JP2006333022A - 高周波電力増幅装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドハティ機能を機構的にサイズが大きくなる伝送線路を用いずに実現することができ、ドハティ機能を備える増幅装置のサイズをさらに小型化して、機構的に容積の縮小化が要求される移動体通信機器にもドハティ機能を実装することができる高周波電力増幅装置を提供する。
【解決手段】キャリア増幅器102とピーク増幅器103をそれぞれトランジスタによる多段構成として、各増幅器102、103が90度の位相差で動作するように設計することにより、ドハティ機能を実現する場合に従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とする。
【選択図】図1
【解決手段】キャリア増幅器102とピーク増幅器103をそれぞれトランジスタによる多段構成として、各増幅器102、103が90度の位相差で動作するように設計することにより、ドハティ機能を実現する場合に従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、高周波信号を半導体デバイスにより増幅してアンテナに送信電力を供給する高周波電力増幅装置に関するものである。
近年、移動体通信分野の発展に伴い、携帯電話等の移動体通信機器では限られた電池容量のもとで長時間に渡って通話可能であることが求められる。高周波信号を増幅してアンテナに送信電力を供給するためのトランジスタで構成された高周波電力増幅装置は、特に多くの電力を消費するために高効率動作が望まれる。
以上のような高周波電力増幅装置において、トランジスタの出力側のインピーダンスを制御し、トランジスタを高効率動作させる従来手法として、ドハティ型増幅器(例えば、特許文献1を参照)が開発されており、その動作を以下に説明する。
図7はトランジスタを高効率動作させる従来の高周波電力増幅装置として開発されたドハティ型増幅器の構成を示すブロック図である。図7において、キャリア増幅器701は通常のB級増幅器であり、ピーク増幅器704は何等かの最小スレショルド(予め設定された所定の閾値)を超える信号だけを増幅するように設計されている。これら2つの増幅器701、704の出力側には、回路出力に添加されているR/2の負荷に接続されている。各増幅器701、704への入力電力は等しく分割され、負荷R/2における2つの増幅器701、704の出力電力が同相になることが保証される。ピーク増幅器704は、キャリア増幅器701に対して90度位相がずれるように駆動される。
このようなドハティ増幅器において、出力電力が小さい時はキャリア増幅器701のみで動作し、さらにキャリア増幅器701の出力側の1/4波長ネットワーク702は、キャリア増幅器701を、高効率動作する負荷にインピーダンス変換する役割を果たす。このようにキャリア増幅器701の出力側に1/4波長ネットワーク702を接続しているため、出力電力が大きくなり、キャリア増幅器701が動作すると同時にピーク増幅器704も動作する時は、ピーク増幅器704の出力電力の位相を、キャリア増幅器701の出力電力の位相に比べて90度遅らせる必要があり、ピーク増幅器704の入力側に1/4波長ネットワーク702と同様の1/4波長ネットワーク703を備えている。
また、集中定数回路で電力の位相を制御する従来手法として、定Kフィルタ理論(例えば、非特許文献1を参照)がある。この理論によれば、映像パラメータを導入し、図8(a)、(b)に示すようなインダクタンスLおよびキャパシタンスCの集中定数素子で構成するフィルタに関する基本回路(半区間回路)において、K2=Z1・Z2の関係にあるとき、このフィルタを定Kフィルタと呼ぶ。
なお、定Kフィルタにおける「K」の電気的な意味は、無損失線路の場合には線路の特性インピーダンスZ0で表すが、この特性インピーダンスZ0に対してフィルタの場合の公称インピーダンスを表している。また、フィルタの位相通過特性は伝達定数θで表される。
特開平7−22852号公報(第2図)
「伝送回路」菊池憲太郎著、第2版、東京電気大学出版局、2000年2月20日、135〜140頁(図6.4)
しかしながら上記のようなドハティ機能を有する従来の高周波電力増幅装置では、キャリア増幅器701の出力側およびピーク増幅器704の入力側に、それぞれ1/4波長ネットワーク702、703の配置を必要としており、一般的に1/4波長ネットワークとしては伝送線路が用いられるが、例えば周波数が1[GHz]の場合の1/4波長は7.5[cm]にもなり、このような1/4波長ネットワークは、1[GHz]付近の周波数が用いられ小型でかつ高機能化が進む携帯電話等の移動体通信機器に内蔵させるにはサイズが大きすぎるため、機構上の問題で携帯電話等の移動体通信機器への搭載が困難であるという問題点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、ドハティ機能を機構的にサイズが大きくなる伝送線路を用いずに実現することができ、ドハティ機能を備える増幅装置のサイズをさらに小型化して、機構的に容積の縮小化が要求される移動体通信機器にもドハティ機能を実装することができる高周波電力増幅装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の高周波電力増幅装置は、高周波信号が入力される入力端子と、前記入力端子から延びる第1の経路にM段(Mは任意の自然数)のトランジスタ構成で配置され、出力電力が小さい時に単独で動作するキャリア増幅器と、前記キャリア増幅器の出力側に配置される1/4波長ネットワークと、前記入力端子から延びる第2の経路にN段(Nは任意の自然数)のトランジスタ構成で配置され、出力電力が大きい時に前記キャリア増幅器とともに動作して所定の閾値を超える信号だけを増幅するピーク増幅器と、前記ピーク増幅器の出力側と前記1/4波長ネットワークとの結合部位に配置される出力端子とを備え、前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器を、そのトランジスタの段数およびトランジスタのバイアス条件を調整して、90度の位相差で動作するよう構成したことを特徴とする。
以上により、キャリア増幅器およびピーク増幅器としてトランジスタによる多段構成を用いてドハティ機能を実現することにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とすることができる。
また、本発明の請求項2に記載の高周波電力増幅装置は、高周波信号が入力される入力端子と、前記入力端子から延びる第1の経路に配置され、出力電力が小さい時に単独で動作するキャリア増幅器と、前記入力端子から延びる第2の経路に配置され、出力電力が大きい時に前記キャリア増幅器とともに動作して所定の閾値を超える信号だけを増幅するピーク増幅器と、前記キャリア増幅器の出力側および前記ピーク増幅器の入力側にそれぞれ配置された1/4波長ネットワークと、前記ピーク増幅器の出力側と前記第1の経路の1/4波長ネットワークとの結合部位に配置される出力端子とを備え、前記1/4波長ネットワークとして集中定数素子による集中定数回路を用い、前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器が90度の位相差で動作するよう構成したことを特徴とする。
以上により、1/4波長ネットワークとして集中定数素子による集中定数回路を用いてドハティ機能を実現することにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とすることができる。
以上のように本発明によれば、キャリア増幅器およびピーク増幅器としてトランジスタによる多段構成を用いてドハティ機能を実現することにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とすることができる。
また、1/4波長ネットワークとして集中定数素子による集中定数回路を用いてドハティ機能を実現することにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とすることができる。
そのため、ドハティ機能を機構的にサイズが大きくなる伝送線路を用いずに実現することができ、ドハティ機能を備える増幅装置のサイズをさらに小型化して、機構的に容積の縮小化が要求される移動体通信機器にもドハティ機能を実装することができる。
以下、本発明の実施の形態を示す高周波電力増幅装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の高周波電力増幅装置を説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の高周波電力増幅装置を説明する。
図1は本実施の形態1の高周波電力増幅装置としてキャリア増幅器とピーク増幅器を有するドハティ型増幅器の構成を示すブロック図である。図1において、出力端子105では、キャリア増幅器102側とピーク増幅器103側の各出力電力が同位相で合成される必要があり、キャリア増幅器102側の1/4波長ネットワーク104による90度位相遅延効果を打ち消すために、ピーク増幅器103の出力電力は、キャリア増幅器102の出力電力に対して90度位相が遅れるように設計する。
1/4波長ネットワーク104は、キャリア増幅器102の出力電力に90度の位相遅延効果を与え、出力端子105において、キャリア増幅器102側の出力電力とピーク増幅器103側の出力電力を同相で合成する。
このようなドハティ型増幅器が大きな出力電力を必要とする場合は、キャリア増幅器102とピーク増幅器103は同レベルの出力電力であり、各増幅器102、103の出力端での負荷インピーダンスは同じ大きさとなる。一方、ドハティ型増幅器が小さい出力電力の時は、ピーク増幅器103の出力電力はキャリア増幅器102の出力電力に比べて小さくなるように設計されている。その時、キャリア増幅器102の負荷インピーダンスは1/4波長ネットワーク104のインピーダンス変換効果によって大きなインピーダンスの値となり、キャリア増幅器102は高い電力効率で動作する。
ここで、キャリア増幅器102はM段の一段トランジスタからなり、ピーク増幅器103はN段の一段トランジスタからなる。各増幅器102、103の通過電力位相量は、一段トランジスタの段数M、Nおよび各トランジスタのバイアス条件(トランジスタのベース電圧)に依存する。
図2は本実施の形態1の高周波電力増幅装置であるドハティ型増幅器における一段トランジスタとして用いられる一般的なシングルエンド型トランジスタの構造説明図である。図2に示すように、トランジスタ202は、ベース203、コレクタ204、エミッタ205より構成され、エミッタ205は接地(通常GND)206に接続されている。
このようなトランジスタ構成において、入力端子201に入力された高周波信号は、トランジスタ202により増幅され、出力端子207に出力される。入力端子201に入力される信号の位相と出力端子207で出力される信号の位相との位相差を通過電力位相量とすると、この通過電力位相量はトランジスタ202のベース203にかかるベース電圧を可変することで調整可能である。また、トランジスタ202の電力利得もベース203にかかるベース電圧によって調整可能である。
以上のようなドハティ型増幅器における実験結果を図3に示す。
図3(a)に示すように、ベース電圧によってトランジスタの通過電力位相量は90度以上または90度以下に調整でき、さらに、図3(b)に示すように、ベース電圧によってトランジスタの利得も0[dB]以上または0[dB]以下に調整できることがわかる。
図3(a)に示すように、ベース電圧によってトランジスタの通過電力位相量は90度以上または90度以下に調整でき、さらに、図3(b)に示すように、ベース電圧によってトランジスタの利得も0[dB]以上または0[dB]以下に調整できることがわかる。
この結果より、図1において、キャリア増幅器102とピーク増幅器103のトランジスタの段数とトランジスタのバイアス条件を調整することで、ピーク増幅器103がキャリア増幅器102に対して90度位相遅れで動作させることを可能とし、ドハティ動作をピーク増幅器の入力側に従来必要であった1/4波長ネットワークを用いずに実現することができる。
例えば周波数1[GHz]の場合、1/4波長ネットワークなどの伝送線路では長さが約7.5[cm]必要であるのに比べ、トランジスタは半導体チップ上に実現するものであり、数十〜数百ミクロン四方の大きさで実現でき、それを多段構成にしたとしても、伝送線路を用いた場合に比べ大幅な面積の縮小化が可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、キャリア増幅器およびピーク増幅器としてトランジスタによる多段構成を用いてドハティ機能を実現することにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とすることができる。
これにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた機構的にサイズが大きくなる伝送線路(1/4波長ネットワーク)を用いずに、ドハティ機能を実現することができ、ドハティ機能を備える増幅装置のサイズをさらに小型化して、機構的に容積の縮小化が要求される移動体通信機器にもドハティ機能を実装することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の高周波電力増幅装置を説明する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の高周波電力増幅装置を説明する。
図4は本実施の形態2の高周波電力増幅装置であるドハティ型増幅器の構成を示すブロック図である。図4に示すように、キャリア増幅器402の出力側に1/4波長集中定数回路405を備え、ピーク増幅器404の入力側に1/4波長集中定数回路403を備える。従来技術では1/4波長ネットワークが伝送線路で構成されていることに比べて、集中定数回路を用いることで大幅な面積の削減を実現する。
ここで、伝送線路の特性を集中定数回路で置き換えるためには、伝送線路の特性インピーダンスと伝送線路の電気的な長さを集中定数回路で実現する必要がある。この場合、従来技術で説明した「非特許文献1」を参考にした図8に示す半区間回路をもとに、集中定数回路の設計を行う。ただし、図8に示す回路はL型であって非対称構造であり、対称構造の伝送線路とは異なる。
そこで、L型回路を二つ接続したπ型回路もしくはT型回路を用いることで、伝送線路と同様に対称構造として、伝送線路と全く同じ機能を実現する。例として、周波数1[GHz]において、特性インピーダンス50[ohm]の1/4波長伝送線路と公称インピーダンス50[ohm]、伝達定数90[°]の集中定数回路を図5に示す。
図5(a)に示すCLC_π型回路501は、キャパシタンスとインダクタンスをπ型で構成した集中定数回路で、公称インピーダンスK=50[ohm]、映像伝送量θ=90[°]に設計している。また、図5(b)に示すLCL_T型回路502も同様に、公称インピーダンスK=50[ohm]、映像伝送量θ=90[°]に設計している。例えばπ型回路501では、インダクタンスの値は8[nH]、キャパシタンスの値は3.2[pF]であり、チップ部品もしくは半導体チップ上で十分実現可能な値である。周波数1[GHz]の1/4波長が約7.5[cm]であることに比べ、集中定数回路では数ミリ四方もしくはそれ以下の大きさで実現できる。
以上のように、本実施の形態によれば、1/4波長ネットワークとして集中定数素子による集中定数回路を用いてドハティ機能を実現することにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた1/4波長ネットワークを不要とすることができる。
これにより、キャリア増幅器およびピーク増幅器を90度の位相差で動作させるために従来ピーク増幅器の入力側に用いていた機構的にサイズが大きくなる伝送線路(1/4波長ネットワーク)を用いずに、ドハティ機能を実現することができ、ドハティ機能を備える増幅装置のサイズをさらに小型化して、機構的に容積の縮小化が要求される移動体通信機器にもドハティ機能を実装することができる。
以上の実施の形態1および実施の形態2による高周波電力増幅装置として用いられる各ドハティ型増幅器の実際のパターン例について、以下に従来例と比較して説明する。
図6は従来技術および本実施の形態1、2による高周波電力増幅装置として用いられる各ドハティ型増幅器のパターン図の構造例である。
図6は従来技術および本実施の形態1、2による高周波電力増幅装置として用いられる各ドハティ型増幅器のパターン図の構造例である。
図6(a)は従来のドハティ型増幅器のパターン図であり、ここでは、キャリア増幅器およびピーク増幅器は半導体チップで構成され、0.5[mm]四方の大きさを想定している。周波数1[GHz]の場合は1/4波長は7.5[cm]となるので、1/4波長ネットワークを伝送線路を用いて実現した場合は、図6(a)に示すように、キャリア増幅器およびピーク増幅器を構成する半導体チップに比べてはるかに大な面積を必要とする。
図6(b)は実施の形態1のドハティ型増幅器のパターン図であり、キャリア増幅器およびピーク増幅器を多段のトランジスタで実現した場合である。ここでは、キャリア増幅器を2段、ピーク増幅器を3段とした場合を想定し、半導体チップのサイズを、図6(a)の場合に比べて、それぞれ2倍、3倍としている。この場合、半導体のチップサイズは大きくなるが、ピーク増幅器入力側の1/4波長伝送線路を不要としたことによる面積の削減の効果の方が大きくなることがわかる。
図6(c)は実施の形態2のドハティ型増幅器のパターン図であり、1/4波長ネットワークとして集中定数素子による集中定数回路を用いた場合である。ここで集中定数素子としては、一般的に用いられる部品としてチップキャパシタンス6[mm]×3[mm]とチップインダクタンス6[mm]×3[mm]を想定している。図6(b)の場合に比べて更なる小型化が実現可能である。
本発明の高周波電力増幅装置は、ドハティ機能を機構的にサイズが大きくなる伝送線路を用いずに実現することができ、ドハティ機能を備える増幅装置のサイズをさらに小型化して、機構的に容積の縮小化が要求される移動体通信機器にもドハティ機能を実装することができるもので、小型でかつ高機能化が進む携帯電話などの移動体通信機器等に適用できる。
101 入力端子
102 キャリア増幅器
103 ピーク増幅器
104 1/4波長ネットワーク
105 出力端子
201 入力端子
202 トランジスタ
203 ベース
204 コレクタ
205 エミッタ
206 接地
207 出力端子
401 入力端子
402 キャリア増幅器
403 1/4波長集中定数回路
404 ピーク増幅器
405 1/4波長集中定数回路
406 出力端子
501 CLC_パイ型回路
502 LCL_T型回路
701 キャリア増幅器
702 1/4波長ネットワーク
703 1/4波長ネットワーク
704 ピーク増幅器
705 ドハティ型増幅器
102 キャリア増幅器
103 ピーク増幅器
104 1/4波長ネットワーク
105 出力端子
201 入力端子
202 トランジスタ
203 ベース
204 コレクタ
205 エミッタ
206 接地
207 出力端子
401 入力端子
402 キャリア増幅器
403 1/4波長集中定数回路
404 ピーク増幅器
405 1/4波長集中定数回路
406 出力端子
501 CLC_パイ型回路
502 LCL_T型回路
701 キャリア増幅器
702 1/4波長ネットワーク
703 1/4波長ネットワーク
704 ピーク増幅器
705 ドハティ型増幅器
Claims (2)
- 高周波信号が入力される入力端子と、前記入力端子から延びる第1の経路にM段(Mは任意の自然数)のトランジスタ構成で配置され、出力電力が小さい時に単独で動作するキャリア増幅器と、前記キャリア増幅器の出力側に配置される1/4波長ネットワークと、前記入力端子から延びる第2の経路にN段(Nは任意の自然数)のトランジスタ構成で配置され、出力電力が大きい時に前記キャリア増幅器とともに動作して所定の閾値を超える信号だけを増幅するピーク増幅器と、前記ピーク増幅器の出力側と前記1/4波長ネットワークとの結合部位に配置される出力端子とを備え、前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器を、そのトランジスタの段数およびトランジスタのバイアス条件を調整して、90度の位相差で動作するよう構成したことを特徴とする高周波電力増幅装置。
- 高周波信号が入力される入力端子と、前記入力端子から延びる第1の経路に配置され、出力電力が小さい時に単独で動作するキャリア増幅器と、前記入力端子から延びる第2の経路に配置され、出力電力が大きい時に前記キャリア増幅器とともに動作して所定の閾値を超える信号だけを増幅するピーク増幅器と、前記キャリア増幅器の出力側および前記ピーク増幅器の入力側にそれぞれ配置された1/4波長ネットワークと、前記ピーク増幅器の出力側と前記第1の経路の1/4波長ネットワークとの結合部位に配置される出力端子とを備え、前記1/4波長ネットワークとして集中定数素子による集中定数回路を用い、前記キャリア増幅器および前記ピーク増幅器が90度の位相差で動作するよう構成したことを特徴とする高周波電力増幅装置。
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