JP3667116B2 - ネットワークデバイス管理方法及びネットワークデバイス管理装置及びネットワークデバイス管理プログラムを格納した記憶媒体及びネットワークデバイス管理プログラムを送出する送出装置 - Google Patents

ネットワークデバイス管理方法及びネットワークデバイス管理装置及びネットワークデバイス管理プログラムを格納した記憶媒体及びネットワークデバイス管理プログラムを送出する送出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータネットワークに関し、具体的には、ネットワークデバイス管理プログラムにおけるネットワークデバイスに関する情報の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、プリンタをネットワークに接続するためのネットワークボード(NB)101を、開放型アーキテクチャをもつプリンタ102につなげた場合の図である。
【0003】
NB101は、同軸コネクタをもつEthernetインタフェース10Base−2や、RJ−45をもつ10Base−Tなどのローカルエリアネットワークインターフェースを介して、ローカルエリアネットワーク(LAN)100に接続される。
【0004】
PC103、PC104などの複数のパーソナルコンピュータ(PC)もLAN100に接続されており、これらのPCは、ネットワークオペレーティングシステムの制御のもと、NB101と通信することができる。従って、PCの1つを、例えばPC103をネットワークデバイス管理用PCとして使用することができる。また、PC104にプリンタ105をローカルプリンタとしてローカル接続してもよい。
【0005】
また、ファイルサーバPC106がLAN100に接続されており、大容量(例えば、100億バイト)のネットワークディスク107に記憶されたファイルへのアクセスを管理する。
【0006】
プリントサーバPC108は、ローカルに接続された複数のプリンタ109、または遠隔地にあるプリンタ105などのプリンタへの印刷を管理する。
【0007】
このほか、図示していない他の周辺機器、例えば、複写機及びスキャナーをプリンタと同様にLAN100に接続してもよい。
【0008】
図1に示すネットワークでは、様々なネットワークメンバ間で効率よく通信を行うために、NovellやUNIXなどのネットワークソフトウェアを使用することができる。例えば、Novell社のNetWare(Novell社の登録商標。以下、省略)ソフトウェアを使用することができる。このソフトウェアパッケージに関する詳細説明は、NetWareパッケージに同梱されているオンラインドキュメンテーションを参照してほしい。これは、Novel社からNetWareパッケージと共に購入することができる。
【0009】
PC103およびPC104はそれぞれ、データファイルの生成、生成したデータファイルのLAN100への送信、また、LAN100からのファイルの受信、さらに、それらのファイルの表示および/または処理を行うことができる一般的なPCである。
【0010】
図1では、パーソナルコンピュータ機器(PC)が示されているが、ネットワークソフトウェアを実行するのに適した他のコンピュータ機器であってもよい。例えば、UNIXのソフトウェアを使用している場合にはUNIXワークステーションをネットワークに接続してもよく、これらのワークステーションは図示されているPCと共に使用される。
【0011】
通常、LAN100は、比較的ローカルなユーザグループに、例えば、1つの建物内の1つの階または連続した複数の階のユーザグループ等にサービスを提供する。一方、ユーザが異なる建物や異なる県に居るなど、ユーザ同士が離れるに従って、ワイドエリアネットワーク(WAN)を構築してもよい。
【0012】
基本的には、WANは、いくつかのLANがサービス総合デジタルネットワーク(ISDN)などの高速度デジタル線で接続されることにより形成される、LANの集合体である。例えば、図1に示すように、LAN100、LAN110、LAN120とが、モデム/トランスポンダ130およびバックボーン140によって接続されることにより、WANが形成される。
【0013】
それぞれのLANには、PCが接続されており、必要に応じてファイルサーバPCやプリントサーバPCが接続されることがある。図1に示すように、LAN110には、PC111、PC112、ファイルサーバPC113、ネットワークディスク114、プリントサーバPC115、プリンタ116が接続されている。LAN100、LAN110、LAN120にそれぞれ接続されている機器は、WAN接続を介して他のLANに接続されている機器の機能にアクセスすることができる。
【0014】
このような大規模ネットワークシステムを構築するネットワークにおいて、ネットワークデバイスを管理するための方法について、これまでにいくつかの試みが数多くの標準機関でなされている。国際標準化機構(ISO)は、開放型システム間相互接続(Open System Interconnection、OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワークを提供した。ネットワーク管理プロトコルのOSIモデルは、共通管理情報プロトコル(Common Management Information Protocol、CMIP)と呼ばれる。CMIPはヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
【0015】
また、近年では、より共通性の高いネットワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プロトコル(Simple Network Management Protocol、SNMP)と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコルがある(「TCP/IPネットワーク管理入門 実用的な管理をめざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳 (株)トッパン発行 1992年8月20日初版を参照)。
【0016】
このSNMPネットワーク管理技術によれば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つのネットワーク管理ステーション(NMS)、それぞれにエージェントが実装された管理対象ネットワークデバイス、および管理ステーションとエージェントとが管理情報を交換するために使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。ユーザは、NMS上のネットワークデバイス管理プログラムを用いて、管理対象ネットワークデバイス上のエージェントと交信することにより、ネットワーク上の管理対象ネットワークデバイスの管理情報を得たり、変更したりすることができる。
【0017】
ここで、エージェントとは、各々の管理対象ネットワークデバイスでバックグラウンドプロセスとして実行されるソフトウェアである。ネットワークデバイス管理プログラムが管理対象ネットワークデバイスのエージェントに対して管理情報を要求するときは、オブジェクト識別子を管理パケットまたはフレームに入れてエージェントに送る。
【0018】
エージェントでは、そのオブジェクト識別子を解釈して、当該オブジェクト識別子に対応するオブジェクトの値をパケットに入れて、ネットワークデバイス管理プログラムに送り返す。
【0019】
エージェントは、管理対象ネットワークデバイスの管理情報をデータベースの形式で保持している。このデータベースのことをMIB(ManagementInformation Base)という。MIBにおける管理情報のことをMIB情報といい、MIBにおけるそれぞれのオブジェクトをMIBオブジェクトという。MIBは木構造のデータ構造をしており、全てのノードに一意に番号が付けられている。このノードの識別子のことをオブジェクト識別子(Object Identifier)という。
【0020】
MIBの構造は、管理情報構造(Structure of Management Information)と呼ばれ、RFC1155 Structure andIdentifier of Management Information for TCP/IP−based Internetsで規定されている。
【0021】
次に、エージェントが実装されるネットワークボード(NB)101について説明する。図13は、NB101をプリンタ102にインストールした状態を示す一部破断図である。NB101はネットワーク接続のためのフェーズプレート1301と印刷回路ボード1302から構成されており、コネクタ1303を介してプリンタインターフェースカード1304に接続される。
【0022】
プリンタインターフェースカード1304は、プリンタ102のプリンタエンジンを直接、制御する。印刷データ及びプリンタ状態コマンドは、NB101からコネクタ1303を介して、プリンタインターフェースカード1304へ入力され、また、プリンタの状態情報はプリンタインターフェースカード1304からコネクタ1303を介してNB101へ出力される。
【0023】
NB101は、この状態情報をプリンタ102の管理情報として、フェーズプレート1301のネットワークコネクタを介してLAN100上へ送信する。同時に、NB101はシリアルポート1305及びパラレルポート1306等を介して、LAN100から印刷データを受信することができる。
【0024】
図14は、NB101とプリンタ102とLAN100との電気的接続を示すブロック図である。NB101は、LAN100とはLANインターフェースを介して、プリンタ102とはプリンタインターフェースを介して、直接接続されている。
【0025】
NB101には、マイクロプロセッサ1401、ROM1402、RAM1403、共有メモリ1404とがあり、これらは内部バスを通じて相互に接続されている。マイクロプロセッサ1401はNB101を制御する。ROM1402はマイクロプロセッサ1401の動作プログラムを格納する。RAM1403はマイクロプロセッサ1401がプログラムを実行するときのワークエリアとして用いられる。共有メモリ1404はNB101とプリンタインターフェースカード1304とが相互に情報をやり取りするために用いられる。なお、共有メモリ1404の代わりに、SCSIインターフェース等のインターフェースを使用することもできる。
【0026】
NB101上にエージェントを実装するためのプログラムはROM1402に格納される。マイクロプロセッサ1401は、ROM1402に格納されたプログラムにしたがって動作し、ワークエリアとしてRAM1403を用いる。また、プリンタインターフェースカード1304と通信するためのバッファ領域として共有メモリ1404を用いる。
【0027】
また、SNMPプロトコルについて簡単に説明する。ネットワークデバイス管理プログラムとエージェントとはSNMPプロトコルを用いて通信する。SNMPプロトコルには5種類のコマンドがあり、それぞれGet−request、Get−next−request、Get−response、Set−request、Trapと呼ばれる。
【0028】
Get−requestおよびGet−next−requestは、ネットワークデバイス管理プログラムがエージェントからMIB情報を取得するために、エージェントに対して送るコマンドである。このコマンドを受け取ったエージェントは、MIB情報をネットワークデバイス管理プログラムに通知するために、Get−responseコマンドを送る。
【0029】
Set−requestは、ネットワークデバイス管理プログラムがエージェントのMIBオブジェクトに値を設定するために、エージェントに対して送るコマンドである。このコマンドを受け取ったエージェントは、MIBオブジェクトに値を設定した後、その設定結果をネットワークデバイス管理プログラムに通知するためにGet−responseコマンドを送る。
【0030】
Trapは、エージェント自身の状態の変化をネットワークデバイス管理プログラムへ通知するために、エージェントがネットワークデバイス管理プログラムに対して送るコマンドである。
【0031】
エージェントはプリンタ102に接続されているネットワークボード(NB)101上で動作し、ネットワークデバイス管理プログラムはPC上で動作する。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来における管理対象ネットワークデバイスのMIB情報を取得するシステムにおいては、ユーザがネットワークデバイスに関する情報の表示要求を出すたびに、当該システムを構成するモジュールがいくつもロードされて、SNMPプロトコルによる通信が行われる。それが原因となって、ユーザがネットワークデバイスに関する情報の表示要求を出してから、実際に情報が表示されるまでにかなりの時間がかかっていた。
【0033】
つまり、ユーザによるネットワークデバイスに関する情報の表示要求が発生するたびに、ネットワークデバイス管理プログラムがネットワークデバイスのエージェントに対してMIB情報を取得要求するため、ネットワーク200のトラフィックが増加するとともに、ネットワークデバイスに負荷をかけていた。
【0034】
そこで、本発明は、上記従来例に鑑みて、ネットワークデバイス管理プログラムからネットワークデバイスのエージェントに対するMIB情報の取得要求をできるだけ少なくし、迅速な情報表示と、ネットワークのトラフィック及びネットワークデバイスの負荷の削減を実現することを目的としている。
【0035】
【課題を解決するための手段】
ネットワークデバイスに関する情報を出力するネットワークデバイス管理方法において、
前記ネットワークデバイスから管理情報の値としてネットワークデバイスの状態を示すパラメータを取得する管理情報取得ステップと、
前記ネットワークデバイスのうち、一台のネットワークデバイスの状態を示す複数のパラメータを保存用データとして保存する保存用データ保存ステップと、
前記一台のネットワークデバイスに対応する複数の情報を出力するために、前記一台のネットワークデバイスに対応する複数のパラメータにそれぞれ定められた、複数の有効期限に基づいて、前記保存ステップで保存された複数のパラメータがそれぞれ有効であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで有効であると判定されたパラメータはネットワークデバイスに関する情報として使用し、前記判定ステップで有効でないと判定されたパラメータはネットワークデバイスに関する情報として使用せずに、該ネットワークデバイスに関する情報を出力データに埋め込んで出力する情報出力ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークデバイス管理方法。
【0083】
【発明の実施の形態】
〔1〕第1の実施形態
近年のインターネットの普及により、ネットワークデバイス管理プログラムをクライアントPCごとにそれぞれ動作させるのではなく、ネットワークデバイス管理プログラムをWWWサーバPC150上で動作させて、クライアントPCにおいて、ユーザはユーザインターフェースとしてWWWブラウザを用いて、ネットワークデバイスに関する情報を見る。
【0084】
つまり、WWWサーバPC150にインストールされたネットワークデバイス管理プログラムがネットワークデバイスに関する情報を示すHTMLドキュメントを生成し、それぞれのユーザは、PC103、PC104において、WWWブラウザの表示画面でそのHTMLドキュメントの内容を見る。あるいは、ユーザは、WWWブラウザの表示画面でプリンタの設定を行い、その設定内容をWWWサーバPC150上のネットワークデバイス管理プログラムを介して特定のプリンタに送信することができる。
【0085】
図2を用いて、一般的なWWWシステムの動作及びWWWシステムに基づいたネットワークデバイス管理プログラムの動作の概要を説明する。
【0086】
PC201は図1におけるWWWサーバPC150と同等であり、PC201ではWWWサーバプログラム211が動作している。PC201のディスクにはHTMLで記述された多数のWWWページデータが格納されている。PC203及び204上で動作しているWWWブラウザプログラム213及び214は、それぞれのユーザにより指定されたWWWページを表示するために、PC201上で動作しているWWWサーバプログラム211に対して、当該指定されたWWWページのWWWページデータの取得要求を行う。
【0087】
WWWサーバプログラム211は、WWWブラウザプログラム213及び214からのWWWページデータの取得要求に対する応答として、当該指定されたページのWWWページデータを送る。WWWブラウザプログラム213及び214は、取得したWWWページデータを解析して、その記述に従い当該指定されたページの内容を表示する。
【0088】
WWWサーバプログラム211は、WWWブラウザプログラム213及び214からのWWWページデータの取得要求の中にCGI(Common Gateway Interface)を経由した要求が含まれている場合には、CGIの所定の方法により外部スクリプト或いは外部プログラムを起動し、その外部スクリプト或いは外部プログラムが生成するWWWページデータをWWWブラウザプログラム213及び214に送り返す。
【0089】
次に、上記CGIで起動された外部プログラムがネットワークデバイス管理プログラムである場合について説明する。WWWサーバプログラム211によりCGIで起動されたネットワークデバイス管理プログラム221は、SNMPプロトコルを用いて、管理対象ネットワークデバイスのエージェント、例えば、プリンタ202のエージェント212から必要なMIB情報を取得する。そして、取得したMIB情報をもとにHTMLで記述されたWWWページデータを生成し、WWWサーバプログラム211に渡す。なお、プリンタ202は図1におけるプリンタ102と同等である。
【0090】
図3は、ネットワークデバイス管理プログラムが稼動可能なPCの構成を示すブロック図である。図3において、350はネットワークデバイス管理プログラムが稼動するPCであり、図2におけるWWWサーバPC201と同等である。PC350は、CPU301、ROM302、RAM303、システムバス304、キーボードコントローラ(KBC)305、CRTコントローラ(CRTC)306、ディスクコントローラ(DKC)307、ネットワークインターフェースカード(NIC)308、キーボード(KB)309、CRTディスプレイ(CRT)310、ハードディスク(HD)311、フロッピーディスク(FD)312とを備えた構成となっている。
【0091】
CPU301は、ROM302またはHD311に記憶された、あるいはフロッピーディスクドライブに挿入されたFD312より供給される、図4から図12に示されるネットワークデバイス管理プログラムを実行し、システムバス304に接続されている各デバイスを総括的に制御する。
【0092】
RAM303はCPU301の主メモリ、ワークエリアなどとして使用される。KBC305はKB309や不図示のポインティングデバイスなどからの指示入力を制御する。CRTC306はCRT310の表示を制御する。
【0093】
HD311およびFD312はブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、およびネットワーク管理プログラムなどを記憶する。DKC307はHD311およびFD312へのアクセスを制御する。NIC308はLAN300を介してネットワークデバイスと双方向にデータを送受信する。
【0094】
図4は、本発明の第1の実施形態におけるネットワークデバイス管理プログラムのモジュール構成図である。ネットワークデバイス管理プログラム401は、CGIインターフェース402、全体制御モジュール403、パラメータモジュール404、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス探索モジュール408、デバイス詳細モジュール410、デバイス固有モジュール410、テンプレートモジュール412、プロトコルモジュール409を備えた構成となっている。
【0095】
ネットワークデバイス管理プログラム401は、WWWサーバプログラム400から起動され、CGIインターフェース402を介してWWWサーバプログラム400とCGIパラメータおよびHTMLドキュメントをやり取りする。
【0096】
全体制御モジュール403は、パラメータモジュール404にCGIパラメータの登録を指示した後、CGIパラメータの中のコマンドパラメータに応じて、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール410のいずれかに制御を振り分ける。CGIパラメータに誤りがあった場合には、テンプレートモジュール412を介して、CGIパラメータに誤りがある旨のHTMLドキュメントを生成することもある。
【0097】
パラメータモジュール404は、全体制御モジュール403により登録を指示されたCGIパラメータをテーブル形式で保存および管理する。他のモジュールは、必要に応じて、パラメータモジュール404から必要なCGIパラメータを取得することができる。
【0098】
システムモジュール405は、ネットワークデバイス管理プログラム401の動作を規定するシステムパラメータ(例えば、ネットワークデバイスの探索で使用するプロトコル)の表示および設定に関する制御をし、それに関連するHTMLドキュメントをテンプレートモジュール412を介して生成する。
【0099】
システムモジュール405は、パラメータモジュール404からコマンドパラメータを取得し、コマンドパラメータの内容がシステムパラメータの表示要求であった場合は、システム設定ファイル406から必要な情報を読み出し、テンプレートモジュール412を介してシステムパラメータ表示用HTMLドキュメントを生成する。
【0100】
また、コマンドパラメータの内容がシステムパラメータの設定要求であった場合には、システム設定ファイル406にシステムパラメータを書き込み、テンプレートモジュール412を介して設定後に表示すべきHTMLドキュメントを生成する。
【0101】
なお、図には示していないが、ネットワーク管理プログラム401を構成する各モジュールは、システム設定ファイル406に保存されたシステムパラメータを必要に応じて読み出すことができる。
【0102】
デバイスリストモジュール407は、デバイス探索モジュール408により探索されたネットワークデバイスの一覧(デバイスリスト)の表示に関する制御をし、それに関連するHTMLドキュメントをテンプレートモジュール412を介して生成する。また、デバイスリストの表示オプションの処理なども行う。
【0103】
デバイス探索モジュール408は、ネットワークに接続されたデバイスを探索する。
【0104】
デバイス詳細モジュール410は、CGIパラメータにより指定されたネットワークデバイスの詳細情報の表示に関する制御をし、それに関連するHTMLドキュメントをテンプレートモジュール412を介して生成する。なお、デバイス詳細モジュール410は、指定されたネットワークデバイスの詳細情報を取得するために、当該指定されたネットワークデバイスに対応するデバイス固有モジュール411に指示を出す。
【0105】
デバイス固有モジュール411は、ネットワークデバイスの種類ごとに存在する。デバイス固有モジュール411は、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール410により指定されたIPアドレスに対応するネットワークデバイスから必要なMIB情報を取得する。
【0106】
また、ネットワークデバイスのMIBオブジェクトに値を設定するときには、CGIパラメータで通知された設定値を、MIBオブジェクトに設定可能な値に変換する。
【0107】
プロトコルモジュール409は、MIBのハンドリング、SNMPパケットの送受信、トランスポートプロトコルの制御など、ネットワーク管理プログラムがネットワークデバイス450と通信するために必要な制御を行う。
【0108】
テンプレートモジュール412は、図3のハードディスク311に保存されているテンプレートファイル413をもとにネットワークデバイス管理プログラム401の出力結果としてHTMLドキュメントを生成する。
【0109】
そのため、テンプレートモジュール412は、CGIパラメータ、全体制御モジュール403、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール409により指定されたテンプレートファイルをオープンする。そして、そのテンプレートファイルの内容を解析し、テンプレートファイル内で宣言されたテンプレート変数の値を、全体制御モジュール403、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール409のいずれかに問い合わせて、返ってきた値をその変数に埋めることによりHTMLドキュメントを生成する。
【0110】
同一のテンプレートファイルをもとに2回目以降にHTMLドキュメントを生成する際には、その処理時間を短縮するために、HTMLドキュメントを生成する際に1度使用したテンプレート変数の値をキャッシュファイル414に保存する。
【0111】
キャッシュファイルは、それぞれのテンプレートファイルごとに用意される。なお、キャッシュファイル414は、図3のHD311に記憶される。
【0112】
次に、デバイスリストについて説明する。図5はデバイスリストを示す画面図である。ユーザがこの画面を示すURLを指定することにより、CGI経由でネットワークデバイス管理プログラムが起動され、デバイスリストモジュール407はデバイス探索モジュール408にネットワークデバイスの探索指示を出す。すると、デバイス探索モジュール408はネットワークに接続されているネットワークデバイスを探索する。
【0113】
そして、その結果をもとに、テンプレートモジュール412を介して、探索で察知されたネットワークデバイスについてデバイスの種類(501)、デバイス名(502)、製品名(503)、ネットワークボード製品名(504)、ネットワークアドレス(505)、デバイスの状態(506)を表示するHTMLドキュメントが生成される。
【0114】
デバイスの種類は、普通のプリンタであるとか、コピー機能もついた複合機であるとかによって分類され、501のようにアイコンで表示される。デバイス名とは、ユーザがそれぞれのネットワークデバイスに付けた名前である。デバイスの状態は、ネットワークデバイスにおいて発生しているエラーの重要度によってアイコンが変化して表示される。
【0115】
ユーザが、あるデバイス名をポインティングデバイスでクリックすると、ネットワークデバイス管理プログラムが再度起動され、当該デバイス名に対応するネットワークデバイスの詳細情報が表示される。
【0116】
次に、デバイス詳細について説明する。図6及び図7はデバイス詳細を表示する画面図である。デバイスリストにおいて、ユーザがあるデバイス名をクリックすると、そのデバイス名に該当するネットワークデバイスのIPアドレスがネットワークデバイス管理プログラムに渡され、対応するネットワークデバイスの詳細情報が表示される。
【0117】
表示される情報は、状態(702)、装備情報(703)、機器情報(704)、ネットワークボード情報(705)、プロトコル情報(706)である。
【0118】
次に、テンプレートファイル413について説明する。図8は、テンプレートファイルの構造801、HEADブロック802の記述例、BODYブロック803の記述例を示す。
【0119】
テンプレートファイルの内容は、<<TEMPLATE>>タグで始まり、<</TEMPLATE>>タグで終わる。さらに、その中は、<<HEAD>>タグと<</HEAD>>タグの間に記述されるHEADブロック802、<<BODY>>タグと<</BODY>>タグとの間に記述されるBODYブロック803の2つのブロックから構成される。
【0120】
HEADブロック802には、デバイス情報をテンプレート変数として宣言する<<VARIABLE>>タグが記述される。デバイス情報とは、主にMIB情報から得られる情報で、MIBオブジェクトの値そのものである場合や複数のMIBオブジェクトの値から求められる値である場合がある。
【0121】
デバイス情報の値が複数のMIBオブジェクトの値から求められる例として次のようなものがある。図6に示すようにネットワークデバイスのイメージ図701を表示する場合、デバイス情報の値としてイメージファイルのファイル名が設定される。ここで、どのイメージファイルを使用するかを決めるためには、ネットワークデバイスの製品名、各オプション(例えば、ソータ、フィーダ、トレイ)の有無などを複数のMIBオブジェクトから知る必要がある。
【0122】
表示すべきデバイス情報には、その値が変わりやすいものとそうでないものがあるので、<<VARIABLE>>タグの中では、テンプレート変数の宣言をするとともに、それぞれのテンプレート変数の有効期限を EXP=“日.時間.分” といった形で記述しておく。なお、ユーザはこの有効期限を自由に設定することができ、それぞれのテンプレート変数で有効期限の長さが異なるように設定することもできる。なお、有効期限の利用法については、後述する。
【0123】
テンプレートモジュール412がテンプレートファイル413をもとにHTMLドキュメントを生成する際には、まず、HEADブロック802を解析する。それにより、HTMLドキュメントを生成するに当たり、どのようなテンプレート変数の値が必要であるか、すなわち、どのようなデバイス情報が必要であるかが分かる。例えば、<<VARIABLE NAME=“WNTVAR_DCV_PRODUCT” EXP=“1.0.0”>>を解析することにより、あるネットワークデバイスの製品名を取得する必要があることが分かる。
【0124】
BODYブロック803は、実際にWWWブラウザで表示される内容がHTMLで記述された部分であり、テンプレート変数の値を埋め込む<<EMBED>>タグ等を含む。BODYブロック803を解析する際には、<<EMBED>>タグと、そこに記述されている変数名に対応するテンプレート変数の値とを置き換える。
【0125】
以下にテンプレートファイルで使用されるタグとその機能の一覧を示す。
タグ 機能
TEMPLATE テンプレートの記述
HEAD ヘッダ記述
BODY 本体記述
LINK 関連するテンプレートファイルの記述
VARIABLE テンプレート変数の宣言
INCLUDE テンプレートファイルのインクルード
SET 変数の値の設定
EMBED 変数の値の埋め込み
ISVALID 変数値が有効であるかどうかの評価
EVAL 変数値の比較
LOOP 繰り返しの記述
COMMENT コメントの記述
【0126】
次に、キャッシュファイル414について説明する。図9は、キャッシュファイルの内容の一例である。キャッシュファイルはテンプレートファイルごとに用意されており、テンプレートファイルのHEADブロックで宣言されたテンプレート変数ごとに、変数名、値、最終更新時刻が保存される。例えば、図9の1行目には、テンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値は“LBP”で、6月2日10時30分にその値がキャッシュファイルに保存されたことが示されている。
【0127】
図10は、テンプレートモジュール412がテンプレートファイル413を解析する際の動作を示すフローチャートである。まず、ステップS1001において、テンプレートファイル413のHEADブロックで宣言されたテンプレート変数の個数を求め、変数nに代入する。また、カウンタiを1に初期化する。
【0128】
ステップS1003において、カウンタiの値が変数nの値より大きいかを判定し、カウンタiの値が変数nの値より大きければ、ステップS1004において,BODY部を解析して<<EMBED>>タグにテンプレート変数の値を埋めていく。
【0129】
カウンタiの値が変数nの値以下であれば、ステップS1005に移る。ステップS1005においては、第i番目に宣言されたテンプレート変数の有効期限と、当該テンプレート変数のキャッシュファイルにおけるキャッシュ値の更新時刻を得る。なお、キャッシュ値とはキャッシュファイルに保存された値(データ)のことをいう。
【0130】
ステップS1006においては、現在時刻とステップS1005で得た更新時刻との時差を計算し、その時差がステップS1005で得た有効期限以下であるかを判定する。以下であれば、ステップS1007において、キャッシュ値が有効であるとして、当該テンプレート変数の値としてキャッシュ値を用いる。
【0131】
以下でなければ、ステップS1008において、当該テンプレート変数の値を、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール410のいずれかに問い合わせて得る。システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール410は、それぞれに関連するテンプレートファイルのテンプレート変数について、その値の出し方を記憶している。
【0132】
それにより、例えば、テンプレートモジュール412が、あるネットワークデバイスのデバイス詳細において製品名を表示するために、テンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値をデバイス詳細モジュール410に問い合わせると、デバイス詳細モジュール410は、CGIパラメータに含まれるIPアドレスと製品名を示すMIBオブジェクト識別子をデバイス固有モジュール411に渡して当該MIBオブジェクトの値を取得する。
【0133】
そして、デバイス詳細モジュール410は取得したMIBオブジェクトの値からテンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値を出して、テンプレートモジュール412にその値を返す。
【0134】
ステップS1009においては、ステップS1008で得たテンプレート変数の値をキャッシュファイルに保存し、保存した時刻を更新時刻とする。なお、当該テンプレート変数の値を求めた時刻を更新時刻として保存してもよい。
【0135】
ステップS1010では、カウンタiを1だけ増やし、ステップS1003に戻る。
【0136】
図11は、ネットワークデバイス管理プログラムのファイル構成図である。なお、このファイル構成は図3のハードディスク(HD)311に構築される。
【0137】
影付きのボックスがディレクトリを表し、単枠のボックスがファイルを表している。1101はネットワークデバイス管理プログラムのルートディレクトリである。このルートディレクトリ1101の下には、Documentディレクトリ1102、Imageディレクトリ1103、Templateディレクトリ1104が存在し、その他、実行ファイルであるWNS.exe1105および各種HTMLファイル1106が存在する。
【0138】
Documentディレクトリ1102の下には、テンプレート変数の値を一時的に保存するためのキャッシュファイルが存在する。なお、キャッシュファイルは各テンプレートファイルごとに用意される。Imageディレクトリ1103の下には、情報の表示に使用される各種のイメージファイル1107が存在する。
【0139】
Templateディレクトリ1104は、テンプレートファイルを格納するためのディレクトリであり、その下には3つのディレクトリがある。sysディレクトリ1108には、デバイスリスト、エラー関係などの個々のネットワークデバイスに依存しない情報を表示するためのテンプレートファイル1111が格納されている。
【0140】
productディレクトリ1109には、製品固有の詳細情報を表示するためのテンプレートファイル1112が格納されており、製品の種類だけテンプレートファイルが存在する。なお、このテンプレートファイルで表示される詳細情報は、図6に示されている状態(702)、装備情報(703)、機器情報(704)である。
【0141】
また、NICディレクトリ1110には、ネットワークボード固有の詳細情報を表示するためのテンプレートファイル1113が格納されており、ネットワークボードの種類だけテンプレートファイルが存在する。なお、このテンプレートファイルで表示されるデバイス情報は、図7で示されているネットワーク情報(705)、プロトコル情報(706)である。
【0142】
ただし、複数の製品もしくはネットワークボード間で同一のテンプレートファイルを共有することができる場合は、必ずしも製品もしくはネットワークボードの種類だけテンプレートファイルを用意する必要はない。
【0143】
以上、第1の実施形態について説明したが、次のように変更してもよい。
【0144】
まず、第1の実施形態では、テンプレート変数の有効期限をテンプレートファイル内に記述したが、テンプレートファイルとは別に有効期限記憶用のファイルを用意しても良いし、また、有効期限を記憶するデータベースを別に用意しても良い。
【0145】
同様に、第1の実施形態では、テンプレート変数のキャッシュ値の更新時刻をキャッシュ値と同じキャッシュファイルに記憶したが、キャッシュファイルとは別にキャッシュ値の更新時刻記憶用のファイルを用意しても良いし、また、更新時刻を記憶するデータベースを別に用意しても良い。
【0146】
また、第1の実施形態では、テンプレート変数の値をキャッシュファイルに保存したが、MIBオブジェクトの値をネットワークデバイスのIPアドレス及びMIBオブジェクト識別子と組にしてキャッシュファイルに保存し、MIBオブジェクト或いはある一群のMIBオブジェクトごとにキャッシュ値の更新時刻と有効期限を保持するようにしてもよい。
【0147】
MIBオブジェクトの値をキャッシュファイルに保存する場合の一例として、図12は、あるネットワークデバイスのデバイス詳細において製品名を表示するために、テンプレートモジュール412がテンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値をデバイス詳細モジュール410に問い合わせたときの、デバイス詳細モジュール410の動作を示すフローチャートである。
【0148】
まず、ステップS1201において、テンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値の問い合わせを受けると、ステップS1202において、CGIパラメータに含まれるネットワークデバイスのIPアドレスを得る。
【0149】
つぎに、ステップS1203において、当該IPアドレスのネットワークデバイスにおける製品名を示すMIBオブジェクトのキャッシュ値の更新時刻と有効期限を得る。
【0150】
そして、ステップS1204において、当該更新時刻と現在時刻との時差を有効期限と比較する。時差が有効期限以下であれば、ステップS1205に進み、製品名を示すMIBオブジェクトのキャッシュ値をテンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値としてテンプレートモジュール410に送る。
【0151】
時差が有効期限以下でなければ、ステップS1206に進み、当該IPアドレスのネットワークデバイスのエージェントから製品名を示すMIBオブジェクトの値を取得する。
【0152】
そして、ステップS1207において、取得したMIBオブジェクトの値をテンプレート変数WNTVAR_DCV_PRODUCTの値としてテンプレートモジュール410に送る。更に、ステップS1208において、取得したMIBオブジェクトの値をキャッシュファイルに保存し、その保存した時刻を更新時刻とする。なお、当該MIBオブジェクトの値を取得した時刻を更新時刻としてもよい。
【0153】
〔2〕第2の実施形態
本発明の第1の実施形態では、デバイス情報の値或いは管理情報の値を保存し、その保存したデバイス情報の値或いは管理情報の値に有効期限を設けた。これに対し、本発明の第2の実施形態では、生成したHTMLドキュメントを保存し、その保存したHTMLドキュメントに有効期限を設ける。
【0154】
第2の実施形態における、ネットワークデバイス管理プログラムが稼動可能なPCの構成は、図4で示した第1の実施形態におけるものと同様であるため説明を省略する。
【0155】
図15は、本発明の第2の実施形態におけるネットワークデバイス管理プログラムのモジュール構成図である。ネットワークデバイス管理プログラム401は、CGIインターフェース402、全体制御モジュール403、パラメータモジュール404、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス探索モジュール408、デバイス詳細モジュール409、デバイス固有モジュール410、テンプレートモジュール1512、プロトコルモジュール409を備えた構成となっている。
【0156】
第1の実施形態と同様な部分については、その説明を省略する。なお、第1の実施形態と第2の実施形態における相違点は、テンプレートモジュール1512、テンプレートファイル1513、キャッシュファイル1514、有効期限ファイル1515である。
【0157】
まず、図16において、第2の実施形態におけるテンプレートファイル1513について説明する。第2の実施形態では、テンプレートモジュール1512が生成したHTMLドキュメントがキャッシュファイルとして保存され、第1の実施形態とは違ってテンプレート変数の値はキャッシュファイルに保存されないため、テンプレート変数に有効期限を設ける必要はない。そのため、HEADブロック1602においては、テンプレート変数を宣言する際に、<<VARIABLE>>タグの中に有効期限を記述しない。
【0158】
次に、図17において、第2の実施形態におけるキャッシュファイル1514について説明する。ネットワークデバイス管理プログラムが起動されるときには、CGIパラメータの中に、WWWブラウザプログラムから表示要求された情報のカテゴリ(デバイスの状態、デバイスの装備情報、デバイスのネットワーク情報など)を示すページ識別子、情報取得の対象となるネットワークデバイスを識別するデバイス識別子、及び情報取得の対象となるネットワークデバイスのアドレスが含まれている。
【0159】
そこで、生成されたHTMLドキュメントは、例えば図17に示すように、アドレス(008500AB00EF)及びデバイス識別子(LBP930)で示されるディレクトリの中に、ページ識別子( status)で示されるファイル名(status.html)のキャッシュファイルとして保存される。
【0160】
次に、テンプレートモジュール1512がHTMLドキュメントを生成する際の動作を説明する。図18は、テンプレートモジュール1512がHTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャートである。
【0161】
まず、ステップS1801において、テンプレートモジュール1512は、CGIパラメータの中に含まれるページ識別子、デバイス識別子、及びネットワークアドレスを得る。そして、ステップ1802において、ネットワークアドレス及びデバイス識別子で示されるディレクトリの中にページ識別子で示されるファイル名のキャッシュファイルが存在するかを確認する。
【0162】
存在しない場合には、ステップS1803において、所定のテンプレートファイルをもとに新たにHTMLドキュメントを生成する。
【0163】
存在する場合には、ステップS1804において、有効期限ファイル1515から当該キャッシュファイルの有効期限を取得する。有効期限ファイル1515は、アドレス及びデバイス識別子で示されるディレクトリの中のページ識別子で示されるファイル名のキャッシュファイルごとに、その有効期限が記憶されている。
【0164】
次に、ステップ1805において、当該キャッシュファイルのタイムスタンプを取得して、当該キャッシュファイルが最後に更新された時刻を得る。そして、ステップS1806において、現在時刻とステップS1805で得た更新時刻との時差を計算し、その時差が有効期限以下であるかを判定する。
【0165】
以下であれば、ステップS1807において、当該キャッシュファイルをそのままHTMLドキュメントとして出力する。以下でなければ、ステップS1803において、所定のテンプレートファイルをもとにHTMLドキュメントを生成する。
【0166】
次に、図19を用いて、ステップS1803において、テンプレートファイル1513をもとにHTMLドキュメントを生成する手順について説明する。
【0167】
まず、ステップS1901において、図18のステップS1801において取得したページ識別子、デバイス識別子、及びアドレスから、所定のテンプレートファイルをオープンする。
【0168】
ステップS1902において、当該テンプレートファイルのHEADブロックを解析して、値を取得する必要があるテンプレート変数を確認する。そして、ステップS1903において、必要なテンプレート変数の値を、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス詳細モジュール410に問い合わせて得る。
【0169】
次に、ステップS1904において、当該テンプレートファイルのBODYブロックを解析して、<<EMBED>>タグと、そこに記述されている変数名に対応するテンプレート変数の値とを置き換えて、HTMLドキュメントを生成する。
【0170】
最後に、ステップS1905において、生成したHTMLドキュメントを、アドレス及びデバイス識別子で示されるディレクトリの中にページ識別子で示されるファイル名のキャッシュファイルとして保存する。
【0171】
第2の実施形態では、生成したHTMLドキュメントをキャッシュファイルとして保存したが、ステップS1903で得た全てのテンプレート変数の値を変数名と組にして、ステップS1801で取得したアドレス及びデバイス識別子で示されるディレクトリの中のページ識別子で示されるファイル名のキャッシュファイルに保存してもよい。この場合でも、テンプレート変数ごとにそのキャッシュ値を更新した時刻を保存する必要はない。
【0172】
そして、ステップS1807では、キャッシュファイルに保存されたテンプレート変数の値をテンプレートファイルの<<EMBED>>タグに埋めて、HTMLドキュメントを生成する。
【0173】
〔3〕第3の実施形態
第1の実施形態及び第2の実施形態では、キャッシュファイルに或いはキャッシュファイルとして保存しておくものがデバイス情報の値、管理情報の値、或いはHTMLドキュメントのいずれか1形態であるが、第3の実施形態では、保存しておくものの形態が複数ある。以下、第3の実施形態について説明する。
【0174】
第3の実施形態における、ネットワークデバイス管理プログラムが稼動可能なPCの構成は、図4で示した第1の実施形態におけるものと同様であるため説明を省略する。
【0175】
図20は、本発明の第3の実施形態におけるネットワークデバイス管理プログラムのモジュール構成図である。ネットワークデバイス管理プログラム401は、CGIインターフェース402、全体制御モジュール403、パラメータモジュール404、システムモジュール405、デバイスリストモジュール407、デバイス探索モジュール408、デバイス詳細モジュール409、デバイス固有モジュール410、テンプレートモジュール2012、プロトコルモジュール409を備えた構成となっている。
【0176】
第1の実施形態及び第2の実施形態と同様な部分については、説明を省略する。なお、第3の実施形態と第1の実施形態及び第2の実施形態との相違点は、テンプレートモジュール2012、テンプレートファイル413、テンプレートファイル1513、キャッシュファイル414、キャッシュファイル1514、有効期限ファイル1515、である。
【0177】
まず、第3の実施形態におけるテンプレートファイル413及びテンプレートファイル1513について説明する。第3の実施形態では、第1の実施形態のように使用したテンプレート変数の値を保存する場合(キャッシュファイル414)と、第2の実施形態のようにテンプレートモジュール2012が生成したHTMLドキュメントを保存する場合(キャッシュファイル1614)とがある。
【0178】
そのため、テンプレートファイルによって、図8に示すようにHEADブロック802でテンプレート変数を宣言する際に、<<VARIABLE>>タグの中に有効期限を記述する場合(テンプレートファイル413)と、図16に示すように<<VARIABLE>>タグの中に有効期限を記述しない場合(テンプレートファイル1513)がある。
【0179】
次に、第3の実施形態におけるキャッシュファイル414及びキャッシュファイル1514について説明する。キャッシュファイル414では、第1の実施形態と同様に、それぞれのテンプレート変数について、変数名、値、更新時刻を保存する。キャッシュファイル1514では、第2の実施形態と同様に、テンプレートモジュール2012が生成したHTMLドキュメントをキャッシュファイルとして保存する。
【0180】
以下、一例として、第3の実施形態では、図6に示すデバイスリストのHTMLドキュメントは、図8に示すテンプレートファイル413をもとに生成され、生成される際にはキャッシュファイル414が使用される。その他のHTMLドキュメントは、図16に示すテンプレートファイル1513をもとに生成され、生成される際にはキャッシュファイル1514が使用されることとする。
【0181】
次に、テンプレートモジュール2012がHTMLドキュメントを生成する際の動作を説明する。図21は、テンプレートモジュール2012がHTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャートである。
【0182】
ステップS2101において、まず、どの種類のHTMLドキュメントを生成するかを特定するために、CGIパラメータに含まれているページ識別子を取得する。そして、ステップS2102において、ページ識別子がデバイスリストを示すものであるかを判定する。
【0183】
ページ識別子がデバイスリストを示すものであれば、ステップS2103において、デバイスリストのHTMLドキュメントを生成する。この時、テンプレートモジュール2012がHTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャートは、図10のフローチャートと同様である。なお、フローチャートの途中で取得するテンプレート変数のキャッシュ値は、キャッシュファイル414に保存されている。
【0184】
ページ識別子がデバイスリストを示すものでなければ、ステップS2104において、HTMLドキュメントを生成する。ステップS2104において、テンプレートモジュール2012がHTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャートは、図18及び図19に示すフローチャートと同様である。
【0185】
なお、図18及び図19に示すフローチャートの途中で取得するキャッシュファイルの有効期限は有効期限ファイル2015に記憶されている。
【0186】
本発明の目的は、前述した第1から第3の実施形態における様々な機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、図22に示すようにシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0187】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した第1から第3の実施形態における機能を実現することになり、よって、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0188】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,DVD−ROMなどを用いることができる。
【0189】
また、本発明の目的は、前述した第1から第3の実施形態における様々な機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、図22に示すように、送出装置2204、例えば、WebサーバやHTTPサーバが送出して、それをネットワーク或いは公衆回線2205を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がそのプログラムコードを実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0190】
この場合、送出装置から送出されたプログラムコード自体が前述した第1から第3の実施形態における機能を実現することになり、よって、そのプログラムコードを送出する送出装置は本発明を構成することになる。
【0191】
図23は、本発明に係るプログラムがRAMにロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。なお、ネットワークデバイス管理プログラム2304の部分には、図4或いは図15或いは図20に示される各モジュールに対応するプログラムコートが格納されている。
【0192】
本プログラム及び関連データを直接RAMにロードして実行させる例を示したが、この他に本プログラム及び関連データを一旦不揮発性記憶媒体であるハードディスクに格納(インストール)しておき、本プログラムを動作させる際にハードディスクからRAMにロードするようにしても良い。
【0193】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した第1から第3の実施形態における機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0194】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0195】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークデバイスに関する情報を出力するために使用したデータ、例えば、テンプレートファイルに宣言されたテンプレート変数の値や生成したHTMLドキュメントデータを保存することにより、再度ネットワークデバイスに関する情報を出力する際には、出力するのに必要な個々の情報についてネットワークデバイスから管理情報を取得するのを最小限に押さえることが可能である。
【0196】
更に、ネットワークデバイスに関する情報の出力要求が複数箇所から出された場合、これら複数回の出力において、保存されたデータが共有されることにより、或いは、これら複数回の出力においてデータを最後に保存した時刻或いは最後に取得した時刻を基準に、当該データが有効であるかを判定することにより、ネットワークデバイスから管理情報を取得するのを最小限に押さえることが可能である。
【0197】
更に、保存されたデータについて、個々に有効期限を設け、個々に更新時刻を保存することにより、例えば、値が変わり易いデバイス情報については、キャッシュ値の有効期限を短くしてできるだけ最新の値を取得するようにするなど、値が変わり易い情報と値が変わりにくい情報とで個別に対応することが可能である。
【0198】
更に、ネットワークデバイスに関する情報の内容に応じて、保存するデータの形態を変えることにより、ネットワークデバイスから管理情報を取得するのを最小限に押さえることが可能である。
【0199】
以上から、ネットワークデバイスに関する情報を出力するのにかかる時間を短縮し、更に、ネットワークのトラフィックとネットワークデバイスの負荷を削減するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】LANの構成図である。
【図2】一般的なWWWシステムの構成図である。
【図3】ネットワークデバイス管理プログラムが稼動可能なPCの構成図である。
【図4】第1の実施形態におけるネットワークデバイス管理プログラムのモジュール構成図である。
【図5】デバイスリストの例を示す図である。
【図6】デバイス詳細の例を示す図である。
【図7】デバイス詳細の例を示す図である。
【図8】第1の実施形態におけるテンプレートファイルの構造図である。
【図9】キャッシュファイルの例を示す図である。
【図10】テンプレートファイルを解析して、HTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャート図である。
【図11】ネットワークデバイス管理プログラムのファイル構成図である。
【図12】MIBオブジェクトの値をキャッシュファイルに保存した場合の、テンプレート変数の値の求め方を示すフローチャート図である。
【図13】ネットワークボードをプリンタにインストールした状態を示す一部破断図である。
【図14】ネットワークボードとプリンタとLANとの電気的接続を示すブロック図である。
【図15】第2の実施形態におけるネットワークデバイス管理プログラムのモジュール構成図である。
【図16】第2の実施形態におけるテンプレートファイルの構造図である。
【図17】第2の実施形態におけるキャッシュファイルの構成図である。
【図18】第2の実施形態において、HTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャート図である。
【図19】第2の実施形態において、テンプレートファイルを解析して、HTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャート図である。
【図20】第3の実施形態におけるネットワークデバイス管理プログラムのモジュール構成図である。
【図21】第3の実施形態において、HTMLドキュメントを生成する際の動作を示すフローチャート図である。
【図22】プログラムコードを記憶した記憶媒体、プログラムコードを送出する送出装置を示す図である。
【図23】プログラムがRAMにロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
100、110、120 ローカルエリアネットワーク(LAN)
101 ネットワークボード(NB)
102 開放型アーキテクチャを持つプリンタ
103、104、111,112、121,122 パーソナルコンピュータ(PC)
105、109、116 プリンタ
106、113 ファイルサーバPC
107、114 ネットワークディスク
108、115 プリントサーバPC
130a、130b モデム/トランスポンダ
140 バックボーン
150 WWWサーバPC
200 LAN
201 WWWサーバPC
211 WWWサーバプログラム
221 ネットワークデバイス管理プログラム
202 プリンタ
212 エージェント
203、204 クライアントPC
213、214 WWWブラウザプログラム
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 システムバス
305 キーボードコントローラ(KBC)
306 CRTコントローラ(CRTC)
307 ディスクコントローラ(DKC)
308 ネットワークインタフェースカード(NIC)
309 キーボード(KB)
310 CRTディスプレイ(CRT)
311 ハードディスク(HD)
312 フロッピーディスク(FD)
300 LAN
350 PC
400 WWWサーバプログラム
401 ネットワークデバイス管理プログラム
402 CGIインターフェイス
403 全体制御モジュール
404 パラメータモジュール
405 システムモジュール
406 システム設定ファイル
407 デバイスリストモジュール
408 デバイス探索モジュール
409 プロトコルモジュール
410 デバイス詳細モジュール
411 デバイス固有モジュール
412 テンプレートモジュール
413 テンプレートファイル
414 キャッシュファイル
450 ネットワークデバイス
501 デバイスの種類
502 デバイス名
503 製品名
504 ネットワークボード製品名
505 ネットワークアドレス
506 デバイスの状態
701 ネットワークデバイスのイメージ図
702 ネットワークデバイスの状態
703 ネットワークデバイスの装備情報
704 ネットワークデバイス機器情報
705 ネットワークデバイスのネットワークボード情報
706 ネットワークデバイスのプロトコル情報
801 テンプレートファイルの構成
802 HEADブロック
803 BODYブロック
1101 ネットワークデバイス管理プログラムディレクトリ
1102 Documentディレクトリ
1103 Imageディレクトリ
1104 Templateディレクトリ
1105 ネットワークデバイス管理プログラムの実行ファイル
1106 HTMLファイル
1107 画像ファイル
1108 SYSディレクトリ
1109 PRODUCTディレクトリ
1110 NICディレクトリ
1111、1112、1113 テンプレートファイル
1301 フェーズプレート
1302 印刷回路ボード
1303 コネクタ
1304 プリンタインターフェースカード
1305 シリアルポート
1306 パラレルポート
1401 マイクロプロセッサ(MPU)
1402 ROM
1403 RAM
1404 共有メモリ
1405 マイクロプロセッサ
1406 プリンタエンジン
1512 テンプレートモジュール
1513 テンプレートファイル
1514 キャッシュファイル
1515 有効期限ファイル
1601 テンプレートファイルの構造
1602 HEADブロック
1603 BODYブロック
2012 テンプレートモジュール
2201 PC
2202 フロッピーディスク
2203 フロッピーディスクドライブ
2204 サーバ(送出装置)
2205 LAN或いは公衆回線
2301 メモリマップ
2302 基本I/Oプログラム
2303 OS
2304 ネットワークデバイス管理プログラム
2305 関連データ
2306 ワークエリア

Claims (18)

  1. ネットワークデバイスに関する情報を出力するネットワークデバイス管理方法において、
    前記ネットワークデバイスから管理情報の値としてネットワークデバイスの状態を示すパラメータを取得する管理情報取得ステップと、
    前記ネットワークデバイスのうち、一台のネットワークデバイスの状態を示す複数のパラメータを保存用データとして保存する保存用データ保存ステップと、
    前記一台のネットワークデバイスに対応する複数の情報を出力するために、前記一台のネットワークデバイスに対応する複数のパラメータにそれぞれ定められた、複数の有効期限に基づいて、前記保存ステップで保存された複数のパラメータがそれぞれ有効であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで有効であると判定されたパラメータはネットワークデバイスに関する情報として使用し、前記判定ステップで有効でないと判定されたパラメータはネットワークデバイスに関する情報として使用せずに、該ネットワークデバイスに関する情報を出力データに埋め込んで出力する情報出力ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークデバイス管理方法。
  2. 前記保存用データを保存した時刻と現在時刻とのが当該保存用データに定められた有効期限内であれば、または、前記保存用データを取得した時刻と現在時刻とのが当該保存用データに定められた有効期限内であれば、当該パラメータがそれぞれ有効であると判定することを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス管理方法。
  3. 前記保存用データ保存ステップでは、前記管理情報取得ステップで取得された管理情報の値、または、前記情報出力ステップで出力された前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報が記述されたデータを、前記保存用データとして保存することを特徴とする請求項1或いは2に記載のネットワークデバイス管理方法。
  4. テンプレートファイル内のテンプレート変数が記述されている位置に前記保存用データを埋め込んで、前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報を生成する生成ステップを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  5. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報は、HTMLで記述されたドキュメントデータであり、前記情報出力ステップでは当該ドキュメントデータをWWWサーバを介して出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  6. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報に含まれる複数の管理情報ごとに、当該管理情報に対応する保存用データが有効であるかを判定し、有効でなければ、当該管理情報の値を前記ネットワークデバイスから取得して、当該値を使用し、当該値を保存用データとして保存することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  7. 前記管理情報は、前記ネットワークデバイスの状態情報、装備情報、機器情報、ネットワークボード情報、またはプロトコル情報であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  8. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報をWWWブラウザに表示する表示工程を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  9. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報はSNMPに規定されるMIBオブジェクトの一単位であり、前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報を含むMIBオブジェクトの一単位ごとに、有効期限を入力する入力手段をさらに備えたものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  10. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報はネットワークデバイスの製品名、または、ネットワークデバイスに装着されているオプションを示す情報であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のネットワークデバイス管理方法。
  11. ネットワークデバイスに対応する複数の情報を出力するネットワークデバイス管理装置であって、
    前記ネットワークデバイスから管理情報の値としてネットワークデバイスの状態を示すパラメータを取得する管理情報取得手段と、
    前記ネットワークデバイスのうち、一台のネットワークデバイスに対応する状態を示す複数のパラメータを保存用データとして保存する保存用データ保存手段と、
    前記一台のネットワークデバイスに対応する複数の情報を出力するために、保存手段に保存された、前記一台のネットワークデバイスに対応する複数のパラメータにそれぞれ定められた、複数の有効期限に基づいて、
    前記保存手段で保存された複数のパラメータがそれぞれ有効であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段で有効であると判定されたパラメータはネットワークデバイスに関する情報として使用し、前記判定手段で有効でないと判定されたパラメータはネットワークデバイスに関する情報として使用せずに、該ネットワークデバイスに関する情報を出力データに埋め込んで出力する情報出力手段を有することを特徴とするネットワークデバイス管理装置。
  12. テンプレートファイル内のテンプレート変数が記述されている位置に前記保存用データを埋め込んで、前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報を生成する生成手段を有することを特徴とする請求項11に記載のネットワークデバイス管理装置。
  13. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報は、HTMLで記述されたドキュメントデータであり、前記情報出力手段では当該ドキュメントデータをWWWサーバに出力することを特徴とする請求項11或いは12に記載のネットワークデバイス管理装置。
  14. 前記判定手段は、前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報に含まれる複数の管理情報ごとに、当該管理情報に対応する当該パラメータがそれぞれ有効であるかを判定し、
    前記管理情報取得手段は、有効でなければ、当該管理情報の値を前記ネットワークデバイスから取得し、
    前記情報出力手段は、前記管理情報取得手段により取得された値を使用し、
    前記保存用データ保存手段は、前記管理情報取得手段により取得された値を保存用データとして保存することを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載のネットワークデバイス管理装置。
  15. 前記管理情報は、前記ネットワークデバイスの状態情報、装備情報、機器情報、ネットワークボード情報、またはプロトコル情報であることを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載のネットワークデバイス管理装置。
  16. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報はSNMPに規定されるMIBオブジェクトの一単位であり、前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報を含むMIBオブジェクトの一単位ごとに、有効期限を入力する入力手段をさらに有することを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載のネットワークデバイス管理装置。
  17. 前記ネットワークデバイスに対応する複数の情報はネットワークデバイスの製品名、または、ネットワークデバイスに装着されているオプションを示す情報であることを特徴とする請求項11乃至16のいずれかに記載のネットワークデバイス管理装置
  18. 請求項1乃至10に記載の方法をコンピュータに実行させる制御プログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
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