JP2006333571A - 振動アクチュエータ及びレンズ鏡胴 - Google Patents

振動アクチュエータ及びレンズ鏡胴 Download PDF

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昌良 大里
Akihiro Oki
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Abstract

【課題】 平面性に問題のあるレール部であっても振動体からの駆動力を確実に受けることができ、信頼性の高い、低コストの振動アクチュエータを得ること及び、信頼性の高い、小型、低コストのレンズ鏡胴を得る。
【解決手段】 複数の圧電素子を互いに所定角度で交差するよう配置された振動体と、この振動体に相対して配置されたレール部と、を有し、駆動方向に略平行な方向を軸にしてレール部を回転可能に保持した振動アクチュエータとする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、圧電素子で構成された振動体の振動を利用した振動アクチュエータ及びこの振動アクチュエータを用いてレンズ群を移動させるよう構成したレンズ鏡胴に関するものである。
従来より、圧電素子等に交流電圧を印加することにより振動体を振動させ、この振動体との接触及び離反を繰り返すことにより被駆動体を摩擦力で相対的に移動させる駆動装置が知られている。
このような駆動装置のアクチュエータとして、振動体として2つの積層型圧電素子の変位方向が所定角度で交差するよう配置したものを用い、素子の変位方向の交点に設けられた駆動部材が楕円軌道を描くように各素子をそれぞれ所定の位相差を有する交流電圧信号により駆動し、駆動部材が当接する被駆動部材を所定方向に回転させるアクチュエータが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−190081号公報
上記特許文献1に記載のアクチュエータを用い、駆動部材が当接し相対移動する被駆動部材を移動方向に延伸された直線的なレール部とし、例えば、ズームレンズの変倍で移動するレンズ群を光軸方向に相対移動させようとする場合、以下のような問題がある。
変倍のためのレンズ群の移動量は、概してフォーカシングに要する移動量とは比較にならぬ程大きく、加えて変倍比が高くなるほど大きくなる。上記のアクチュエータを用いて直接的に光軸方向にレンズ群を、変倍のために移動させようとする場合、この大きな移動量を確保するため、相対移動するレール部の長さを、レンズ群の移動量以上としなくてはならない。また、カメラのより一層の小型化のため、鏡胴もより小型化が求められており、レール部の幅方向の寸法については、より小さく形成することが求められているため、振動体との接触及び離反を繰り返すレール部は、光軸方向に長く、幅方向の短いものとなる。
このようなアスペクト比の大きいレール部であっても、微小に振動する振動体との接触及び離反を繰り返すことによる駆動力を、振動体から確実に受けるためには、幅方向のねじれ及びアクチュエータ駆動方向の反りがなく、平面性の良好なレール部が必要とされる。
しかしながら、平面性の良好なレール部を量産的に得るには、工数増や、不良の発生による歩留まりの低下により、コスト増となる問題がある。
本発明は、上記問題に鑑み、平面性に問題のあるレール部であっても振動体からの駆動力を確実に受けることができ、信頼性が高く、低コストの振動アクチュエータを得ることを目的とし、更には、この振動アクチュエータを用いてレンズ群を移動させるよう構成し、信頼性が高く、小型、低コストのレンズ鏡胴を得ることを目的とするものである。
上記の課題は、以下の構成で解決される。
1) 複数の圧電素子を互いに所定角度で交差するよう配置され高周波信号に基づいて振動する振動体と、この振動体に相対して配置されたレール部と、を有する振動アクチュエータにおいて、前記レール部を保持する保持部を備え、前記保持部は前記振動アクチュエータの駆動方向に略平行な方向を回転軸として前記レール部を回転可能に保持したことを特徴とする振動アクチュエータ。
2) 前記レール部の回転軸は、前記振動体と前記レール部との接触線と交差する位置にある1)の振動アクチュエータ。
3) 複数の圧電素子を互いに所定角度で交差するよう配置され高周波信号に基づいて振動する振動体と、この振動体に相対して配置されたレール部と、を有する振動アクチュエータにおいて、前記レール部を保持する保持部を備え、前記保持部は前記レール部の厚み方向の移動を可能に保持したことを特徴とする振動アクチュエータ。
4) 前記レール部は、前記振動体が当接して駆動力が与えられる摺動レール部材と、前記振動体が当接しない制振部材により形成され、前記制振部材の両端部が前記保持部に保持されている1)〜3)のいずれかの振動アクチュエータ。
5) 前記レール部の一方の端部に弾性部材を設け、前記弾性部材の付勢力により前記保持部へ前記レール部の他方の端部を押圧した1)〜4)のいずれかの振動アクチュエータ。
6) 被写体光を結像させるためのレンズ群と、筐体と、を有し、1)〜5)のいずれかの振動アクチュエータにより前記レンズ群の少なくとも1つを移動させることを特徴とするレンズ鏡胴。
上記1)の発明によれば、平面性に問題のあるレール部であっても、レール部が振動体の振動による駆動力を確実に受けることができるようになり、駆動の信頼性の高い、低コストの振動アクチュエータを得ることが可能となる。
上記2)の発明によれば、上記の効果に加え、レール部の回転による変化量を小さく抑えることができ、アクチュエータの大型化を防止できる。
上記3)の発明によれば、平面性に問題のあるレール部であっても、レール部が振動体からの駆動力を確実に受けることができ、振動体の振動による駆動力を確実に受けることができるようになり、駆動の信頼性の高い、低コストの振動アクチュエータを得ることが可能となる。
上記4)の発明によれば、上記の効果に加えて、振動体の振動を受けるレール部の振動を、より確実に抑制でき、駆動の信頼性をより向上させることができる。
上記5)の発明によれば、上記の効果に加えて、レール部と保持部の隙間を片寄せすることにより、アクチュエータ駆動方向反転時にレール部が隙間分だけ移動することを防止でき、移動をより円滑に行うことが可能となり、位置の誤検出を防止することができる。
上記6)の発明によれば、無通電時にはレンズ停止位置が保持され省電化ができ、駆動は信頼性の高い、小型、低コストのレンズ鏡胴を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータの基本的な構成及び動作について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータ1の概略を示す正面図である。図2は、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータ1の概略を示す側面図である。なお、各図面においては、便宜上、共通の直交XYZ座標系を用いて方向を示すものとする。
図1及び図2に示すように、振動アクチュエータ1は、駆動源である振動体10と、振動体10の振動を受け、振動体10から駆動力を付与されるレール部30の摺動レール部材31と、弾性部材で構成された加圧部材40と振動体10から摺動レール部材31へ付与される力(荷重)を支持する支持部材(荷重支持部材)50と、台板60とを備えている。振動体10、摺動レール部材31、支持部材50は、図1のZ方向に、この順序で配置されている。
振動体10は、2つの圧電素子11、12とチップ部材13とベース部材14とで構成されており、振動体10は高周波電圧(高周波信号)の印加に応じて振動する。
2つの圧電素子11、12は、図1の如く略直角に交差するよう配置され、交差側端部はチップ部材13に接合されている。圧電素子11、12の他端は、ベース部材14に接合されている。チップ部材13は、安定して高い摩擦係数を有していると共に、高い耐摩耗性を有した材料(例えば、超硬合金等の金属材料)で形成されていることが好ましい。ベース部材14は、製造が容易で高い強度を有する材料(例えば、ステンレス等の金属材料)で形成されていることが好ましい。また、圧電素子11、12は、チップ部材13及びベース部材14と接着剤により固着されている。この接着剤としては、接着強度に優れるエポキシ系樹脂の接着剤を用いることが好ましい。
圧電素子11、12は、例えば、積層型圧電素子であり、圧電特性を有する複数のセラミック薄板と電極が交互に積層した構造となっている。圧電素子11、12は、印加電圧に応じて積層方向に伸縮する変位素子であり、具体的には、所定の符号の電圧を印加すると伸び、逆符号の電圧を印加すると縮むことになる。このため交流電圧を印加すれば、交流電圧の周期に応じて、伸縮を繰り返すことになる。故に、圧電素子11、12に位相差を有する交流電圧を印加することにより、振動体10を振動させることができるようになっている。なお、本実施の形態においては、積層型圧電素子に限るものでなく、ロール型圧電素子を適用したものであってもよい。
図3は、振動体10の駆動動作を示した図である。同図に示すように、振動体10の圧電素子11、12を位相差を有する交流電圧で駆動することにより、振動体10のチップ部材13を楕円運動させることができる。
同図(a)は、位相差が60°の場合のチップ部材13の運動軌跡を示し、同図(b)は、位相差が90°の場合のチップ部材13の運動軌跡を示し、同図(c)は、位相差が120°の場合のチップ部材13の運動軌跡を示している。同図に示すように、位相差を90°に設定するとチップ部材13は円運動となり、位相差を変えることにより、チップ部材13の運動軌跡を所望の形状に設定することができる。
振動体10は、このチップ部材13の運動軌跡を用いて、摺動レール部材31を移動させることができ、また、摺動レール部材31が固定されている場合には相対的に振動体10及び支持部材50を保持する台板60を移動させることができるものである。
再度、図1及び図2を参照し、レール部30の摺動レール部材31は、振動体10のチップ部材13に接触し、振動体10の駆動力は直接的に伝達される。具体的には、摺動レール部材31は、振動体10の振動に応じ、チップ部材13との接触(衝突)及びチップ部材13の離反を繰り返しつつ、チップ部材13との間に生じる摩擦力によって、摺動レール部材31もしくは振動体10及び支持部材50を保持する台板60が相対的に移動する。換言すると、振動体10のチップ部材13と摺動レール部材31の表面との間での摩擦接触を伴う微小移動動作を繰り返すことにより、摺動レール部材31もしくは振動体10及び支持部材50を保持する台板60を駆動するものである。
レール部30は、摺動レール部材31と制振部材32とが一体的に形成されたものである。制振部材32は、摺動レール部材31がチップ部材13の接触及び離反の繰り返しにより生じる振動を抑制するためのものである。
摺動レール部材31は、金属材料や、セラミックで形成される。摺動レール部材31は、チップ部材13との接触による摩耗を防ぐため、金属材料の表面には表面硬化処理が施されることが好ましい。例えば、ステンレス等の鉄系材料に対しては、焼き入れ処理ないし窒化処理、アルミニウムに対してはアルマイト処理、或いは、金属表面にセラミック等による耐摩耗性のコーティング処理が施されていることが好ましい。また、アルミナセラミックやジルコニアセラミック等のセラミックで形成すれば、軽量化と共に高い剛性、耐摩耗性を得ることができる。
制振部材32は、摺動レール部材31とは異なる種類の材料で形成されていることが好ましい。制振部材32としては、摺動レール部材31と振動伝搬速度の異なる材料を用いることによって、振動伝達を抑制でき、制振部材32が摺動レール部材31と同調して振動することを防止できる。具体的には、制振部材32は、摺動レール部材31とは異なる種類の金属或いはセラミック等が用いられる。また、PC(ポリカーボネート)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエンスチレン樹脂)等の高分子材料を用いてもよい。また、材料自身に制振性を有する制振合金材料、例えば、Mn−Cu(マンガンー銅)合金、Fe−Cr(鉄ークロム)合金、Zn−Al(亜鉛ーアルミニウム)合金等を用いてもよい。
制振部材32は、図2に示すように、摺動レール部材31の振動体10との接触面を避けて摺動レール部材31に固着されている。
振動体10には、摺動レール部材31と反対側(−Z側)に加圧部材40が設けられている。加圧部材40は、例えばコイルバネ等の弾性部材で構成され、一端は振動体10のベース部材14に固定され、他端は台板60に固定される。加圧部材40による付勢力により、振動体10のチップ部材13は摺動レール部材31に軽く押圧されている。なお、加圧部材40による付勢力は比較的小さな力であり、且つ、非常に高い周波数で振動する振動体10の振動周期に対し、加圧部材40の伸縮動作は追従できない程度に設定されている。このため、チップ部材13は加圧部材40の付勢力に抗し、摺動レール部材31に接触と離反を繰り返すことができる。
また支持部材50は、摺動レール部材31を振動体10のチップ部材13とで挟むように、摺動レール部材31に対しチップ部材13とは反対側(+Z側)に配置されている。支持部材50は、支軸61に軸支され、回転自在なローラ51で構成されている。なお、このローラ51は、不図示の押さえ部材により支軸61からの脱落を防止している。
支持部材50を構成するローラ51は、摺動レール部材31を挟んで振動体10のチップ部材13に対向する位置の直上位置に配置されている。このようにすることで、振動対10によるZ方向の力を確実に支持でき、大きな駆動力をレール部材31に与えることができる。
ローラ51は、摺動レール部材31との摩擦が小さい材料で形成されていることが好ましい。具体的には、樹脂材料(例えば、POM(ポリアセタール))のうち、摺動性能の高い材料が好ましい。例えば、フッ素等の添加物を配合し摺動性能を向上させたものが好ましい。また、荷重による変形の小さい材料であることが好ましい。なお、ローラ51は、金属材料で形成されていてもよい。
以上が、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータの基本的構成及び動作の概略である。
以下に、上記の基本的構成の振動アクチュエータをレンズ鏡胴に適用した例を用い、本実施の形態に係る振動アクチュエータの構造及びレンズ鏡胴について説明する。なお、以降の図においては、説明の重複を避けるため、同機能部材には同符号を付与して説明する。
図4は、第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴100の一例を示す断面図である。同図に示すレンズ群は屈曲光学系で構成されたズームレンズであり、同図はワイド時の状態を示しており、折り曲げ前及び折り曲げ後の2つの光軸を含む面で切断したものである。なお、本実施の形態では、屈曲光学系を構成するレンズ群の移動に、本実施の形態に係る振動アクチュエータを適用した例で説明するが、これに限るものでなく、直線的な光軸上に配置された光学系であってもよい。
同図に示すように、OAは折り曲げ前の光軸であり、OBは折り曲げ後の光軸である。レンズ鏡胴100の外側は、外装部材である主胴A90及び主胴B91で構成されている。
70は第1レンズ群であり、第1レンズ群70は、光軸をOAとし被写体に向けて配置されたレンズ71と光軸OAを略直角方向に折り曲げる反射部材であるプリズム72と、プリズム72により折り曲げられた光軸OBを光軸として配置されたレンズ73により構成されている。この第1レンズ群70は、主胴A90に固定されたレンズ群である。
74は第2レンズ群であり、第2レンズ群鏡枠74kに組み込まれている。第2レンズ群74は、変倍(以下、ズーミングとも言う)時に第2レンズ群鏡枠74kと共に、一体的に移動するレンズ群である。
75は第3レンズ群であり、第3レンズ群鏡枠75kに組み込まれている。この第3レンズ群75は、第3レンズ群鏡枠75kが主胴A90により固定され変倍時移動しないレンズ群である。
76は第4レンズ群であり、第4レンズ群鏡枠76kに組み込まれている。第4レンズ群76は、変倍時及び焦点調節(以下、フォーカシングとも言う)時に第4レンズ群鏡枠76kと共に、一体的に移動するレンズ群である。
77は赤外光カットフィルタ及びオプチカルローパスフィルタを積層した光学フィルタであり、主胴A90に組み付けられている。78は撮像素子であり、CCD(Charge Coupled Device)型イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等が用いられる。撮像素子78は取り付け部材79に組み付けられ、取り付け部材79は撮像素子78と共に主胴A90に組み付けられている。80はフレキシブルプリント基板であり、撮像素子78に接続され、カメラ内の他の回路へ接続される。81はシャッタユニットであり、第3レンズ群鏡枠75kと同様に、主胴A90に固定されている。
第2レンズ群74及び第4レンズ群76は、図示のワイド状態の位置から、第3レンズ群75に近接する方向へ、各々設定された量だけ移動しズーミングが行われる。更に、第4レンズ群76は、ズーミングにより移動した位置から更に移動することによりフォーカシングが行われるようになっている。
図5は、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータ1を用いたレンズ鏡胴100の第2レンズ群74及び第4レンズ群76の移動機構を示す模式図である。同図は、第2レンズ群74及び第4レンズ群76がワイド位置にある状態を示している。以下の図においては、説明の重複を避けるため、同機能部材には同符号を付与して説明する。なお、同図は構成をわかりやすくするため、振動アクチュエータ等の位置を鏡胴外に移動させて模式的に示したものである。
同図に示すように、第2レンズ群鏡枠74kに一体的に形成されたスリーブ74s、第4レンズ群鏡枠76kに一体的に形成されたスリーブ76sを貫通して、ガイド部材であるガイド軸82が嵌合している。更に、第2レンズ群鏡枠74kに一体的に形成された回転係止部74m、第4レンズ群鏡枠76kに一体的に形成された回転係止部76mに、ガイド部材であるガイド軸83が係合して配置されている。これにより、第2レンズ群鏡枠74k、第4レンズ群鏡枠76kは、2つのガイド軸82、83に沿って光軸OB方向に摺動可能とされている。
また、ガイド軸82及び83は、シャッタユニット81及び第3レンズ群鏡枠75kをも嵌合貫通している。ガイド軸82及び83には、端部での固定部材による固定に加えて、軸方向の中間部位にガイド軸支持部材84が設けられている。
更に、摺動レール部材31及び制振部材32で一体的に構成された2つのレール部30は、制振部材32の端部に形成された軸により、主胴A90に形成された保持部90hにそれぞれ保持されている。また、制振部材32の一方の端部は、弾性部材である圧縮コイルバネ33により、他方の端部を保持部90hへ押圧付勢している。
第2レンズ群鏡枠74k及び第4レンズ群鏡枠76kには、振動体10とローラ51を保持する台板60がそれぞれ組み付けられている。図示の如く、振動体10と支持部材であるローラ51で主胴A90に配置された摺動レール部材31を、それぞれ挟み込んでいる。
圧縮コイルバネ33の押圧力は、第4レンズ群76及び第4レンズ群鏡枠76kと、それに組み付けられた振動体10、加圧部材40、ローラ51を保持する台板60等を含む移動側の慣性力よりも大きく設定されている。なお、第2レンズ群鏡枠74kについても同様である。
なお、不図示であるが、圧電素子11、12には、それぞれ独立して交流電圧が印加されるように、フレキシブルプリント基板等により電気的接続がなされている。
これにより、振動体10の圧電素子11、12を位相差を有する交流電圧で駆動することで、振動体10のチップ部材13が楕円運動させられる。一方、主胴A90に保持されたレール部30は、それぞれのレンズ群及びレンズ群鏡枠と、それに組み付けられた振動体10、加圧部材40、ローラ51を保持する台板60等を含む慣性力よりも大きな力で押圧されているため、振動体10とローラ51を保持する台板60が組み付けられた第2レンズ群鏡枠74k、及び第4レンズ群鏡枠76kがレール部30に対し相対的に移動することになり、ガイド軸82、83にガイドされて光軸OB方向に移動することができる。
また、第2レンズ群鏡枠74kと第4レンズ群鏡枠76kの位置検出には、それぞれ、検出センサとしての磁性薄膜抵抗素子85が一体的に組み付けられ、この磁性薄膜抵抗素子85に対応する位置にN極とS極が移動方向に交互に形成されたセンサースケール84が主胴A90に固定されている。不図示であるが、磁性薄膜抵抗素子85にはフレキシブルプリント基板等により電気的接続がなされており、それぞれの磁性薄膜抵抗素子85の移動に伴って出力される出力信号を演算処理することにより、第2レンズ群鏡枠74kと第4レンズ群鏡枠76kの移動量を検知することが可能となっている。
以上の構成により、第2レンズ群鏡枠74kに配置した振動体10と第4レンズ群鏡枠76kに配置した振動体10を、それぞれ独立して駆動することで、第2レンズ群鏡枠74kと第4レンズ群鏡枠76kを、それぞれの所望の位置へ移動させて、ズーミングが行われる。更に、第4レンズ群鏡枠76kのみを移動させることで、フォーカシングが行われる。
図6は、第4レンズ群76を通り、光軸OBに直交する面で切断した、レンズ鏡胴の断面図である。
同図に示すように、レンズ鏡胴100の光軸OBに垂直な断面は、略矩形形状であり、この矩形の対角方向に配置されたガイド軸82にはスリーブ76sが嵌合され、ガイド軸83には回転係止部76mが係合している。
残りの対角部の一方には、第4レンズ群鏡枠76kに一体的に組み付けられた位置検出センサである磁性薄膜抵抗素子85と、この磁性薄膜抵抗素子85に対応して主胴A90に固定された、光軸OBと略平行な方向(紙面表裏方向)にN極とS極が交互に形成されたセンサースケール84が配置されている。
また、スリーブ76s近傍には、振動アクチュエータ1が配置されている。摺動レール部材31と制振部材32で構成されたレール部30は、主胴A90に固定されている。また、ローラ51と振動体10、加圧部材40が台板60により第4レンズ群鏡枠76kに一体的に組み付けられている。
なお、第2レンズ群74を保持する第2レンズ群鏡枠74kも同様の構成であるため説明は省略する。
このように、平面的に配置された振動アクチュエータ1を用いることで、円柱状のステッピングモータを用いる場合に比べ、配置の自由度が増し、レンズ鏡胴100の断面積を小型に押さえることができる。更に、振動アクチュエータ1を筐体である主胴A90及び主胴B91で囲まれた空間内に配置することで、ゴミ等の侵入を防止できると共に、より低騒音化でき、動画等の撮影時に音声を記録するカメラのレンズ鏡胴に適用する場合にも好適なものとなる。
以下に、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータ1のレール部30について、より詳しく説明する。
図7は、第1の実施の形態に係る振動アクチュエータ1のレール部30と保持部90hの概略を示す斜視図である。
レール部30は、摺動レール部材31と制振部材32で構成され、振動アクチュエータ駆動方向である制振部材32の長手方向の両端には円柱状の軸32jが形成されている。また、主胴A90には、長穴部90nが形成された保持部90hが形成されている。この長穴部90nに円柱状の軸32jが回転可能に挿入されてレール部は保持されている。また、制振部材32の一方の端部の軸32jには、弾性部材である圧縮コイルバネ33が組み付けられ、他方の端部を他方の保持部90hへ押圧付勢している。この保持部90hに当接する制振部材32の当接面32sは球面もしくは円筒面の一部で形成されている。
圧縮コイルバネ33の押圧力は、レンズ群及びレンズ群鏡枠と、それに組み付けられた振動体10、加圧部材40、ローラ51を保持する台板60等を含む移動側の慣性力よりも大きく設定されている。更に、当接面32sと保持部90hは滑面に形成され、押圧力により生じる当接面32sと保持部90hの摩擦力は、振動体10の摺動レール部材31への圧接力より小さくなるように設定されている。
このような構成により、保持部90hはレール部30の軸32jの円周回り(矢印A方向)に回転可能に保持している。更に、保持部90hは長穴部90nにより、軸32jの長穴方向(図示矢印B方向)への移動、即ちレール部30の厚み方向の移動を可能に保持している。
また、弾性部材である圧縮コイルバネ33によりレール部30と両端の保持部90hとで発生する微小な隙間を片寄せすることで、アクチュエータ駆動方向反転時にレール部が隙間分だけ移動することを防止でき、移動をより円滑に行うことができる。
図8は、レール部30と振動体10の位置関係を示す断面図である。図9は、レール部30の回転中心位置を示す側面図である。
図8に示すように、一点鎖線で示す円筒状の軸32jの中心線、即ち、レール部30の回転軸Sは、チップ部材13と摺動レール部材31との接触線と交差する位置となるように、軸32jは形成されている。更に、図9に示したように、レール部30の回転軸Sは、振動体10のチップ部材13が当接する接触線の中点に設定することが、より好ましい。このようにすることで、レール部の回転による変化量を小さく抑えることができ、アクチュエータの大型化を防止できる。
以上説明したように、レール部30を回転可能に保持することで、レール部30の幅方向にねじれがあった場合には、レール部30が軸32jを中心に、振動体10のチップ部材13と線接触するように回転し、振動体10の振動による駆動力を確実に受けることができるようになる。更に、レール部30を厚み方向で移動可能に保持することで、摺動レール部材31にアクチュエータ駆動方向の反りがあった場合には、レール部30が長穴90nの長穴方向で移動し、振動体10のチップ部材13と確実に接触でき、振動体10の振動による駆動力を確実に受けることができ、平面性に問題のある摺動レール部材31であっても、駆動の信頼性の高い、低コストの振動アクチュエータを得ることが可能となる。
更に、上記の振動アクチュエータを、レンズ群の少なくとも1つを移動させるようにしたレンズ鏡胴に適用することで、ガイド軸に案内規制されつつ移動するレンズ群に対し、摺動レール部材の平面性やレール部の平行度に問題があっても、レール部が回転もしくは厚み方向に移動することで、振動体の振動による駆動力を確実に受けることができるようになり、駆動の信頼性が高く、小型、低コストのレンズ鏡胴を得ることが可能となる。
加えて、本実施の形態の振動アクチュエータ1は非駆動時、加圧部材40の付勢力により振動体10とローラ51でレール部材31を挟んだ状態となり、無通電時には鏡枠の停止位置が保持され、移動するレンズ群を無通電保持することができ、省電化が可能である。
なお、上記の説明では、移動するレンズ群鏡枠に振動体等を配置し、レール部を主胴に配置した例で説明したが、移動するレンズ群鏡枠にレール部を配置し、振動体等を主胴に配置する構成としてもよい。この場合には、レール部を保持する保持部がレンズ群鏡枠に形成されたものとなる。
また、レール部側に軸を形成し、保持部側に長穴部を形成して保持する例で説明したが、保持部側に軸を形成し、レール部側に対応する長溝部を形成してもよいのは勿論である。
(第2の実施の形態)
以下に、第2の実施の形態に係る振動アクチュエータ1について説明する。
図10は、第2の実施の形態に係る振動アクチュエータ1の概略を示す図である。
同図に示すように、第2実施の形態に係る振動アクチュエータ1は、振動体10を弾性部材で構成された2つの加圧部材40で台板60に支持されており、台板60に2つのローラ51が回転可能に軸支されている。一方、レール部30は、同様に、摺動レール部材31と制振部材32で構成され、摺動レール部材31に振動体10のチップ部材13が当接している。
また、振動アクチュエータの駆動方向である制振部材32の長手方向の両端には円柱状の軸32jが形成されている。円柱状の軸32jは、保持部90hに形成された穴に嵌合されている。これによりレール部30は、制振部材32に形成された2つの軸32jを回転軸として図示矢印方向に回転可能になっている。
ローラ51は、保持部90hと一体的に形成されたローラ走行部90sに沿って回転し、相対移動するよう構成されている。停止状態では、摺動レール部材31とローラ走行部90sの間で、加圧部材40の付勢力によりチップ部材13とローラ51が、それぞれ摺動レール部材31とローラ走行部90sに圧接され停止している。
振動アクチュエータ1の駆動時は、圧電素子11、12に位相差を有する交流電圧を印加することにより、振動体10を振動させ、摺動レール部材32とチップ部材13との接触(衝突)及びチップ部材13の離反を繰り返しつつ、チップ部材13との間に生じる摩擦力によって、摺動レール部材31もしくは振動体10及びローラ51を保持する台板60を相対的に移動させるようになっている。
また、一点鎖線で示す円筒状の軸32jの中心線、即ち、レール部30の回転軸Sは、チップ部材13と摺動レール部材31との接触線と交差する位置となるように、軸32jは形成されている。なお、レール部30の回転軸Sは、振動体10のチップ部材13が当接する接触線の中点に設定することが、より好ましい。このようにすることで、レール部の回転による変化量を小さく抑えることができ、アクチュエータの大型化を防止できる。
また、この振動アクチュエータのレンズ鏡胴への適用は、振動体10及びローラ51を保持している台板60を移動するレンズ群鏡枠に配置し、保持部90hを主胴A90に形成して、レール部30を主胴側に配置することで、レンズ群を移動させることが可能となる。
また、本例の場合にも、非駆動時である無通電時には、上記のように摺動レール部材31とローラ走行部90sの間で、チップ部材13とローラ51が、それぞれ摺動レール部材31とローラ走行部90sに圧接されて停止位置が保持され、移動するレンズ群を無通電保持することができ、省電化も可能となる。
以上説明したように、レール部30を回転可能に保持することで、レール部30の幅方向にねじれがあった場合には、レール部30が軸32jを中心に、振動体10のチップ部材13と線接触するように回転し、振動体10の振動による駆動力を確実に受けることができるようになる。更に、摺動レール部材31にアクチュエータ駆動方向の反りがあった場合には、加圧部材40の伸縮により振動体10のチップ部材13と摺動レール部材31とを適切な接触状態とすることができ、振動体10の振動による駆動力を確実に受けることができ、平面性に問題のある摺動レール部材31であっても、駆動の信頼性の高い、低コストの振動アクチュエータを得ることが可能となる。
なお、上記の説明では、移動するレンズ群鏡枠に振動体等を配置し、レール部を主胴に配置した例で説明したが、移動するレンズ群鏡枠にレール部を配置し、振動体等を主胴に配置する構成としてもよい。この場合には、レール部を保持する保持部がレンズ群鏡枠に形成されたものとなる。
また、レール部側に軸を形成し、保持部側に穴部を形成して保持する例で説明したが、保持部側に軸を形成し、レール部側に対応する穴部を形成してもよいのは勿論である。
第1の実施の形態に係る振動アクチュエータの概略を示す正面図である。 第1の実施の形態に係る振動アクチュエータの概略を示す側面図である。 振動体の駆動動作を示した図である。 第1の実施の形態に係るレンズ鏡胴の一例を示す断面図である。 第1の実施の形態に係る振動アクチュエータを用いたレンズ鏡胴の第2レンズ群及び第4レンズ群の移動機構を示す模式図である。 第4レンズ群を通り、光軸に直交する面で切断した、レンズ鏡胴の断面図である。 第1の実施の形態に係る振動アクチュエータのレール部と保持部の概略を示す斜視図である。 レール部と振動体の位置関係を示す断面図である。 レール部の回転中心位置を示す側面図である。 第2の実施の形態に係る振動アクチュエータの概略を示す図である。
符号の説明
1 振動アクチュエータ
10 振動体
11、12 圧電素子
13 チップ部材
30 レール部
31 摺動レール部材
32 制振部材
33 圧縮コイルバネ
40 加圧部材
50 支持部材
51 ローラ
60 台板
70 第1レンズ群
74 第2レンズ群
74k 第2レンズ群鏡枠
75 第3レンズ群
75k 第3レンズ群鏡枠
76 第4レンズ群
76k 第4レンズ群鏡枠
82、83 ガイド軸
84 センサースケール
85 検出センサ
90 主胴A
90n 保持部
91 主胴B
100 レンズ鏡胴

Claims (6)

  1. 複数の圧電素子を互いに所定角度で交差するよう配置され高周波信号に基づいて振動する振動体と、この振動体に相対して配置されたレール部と、を有する振動アクチュエータにおいて、
    前記レール部を保持する保持部を備え、前記保持部は前記振動アクチュエータの駆動方向に略平行な方向を回転軸として前記レール部を回転可能に保持したことを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 前記レール部の回転軸は、前記振動体と前記レール部との接触線と交差する位置にあることを特徴とする請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  3. 複数の圧電素子を互いに所定角度で交差するよう配置され高周波信号に基づいて振動する振動体と、この振動体に相対して配置されたレール部と、を有する振動アクチュエータにおいて、
    前記レール部を保持する保持部を備え、前記保持部は前記レール部の厚み方向の移動を可能に保持したことを特徴とする振動アクチュエータ。
  4. 前記レール部は、前記振動体が当接して駆動力が与えられる摺動レール部材と、前記振動体が当接しない制振部材により形成され、前記制振部材の両端部が前記保持部に保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ。
  5. 前記レール部の一方の端部に弾性部材を設け、前記弾性部材の付勢力により前記保持部へ前記レール部の他方の端部を押圧したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の振動アクチュエータ。
  6. 被写体光を結像させるためのレンズ群と、筐体と、を有し、請求項1〜5のいずれか1項に記載の振動アクチュエータにより前記レンズ群の少なくとも1つを移動させることを特徴とするレンズ鏡胴。
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