JP2006331911A - リセプタクル - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッターを付勢する圧縮コイルばねが正しく伸縮すると共に、静電対策やEMI対策が施された簡易な構成のリセプタクルを提供する。
【解決手段】ハウジング1はヘッダ部1aをフレーム部1bから突出する。複数のコンタクト2はヘッダ部1aに係止されて一対に並列配置される。シェル3は、相手側プラグが挿抜される第1開口3a、及びフレーム部1bが内装される第2開口3bを有する。シャッター4はシェル3内を移動する。圧縮コイルばね5a・5bは、シャッター4を第1開口3a側に付勢する。シェル3は、第1開口3a側から第2開口3b側に至る案内片35・36を有する。シャッター4は案内片35・36に摺動可能な穴4a・4bが設けられ、案内片35・36は一対の穴4a・4b及び圧縮コイルばね5a・5bの内径を案内する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気接続用のリセプタクルに関する。特に、相手側コネクタ(プラグ)が挿抜される開口をシャッターで覆い、静電対策が施されたリセプタクルに関する。
近年の電子機器、例えば、DSC(Digital Still Camera)やカメラ付き携帯電話機は、ディスクトップパソコンに画像データを取り込めるようになっている。このような小型の電子機器には、画像データを送信するためのインターフェースコネクタ(又はI/Oコネクタ)となるリセプタクルが実装されている。そして、このリセプタクルをもつ電子機器は、多くの場合、クレードル(Cradle)という接続台(ドッキング・ステーションとも呼ばれる)を利用している。
クレードルとディスクトップパソコンは、例えばUSBケーブルで接続され、電子機器の外面にはリセプタクルが実装され、クレードルにはプラグが実装され、電子機器側のリセプタクルとクレードル側のプラグが接続されることで、電子機器とディスクトップパソコン間で速く確実にデータを転送できる。クレードルの最も単純なものには携帯電話機用の充電器を挙げることができる。近年では、このクレードルには、DC電源端子、AV出力端子、及びUSBコネクタが実装され、前記リセプタクル及びプラグはこれらの端子を全て接続するいわゆるマルチコネクタとなっている。
電子機器側のコネクタ(リセプタクル)とクレードル側のコネクタ(プラグ)が接続されていないときは、電子機器側のリセプタクルはコンタクトが剥き出しとなるので、リセプタクルの開口部を金属板のシャッターで覆い、例えば、人体の接触による電子機器内部の静電破壊を防止している。又、リセプタクルハウジングを金属板のシェルでシールドすると共に、このシェルを前記金属板のシャッターと導通させることにより、EMI(Electro Magnetic Interference)対策を実施している。
前述のような、静電破壊を防止しているリセプタクルとして、シャッター付きコネクタの小型、薄型化を図るとともに、塵埃が入りにくくするリセプタクルが発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によるシャッター付きコネクタは、ハウジングに嵌合凹部と一対の軸受け凹部が形成され、この嵌合凹部及び一対の軸受け凹部内で嵌合方向に摺動可能なシャッターを、合成樹脂製の第1シャッターと金属製の第2シャッターで構成している。そして、第2シャッターの板面輪郭を第1シャッターの板面輪郭内に収まる形状として、第1シャッターに係止させている。第1シャッターの一対の係合軸を一対の軸受け凹部内に収容した一対のコイルスプリングに係合して、第1及び第2シャッターを前面側へ付勢している。コネクタの未嵌合時に第1及び第2シャッターで嵌合凹部の開口部を覆って静電破壊を防止している。
特開2003−36921号公報
図10は、特許文献1によるハウジングを簡略化して図示したシャッター付きコネクタの斜視分解組立図である。本願の図10は、特許文献1の図3に対応している。図10において、従来のコネクタ100は、絶縁性のハウジング6と、絶縁性の第1シャッター71と、金属薄板で形成された第2シャッター72と、を備えている。又、コネクタ100は、一対の圧縮コイルばね8a・8bと、C字状に形成された金属製の一対のフレーム金具8c・8dと、金属薄板で形成されたシェル9と、を備えている。
図10において、ハウジング6には、前面側に開口した嵌合凹部61と、嵌合凹部61の両側に連通して、前面側に開口した一対の軸受け凹部61a・61bと、が形成されている。嵌合凹部61は、相手側プラグの嵌合凸部が嵌合可能な形状に形成されている。一対の圧縮コイルばね8a・8bは、一対の軸受け凹部61a・61b内にそれぞれ収容される。又、嵌合凹部61には、図示されない複数のコンタクトが臨設されている。
第1シャッター71は、細長薄板状に形成されており、嵌合凹部61及び一対の軸受け凹部61a・61b内を摺動可能としている。第1シャッター71の両翼には、円柱状に突設された一対の係合軸71a・71bと、一対の係合軸71a・71bの中心軸に沿って貫通される一対の係止孔71c・71dが形成されている。一対の圧縮コイルばね8a・8bは、その前面側端部が一対の係合軸71a・71bの外周部に係合している。
第2シャッター72は、その板面輪郭が第1シャッター71の板面輪郭より若干小さい形状となっており、第2シャッター72の両翼には、一対の係止片72c・72dが突設されている。一対の係止片72c・72dが一対の係止孔71c・71dに圧入されて、第1シャッター71と第2シャッター72が一体となる。
一対のフレーム金具8c・8dは、ハウジング6の両翼に圧入係止されることにより、一対の圧縮コイルばね8a・8bを圧縮状態でハウジング6内に収容すると共に、第2シャッター72に弾性接触されて電気的な接続を得ている。シェル9は、ハウジング6の前面及び後面を除いた外周囲を覆う四角環状体91となっており、四角環状体91の両翼が折曲げられた一対の覆い片91a・91bと、四角環状体61の底板から上側へ折曲げられた覆い片91cが形成されている。一対の覆い片91a・91b及び覆い片91cは、相手側プラグの嵌合凸部が挿入可能な開口を形成している。シェル9は、ハウジング6を覆うことにより、コネクタ100をシールドしている。
図10に示されたシャッター付きコネクタは、構成品も多く、構成及び構造を工夫することによって、構成を簡易化することが考えられてもよい。静電対策やEMI対策が施された簡易な構成のシャッター付きコネクタ(リセプタクル)が望まれる。
又、図10に示されたシャッター付きコネクタにおいて、相手側プラグの挿入深さが大きくなると、すなわち、圧縮コイルばねの非圧縮時の全長が大きくなると、圧縮コイルばねが圧縮されるに従い、圧縮コイルばねの軸線から逸脱して圧縮コイルばねが変形圧縮されることが懸念される。コネクタの実装高さが低背化すると、すなわち、圧縮コイルばねの外径が小さくなると、前記圧縮コイルばねの変形圧縮はより顕著になると考えられる。例えば、シャッターが往復移動しないことも考えられる。低背化されたシャッター付きコネクタにおいて、圧縮コイルばねが正しく伸縮する構造が求められる。そして、これらのことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑み、静電対策やEMI対策が施されたシャッター付きリセプタクルであって、シャッターを付勢する圧縮コイルばねが正しく伸縮すると共に、簡易な構成のリセプタクルを提供することを目的とする。
発明者は、上記目的を満たすため、ハウジングをシールドするシェルの一部が圧縮コイルばねの内径を案内する構造とし、以下のような新たなシャッター付きのリセプタクルを発明した。
(1) 相手側プラグが嵌合される略直方体状のヘッダ部をフレーム部から突出するハウジングと、このヘッダ部に係止されて相反する向きに一対に並列配置される複数のコンタクトと、前記ヘッダ部を囲むようにして相手側プラグが挿抜される第1開口、及びこの第1開口に対向して前記フレーム部が内装される第2開口を有する略角筒状のシェルと、このシェル内を前記相手側プラグが挿抜される方向に移動可能なシャッターと、このシャッターの両翼に配置されて当該シャッターを前記第1開口側に付勢する一対の圧縮コイルばねと、を備えるリセプタクルであって、前記シェルは、前記第1開口の両翼に延出して略直角に屈曲し、当該第1開口側から前記第2開口側に至る一対の案内片を有し、前記シャッターは、前記一対の案内片に摺動可能な一対の穴が設けられ、前記一対の案内片は、前記シャッターの一対の穴及び前記圧縮コイルばねの内径を案内するリセプタクル。
(1)の発明によるリセプタクルは、相手側プラグが嵌合される略直方体状のヘッダ部をフレーム部から突出するハウジングを備えている。又、ヘッダ部に係止されて相反する向きに一対に並列配置される複数のコンタクトを備えている。更に、ヘッダ部を囲むようにして相手側プラグが挿抜される第1開口、及びこの第1開口に対向してフレーム部が内装される第2開口を有する略角筒状のシェルを備えている。
一般に、リセプタクルとは、パネルに取り付けられる固定側のコネクタをいうと定義され、シェルタイプの多極コネクタにおいては、通常、おすコンタクトが挿入されているとされている。例えば、おすコンタクトは、めすコンタクトの中に入り、その外面で電気的接続をするコンタクトと定義されており、ピン、ポスト、タブなどのタイプがある。しかし、おすコンタクトが挿入されているコネクタであるから、リセプタクルとされるわけではなく、例えば、リセプタクルにめすコンタクトが挿入されてもよく、雌雄同形のコンタクトが挿入されてもよい。そして、リセプタクルはプラグと接続する。ここで、接続するとは機械的及び電気的に接続することであってよい。
本発明によるリセプタクルは、例えば、DSC(いわゆる、ディジタルカメラ)のフレームに取り付けられる固定側のコネクタであってよい。本発明によるリセプタクルは、シェルタイプの多極コネクタであってよく、複数のコンタクトを備えている。例えば、相手側プラグは、クレードルに実装されているコネクタであってよく、相手側プラグは、ケーブルの端末に取り付けられるコネクタであってもよい。
本発明によるリセプタクルは、プリント基板に実装されるプリント基板用のコネクタであってよく、後述するように、プリント基板の部品実装面と平行する方向から相手側プラグが結合される水平取付形のコネクタ、いわゆるサイドタイプのコネクタであってよく、プリント基板の部品実装面と直交する方向から相手側プラグが結合される垂直取付形のコネクタ、いわゆるトップタイプのコネクタであってよく、例えば、電子機器内のプリント基板の配置によってサイドタイプ又はトップタイプのいずれかが選択されてよい。
ハウジングは絶縁性を有してよく、非導電性の材料からなるハウジングのことであってよく、例えば、エンジニアリングプラスチックを成型して、相手側プラグが嵌合される略直方体状のヘッダ部をフレーム部から突出する、所望の形状の絶縁性ハウジングを得ることができる。
コンタクトは、相手側プラグに備わるコンタクトと電気的に接続するために導電性を有しており、導電性を有する金属からなることが好ましい。例えば、コンタクトは、銅合金などの電気抵抗値の低い金属板で形成される。例えば、本発明によるコンタクトは銅合金板からなる板状コンタクトであってよい。
例えば、略直方体状のヘッダ部において相反する向きに形成される一対の側面には、ヘッダ部の基端から先端部近傍に至る複数の縦長の溝が設けられる。そして、この複数の縦長の溝はフレーム部に貫通している。そして、コンタクトがフレーム部側からこの溝に圧入されてヘッダ部に係止される。このように、複数のコンタクトがハウジングに係止されて相反する向きに一対に並列配置されるコネクタは、デュアルインライン(dual in−line)形のコネクタと呼ばれている。デュアルインライン形のコネクタはコンタクトが2列になっている。
複数のコンタクトは、ヘッダ部に形成される溝に僅かに陥没して係止されており、後述する金属板からなるシャッターがこのヘッダ部を移動してもコンタクト間を短絡しないようになっている。
例えば、フレーム部から延出するコンタクトのリードが直角に折り曲げられて、このリードの先端部がプリント基板にはんだ接合されることにより、このリセプタクルをサイドタイプのコネクタとすることができる。フレーム部から延出するコンタクトのリードの先端部がプリント基板にはんだ接合されることにより、このリセプタクルをトップタイプのコネクタとすることができる。
例えば、ヘッダ部の一方の側面に係止される複数のコンタクトのリード先端部のピッチと、ヘッダ部の他方の側面に係止される複数のコンタクトのリード先端部のピッチを半ピッチずらすことにより、前記複数のリード先端部はスタッガード(Staggered)状に配置される。そして、このリセプタクルのプリント基板への実装面積を縮小することを可能としている。
シェルは、導電性を有しており、導電性を有する金属からなることが好ましい。例えば、シェルは、銅合金などの電気抵抗値の低い金属板で形成される。例えば、銅合金板は加工性もよく、銅合金板を折り曲げ加工又は打ち抜き加工して、第1開口及び第2開口を有する所望の略角筒状のシェルを得ることができる。
そして、このシェルがリセプタクルの外殻を構成することにより、リセプタクルがシールドされる。本発明のリセプタクルは、外部から内部導体(コンタクト)へ、そして、内部導体(コンタクト)からの電磁障害の放射を防ぐように設計されたコネクタであってよい。後述するように、シェルの両翼に設けている一対の係止片をプリント基板のグランドパターンに接地することにより、電磁障害の防止効果がより高まる。
例えば、シェルの一方の面に一対の係止穴(インデント)を設け、フレーム部の一方の面に一対の係止突起(ディテント)を設け、一対の係止穴と一対の係止突起が嵌合することにより、シェルとハウジングが互いに決められた位置に確実に保持されるようにしてもよい。シェルの一方の面には、相手側プラグに設けられる一対ロックアームが嵌合して係止される一対の係止穴が設けられてもよい。シェルの一方の面に対向する他方の面には、このシェルがプリント基板の実装面に全面的に接触しないように、複数のボスを設けてもよい。このようにボスを設けることにより、シェルの他方の面に対向するプリント基板の実装面にパターンを形成することができる。
例えば、シェルとハウジングが組立られた状態において、ヘッダ部の先端面は第1開口面と面一となり、ヘッダ部の先端面と対向するフレーム部の後面は、フレーム部の一部を除き、第2開口面と面一となってよい。フレーム部の後面及びシェルの第2開口側には、複数のコンタクトのリード部が延出されて露出される切り欠き溝が設けられてもよい。
そして、(1)の発明によるリセプタクルは、シェル内を相手側プラグが挿抜される方向に移動可能なシャッターを備えている。又、シャッターの両翼に配置されて、シャッターを第1開口側に付勢する一対の圧縮コイルばねを備えている。
シャッターは、導電性を有しており、導電性を有する金属からなることが好ましい。例えば、シャッターは、シェルと同じく銅合金などの電気抵抗値の低い金属板で形成されることが好ましいが、銅合金板に限定されるものではない。なお、シェルも銅合金板に限定されるものではない。
例えば、シャッターは平板状に形成されて、その外形は、シェルの内壁の輪郭より僅かに小さい矩形の輪郭を形成している。このシャッターは、シャッターの両翼に配置されている一対の圧縮コイルばねに付勢されて、第1開口をシェルの内側から閉塞している。そして、人体の接触による電子機器内部の静電破壊を防止している。又、リセプタクル内部に塵埃が侵入することを防止している。
例えば、シャッターは、後述する第1開口の両翼に延出する一対の案内片、又は後述する一つ以上の第1折り曲げ片によって、第1開口からの飛び出しが阻止される。又、シャッターは、これらの案内片又は第1折り曲げ片と接触されることにより、シャッターとシェルが導通され、第1開口及び第1開口に隣接する4面がシールドされることにより、電磁障害の防止効果がより高まることになる。
又、(1)の発明によるリセプタクルは、シェルは、第1開口の両翼に延出して略直角に屈曲し、第1開口側から第2開口側に至る一対の案内片を有している。シャッターは、一対の案内片に摺動可能な一対の穴が設けられている。そして、一対の案内片は、シャッターの一対の穴及び圧縮コイルばねの内径を案内する。
例えば、シェルの一方の面は面積の大きい第1側面でよく、第1側面に対向するシェルの他方の面は、第1側面と略同じ面積を有する第2側面でよい。この第2側面は例えば、プリント基板の実装面に対向配置される。そして、第1側面及び第2側面に隣接して面積の小さい第3及び第4側面が形成される。シェルは、所定の形状に展開された金属板が折り曲げ加工されて、第1から第4側面で囲われた形状になっている。そして、第1開口及び第2開口は、長方形に開口される。
ここで、一対の案内片は第1開口の両翼に延出して略直角に屈曲しているとは、例えば、シェルを形づくる展開された金属板において、予め第3及び第4側面にそれぞれT字状の折り曲げ片が形成されており、この一対のT字状の折り曲げ片が直角に折り曲げられて、第1開口において互いに対向していることであってよい。一対の折り曲げ片は、第1開口面と面一になっている。
又、一対の案内片は第1開口側から第2開口側に至るとは、例えば、前記T字状の折り曲げ片において長い方の張り出し片が直角に折り曲げられて、シェル内を第1開口側から第2開口側に至るように配置されることであってよい。この一対の案内片は、シェル内において互いに平行に配置されている。
一対の案内片に摺動可能な一対の穴は、例えば、長方形に形成される。又、シャッターの中央部には、ヘッダ部が出入り可能な例えば、矩形の穴が設けられる。例えば、案内片の断面形状は長方形でよく、この案内片の外形は圧縮コイルばねの内径より僅かに小さく形成される。そして、一対の案内片はその外形で圧縮コイルばねの内径を案内する。
このように構成されたリセプタクルに相手側プラグを挿入すると、シャッターは一対の案内片に案内されて第2開口側に平行移動する。一方、一対の圧縮コイルばねは、圧縮されるが、その外形で圧縮コイルばねの内径を案内しているので、従来のように圧縮コイルばねが変形圧縮されることが防止される。本発明は、低背化されたシャッター付きリセプタクルにおいて、圧縮コイルばねが正しく伸縮する構造を実現している。
一対の圧縮コイルばねは、もちろん、導電性を有する金属体であり、一対の案内片に常時、接触することにより、つまりシェルに常時導通されることにより、従来のように圧縮コイルばねが絶縁されて静電気が帯電することがなくなるという効果もある。
本発明によるリセプタクルは、従来と比較して構成を簡易化している。例えば、特許文献1によるリセプタクルは、シャッターを導電体のシャッターと絶縁体のシャッターで構成しているのに対し、本発明によるリセプタクルは、シャッターを導電体のシャッターのみで構成している。又、本発明によるリセプタクルは、特許文献1によるリセプタクルで使用される一対のフレーム金具を不要としている。本発明によるリセプタクルは、一対の案内片などをシェルで一体に成形加工することにより、構成を簡易化している。
(2) 前記シェルは、前記第1開口側に前記シャッターに当接される一つ以上の第1折り曲げ片を有し、この第1折り曲げ片は、前記相手側プラグが特定されるキーとなっている(1)記載のリセプタクル。
例えば、第1折り曲げ片の個数及び前記第1開口に突出される位置を変えることにより、特定の相手側プラグ以外の相手側プラグが誤挿入されることを防止できる。又、この一つ以上の第1折り曲げ片は、一方の決まった向きに相手側プラグの挿入を許す極性キーであってもよい。
(3) 前記シェルは、前記第2開口側に対向する一対の第2折り曲げ片を有し、この一対の第2折り曲げ片は、前記一対の案内片の先端部を係止する(1)又は(2)記載のリセプタクル。
例えば、予め、一対の第2折り曲げ片は第1側面から延出しており、シャッターと、一対の圧縮コイルばね、及びコンタクト付きハウジングがシェルに組み込まれた後に、一対の第2折り曲げ片が折り曲げられて、一対の案内片の先端部に係止される。例えば、一対の第2折り曲げ片の先端部には係止穴が形成され、この係止穴に案内片の先端部が嵌合して係止される。
一般に、圧縮コイルばねの組み込み作業は自動化が困難とされ、前述のように手作業で圧縮コイルばねが組み込み込まれるにあたり、組立作業を効率よくしている。又、この一対の第2折り曲げ片は、一対の案内片を両端支持している機能を有している。そして、一対の案内片の撓みを防止している。
(4) プリント基板に実装される一対の係止片を前記シェルの両翼に設けている(1)から(3)のいずれかに記載のリセプタクル。
この一対の係止片は、プリント基板にはんだ接合されてよく、プリント基板に形成されるめっき付きスルーホールにプレスイン接続される無はんだ接続であってもよい。
(5) 前記プリント基板の部品実装面と平行する方向から前記相手側プラグが結合される水平取付形のコネクタである(4)記載のリセプタクル。
本発明によるリセプタクルは、ときに、プリント基板の部品実装面と直交する方向から相手側プラグが結合される垂直取付形のコネクタであってもよい。
本発明によるリセプタクルは、ハウジングと、複数のコンタクトと、シェルと、シャッターと、一対の圧縮コイルばねと、から構成され、これらの構成品及び構造が工夫されるることにより、従来に比較して構成が簡易化されている。又、シャッターは一対の案内片に案内されて移動するので、圧縮コイルばねが正しく伸縮する構造を実現している。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明によるリセプタクルの一実施形態を示す斜視分解組立図である。図2は、前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。図3は、前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。図3は、図2と異なる方向からリセプタクルを観ている。図4は、前記実施形態によるリセプタクルの内部構成図である。
図5は、前記実施形態によるリセプタクルの正面図である。図6は、前記実施形態によるリセプタクルの底面図である。図7は、図5のY−Y矢視断面図である。図8は、図5のZ−Z矢視断面図である。図9は、前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。図9は、図3と異なる方向からリセプタクルを観ている。
最初に、本発明によるリセプタクルの構成を説明する。図1において、リセプタクル10は、相手側プラグ(図示せず)が嵌合される略直方体状のヘッダ部1aをフレーム部1bから突出するハウジング1を備えている。リセプタクル10は、ヘッダ部1aに係止されて相反する向きに一対に並列配置される複数のコンタクト2を備えている。リセプタクル10は、ヘッダ部1aを囲むようにして相手側プラグが挿抜される第1開口3a、及び第1開口3aに対向してフレーム部1bが内装される第2開口3bを有する略角筒状のシェル3を備えている。
図1において、ハウジング1は絶縁性を有しており、非導電性の材料からなっている。例えば、エンジニアリングプラスチックを成型して、相手側プラグが嵌合される略直方体状のヘッダ部1aをフレーム部1bから突出する、所望の形状の絶縁性ハウジング1を得ることができる。コンタクト2は、相手側プラグに備わるコンタクトと電気的に接続するために導電性を有しており、導電性を有する金属からなることが好ましい。例えば、コンタクト2は、銅合金などの電気抵抗値の低い金属板で形成される。コンタクト2は銅合金板からなる板状コンタクトとなっている。
図7において、ヘッダ部1aにおいて相反する向きに形成される一対の側面11・12には、ヘッダ部1aの基端から先端部近傍に至る複数の縦長の溝が設けられる(図1参照)。そして、この複数の縦長の溝はフレーム部1bに貫通している。そして、コンタクト2がフレーム部1b側からこの溝に圧入されてヘッダ部1aに係止されている。複数のコンタクト2は、ヘッダ部1aに形成される溝に僅かに陥没して係止されており、金属板からなるシャッター4がヘッダ部1aを移動してもコンタクト2間を短絡しないようになっている。
図7において、フレーム部から延出するコンタクト2a・2bのリードが直角に折り曲げられて、このリードの先端部がプリント基板1p(図2参照)にはんだ接合されることにより、リセプタクル10をサイドタイプのコネクタとすることができる。フレーム部1bから延出するコンタクト2a・2bのリードの先端部がプリント基板1pにはんだ接合されることにより、リセプタクル10をトップタイプのコネクタとすることができる。
図6及び図7において、ヘッダ部1aの側面11に係止される複数のコンタクト2aのリード先端部のピッチPと、ヘッダ部1aの側面12に係止される複数のコンタクト2bのリード先端部のピッチPを半ピッチ(P/2)ずらすことにより、前記複数のリード先端部はスタッガード(Staggered)状に配置される。そして、リセプタクル10のプリント基板1p(図2参照)への実装面積を縮小することを可能としている。
図1において、シェル3は、導電性を有しており、導電性を有する金属からなることが好ましい。シェル3は、銅合金などの電気抵抗値の低い金属板で形成される。銅合金板は加工性もよく、銅合金板を折り曲げ加工又は打ち抜き加工して、第1開口3a及び第2開口3bを有する所望の略角筒状のシェル3を得ることができる。
図2に示されるように、シェル3がリセプタクル10の外殻を構成することにより、リセプタクル10がシールドされる。リセプタクル10は、外部から内部導体(コンタクト)へ、そして、内部導体(コンタクト)からの電磁障害の放射を防ぐように設計されたコネクタである。シェル3の両翼に設けている一対の係止片3c・3d(図1参照)をプリント基板1pのグランドパターンに接地することにより、電磁障害の防止効果がより高まる。
図1において、シェル3の第1側面31に一対の係止穴3e・3fが設けられている。一方、フレーム部1bの一方の面に一対の係止突起1e・1fが設けられている。一対の係止穴3e・3fと一対の係止突起1e・1fが嵌合することにより、シェル3とハウジング1が互いに決められた位置に確実に保持される(図2参照)。図1において、シェル3の第1側面31には、相手側プラグに設けられる一対ロックアーム(図示せず)が嵌合して係止される一対の係止穴3g・3hが設けられている。シェル3の第1側面31に対向する第2側面32には、シェル3がプリント基板1pの実装面に全面的に接触しないように、一対のボス3j・3kが設けてられている(図9参照)。一対のボス3j・3kを設けることにより、シェル3の第2側面32に対向するプリント基板1pの実装面にパターンを形成することができる(図2参照)。
図2において、シェル3とハウジング1が組立られた状態において、ヘッダ部1aの先端面は第1開口面3aと面一となっている。一方、図3に示されるように、フレーム部1bの後面は、フレーム部1bの一部を除き、第2開口面3bと面一となっている。そして、フレーム部1bの後面及びシェル3の第2開口3b側には、複数のコンタクト2のリード部が延出されて露出される切り欠き溝13が設けられている(図3参照)。
図1において、リセプタクル10は、シェル3内を相手側プラグ(図示せず)が挿抜される方向に移動可能なシャッター4を備えている。又、リセプタクル10は、シャッター4の両翼に配置されて、シャッター4を第1開口3a側に付勢する一対の圧縮コイルばね5a・5bを備えている。なお、圧縮コイルばね5aと圧縮コイルばね5bは同じものであるが、説明の便宜上、符号を付して区別した。
図1において、シャッター4は、導電性を有しており、導電性を有する金属からなることが好ましい。例えば、シャッター4は、シェル3と同じく銅合金などの電気抵抗値の低い金属板で形成されることが好ましいが、銅合金板に限定されるものではない。なお、シェル3も銅合金板に限定されるものではない。
図1に示されるように、シャッター4は平板状に形成されて、その外形は、シェル3の内壁の輪郭より僅かに小さい矩形の輪郭を形成している。シャッター4は、シャッター4の両翼に配置されている一対の圧縮コイルばね5a・5bに付勢されて、第1開口3aをシェル3の内側から閉塞している(図2参照)。そして、人体の接触による電子機器内部の静電破壊を防止している。又、リセプタクル10内部に塵埃が侵入することを防止している。
図2において、シャッター4は、第1開口3aの両翼に延出する一対の案内片35・36、又は一対の第1折り曲げ片37・38によって、第1開口3aからの飛び出しが阻止される。又、シャッター4は、これらの案内片35・36又は第1折り曲げ片37・38と接触されることにより、シャッター4とシェル3が導通され、第1開口3a及び第1開口3aに隣接する4面がシールドされることにより、電磁障害の防止効果がより高まることになる。
図5において、シェル3は、第1開口3aの両翼に延出して略直角に屈曲し、第1開口3a側から第2開口3b側に至る一対の案内片35・36を有している(図4参照)。シャッター4は、一対の案内片35・36に摺動可能な一対の穴4a・4bが設けられている(図1参照)。そして、一対の案内片35・36は、シャッター4の一対の穴4a・4b及び一対の圧縮コイルばね5a・5bの内径を案内する(図4参照)。
図3において、シェル3の一方の面は面積の大きい第1側面31となっており、第1側面31に対向するシェル3の他方の面は、第1側面31と略同じ面積を有する第2側面32となっている(図6参照)。第2側面32は、プリント基板1pの実装面に対向配置される(図2参照)。そして、第1側面31及び第2側面32に隣接して面積の小さい第3及び第4側面33・34が形成される(図5参照)。例えば、図5に示されるように、シェル3は、所定の形状に展開された金属板が折り曲げ加工されて、第1から第4側面31・32・33・34で囲われた形状になっている。そして、第1開口3a及び第2開口3bは、長方形に開口される(図2及び図3参照)。
図5において、一対の案内片35・36は第1開口3aの両翼に延出して略直角に屈曲している。例えば、シェル3を形づくる展開された金属板において、予め第3及び第4側面33・34にそれぞれT字状の折り曲げ片35a・36aが形成されており、この一対のT字状の折り曲げ片35a・36aが直角に折り曲げられて、第1開口3aにおいて互いに対向している。図5において、一対の折り曲げ片35a・36aは、第1開口面3aと面一になっている。
そして、図4に示されるように、一対の案内片35・36は第1開口3a側から第2開口3b側に至っている。図5において、T字状の折り曲げ片35a・36aにおいて長い方の張り出し片35b・36bが直角に折り曲げられて、シェル3内を第1開口3a側から第2開口3b側に至るように配置されている。一対の案内片35・36は、シェル3内において互いに平行に配置されている。
次に、図面を参照して本発明によるリセプタクルの作用を説明する。
図1又は図4において、一対の案内片35・36に摺動可能な一対の穴4a・4bは、例えば、長方形に形成されている。又、シャッター4の中央部には、ヘッダ部1aが出入り可能な例えば、矩形の穴4cが設けられている。案内片35・36の断面形状は長方形であり、案内片35・36の外形は一対の圧縮コイルばね5a・5bの内径より僅かに小さく形成されている。そして、一対の案内片35・36はその外形で圧縮コイルばね5a・5bの内径を案内する。
このように構成されたリセプタクル10に相手側プラグを挿入すると、シャッター4は一対の案内片35・36に案内されて第2開口3b側に平行移動する(図8参照)。一方、一対の圧縮コイルばね5a・5bは、圧縮されるが、その外形で圧縮コイルばね5a・5bの内径を案内しているので、従来のように圧縮コイルばねが変形圧縮されることが防止される。本発明は、低背化されたシャッター付きリセプタクルにおいて、圧縮コイルばねが正しく伸縮する構造を実現している。
一対の圧縮コイルばね5a・5bは、もちろん、導電性を有する金属体であり、一対の案内片35・36に常時、接触することにより、つまりシェル3に常時導通されることにより、従来のように圧縮コイルばねが絶縁されて静電気が帯電することがなくなるという効果もある。
本発明によるリセプタクルは、従来と比較して構成を簡易化している。例えば、特許文献1によるリセプタクルは、シャッターを導電体のシャッターと絶縁体のシャッターで構成しているのに対し、本発明によるリセプタクルは、シャッターを導電体のシャッターのみで構成している。又、本発明によるリセプタクルは、特許文献1によるリセプタクルで使用される一対のフレーム金具を不要としている。本発明によるリセプタクルは、一対の案内片などをシェルで一体に成形加工することにより、構成を簡易化している。
又、図5に示されるように、シェル3は、第1開口3a側にシャッター4に当接される一対の第1折り曲げ片37・38を有している。そして、一対の第1折り曲げ片37・38は、相手側プラグが特定されるキーとなっている
図5の実施形態において、キーとなる一対の第1折り曲げ片37・38は中央部に配置されているが、例えば、第1折り曲げ片の個数及び第1開口3aに突出される位置を変えることにより、特定の相手側プラグ以外の相手側プラグが誤挿入されることを防止できる。又、この第1折り曲げ片は、一方の決まった向きに相手側プラグの挿入を許す極性キーであってもよい。
図3において、シェル3は、第2開口3b側に対向する一対の第2折り曲げ片3m・3nを有している。一対の第2折り曲げ片3m・3nは、一対の案内片35・36の先端部を係止している(図4参照)。
例えば、図1に示されるように、予め、一対の第2折り曲げ片3m・3nは第1側面31から延出しており、シャッター4と、一対の圧縮コイルばね5a・5b、及びコンタクト2付きハウジング1がシェル3に組み込まれた後に、一対の第2折り曲げ片3m・3nが折り曲げられて、一対の案内片35・36の先端部に係止される(図4参照)。一対の第2折り曲げ片3m・3nの先端部には係止穴が形成され、この係止穴に案内片35・36の先端部が嵌合して係止される(図3参照)。
一般に、圧縮コイルばねの組み込み作業は自動化が困難とされ、前述のように手作業で圧縮コイルばねが組み込み込まれるにあたり、組立作業を効率よくしている。又、この一対の第2折り曲げ片3m・3nは、一対の案内片35・36を両端支持している機能を有している。そして、一対の案内片35・36の撓みを防止している。
又、リセプタクル10は、プリント基板1pに実装される一対の係止片3c・3dをシェル3の両翼に設けている(図3及び図9参照)。そして、一対の係止片3c・3dは、プリント基板1pにはんだ接合されてよく、プリント基板1pに形成されるめっき付きスルーホール(図示せず)にプレスイン接続される無はんだ接続であってもよい。
本発明によるリセプタクルは、プリント基板1pの部品実装面と平行する方向から相手側プラグが結合される水平取付形のコネクタであってよく(図2参照)、ときに、プリント基板1pの部品実装面と直交する方向から相手側プラグが結合される垂直取付形のコネクタであってもよい。
本発明によるリセプタクルは、ハウジングと、複数のコンタクトと、シェルと、シャッターと、一対の圧縮コイルばねと、から構成され、これらの構成品及び構造が工夫されるることにより、従来に比較して構成が簡易化されている。又、シャッターは一対の案内片に案内されて移動するので、圧縮コイルばねが正しく伸縮する構造を実現している。
本発明によるリセプタクルの一実施形態を示す斜視分解組立図である。 前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。 前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。 前記実施形態によるリセプタクルの内部構成図である。 前記実施形態によるリセプタクルの正面図である。 前記実施形態によるリセプタクルの底面図である。 図5のY−Y矢視断面図である。 図5のZ−Z矢視断面図である。 前記実施形態によるリセプタクルの斜視外観図である。 従来技術によるハウジングを簡略化して図示したシャッター付きコネクタの斜視分解組立図である。
符号の説明
1 ハウジング
1a ヘッダ部
1b フレーム部
2・2a・2b コンタクト
3 シェル
3a 第1開口
3b 第2開口
4 シャッター
4a・4b 一対の穴
10 リセプタクル
35・36 一対の案内片

Claims (5)

  1. 相手側プラグが嵌合される略直方体状のヘッダ部をフレーム部から突出するハウジングと、
    このヘッダ部に係止されて相反する向きに一対に並列配置される複数のコンタクトと、
    前記ヘッダ部を囲むようにして相手側プラグが挿抜される第1開口、及びこの第1開口に対向して前記フレーム部が内装される第2開口を有する略角筒状のシェルと、
    このシェル内を前記相手側プラグが挿抜される方向に移動可能なシャッターと、
    このシャッターの両翼に配置されて当該シャッターを前記第1開口側に付勢する一対の圧縮コイルばねと、を備えるリセプタクルであって、
    前記シェルは、前記第1開口の両翼に延出して略直角に屈曲し、当該第1開口側から前記第2開口側に至る一対の案内片を有し、
    前記シャッターは、前記一対の案内片に摺動可能な一対の穴が設けられ、
    前記一対の案内片は、前記シャッターの一対の穴及び前記圧縮コイルばねの内径を案内するリセプタクル。
  2. 前記シェルは、前記第1開口側に前記シャッターに当接される一つ以上の第1折り曲げ片を有し、この第1折り曲げ片は、前記相手側プラグが特定されるキーとなっている請求項1記載のリセプタクル。
  3. 前記シェルは、前記第2開口側に対向する一対の第2折り曲げ片を有し、この一対の第2折り曲げ片は、前記一対の案内片の先端部を係止する請求項1又は2記載のリセプタクル。
  4. プリント基板に実装される一対の係止片を前記シェルの両翼に設けている請求項1から3のいずれかに記載のリセプタクル。
  5. 前記プリント基板の部品実装面と平行する方向から前記相手側プラグが結合される水平取付形のコネクタである請求項4記載のリセプタクル。
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