼出サーバ10からあると、監視者の携帯電話30と被監視者の携帯電話31との通話のチャンネルを設定した後、被監視者の携帯電話31と監視者の携帯電話30とに、呼出メッセージを送信する。被監視者と監視者とは、この呼出メッセージを見ることで、被監視者が監視者のいるセル26から逸脱したことを知ること双方が確認でき、この呼出メッセージに監視者と被監視者とが応答することで、監視者と被監視者との通話が可能となる。
<呼出方法の説明>
ここから、本発明に係る呼出方法について説明する。図3は、呼出方法の手順を示したフロー図である。呼出方法の最初のステップS10は、監視者が所持する移動体通信端末の位置情報を取得するステップである。図1で示した呼出システムにおいては、監視者が所持する移動体通信端末の位置情報として、呼出サーバ10は、監視者の携帯電話30の位置情報を移動通信交換器22から取得する。
次のステップS11は、ステップS10で取得した監視者の移動体通信端末の位置情報に基づいて、監視エリアを設定するステップである。図1で示した呼出システムにおいては、呼出サーバ10は、監視エリアとして監視者の携帯電話30の位置情報を設定することで、監視エリアは、監視者の携帯電話30と交信している無線基地局20のセル26の範囲に設定されたことになる。
次のステップS12は、被監視者の移動体通信端末の位置情報を監視し、この位置情報がステップS11で設定した監視エリアから逸脱していないことを確認するステップである。図1で示した呼出システムにおいては、呼出サーバ10は被監視者の位置情報を移動通信交換器22から取得し、監視者の携帯電話30の位置情報と被監視者の携帯電話31の位置情報とを比較する。
次のステップS13は処理が分岐されるステップで、被監視者の移動体通信端末の位置情報が監視エリアから逸脱していない場合はステップS10に戻り、監視エリアから逸脱している場合はステップS14に進む。
被監視者の移動体通信端末の位置情報が監視エリアから逸脱している場合に実行されるステップS14は、監視者と被監視者とが所持する移動体通信端末に、被監視者が監視エリアから逸脱したことを示す呼出メッセージを通知し、監視者と被監視者とが所持する移動体通信端末間の通信を確立するステップである。図1の呼出システムにおいては、呼出サーバ10は、被監視者の携帯電話31の位置情報が監視者の携帯電話30の位置情報と異なった場合に、移動通信交換器22に対して、監視者と被監視者との携帯電話30への呼出メッセージの発信と、監視者の携帯電話30と被監視者と携帯電話31との通信チャンネルの確立を依頼する。
呼出システムが適用された携帯電話システムを説明する図。 呼出システムが適用された携帯電話システムのブロック図。 呼出方法の手順を示したフロー図。
符号の説明
10 呼出サーバ
11 監視エリア設定手段
12 呼出手段
13 監視手段
14 グループ情報
20 無線基地局
21 無線ネットワーク制御装置
22 移動通信交換器
23 ホームロケーションレジスタ(HLR: Home Location Register)
24 公衆電話網
25 無線ネットワーク
26 セル
30 監視者の携帯電話
31 被監視者の携帯電話

Claims (7)

  1. 移動体通信端末を利用し、緊急時に、監視者と被監視とを呼出して、監視者と被監視者との通信を確立する呼出方法であって、前記監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報に基づき、定められた規則に従い監視エリアを設定し、前記被監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報が前記監視エリアから逸脱した場合には、前記監視者と前記被監視者とが所持する前記移動体通信端末に呼出メッセージを通知すると共に、前記監視者と前記被監視者とが所持する前記移動体通信端末間の通信を確立することを特徴とする呼出し方法。
  2. 請求項1に記載の呼出方法において、前記監視者および前記被監視者とから構成されるグループを特定するグループ情報を設け、前記グループ情報ごとに、前記監視者の前記位置情報に基づいて前記監視エリアを設定し、前記被監視者が所持する前記移動体通信端末の位置情報が、前記被監視者の属する前記グループ情報で設定された前記監視エリアから逸脱した場合には、逸脱した前記被監視者と同じ前記グループ情報に属する前記監視者と、逸脱した被監視者の前記移動体通信端末とに呼出メッセージを通知し、通信を確立することを特徴とする呼出方法。
  3. 請求項2に記載の呼出方法において、前記監視者は、前記監視者と同じ前記グループ情報に属する前記被監視者の中から、監視する前記被監視者を選択できることを特徴とする呼出方法。
  4. 監視者と被監視者とが所持する移動体通信端末と、前記移動体通信端末を利用して前記被監視者を監視し、監視者と被監視とを呼出し、異常発生時には、監視者と被監視者との通信を確立する呼出サーバとから構成される呼出システムであって、前記呼出サーバは、前記監視者の前記移動体通信端末の位置情報を取得し、前記監視者の前記移動体通信端末の位置情報に基づいて、定められた規則に従い監視エリアを設定する監視エリア設定手段と、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報を取得し、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報が、前記監視エリア設定手段が設定する前記監視エリア内であることを監視する監視手段と、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報が、前記監視エリア設定手段が設定する前記監視エリアから逸脱した場合には、前記監視者の前記移動体通信端末と前記被監視者の前記移動体通信端末とに呼出メッセージを通知すると共に、前記監視者の前記移動体通信端末と前記被監視者の前記移動体通信端末との通信を確立する呼出手段と、を備えることを特徴とする呼出システム。
  5. 請求項4に記載の呼出システムにおいて、前記呼出サーバは、前記監視者および前記被監視者とから構成されるグループごとに、前記グループを特定するグループ情報を記憶し、前記監視エリア設定手段は、前記グループ情報ごとに、前記監視者の前記移動体通信端末の位置情報に基づいて前記監視エリアを設定し、前記監視手段は、前記被監視者の前記移動体通信端末の位置情報を監視するときは、同じ前記グループ情報の前記監視者の位置情報に基づく前記監視エリアを使用し、前記呼出手段は、前記被監視者と前記グループ情報が同じ前記監視者の前記移動体通信端末に前記呼出メッセージを通知し、通信を確立することを特徴とする呼出システム。
  6. 請求項5に記載の呼出システムにおいて、前記呼出サーバは、前記監視者と同じ前記グループ情報に属する前記被監視者の中から、前記監視者が監視する前記被監視者を選択できる手段を備えていることを特徴とする呼出システム。
  7. 請求項4から請求項6のいずれかに記載の呼出システムにおいて、前記移動体通信端末は携帯電話もしくはPHSであって、前記監視エリア設定手段および前記監視手段は、携帯電話もしくはPHSの移動通信交換器に問い合わせることで、前記携帯電話の位置情報を取得し、前記呼出手段は、前記移動通信交換器に、前記呼出メッセージの通知と、前記移動体通信端末間の通信の確立とを依頼する手段であることを特徴とする呼出システム。

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