JP2006332867A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1部が数ページの原稿を複数部コピー印字する際に、原稿が正しく読み取られている事を試し印字で確認できると共に、正しく読み取る事ができなかった場合の救済処置が可能となるデジタル複写機を提供する。
【解決手段】 読み取った原稿の画像データをページ毎にメモリ手段に蓄積し、1ページ読み取る毎にユーザーが、操作手段に設けられた、専用の試し印字キーで、直前に読み取りを行った原稿の試し印字を行う事で印字品質を確認し、正しく読み取れていない場合は、操作手段に設けられた専用の削除キーで、直前に読み取りを行った原稿の画像データの削除を行い、再度コピー設定を変えるなどして、原稿の再読み取りを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル複写機/複合機 等の画像読取手段を有する画像形成装置に関する。
複写機では、1部が数ページの原稿を複数部コピー印字する運用がある。
この場合は、まず全ての原稿の読み取りを行い、全ての原稿の画像データを装置に蓄積してから、パネル操作等で印字の起動を行い、指定された部数のコピー印字を部単位で行う運用形態が既に提供されている。
この時、原稿が曲がって読み取られている、又は読み取り濃度の設定が悪かった等の理由により、期待したコピー品質を得られない場合があり、大量のミスコピー印字を行ってしまう問題がある。
上記のような問題の対策として、
特許文献1などのように、画像データの蓄積後に画像データの試し印字を1部行い、ユーザーがコピー印字品質を確認して、問題があれば操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して該当する画像データを削除し、該当する原稿の再読み取りを行う手法などが知られている。この時試し印字の起動は、全ての原稿の読み取りを終えてから試し印字を1部起動する場合と、原稿を1枚読み取る毎に直前に読み取った画像データの試し印字を自動で行う場合などがある。
上記の手法では、試し印字を必ず1部行ってしまう為、任意ページの試し印字ができないなどの課題があった。
このような課題に対し、特許文献2などのように、二つのメモリ手段を利用する事で、操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して任意の原稿の試し印字を行い、ユーザーがコピー印字品質を確認し、問題があれば任意の原稿を削除し、該当する原稿の再読み取りを行う手法などが、公知の手法として知られている。
特開2004−015475号公報 特開平9−294194号公報
近年主流になりつつあるデジタル画像形成装置は、A0の図面等の幅広原稿を扱う分野でも同様に、デジタル化が進みつつある。幅広機では扱う原稿が大きい事から、原稿を読み取る事で発生する画像データサイズも、極めて大きくなる場合があり、特許文献2などのように、二つのメモリ手段を利用する手法は、特に幅広機の場合においては、コストの面で非常に問題があるばかりでなく、二つのメモリ間で画像データの転写を行う際にも時間がかかり、装置の応答性を悪くすると言った課題がある。
同時に、このような手法では、試し印字を行う場合は、設定通りの大きさで印字される。例えば数mになるような長尺原稿の試し印字を行うような場合で、原稿が曲がらずに読み取られている事だけを確認したいような場合、試し印字の為にいちいち長尺印字を行うのは、用紙が無駄になる。
また、特許文献1のように試し印字を必ず1部行うような手法では、1部が数ページの原稿に対して、特定の原稿に着目した試し印字を行うような運用ができない為、用紙の使用効率が悪い、あるいは試し印字に時間がかかるなどの課題がある。また、原稿を1枚読み取る毎に、直前に読み取った画像データの試し印字を自動で行う場合では、原稿読み取り毎に試し印字を行うかどうかの設定を、最初の原稿の読み取りを開始する前に予め設定しておく必要がある為、間違った設定で原稿の読み取りを開始してしまった場合、蓄積した画像データを全て破棄して、正しい設定を行い、最初から原稿の読み取りをやり直しになる場合がある。
これに対して特許文献2のような手法では、操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して、ユーザーが装置に複数蓄積されている画像データの中から、所望の画像データを指定する事で、任意の原稿の試し印字を行う事ができる。しかしこの時、ユーザーが指定を間違えると、期待と違う原稿が試し印字されてしまう場合がある。
また、試し印字を行い期待通りの品質で印字されなかった原稿がある場合、ユーザーが操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して、装置に複数蓄積されている画像データの中から、所望の画像データを指定して削除を行う。この時、ユーザーが指定を間違えると、意図と違う画像データが削除されてしまう場合がある。
また、従来の方法では、試し印字を行い、コピー印字品質に問題がある場合は、該当する原稿の画像データを操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して削除し、該当する原稿の再読み取りを行う必要がある。特に、特許文献1のように試し印字を行い、コピー印字品質に問題のある原稿の画像データを削除し、該当する原稿の再読み取りを行った場合、本来の原稿の順番に戻す為に、操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して、ユーザーが蓄積されている画像データの順番を、入れ替える必要がある。この時、ユーザーが操作を間違えると、意図と違う順番で原稿が大量にコピー印字されてしまう場合がある。
そこで本発明の目的は、上記の欠点を解決するために、1部が数ページの原稿を複数部コピー印字する際に、原稿が正しく読み取られている事を試し印字で確認できると共に、正しく読み取る事ができなかった場合の救済処置が簡単に可能となる画像形成装置、特にデジタル複写機を提供することにある。
原稿を1ページ毎に読み取る手段と、この読み取られた画像データを順次蓄積するメモリ手段と、ユーザーの試し印字指示に従ってメモリ手段に蓄積された画像データをページ毎に印字する手段を含むデジタル複写機システムにおいて、1部が数ページの原稿を複数部コピー印字する運用の際に、原稿を1枚読み取り終えた毎に、ユーザーが操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して、直前に読み取りを実施した原稿の試し印字を行う機能を提供する。この直前に読み取りを実施した原稿の試し印字を行う機能は、操作パネルなどのユーザーインターフェースの、専用のボタンにより起動される。
さらに、試し印字の起動を行う前に、濃度やコントラスト、縮尺、部分コピー等の各種コピー設定を変更してから、試し印字の起動を行うと、変更した設定が有効となった試し印字を行う事ができる機能を提供する。
さらに、原稿が明らかに曲がって読み取られてしまった場合など、コピー設定を変更して試し印字を行っても、期待したコピー印字品質を得られない場合は、原稿を1枚読み取り終えた毎に、操作パネルなどのユーザーインターフェースを使用して、直前に読み取りを実施した原稿の削除を行う機能を提供する。この直前に読み取りを実施した原稿の削除を行う機能は、操作パネルなどのユーザーインターフェースの、専用のボタンにより起動される。
本発明は一つのメモリ手段でコピー印字品質の確認ができるため、コストの削減を行う事ができる。特に幅広機のような場合、その効果は大きい。また、メモリ間の画像データの転写を行わない為、応答性の良い画像形成装置を提供することが出来る。
また、本発明ではページ単位に試し印字を行うかどうかの選択が可能となる事で、運用の選択肢が増え、無駄な試し印字を行う必要がなくなる。その上、試し印字の時に縮小や原稿の一部分のみの試し印字が行える為、ポイントを絞った確認ができるようになり、作業時間が短くなる。
また、本発明では各原稿の読み取り後にページ単位で試し印字を行うか、行わないかを選択できる為、予め設定を行う必要がなく、設定間違えによる作業のやり直しが発生しない。特に、従来の手法では試し印字を行う場合に、複数の蓄積されている画像データの中から、試し印字を行う画像データを指定する必要があるが、本手法では試し印字を行う画像データは、直前に読み取りを行った原稿の画像データである事が自明であり、操作パネルなどのユーザーインターフェースの、専用のボタンを使用して、ワンタッチで所望の試し印字の起動が行える。また、期待通りに読み取られなかった原稿があった場合、複数の蓄積されている画像データの中から削除する画像データを指定する必要がなく、本手法では試し印字を行っている原稿は、直前に読み取りを行った原稿であり、削除を行う画像データも直前に読み取りを行った原稿の画像データである事が自明である為、操作パネルなどのユーザーインターフェースの、専用のボタンを使用して、ワンタッチで所望の画像データの削除が行える。この為本手法では、どの画像データを削除するかの指定は必要なく、ユーザーが間違った画像データの印字を行なったり、削除してしまう操作ミスが、発生しにくい。
また本発明は、各種コピー設定の変更が可能である事と、1度の原稿読み取りで、コピー設定を変更して繰り返し試し印字が行える事から、原稿の再読み取りを必要としない為、作業時間が短くなる。また、原稿を1枚読み取る毎に、試し印字と画像データの削除、再読み取りを行う為、原稿の再読み取りを行っても蓄積されている画像データの順番が変わらない為、画像データの順番を入れ替える必要がないことからも作業時間の短縮に寄与することが出来る。
次に本発明について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例の全体構成を示すブロック図である。図1を参照すると、原稿読み取り手段10は、原稿の読み取り制御を行うもので、大判原稿の読み取りも可能なものであり、LEDレンズを用いたものなど周知の構成を用いる事が出来る。原稿読み取り手段10により読み取られた原稿の画像データは、HDD(ハードディスクドライブ)などのメモリ手段11にページ単位で順次蓄積され、画像処理手段12は、装置の中心的な制御を行なうCPU回路14からの指示により、メモリ手段に蓄積された画像データの2値化やスケール、回転などの画像処理を行う。本発明においては、メモリ手段11はひとつの(唯一の)メモリ手段であり、他のメモリに転写などの処理は行なわない。よって、本発明では一つのメモリ手段で印字品質の確認が出来るため、コストの削減を行なうことが出来る。画像処理が行われた画像データは、印字機構13により印字を行う。操作手段15はユーザーインターフェース機能を有するもので、装置の状態表示や各種コピー設定などを行う。プログラムROM16は、CPU回路14により実行される制御プログラムや制御データが記録されている。
次に図2について説明する。図2は、本発明の実施例の操作パネルの正面図である。図2を参照すると、操作パネルには装置状態や動作設定などを表示する表示パネル20と、印字部数や倍率などの数値を入力するテンキー21と、設定数値を標準値に戻す為のクリアキー22と、画質の設定などを行うコピーモードキー23と、用紙の設定などを行うファンクションキー24と、各種設定の選択、決定、選択キャンセルを行う選択キー25と、コピー動作を開始する為のスタートキー26と、コピー動作を停止する為の停止キー27と、試し印字を開始する為の試し印字キー28と、蓄積された画像データを削除する為の削除キー29が設けられている。試し印字を開始する為の試し印字キー28は、画像データの蓄積中のみ試し印字開始の機能を持つキーとし、画像データの蓄積中以外は別の機能のキーとしても良い、さらに物理的な専用キーでなくても、タッチパネルなどソフトウエア的に試し印字の機能を割り当てられた専用キーでも良い。蓄積された画像データを削除する為の削除キー29は、画像データの蓄積中のみ画像データ削除の機能を持つキーとし、画像データの蓄積中以外は別の機能のキーとしても良い、さらに物理的な専用キーでなくても、タッチパネルなどソフトウエア的に画像データ削除の機能を割り当てられた専用キーでも良い。
本発明の第1の実施例について、図3のフローチャートを用いて説明する。図3は、1部が数ページの原稿を複数部コピー印字する際に、読み取った画像データの試し印字を行い期待通りに読み取る事ができなかった画像データの、削除を行う場合の動作例である。
最初にユーザーは、ステップS31において、図2に示す操作パネルより、部単位のコピーモード指定を行う。次にステップS32で各種コピーパラメータの設定、例えば倍率や濃度、印字用紙の設定を行う。設定された各種コピーパラメータは、メモリ手段11にページ毎に格納される。ステップS33において原稿を装置にセットし、操作パネルより、原稿の読み取り開始を指示する。読み取り開始指示を受けた装置では、原稿読み取り手段10により、原稿の読み取りを行い、読み取った1ページ分の画像データを、メモリ手段11に蓄積する。
ステップS34においてユーザーが読み取った原稿の試し印字を行う場合は、ステップS35にて試し印字キー28を押下する。この場合装置はステップS36において、メモリ手段11に蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページの画像データに対して、画像処理手段12において画像処理を行い、印字機構13で印字を行う。この時、画像処理手段12ではステップS32でメモリ手段11に格納されたコピーパラメータで、画像処理を行う。試し印字キー28が連続して押下された場合は、その都度試し印字を行う。
ステップS37において、コピー印字品質に問題がある場合、又は明らかに読み取りに失敗した場合ユーザーは、ステップS38において、削除キー29を押下する。この場合装置は、ステップS39でメモリ手段11に蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページ分の画像データと該当する各種コピー設定の削除を行う。削除キー29が連続して押下された場合は、その都度蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページ分の画像データと該当する各種コピー設定の削除を行う。
画像データの削除の後で、試し印字キー28が押下された場合は、その時点でメモリ手段11に蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページの画像データに対して、試し印字を行っても良い。
続けて蓄積する原稿がある場合は、ステップS32〜ステップS39を繰り返し実行し、全ての原稿の画像データの蓄積が完了するとユーザーは、ステップS3Aにて操作パネルより、部単位のコピー印字開始の指示を行う。この場合装置では、ステップS3Bにてメモリ手段11に蓄積されている画像データに対して、該当する各種コピー設定で、部単位のコピー印字を印字機構13で行う。
次に、第1の実施例の効果について説明する。まず、ページ毎に試し印字を行う事ができる為、用紙を無駄にする事がない。また通常良くあり得る、原稿の読み取りを行い読み取った画像データの試し印字を実施し、印字品質に問題があれば画像データの削除と再読み取りを行うケースにおいて、まず試し印字を行う時に、操作パネルをワンタッチで所望の試し印字の起動が可能であり、さらに印字品質に問題がある場合は、操作パネルによりワンタッチで目的の画像データの削除を行う事ができる。また、原稿の再読み込みで生成された画像データは、削除された画像データより以前に蓄積された画像データに引き続いて蓄積される為、コピー印字を開始する際は蓄積された画像データの順番を入れ替える必要がない。
次に本発明の第2の実施例について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4は、1部が数ページの原稿を複数部コピー印字する際に、各種コピー設定を変えた試し印字を行い、期待通りに読み取られていなかった画像データの削除を行う場合の動作例である。
ステップS41〜ステップS43においては、第1の実施例のステップS31〜ステップS33と同様であり、読み取った1ページ分の画像データと各種コピーパラメータを、メモリ手段11に蓄積する。
次にステップS44において試し印字を行う場合は、ステップS45において操作パネルで試し印字用の各種コピーパラメータの設定を行い、ステップS46において試し印字キー28を押下する。この場合装置はステップS47において、メモリ手段1に蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページの画像データに対して、画像処理手段12において画像処理を行い、印字機構13で印字を行う。この時、画像処理手段12では、ステップS45において設定された、試し印字用の各種コピーパラメータで画像処理を行う。例えば試し印字を行ったところ、コピー印字濃度に問題がある場合は、ステップS45で濃度の設定を変えて、ステップS44〜ステップS47を繰り返し行い、ステップS48において所望の濃度で試し印字が行われた事を確認すると、ステップS49でコピーパラメータの再設定を行い、メモリ手段11に格納されている、各種コピー設定の再設定を行う。
原稿が明らかに曲がって読み取られてしまった場合など、原稿の再読み取りを行う必要がある場合は、ステップS4A〜ステップS4Cにおいて、第1の実施例のステップS37〜ステップS39と同様に、メモリ手段11に蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページ分の画像データと該当する各種コピー設定の削除を行う。
以降、ステップS4DとステップS4Eは、第1の実施例のステップS3A、ステップS3Bと同様であり、全ての原稿の蓄積が完了すると、部単位のコピー印字を行う。
次に、第2の実施例の効果について説明する。第2の実施例では、第1の実施例の効果に加えて、試し印字を行なう時に、ステップS45にて試し印字用の各種コピーパラメータの設定が出来る為、例えば部分コピーの設定を用いて、原稿の一部分だけに着目した試し印字を行う事などが可能となり、印字用紙の節約が可能となる。さらに、一度の原稿読み取りで、各種コピー設定を変えた試し印字を繰り返し行うことが可能であり、所望のコピー印字品質を確認する為に、原稿の再読み取りが必要ない為、作業時間が短くなる。
次に本発明の第3の実施例について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5は、試し印字を行った際に、装置で用紙切れが発生した場合の動作例である。最初にユーザーは、ステップS51において、図2に示す操作パネルより、試し印字の起動を行う。この場合装置ではステップS52において、メモリ手段11に蓄積されている画像データの中から、最後に蓄積された1ページの画像データに対して、画像処理手段12において画像処理を行い、印字機構13で印字を行う。ステップS53において、印字中に印字機構13で所望の用紙サイズや用紙種類の用紙切れを検知した場合は、ステップS54においてユーザーが用紙補給を行うと、再度ステップS52において、試し印字を行う。
ステップS54において用紙補給が行われない場合で、ステップS55において、ユーザーが図2に示す操作パネルより他の用紙を指定して代替印字の指示を行った場合は、再度ステップS52において、他の用紙で試し印字を行う。この場合は、ユーザーが図2に示す操作パネルより代替印字を行う用紙を指定する、又は装置が自動で代替印字を行う用紙を決定しても良い。所望の用紙よりも大きな用紙に代替印字を行う場合は、本来の印字結果に余白がついた印字結果となる。また、所望の用紙よりも小さな用紙に代替印字を行う場合は、本来の印字結果のうち、代替印字を行う用紙に納まる一部が印字される。
ステップS55において代替印字指示が行われなかった場合で、ステップS56において、ユーザーが図2に示す操作パネルより印字中止の指示を行った場合は、ステップS57において試し印字を中止する。この場合でも、メモリ手段11に蓄積された画像データは保持される。ステップS54の用紙補給、ステップS55の代替印刷指示、ステップS56の印刷中止指示のいずれも行われない場合は、いずれかが行われるまで装置は印字を中断する。
次に、第3の実施例の効果について説明する。第3の実施例では、試し印字の際に用紙切れが発生した場合、用紙サイズや用紙種類の違う他の用紙で代替印字が行える事で、用紙の補給を待つ事無く印字品質の確認を行う事ができる。また、すぐに用紙補給が行えない場合では、試し印字を中止して、原稿の読み取りを続行する事が可能であり、この場合でも画像データは削除されない為、読み取った画像データの出力を行う事ができる。
本発明の実施例の全体構成を示すブロック図 本発明の実施例の操作パネルの正面図 本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャート 本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャート 本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャート
符号の説明
10 原稿読み取り手段
11 メモリ手段
12 画像処理手段
13 印字機構
14 CPU(Central Processing Unit )回路
15 操作手段
16 プログラムROM(Read Only Memory)
20 表示パネル
21 テンキー
22 クリアキー
23 コピーモードキー
24 ファンクションキー
25 選択キー
26 スタートキー
27 停止キー
28 印字キー
29 削除キー

Claims (14)

  1. 原稿を1ページ毎に読み取る読み取り手段と、
    この読み取られた画像データを順次蓄積するメモリ手段と、
    前記メモリ手段に蓄積された画像データをページ毎に印字する印字手段と、を有する画像形成装置において、
    前記メモリ手段に最後に蓄積された画像データをページ毎に印字出力制御を行なう試し印字手段と、前記メモリ手段に最後に蓄積された画像データをページ毎に削除制御を行なう削除手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記試し印字手段を動作させる、試し印字開始指示入力手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記試し印字開始指示入力手段が、試し印字専用キーからなることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記試し印字開始指示入力手段が、試し印字開始指示以外の指示の入力手段も兼用して行なうことが出来ることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記試し印字開始指示入力手段がソフトウエア的に試し印字の機能を割り当てられていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記削除手段を動作させる、削除開始指示入力手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記削除開始指示入力手段が、削除専用キーからなることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記削除開始指示入力手段が、削除開始指示以外の指示の入力手段も兼用して行なうことが出来ることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記削除開始指示入力手段がソフトウエア的に削除の機能を割り当てられていることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. 前記画像データの出力設定を変更及び更新することが出来る出力設定変更手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  11. 原稿を1ページ毎に読み取る読み取り工程と、
    この読み取られた画像データを順次蓄積するメモリ工程と、
    蓄積された画像データをページ毎に印字する印字工程と、を有する画像形成方法において、
    最後に蓄積された画像データをページ毎に印字出力制御を行なう試し印字工程と、
    画像データの出力設定を変更する出力設定変更工程と、
    最後に変更した出力設定を保存する出力設定保存工程と、
    最後に蓄積された画像データをページ毎に削除制御を行なう削除工程と、を有することを特徴とする画像形成方法。
  12. 前記試し印字の出力用紙サイズを変更する用紙サイズ変更手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 前記試し印字の出力用紙種類を変更する用紙種類変更手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  14. 前記試し印字手段による指示を取り消す、試し印字停止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143004A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Naberu:Kk 印字検査方法および検査装置

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