JP2006333310A - 携帯通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動着信通知に起因するブレを抑制することが可能な携帯通信装置を提供する。
【解決手段】 携帯通信装置は、携帯通信装置への着信を振動によって通知する第1通知手段と、携帯通信装置への着信を表示および/または音によって通知する第2通知手段と、撮像手段と、撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、制御手段とを備える。制御手段は、ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、第1通知手段を用いて振動によって着信を通知するのではなく(ステップSP35)、第2通知手段を用いて表示および/または音によって着信を通知する(ステップSP36)。
【選択図】図9

Description

本発明は、携帯電話などの携帯通信装置に関し、特に撮影機能を有する携帯通信装置に関する。
携帯電話(携帯通信装置)に撮影機能をも搭載し、当該携帯電話を撮影装置としても機能させることがある。
また、手振れ補正機能を有するカメラモジュール(手振れ補正ユニット)を携帯電話(撮像装置)に搭載することによって、携帯電話による撮像時に手振れ補正機能を実現することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−153503号公報
ところで、携帯電話においてマナーモードが設定されているときなどには、バイブレーション(振動)を発生させて着信が通知されることがある。
上記のような撮影機能を有する携帯電話において、振動により着信通知を行う場合に、着信時にそのまま継続して撮影動作を行うと、振動による着信通知に起因して撮影画像にブレが発生してしまうことになる。
また、携帯電話が手振れ補正機能を搭載している場合であっても、着信通知用の振動態様によってはブレを補正することが困難なことが生じる。
そこで、この発明の課題は、振動による着信通知に起因するブレを抑制することが可能な携帯通信装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、携帯通信装置であって、前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する第1通知手段と、前記携帯通信装置への着信を表示および/または音によって通知する第2通知手段と、撮像手段と、前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、前記ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、前記第1通知手段を用いて振動によって着信を通知するのではなく、前記第2通知手段を用いて表示および/または音によって着信を通知する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、携帯通信装置であって、前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する通知手段と、撮像手段と、前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、前記ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、着信通知時における前記通知手段の振動の振幅を、ブレ補正処理非実行中に比べて低減する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、携帯通信装置であって、前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する通知手段と、撮像手段と、前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、前記ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、着信通知時における前記通知手段の振動周波数を、前記ブレ補正手段による補正が可能な周波数帯域内の値に変更する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、携帯通信装置であって、前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する通知手段と、撮像手段と、前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、少なくとも前記撮像手段による露光処理中は、着信通知時における前記通知手段の振動を停止する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、携帯通信装置であって、前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する第1通知手段と、前記携帯通信装置への着信を表示および/または音によって通知する第2通知手段と、撮像手段と、少なくとも前記撮像手段による露光処理中は、前記第1通知手段を用いて振動によって着信を通知するのではなく、前記第2通知手段を用いて表示および/または音によって着信を通知する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ブレ補正処理実行中は、振動によって着信が通知されるのではなく表示および/または音によって着信が通知されるので、表示および/または音によって着信通知を得ることができるとともに、着信通知用の振動によってブレ補正が阻害されることを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ブレ補正処理実行中は、着信通知時における通知手段の振動の振幅は、ブレ補正処理非実行中に比べて低減されるので、着信通知用の振動に起因するブレを抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、着信通知時における通知手段の振動周波数が、ブレ補正手段により補正可能な周波数帯域内の値に変更されるので、操作者に対する振動による着信通知をも行いつつ、手振れに起因するブレと通知手段の振動に起因するブレとの双方をブレ補正手段によって抑制することが可能である。
請求項4に記載の発明によれば、少なくとも露光処理中は、着信通知時における通知手段の振動が停止されるので、着信通知用の振動によってブレ補正が阻害されることを防止できる。すなわち、着信通知用の振動に起因するブレを抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、少なくとも露光処理中は、第1通知手段を用いて振動によって着信を通知するのではなく、第2通知手段を用いて表示および/または音によって着信を通知するので、着信通知用の振動に起因するブレを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<構成概要>
図1は、手振れ補正システム10が組み込まれた携帯電話1Aを示す側面図である。この携帯電話1Aは、通信機能を有するとともに撮影機能をも有しており、通信装置としてだけでなく撮影装置としても機能する。
図1に示されるように、携帯電話1Aは、LCD等で構成される表示部71と各種のキーで構成される操作入力部72とを本体表面に備えている。また、図1の破断部分においては、携帯電話1Aの内部の様子が示されている。この破断部分等に示されるように、携帯電話1Aは、手振れ補正システム10を内蔵している。手振れ補正システム10については、後に詳述する。
図2は、携帯電話1Aの概略構成を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、携帯電話1Aは、上述の手振れ補正システム10と表示部71と操作入力部72とに加えて、画像処理部20と手振れ補正制御部30と通信部50と全体制御部60とスピーカ73とマイク74と振動発生用アクチュエータ75とメモリ76とをさらに備えている。
画像処理部20は、撮像素子5にて取得された画像を処理する処理部である。撮像素子5にて取得されたアナログ信号の画像は、画像処理部20のA/D変換部を経てデジタル信号に変換され、所定の画像処理がなされた後、画像処理部20内の画像メモリ(RAM等)に一時的に格納される。当該画像メモリに格納された画像は、記録用画像としてメモリ76に記録されたり、ライブビュー表示用画像として表示部71に表示されることとなる。このように、画像処理部20等によって、撮像素子5からの出力信号に基づいて画像データが生成される。
手振れ補正制御部30は、撮影時における手振れ補正制御系を実現する処理部である。手振れ補正制御部30については後に詳述する。
通信部50は、音声通話、データ通信(電子メール送受信等を含む)などの通信機能を実現する処理部である。
スピーカ73は、音を出力する音出力部として機能し、マイク74は、音を入力する音入力部として機能する。振動発生用アクチュエータ75は、着信を通知するための振動(バイブレーション)を発生する駆動部である。携帯電話1Aのマナーモードにおいては、原則として振動発生用アクチュエータ75の振動によって着信が通知される。また、メモリ76は、各種のデータ(撮影画像を含む)を格納する記憶領域であり、フラッシュメモリなどによって構成される。
また、全体制御部60は、手振れ補正システム10と画像処理部20と手振れ補正制御部30と通信部50とを含む各種の処理部を全体的に制御する統合制御機能を有する処理部である。全体制御部60は、マイクロコンピュータで構成される。当該マイクロコンピュータ内で所定のソフトウエアプログラムが実行されることによって、通信制御部61と撮像制御部63と着信制御部64とを含む各処理部の機能が実現される。
このうち着信制御部64は、メール着信および音声着信などの各種の着信が発生したときに、操作者にどのようにして着信を通知するかを制御する処理部である。着信制御部64については、後に詳述する。
<手振れ補正システム10>
次に、手振れ補正システム10について詳述する。
図3は、手振れ補正システム10に含まれる要素をより詳細に示す図である。図3に示すように、手振れ補正システム10は、略円筒形状の撮像ユニット9と、撮像ユニット9の外径よりも大きな内径を有する略円筒形状の本体側部材(筐体側部材とも称する)12とを備えている。なお、図3は側面図であるため、撮像ユニット9および本体側部材12はいずれも図3において直方体形状で示されているが、正面側から見ると撮像ユニット9および本体側部材12はいずれも略円形状を有している。
撮像ユニット9は、撮影レンズ3と絞り4と撮像素子5とフォーカスアクチュエータ6と絞りアクチュエータ7と揺れ検知センサ8とを備えている。これらの撮影レンズ3と絞り4と撮像素子5とフォーカスアクチュエータ6と絞りアクチュエータ7と揺れ検知センサ8とは、いずれも撮像ユニット9に固定されて設けられている。撮影レンズ3は、1枚又は複数のレンズによって構成される。撮影レンズ3を通った被写体の光像(被写体像)は、撮像素子5に結像される。撮像素子5は、カラーフィルタがそれぞれ付された微細な画素群を有しており、例えばRGBの色成分を有する画像信号に光電変換する。撮像素子5としては、例えばCCDあるいはCMOSなどが用いられる。また、フォーカスアクチュエータ6は、撮影レンズ3のフォーカスレンズを移動させることによって被写体を合焦状態にすることが可能であり、絞りアクチュエータ7は、絞り4の羽根を駆動することによって、絞り4の絞り具合を調整することが可能である。また、揺れ検知センサ8は、撮像ユニット9に固定され、撮像ユニット9の揺れを検知する。
本体側部材12は、一端面が開放された略円筒形状を有する部材12a、および部材12aにおける開放面を塞ぐように設けられたカバーガラス12bなどで構成されている。この本体側部材12は、携帯電話1Aの装置本体側に固定される部材であり、詳細には、部材12aが携帯電話の本体に固定されている。また、透光性を有するカバーガラス12bは、外部から撮像ユニット9への異物の進入を防ぐ役割を有するとともに、被写体からの光像を透過させ撮影レンズ3を介して撮像素子5へと導く役割とを有している。
また、手振れ補正システム10は、略円柱形状を有する弾性支持部材11aをさらに備えている。弾性支持部材11aは、撮像ユニット9と本体側部材12との間に設けられる。弾性支持部材11aの一方の端面は撮像ユニット9に固定されるとともに、他方の端面は本体側部材12に固定される。このように、撮像ユニット9は、基本的には、弾性支持部材11aによって本体側部材12に固定されている。
ただし、撮像ユニット9は、弾性を有する弾性支持部材11aによって支持されているため、後述する駆動部16による駆動力が付与された場合には、撮像ユニット9は、X軸周りの回転方向(ピッチ方向)に移動すること、およびY軸周りの回転方向(ヨー方向)に移動することが可能である。すなわち、弾性支持部材11aによる保持力よりも大きな力が駆動力として加えられることによって、撮像ユニット9は本体側部材12に対して所定の回転軸(X軸に平行な軸およびY軸に平行な軸)を中心に揺動することが可能である。
したがって、後述するように、携帯電話1Aの本体が手振れ等によって揺れた場合でも、揺れ検知センサ8により検出された揺れを打ち消す向きに(言い換えれば、検出された揺れと逆向きに)撮像ユニット9を移動させることによって、手振れを補正することが可能になる。
このように、撮像ユニット9は、駆動部16(後述)によって駆動されていないときには本体側部材12に対して固定されている一方で、駆動部16による駆動力が付与されたときには本体側部材12に対して相対移動することが可能となっている。すなわち、撮像ユニット9は、適度の強度で支持(保持)されている。
なお、図1および図3においては、XYZ直交座標系を設定している。X軸は水平方向を示し、Y軸は鉛直方向を示し、Z軸はX軸およびY軸の双方に直交する方向を示している。以下、適宜、このXYZ座標系を参照しつつ説明を行う。
<手振れ補正システムの駆動系の詳細>
図3に示すように、手振れ補正システム10は、撮像ユニット9を駆動するための駆動部16を有している。詳細には、X軸周りの回転方向(ピッチ方向)に撮像ユニット9を駆動するためのP駆動アクチュエータ16Pと、Y軸周りの回転方向(ヨー方向)に撮像ユニット9を駆動するためのY駆動アクチュエータ16Y(図6参照)とを有している。言い換えれば、P駆動アクチュエータ16Pは撮像ユニット9をピッチ方向に回転駆動させることが可能であり、Y駆動アクチュエータ16Yは撮像ユニット9をヨー方向に回転駆動させることが可能である。P駆動アクチュエータ16PおよびY駆動アクチュエータ16Yを用いて、ピッチ方向およびヨー方向に回転駆動することによって、撮像ユニット9の揺れを補正すること、すなわち手振れを補正することが可能になる。これにより、手振れとして例えば1〜10Hz程度の揺れを補正できることとなる。
P駆動アクチュエータ16Pは、一対の駆動部材15(15a、15b)を有している。これらの駆動部材15a、15bは、形状記憶合金(SMA)を用いて棒状の部材として形成されている。
P駆動アクチュエータ16Pにおける駆動部材15aの一端は、撮像ユニット9の外周面上部に固定され、他端は本体側部材12の上側内面に固定されている。また、P駆動アクチュエータ16Pにおける駆動部材15bの一端は、撮像ユニット9の外周面下部に固定され、他端は本体側部材12の下側内面に固定されている。そして、各駆動部材15a、15bは、後述するように、電流印加による発熱量に応じて伸縮し、撮像ユニット9をピッチ方向に駆動する。
このように、ピッチ方向における撮像ユニット9の両端側には、本体側部材12および撮像ユニット9の双方に対して固定された駆動部材15a、15bが設けられている。すなわち、撮像ユニット(可動部)9に対して異なる方向から接続する複数の駆動部材(アクチュエータ)15a、15bによって撮像ユニット9の駆動が可能となっている。
Y駆動アクチュエータ16Yも、P駆動アクチュエータ16Pと同様の構成を有している。図3には示していないが、撮像ユニット9をヨー方向に駆動することを可能にするため、Y駆動アクチュエータ16Yは、一対の駆動部材15c、15d(不図示)とを有している。これらの駆動部材15c、15dについては、上記の駆動部材15a、15bと同様の構成を有している。
詳細には、駆動部材15cの一端は撮像ユニット9の外周面左側(紙面手前側)に固定され、他端は本体側部材12の左側内面に固定されている。また、駆動部材15dの一端は撮像ユニット9の外周面右側(紙面奥側)に固定され、他端は本体側部材12の右側内面に固定されている。これらの駆動部材15c、15dは、後述するように、電流印加による発熱量に応じて伸縮し、撮像ユニット9をヨー方向に駆動する。
以下では、P駆動アクチュエータ16Pについての駆動原理について説明する。なお、説明の重複を避けるために省略するが、もう1つのY駆動アクチュエータ16Yについても同様である。
図4は、SMAに対する印加電流と撮像ユニット9の変位との関係を示す図である。なお、以下の説明では、図5も適宜参照する。
一方の駆動部材15bのSMA(以下では「SMAb」とも称する)に比較的大きな電流(例えば100mA)を印加し他方の駆動部材15aのSMA(以下では「SMAa」とも称する)に電流を印加しないようにする場合を想定する。この場合には、駆動部材15bは加熱されて縮み、駆動部材15aは比較的低い温度となり伸びやすい状態となる。したがって、駆動部材15bの収縮力によって駆動部材15aが伸ばされた状態となる(図5(a))。
この状態から、今度は、駆動部材15bのSMAに対する印加電流を徐々に小さくし駆動部材15aのSMAに対する印加電流を増加させていく。すると、駆動部材15bが比較的伸びやすい状態になった上で駆動部材15aの収縮力が増加していくため、撮像ユニット9が本体側部材12に対して所定の回転軸(例えばX軸に平行な軸RX)を中心に反時計回りに徐々に回転する。そして、駆動部材15a,15bへの印加電流が同じになった時点で両駆動部材15a、15bの長さが同一となり、図5(b)に示すように、撮像ユニット9は、撮影レンズ3の光軸AXがZ軸に平行となるような、撮像ユニット9の駆動についての基準位置(センター位置)に移動する。そして、駆動部材15aのSMAに対する印加電流をさらに増加させるとともに駆動部材15bのSMAに対する印加電流をさらに減少させると、駆動部材15aがさらに縮み駆動部材15bがさらに伸びるため、図5(c)に示すように、撮像ユニット9の入射面側が今度は右上に傾くことになる。
逆に、図5(c)の状態から、駆動部材15aのSMAに対する印加電流を徐々に減少しながら、駆動部材15bのSMAに対する印加電流を徐々に増加させていくと、撮像ユニット9が本体側部材12に対して時計回りに徐々に回転し、図5(b)の状態を経て、図5(a)の状態へと移行する。
したがって、SMAで形成された一対の駆動部材15a、15bに対する印加電流の大きさを制御することによって、撮像ユニット9をピッチ方向の正方向および負方向のいずれにも駆動することができる。
このような駆動系を用い、撮像ユニット9に設けた揺れ検知センサ8によって検出された揺れを打ち消す向きに撮像ユニット9を本体側部材12に対して移動させることによって、撮像ユニット(撮像手段)9に係る手振れを補正することが可能になる。
また、手振れ補正用の駆動可能範囲を大きくするため、撮影時においては所定の電流を印加し、撮像ユニット9がセンター位置(図5(b)参照)に存在する状態となるようにしておくことが好ましい。
なお、図4に示すように、一対のSMAによる撮像ユニット9の変位動作においてヒステリシスが存在する場合には、制御系において、このようなヒステリシスを補償するような電流又は電圧等を定めればよい。
<手振れ補正処理>
つぎに、この手振れ補正システム10における手振れ補正の原理および制御系について説明する。
上述したように、撮像素子5および揺れ検知センサ8はいずれも撮像ユニット9側に設けられている。したがって、この揺れ検知センサ8により検知される揺れがゼロになるように(揺れを打ち消すように)、撮像ユニット9を本体側部材12に対して相対的に駆動することによれば、撮像素子5による撮影画像における手振れを補正することができる。
以下では、手振れ補正制御についてより詳細に説明する。
図6は、携帯電話1Aにおける、撮像処理と手振れ補正とに関する制御系の概要を示す図である。図6に示すように、撮像ユニット9に設けられた揺れ検知センサ8は、撮像ユニット9の揺れを検出する。具体的には、揺れ検知センサ8は、ピッチ方向における撮像ユニット9の角速度(詳細には、慣性角速度(対地角速度))を検出するジャイロセンサ(角速度センサ)8aと、ヨー方向における撮像ユニット9の角速度を検出するジャイロセンサ8bとを有している。
揺れ検知センサ8の各ジャイロセンサ8a,8bからの出力信号は、揺れ検出回路30cにおいて増幅され且つフィルタリング処理が施された上で、撮像ユニット9の「揺れ」を示す信号として検出され、コントローラ30aに入力される。
コントローラ30aは、揺れ検出回路30cによって検出された揺れを打ち消す向きに撮像ユニット9を駆動させるための制御指令値を、ゼロメソッド制御部30bおよび制御値出力部35を用いて生成し、駆動回路(ドライバ)30dに出力する。そして、駆動回路30dは、コントローラ30aからの制御指令値に基づいて駆動部16を駆動する。これによって、撮像ユニット9は本体側部材12に対して相対的に駆動され、手振れが補正される。
コントローラ30aはマイクロコンピュータで構成される。当該マイクロコンピュータ内で所定のソフトウエアプログラムが実行されることによって、角度検出部31と目標角度設定部32と現在角度算出部33と最適制御値演算部34と制御値出力部35とを含む各処理部の機能が実現される。なお、角度検出部31と目標角度設定部32と現在角度算出部33と最適制御値演算部34とは、ゼロメソッド制御部30bを構成する。ゼロメソッド制御部30bは、揺れ検知センサ8によって検知される揺れがゼロになるように撮像ユニット9を駆動する制御系である。
角度検出部31は、各ジャイロセンサ8a,8bによって検出されたピッチ方向およびヨー方向の各角速度ωp,ωyを積分することによって、ピッチ方向およびヨー方向における回転変位(角度)θp,θyを算出する。算出された角度θp,θyは、目標角度設定部32と現在角度算出部33とに入力される。なお、角速度ωp,ωyは地面を基準にした角速度(対地角速度)であり、角度θp,θyは地面を基準にした角度(対地角度)である。
目標角度設定部32は、サーボ制御系における目標角度θpd,θydを設定する。ここでは、目標角度設定部32は、手振れ補正制御開始時点(例えば、ライブビュー表示開始時点)での撮像ユニット9の変位を、目標角度θpd,θydとして設定するものとする。この結果、この目標変位を維持するように撮像ユニット9が駆動されて、撮像ユニット9の手振れ補正処理が行われることになる。
現在角度算出部33は、角度検出部31によって算出された角度値から現在角度を求める。角度検出部31によって算出された角度値をそのまま現在角度として決定すれば十分であるが、必要に応じて適宜、その値を修正するようにしてもよい。
最適制御値演算部34は、目標角度(θpd,θyd)と現在角度(θp,θy)との差分値((θpd−θp),(θyd−θy))を求めて比例ゲインを乗じるとともに、2段階の微分要素による制御を加え、ローパスフィルタを通した上で更に適宜のゲインを乗じて制御指令値を決定する。すなわち、揺れ検知センサ8(ジャイロセンサ8a,8b)によって検出された角速度を一旦角度に変換した上で、角度の次元と、(角度を一階微分した)角速度の次元と、(角度を二階微分した)加速度の次元との3つの次元において、フィードバック制御を行う。SMAを用いた駆動系は、電流印加による発熱段階、加速度発生に起因する速度発生段階、速度発生に起因する変位発生段階を有しているため、3次遅れの系となる。したがって、フィードバック制御(サーボ制御系)をより良好に行うためには、このように、180度(2次)以上の位相進み要素(微分要素)を加えることが好ましい。
なお、ここでは、ジャイロセンサ8a,8bからの出力信号を一旦積分して角度値に変換した上で角度を制御量とするPD制御(より詳細には、微分要素として一階微分の微分要素のみならず二階微分の微分要素をも有するPD制御)を行っているが、これに限定されず、角速度を制御量とするPID制御を行うようにしてもよい。具体的には、角速度の現在値と目標値との差にゲインを乗じた値と、角速度の積分値(すなわち角度の次元の値)に関する現在値と目標値との差にゲインを乗じた値と、角速度の微分値(すなわち角加速度の次元の値)に関する現在値と目標値との差にゲインを乗じた値とを加算した値を制御指令値として算出するようにしてもよい。
また、シャッタボタン(レリーズボタンとも称する)29(図1参照)は、2段階の押し込み式のボタンとして構成されている。コントローラ30aは、シャッタボタン29が半押し状態(状態S1とも称する)にまで押し込まれたときに、「撮影準備指示」が付与されたものとみなし、当該撮影準備指示に応答して撮影の準備動作(例えば、AF処理およびAE処理)を実行する。また、コントローラ30aは、シャッタボタン29がさらに全押し状態(状態S2とも称する)にまで押し込まれたときには、本撮影を行うべき旨の指示、すなわち「撮影開始指示」が付与されたものとみなし、当該撮影開始指示に応答して、記録用画像(本撮影画像)を撮影するための露光処理を行う。
本実施形態における手振れ補正を行うことによれば、記録用画像の露光処理中における光像の位置変化を最小限にとどめることによって、手振れの影響が軽減された画像を得ることが可能になる。
<着信時の動作>
つぎに、図7を参照しながら、携帯電話1Aにおいて、撮影中に着信が発生した場合の処理について説明する。図7は、着信検知時の処理(サブルーチン処理)を示すフローチャートである。なお、以下では、カメラ機能を実現する撮影モードにおいて、常に手振れ補正処理が行われる場合を想定する。すなわち、シャッタボタン29の押下後だけでなくシャッタボタン29の押下以前のライブビュー表示時においても、手振れ補正制御が実行される場合を想定する。
まず、ステップSP21において、携帯電話1Aが受信(着信)を検知すると、次のステップSP22に進む。なお、「着信」としては、メール着信および音声着信などの各種の着信のいずれであってもよい。
ステップSP22においては、手振れ補正処理中であるか否かが判定される。なお、上述したように、ここでは、撮影モードにおいては常に手振れ補正処理が行われる場合を想定しているため、シャッタボタン29の押下後だけでなく、ライブビュー表示を伴う構図決定動作中においても、手振れ補正処理が実行されていると判定される。
手振れ補正処理中でない(例えば、非撮影モード時、手振れ補正機能OFF設定時など)と判定されればステップSP23に進む。ステップSP23においては、標準着信処理(詳細には標準着信通知処理)が行われる。標準着信通知処理としては、音による着信通知処理、表示による着信通知処理、および振動による着信通知処理などが挙げられる。音による着信通知処理を行う着信通知モードを「音通知モード」とも称し、表示による着信通知処理を行う着信通知モードを「表示通知モード」とも称するものとする。また、振動による着信通知処理を行う着信通知モードを「振動通知モード」とも称するものとする。
マナーモードにおいては、「振動通知モード」が標準着信通知処理として選択されており、振動による着信通知処理が行われる。携帯電話1Aにおいては、マナーモードの設定および解除は、操作者による適宜のメニュー選択操作等によって決定される。また、マナーモードが解除されているときの着信モード(着信通知手法)も、操作者による適宜のメニュー選択操作等によって決定される。例えば、マナーモードが解除されているときには、音通知モードが標準着信通知処理として選択され、音による着信通知処理が標準着信通知処理として行われる。
一方、ステップSP22において、手振れ補正処理中であると判定されればステップSP24に進む。ステップSP24では、さらに着信通知モードが振動通知モードであるか否かを判定する。具体的には、マナーモードに設定されている場合、及び、マナーモードが解除されているときの着信モードとして振動通知モードが選択されている場合などにおいては、着信通知モードが振動通知モードであると判定される。
そして、携帯電話1Aは、着信通知モードが振動通知モードであると判定する場合には、着信通知用振動の振動状態を変更して、振動による着信通知処理を行う(ステップSP25)。
ステップSP25においては、着信通知時における振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を、手振れ補正システム10によるブレ補正が可能な周波数帯域内の値に変更する。ここでは、手振れ補正システム10によって10Hz以下の揺れを補正することが可能である場合を想定し、振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を10Hzの振動周波数に変更するものとする。振動発生用アクチュエータ75の振動周波数は、通常例えば30Hz程度であるため、そのままでは、手振れ補正システム10によって振動発生用アクチュエータ75の振動に起因するブレを抑制することが困難である。これに対して、振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を、手振れ補正システム10によるブレ補正が可能な周波数帯域(例えば、約1Hz〜約10Hz)内の値に変更することによれば、手振れ補正システム10によって、手振れによる振動と振動発生用アクチュエータ75による振動との合成振動を抑制することが可能である。これによれば、振動発生用アクチュエータ75によって携帯電話1A全体を振動させることによって操作者に対する着信通知を行うことができるとともに、手振れ補正システム10を用いたブレ補正によって地面に対する撮像素子5の揺れを抑制して撮影画像のブレを抑制することもできる。
このように、手振れ補正システム10は、手振れに起因する撮影画像のブレだけでなく、振動発生用アクチュエータ75の振動に起因する撮影画像のブレをも補正することが可能である。すなわち、手振れ補正システム10は、手振れ以外の要因に起因するブレをも補正するブレ補正システム(ブレ補正手段)として機能する。
また、ここでは、振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を変更することに加えて、振動発生用アクチュエータ75の振動強度(振幅)を、手振れ補正処理の非実行中に比べて低減する。具体的には、例えば振動発生用アクチュエータ75への入力電圧を低減すればよい。これによれば、着信通知用の振動に起因する撮影画像のブレをさらに抑制することができる。
その後、ステップSP26において、着信を通知する表示画面G1(図8参照)が表示部71に出力される。すなわち、表示による着信通知処理が行われる。これによれば、着信通知をより確実に行うことができる。なお、図8は、メール着信の通知例を示す図である。図8の表示画面G1においては、被写体である人物HMを含むライブビュー画像が表示されるとともに、メール受信中である旨が着信表示領域RA(表示部71の表示領域内の上側部分)に表示されている。
また、ステップSP24において、着信通知モードが振動通知モードでないと判定された場合には、ステップSP27に進み、音通知モードであるか否かを判定する。音通知モードでない場合には、そのままステップSP26に進む。一方、音通知モードである場合には、音着信通知における音量を低減して、音による着信通知処理を行う(ステップSP28)。より詳細には、当該音量を最低レベルの音量(最も小さな音量)に設定すればよい。これによれば、音を出力する際のスピーカ73の振動に起因して撮像素子5に発生するブレを抑制することが可能である。
以上のように、上記の携帯電話1Aによれば、手振れ補正処理実行中は、着信通知時における振動発生用アクチュエータ75の振動周波数が、手振れ補正システム10による補正が可能な周波数帯域内の値に変更されるので、操作者に対する振動による着信通知をも行いつつ、手振れに起因するブレと振動発生用アクチュエータ75の振動に起因するブレとの双方を手振れ補正システム10Aによって抑制することが可能である。
なお、上記実施形態では、手振れ補正処理実行中において、振動発生用アクチュエータ75の振動周波数と振動強度(振幅)との双方を変更する場合を例示したが、これに限定されない。例えば、振動周波数および振幅の一方のみを変更するようにしてもよい。
<2.第2実施形態>
第2実施形態に係る携帯電話1Bは、第1実施形態に係る携帯電話1Aと同様の構成を有している一方で、着信時の動作が相違する。以下では、相違点を中心に説明する。また、この第2実施形態においては、マナーモードに設定されている場合(すなわち振動通知モードに設定されている場合)を想定して説明を行う。
図9は、第2実施形態に係る携帯電話1Bの着信時の処理(サブルーチン処理)を示すフローチャートである。
ステップSP31,SP32,SP33の処理は、それぞれ、上述のステップSP21,SP22,SP23の処理と同様であるので、重複を避けるため説明を省略する。
そして、ステップSP32において、手振れ補正処理中であると判定されればステップSP34に進む。ステップSP34では、シャッタボタン29が押下されているか否かを判定する。
シャッタボタン29が半押し状態S1あるいは全押し状態S2であると判定される場合には、着信通知用振動を停止し(ステップSP35)、着信を通知する表示画面G1(図8参照)を表示部71に出力する(ステップSP36)。すなわち、振動による着信通知処理を行うのではなく、表示による着信通知処理を行う。これによれば、撮影状態における振動が停止されるので、着信通知振動による撮影画像のブレを回避することができる。また、振動発生用アクチュエータ75の振動停止時には、手振れ補正システム10によってより確実に手振れを補正できるため、撮影画像のブレをより適切に抑制することが可能になる。一方、着信通知用の画面G1を表示することによって、着信通知を得ることも可能になる。
また、ステップSP34において、シャッタボタン29が押下されていないと判定される場合(具体的には、シャッタボタン29が半押し状態S1でもなく全押し状態S2でもないと判定される場合)には、振動周波数を変更した上で、振動による着信通知処理を行い(ステップSP37)、着信を通知する表示画面G1(図8参照)を表示部71に出力する(ステップSP36)。すなわち、ライブビュー表示時であって且つシャッタボタン29の未押下の期間においては、上記のステップSP25と同様に、着信通知時における振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を、手振れ補正システム10によるブレ補正が可能な周波数帯域内の値に変更した上で、振動による着信通知処理が行われる。これによれば、手振れ補正システム10によって、手振れによる振動と振動発生用アクチュエータ75による振動との合成振動を抑制することが可能である。すなわち、操作者に対する振動による着信通知をも行いつつ、手振れ補正システム10によって撮像素子5等におけるブレを抑制することが可能である。
以上のように、この第2実施形態によれば、着信通知モードが振動通知モードに設定されている場合であっても、手振れ補正処理実行中(より詳細には、少なくとも露光処理中)は、振動によって着信が通知されるのではなく表示によって着信が通知されるので、着信通知用の振動によってブレ補正処理が阻害されることを防止できる。したがって、着信通知用の振動に起因する撮影画像のブレを抑制することができる。
特に、少なくとも露光処理中は、着信通知時における振動発生用アクチュエータ75の振動が停止されるので、より確実に撮影画像のブレを抑制することができる。
また、その一方で、シャッタボタン29の押下前の構図決定段階(ライブビュー表示段階)では、着信通知を優先させて振動による着信通知処理が行われる。ただし、ライブビュー表示時に振動着信通知を行う場合には、振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を手振れ補正システム10による補正が可能な周波数帯域の値に変更している(ステップSP37)ので、撮像素子5におけるブレを比較的良好に抑制することが可能である。
なお、上記実施形態においては、ステップSP34において、シャッタボタン29が押下されているか否かに応じて分岐処理を行う場合を例示したが、これに限定されない。例えば、ステップSP34において、シャッタボタン29の押下状態に応じて分岐処理を行うようにしてもよい。例えば、シャッタボタン29の半押し状態S1から全押し状態S2までの期間においては、振動発生用アクチュエータ75の振動周波数を変更して着信通知を行うようにし、シャッタボタン29の全押し状態S2においては、振動による着信通知を停止するようにしてもよい。
<3.変形例>
上記各実施形態においては、手振れ補正制御は、シャッタボタン29の押下後だけでなくシャッタボタン29の押下以前のライブビュー表示時においても実行される場合を想定しているが、これに限定されない。例えば、手振れ補正制御は、撮影開始指示の入力時点(全押し状態S2になった時点)から撮影終了時点までの期間のみ実行されてもよく、あるいは、撮影準備指示の入力時点(半押し状態S1になった時点)から撮影終了時点までの期間のみ実行されてもよい。
上記各実施形態においては、振動以外の着信通知手法として、表示通知を行う場合を例示したが、これに限定されない。例えば、表示による着信通知とともに、あるいは表示による着信通知に代えて、「音による着信通知」を実行するようにしてもよい。振動によって着信を通知するのではなく音によって着信を通知することによれば、着信通知用の振動によってブレ補正が阻害されることを防止できる。したがって、着信通知用の振動に起因する撮影画像のブレを抑制することができる。
また、上記第1実施形態においては、図7のステップSP25において振動周波数を変更する場合を例示したが、これに限定されず、ステップSP25において振動を停止するようにしてもよい。これによれば、ブレ補正処理実行中は、振動によって着信が通知されるのではなく表示によって着信が通知されるので、着信通知用の振動によってブレ補正が阻害されることを防止できる。したがって、着信通知用の振動に起因する撮影画像のブレを抑制することができる。
また、上記第2実施形態においては、手振れ補正処理中においてシャッタボタン29が押下されているときに振動発生用アクチュエータ75の振動を停止する場合を例示したが、これに限定されない。手振れ補正処理中は、シャッタボタン29が押下されていないときであっても、常に振動発生用アクチュエータ75の振動を停止するようにしてもよい。例えば、第1実施形態のステップSP25(図7)において振動を停止するようにしてもよい。これによれば、手振れ補正処理実行中は、振動によって着信が通知されるのではなく表示によって着信が通知されるので、着信通知用の振動によってブレ補正が阻害されることを防止できる。したがって、着信通知用の振動に起因する撮影画像のブレを抑制することができる。
第1実施形態に係る携帯電話を示す側面図である。 携帯電話の機能ブロックを示す概略図である。 手振れ補正システムに含まれる要素を示す図である。 SMAに対する印加電流と撮像ユニットの変位との関係を示す図である。 撮像ユニットの変位を説明するための図である。 手振れ補正制御系の概要を示す図である。 着信時の動作を示すフローチャートである。 着信中表示を示す図である。 第2実施形態に係る携帯電話の着信時動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1A,1B 携帯電話
3 撮影レンズ
5 撮像素子
8 検知センサ
9 撮像ユニット
10 手振れ補正システム
11a 弾性支持部材
12 本体側部材
12b カバーガラス
15a〜15d 駆動部材
16 駆動部
29 シャッタボタン

Claims (5)

  1. 携帯通信装置であって、
    前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する第1通知手段と、
    前記携帯通信装置への着信を表示および/または音によって通知する第2通知手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、前記第1通知手段を用いて振動によって着信を通知するのではなく、前記第2通知手段を用いて表示および/または音によって着信を通知する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  2. 携帯通信装置であって、
    前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する通知手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、着信通知時における前記通知手段の振動の振幅を、ブレ補正処理非実行中に比べて低減する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  3. 携帯通信装置であって、
    前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する通知手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、
    前記ブレ補正手段によるブレ補正処理実行中は、着信通知時における前記通知手段の振動周波数を、前記ブレ補正手段による補正が可能な周波数帯域内の値に変更する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  4. 携帯通信装置であって、
    前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する通知手段と、
    撮像手段と、
    前記撮像手段におけるブレを補正するブレ補正手段と、
    少なくとも前記撮像手段による露光処理中は、着信通知時における前記通知手段の振動を停止する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯通信装置。
  5. 携帯通信装置であって、
    前記携帯通信装置への着信を振動によって通知する第1通知手段と、
    前記携帯通信装置への着信を表示および/または音によって通知する第2通知手段と、
    撮像手段と、
    少なくとも前記撮像手段による露光処理中は、前記第1通知手段を用いて振動によって着信を通知するのではなく、前記第2通知手段を用いて表示および/または音によって着信を通知する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯通信装置。
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