JP2001331393A - ネットワークデバイス制御装置および方法 - Google Patents

ネットワークデバイス制御装置および方法

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JP2001331393A
JP2001331393A JP2000146936A JP2000146936A JP2001331393A JP 2001331393 A JP2001331393 A JP 2001331393A JP 2000146936 A JP2000146936 A JP 2000146936A JP 2000146936 A JP2000146936 A JP 2000146936A JP 2001331393 A JP2001331393 A JP 2001331393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWブラウザプログラムを利用してネット
ワークデバイスの情報取得や各種設定が可能なネットワ
ークデバイス制御装直および方法において、指定した処
理の結果や、処理後に必要となる処理等をユーザに通知
可能なネットワークデバイス制御装置および方法を提供
すること。 【解決手段】 受信した命令に対応して行うべき処理を
記載したテンプレートファイルを用意し、テンプレート
ファイルの記述に従って処理を行う。テンプレートに記
載された処理の過程でエラーが発生した場合や、処理後
にデバイスのリセットが必要な場合などを、他のテンプ
レートファイルとして用意しておき、これら他のテンプ
レートへのリンク情報をテンプレート中に記載してお
く。このように構成することにより、エラーが発生した
場合や、デバイスの設定処理後にリセットが必要な場合
などは、WWWブラウザ上にその旨を表示することが可
能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークに関し、具体的にはネットワーク管理ソフトウ
ェアを含むネットワークデバイス制御装置および方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、プリンタをネットワークに接続
するためのネットワークボード(N
【0003】B)101を介して、開放型アーキテクチ
ャをもつプリンタ102が接続されたコンピュータネッ
トワークの構成例を示す図である。NB101は、LA
N100に、同軸コネクタをもつEthernet(登
録商標)インタフェース10Base−2や、RJ−45を
もつ10Base−TなどのLANインタフェースを介し
て接続される。
【0004】PC103、PC104などの、複数のパ
ーソナルコンピュータ(PC)もまた、LAN100に
接続されており、ネットワークオペレーティングシステ
ムの制御のもと、これらのPCはNB101と通信する
ことができる。従って、PCの1つ、例えばPC103
を、ネットワーク管理用に使用することができる。ま
た、PCに、PC104に接続されているプリンタ10
5のようなローカルプリンタを接続してもよい。
【0005】LAN100には、ファイルサーバ106
が接続されており、ファイルサーバ106は大容量(例
えば、100億バイト)のネットワークディスク107
に記憶されたファイルへのアクセスを管理する。
【0006】プリントサーバ108は、接続された複数
のプリンタ109、または遠隔地にあるプリンタ105
などのプリンタに印刷を行わせる。また、他の図示しな
い周辺機器をLAN100に接続してもよい。
【0007】また、LAN100には、WWWサーバ1
50が接続されており、WWWサーバ150上にインス
トールされたネットワーク管理ソフトウェアが生成した
HTML(Hyper Text Markup Lan
guage)ドキュメントを、PC103上にインスト
ールされたWWWブラウザを使って表示したり、PC1
03上のWWWブラウザ上で行ったプリンタの設定を、
WWWサーバ150上のネットワーク管理ソフトウェア
を介して特定のプリンタに送信することもできる。
【0008】更に詳しくは、図1に示すネットワーク
は、様々なネットワークメンバ間で効率良く通信を行う
ために、ネットワークソフトウェアを使用することがで
きる。どのネットワークソフトウェアを使用することも
可能であるが、例えば、Novell社のNetWar
e(Novell社の登録商標。以下、省略)ソフトウ
ェアを使用することができる。このソフトウェアパッケ
ージに関する詳細な説明は、NetWareパッケージ
に同梱されているオンラインドキュメンテーションを参
照のこと。これは、Novell社からNetWare
パッケージと共に購入することができる。
【0009】簡潔に説明すると、ファイルサーバ106
は、LANメンバ間でファイルの受信や、記憶、キュー
インク゛、キャッシング、および送信を行う、ファイル
管理部としての役割を果たす。例えば、PC103およ
びPC104のそれぞれにより作成されたデータファイ
ルは、ファイルサーバ106へ送られ、ファイルサーバ
106は、これらのデータファイルを順に並べ、そして
プリントサーバ108からのコマンドに従って、並べら
れたデータファイルをプリンタ109の1つに送信す
る。
【0010】PC103とPC104は、それぞれデー
タファイルの生成や、生成したデータファイルのLAN
100への送信や、また、LAN100からのファイル
の受信や、更に、それらのファイルの表示および/また
は処理を行うことが可能な、一般的なPCにより構成さ
れる。図1にはパーソナルコンピュータ機器のみが示さ
れているが、ネットワークソフトウェアを実行するのに
適切であるような、他のコンピュータ機器を含んでもよ
い。例えば、UNIX(登録商標)のソフトウェアを使
用している場合に、UNIXワークステーションをネッ
トワークに含んでも良く、これらのワークステーション
は、適切な状況下で、図示されているPCと共に使用す
ることができる。
【0011】通常、LAN100などのLANは、1つ
の建物内の1つの階または連続した複数の階でのユーザ
グループ等の、比較的ローカルなユーザグループにサー
ビスを提供する。例えば、ユーザが他の建物や他県に居
るなど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、
ワイドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。
WANは、基本的には、いくつかのLANをサービス総
合デジタルネットワーク(ISDN)などの高速デジタ
ル回線で接続することにより形成された集合体である。
従って、図1に示すように、LAN100、LAN11
0、LAN120とは、モデム/トランスポンダ130
a,bおよびバックボーン140を介して接続され、W
ANを形成する。
【0012】それぞれのLANは、専用のPCを含み、
また、必要に応じて、ファイルサーバやプリントサーバ
を含むこともある。図1に示すように、LAN110
は、PC111、PC112、ファイルサーバ113、
ネットワークディスク114、プリントサーバ115、
プリンタ116を含む。対照的に、LAN120はPC
121とPC122のみを含む。LAN100、LAN
110、およびLAN120に接続されている機器は、
WAN接続を介して他のLANに接続された機器の機能
にアクセスすることができる。
【0013】このような大規模ネットワークシステムを
構成するネットワーク上のデバイスを管理するための方
法として、これまでにいくつかの試みが数多くの標準機
関でなされている。国際標準化機構(ISO)は開放型
システム間相互接続(Open Systm Inter
connection,OSI)モデルと呼ばれる汎用
基準フレームワークを提供した。ネットワーク管理プロ
トコルのOSIモデルは、共通管理情報プロトコル(C
ommon Management Informati
on Protocol,CMIP)と呼ばれる。CM
IPはヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルで
ある。
【0014】また近年では、より共通性の高いネットワ
ーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プロ
トコル(Simple Network Managme
ntProtocol,SNMP)と呼ばれるCMIP
に関連する一変種のプロトコルがある。(「TCP/I
P ネットワーク管理入門実用的な管理をめざして」
M.T.ローズ=著/西田竹志=訳(株)トッパン発行
1992年8月20日初版を参照)。
【0015】このSNMPネットワーク管理技術によれ
ば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つの
ネットワーク管理ステーション(NMS)、各々がエー
ジェントを含むいくつかの管理対象ノード、及び管理ス
テーションやエージェントが管理情報を交換するために
使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。ユー
ザは、NMS上でネットワーク管理ソフトウェアを用い
て管理対象ノード上のエージェントソフトウェアと通信
することにより、ネットワーク上のデータを得、またデ
ータを変更することができる。
【0016】ここでエージェントとは、各々のターゲッ
ト装置についてのバックラウンドプロセスとして走るソ
フトウェアである。ユーザがネットワーク上の装置に対
して管理データを要求すると、管理ソフトウェアはオブ
ジェクト識別情報を管理パケットまたはフレームに入れ
てターゲットエージェントへ送り出す。エージェント
は、そのオブジェクト識別情報を解釈して、そのオブジ
ェクト識別情報に対応するデータを取り出し、そのデー
タをパケットに入れてユーザに送り返す。時には、デー
タを取り出すために対応するプロセスが呼び出される場
合もある。
【0017】またエージェントは、自分の状態に関する
データをデータベースの形式で保持している。このデー
タベースのことを、MIB(Management I
nformation Base)と呼ぶ。MIBは木
溝造のデータ構造をしており、全てのノードが一意に番
号付けされている。このノードの識別子のことを、オブ
ジェクト鼓別子(OBJECT IDENTIFIE
R)と呼ぶ。
【0018】このMIBの構造は、管理情報溝造(SM
I:Structure of Management
Information)と呼ばれ、RFC1155 St
ructure and Identification
of ManagementInrormation
for TCP/IP−based Internets
で規定されている。
【0019】次に、SNMPについて簡単に説明する。
ネットワーク管理ユーティリティソフトウェアが動作し
ているPC(以下、マネージャと呼称する)とSNMP
エージェントが動作している管理対象ネットワークデバ
イス(以下、エージェントと呼称する)とは、SNMP
を用いて通信を行う。SNMPには5種類のコマンドが
あり、それぞれGet−request、Get−ne
xt−req uest、Get−response、
Set−request、Trapと呼ばれる。
【0020】Get−requestおよびGet−n
ext−requestは、マネージャがエージェント
のMIBオブジェクトの値を取得するために、マネージ
ャがエージェントに対して送出するコマンドである。こ
のコマンドを受け取ったエージェントは、MIBの値を
マネージャに通知するために、マネージャに対してGe
t−responseコマンドを送出する。
【0021】Set−requestは、マネージャが
エージェントのMIBオブジェクトの値を設定するため
に、マネージャがエージェントに対して送出するコマン
ドである。このコマンドを受け取ったエージェントは、
設定結果をマネージャに通知するために、マネージャに
対してGet−responseコマンドを送出する。
【0022】Trapは、エージェントが自分自身の状
態の変化をマネージャに対して通知するために、エージ
ェントがマネージャに対して送出するコマンドである。
【0023】SNMPエージェントはPCやプリンタ1
02に接続されているネットワークボード(NB)10
1上で動作し、SNMPマネージャとなるネットワーク
管理ソフトはPCで動作するシステムがよくしられてい
る。しかし近年のインターネットの普及により、専用の
ネットワーク管理ソフトをクライアントPC毎に動作さ
せるのではなく、ネットワーク管理ソフトはサーバ上で
動作し、さらにユーザインタフェースとしてWEBブラ
ウザ(WWWブラウザ)を用いたシステムも提案されて
いる。
【0024】次に図2を用いて一般的なWWWシステム
の動作及びWWWシステムに基づいたSNMP管理プロ
グラムの動作の概要を説明する。
【0025】PC150ではWWWサーバプログラム1
051が動作しており、PC150のディスクにはHT
MLを用いて記述されている多数のWWWページデータ
が格納されている。
【0026】PC103上で動作するWWWブラウザプ
ログラム1031は、ユーザにより指定されたページを
表示するために、PC150上で動作するWWWサーバ
プログラム1051に対して指定されたページの取得を
要求する。
【0027】WWWサーバプログラム1051は、WW
Wブラウザプログラム1031からの要求への応答とし
て、指定されたページデータを返す。WWWブラウザプ
ログラム1031は取得したページデータを解析してそ
の記述に従いページを表示する。
【0028】WWWサーバプログラム1051は、WW
Wブラウザプログラム1031からのページ取得要求中
にCGI(Common Gateway Interf
ace)を経由した要求が含まれる場合、CGI所定の
方法により外部スクリプトやプログラムを起動し、WW
Wブラウザプログラム1031からの要求への応答のた
めのページデータを受け取り、それをWWWブラウザプ
ログラム1031へ返す。
【0029】次に、上記CGIで起動される外部プログ
ラムがネットワーク管理プログラムである場合の動作を
説明する。
【0030】WWWサーバプログラム1051によりC
GIで起動されたネットワーク管理プログラム1052
は、SNMPを用いてネットワークに接続されているデ
バイス、例えばプリンタ102から、管理データを取得
する。ネットワーク管理プログラム1052は取得した
管理データをもとにHTMLで記述されたページを生成
し、WWWサーバプログラム1051に返す。
【0031】WWWブラウザプログラムを使用して、S
NMP/MIBによるデバイスの管理を行うアプリケー
ションも実現されており、例えばHP社のWeb Je
tAdmin(商品名)がある。
【0032】この種のアプリケーションでは、WWWブ
ラウザプログラム上でのユーザインタフェースを実現す
るために、独自のキーワードとHTML形式の記述で構
成されるテンプレートファイルを使用している。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、あるテンプレートファイルをパースした後の動
作に関するテンプレートファイルの情報が存在しないの
で、デバイスからの情報取得時に、情報取得が成功した
か失敗したかを明確にユーザに提示することができな
い、デバイスへの情報設定時に、設定が成功したか、失
敗したか、もしくはリセットが必要かどうかを明確にユ
ーザに提示することができない、など、ある動作の結果
に関連する情報を明確にユーザに提示することができな
いという問題点がある。
【0034】したがって、本発明の目的は、WWWブラ
ウザプログラムを利用してネットワークデバイスの情報
取得や各種設定が可能なネットワークデバイス制御装直
および方法において、指定した処理の結果や、処理後に
必要となる処理等をユーザに通知可能なネットワークデ
バイス制御装置および方法を提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、ネットワーク上に接続されたデバイスの管理・制御
を行うネットワークデバイス制御装置であって、ネット
ワークに接続されたクライアント装置で稼働するWWW
ブラウザプログラムから受信した命令を解析する命令解
析手段と、予め記憶されたテンプレートファイルから、
解析結果に基づいて所定のテンプレートファイルを選択
し、このテンプレートファイルの記載に基づいてデバイ
スのうち特定のデバイスに対し所定の処理を行う処理手
段とを有し、テンプレートファイルが、所定の処理の過
程で発生する、もしくは処理の結果として発生する所定
の事象に基づいて行うべき処理が記載された他のテンプ
レートファイルを指定する記述を有し、処理手段が、所
定の事象が発生した場合には他のテンプレートファイル
に基づき処理を行うとともに、事象が発生せずに処理が
終了した場合には、テンプレートファイルの一部を処理
結果としてWWWブラウザに返送することを特徴とする
ネットワークデバイス制御装置に存する。
【0036】また、本発明の別の要旨は、ネットワーク
上に接続されたデバイスの管理・制御を行うネットワー
クデバイス制御方法であって、ネットワークに接続され
たクライアント方法で稼働するWWWブラウザプログラ
ムから受信した命令を解析する命令解析ステップと、予
め記憶されたテンプレートファイルから、解析結果に基
づいて所定のテンプレートファイルを選択し、このテン
プレートファイルの記載に基づいてデバイスのうち特定
のデバイスに対し所定の処理を行う処理ステップとを有
し、テンプレートファイルは、所定の処理の過程で発生
する、もしくは処理の結果として発生する所定の事象に
基づいて行うべき処理が記載された他のテンプレートフ
ァイルを指定する記述を有し、処理ステップが、所定の
事象が発生した場合には他のテンプレートファイルに基
づき処理を行うとともに、事象が発生せずに処理が終了
した場合には、テンプレートファイルの一部を処理結果
としてWWWブラウザに返送することを特徴とするネッ
トワークデバイス制御方法に存する。
【0037】また、本発明の別の要旨は、ネットワーク
上に接続されたデバイスの管理・制御を行うネットワー
クデバイス制御方法のプログラムを格納したコンピュー
タ装置読み取り可能な記憶媒体であって、ネットワーク
に接続されたクライアント方法で稼働するWWWブラウ
ザプログラムから受信した命令を解析する命令解析工程
のプログラムと、予め記憶されたテンプレートファイル
から、解析結果に基づいて所定のテンプレートファイル
を選択し、このテンプレートファイルの記載に基づいて
デバイスのうち特定のデバイスに対し所定の処理を行う
処理工程のプログラムとを有し、テンプレートファイル
は、所定の処理の過程で発生する、もしくは処理の結果
として発生する所定の事象に基づいて行うべき処理が記
載された他のテンプレートファイルを指定する記述を有
し、処理工程のプログラムが、所定の事象が発生した場
合には他のテンプレートファイルに基づき処理を行うと
ともに、事象が発生せずに処理が終了した場合には、テ
ンプレートファイルの一部を処理結果としてWWWブラ
ウザに返送することを特徴とする記憶媒体に存する。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をそ
の好適な実施形態に基づき説明する。以下、本発明のネ
ットワークデバイス制御装置として、図1又は図2に示
したようなネットワークにおけるPC(WWWサーバ)
150を用いる例を説明する。
【0039】ネットワークデバイス制御装置は、PCに
ネットワーク管理ソフトウェアを実行させることによっ
て実現できる。図3にPC150の構成例を示す。PC
150は、ROM302もしくはハードディスク(H
D)311に記憶された、あるいはフロッピー(登録商
標)ディスク(FD)312より供給されるネットワー
ク管理プログラムを実行するCPU301を備え、シス
テムバス304に接続される各デバイスを総括的に制御
する。
【0040】303はRAMで、CPU301の主メモ
リ、ワークエリアなどとして機能する。305はキーボ
ードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)3
09や不図示のポインティングデバイスなどからの指示
入力を制御する。306はCRTコントローラ(CRT
C)で、CRTディスプレイ(CRT)310の表示を
制御する。307はディスクコントローラ(DKC)
で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集
ファイル、ユーザファイル、およびネットワーク管理プ
ログラムなどを記憶するハードディスク(HD)311
およびフロッピーディスク(FD)312とのアクセス
を制御する。308はネットワークインタフェースカー
ド(NIC)で、LAN100を介して、エージェント
あるいはネットワーク機器と双方向にデータをやりとり
する。
【0041】ハードディスク(HD)311には、PC
150を本実施形態に係るネットワークデバイス制御装
置として機能させるネットワーク管理ソフトウェアのプ
ログラムが格納される。後述のすべての説明において、
特に断りのない限り、実行の主体はハード上はCPU3
01である。一方、ソフトウェア上の制御の主体は、ハ
ードディスク(HD)311に格納されたネットワーク
管理ソフトウェアである。本実施形態において、PC1
50で稼働するOSは例えば、ウィンドウズNT(マイ
クロソフト社製)、WWWサーバソフトウェアはIIS
(Internet Information Serv
er、マイクロソフト社製)を想定しているが、これに
限るものではない。
【0042】なお、ネットワーク管理プログラムは、フ
ロッピーディスクやCD−ROMなどの記憶媒体に格納
された形で供給されても良く、その場合には図2に示す
フロッピーディスクコントローラ(FD)312または
不図示のCD−ROMドライブなどによって記憶媒体か
らプログラムが読み取られ、ハードディスク(HD)3
11にインストールされる。
【0043】(ネットワーク管理ソフトウェアの構成)
図4は、本実施形態に係るネットワーク管理ソフトウェ
ア(以下、単に「管理ソフト」ということがある)のモ
ジュール構成図である。
【0044】ネットワーク管理ソフトウェア1062
は、図3におけるハードディスク311に格納されてお
り、CPU301によって実行される。その際、CPU
301はワークエリアとしてRAM303を使用する。
【0045】図4において、ネットワーク管理ソフトウ
ェア1062は、WWWサーバプログラム1061から
起動され、CGIインタフェース402を介してCGI
パラメータ、およびHTMLドキュメントのやり取りを
行う。
【0046】403は全体制御モジュールで、後述のパ
ラメータモジュール404に対してCGIパラメータを
登録したのち、CGIパラメータの中のコマンドパラメ
ータに応じて、後述のシステムモジュール405、デバ
イスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール
409のいずれかに制御を振り分けるためのモジュール
である。CGIパラメータに誤りがあった場合は、後述
のテンプレートモジュール412を介して、CGIパラ
メータに誤りがある旨のHTMLドキュメントを生成す
ることもある。
【0047】404はパラメータモジュールで、全体制
御モジュール403により登録されたCGIパラメータ
をテーブル形式で保存・管理するモジュールである。他
のモジュールは、必要に応じて、パラメータモジュール
404から、所望するパラメータを取得することができ
る。
【0048】405はシステムモジュールで、ネットワ
ーク管理ソフトウェア1062の動作を規定するシステ
ムパラメータ(例えば、HTMLドキュメントの自動更
新間隔など)の表示・設定を制御し、また、関連するH
TMLドキュメントを生成するモジュールである。シス
テムモジュール405は、パラメータモジュール404
からコマンドパラメータを取得し、コマンドパラメータ
の内容がシステムパラメータの表示要求であった場合
は、システム設定ファイル406から必要な情報を読み
出し、テンプレートモジュール412を介してシステム
パラメータ表示用のHTMLドキュメントを生成する。
【0049】また、取得したコマンドパラメータの内容
がシステムパラメータの設定要求であった場合は、シス
テム設定ファイル406に対して通知されたシステムパ
ラメータを書き込み、テンプレートモジュール412を
介して、設定後に表示すべきHTMLドキュメントを生
成する。尚、図には示していないが、システム設定ファ
イル406に保存したシステムパラメータは、ネットワ
ーク管理ソフトウェア1062を構成する各モジュール
が、必要に応じて読み出すことができる。
【0050】407はデバイスリストモジュールで、後
述のデバイス探索モジュール408により探索されたデ
バイスの一覧(デバイスリスト)を示すHTMLドキュ
メントを生成するためのモジュールである。デバイスリ
ストの表示オプションの処理なども、このデバイスリス
トモジュール407が制御する。
【0051】408は、デバイス探索モジュールで、ネ
ットワークに接続されたデバイスを探索するモジュール
である。
【0052】409はデバイス詳細モジュールで、CG
Iパラメータにより指定された特定のデバイスに対する
より詳細な情報を表示・設定するための制御、および関
連するHTMLドキュメントを生成するためのモジュー
ルである。デバイス詳細モジュール409は、指定され
たデバイスの詳細な情報を取得・設定するために、指定
されたデバイスに対応する後述のデバイス固有モジュー
ル410を使用する。
【0053】410はデバイス固有モジュールで、ネッ
トワーク管理ソフトウェアの管理対象となるデバイス
(プリンタ、ネットワークインタフェースボードなど)
ごとに存在する。デバイス固有モジュール410は、表
示時においては、デバイスから必要な情報を取得し、取
得した情報をテンプレートモジュール412に設定する
ように動作する。また、設定時においては、CGIパラ
メータで通知された設定値を、デバイスが解釈可能な値
(形式)に変換し、デバイスに送信するように動作す
る。
【0054】411はプロトコルモジュールで、MIB
(Management Information Ba
se)のハンドリング、SNMP(Simple Ne
twork Management Protocol)
パケットの送受信、トランスポートプロトコルの制御な
ど、ネットワーク管理ソフトウェアがデバイスと通信す
るために必要な、各種プロトコルの制御を行うためのモ
ジュールである。
【0055】412はテンプレートモジュールで、図3
のハードディスク311に保存されているテンプレート
ファイル413を元に、ネットワーク管理ソフトウェア
の出力結果としてのHTMLドキュメントを生成するた
めのモジュールである。テンプレートモジュール412
は、CGIパラメータ、全体制御モジュール403、シ
ステムモジュール405、デバイスリストモジュール4
07、またはデバイス詳細モジュール409により指定
されたテンプレートファイルをオープンし、テンプレー
トファイルの内容を解析し、必要に応じてテンプレート
ファイルに含まれるテンプレート変数を、全体制御モジ
ュール403、システムモジュール405、デバイスリ
ストモジュール407、デバイス詳細モジュール40
9、またはデバイス固有モジュール410により設定さ
れた値に置き換えることにより、HTMLドキュメント
を生成し、CGIインタフェース402を介してWWW
サーバプログラムに送信する。
【0056】HTMLドキュメントを生成する際に使用
したテンプレート変数の値、あるいは、生成したHTM
Lドキュメントファイルは、同一のテンプレートファイ
ルを元にして二回目以降にHTMLドキュメント生成す
る際の処理時間を短縮するために、キャッシュファイル
414として図3のハードディスク311上に保存する
こともできる。
【0057】(テンプレートファイルの構成)図5は、
本実施形態において用いられるテンプレートファイルの
構成例を示す図である。図5で示される管理ソフトで使
用するテンプレートファイルの内容は、<<TEMPL
ATE>>タグから<</TEMPLATE>>タグの
間に記述される(図5(a))。また、テンプレートフ
ァイルは、<<HEAD>>タグと<</HEAD>>
タグの間に記述されるHEADブロック(図5
(b))、<<BODY>>タグと<</BODY>>
タグの間に記述されるBODYブロック(図5(c))
の2つから構成される。
【0058】HEADブロックには、主にデバイスから
取得すべき情報を変数として記述する<<VARIAB
LE>>タグが記述される。
【0059】BODYブロックは、出力されるHTML
記述及びデバイスから取得した値を埋め込む<<EMB
ED>>タグ等から構成される。
【0060】図5において、管理ソフトは、HEADブ
ロックをパースすることによりWNTVAR_DCV_
PRODUCTによって示されるプロダクト名をデバイ
スから取得すればよいことがわかる。この情報を取得し
た管理ソフトは、SNMP/MIBよりデバイスから情
報を取得する。その後、BODYブロックをパースする
ことにより、WNTVAR_DCV_PRODUCTの
変数を持つ<<EMBED>>タグと、デバイスから取
得した情報を置き換える。全ての変数において上記のよ
うなパースを行うことにより、出力すべきHTMLファ
イルを得ることができる。
【0061】以下にテンプレートファイルで使用される
タグと機能の一覧を示す。 タグ 機能 TEMPLATE テンプレートの記述 HEAD ヘッダ記述 BODY 本体記述 LINK 関連するテンプレートファイルの記述 VARIABLE テンプレート変数の宣言 INCLUDE テンプレートファイルのインクルード SET 変数の値の設定 EMBED 変数値の埋め込み ISVALID 変数値が有効かどうかの評価 EVAL 変数値の比較 LOOP 繰り返しの記述 COMMENT コメントの記述
【0062】なお、後述するように、あるテンプレート
から呼び出される関連テンプレートファイルを定義する
<<LINK>>タグは、例えば<<LINK SRC
=”../sys/stserr.wtf” REL
=”error”>>のような記述形式であり、SRC
=で関連するテンプレートファイルを、REL=で関連
する処理の種別、例えばエラーが発生した場合、リセッ
トを行う場合、処理が成功した場合等を指定する。
【0063】最初に開くテンプレートは、WWWブラウ
ザからGetコマンドによって送られたコマンド識別
子、テンプレート識別子により指定される。従って、指
定されるテンプレートファイルのHEAD部に、<<L
INK>>タグを用いて、エラーが発生した場合に呼び
出すべきテンプレートや処理が成功した場合に呼び出す
テンプレート等を記述しておく。
【0064】図6は、デバイスリスト画面の例を示す図
である。ユーザがこの画面のURLを指定することによ
りCGI経由で管理ソフトが起動される。管理ソフト
は、ネットワークに接続されているデバイスを探索し、
探索で検知されたデバイスについて、 デバイスの種類 デバイス名 製品名 ネットワークボード製品名 ネットワークアドレス デバイスの状態 等の情報をブラウザに表示する。
【0065】デバイスの種類とは、普通のプリンタであ
るか、それともコピー機能もついた複合機であるかとい
うことによって分類され、アイコン61で表示される。
デバイス名62は、ユーザが各デバイスにつけた名前で
ある。後述するように、このデバイス名をクリックする
ことにより、再び管理ソフトが起動され、このデバイス
の詳細情報が表示される。デバイスの状態63はアイコ
ンで表示され、発生しているエラーの重要度によって表
示するアイコンが変化する。
【0066】デバイスリストにおいて、デバイス名がク
リックされると、管理ソフトにIPアドレス(ネットワ
ークアドレス)64が渡され、この情報をもとにクリッ
クされたデバイスの詳細の情報が取得され、ブラウザに
表示される。表示される情報は、状態、装備情報、デバ
イス情報、ネットワークボード情報、プロトコル情報で
ある。これらは各情報ごとに、複数の画面に表示され
る。図7は、デバイス詳細情報表示画面の一例である。
図7においては、フレームを用いた表示例を示し、各種
情報のうちデバイスの状態が表示されている状態を示し
ている。
【0067】図8は、管理ソフトのファイル構成例を示
す図である。太枠のボックスがディレクトリ、細枠のボ
ックスはファイルを示している。901は、CGIプロ
グラムとしての管理ソフトのルートディレクトリであ
る。この下に、 Document(902) Images(903) Template(904) の各ディレクトリが存在し、さらに、実行ファイルであ
る管理ソフト.exe905及び各種HTMLファイル
906が存在する。
【0068】902のDocumentディレクトリ
は、デバイスから取得してきた情報を一時的にキャッシ
ュファイルとして保存するためのものである。903の
Imagesディレクトリには、情報の表示に使用され
る各種のイメージファイル907が保存されている。9
04はテンプレートファイルが保存されるディレクトリ
である。このディレクトリの下には、3種類のディレク
トリがある。908で示されるsysディレクトリに
は、デバイスリスト、エラー関係などのデバイスに依存
しない情報の表示のためのテンプレートファイル911
が格納される。909で示されるproductディレ
クトリは製品固有の情報に関するテンプレートファイル
912を格納するところであり、製品の種類の数だけ存
在する。このディレクトリに格納される情報は、状態、
装備情報、デバイス情報である。
【0069】また、910で示されるNICディレクト
リにはネットワークボードに固有の情報に関するテンプ
レートファイル913が格納され、ネットワークボード
の修理の数だけ存在する。このディレクトリに格納され
る情報は、ネットワーク情報、プロトコル情報である。
なお、複数の製品もしくはネットワークボードの間で、
同一のテンプレートファイルを共有することが可能な場
合は、必すしも製品もしくはネットワークボードの種類
の数だけディレクトリが存在する必要はない。
【0070】(デバイス情報の表示)図9は、図1のP
C103上でWWWブラウザから、WWWサーバが動作
しているPC150上の管理ソフトを起動し、プリンタ
102(SNMPエージェントが実装されている)を管
理する場合に、PC150で起動した管理ソフトでデバ
イスのMIB情報を取得しPC103上のブラウザに情
報を表示する手順を示すフローチャートである。
【0071】ステップS101において、Webブラウ
ザからデバイスの情報を取得するか設定するかを示すコ
マンド識別子、及び使用するテンプレートを識別するテ
ンプレート識別子をGetコマンドによって送り、管理
ソフトを呼び出す。そして、ステップS102におい
て、CGI経由で管理ソフトが起動される。
【0072】起動された管理ソフトは、ステップS10
3において、ステップS101でGetコマンドによっ
て送られたコマンド識別子、テンプレート識別子から、
指定されたテンプレートファイルを開き、テンプレート
ファイルのHEAD部からデバイスから取得すべき情報
の一覧をパースする。
【0073】テンプレートファイルは、図5に示したよ
うに、<<HEAD>>から<</HEAD>>で囲ま
れるHEAD部、<<BODY>>から<</BODY
>>で囲まれるBODY部の2つの構造からなる。<<
HEAD>>部は、あらかじめ管理ソフトが認識してお
くと有益な情報を格納する。例えば<<VARIABL
E NAME=...>>で示されるデバイスから取得
すべき情報を示す変数の一覧が定義されている。
【0074】ステップS104において、ステップS1
03で取得した変数一覧に従って、実際にデバイスから
MIB情報を取得する。ステップS105において、デ
バイスからMIB情報の取得に成功したかどうかチェッ
クする。
【0075】成功した場合、ステップS106に進み、
ステップS105で取得したMIB情報を使用して、<
<BODY>>部をパースする。具体的には、テンプレ
ート変数<<EMBED...>>を、デバイスから取
得した値に置き換えて、出力すべきHTML形式のファ
イルを作成する。このHTMLファイルは、例えば図7
のように表示される。
【0076】MIB情報の取得に失敗した場合、ステッ
プS107に進み、テンプレートファイルの<<HEA
D>>部に記述されている<<LINK>>タグの情報
をパースして、エラー用のテンプレートファイルを開
く。テンプレートファイルには、例えば、<<LINK
SRC=”../sys/stserr.wtf”R
EL=”error”>>と記載され、SRCで示され
るテンプレートファイルの位置と、RELで示されるL
INKテンプレートファイル種別の情報を持つ。その
後、ステップS108に進み、このエラー用テンプレー
トファイルをパースして、出力すべきHTML形式のフ
ァイルを作成する。このHTMLファイルは、例えば図
11のように表示される。
【0077】ステップS109において、ステップS1
06もしくはステップS108で作成したHTML形式
のファイルをSTDOUTに出力する。これによって、
PC103上のWebブラウザに情報が表示される。
【0078】(MIB設定)次に、図10のフローチャ
ートを使用して、図1のPC103上でWWWブラウザ
から、WWWサーバが動作しているPC150上の管理
ソフトを起動し、プリンタ102(SNMPエージェン
トが実装されている)を管理する場合に、PC150で
起動した管理ソフトでデバイスにMIB情報を設定しP
C103上のブラウザに情報を表示する手順を示すフロ
ーチャートである。
【0079】図10のフローチャートのステップS20
1において、Webブラウザからデバイスの情報設定す
ることを示すコマンド識別子、使用するテンプレートを
識別するテンプレート識別子、設定すべきMIB値をG
etコマンドによって送り、管理ソフトを呼び出す。そ
して、ステップS202において、CGI経由で管理ソ
フトが起動される。
【0080】起動された管理ソフトは、ステップS20
3において、ステップS201でGetコマンドによっ
て送られたコマンド識別子、テンプレート識別子から、
指定されたテンプレートファイルを開くとともに、設定
すべきMIB値を取得する。ステップS204におい
て、デバイスにMIB値を設定する。ステップS205
において、ステップS204のMIB値の設定が成功し
たかどうかチェックする。
【0081】デバイスにMIB値の設定に成功した場
合、ステップS206に進みデバイスのリセットが必要
かどうかチェックする。デバイスのリセットが必要かど
うかチェックするためには、予め管理ソフト側でリセッ
トが必要なMIBオブジェクトの一覧を持っているか、
もしくはデバイスからリセットが必要かどうか示すMI
B値を取得するかのどちらかの方法を取る。
【0082】デバイスにMIB値の設定に失敗した場
合、ステップS211に進み、ステップS201で開い
たテンプレートファイルの<<HEAD>>部に記述さ
れている<<LINK>>タグの情報をパースして、M
IB値の設定に失敗した場合の関連テンプレートファイ
ルを開く。そして、ステップS212に進み、このエラ
ー用テンプレートファイルをパースして、出力すべきH
TML形式のファイルを作成する。このHTMLファイ
ルは、例えば図12のように表示される。
【0083】一方、デバイスにMIB値の設定に成功し
リセットが必要な場合、ステップS207に進み、ステ
ップS201で開いたテンプレートファイルの<<HE
AD>>部に記述されている<<LINK>>タグの情
報をパースして、リセット用のテンプレートファイルを
開く。そして、ステップS208に進み、このリセット
用テンプレートファイルをパースして、出力すべきHT
ML形式のファイルを作成する。このHTMLファイル
は、例えば図13のように表示される。
【0084】デバイスにMIB値の設定に成功しリセッ
トが必要でない場合、ステップS209に連み、ステッ
プS201で開いたテンプレートファイルの<<HEA
D>>部に記述されている<<LINK>>タグの情報
をパースして、設定成功用のテンプレートファイルを開
く。そして、ステップS210に進み、この設定成功用
テンプレートファイルをパースして、出力すべきHTM
L形式のファイルを作成する。このHTMLファイル
は、例えば図7のように表示される。
【0085】ステップS213において、ステップS2
08,ステップS210もしくはステップS212で作
成したHTML形式のファイルをSTDOUTに出力す
る。これによって、PC103上のWebブラウザに情
報が表示される。
【0086】
【他の実施形態】なお、上述の実施形態においては、H
TML形式によってWWWブラウザに表示するデータを
送信する場合のみを説明したが、WWWブラウザが解釈
可能な任意な言語を用いることがかのうであることは言
うまでもない。
【0087】また、テンプレートファイルの記述方法も
実施形態で説明した方法に限定されるものではなく、任
意の記述方法を用いることができる。
【0088】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0089】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図9および/または図
10に示す)フローチャートに対応するプログラムコー
ドが格納されることになる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
WWWブラウザを用いてネットワークデバイスの状態取
得、各種設定等が可能なネットワークデバイス制御装置
において、指定された処理の結果や、処理結果として必
要な処理等を明確にユーザに表示することが可能にな
り、ユーザの使い勝手が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置が適用可能なコンピュータネットワークの構成
例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置と、クライアント装置及びネットワークデバイ
スとの間の制御を説明する図である。
【図3】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置として機能するWWWサーバ150の構成例を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置で稼働する管理ソフトウェアのモジュール構成
例を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置で用いるテンプレートファイルの構成例を示す
図である。
【図6】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置で表示されるデバイスリストの画面例を示す図
である。
【図7】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置で表示されるデバイス詳細画面例を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置で稼働する管理ソフトウェアのファイル構成例
を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るネットワークデバイス
制御装置を用いたデバイスの情報取得処理を説明するフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施形態に係るネットワークデバイ
ス制御装置を用いたデバイスの設定処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の実施形態に係るネットワークデバイ
ス制御装置で情報取得処理失敗時に表示される画面例を
示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係るネットワークデバイ
ス制御装置で設定処理失敗時に表示される画面例を示す
図である。
【図13】本発明の実施形態に係るネットワークデバイ
ス制御装置で設定処理終了後にリセット処理が必要な場
合に表示される画面例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 HQ12 HQ17 HR07 5B085 AA01 AC03 BC02 BG07 5B089 GA08 GB03 GB04 HA06 HB06 JA01 JB02 JB10 KA13 KC21 KE02 LB12 5K033 AA09 BA08 CB01 CB14 DA01 DB12 DB14 DB20 EA07 EC01 EC03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に接続されたデバイスの
    管理・制御を行うネットワークデバイス制御装置であっ
    て、 前記ネットワークに接続されたクライアント装置で稼働
    するWWWブラウザプログラムから受信した命令を解析
    する命令解析手段と、 予め記憶されたテンプレートファイルから、前記解析結
    果に基づいて所定のテンプレートファイルを選択し、こ
    のテンプレートファイルの記載に基づいて前記デバイス
    のうち特定のデバイスに対し所定の処理を行う処理手段
    とを有し、 前記テンプレートファイルが、前記所定の処理の過程で
    発生する、もしくは処理の結果として発生する所定の事
    象に基づいて行うべき処理が記載された他のテンプレー
    トファイルを指定する記述を有し、前記処理手段が、前
    記所定の事象が発生した場合には前記他のテンプレート
    ファイルに基づき処理を行うとともに、前記事象が発生
    せずに前記処理が終了した場合には、前記テンプレート
    ファイルの一部を前記処理結果として前記WWWブラウ
    ザに返送することを特徴とするネットワークデバイス制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の処理が、デバイスの情報取得
    であり、前記所定の事象が前記情報取得の失敗であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の処理が、デバイスの設定処理
    であり、前記所定の事象が、前記設定処理の失敗もしく
    は前記設定処理後のリセットであることを特徴とする請
    求項1記載のネットワークデバイス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記テンプレートファイルの一部がHT
    MLで記述されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれか1項に記載のネットワークデバイス制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記デバイスに対する所定の処理を、S
    NMPを用いて行うことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか1項に記載のネットワークデバイス制御
    装置。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上に接続されたデバイスの
    管理・制御を行うネットワークデバイス制御方法であっ
    て、 前記ネットワークに接続されたクライアント方法で稼働
    するWWWブラウザプログラムから受信した命令を解析
    する命令解析ステップと、 予め記憶されたテンプレートファイルから、前記解析結
    果に基づいて所定のテンプレートファイルを選択し、こ
    のテンプレートファイルの記載に基づいて前記デバイス
    のうち特定のデバイスに対し所定の処理を行う処理ステ
    ップとを有し、 前記テンプレートファイルは、前記所定の処理の過程で
    発生する、もしくは処理の結果として発生する所定の事
    象に基づいて行うべき処理が記載された他のテンプレー
    トファイルを指定する記述を有し、前記処理ステップ
    が、前記所定の事象が発生した場合には前記他のテンプ
    レートファイルに基づき処理を行うとともに、前記事象
    が発生せずに前記処理が終了した場合には、前記テンプ
    レートファイルの一部を前記処理結果として前記WWW
    ブラウザに返送することを特徴とするネットワークデバ
    イス制御方法。
  7. 【請求項7】 前記所定の処理が、デバイスの情報取得
    であり、前記所定の事象が前記情報取得の失敗であるこ
    とを特徴とする請求項6記載のネットワークデバイス制
    御方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の処理が、デバイスの設定処理
    であり、前記所定の事象が、前記設定処理の失敗もしく
    は前記設定処理後のリセットであることを特徴とする請
    求項6記載のネットワークデバイス制御方法。
  9. 【請求項9】 前記テンプレートファイルの一部がHT
    MLで記述されていることを特徴とする請求項6乃至請
    求項8のいずれか1項に記載のネットワークデバイス制
    御方法。
  10. 【請求項10】 前記デバイスに対する所定の処理を、
    SNMPを用いて行うことを特徴とする請求項6乃至請
    求項9のいずれか1項に記載のネットワークデバイス制
    御方法。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上に接続されたデバイス
    の管理・制御を行うネットワークデバイス制御方法のプ
    ログラムを格納したコンピュータ装置読み取り可能な記
    憶媒体であって、 前記ネットワークに接続されたクライアント方法で稼働
    するWWWブラウザプログラムから受信した命令を解析
    する命令解析工程のプログラムと、 予め記憶されたテンプレートファイルから、前記解析結
    果に基づいて所定のテンプレートファイルを選択し、こ
    のテンプレートファイルの記載に基づいて前記デバイス
    のうち特定のデバイスに対し所定の処理を行う処理工程
    のプログラムとを有し、 前記テンプレートファイルは、前記所定の処理の過程で
    発生する、もしくは処理の結果として発生する所定の事
    象に基づいて行うべき処理が記載された他のテンプレー
    トファイルを指定する記述を有し、前記処理工程のプロ
    グラムが、前記所定の事象が発生した場合には前記他の
    テンプレートファイルに基づき処理を行うとともに、前
    記事象が発生せずに前記処理が終了した場合には、前記
    テンプレートファイルの一部を前記処理結果として前記
    WWWブラウザに返送することを特徴とする記憶媒体。
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