JP2006336877A - 冷蔵庫 - Google Patents

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隆志 西村
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Abstract

【課題】 専用工具を使用せずに上側のヒンジを左右逆側に変更でき、容易に扉の左右開きを変更することができる冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】 扉2の右側の取付孔20、および、右側のヒンジ保持部材3の貫通孔30に差し込まれているヒンジピン4を抜き取って、このヒンジピン4を、扉2の左側の取付孔20、および、左側のヒンジ保持部材3の貫通孔30に差し込むことで、扉2の左右開きを簡単に変更することができる。このヒンジピン4は、外周面が凹凸状に形成された摘み部42を有するので、指先が凹凸状の外周面に引っ掛かり滑りにくくなって、この摘み部42を確実に摘むことができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、冷蔵庫扉の左右開きを変更することができる冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、左右両側のそれぞれの上部に嵌合穴を有する扉と、上記冷蔵庫本体にねじにて固定されると共に上記扉の嵌合穴に嵌合される軸を有する上側のヒンジとを備えている(実開平1−172693号公報:特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、上記上側のヒンジは上記ねじにて上記冷蔵庫本体に固定されているので、上記扉の左右開きを変更する場合、上記ねじを外して上記上側のヒンジを上記冷蔵庫本体の左右逆側に付け替える必要があり、上記ねじを着脱する専用工具を必要とし、上記扉の左右開きを変更するには手間がかかっていた。
実開平1−172693号公報(第1図)
そこで、この発明の課題は、専用工具を使用せずに上側のヒンジを左右逆側に変更でき、容易に扉の左右開きを変更することができる冷蔵庫を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の冷蔵庫は、
冷蔵庫本体と、
左右両側のそれぞれの上部に取付孔を有する扉と、
上記冷蔵庫本体の左右両側のそれぞれに設けられると共に、上記取付孔の上側でこの取付孔に重なる貫通孔を有するヒンジ保持部材と、
上記貫通孔の上側からこの貫通孔に挿通され上記取付孔に抜き取り自在に差し込まれて上記扉を上記冷蔵庫本体に対して回転可能に取り付けると共に、外周面が凹凸状に形成された上部の摘み部を有するヒンジピンと、
上記扉の下側に配置されると共に上記扉を上記冷蔵庫本体に対して上記ヒンジピンの軸回りに回転可能に取り付ける下ヒンジ部と
を備えることを特徴としている。
この発明の冷蔵庫によれば、上記冷蔵庫本体、上記取付孔を有する上記扉、上記冷蔵庫本体に設けられると共に上記貫通孔を有する上記ヒンジ保持部材、上記貫通孔の上側からこの貫通孔に挿通され上記取付孔に抜き取り自在に差し込まれる上記ヒンジピン、および、上記下ヒンジ部を備えるので、上記扉の左右一方の上記取付孔、および、左右一方の上記ヒンジ保持部材の上記貫通孔に差し込まれている上記ヒンジピンを抜き取って、このヒンジピンを、上記扉の左右他方の上記取付孔、および、左右他方の上記ヒンジ保持部材の上記貫通孔に差し込むことで、上記扉の左右開きを簡単に変更することができる。このように、専用工具を使用せずに上側のヒンジを左右逆側に変更でき、容易に扉の左右開きを変更することができる。
また、上記ヒンジピンは、外周面が凹凸状に形成された摘み部を有するので、この摘み部を指で摘んだときに、指先が凹凸状の外周面に引っ掛かり滑りにくくなって、この摘み部を確実に摘むことができ、上記ヒンジピンの抜き取りまたは差し込みの作業性が向上する。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記ヒンジピンが上記取付孔に差し込まれた状態で、上記扉と上記ヒンジピンは、上記ヒンジピンの軸回り方向に相互に位置決めされ、
上記ヒンジ保持部材は、保持係止部を有し、上記ヒンジピンは、ピン係止部を有し、
上記扉の上記冷蔵庫本体に対する閉状態では、上記ピン係止部は、上記ヒンジピンの軸方向からみて、上記保持係止部の下側に重ならない一方、上記扉の上記冷蔵庫本体に対する開状態では、上記ピン係止部は、上記ヒンジピンの軸方向からみて、上記保持係止部の下側に重なる。
この実施形態の冷蔵庫によれば、上記扉の上記冷蔵庫本体に対する閉状態では、上記ピン係止部は、上記ヒンジピンの軸方向からみて、上記保持係止部の下側に重ならないので、上記ヒンジピンを上記取付孔から上記ヒンジピンの軸方向に沿って上側へ抜き取ることができる。一方、上記扉の上記冷蔵庫本体に対する開状態では、上記ピン係止部は、上記ヒンジピンの軸方向からみて、上記保持係止部の下側に重なるので、上記ヒンジピンは上記ヒンジ保持部材から抜け止めされる。このように、上記扉の開状態では、上記ヒンジピンは、上記ヒンジ保持部材から抜き取ることができないので、上記扉の開状態で上記扉が落下する危険性がなく、安全性に優れたものになる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記冷蔵庫本体に離脱自在に取り付けられると共に上記ヒンジ保持部材および上記ヒンジピンを覆うカバー部材を備える。
この実施形態の冷蔵庫によれば、上記冷蔵庫本体に取り付けられると共に上記ヒンジ保持部材および上記ヒンジピンを覆う上記カバー部材を備えるので、上記扉の閉状態で、上記ヒンジピンを誤って抜き取るおそれがなく、安全性に一層優れたものになる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記ヒンジピンが上記取付孔に差し込まれて上記ピン係止部が上記保持係止部の下側に位置すると共に上記カバー部材が上記冷蔵庫本体に取り付けられた状態で、上記カバー部材は、上記ヒンジピンの上方の近傍に位置する抑止部を有する。
この実施形態の冷蔵庫によれば、上記カバー部材は、上記ヒンジピンの上方の近傍に位置する抑止部を有するので、上記ヒンジピンが上記取付孔に確実に差し込まれた状態では、上記抑止部にて上記ヒンジピンの上記取付孔からの抜けを防止することができる。一方、上記ヒンジピンが上記取付孔に確実に差し込まれていない状態では、上記抑止部が、上記ヒンジピンの上方に当接して、上記カバー部材を上記冷蔵庫本体に取り付けることができず、上記ヒンジピンが上記取付孔に確実に差し込まれているか否かを、容易に判断することができる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記カバー部材は、弾性変形して、上記冷蔵庫本体から離脱される。
この実施形態の冷蔵庫によれば、上記カバー部材は、弾性変形して、上記冷蔵庫本体から離脱されるので、工具を使わずに、上記カバー部材を上記冷蔵庫本体から容易に着脱することができる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記ヒンジピンの下端部は、Dカット加工を施され、上記取付孔は、上記ヒンジピンの下端部に対応する形状に形成されている。
この実施形態の冷蔵庫によれば、上記ヒンジピンの下端部は、Dカット加工を施され、上記取付孔は、上記ヒンジピンの下端部に対応する形状に形成されているので、簡単な構成で、上記ヒンジピンと上記取付孔とを嵌合することができる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記ヒンジピンのピン係止部は、鍔状に形成されている。
この実施形態の冷蔵庫によれば、上記ピン係止部は、鍔状に形成されているので、上記ピン係止部の剛性を大きくできて、上記扉の開状態で、上記ピン係止部の上記保持係止部からの抜けを確実に防止できる。
この発明の冷蔵庫によれば、上記冷蔵庫本体、上記取付孔を有する上記扉、上記冷蔵庫本体に設けられると共に上記貫通孔を有する上記ヒンジ保持部材、上記貫通孔の上側からこの貫通孔に挿通され上記取付孔に抜き取り自在に差し込まれる上記ヒンジピン、および、上記下ヒンジ部を備えるので、専用工具を使用せずに上側のヒンジを左右逆側に変更でき、容易に扉の左右開きを変更することができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の冷蔵庫の一実施形態である縦断面図を示している。この冷蔵庫は、冷蔵庫本体1と、扉2と、上記扉2の上側で上記冷蔵庫本体1に設けられるヒンジ保持部材3と、上記扉2を上記ヒンジ保持部材3に対して回転可能に取り付けるヒンジピン4と、上記扉2の下側に配置されると共に上記扉2を上記冷蔵庫本体1に対して上記ヒンジピン4の軸L回りに回転可能に取り付ける下ヒンジ部6と、上記冷蔵庫本体1に取り付けられると共に上記ヒンジ保持部材3および上記ヒンジピン4を覆うカバー部材5とを備える。すなわち、上記扉2は、上記ヒンジピン4の軸L回りに回転し、上記冷蔵庫本体1に対して開閉可能になる。
図1に示すこの冷蔵庫は、上記冷蔵庫本体1の上面がテーブル面として利用される、いわゆるテーブル型冷蔵庫である。なお、上記扉2を上下に複数個並列した冷蔵庫であって、この複数の扉2の何れかに、本発明の冷蔵庫を用いてもよい。
上記扉2は、左右両側のそれぞれの上部(上面)に取付孔20を有する。なお、図示しないが、この取付孔20は、上記扉2の本体に形成された孔部と、この扉2の本体の孔部に嵌合される筒部材の孔部とを含むようにしてもよい。
図1と図2Aに示すように、上記ヒンジ保持部材3は、上記冷蔵庫本体1の左右両側のそれぞれに設けられている。具体的に述べると、上記ヒンジ保持部材3は、プレート状であり、上記冷蔵庫本体1の上面に、ねじ等にて取り付けられている。また、上記ヒンジ保持部材3は、上記扉2の上記取付孔20の上側でこの取付孔20に重なる貫通孔30を有する。この貫通孔30には、上記冷蔵庫本体1のボス部10が嵌め込まれている。なお、図2Aでは、上記カバー部材5を省略して描いており、上記ヒンジピン4は、右側の上記ヒンジ保持部材3に差し込まれている。
上記ヒンジピン4は、上記ヒンジ保持部材3の上記貫通孔30の上側から、この貫通孔30の内側にある上記ボス部10の孔部に挿通され、上記扉2の上記取付孔20に抜き取り自在に差し込まれて、上記扉2を上記冷蔵庫本体1に対して回転可能に取り付ける。
図1と図2Bに示すように、上記下ヒンジ部6は、上記扉2の左右両側のそれぞれの下側に配置されると共に上記冷蔵庫本体1に取り付けられる支持部材61と、この支持部材61と上記扉2とを相対的に回転可能に連結するピン部62とを備える。
具体的に述べると、上記扉2は、左右両側のそれぞれの下部に孔部を有し、上記支持部材61は、上記扉2の下部の孔部に重なる孔部を有する。上記ピン部62は、上記ピン部62の軸方向の中央部に、鍔部62aを有する。そして、上記ピン部62の両端部は、それぞれ、上記扉2の下部の孔部と、上記支持部材61の孔部とに挿入され、上記ピン部62の鍔部62aは、上記扉2の下面と上記支持部材61との間に挟まれて、上記ピン部62は、上記扉2と上記支持部材61とに離脱自在に取り付けられる。なお、図2Bでは、上記扉2を省略して描いており、上記ピン部62は、右側の上記支持部材61に差し込まれている。
すなわち、図1、図2Aおよび図2Bに示すように、上記冷蔵庫本体1の右側にある上記ヒンジ保持部材3、上記ヒンジピン4および上記下ヒンジ部6により、上記扉2は、上記冷蔵庫本体1に対して上記ヒンジピン4の軸L回りに回転可能になる。要するに、上記扉2は、右開きになる。
上記扉2と上記ヒンジピン4は、上記ヒンジピン4が上記扉2の上記取付孔20に差し込まれた状態で、上記ヒンジピン4の軸L回り方向に相互に位置決めされている。具体的に述べると、上記ヒンジピン4の下端部は、Dカット加工を施され、上記扉2の上記取付孔20は、上記ヒンジピン4の下端部に対応する形状に形成されている。このように、簡単な構成で、上記ヒンジピン4と上記取付孔20とを嵌合することができる。
図3A、図3Bおよび図3Cに示すように、上記ヒンジ保持部材3は、保持係止部31を有し、上記ヒンジピン4は、ピン係止部41を有する。具体的に述べると、上記保持係止部31は、上記ヒンジ保持部材3の本体から上方に延びて内側に折り曲げられて形成された部分である。
上記ヒンジピン4は、外周面が凹凸状に形成された上部の摘み部42と、この摘み部42の下側に位置する中央部のピン係止部41とを有する。上記摘み部42は、円柱状であり、上記ヒンジピン4の軸Lに沿って立設されている。この摘み部42の外周面に、複数の半球状の凸部43が配置されている。すなわち、この複数の凸部43が、凹凸状を形成する。上記ピン係止部41は、上記ヒンジピン4の軸Lに略垂直な方向に突設され、上記ヒンジピン4の軸L方向からみて略D形の鍔状に形成されている。
そして、図3A、図3Bおよび図3Cに示すように、上記扉2の上記冷蔵庫本体1に対する閉状態では、上記ピン係止部41は、上記ヒンジピン4の軸L方向からみて、上記保持係止部31の下側に重ならない。したがって、上記ヒンジピン4を上記ヒンジピン4の軸L方向に沿って上側へ移動させると、上記ピン係止部41は上記保持係止部31に接触せず、上記ヒンジピン4を上記取付孔30から上記ヒンジピン4の軸L方向に上側へ抜き取ることができる。
一方、上記扉2の開状態では、上記扉2の回転に追従(連動)して、上記ヒンジピン4が、上記ヒンジピン4の軸L回りに回転して、図4A〜図4Cに示すように、上記ピン係止部41は、上記保持係止部31の下側に重なる。したがって、上記ヒンジピン4を上記ヒンジピン4の軸L方向に沿って上側へ移動させると、上記ピン係止部41が上記保持係止部31に接触して、上記ヒンジピン4は上記ヒンジ保持部材3から抜け止めされる。このように、上記扉2の開状態では、上記ヒンジピン4は、上記ヒンジ保持部材3から抜き取ることができない。
図1に示すように、上記カバー部材5は、左右の上記ヒンジ保持部材3,3を同時に覆うように、左右方向に長尺に形成されている。上記カバー部材5は、弾性変形して、上記冷蔵庫本体1の上部の前縁部に着脱される。
上記ヒンジピン4が上記取付孔20に差し込まれて上記ピン係止部41が上記保持係止部31の下側に位置すると共に上記カバー部材5が上記冷蔵庫本体1に取り付けられた状態で、上記カバー部材5は、内側に、上記ヒンジピン4の上方の近傍に位置する抑止部51を有する。
このように、上記ヒンジピン4が上記取付孔20に確実に差し込まれた状態では、上記抑止部51にて上記ヒンジピン4の上記取付孔20からの抜けを防止することができる。一方、上記ヒンジピン4が上記取付孔20に確実に差し込まれていない状態では、上記抑止部51が、上記ヒンジピン4の上方に当接して、上記カバー部材5を上記冷蔵庫本体1に取り付けることができず、上記ヒンジピン4が上記取付孔20に確実に差し込まれているか否かを、容易に判断することができる。
次に、上記扉2を右開きから左開きに変更する場合を説明する。
まず、上記カバー部材5を弾性変形させて上記冷蔵庫本体1から取り外す。そして、上記扉2を閉じた状態(すなわち、図3A〜図3Cに示すように、上記ピン係止部41が、上記保持係止部31の下側に重ならないとき)で、上記扉2の右側の上記取付孔20、および、右側の上記ヒンジ保持部材3の上記貫通孔30に差し込まれている上記ヒンジピン4を抜き取る。
その後、上記扉2を上記冷蔵庫本体1から取り外して、上記ピン部62を右側の上記支持部材61から抜き取り、このピン部62を左側の上記支持部材61に差し込み、上記扉2の左側の下部の孔部を、上記ピン部62に差し込ませる。
そして、抜き取った上記ヒンジピン4を、左側の上記ヒンジ保持部材3の上記貫通孔30、および、上記扉2の左側の上記取付孔20に差し込むことで、上記扉2を左開きに変更することができる。そして、上記カバー部材5を弾性変形させて上記冷蔵庫本体1に再度取り付ける。このように、専用工具を使用せず、容易に上記扉2の左右開きを変更することができる。
そして、上記扉2を左開きにしたとき、左側の上記ヒンジ保持部材3と、上記ヒンジピン4との位置関係は、図3Aに示す位置関係と左右対称な位置関係にある。すなわち、上記扉2を開けていくとき、上記扉2が右開きの場合、図3Aおよび図4Aに示すように、上記ピン係止部41は、上記軸Lを中心として反時計回り方向に回転する一方、上記扉2が左開きの場合、上記ピン係止部41は、上記軸Lを中心として時計回り方向に回転する。要するに、上記扉2を左開きにした場合でも、同様に、上記扉2の閉状態では、上記ピン係止部41は、上記保持係止部31の下側に重ならない一方、上記扉2の開状態では、上記ピン係止部41は、上記保持係止部31の下側に重なる。
このように、上記扉2が右開きであれ左開きであれ、上記扉2の開状態では、上記ヒンジピン4は、上記ヒンジ保持部材3から抜き取ることができないので、上記扉2の開状態で上記扉2が落下する危険性がなく、安全性に優れたものになる。
また、上記ヒンジピン4は、外周面が凹凸状に形成された摘み部42を有するので、この摘み部42を指で摘んだときに、指先が凹凸状の外周面に引っ掛かり滑りにくくなって、この摘み部42を確実に摘むことができ、上記ヒンジピン4の抜き取りまたは差し込みの作業性が向上する。
そして、左右開き付け替え作業で、上記ヒンジピン4を抜き取る際、上記扉2の自重で上記ヒンジピン4に力が掛かり、抜けにくくなっているが、上記摘み部42の外周面は、凸凹状であるので、上記摘み部42を確実に摘むことができて、上記ヒンジピン4を容易に抜き取ることができる。
また、製品高さの制約から上記摘み部42の高さは指先でかろうじて摘める程度の高さであるが、上記摘み部42の外周面は、凹凸状であるので、上記摘み部42を確実に摘むことができる。また、上記摘み部42に潤滑用グリスが付着すると摘みにくくなるが、上記摘み部42の外周面は、凹凸状であるので、上記摘み部42を確実に摘むことができる。
なお、比較例として、上記摘み部42の外周面が滑らかである場合、この摘み部42を指で摘むと滑りやすくなって、作業性が劣る。そして、左右開き付け替え作業を行うとき、上記摘み部42の高さの制約をうけたとき、または、上記摘み部42に潤滑用グリスが付着したとき、上記摘み部42の外周面は一層滑りやすくなって、作業性が一層劣る。
また、上記カバー部材5を備えるので、上記扉2の閉状態で、上記ヒンジピン4を誤って抜き取るおそれがなく、安全性に一層優れたものになる。また、上記カバー部材5は、弾性変形して、上記冷蔵庫本体1から離脱されるので、工具を使わずに、上記カバー部材5を上記冷蔵庫本体1から容易に着脱することができる。
また、上記ヒンジピン4のピン係止部41は、鍔状に形成されているので、上記ピン係止部41の剛性を大きくできて、上記扉2の開状態で、上記ピン係止部41の上記保持係止部31からの抜けを確実に防止できる。
(第2の実施形態)
図5A、図5Bおよび図5Cは、ヒンジピンの他の実施形態を示し、上記第1の実施形態のヒンジピンとは、ヒンジピンの摘み部の外周面の凹凸形状が相違する。
図5Aに示すヒンジピン4では、摘み部42の外周面に、刻み目44が設けられ、この刻み目44が、凹凸状を形成する。
図5Bに示すヒンジピン4では、摘み部42の外周面に、複数の環状の突起部45がヒンジピン4の軸と同心状に設けられている。隣り合う上記突起部45,45の間に、凹溝47が設けられている。上記突起部45と上記凹溝47が、凹凸状を形成する。
図5Cに示すヒンジピン4では、摘み部42の外周面に、複数の環状の突起部46がヒンジピン4の軸と同心状に設けられている。この突起部46の断面形状は、三角形である。上記突起部46が、凹凸状を形成する。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記ピン係止部41は、鍔状でなく、扇形であってもよく、上記ピン係止部41および上記保持係止部31は、相互に係脱できれば、どのような形状でもよい。また、上記下ヒンジ部6は、上記扉2の下面に設けられた切り欠き凹部(または凸部)と、上記冷蔵庫本体1に設けられると共に上記切り欠き凹部(または上記凸部)に嵌合する凸部(または切り欠き凹部)とを備えるようにしてもよく、上記下ヒンジ部6は、上記冷蔵庫本体1および上記扉2が相互に回転できる構成であれば、どのような構成でもよい。また、上記カバー部材5を、左右の上記ヒンジ保持部材3,3のそれぞれに別体に設けてもよい。
本発明の冷蔵庫の一実施形態を示す側面断面図である。 冷蔵庫本体の上側の平面図である。 冷蔵庫本体の下側の平面図である。 扉の閉状態でのヒンジ保持部材とヒンジピンとの組み付け状態を示す平面図である。 図3Aの正面断面図である。 図3Aの側面断面図である。 扉の開状態でのヒンジ保持部材とヒンジピンとの組み付け状態を示す平面図である。 図4Aの正面図である。 図4Aの側面図である。 他のヒンジピンの正面図である。 別のヒンジピンの正面図である。 さらに他のヒンジピンの正面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 扉
20 取付孔
3 ヒンジ保持部材
30 貫通孔
31 保持係止部
4 ヒンジピン
41 ピン係止部
42 摘み部
43 凸部
44 刻み目
45 突起部
46 突起部
47 凹溝
5 カバー部材
51 抑止部
6 下ヒンジ部
61 支持部材
62 ピン部
62a 鍔部
L (ヒンジピンの)軸

Claims (7)

  1. 冷蔵庫本体と、
    左右両側のそれぞれの上部に取付孔を有する扉と、
    上記冷蔵庫本体の左右両側のそれぞれに設けられると共に、上記取付孔の上側でこの取付孔に重なる貫通孔を有するヒンジ保持部材と、
    上記貫通孔の上側からこの貫通孔に挿通され上記取付孔に抜き取り自在に差し込まれて上記扉を上記冷蔵庫本体に対して回転可能に取り付けると共に、外周面が凹凸状に形成された上部の摘み部を有するヒンジピンと、
    上記扉の下側に配置されると共に上記扉を上記冷蔵庫本体に対して上記ヒンジピンの軸回りに回転可能に取り付ける下ヒンジ部と
    を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    上記ヒンジピンが上記取付孔に差し込まれた状態で、上記扉と上記ヒンジピンは、上記ヒンジピンの軸回り方向に相互に位置決めされ、
    上記ヒンジ保持部材は、保持係止部を有し、
    上記ヒンジピンは、ピン係止部を有し、
    上記扉の上記冷蔵庫本体に対する閉状態では、上記ピン係止部は、上記ヒンジピンの軸方向からみて、上記保持係止部の下側に重ならない一方、
    上記扉の上記冷蔵庫本体に対する開状態では、上記ピン係止部は、上記ヒンジピンの軸方向からみて、上記保持係止部の下側に重なることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    上記冷蔵庫本体に離脱自在に取り付けられると共に上記ヒンジ保持部材および上記ヒンジピンを覆うカバー部材を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項3に記載の冷蔵庫において、
    上記ヒンジピンが上記取付孔に差し込まれて上記ピン係止部が上記保持係止部の下側に位置すると共に上記カバー部材が上記冷蔵庫本体に取り付けられた状態で、上記カバー部材は、上記ヒンジピンの上方の近傍に位置する抑止部を有することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 請求項3に記載の冷蔵庫において、
    上記カバー部材は、弾性変形して、上記冷蔵庫本体から離脱されることを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    上記ヒンジピンの下端部は、Dカット加工を施され、
    上記取付孔は、上記ヒンジピンの下端部に対応する形状に形成されていることを特徴とする冷蔵庫。
  7. 請求項2に記載の冷蔵庫において、
    上記ヒンジピンのピン係止部は、鍔状に形成されていることを特徴とする冷蔵庫。
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