JP2006336428A - 屋上防水層の保護構造 - Google Patents

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Kazuya Onishi
和弥 大西
Masashi Tanno
政志 丹野
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Abstract

【課題】屋上C1 の防水層の劣化を防止する。
【解決手段】防水層を有する屋上C1 に空隙を介して保護材を設置し、保護材として、連続気泡を有するセラミックス板材10、10…を使用する。
【選択図】図1

Description

この発明は、防水層を有する建築物の屋上において、防水層の経年劣化を有効に防止することができる屋上防水層の保護構造に関する。
建築物の屋上には、アスファルトやモルタルなどの防水材料を複層に打設し、あるいは合成樹脂製の防水シートや防水層を設けることにより、適切な防水性能を実現することが必要不可欠である。しかし、このような従来の防水工法では、防水層(防水シートや防水層などの防水構造を総称していう。以下同じ)の経年劣化が避けられない。アスファルトやモルタルなどの防水層は、地震による震動や温度変化による熱覆歴などに起因してひび割れや亀裂を生じることがあり、合成樹脂製の防水層は、紫外線や温度変化による性能劣化が確実に進行しつづけるからである。
そこで、防水層の劣化防止方法が提案されている。たとえば、震動対策、温度対策として断熱性のゴムシートやウレタンシートなどを下地として駆体との間に介在させる方法、紫外線対策、温度対策として反射性、断熱性のトップコート材を塗布する方法などが知られている(たとえば特許文献1)。また、防水層の表面にシンダーコンクリート、発泡コンクリート、軽量ブロックなどの保護材を設ける方法も知られている。
特開2000−93890号公報
かかる従来技術によるときは、トップコート材は、それ自体の劣化がある上、温度変化による剥離などがあるから、随時再塗布などの大規模な修復工事が必要であり、シンダーコンクリートなどによる保護材は、重量が過大になりがちであり、修復工事も容易でないなどの問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、多孔質のセラミックス板材を屋上に密着させず、固定せずに設置することによって、防水層の紫外線対策、温度対策として殊に有用な屋上防水層の保護構造を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、屋上に空隙を介して保護材を設置してなり、保護材は、連続気泡を有するセラミックス板材であることをその要旨とする。
なお、セラミックス板材は、厚さ25〜60mm、比重0.5〜0.7とすることができ、隣接する2辺ごとに厚さの1/2を逆方向に欠き取る四角形に形成することができ、植物を植生させる緑化基盤とすることができる。
かかる発明の構成によるときは、保護材としてのセラミックス板材は、連続気泡を有する多孔質の無機材料であるため、紫外線や温度変化による劣化がなく、遮蔽性、保水性、断熱性に優れている上、軽量であるため、建築物に過大な負担を生じさせることなく、紫外線や温度変化による屋上の防水層の経年劣化を効果的に防止することができる。すなわち、セラミックス板材は、太陽光を遮断する上、保水性、断熱性に優れ、空隙を介して屋上に設置するため、防水層に対する温度変化を顕著に緩和させることができる。
ここでいうセラミックス板材は、たとえば特許第2899954号にいうSi O2 −Ca O−Al23 系の多孔質結晶化ガラス組成物であって、粘土と鋳物スラグ(溶滓)とを混合し、約1000℃で焼成することにより作ることができる。セラミックス板材は、厚さ25〜60mm、みかけの比重0.5〜0.7、飽和含水率(容積比)35〜65%、透水係数(インターロッキングブロック協会規格)1×10-2〜1×10cm/sec 、熱伝導度約0.135W/m・K、曲げ強度(JIS R5201)約2.2N/mm2 の特性を有するものが好ましい。厚さ25mm未満では、強度が不足であり、60mm超では、材料費が過大となって、コストパフォーマンスが低くなる。また、比重0.5未満では、気泡率が過大となって強度が不足し、比重0.7超では、飽和含水率、透水係数が不足し、重量が大きくなって建築物に対する負担が過大となり、取扱いにも不便である。なお、各セラミックス板材は、長辺の長さ100〜500mm程度の正方形または長方形とすることが好ましい。
セラミックス板材の下の空隙は、たとえばスペーサを介在させて形成することができる。スペーサは、モルタル、カチオンタイト、硬質ゴム、軽量ブロック、レンガ、セラミックス板材と同等の多孔質セラミックスなどの中実または中空のブロック体であって、耐候性に優れ、必要十分な強度を有するものを使用する。また、スペーサは、セラミックス板材を支持するフレーム体に代えてもよく、空隙は、2〜5cm程度が適当である。空隙が小さ過ぎると、断熱効果が低下し、大き過ぎると、セラミックス板材の安定性が悪くなり、強風に弱くなるおそれがある。
セラミックス板材は、隣接する2辺ごとに厚さの1/2を逆方向に欠き取ることにより、隣接する他のセラミックス板材との間をいわゆる相欠き継ぎにより組み合わせて前後左右に一面に敷設し、強風による飛散を防止することができる。なお、隣接するセラミックス板材は、1mm以上数mm程度のギャップを残して組み合わせ、熱膨張による建築物の駆体との伸縮差を吸収することが好ましい。このようにして組み合わせて設置するセラミックス板材は、簡単に取り外すことができるから、それ自体や、屋上の防水層の点検、保修も極めて容易である。
セラミックス板材は、上面に厚さ0.3〜1cm程度の覆土を施し、植物を植生させることにより、緑化基盤として利用することができる。植物は、苔や、セダム、芝などの草丈が小さいものが好ましく、植物の根は、覆土中に加えて、セラミックス板材の気泡内にも伸長する。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
屋上防水層の保護構造は、建築物の駆体Cの屋上C1 に対し、空隙dを介して、連続気泡を有するセラミックス板材10、10…の保護材を前後左右に組み合わせて設置してなる(図1、図2)。ただし、屋上C1 には、防水層C2 による防水構造が施工されている。
セラミックス板材10は、正方形に形成され(図3)、隣接する2辺ごとに厚さtの1/2を逆方向に欠き取って形成されている。すなわち、セラミックス板材10の相対向する2辺には、それぞれ上下の突出部11、切欠部12、逆順の突出部11、切欠部12が形成されており、各突出部11、切欠部12の幅は、それぞれt/2に設定されている。ただし、図3(B)は、同図(A)のX−X線矢視相当拡大断面図である。
そこで、セラミックス板材10、10…は、相接する各辺ごとにそれぞれの突出部11、切欠部12を互いに相欠き継ぎにより組み合わせ、スペーサ21、21…による空隙dを介して屋上C1 に前後左右に一面に設置することができる(図1、図2)。ただし、スペーサ21、21…は、各セラミックス板材10の角部に対応させて配置するものとし、隣接するセラミックス板材10、10の間には、1mm以上数mm程度のギャップgを設けるものとする(図4)。また、スペーサ21、21…による空隙dは、d=2〜5cm程度に設定するものとする。なお、各スペーサ21、セラミックス板材10は、屋上C1 に単に置くだけでよく、屋上C1 に接着したりする必要はない。
以上の説明において、各スペーサ21は、図示の円柱状に代えて、任意の形状の中実または中空のブロック体としてもよい。スペーサ21、21…は、セラミックス板材10、10…の下に適切な空隙dを形成することができればよく、セラミックス板材10、10…を支持するフレーム体としてもよい。ただし、このときのフレーム体は、セラミックス板材10の透水性を阻害しないように、各セラミックス板材10の下面を部分的に支持するか、パンチングメタルや網材などを介して支持することが好ましい。
他の実施の形態
セラミックス板材10、10…は、前後左右に組み合わせて設置し、上面に厚さ0.3〜1cm程度の覆土を施すことにより、苔や、セダム、芝などの植物を植生させる緑化基盤として利用することができる。セラミックス板材10、10…は、保水性に優れ、透水性があるので、植物の活着、生育に適しており、長期間に亘り緑化基盤として好適に使用可能である。また、植物を植生させることにより、紫外線の遮断性能、断熱性能を一層向上させることができる。
使用状態平面図 図1の縦断面図 セラミックス板材の構成説明図 図2の要部拡大図
符号の説明
C1 …屋上
C2 …防水層
d…空隙
t…厚さ
10…セラミックス板材

特許出願人 株式会社 アースエンジニアリング
丹 野 政 志
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (4)

  1. 屋上に空隙を介して保護材を設置してなり、該保護材は、連続気泡を有するセラミックス板材であることを特徴とする屋上防水層の保護構造。
  2. 前記セラミックス板材は、厚さ25〜60mm、比重0.5〜0.7であることを特徴とする請求項1記載の屋上防水層の保護構造。
  3. 前記セラミックス板材は、隣接する2辺ごとに厚さの1/2を逆方向に欠き取る四角形に形成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の屋上防水層の保護構造。
  4. 前記セラミックス板材は、植物を植生させる緑化基盤とすることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の屋上防水層の保護構造。
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