JP2006331142A - 情報提供システム、情報提供方法等 - Google Patents

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Abstract

【課題】 端末装置の画面解像度に適したコンテンツを提供することを可能とする情報提供システムを提供する。
【解決手段】 端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおいて、コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得する取得手段と、前記取得された解像度情報を前記情報提供装置に送信する解像度情報送信手段と、を備え、前記情報提供装置は、前記送信された解像度情報を受信する解像度情報受信手段と、前記受信された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいてコンテンツデータを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段と、を備える。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、提供されたコンテンツデータを表示する端末装置と、を備える情報提供システム、情報提供方法等の技術分野に関する。
従来から、インターネット等のネットワークを利用して、WWW(World Wide Web)、電子メール、ネットニュース、ファイル転送等のサービスが提供されている。
WWWは、文書、画像、動画、音声等の電子データをHTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアップ言語により記述された電子文書(以下、適宜HTML文書とも称する。)に結び付けて提供するシステムである。
HTMLは、文書をタグで囲むことにより文書構造を定義することができる言語である。また、タグや、それに付加される属性によって文書の表示形式、例えば、フォントサイズ、表示位置等を定義することも可能となっている(HTML4.0の仕様においては、これらのタグや属性は非推奨である)。そして、近年においては、CSS(Cascading Style Sheets)に代表されるスタイルシートが考案されたことにより、文書の表示形式を、その文書構造とは分離して定義することが可能となった。
WWWにおいては、このようなHTML文書と、その他の文書、画像、動画、音声等を含むコンテンツをWebサーバが保持し、端末装置からのリクエストに応じてこれを送信する。そして、端末装置において、ブラウザと呼ばれるソフトウエアを実行することにより、受信したHTML文書を解釈して、端末装置の画面上に所定のコンテンツが表示されることとなる。
ところで、現在、上述のようなコンテンツを表示することができる端末装置は、PC(Personal Computer)等に限られず、PDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話機、STB(Set Top Box)に接続されたテレビ等、多種多様になってきている。これらの端末は、種類が異なれば画面解像度も異なる場合が多い。また、同一種類の端末であっても(例えば、PC等)、接続するディスプレイによって画面解像度が異なる場合がある。
これに対し、従来、Webサーバにより提供されるコンテンツは、端末の種類や画面解像度の違いにかかわらず、表示形式が同一のコンテンツが提供されていたため、端末装置の画面解像度によっては必ずしも提供されたコンテンツを適切に表示することができないという問題があった。
例えば、Webサーバで用意されるコンテンツが、800×600ピクセル(横方向の画素数が800、縦方向の画素数が600であることを示す。以下同様)の解像度を想定して作成されている場合、画面の解像度が640×480ピクセルの端末ではコンテンツ全体を一度に表示することができない。他方、画面の解像度が1280×1024ピクセルの端末ではコンテンツ全体を一度に表示することはできるのものの、コンテンツが小さく表示されるため、視覚的バランス、視認性等が悪くなる場合がある。
このような問題を解決するための従来の方法としては、例えば、サーバ装置において画面解像度毎にコンテンツを用意し、端末装置の画面解像度に応じてコンテンツを提供する方法がある。
また、特許文献1に記載の通信システムのように、サーバ装置が、端末装置から取得した画面解像度を判断することにより、QCIF(Quarter Common Intermediate Format:176×144ピクセル)用、VGA(Video Graphics Array:640×480ピクセル)用、あるいはXGA(eXtended Graphics Array:1024×768ピクセル)用のフォントサイズを適用してコンテンツを加工する方法が提案されている。
特開2001−236202号公報
しかしながら、上述した従来の方法では、同一内容のコンテンツを複数用意しなければならないため、コンテンツの管理が煩雑となり、また、コンテンツの作成、更新等が長期化するという問題がある。
他方、特許文献1に記載の通信システムでは、例えば、VGA以下の画面解像度に対しては一律にQCIF用のフォントサイズが適用されるため、コンテンツが小さく表示されてしまう。これに対処するためには、その画面解像度に適したフォントサイズを情報として新たに用意し、且つ画面解像度を判断する処理を変更しなければならない。従って、あらゆる画面解像度に対応するためには、フォントサイズを情報として複数用意しなければならなくなり、また、コンテンツの表示形式に関する仕様を変更する度に、フォントサイズの情報を全て変更しなければならない等、管理が煩雑となるという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、コンテンツのメンテナンスに要する負担等を軽減しつつ、端末装置の画面解像度に適したコンテンツを提供することを可能とする情報提供システム、情報提供方法等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおいて、前記端末装置は、前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得する取得手段と、前記取得された解像度情報を前記情報提供装置に送信する解像度情報送信手段と、を備え、前記情報提供装置は、前記送信された解像度情報を受信する解像度情報受信手段と、前記受信された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて、前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として設定して前記解像度に応じたコンテンツデータを生成するコンテンツ生成手段と、前記生成されたコンテンツデータを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおいて、前記情報提供装置は、前記端末装置により表示されるコンテンツデータの元となるコンテンツデータを送信するコンテンツ送信手段を備え、前記端末装置は、前記送信されたコンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得する解像度情報取得手段と、前記取得された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として前記受信されたコンテンツデータに設定することにより前記解像度に応じたコンテンツデータを生成するコンテンツ生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置において、前記解像度情報受信手段、前記コンテンツ生成手段、及び前記コンテンツ送信手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、コンピュータを、請求項3に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の情報提供システムに含まれる端末装置において、前記解像度情報取得手段、及び前記解像度情報送信手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータを、請求項5に記載の端末装置として機能させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置において、前記コンテンツ生成手段を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを、請求項7に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2に記載の情報提供システムに含まれる端末装置において、前記コンテンツ受信手段、前記解像度情報取得手段、及び前記コンテンツ生成手段を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、コンピュータを、請求項9に記載の端末装置として機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおける情報提供方法であって、前記端末装置が、前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得して、前記取得された解像度情報を前記情報提供装置に送信する工程と、前記情報提供装置が、前記送信された解像度情報を受信して、前記受信された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて、前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として設定して前記解像度に応じたコンテンツデータを生成し、前記生成されたコンテンツデータを前記端末装置に送信する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおける情報提供方法であって、前記情報提供装置が、前記端末装置により表示されるコンテンツデータの元となるコンテンツデータを送信する工程と、前記端末装置が、前記送信されたコンテンツデータを受信して、前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得し、前記取得された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として前記受信されたコンテンツデータに設定することにより前記解像度に応じたコンテンツデータを生成する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、端末装置が、コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得して情報提供装置に送信し、情報提供装置が、受信した解像度情報と、計算情報とに基づいてコンテンツデータを構成する要素の表示属性を求め、これを設定して解像度に応じたコンテンツデータを生成し、端末装置に送信するように構成したので、端末装置の画面解像度毎にコンテンツデータを用意する必要がなく、また、端末装置の画面解像度毎に対応してフォントサイズ等の情報を複数用意する必要もない。従って、コンテンツのメンテナンスに要する負担等を軽減しつつ、端末装置の画面解像度に適したコンテンツを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、インターネットを介したWWWシステムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1]第1実施形態
[1.1]第1実施形態の構成及び機能概要
先ず、本実施形態におけるWWWシステムSの構成及び機能について説明する。
なお、図1は、第1実施形態に係るWWWシステムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、WWWシステムは、複数の端末装置T1、T2及びT3と、情報提供装置としてのWebサーバSAと、が、ネットワークNWに接続されている。
各端末装置とWebサーバSAは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いて、相互にデータの送受信が可能である。また、WebサーバSAは、各端末装置からの要求に応じてコンテンツデータを送信し、当該端末装置に表示させるようになっている。コンテンツデータの要求及び送信は、例えば、通信プロトコルにHTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いることにより実現される。
なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、公衆回線網、移動体通信回線網、専用回線(例えば、CATV(Community Antenna Television))等を含んで構成されても良いし、ローカルエリアネットワーク等の単一のネットワークで構成されても良い。
[1.1.1]WebサーバSAの構成及び機能等
次に、本実施形態におけるWebサーバSAの構成を説明する。
なお、図2は、WebサーバSAの概要構成を示すブロック図である。
図2に示すように、WebサーバSAは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える制御部11と、各種プログラム及びコンテンツデータ等の各種データを記憶する記憶部12(例えば、ハードディスク等)と、ネットワークNWと接続し、端末装置T1(T2及びT3についても同様)との通信状態を制御する通信部13と、を備え、バス14を介して相互に接続されている。
制御部11は、CPUが、ROMまたは記憶部12に記憶された各種プログラム(例えば、情報提供プログラム等)を読み出し実行することにより、WebサーバSAを統括制御するとともに、本実施形態に係る解像度受信手段、コンテンツ生成手段、コンテンツ送信手段等として機能するようになっている。
なお、情報提供プログラム等は、例えば、ネットワークNWを介して他のサーバからダウンロードされるようにしても良いし、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
また、制御部11は、情報提供プログラムの実行により、端末装置T1からのコンテンツ要求を受信し、要求されたコンテンツデータの生成に先立ち、端末装置T1に対して解像度情報要求を送信する。これは、端末装置T1のCPUにより解釈実行されて解像度情報の取得と送信を行うための解像度取得プログラムを送信することにより行われるが、当該プログラムの詳細については後述する。
そして、制御部11は、解像度情報を通信部13を介して受信し、当該解像度情報を引き継ぎづつ、後述するコンテンツ生成プログラムを実行することにより、コンテンツを生成、送信する。
本実施形態において、制御部11が生成するコンテンツデータは、HTMLで記述され、記憶部12に記憶されている他のコンテンツデータ(例えば、文書、画像、動画、音声等)への参照(例えば、<a href=”bunsyo.pdf”>〜</a>、<img href=”gazou.gif”>〜</img>等)を含むファイル(以下、HTMLファイルと称する。)である。なお、当該ファイルはHTMLで記述されたものに限らず、SGML(Standard Generalized Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)、XHTML(eXtensible Hypertext Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたものであっても良い。
HTMLファイルには、他のファイルへの参照を示す記述を含む他、コンテンツデータを構成する要素として、テキスト及び、文書構造(例えば、本文、見出し、テーブル、リスト等)を定義するためのタグ(例えば、<body>、<h1>等)が含まれる。
また、このHTMLファイルの表示形式(例えば、テキストのフォントサイズ、フォントの種類、背景色、表示開始位置、行間隔、ボックスの大きさ等の表示属性が含まれる。)は、例えば、CSSにより、各タグ毎の表示属性(以下、スタイルシートに関しては、プロパティと称する。)として定義されている。なお、CSSによる定義は必ずしもHTMLファイルに含まれている必要はなく、例えば、HTMLファイルとは分離したファイルにおいて定義し、当該ファイルを読み込むための記述をHTMLファイルに含ませても良い(例えば、@import url(style.css);)。また、表示形式の定義はCSSのみに限られるものではない。
記憶部12に記憶されているデータには、文書、画像、動画、音声等のコンテンツデータの他、計算情報としての計算情報ファイル、及び上述したHTMLファイルを生成する元となるHTMLオリジナルファイルが含まれる。
本実施形態においては、端末装置T1の画面解像度に適したコンテンツを提供するため、端末装置T1から取得した解像度情報に基づいて、各タグのプロパティ値を求める。
図3は、解像度情報に基づいてプロパティ値を求めるプロパティの一覧の例を示す図である。図3に示すように、プロパティ値を求めるプロパティは、数値により定義することが可能なものである。
計算情報ファイルは、例えば、XMLにより記述されており、コンテンツデータとは分離して記憶部12に記憶されている。
図4は、計算情報ファイルの一例を示す図である。図4に示すように、計算情報ファイルは、例えば、<root>〜</root>間に、プロパティを示すタグ名(例えば、fSはフォントサイズ。図3を参照)のタグに囲まれて、解像度情報からプロパティ値を計算するための計算方法が設定されている。例えば、「<fS>resV*1/80</fS>」は、画面解像度に1/80を乗算することによりフォントサイズが求められることを示している。ここで、resVは端末装置T1の横方向の画素数であり、resHは縦方向の画素数である。
そして、例えば、端末装置T1の画面解像度が800×600ピクセルである場合、フォントサイズは10ピクセル、ボックス外部の余白は13.3ピクセル、行間幅は20ピクセル、ボックスの横幅は400ピクセル、ボックスの縦幅は300ピクセルとなる。
なお、計算情報ファイルは、XMLで記述された以外のマークアップ言語により記述されたファイルでも良いし、その他のテキストファイルであっても良いし、また、バイナリファイル等であっても良い。
このように、計算情報ファイルに定義された計算方法により、解像度情報に基づいて数値であるプロパティ値を計算するため、オペレータが予め計算情報ファイルを1つ作成しておけば、あらゆる画面解像度に適したHTMLファイルを生成することができるのである。
なお、計算情報ファイルは、HTMLファイル毎に対応して用意しても良いし、コンテンツ全体で一つ用意しても良い。
計算したプロパティ値をスタイルシートにより定義されているプロパティに設定して上述したHTMLファイルを生成するため、その元となるHTMLオリジナルファイルが記憶部12に記憶されている。
図5は、HTMLファイルの元となるHTMLオリジナルファイルの一例を示す図である。図5に示すように、HTMLオリジナルファイルは、JSP(Java(登録商標) Server Pages)と呼ばれるHTMLのデータを動的に生成するためのプログラミング言語で記述されたファイルであり、HTMLを直接記述することが可能であるとともに、Java(登録商標) コードを記述することも可能である。そして、コンテンツの要求に応じて、HTMLオリジナルファイルからサーブレットと呼ばれるコンテンツ生成プログラムが生成され、当該プログラムが実行されることによりHTMLファイルが生成されて、端末装置T1に送信される。このように、JSPに基づいて記述されたHTMLオリジナルファイルは端末装置T1に提供するHTMLファイルの元データとしての側面と、プログラムをコンパイルするソースとしての側面を有している。このようなプログラミング言語としてはJSPの他に、PHP(Hypertext Preprocessor)やASP(Active Server Pages)等がある。HTMLオリジナルファイルのパラメータ設定部において、制御部11は、受信した解像度情報を取得して、横の画素数をresVに、縦の画素数をresHに設定する。その後、例えば、DOM(Document Object Model)、SAX(Simple API for XML)等のAPI(Application Programming Interface)を用いて、計算情報ファイルをツリー構造として解析し、当該ファイルにおいて設定されている計算方法を取得する。そして、取得した計算方法により、プロパティを示すタグに対応したパラメータの値を計算する(なお、図5においては詳細なコードは省略している)。
HTMLオリジナルファイルのパラメータ指定部において、制御部11は、各タグのプロパティ値を設定する。ここで、例えば、「td {font-size:<%=fS*1/2%>px;}」においては、パラメータ設定部において計算されたfSの値に1/2を乗算した値が、表を構成するデータセル内のテキストのフォントサイズとなるのである。
制御部11は、このようにしてプロパティ値を設定して、HTMLファイルを生成する。
図6は、生成されたHTMLファイルの一例を示す図である。図6に示すようなHTMLファイルが生成されると、制御部11は端末装置T1に当該ファイルを送信する。
なお、コンテンツ生成プログラムは、上述したプログラミング言語で作成されたものである必要はなく、例えば、CGI(Common Gateway Interface)等であっても良い。
また、記憶部12に記憶されるコンテンツファイル、計算情報ファイル、HTMLオリジナルファイル等は、例えば、ネットワークNWを介して他のサーバからダウンロードされるようにしても良いし、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしても良い。また、WebサーバSA上にて、所定のアプリケーションを用いてオペレータが作成しても良い。
[1.1.2]端末装置T1乃至T3の構成及び機能
次に、本実施形態における端末装置T1乃至T3の構成及び機能を説明する。
端末装置T1乃至T3は、PC、PDA、携帯電話機、STBに接続されたテレビ等を適用することができる。
端末装置T1の画面解像度は800×600ピクセル、端末装置T2の画面解像度は1280×1024ピクセル、端末装置T3の画面解像度は640×480ピクセルとなっている。なお、端末装置T1乃至T3は、画面解像度が異なるのみで、他の構成及び機能については同様であるので、以下、端末装置T1について説明する。
図7は、端末装置T1の概要構成を示すブロック図である。
図7に示すように、端末装置T1は、CPU、RAM、ROM等を備える制御部21と、各種プログラム(例えば、ブラウザプログラム等)及びデータ等を記憶する記憶部22(例えば、ハードディスク、不揮発性メモリ等)と、ネットワークNWに接続してサーバSAとの通信状態を制御する通信部23(例えば、モデム、Ethernet(登録商標) カード、アンテナ等)と、文字や画像等の情報を表示し、所定の画面解像度を有する表示部24(例えば、ディスプレイ等)と、ユーザーからの操作指示を受け付ける操作部25(例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、リモコン等)と、を備え、バス26を介して相互に接続されている。
制御部21は、CPUが、ROMまたは記憶部22に記憶された各種プログラム(例えば、ブラウザプログラム等)を読み出し実行することにより、端末装置T1を統括制御する。
ブラウザプログラムは、WebサーバSAにより提供されるコンテンツデータを端末装置T1の表示部24に表示させるプログラムである。
なお、ブラウザプログラム等は、例えば、ネットワークNWを介して他のサーバからダウンロードされるようにしても良いし、CD−ROM等の記録媒体に記録されてドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
制御部21は、CPUがブラウザプログラムを実行することにより、WebサーバSAに対してコンテンツデータを要求する。
ここで、WebサーバSAからは、コンテンツデータの送信に先立ち、前述した解像度取得プログラムが送信される。この解像度取得プログラムは、例えば、図8に示すように、Java(登録商標) scriptで記述されたスクリプト部分を含むHTMLファイルである。なお、解像度取得プログラムはスクリプトに限られるものではなく、例えば、Java(登録商標) アプレットやActiveXコントロール等であっても良い。
制御部21は、当該HTMLファイルを受信すると、HTMLファイルを読み込み、白紙のページを表示部24に表示するとともに、スクリプトを自動実行する。そして、制御部21は、当該スクリプトの実行により、表示部24の横方向の画素数と縦方向の画素数を取得して入力オブジェクト(<input 〜>)に設定した後、解像度情報として直ちにWebサーバSAに送信する(このようにして、制御部21は、本実施形態に係る解像度情報取得手段、及び解像度情報送信手段として機能する)。そして、解像度情報を受信したサーバSAから端末装置T1の画面解像度に適したコンテンツデータ送信されると、制御部21は、当該コンテンツデータを受信して表示部24に表示する。
[1.1.2]情報提供システムSの動作
次に、本実施形態における情報提供システムSの動作を説明する。
なお、図9は、第1実施形態に係る情報提供システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図9に示すように、端末装置T1は、ブラウザプログラムを実行し、操作部25を介して指定されたURL(Uniform Resource Locator)が示すコンテンツの要求をWebサーバSAに送信する(ステップS1)。
WebサーバSAは、コンテンツ要求を受信すると、解像度情報要求を端末装置T1に送信する(ステップS2)。これは、解像度取得プログラム(スクリプトを含むHTMLファイル)を送信することにより行われる。
端末装置T1は、解像度取得プログラムを受信すると、解像度取得プログラムが解釈実行され、端末装置T1の画面の解像度(800×600ピクセル)を取得して(ステップS3)、WebサーバSAに送信する(ステップS4)。
WebサーバSAは、解像度情報を受信すると、ステップS1において受信したURLが示すコンテンツを提供するため、HTMLオリジナルファイル(図5)を読込んでコンテンツ生成プログラムを生成する(ステップS5)。なお、一度、コンテンツ生成プログラムが生成された後は、同一URLに関して、このステップは省略される。
そして、WebサーバSAは、コンテンツ生成プログラムを実行することにより、計算情報ファイル(図4)を読込み計算方法を取得する(ステップS6)。
次いで、取得した解像度情報と計算方法により、プロパティを示すタグに対応したパラメータの値を計算して設定する(ステップS7)。その結果、フォントサイズは10ピクセル、ボックス外部の余白は13.3クセル、行間幅は40ピクセル、ボックスの横幅は400ピクセル、ボックスの縦幅は300ピクセルとなる。
なお、端末装置がT2の場合は、夫々16ピクセル、21.3ピクセル、32ピクセル、640ピクセル、512ピクセルとなり、T3の場合は、夫々8ピクセル、10.6ピクセル、16ピクセル、320ピクセル、240ピクセルとなる。
その後、WebサーバSAは、各タグのプロパティを設定して(ステップS8)、図6に示すHTMLファイルを生成する(ステップS9)。なお、端末装置がT2の場合は図10(a)に示すプロパティ定義部分が生成され、T3の場合は図10(b)に示すプロパティ定義部分が生成される。
そして、WebサーバSAは、生成されたHTMLファイルを端末装置T1に送信する(ステップS10)。
端末装置T1は、受信したHTMLファイルを解釈して表示部24に表示する(ステップS11)。なお、ここで、HTMLファイルに文書、画像データ等への参照が含まれている場合には、更に、これらのデータの要求をWebサーバSAに送信する。そして、サーバSAからデータが送信され、端末装置T1はこのデータを受信して、HTMLファイルとともに表示部24に表示する。
図11は、端末装置T1乃至T3によるコンテンツデータの表示例を示す図であり、(a)は端末装置T1(画面解像度800×600ピクセル)による表示であり、(b)は端末装置T2(画面解像度1280×1024ピクセル)による表示であり、(c)は端末装置T3(画面解像度640×480ピクセル)による表示である。
図11に示すように、端末装置の画面解像度が異なる場合であっても、コンテンツデータが適切に表示されるようになる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、端末装置T1が、画面解像度を示す解像度情報を取得してWebサーバSAに送信し、WebサーバSAが、受信した解像度情報と、計算情報ファイルに設定された計算方法とに基づいてHTMLファイルを構成する要素のプロパティを求め、これを設定して解像度に応じたHTMLファイルを生成し、端末装置T1に送信するように構成したので、端末装置T1の画面解像度毎にHTMLファイルを予め作成しておく必要がなく、また、端末装置T1の画面解像度毎に対応してフォントサイズ等の情報を複数用意する必要もない。そして、オペレータが単一の計算情報ファイルを変更することで、あらゆる画面解像度に適したHTMLファイルを生成しつつ、その表示形式を簡単に変更することができる。
従って、コンテンツのメンテナンスに要する負担等を軽減しつつ、端末装置の画面解像度に適したコンテンツを提供することが可能となる。
また、WebサーバSAにより解像度取得プログラム送信して、端末装置T1によりこれを受信し、解像度取得プログラムの実行により解像度情報を取得して送信するように構成したので、端末装置T1としては、特別なプログラムのインストールや、設定を行うことなく、端末装置の画面解像度に適したコンテンツを取得し表示することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、解像度取得プログラムを端末装置T1からのコンテンツ要求に応じてWebサーバSAにより送信されるようにしているが、これに限られるものではなく、予め端末装置T1の記憶部22に記憶しておいても良い。この場合においては、端末装置T1において解像度情報を取得した後、コンテンツ要求とともに取得した解像度情報を送信すれば良い。
[2]第2実施形態
[2.1]情報提供システムSの構成及び機能
次に、本願の第2実施形態に係るWWWシステムSについて説明する。
上述した第1実施形態においては、WebサーバSAにより各端末装置に適したHTMLファイルを生成していたが、以下に説明する第2実施形態においては、WebサーバSAから送信されたHTMLオリジナルファイルを端末装置T1が受信して、端末装置T1においてHTMLファイルを生成する場合について説明する。
図12は、WebサーバSAが送信するHTMLオリジナルファイルの一例を示す図である。
WebサーバSAは、図12に示すようなHTMLオリジナルファイルを記憶部12に記憶しておき、端末装置T1からのコンテンツ要求に応じて、端末装置T1に送信する。
また、WebサーバSAは、端末装置T1においてHTMLファイルを生成することができるように、計算情報ファイルをHTMLオリジナルファイルとともに端末装置T1に送信する。なお、計算情報ファイルそのものを送信するのではなく、例えば、計算情報ファイルから計算方法を取得し、これをCookie情報として端末装置T1に送信し、端末装置T1にCookieファイルとして記憶させても良い。また、計算情報ファイルは、WebサーバSAで記憶させておくのではなく、予め端末装置T1の記憶部22に記憶させておいても良い。
端末装置T1の記憶部22には、解像度取得プログラム、及びコンテンツ生成プログラムが記憶されている。これらは、例えば、Java(登録商標) アプレットやActiveXコントロールのようにブラウザプログラムに組み込まれるものでも良い。
[2.2]情報提供システムSの動作
次に、本実施形態における情報提供システムSの動作を説明する。
なお、図13は、第2実施形態に係る情報提供システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図13に示すように、端末装置T1は、ブラウザプログラムを実行し、操作部25を介して指定されたURLが示すコンテンツの要求をWebサーバSAに送信する(ステップS1)。
WebサーバSAは、コンテンツ要求を受信すると、HTMLオリジナルファイルと、これに対応する計算情報ファイルを端末装置T1に送信する(ステップS2)。
端末装置T1は、HTMLオリジナルファイルと計算情報ファイルを受信し、端末装置T1の画面の解像度を取得する(ステップS3)。
その後、端末装置T1は、受信した計算情報ファイルから計算方法を取得し(ステップS4)、計算方法と解像度情報により、パラメータの値を計算する(ステップS5)。
そして、受信したHTMLオリジナルファイルを読込み(ステップS6)、プロパティ値の設定を行う(ステップS7)。例えば、HTMLオリジナルファイル上のプロパティの定義が「td {font-size:<%fS*1/2%>px;}」である場合には、ステップS5において計算したフォントサイズの値に1/2を乗算し、その結果を「<%fS*1/2%>」の部分に設定する。
このようにして、プロパティ値を設定してHTMLファイルを生成し(ステップS8)、これを、表示部24に表示する(ステップS9)。
以上説明したように、上記実施形態によれば、WebサーバSAが、HTMLファイルの元となるHTMLオリジナルファイルを端末装置T1に送信し、端末装置T1が、画面解像度を示す解像度情報を取得して、解像度情報と、計算情報ファイルに設定された計算方法とに基づいてHTMLファイルを構成する要素のプロパティを求め、これをHTMLオリジナルファイルに設定して、解像度に応じたHTMLファイルを生成するように構成したので、第1実施形態の場合と同様に、コンテンツのメンテナンスに要する負担等を軽減しつつ、端末装置の画面解像度に適したコンテンツを提供することが可能となる。
なお、以上説明した各実施形態においては、本願に係る情報提供システムをWWWシステムに適用しているが、これに限られるものではなく、例えば、通信プロトコルにFTP(File Transfer Protocol)を用いるファイル転送システム等に適用しても良い。
また、上記各実施形態においては、HTMLファイル毎、あるいはコンテンツ全体で単一の計算情報ファイルを使用していたが、これに限られるものではなく、複数の計算情報ファイルを使用しても良い。例えば、端末装置の画面解像度が横長の場合と縦長の場合とで計算情報ファイルを分けるといったように、コンテンツの内容等に応じて、使用する計算情報ファイル単一にすることも複数にすることもできるため、コンテンツ設計の自由度が増すのである。
また、上記各実施形態においては、端末装置の画面解像度に応じてコンテンツを生成していたが、これに限られるものではなく、コンテンツが表示される領域が画面解像度よりも狭い場合には(例えば、アプリケーションのウインドウの領域等)、その領域の解像度に応じてコンテンツを生成しても良い。
第1実施形態に係るWWWシステムSの概要構成の一例を示す図である。 WebサーバSAの概要構成を示すブロック図である。 解像度情報に基づいてプロパティ値を求めるプロパティの一覧の例を示す図である。 計算情報ファイルの一例を示す図である。 HTMLオリジナルファイルの一例を示す図である。 生成されたHTMLファイルの一例を示す図である。 端末装置T1の概要構成を示すブロック図である。 解像度取得プログラムの記述の一例を示す図である。 第1実施形態に係る情報提供システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 生成されたHTMLファイルにおけるプロパティ定義部分の一例を示す図であり、(a)は端末装置T2の場合のプロパティ定義部分であり、(b)は端末装置T3の場合のプロパティ定義部分である。 端末装置T1乃至T3によるコンテンツデータの表示例を示す図であり、(a)は端末装置T1(画面解像度800×600ピクセル)による表示であり、(b)は端末装置T2(画面解像度1280×1024ピクセル)による表示であり、(c)は端末装置T3(画面解像度640×480ピクセル)による表示である。 WebサーバSAが送信するHTMLオリジナルファイルの一例を示す図である。 第2実施形態に係る情報提供システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
符号の説明
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 バス
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 表示部
25 操作部
26 バス
S 情報提供システム
SA Webサーバ
T1、T2、T3 端末装置

Claims (12)

  1. ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおいて、
    前記端末装置は、
    前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得する取得手段と、
    前記取得された解像度情報を前記情報提供装置に送信する解像度情報送信手段と、を備え、
    前記情報提供装置は、
    前記送信された解像度情報を受信する解像度情報受信手段と、
    前記受信された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて、前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として設定して前記解像度に応じたコンテンツデータを生成するコンテンツ生成手段と、
    前記生成されたコンテンツデータを前記端末装置に送信するコンテンツ送信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおいて、
    前記情報提供装置は、
    前記端末装置により表示されるコンテンツデータの元となるコンテンツデータを送信するコンテンツ送信手段を備え、
    前記端末装置は、
    前記送信されたコンテンツデータを受信するコンテンツ受信手段と、
    前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得する解像度情報取得手段と、
    前記取得された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として前記受信されたコンテンツデータに設定することにより前記解像度に応じたコンテンツデータを生成するコンテンツ生成手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  3. 請求項1に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置において、
    前記解像度情報受信手段、前記コンテンツ生成手段、及び前記コンテンツ送信手段を備えることを特徴とする情報提供装置。
  4. コンピュータを、請求項3に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする情報提供処理プログラム。
  5. 請求項1に記載の情報提供システムに含まれる端末装置において、
    前記解像度情報取得手段、及び前記解像度情報送信手段を備えることを特徴とする情報提供装置。
  6. コンピュータを、請求項5に記載の端末装置として機能させることを特徴とする情報取得処理プログラム。
  7. 請求項2に記載の情報提供システムに含まれる情報提供装置において、
    前記コンテンツ生成手段を備えることを特徴とする情報提供装置。
  8. コンピュータを、請求項7に記載の情報提供装置として機能させることを特徴とする情報提供処理プログラム。
  9. 請求項2に記載の情報提供システムに含まれる端末装置において、
    前記コンテンツ受信手段、前記解像度情報取得手段、及び前記コンテンツ生成手段を備えることを特徴とする情報提供装置。
  10. コンピュータを、請求項9に記載の端末装置として機能させることを特徴とする情報取得処理プログラム。
  11. ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおける情報提供方法であって、
    前記端末装置が、前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得して、前記取得された解像度情報を前記情報提供装置に送信する工程と、
    前記情報提供装置が、前記送信された解像度情報を受信して、前記受信された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて、前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として設定して前記解像度に応じたコンテンツデータを生成し、前記生成されたコンテンツデータを前記端末装置に送信する工程と、
    を備えることを特徴とする情報提供方法。
  12. ネットワークを介して端末装置にコンテンツデータを提供する情報提供装置と、前記提供されたコンテンツデータを表示する前記端末装置と、を備える情報提供システムにおける情報提供方法であって、
    前記情報提供装置が、前記端末装置により表示されるコンテンツデータの元となるコンテンツデータを送信する工程と、
    前記端末装置が、前記送信されたコンテンツデータを受信して、前記コンテンツデータが表示される画面上における領域の解像度を示す解像度情報を取得し、前記取得された解像度情報と、前記コンテンツデータを構成する要素の表示属性を当該解像度情報に基づいて求めるための計算方法を示す計算情報と、に基づいて前記表示属性を求め、当該表示属性を前記要素の表示属性として前記受信されたコンテンツデータに設定することにより前記解像度に応じたコンテンツデータを生成する工程と、
    を備えることを特徴とする情報提供方法。
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