JP2012079188A - 体裁情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現する。
【解決手段】ウェブページの表示体裁を制御するCSS(Cascading Style Sheets)など体裁情報について原型を用意し、そのうち表示サイズのタグなど必要な部分を、端末に対応した表示の仕様情報(表示領域の位置、サイズ、対応動画種別など)を基に編集することにより体裁情報を作成する。この処理を配信の都度、端末側に送ったスクリプトで若しくはサーバ側で行うことにより、テレビや携帯といった端末の画面サイズの相違を問わず最適な表示ができるうえ、端末の種類ごとに応じた複数バージョンのHTMLやCSSなどを予め開発したり、その配信を運用するなどの負荷が不要となる。このように、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウェブページの表示に関する。
近年、インターネット上でコンテンツを配信するサービスやシステムが急速に普及している。この種の技術では、ウェブサーバが、アクセスしてきたクライアント装置(以下「端末」と呼ぶ)に対し、動画や静止画などの画像、音声や文字などのコンテンツをデータとして配信する。端末側では、典型的にはウェブブラウザが動画再生機能などと連携し、ユーザの操作に応じてウェブサーバにアクセスし、提供されるコンテンツを画面表示してユーザに視聴させる。昨今では上記のようなコンテンツ視聴に対応した端末は、PC(パーソナル・コンピュータ)ばかりでなく、携帯電話機、スマートフォンなどのモバイルデバイスのほか、IPTV(Internet Protocol TeleVision)に対応したテレビ機器など多岐に亘っている。
特許第3184802号
上記のような端末においては、例えばテレビ機器や携帯電話機等の種別、その製造メーカー、機種などに応じて仕様が様々であり、例えば、表示画面やブラウザ表示領域のサイズ、解像度、画素数や縦横比、対応している動画種別などが異なっている。これら仕様の相違に関わらず、文字や画像などの位置やサイズの指定といった表示上の体裁が共通のコンテンツデータを一律に配信すると、本来は単一のページに収まるはずの表示内容が表示画面サイズに収まらず複数ページに分かれたり、スクロール操作が必要になって一覧性や操作性が低下したり、画像などの表示が大き過ぎたり小さ過ぎるなど、コンテンツを適切に表示できないという問題が生じる。
このような問題に対応し、端末の種類毎にそれぞれ異なる表示上の体裁によるコンテンツデータを予め作成して用意しておき、端末の種類に応じたコンテンツデータを選択して配信する提案も知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、近年の技術仕様や端末の多様化もあり、多岐に亘る端末の種類ごとに応じたコンテンツデータを開発、蓄積し配信することは、バージョン管理などを含む開発作業上の負荷や、データ量などシステム運用上などの負荷が大きいという問題があった。
上記の課題に対し、本発明の目的は、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、体裁情報の作成を端末側で行うもので、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理装置において、プログラムを含むウェブページのデータを前記端末に送信する手段を有し、前記プログラムは前記端末に、前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得手段と、取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成手段と、を実現させ、前記体裁情報作成手段は、予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する手段と、作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の態様(4)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、サーバコンピュータが、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理方法において、プログラムを含むウェブページのデータを前記端末に送信する処理を含み、前記プログラムは前記端末に、前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得処理と、取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成処理と、を実行させ、前記体裁情報作成処理は、予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する処理と、作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む処理と、を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様(2)は、体裁情報の作成をサーバ側で行うもので、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理装置において、前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得手段と、取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成手段と、を有し、前記体裁情報作成手段は、予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する手段と、作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の態様(5)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、サーバコンピュータが、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理方法において、前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得処理と、取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成処理と、を有し、前記体裁情報作成処理は、予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する処理と、作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む処理と、を含むことを特徴とする。
以上のように、ウェブページの表示体裁を制御するCSS(Cascading Style Sheets)など体裁情報について原型を用意し、そのうち表示サイズのタグなど必要な部分を、端末に対応した表示の仕様情報(表示領域の位置、サイズ、対応動画種別など)を基に編集することにより体裁情報を作成する。この処理を配信の都度、端末側に送ったスクリプトで若しくはサーバ側で行うことにより、テレビや携帯といった端末の画面サイズなどの相違を問わず最適な表示ができるうえ、端末の種類ごとに応じた複数バージョンのHTMLやCSSなどを予め開発したり、その配信を運用するなどの負荷が不要となる。このように、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
特に、端末側で体裁情報を作成する場合は(態様(1)(4))、サーバの負荷軽減になるうえ、ユーザエージェント情報などに基づく端末の種別に応じた仕様情報が予めサーバ側にない新発売機種など未知の端末においても、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
一方、サーバ側で体裁情報を作成する場合は(態様(2)(5))、端末の負荷軽減になるのでスマートフォンなど処理能力の限られた端末でも軽快な画面表示が実現できるうえ、ブラウザがスクリプト機能に対応してない端末においても、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記仕様取得手段は、表示に関する前記仕様情報を端末の種類に応じて記憶している仕様記憶手段と、アクセス元の前記端末の種類を判別する端末判別手段と、判別された端末の種類に応じた前記仕様情報を前記仕様記憶手段から取得する手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の態様(6)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、前記仕様取得処理は、アクセス元の前記端末の種類を判別する端末判別処理と、表示に関する前記仕様情報を端末の種類に応じて記憶している所定の仕様記憶手段から、判別された前記端末の種類に応じた前記仕様情報を取得する処理と、を含むことを特徴とする。
このように、画面サイズなどの仕様情報を端末の種類ごとに予め用意し、ウェブブラウザから送信されてくるユーザエージェント情報などから判別する端末の種類に応じた仕様情報を取得し、それを基に画像などの表示サイズを制御するタグに記述するパラメタの値を計算するなどしてCSSなどを作成することにより、画面サイズ取得やCSS書換などのスクリプト処理の機能や負荷を端末に要求することなく、端末の種類に適した表示が実現できる。
なお、上記の各態様とは異なるカテゴリ(装置に対し方法、方法に対しプログラムなど)や、以下に説明するさらに具体的な各態様も本発明に含まれる。異なるカテゴリについては、「手段」を「処理」又は「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの実行順序は以上記述したものに限定されず、適宜変更したりまとめて処理するなど、変更可能である。
本発明によれば、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を例示する図。 本発明の実施形態における処理手順の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態における処理手順の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態における処理を示す概念図。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項については適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態は、図1に示すように、サーバコンピュータ1(以下「サーバ1」又は「サーバ」とも呼ぶ)が、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、通信ネットワークN(インターネット、携帯電話網、LANなど)を経て、アクセス元の端末2にウェブページを表示させる体裁情報処理装置(以下「本装置」とも呼ぶ)に関するもので、サーバ1のみで本装置と把握してもよいし、端末2を含めて本装置と把握してもよい。
端末2は、ウェブページを閲覧するユーザが用いる情報処理装置で、パーソナル・コンピュータ(PC)、ポータブル電子情報端末装置(スマートフォン、タブレットPC、携帯電話端末装置)などの他、インターネット接続機能付きのテレビ(テレビジョン受像機)など具体的な種類は問わず、また、図1では一つを模式的に例示するが、実際は多数存在する。
上記のようなサーバ1と端末2は、一般的なコンピュータの構成として少なくとも、CPUなどの演算制御部6と、記憶装置7(主メモリ、フラッシュメモリ、HDD等)と、通信ネットワークNとの通信手段8(無線や有線のLANアダプタ、通信ゲートウェイ装置など)と、を有する。特に端末2は、液晶表示パネルや有機EL(エレクトロ・ルミネセンス)表示パネルなどの表示装置Mと、タッチパネル機能やボタンなどの入力装置Eと、を有する。
そして、サーバ1及び端末2では、それぞれ、記憶装置7に予め記憶(インストール)した図示しない所定のコンピュータ・プログラムが演算制御部6を制御することで、図1に示す各手段などの要素(10,11,ウェブブラウザBなど)を実現する。このうち、情報の記憶手段は、記憶装置7において各種のデータベース(「DB」とも表す)やファイル、配列等の変数、各種スタックやレジスタ、システム設定値など任意の形式で実現できる。
このような記憶手段のうち、仕様記憶手段10は、図2に例示するように、表示に関する仕様情報(例えば画素数で表わした画面横幅及び画面縦幅)を端末の種類(例えばメーカーと端末機種)に応じて記憶している手段である。ページデータ記憶手段15は、HTMLなどのマークアップ言語で記述されたテキストファイルや、静止画や動画といった画像ファイルなど、ウェブページを表わすウェブページデータD(以下「ページデータ」「ページデータD」とも呼ぶ)の全部、一部又は原型を記憶している手段である。なお、記憶手段以外の各手段は、以下のような情報処理の機能・作用を実現・実行する処理手段である。
〔2.作用及び効果〕
〔2−1.概要〕
上記のように構成された本実施形態では、ウェブページの表示体裁を制御するCSS(Cascading Style Sheets)など体裁情報について原型を用意し、そのうち表示サイズのタグなど必要な部分を、端末に対応した表示の仕様情報(表示領域の位置、サイズ、対応動画種別など)を基に編集することにより体裁情報を作成する。
この処理を配信の都度、後述するように、端末側に送ったスクリプトで(図3)若しくはサーバ側で(図4)行うことにより、テレビや携帯といった端末の画面サイズなどの相違を問わず最適な表示ができるうえ、端末の種類ごとに応じた複数バージョンのHTMLやCSSなどを予め開発したり、その配信を運用するなどの負荷が不要となる。このように、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
上記のような体裁情報の作成を行うのは、端末側でもサーバ側でもよい。以下、それぞれの例を示す。
〔2−2.端末でのCSS作成〕
まず、体裁情報を端末側で作成する場合の処理手順を図3のフローチャートに示す。この場合、端末2からのウェブページの要求すなわちページリクエストなどを契機に(ステップS20)、サーバ1のデータ送信手段11は、プログラムPを含むページデータDを端末2に送信し(ステップS11)、端末2では、ウェブページの表示手段であるウェブブラウザB(以下「ブラウザ」又は「ブラウザB」とも表わす)がこれを受信する(ステップS21)。
ページデータDは、端末2からのページリクエストなどの通信内容に応じCGI機能などによりサーバ1で作成され、図1に示すように、プログラムPの他に、HTMLファイルや画像ファイルなどのコンテンツデータCを含み、HTMLファイルの一部として又はHTMLファイルでの記述に基づいて呼び出される別個のテキストファイルなどとして、ウェブページの表示体裁を制御するCSSなどの体裁情報SSの原型(「デフォルトCSS」と呼ぶこととする)を含む。
また、ページデータDに含まれるプログラムPは、典型的にはJavaScript(登録商標)などのスクリプト言語で記述されるが、アプレット、中間コードや機械語など表現形式は自由で、端末2に、仕様取得手段22と、体裁情報作成手段23と、を実現させる。
そして、仕様取得手段22は、端末2について表示に関する仕様情報(ウェブブラウザの画面サイズなど)を取得する(ステップS22)。このような仕様情報は、スクリプトの記述によりブラウザBから表示領域の横幅や縦幅を画素数などとして取得することができる。そして、体裁情報作成手段23は、取得された仕様情報に基づいて、体裁情報を作成する(ステップS23,S24)。
この際、体裁情報作成手段23は、まず、予め用意されたデフォルトCSSを、端末の種類に対応した仕様情報に基づいて編集することにより、実際に適用すべき体裁情報である完成品のCSSを作成したうえ(ステップS23)、作成された体裁情報を、表示しようとするページデータDに組み込む(ステップS24)。そして、このように体裁情報を組み込まれたページデータDに基づきブラウザBがレンダリング処理を行ってウェブページを画面表示する(ステップS25)。
このように、端末側で体裁情報を作成することにより、サーバの負荷軽減になるうえ、ユーザエージェント情報などに基づく端末の種別に応じた仕様情報が予めサーバ側にない新発売機種など未知の端末においても、少ない負荷で、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
〔2−3.サーバでのCSS作成〕
一方、サーバ側で体裁情報を作成する場合の処理手順を図4のフローチャートに示す。この場合、端末2からのウェブページの要求があると(ステップS20)、サーバ1ではまず、仕様取得手段12が、端末2について表示に関する仕様情報を取得する(ステップS12)。この場合は、画面サイズなどの仕様情報については、ブラウザBがスクリプト機能に対応した端末2については、ページデータDに含めて送信するスクリプト(プログラムP)にブラウザBから取得してサーバ1に送信させ、これを仕様取得手段12が取得することができる。
また、画面などの仕様情報は、ブラウザBがスクリプト機能に対応していない端末2については、ブラウザBからウェブページの要求と共に送信されるユーザエージェント情報に基づいて端末の種類を判別することにより、後述のように取得することができる。そして、体裁情報作成手段13は、取得された仕様情報に基づいて、体裁情報を作成する(ステップS13,S14)。
この場合も、体裁情報作成手段13は、まず、取得された仕様情報に基づいてデフォルトCSSを編集することにより体裁情報(例えば適用すべき完成品のCSS)を作成したうえ(ステップS13)、作成された体裁情報を、表示しようとするページデータDに組み込む(ステップS14)。そして、このように体裁情報を組み込まれたページデータDをデータ送信手段11が端末2に送信し(ステップS11)、これを受信した端末2のブラウザBが(ステップS21)、レンダリング処理を行ってウェブページを画面表示する(ステップS25)。
このように、サーバ側で体裁情報を作成することにより、端末の負荷軽減になるのでスマートフォンなど処理能力の限られた端末でも軽快な画面表示が実現できるうえ、ブラウザがスクリプト機能に対応してない端末においても、端末の種類毎に適切な表示を実現することができる。
〔2−4.サーバでの仕様情報の取得〕
続いて、サーバで端末の種類を判別することにより仕様情報を取得する例を示す。ここで、仕様記憶手段10は、サーバ1側で予め端末の種類ごとに仕様情報を用意してあるもので、端末2においてスクリプトによる仕様情報の取得ができない場合を含め、次のように活用できる。
すなわち、仕様取得手段12の端末判別手段16は、端末2のブラウザBからウェブページの要求と共に送信されるユーザエージェント情報にどのような文字列が含まれているかに基づいてアクセス元の端末2の種類を判別し、仕様取得手段12は、判別された端末の種類に応じた仕様情報を仕様記憶手段10から取得する。図2の例において、例えば端末の種類が「A社」の「Xシリーズ」の場合、画面横幅960(画素)、画面縦幅540(画素)という仕様情報が取得される。
このように、画面サイズなどの仕様情報を端末の種類ごとに予め用意し、ウェブブラウザから送信されてくるユーザエージェント情報などから判別する端末の種類に応じた仕様情報を取得し、それを基に画像などの表示サイズを制御するタグに記述するパラメタの値を計算などしてCSSなどを作成することにより、画面サイズ取得やCSS書換などのスクリプト処理の機能や負荷を端末に要求することなく、端末の種類に適した表示が実現できる。
〔2−5.体裁情報作成の例〕
サーバ1又は端末2において、取得した仕様情報から体裁情報を作成する例として、図5(1)に例示するようなウェブページWを表示する場合を考える。このウェブページWは、ブラウザ画面サイズとして横890画素、縦480画素を想定の基準値とし、動画GとテキストXを含む。
このウェブページWを表わすページデータD(図1)のうち、プログラムPを除くコンテンツデータCの例として、図5(2)の概念図にHTMLファイルHを模式的に示す。すなわち、図5(1)のウェブページWのページデータは、テキストXの文字列内容を含むHTMLファイルHと、動画Gの図示しないファイル又はストリーミングデータ(図示省略)と、を含む。このうちHTMLファイルHは、HTMLファイルHが表わすウェブページの表示上の体裁を制御する体裁情報(図1の体裁情報SSに相当する)の原型であるデフォルトCSSを含んでいる。
デフォルトCSSは、ウェブページWに含まれるいろいろな表示要素ごとの体裁を制御するサイズ指定タグを含み、その一つに、テキストXを表示する横幅W3を指定するサイズ指定タグがあり、その初期値であるデフォルト値DD(図5(2)に一点鎖線の矩形で示す)として横幅400画素が記述されているものとする。
また、体裁情報作成手段13は、デフォルトCSSを書き換えるための計算値D4を、仕様情報を用いて得るための計算式D3を有する(図5(2))。この図の計算式D3は、ウェブページW(図5(1))における表示要素の横幅W1,W3を仕様情報と基準値に基づいて修正する計算を行うもので、仕様情報と基準値との差を、横幅W1とW3に分配するものである。この例では、動画Gの横幅は固定であるものとする。例えば、図5において破線で示すように、端末の仕様情報D2において、画面サイズの横幅が930画素の場合、計算式D3により、基準値D1における横幅890画素との差である+40画素を2で除した+20画素を横幅W1とW3に分配し、例えば横幅W3については、デフォルト値DDでは400画素であったものが、計算値D4においては横幅420画素となる。
このような計算値D4で、デフォルトCSS中のW3のサイズ指定タグにおけるデフォルト値DDを置き換えることにより、計算値D4がウェブページWの表示に反映され、ここではテキストXの横幅(典型的にはテキストが折返し表示される枠の横幅など)が400画素から420画素に拡大される。なお、デフォルト値DDを計算値D4などで置き換え編集したり、デフォルトCSSをHTMLファイルHに組み込んだりするタイミングは自由であり、予めHTMLファイルHに組込み済のデフォルトCSSを編集してもよいし、デフォルト値を置き換える編集を行った後のデフォルトCSSをHTMLファイルHに組み込んでもよい。
〔3.他の実施形態〕
なお、上記各実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、上記実施形態では、テキストの横幅を変更する例を示したが、変更するのは動画など画像のサイズなどでもよく、もちろん縦のサイズを変更したり縦横を同じ比率又は所定の比率で拡大縮小するなどでもよい。
また、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず、ワイヤードロジック等に基づく電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。また、各構成図、データの図、フローチャートの図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その配置順序や各処理の実行順序、具体的内容などは適宜変更可能である。例えば、サーバは、構成要素となるサーバなどの装置を複数用いて実現してもよく、個々の記憶手段を別個独立のサーバ装置やシステムで実現する構成も一般的である。また、機能によっては、外部のプラットフォーム等をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワークコンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
なお、本発明の適用対象は、特に好ましくは、テレビ機器や携帯電話端末のように、ウェブブラウザの表示領域(ウィンドウなど)が可変でなく全画面固定である機器類である。
1 サーバコンピュータ(サーバ)
2 端末
6 演算制御部
7 記憶装置
8 通信手段
10 仕様記憶手段
11 データ送信手段
12 仕様取得手段
13 体裁情報作成手段
15 ページデータ記憶手段
16 端末判別手段
22 仕様取得手段
23 体裁情報作成手段
B ウェブブラウザ(ブラウザ)
C コンテンツデータ
D ウェブページデータ(ページデータ)
D1 基準値
D2 仕様情報
D3 計算式
D4 計算値
E 入力装置
G 動画
H ファイル
M 表示装置
N 通信ネットワーク
P プログラム
SS 体裁情報
W ウェブページ
W1,W3 横幅
X テキスト

Claims (6)

  1. ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理装置において、
    プログラムを含むウェブページのデータを前記端末に送信する手段を有し、前記プログラムは前記端末に、
    前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得手段と、
    取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成手段と、
    を実現させ、
    前記体裁情報作成手段は、
    予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する手段と、
    作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む手段と、
    を有することを特徴とする体裁情報処理装置。
  2. ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理装置において、
    前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得手段と、
    取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成手段と、
    を有し、
    前記体裁情報作成手段は、
    予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する手段と、
    作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む手段と、
    を有することを特徴とする体裁情報処理装置。
  3. 前記仕様取得手段は、
    表示に関する前記仕様情報を端末の種類に応じて記憶している仕様記憶手段と、
    アクセス元の前記端末の種類を判別する端末判別手段と、
    判別された端末の種類に応じた前記仕様情報を前記仕様記憶手段から取得する手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の体裁情報処理装置。
  4. サーバコンピュータが、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理方法において、
    プログラムを含むウェブページのデータを前記端末に送信する処理を含み、前記プログラムは前記端末に、
    前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得処理と、
    取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成処理と、
    を実行させ、
    前記体裁情報作成処理は、
    予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する処理と、
    作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む処理と、
    を含むことを特徴とする体裁情報処理方法。
  5. サーバコンピュータが、ウェブページの表示体裁を修飾する体裁情報を用いて、アクセス元の端末にウェブページを表示させる体裁情報処理方法において、
    前記端末について表示に関する仕様情報を取得する仕様取得処理と、
    取得された前記仕様情報に基づいて、前記体裁情報を作成する体裁情報作成処理と、
    を有し、
    前記体裁情報作成処理は、
    予め用意された前記体裁情報の原型を、前記端末の種類に対応した前記仕様情報に基づいて編集することにより前記体裁情報を作成する処理と、
    作成された前記体裁情報を、表示しようとするウェブページのデータに組み込む処理と、
    を含むことを特徴とする体裁情報処理方法。
  6. 前記仕様取得処理は、
    アクセス元の前記端末の種類を判別する端末判別処理と、
    表示に関する前記仕様情報を端末の種類に応じて記憶している所定の仕様記憶手段から、判別された前記端末の種類に応じた前記仕様情報を取得する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項4又は5記載の体裁情報処理方法。
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