JP2006330945A - デバイスの遠隔監視・修復システム - Google Patents

デバイスの遠隔監視・修復システム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、エンドユーザのデバイスに発生した問題を、離れたサポート側で解析、さらに修復できる遠隔監視・修復システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 ネットワークn1に接続されたサポート側ホストPCh1と、ネットワークn1に接続された被監視側システムu1とにより構成されているシステムにおいて、被監視側システムu1を、被監視・サポート対象のデバイスud1,ud2と、これらデバイスとネットワークn1との間に接続され、ネットワークn1を介して、前記デバイスと監視用ホストPCh1との間のデータの送受信を行うインターフェイス装置us4から構成する。インターフェイス装置us4に、デバイスとの接続を制御するデバイスインターフェイス部us1を介さずに、デバイスud1,ud2とシリアルインターフェイス接続し、デバイスとの間で直接、通信するデバイス・ログ処理部us2を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デバイスの遠隔監視・修復システムに関するものであり、特にサポートホストPCと被監視側システムの各種機器との間のデータ通信に関するものである。
最近、PCに接続されてネットワークを形成する各種機器(ストレージデバイス装置;以下、デバイスと称す)にはCPUが内蔵され、デバイスが構成するシステムをコントロールするソフトウェア(以下、ファームウェアと称す)が搭載されている。またデバイスは、例えば、特許文献1に記載されているように、ネットワークでの自己のデバイスIDを取得し、さらにネットワークに接続されている他のデバイスのIDを取得してデバイス情報リストを形成し、ネットワーク上での管理を行っている。
特開2002−94531号公報
近年デバイスの複雑化により製品出荷後も各デバイスのファームウェアに不都合が見つかったり、新規格のPCと接続される時に問題が発生したりしてデバイスを取り巻く動作環境が複雑化してきた。
しかしすでにデバイスはエンドユーザの手元にあり、動作不良解析を行い、それらの問題を修復するためには、その都度、技術者がシステム環境のある現地へ出向きエンドユーザのシステムを借り受けるか、もしくは問題が発生しているエンドユーザのシステム環境全体を解析サポート技術者の元に送ってもらうことが必要であった。また問題が発生してもすぐその場で修正することはできず、後日改めての対応になっていた。さらにエンドユーザの環境で発生していた問題が、サポート技術者に送ったり、サポート技術者が現地に赴いたりしたときには発生しなくなったりすることがあった。
そこで、本発明は、サポート側の環境とエンドユーザの環境が離れた場所にあってもインターネットなどのネットワークを介してエンドユーザのデバイスに発生した問題を解析でき、さらに修復できるデバイスの遠隔監視・修復システムを提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、通信網に接続されたサポート側の監視用ホストコンピュータと、前記通信網に接続された被監視側システムとにより構成された、前記通信網を介した遠隔監視・修復システムであって、
前記被監視側システムは、被監視・サポート対象のデバイスと、前記デバイスと前記通信網との間に接続され、前記通信網を介して、前記デバイスと前記監視用ホストコンピュータとの間のデータの送受信を行うインターフェイス装置から構成され、前記インターフェイス装置は、前記デバイスとの接続を制御するデバイスインターフェイス部と、前記通信網との接続を制御するネットワーク接続部と、前記デバイスインターフェイス部およびネットワーク接続部に接続され、前記ネットワーク接続部を介して前記監視用ホストコンピュータから送られてきたコマンドに応答して、前記デバイスインターフェイス部を介して前記デバイスを制御し、また監視するデバイス・ログ処理部とを備え、前記インターフェイス装置のデバイス・ログ処理部と前記デバイスとをシリアルインターフェイス接続し、前記デバイスインターフェイス部を介さずに、前記デバイス・ログ処理部と前記デバイスとの間で直接、通信することを可能としたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、デバイスとインターフェイス装置のデバイスインターフェイス部との間で通信ができない状態となっても、サポート側の監視用ホストコンピュータより、デバイス・ログ処理部を介してデバイスのエラー状態の確認やエラーの修復が可能となる。このように、サポート側の環境とエンドユーザの環境が離れた場所にあってもインターネットなどの通信網を介して、デバイスのエラーの状態確認・自動修復が可能となることにより、エラーの発生の都度、技術者がシステム環境のある現地へ出向きエンドユーザのシステムを借り受けるか、もしくは問題が発生しているエンドユーザのシステム環境全体を解析サポート技術者の元に送ってもらう必要がなくなり、また問題が発生してもすぐその場で修正することはできず、後日改めての対応となることが回避される。さらに、エンドユーザ側の問題発生時の環境を保持した状態で、デバイスのエラーを確認でき、エンドユーザの環境で発生していた問題が、サポート技術者に送ったり、サポート技術者が現地に赴いたりしたときには発生しなくなったりする恐れが回避される。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記デバイスは、ATAPIまたはSCSIまたはIDEのデータ伝送方式により前記インターフェイス装置に接続され、前記インターフェイス装置のデバイスインターフェイス部は、前記デバイスのデータ伝送方式に応じて前記デバイスとのデータの伝送を行うことを特徴とするものである。
上記構成によれば、インターフェイス装置のデバイスインターフェイス部は、デバイスのATAPIまたはSCSIまたはIDEのデータ伝送方式に応じてデバイスとのデータの伝送を行う。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明であって、前記監視用ホストコンピュータは、前記被監視側システムのサポート専用ソフトウェアと、前記デバイスのエラーデータパターン、およびこれらエラーデータパターンに対応する前記デバイスの修復用コマンドシーケンスが記憶されたデータベースを備え、前記監視用ホストコンピュータは、前記サポート専用ソフトウェアを実行して、前記インターフェイス装置のデバイスインターフェイス部の状態履歴を報告するコマンドまたは前記デバイスの状態履歴を報告するコマンドを、前記通信網を介して前記被監視側システムへ発行し、前記デバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンを取得し、前記取得したデバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンと前記データベース上のエラーデータパターンとを照合し、前記照合されたエラーデータパターンに対応する前記データベース上の修復用コマンドシーケンスを前記通信網を介して前記被監視側システムへ発行し、前記デバイスのエラーを修復することを特徴とするものである。
上記構成によれば、デバイスまたはデバイスインターフェイス部に記憶されたデバイスの状態履歴のエラーデータパターンが取得され、データベース上のエラーデータパターンとが照合され、前記照合されたエラーデータパターンに対応するデータベース上の修復用コマンドシーケンスが通信網を介して被監視側システムへ発行され、デバイスのシーケンスが修復される。よって、たとえデバイスに問題が発生してもエンドユーザから直接電話連絡を受け、あるいは被監視側システムからの警告などによってエンドユーザのデバイスに問題が発生したことを検知した時点で、デバイスの修復を行うことが可能となる。
また請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明であって、前記監視用ホストコンピュータは、前記デバイスの電源状態を確認し、電源オフであることを確認すると電源を起動するコマンドを発行して電源をオンさせ、その後、前記デバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンを取得することを特徴とするものである。
上記構成によれば、デバイスが停止中のとき、監視用ホストコンピュータよりデバイスの電源が入れられ、監視用ホストコンピュータによりデバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンが取得される。
また請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の発明であって、前記監視用ホストコンピュータは、前記デバイスインターフェイス部の動作を確認できないとき、前記デバイスインターフェイス部のネットワーク機能の異常か否かを確認し、異常と確認すると、デバイスインターフェイス部の状態履歴を報告するコマンドを発行し、
前記デバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンを取得し、前記取得したデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンと前記データベース上のエラーデータパターンとを照合し、前記照合されたエラーデータパターンに対応する修復用コマンドシーケンスを前記デバイス・ログ処理部へ発行し、前記デバイス・ログ処理部より直接、前記デバイスへ修復用コマンドシーケンスを送信することを特徴とするものである。
上記構成によれば、インターフェイス装置のデバイスインターフェイス部の動作を確認できないとき、デバイスとの間のネットワーク機能の異常かどうか否かが確認され、ネットワーク機能の異常なときには、デバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンが取得され、取得されたデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンとデータベース上のエラーデータパターンとが照合され、照合されたエラーデータパターンに対応する修復用コマンドシーケンスがデバイス・ログ処理部へ発行され、デバイス・ログ処理部より直接、デバイスインターフェイス部を介さずに、デバイスへ修復用コマンドシーケンスが送信され、デバイスのシーケンスが修復される。
また請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明であって、前記インターフェイス装置のネットワーク接続部は、IPセキュリティー機能を有し、このネットワーク接続部と前記監視用ホストコンピュータとの間のデータ伝送はTCP/IPにより実行され、前記TCP/IPによるパケットのデータブロックのヘッダに、前記コマンドが含まれて送信されることを特徴とするものである。
上記構成によれば、TCP/IPによるパケットのデータブロックのヘッダにコマンドを含めて、デバイスの監視・修復が実行される。
本発明のデバイスの監視・修復システムは、上記構成を有し、デバイスとインターフェイス装置のデバイスインターフェイス部との間で通信ができない状態となっても、サポート側の監視用ホストコンピュータより、デバイス・ログ処理部を介してデバイスのエラー状態の確認やエラーの修復が可能となることにより、サポート側の環境とエンドユーザの環境が離れた場所にあってもサポート技術者が現場に赴くことなく、通信網を介してエラーの状態確認・修復を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるデバイスの遠隔監視・修復システムを実現するシステム構成図であり、監視用ホストコンピュータであるサポート側ホストPCh1が、サポート側ホストPCh1があるドメインのネットワークN1、インターネット接続装置R1、およびエンドユーザ側デバイス装置があるドメインのネットワークN2を介して、今回ターゲットとなるエンドユーザ側のシステム(被監視側システム)u1に接続されている。
上記サポート側ホストPCh1は、図2に示すように、サポート専用ソフトウェアhs1と、OS{Windows(登録商標)など}の処理部hs2と、通信用サポート専用ソフトウェア部(通信ドライバ)hs3と、ネットワークドライバ処理部hs4から構成されている。
前記サポート専用ソフトウェアhs1には、予めデバイスへ発行するコマンドが記憶され、前記コマンドを発行するコマンド発行部hs1−1と、ユーザ側のシステムu1を構成するデバイスのエラーデータパターンおよびこれらエラーデータパターンに対応するデバイスの修復用コマンドシーケンスが記憶され、デバイスのデバック情報を取得するデバック情報取得部hs1−2が備えられている。
また通信用サポート専用ソフトウェア部(通信ドライバ)hs3は、IP Security処理部hs3−1およびTCP/IP処理部hs3−2から構成されている。
また前記エンドユーザ側のシステムu1は、被監視・サポート対象のユーザ側のデバイス装置(ストレージ装置)であるデバイス(ストレージ装置)ud1とデバイス(ストレージ装置)ud2と、これらデバイスud1,ud2とネットワークシステム(インターネット、イントラネット)n1(N1,R1,N2)との間に接続され、ネットワークシステムn1を介して、デバイスud1,ud2とサポート側ホストPC h1との間のデータの送受信を行うインターフェイス装置(I/F基板/変換ボード;インターフェイス手段)us4から構成されている。デバイスud1は、図2に示すように、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)インターフェイスを有すDVD/CDなどの光デバイスであり、またデバイスud2は、SCSI(Small Computer System Interface)インターフェイスを有すテープデバイスである。
またインターフェイス装置us4は、
光デバイスud1、テープデバイスud2とATAPI・SCSIにより接続され、これら光デバイスud1、テープデバイスud2を制御するデバイスインターフェイス部(デバイスI/F部;ファームウェア)us1と、
IP Security処理部とTCP/IP処理部からなり、ネットワークシステムn1との接続を制御するネットワーク接続部(ファームウェア)us3と、
デバイスインターフェイス部us1およびネットワーク接続部us3に接続され、ネットワーク接続部us3を介してサポートホストPCh1から送られてきたコマンドに応答して、デバイスインターフェイス部us1を介してデバイスud1,ud2を制御し、また監視するデバイス・ログ処理部(ファームウェア)us2
を備えている。
またインターフェイス装置us4のデバイス・ログ処理部us2とデバイスと光デバイスud1、テープデバイスud2とをそれぞれシリアルインターフェイス接続し、デバイス・ログ処理部us2と光デバイスud1、テープデバイスud2との間でそれぞれ直接、通信することを可能としている。
図2に、デバイスインターフェイス部us1と光デバイスud1との正規の通信ルートであるATAPI経路nrt1、およびデバイスインターフェイス部us1とテープデバイスud2との正規の通信ルートであるSCSI経路nrt2を図示し、またデバイス・ログ処理部us2と光デバイスud1との特殊な通信ルートである特殊通信経路drt1、およびデバイス・ログ処理部us2とデープデバイスud2との特殊な通信ルートである特殊通信経路drt2を図示している。
上記構成において、基本的に、サポートホストPCh1は、ネットワークn1(N1→R1→N2)を介してエンドユーザ側のシステムu1の光デバイスud1、テープデバイスud2のモニターコマンドを送り、インターフェイス装置us4はネットワークを介して送られてきたモニターコマンドに応じて光デバイスud1、テープデバイスud2の状態を調べその結果を再びネットワークn1(N2→R1→N1)を介してサポートホストPCh1に返し、サポートホストPCh1は、返されたデータを見てデバイス側でエラーがあれば修正用の専用コマンドを送ってデバイスの状態を調査する動作を行っている。
図3に、ネットワークを介してサポートホストPCh1とユーザ側のシステムu1の間でやり取りされるコマンドパケットを示す。
図3において、P1はサポート側ホストPCとエンドユーザ側のシステムu1間でやり取りされるパケット(ネットワーク中を通過するパケット構成)、P2はパケットP1の1パケット分を抜き出したもの、P3は上記P2の中でサポート専用ソフトウェアとデバック用ファームウェア間で通信するデータ部分を抜き出したもの、P4は上記P3の中で通信用のヘッダーデータを取り除いた実際のコマンドコードあるいはデータ部分を示したもの、P5は上記P4の中でコマンドデータバイトを含むヘッダ部分を抜き出した部分を示したものである。
また図3は、ネットワーク、デバック・ログ処理部us2、ストレージデバイスud1,ud2との通信部を流れるデータパケットを示しており、デバイスに対し送られるコマンドは、図3中のデータブロックP4のHeader(32bytes)部分のC1の中に含まれているものと、図3中のデータブロックP4のCDB(16bytes)部分のC2の中に含まれているものとがある。
C1の中のコマンドは、コードバイトによって以下のオペレーションに分けられる。
・0x00〜0x3F:一般規格のiSCSIインターフェースに関するコマンド。
・0xF0〜0xFF:本発明のための専用のコマンドで、図3中のデータブロックP4のHeader(32bytes)の中に含まれている。また図2中のインターフェイス装置us4に関係するコマンドで、それぞれ以下のオペレーションコードによって以下の動作を行う。
・0xF0:インターフェイス装置us4の状態を(自己診断機能を使用して)調査報告するコマンド。
・0xF1:インターフェイス装置us4の初期化を行うコマンド。
・0xF2:インターフェイス装置us4のファームウェアの更新処理を行うコマンド。
・0xF3:インターフェイス装置us4のログデータ取得処理を開始するコマンド。
・0xF4:インターフェイス装置us4のログデータ取得処理を停止するコマンド。
・0xF5:インターフェイス装置us4のログデータをホストPCに送信するコマンド。
・0xF6〜:予約。
またC2の中のコマンドは、コードバイトによって以下のオペレーションに分けられる。
・0xF0〜0xFF:本発明のための専用のコマンドで、図3中のデータブロックP4のCDB(16bytes)の中に含まれているものであり、図2中のストレージデバイスud1,ud2に関係するコマンドで、それぞれ以下のオペレーションコードによって以下の動作を行う。
・0xF0:デバイスud1,ud2の状態を(自己診断機能を使用して)調査報告するコマンド。
・0xF1:デバイスud1,ud2の初期化を行うコマンド。
・0xF2:デバイスud1,ud2のファームウェアの更新処理を行うコマンド。
・0xF3:デバイスud1,ud2のログデータ取得処理を開始するコマンド。
・0xF4:デバイスud1,ud2のログデータ取得処理を停止するコマンド。
・0xF5:デバイスud1,ud2のログデータをホストPCに送信するコマンド。
・0xF6〜:予約。
これらのコマンドを使用して本発明の実施を行う。
まず、サポートホストPCh1により、エンドユーザ側システムu1に接続して状態を調査する、すなわちデバイスのエラーを確認する手順を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
最初に、サポートホストPCh1の通信用ドライバhs3より「デバイス接続確認」のコマンドを、hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2に送る(ステップ−1)。すると、デバイス・ログ処理部us2によりデバイスインターフェイス部us1を介してデバイスud1,ud2の反応(存在)が確認され、逆の経路で応答される。
サポートホストPCh1の通信用ドライバhs3は、応答された反応(存在)を確認する(デバイスがネットワーク経由で接続されているかどうかを確認する)(ステップ−2)。
デバイスud1,ud2の反応を確認すると、サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、コマンド発行部hs1−1が作成した「デバイスインターフェイス部(I/F部)状態確認」のコマンドを、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2に送る(ステップ−3)。すると、デバイス・ログ処理部us2により「I/F部状態確認」のコマンドに応答して、デバイスインターフェイス部us1が動作しているか、動作していないときは、デバイスインターフェイス部us1のネットワークシステム機能障害かどうかが確認され、逆の経路で応答される。
サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、インターフェイス装置us4のデバイスインターフェイス部us1が動作しているかを確認する(ステップ−4)。
また上記ステップ−2において、光デバイスud1、テープデバイスud2からの反応がないとき、サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、デバイスud1,ud2は、電源オフoffと判断し(ステップ−5)、後述する電源オンon処理を実行する(ステップ−6)。電源オン処理の結果、電源オンが完了したかどうかを確認し(ステップ−7)、確認するとステップ−4へ戻り、電源がオンしないと、異常状態で終了する。
上記ステップ−4において、デバイスインターフェイス部us1が動作しているかを確認すると、サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、コマンド発行部hs1−1が作成した「デバイス状態確認」のコマンドを、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2に送る(ステップ−8)。すると、デバイス・ログ処理部us2により「デバイス状態確認」のコマンドに応答して、デバイスインターフェイス部us1を介して光デバイスud1、テープデバイスud2の動作状態(エラーが発生しているかどうか)が確認され、逆の経路で応答される。
またサポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、光デバイスud1、テープデバイスud2の動作状態を確認し(ステップ−9)、動作状態を確認できないとき、正常状態として終了する。
またステップ−9において、光デバイスud1、テープデバイスud2が動作状態であると(エラーが発生していると)、光デバイスud1、テープデバイスud2の状態の履歴を確認するために、サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、コマンド発行部hs1−1が作成した「デバイスログデータ取得コマンド」を、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2に送り、デバイスログデータが取得される(ステップ−10)。このとき、デバイス・ログ処理部us2により「デバイスログデータ取得コマンド」に応答して、デバイスインターフェイス部us1を介して光デバイスud1、テープデバイスud2のデバイスログデータが取得され、逆の経路で応答される。
上記ステップ−4において、サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、デバイスインターフェイス部us1が動作していることを確認できないとき、デバイスインターフェイス部us1のネットワークシステム機能障害かどうかを確認し(ステップ−11)、確認すると(ネットワークシステム機能障害のとき)、デバイスインターフェイス部us1の状態履歴を確認するために、コマンド発行部hs1−1が作成した「デバイスインターフェイス部(I/F部)ログデータ取得コマンド」を、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2に送り、デバイスインターフェイス部us1よりデバイスログデータが取得される(ステップ−12)。このとき、デバイス・ログ処理部us2により「I/F部ログデータ取得コマンド」に応答して、デバイスインターフェイス部us1よりデバイスログデータ(デバイスインターフェイス部us1が記憶している光デバイスud1、テープデバイスud2のログデータ)が取得され、逆の経路で応答される。
ステップ−11において、ネットワークシステム機能障害ではないとき、その他のエラーと判断し(ステップ−13)、異常状態で終了する。
サポート専用ソフトウェアhs1(デバック情報取得部hs1−2)は、上記ステップ−10により取得したデバイスログデータ、またはステップ−12により取得した取得したデバイスログデータにより、光デバイスud1、テープデバイスud2の状態履歴のエラーデータパターンを解析し、コマンド発行部hs1−1にストレージする(ステップ−14)。
続いてサポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、後述する電源オフ処理を実行し(ステップ−15)、エラー確認で終了する。
上記手順により次のようにエンドユーザ側デバイスの状態調査が行われる。
(1).サポート専用ソフトウェアhs1のコマンド発行部hs1−1が作成した「デバイス状態確認」のコマンドは、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1に送られる。
(2).エンドユーザ側システムu1上のインターフェイス装置us4上のファームウェアのデバイスインターフェイス部us1やデバック・ログ処理部us2は送られてきた「デバイス状態確認」のコマンドを受け取り、光デバイスud1、テープデバイスud2の状態やインターフェイス装置us4の状態を調査した後にデータ化してそのログ情報は、us3→n1→hs4→hs3→hs1−2の経路でサポートホストPCh1のサポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)に返されて記憶される。
次に、サポートホストPCh1により、エンドユーザ側システムu1に接続し状態を調査し、調査後エラーを修復する手順を、図5のフローチャートにしたがって説明する。
上記図4に示すサポートホストPCh1により、エンドユーザ側システムu1に接続し状態を調査する手順のステップ−14とステップ−15の間に下記の手順を追加する。
ステップ−14に続いて、サポート専用ソフトウェアhs1(デバック情報取得部hs1−2)は、解析したエラーデータパターンと、デバック情報取得部hs1−2に予め記憶されたデバイスのエラーデータパターンとを照合し(ステップ−16)、前記照合されたエラーデータパターンに対応する修復用コマンドシーケンスをデバック情報取得部hs1−2を検索して求め、この求めた修復用コマンドシーケンスにしたがってサポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)はコマンドをhs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2に送り、修復を実行する(ステップ−17)。デバイス・ログ処理部us2は、特殊通信経路drt1を経由して光デバイスud1、特殊通信経路drt2を経由してデープデバイスud2に対して修復用コマンドを実行して、光デバイスud1、テープデバイスud2を修復する。
上記手順により次のようにエンドユーザ側デバイスの問題点が分析され修復コマンドが送られる。
(1).サポート専用ソフトウェアhs1のコマンド発行部hs1−1が作成した「デバイス状態確認」のコマンドは、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1に送られる。
(2).エンドユーザ側システムu1上のインターフェイス装置us4上のファームウェアのデバイスインターフェイス部us1やデバック・ログ処理部us2は送られてきた「デバイス状態確認」のコマンドを受け取り、光デバイスud1、テープデバイスud2の状態やインターフェイス装置us4の状態を調査した後にデータ化してそのログ情報はus3→n1→hs4→hs3→hs1−2の経路でコマンド発行部hs1−1に返され記憶される。
(3).上記の(2).でエンドユーザ側システムu1から送られたログ情報を元にサポート専用ソフトウェアhs1のデバック情報取得部hs1−2は、自分の持っているデータベースと照合して問題の状態を把握しその問題に対応した修復コマンドシーケンス(データ)を取り出す。
(4).サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、上記の(3).で取り出されたコマンドシーケンスに従ってエンドユーザ側システムu1にたいしコマンドを発行する。発行する経路は(1).の時と同じである。
(5).エンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2は、入力したコマンドに応じて特殊通信経路drt1を経由して光デバイスud1、特殊通信経路drt2を経由してデープデバイスud2に対して修復用コマンドを実行して、光デバイスud1、テープデバイスud2を修復する。
また上記(5).のコマンド発行シーケンスの終了後再び「エンドユーザ側デバイスの状態調査を行う手順」を行ってエンドユーザ側システムu1の状態を確かめる。
続いて、サポートホストPCS1がデバイス装置の電源をオンしたりオフしたりする手順を図6にしたがって説明する。
まず図6(a)に基づいて、デバイスの電源オンの手順を説明する。なお、エンドユーザ側システムu1上のインターフェイス装置us4のネットワークチップのみ常時電源オンの状態である。
サポートホストPCh1の通信ドライバhs3からの通信開始の信号を確認し(ステップ−1)、この通信開始の信号を確認できないとき、デバイスの電源オフの状態を維持する(ステップ−2)。通信開始の信号を確認すると、インターフェイス装置us4のネットワークチップは、エンドユーザ側システムu1上のインターフェイス装置us4に組み込まれたデバック用ファームウェアを起動させ(ステップ−3)、デバック用ファームウェア起動後、デバッグ・ログ処理部us2がサポートホストPCh1に対し準備完了の状態信号を返す(ステップ−4)。
この準備完了の状態信号の確認により、サポートホストPCh1のサポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、コマンド発行部hs1−1が作成した「電源オン」のコマンドを、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側システムu1のデバッグ・ログ処理部us2に送る(ステップ−5)。
デバッグ・ログ処理部us2は、エンドユーザ側システムu1全体の電源をオンにし、デバイスud1、ud2を初期化し、サポートホストPCh1へ通信準備完了を出力し(ステップ−6)、処理を終了する。
次に図6(b)に基づいて、デバイスの電源オフの手順を説明する。
サポートホストPCh1の通信ドライバhs3からの通信終了の信号を確認し(ステップ−1)、この通信終了の信号を確認できないとき、デバイスの電源状態を維持する(ステップ−2)。通信終了の信号を確認すると、デバッグ・ログ処理部us2がサポートホストPCh1に対し準備完了の状態信号を返す(ステップ−3)。
この準備完了の状態信号により、サポートホストPCh1のサポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、コマンド発行部hs1−1が作成した「電源オフ」のコマンドを、hs2→hs3→hs4→n1→us3の経路でエンドユーザ側デバイスu1のデバッグ・ログ処理部us2に送る(ステップ−4)。
デバッグ・ログ処理部us2は、エンドユーザ側デバイスu1全体の電源をオフにし、サポートホストPCh1へ通信準備完了を出力し(ステップ−5)、処理を終了する。
なお、エンドユーザ側システムu1上のインターフェイス装置us4のネットワークチップのみ常時電源オンの状態にしている。
上記手順により次のように電源オン、オフが実行される。
(1).エンドユーザ側システムu1上のインターフェイス装置us4のネットワークチップのみ常時電源オンの状態であり、ネットワークチップは、その状態でサポートホストPCh1からの通信開始の信号を確認すると、インターフェイス装置us4に組み込まれたデバック用ファームウェアを起動させる。
(2).デバック用ファームウェア起動後、デバッグ・ログ処理部us2がサポートホストPCh1に対し準備完了の状態を返す。
(3).サポートホストPCh1上のサポート専用hs1からエンドユーザ側システムu1上のデバッグ・ログ処理部us2に電源オンのコマンドが送られる。
(4).デバッグ・ログ処理部us2はエンドユーザ側システムu1全体の電源をオンにし、デバイスud1、ud2を初期化する。
同様な手順で電源オフの処理も行われる。
以上のように、本実施の形態によれば、下記の効果がある。
(1).サポート専用ソフトウェアhs1のコマンド発行部hs1−1が作成した「デバイス状態確認」のコマンドに応答してエンドユーザ側システムu1よりに光デバイスud1、テープデバイスud2の状態やインターフェイス装置us4の状態が調査され、そのログ情報がサポート専用ソフトウェアhs1のコマンド発行部hs1−1に返されて記憶されることにより、サポート側の環境とエンドユーザの環境が離れた場所にあってもサポート技術者が現場に赴くことなく、ネットワークn1を介して直接、デバイスの問題の解析作業やサポート作業を行うことができる。さらに、エンドユーザ側デバイスの問題発生時の環境を保持した状態でエラー情報を得ることができることにより、エンドユーザの環境で発生していた問題が、サポート技術者に送ったり、サポート技術者が現地に赴いたりした時には発生しなくなったりすることを回避でき、サポート技術者は早期に問題を発見でき、また早期に問題解決のための対策を打つことができる。
(2).エンドユーザ側システムu1から送られたログ情報(エラーログ状態)を元にサポート専用ソフトウェアhs1のデバック情報取得部hs1−2は、自分の持っているデータベースと照合して問題の状態を把握しその問題に対応した修復コマンドシーケンス(データ)を取り出し、サポート専用ソフトウェアhs1(コマンド発行部hs1−1)は、取り出されたコマンドシーケンスに従ってエンドユーザ側システムu1にたいしコマンドを発行し、エンドユーザ側システムu1のデバイス・ログ処理部us2は、特殊通信経路drt1を経由して光デバイスud1、特殊通信経路drt2を経由してデープデバイスud2に対して修復用コマンドを実行して、光デバイスud1、テープデバイスud2を自動修復することにより、これらデバイスud1,ud2とデバイスインターフェイス部us1との間で通信ができない状態となっても、さらにサポート側の環境とエンドユーザの環境が離れた場所にあってもサポート技術者が現場に赴くことなく、光デバイスud1,ud2のエラーをネットワークn1を介して修復することができる。また、問題が発生しエンドユーザから直接電話連絡を受け、あるいは被監視側システムからの警告などによってエンドユーザのデバイスに問題が発生したことを検知した時点で問題の自動修復を行うことができる。
なお、本実施の形態では、サポート・被監視対象のデバイスは、光デバイスud1とテープデバイスud2としているが、これらに限ることはなく、IDE(Integrated Drive Electronics)インターフェイスを有すハードディスクデバイスなどであってもよい。またこのとき、デバイスインターフェイス部us1は、デバイスのデータ伝送方式に合わせてデータの送受信を行う接続方式とする。
本発明にかかるデバイスの遠隔監視・修復システムは、サポート側の環境とエンドユーザの環境が離れた場所にあっても直接サポート技術者がデバイスの問題の解析作業やサポート作業を行うことができるという効果を有し、ホームセキュリテイなどの分野への用途にも適用できる。
本発明の実施の形態におけるデバイスの遠隔監視・修復システムの構成図である。 前記デバイスの遠隔監視・修復システムのサポート側ホストPCとエンドユーザ側システム、ネットワークシステムからなるシステム全体を示す図である。 前記デバイスの遠隔監視・修復システムのネットワークを介してサポートホストPCとユーザ側のデバイスとの間でやり取りされるコマンドパケットを示す図である。 前記デバイスの遠隔監視・修復システムのサポートホストPCが被監視システムに接続しデバイスの状態を調査する手順を示すフローチャートである。 前記デバイスの遠隔監視・修復システムのサポートホストPCが被監視システムに接続しデバイスの状態を調査し、調査後エラーを修復する手順を示すフローチャートである。 前記デバイスの遠隔監視・修復システムのサポートホストPCが被監視システムの電源をオンしたりオフしたりする手順を示すフローチャートである。
符号の説明
h1 サポート側ホストPC
hs1 サポート専用ソフトウェア
hs1−1 コマンド発行部
hs1−2 デバック情報取得部
hs2 OSの処理部
hs3 通信用サポート専用ソフトウェア部(通信ドライバ)
hs3−1 IP Security処理部
hs3−2 TCP/IP処理部
hs4 ネットワークドライバ処理部
u1 エンドユーザ側の被監視システム
ud1 エンドユーザ側デバイス装置その1(光デバイス)
ud2 エンドユーザ側デバイス装置その2(テープデバイス)
us1 デバイスインターフェイス部
us2 デバイス・ログ処理部
us3 ネットワーク接続部
us4 インターフェイス装置
N1 サポート側ホスト装置があるドメインのネットワーク
R1 インターネット接続装置
N2 エンドユーザ側デバイス装置があるドメインのネットワーク

Claims (6)

  1. 通信網に接続されたサポート側の監視用ホストコンピュータと、前記通信網に接続された被監視側システムとにより構成された、前記通信網を介した遠隔監視・修復システムであって、
    前記被監視側システムは、
    被監視・サポート対象のデバイスと、
    前記デバイスと前記通信網との間に接続され、前記通信網を介して、前記デバイスと前記監視用ホストコンピュータとの間のデータの送受信を行うインターフェイス装置
    から構成され、
    前記インターフェイス装置は、
    前記デバイスとの接続を制御するデバイスインターフェイス部と、
    前記通信網との接続を制御するネットワーク接続部と、
    前記デバイスインターフェイス部およびネットワーク接続部に接続され、前記ネットワーク接続部を介して前記監視用ホストコンピュータから送られてきたコマンドに応答して、前記デバイスインターフェイス部を介して前記デバイスを制御し、また監視するデバイス・ログ処理部と
    を備え、
    前記インターフェイス装置のデバイス・ログ処理部と前記デバイスとをシリアルインターフェイス接続し、前記デバイスインターフェイス部を介さずに、前記デバイス・ログ処理部と前記デバイスとの間で直接、通信することを可能としたこと
    を特徴とするデバイスの遠隔監視・修復システム。
  2. 前記デバイスは、ATAPIまたはSCSIまたはIDEのデータ伝送方式により前記インターフェイス装置に接続され、
    前記インターフェイス装置のデバイスインターフェイス部は、前記デバイスのデータ伝送方式に応じて前記デバイスとのデータの伝送を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のデバイスの遠隔監視・修復システム。
  3. 前記監視用ホストコンピュータは、
    前記被監視側システムのサポート専用ソフトウェアと、
    前記デバイスのエラーデータパターン、およびこれらエラーデータパターンに対応する前記デバイスの修復用コマンドシーケンスが記憶されたデータベース
    を備え、
    前記監視用ホストコンピュータは、前記サポート専用ソフトウェアを実行して、前記インターフェイス装置のデバイスインターフェイス部の状態履歴を報告するコマンドまたは前記デバイスの状態履歴を報告するコマンドを、前記通信網を介して前記被監視側システムへ発行し、前記デバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンを取得し、前記取得したデバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンと前記データベース上のエラーデータパターンとを照合し、前記照合されたエラーデータパターンに対応する前記データベース上の修復用コマンドシーケンスを前記通信網を介して前記被監視側システムへ発行し、前記デバイスのエラーを修復すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のデバイスの遠隔監視・修復システム。
  4. 前記監視用ホストコンピュータは、前記デバイスの電源状態を確認し、電源オフであることを確認すると電源を起動するコマンドを発行して電源をオンさせ、その後、前記デバイスまたはデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンを取得すること
    を特徴とする請求項3に記載のデバイスの遠隔監視・修復システム。
  5. 前記監視用ホストコンピュータは、前記デバイスインターフェイス部の動作を確認できないとき、前記デバイスインターフェイス部のネットワーク機能の異常か否かを確認し、異常と確認すると、デバイスインターフェイス部の状態履歴を報告するコマンドを発行し、
    前記デバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンを取得し、前記取得したデバイスインターフェイス部の状態履歴のエラーデータパターンと前記データベース上のエラーデータパターンとを照合し、前記照合されたエラーデータパターンに対応する修復用コマンドシーケンスを前記デバイス・ログ処理部へ発行し、前記デバイス・ログ処理部より直接、前記デバイスへ修復用コマンドシーケンスを送信すること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載のデバイスの遠隔監視・修復システム。
  6. 前記インターフェイス装置のネットワーク接続部は、IPセキュリティー機能を有し、このネットワーク接続部と前記監視用ホストコンピュータとの間のデータ伝送はTCP/IPにより実行され、
    前記TCP/IPによるパケットのデータブロックのヘッダに、前記コマンドが含まれて送信されること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のデバイスの遠隔監視・修復システム。
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