JP2006330714A - 粘着剤層付き光学積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光学積層体上に、官能基含有アクリル系樹脂(A)、該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)及び光重合開始剤(C)を含有する組成物[I]層に活性エネルギー線を照射してなる粘着剤層を設けてなることを特徴とする粘着剤層付き光学積層体。
Description
このようにして得られる液晶表示板は、パソコンや液晶テレビ、カーナビゲーション等の表示装置として広範囲に使用され、それに伴って使用環境も非常に過酷になっており、かかる過酷な環境下での使用においても耐久性に優れることが要求されている。
例えば、高温、高湿といった過酷な環境下においては、粘着剤層とガラス板との間に生じる発泡や剥がれといった現象が問題となる。更に、高温、高湿の環境下では、偏光フィルムが収縮してしまうのに対して、粘着剤層がこの偏光フィルムの収縮に追従することができず、液晶表示板の周縁部から光が漏れるという、いわゆる白抜け現象が問題となる。
また、特許文献2の開示技術では、剥がれについては改善されており、更に白抜け現象についても効果は認められるものの、65℃、95%RH、100時間の環境下での耐久評価であり、まだまだ満足のいくものではなく更なる耐久性の改善が求められるものである。
更に、特許文献3及び4の開示技術においては、100℃、1000時間及び60℃、90%RH、1000時間の環境下での耐久評価において、発泡や剥がれ、更に白抜け現象が改善されているが、液晶表示板の実際の使用状況を考慮すると、室温〜高温域の範囲で温度変化が繰り返される環境下においても、発泡や剥がれ、白抜け現象のないものが求められており、かかる環境下ではまだまだ満足のいくものではなかった。
また、本発明では、光学積層体又は離型シートのいずれかに、官能基含有アクリル系樹脂(A)、該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)及び光重合開始剤(C)を含有する組成物[I]を塗布、乾燥した後、他方を貼合し、活性エネルギー線を照射してなること、または、光学積層体又は離型シートのいずれかに、官能基含有アクリル系樹脂(A)、該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)及び光重合開始剤(C)を含有する組成物[I]を塗布、乾燥し、更に活性エネルギー線を照射した後、他方を貼合してなることが好ましい。
更に、本発明では、組成物[I]として、シラン系化合物(D)を含有することもガラス密着性を上げるといった点で、また、架橋剤(E)を含有することも基材への密着性や凝集力と粘着力のバランスを調整しやすいといった点で好ましい。
本発明においては、光学積層体の中でも、特に偏光板用途に用いることが好ましい。
本発明で用いられる官能基含有アクリル系樹脂(A)としては、官能基含有エチレン性不飽和モノマー(a1)及びアクリル酸エステル系モノマー(a2)、必要に応じて更にその他の共重合性モノマー(a3)を共重合してなる重合体である。
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマール酸、アクリルアミドN−グリコール酸、ケイ皮酸、(メタ)アクリル酸のミカエル付加物(例えば、アクリル酸ダイマー、メタクリル酸ダイマー、アクリル酸トリマー、メタクリル酸トリマー、アクリル酸テトラマー、メタクリル酸テトラマー等)、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジカルボン酸モノエステル(例えば、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸モノエステル、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸モノエステル、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸モノエステル、2−メタクリロイルオキシエチルフタル酸モノエステル、2−アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸モノエステル、2−メタクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸モノエステル等)等のカルボキシル基含有不飽和モノマー、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、3−クロロ2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−クロロ2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキシ3−フェノキシプロピルアクリレート、ジエチレングリコールアクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド等の水酸基含有不飽和モノマー、
グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルメタクリレート等のグリシジル基含有不飽和モノマー、
2−アクリロイルオキシエチルイソシアネート、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネート等のイソシアネート基含有不飽和モノマー、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−(n−ブトキシアルキル)アクリルアミド、N−(n−ブトキシアルキル)メタクリルアミド等のアミド基含有不飽和モノマー、
アクリルアミド−3−メチルブチルメチルアミン、ジメチルアミノアルキルアクリルアミド、ジメチルアミノアルキルメタクリルアミド等のアミノ基含有不飽和モノマー、
エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スチレンスルホン酸あるいはその塩等のスルホン酸基含有不飽和モノマー、
等が挙げられ、これらから選ばれる少なくとも1種が用いられる。中でも、カルボキシル基含有不飽和モノマー、水酸基含有不飽和モノマー、グリシジル基含有不飽和モノマー、イソシアネート基含有不飽和モノマー、アミド基含有不飽和モノマーが好適に用いられる。
また、リワーク性を重視する場合、低粘着にするために上記カルボキシル基含有不飽和モノマーではなく、上記水酸基含有不飽和モノマーを使用することが好ましい。
その他、粘着力の調整のために上記カルボキシル基含有不飽和モノマーと上記水酸基含有不飽和モノマーを適宜調整して使用する。
また、官能基含有アクリル系樹脂(A)の分散度は、特に限定されないが、15以下であることが好ましく、更には6以下が好ましい。かかる分散度が上限値を超えると粘着剤層の耐熱、耐湿熱などの耐久性能が劣る傾向にあり好ましくない。
更に、官能基含有アクリル系樹脂(A)のガラス転移温度も一概には特定されないが、−80〜−20℃、特には−75〜−25℃、更には−70〜−30℃が好ましく、ガラス転移温度が上限値を超えるとタックが不足する傾向にあり好ましくない。
各成分の含有量については特に限定されないが、官能基含有アクリル系樹脂(A)100重量部に対して、不飽和基含有化合物(B)が0.5〜30重量部であることが好ましく、特には1〜25重量部、更には2〜20重量部であることが好ましい。不飽和基含有化合物(B)が下限値未満では凝集力不足となり耐久性能、耐白抜け性の悪化を招き、逆に上限値を超えてもそれ以上の効果が得られず無駄である。
また、本発明では、単官能もしくは多官能アクリレートオリゴマーやウレタンアクリレートにより、不飽和基量を調製することも可能である。但し、これらに限定されるものではない。
活性エネルギー線を照射した後に、官能基含有アクリル系樹脂(A)中の官能基と該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)中の官能基との反応を促進するためのエージング処理を行うことが好ましい。かかるエージング処理とは、通常、室温〜50℃で1〜14日間程度の熟成を行うものである。
また、活性エネルギー線を照射する前に、アクリル系樹脂(A)中の官能基と不飽和基含有化合物(B)中の官能基との反応を促進するための上記と同様のエージング処理を行うことも好ましい。
なお、活性エネルギー線照射の前にエージング処理を行うよりも、活性エネルギー線照射の後にエージング処理を行うほうが、作業性や生産性の点から好ましい。
得られる粘着剤層については、そのゲル分率が80%以上であることが耐久性能と耐白抜け性の点で好ましく、特には90重量%以上が好ましい。ゲル分率が下限値未満では凝集力が不足することに起因する耐久性不足や耐白抜け現象が悪化することになるので好ましくない。
本発明で用いられる偏光板は、偏光フィルムの両面に三酢酸セルロース系フィルムを保護フィルムとして積層したものであり、かかる偏光フィルムとしては、平均重合度が1500〜10000、ケン化度が85〜100モル%のポリビニルアルコール系樹脂からなるフィルムを原反フィルムとして、ヨウ素−ヨウ化カリウムの水溶液あるいは二色性染料により染色された一軸延伸フィルム(2〜10倍、好ましくは3〜7倍程度の延伸倍率)が用いられる。
尚、例中「部」、「%」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
[官能基含有アクリル系樹脂(A−1)]
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、アクリル酸(a1)5部、ブチルアクリレート(a2)95部及び酢酸エチル80部、アセトン40部を仕込み、加熱還流開始後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.03部を加え、酢酸エチル還流温度で3時間反応後、酢酸エチルにて希釈してアクリル系樹脂(A−1)溶液(重量平均分子量180万、分散度3、ガラス転移温度−51℃、固形分16%、粘度8500mPa・s(25℃))を得た。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、アクリル酸(a1)5部、ブチルアクリレート(a2)95部及び酢酸エチル120部、アセトン20部を仕込み、加熱還流開始後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.03部を加え、酢酸エチル還流温度で2時間反応した。その後、酢酸エチル80部にアゾビスイソブチルニトリル0.05部を溶解させたものを加え4時間反応させた。反応終了後、酢酸エチル及びトルエン(酢酸エチルとトルエンの重量混合比=50:50)にて希釈することにより、アクリル系樹脂(A−2)溶液(重量平均分子量120万、分散度10、ガラス転移温度−51℃、固形分20%、粘度5000mPa・s(25℃))を得た。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、アクリル酸(a1)5部、ブチルアクリレート(a2)90、メチルアクリレート(a2)5部及び酢酸エチル120部、アセトン20部を仕込み、加熱還流開始後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.03部を加え、酢酸エチル還流温度で2時間反応した。その後、酢酸エチル80部にアゾビスイソブチルニトリル0.05部を溶解させたものを加え4時間反応させた。反応終了後、酢酸エチル及びトルエン(酢酸エチルとトルエンの重量混合比=50:50)にて希釈することにより、アクリル系樹脂(A−3)溶液(重量平均分子量120万、分散度10、ガラス転移温度−49℃、固形分20%、粘度6000mPa・s(25℃))を得た。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、ヒドロキシエチルアクリレート(a1)1部、ブチルアクリレート(a2)99部及び酢酸エチル80部、アセトン40部を仕込み、加熱還流開始後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.03部を加え、酢酸エチル還流温度で3時間反応後、酢酸エチルにて希釈してアクリル系樹脂(A−4)溶液(重量平均分子量180万、分散度3、ガラス転移温度−51℃、固形分16%、粘度8500mPa・s(25℃))を得た。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、アクリル酸(a1)5部、ヒドロキエチルメタクリレート(a1)2.5部、ブチルアクリレート(a2)92.5部及び酢酸エチル80部、アセトン40部を仕込み、加熱還流開始後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.03部を加え、酢酸エチル還流温度で3時間反応後、酢酸エチルにて希釈してアクリル系樹脂(A−5)溶液(重量平均分子量180万、分散度3、ガラス転移温度−51℃、固形分16%、粘度8500mPa・s(25℃))を得た。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、アクリル酸(a1)5部、ブチルアクリレート(a2)95部及び酢酸エチル80部、トルエン5部を仕込み、加熱還流開始後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.06部を加え、酢酸エチル還流温度で2時間反応した。その後、酢酸エチル50部にアゾビスイソブチルニトリル0.05部を溶解させたものを加え4時間反応させた。反応終了後、酢酸エチル及びトルエン(酢酸エチルとトルエンの重量混合比=50:50)にて希釈することにより、アクリル系樹脂(A−6)溶液(重量平均分子量40万、分散度8、ガラス転移温度−51℃、固形分40%、粘度4000mPa・s(25℃))を得た。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、トリレンジイソシアネート48部、ジ−t−ブチルヒドロキシフェノール0.05部、トルエン20部、ジブチルスズジラウレート0.02部を仕込み、50℃以下で2−ヒドロキシエチルアクリレート32部を約3時間で滴下し、50℃で反応を継続し、残存イソシアネート基が11.6%となった時点で反応を終了し、不飽和基含有化合物(B−1)を得た(固形分80%、粘度280mPa・s(25℃))。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、イソホロンジイソシアネート52.6部、ジ−t−ブチルヒドロキシフェノール0.05部、トルエン20.0部、ジブチルスズジラウレート0.02部を仕込み、60℃以下で2−ヒドロキシエチルアクリレート27.4部を約3時間で滴下し、60℃で反応を継続し、残存イソシアネート基が9.9%となった時点で反応を終了し、不飽和基含有化合物(B−2)を得た(固形分80%、粘度230mPa・s(25℃))。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、トリレンジイソシアネート44.4部、ジ−t−ブチルヒドロキシフェノール0.05部、トルエン20部、ジブチルスズジラウレート0.02部を仕込み、50℃以下で2−ヒドロキシエチルアクリレート35.6部を約3時間で滴下し、50℃で反応を継続し、残存イソシアネート基が8.6%となった時点で反応を終了し、不飽和基含有化合物(B−3)を得た(固形分80%、粘度300mPa・s(25℃))。
還流冷却器、撹拌器、窒素ガスの吹き込み口及び温度計を備えた4ツ口丸底フラスコに、トリレンジイソシアネート42.2部、ジ−t−ブチルヒドロキシフェノール0.05部、トルエン20部を仕込み、50℃以下で2−ヒドロキシプロピルアクリレート37.8部を約3時間で滴下し、50℃で反応を継続し、残存イソシアネート基が8.1%となった時点で反応を終了し、不飽和基含有化合物(B−4)を得た(固形分80%、粘度280mPa・s(25℃))。
光重合開始剤(C−1)として、以下のものを用意した。
・1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバ・スペシャリティー・ケミカルズ社製、「イルガキュア184」)
シラン系化合物(D−1)として、以下のものを用意した。
・γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学社製、「KBM403」)
架橋剤(E−1)として、以下のものを用意した。
・トリメチロールプロパンのトリレンジイソシアネート付加物の55%酢酸エチル溶液(日本ポリウレタン社製、「コロネートL−55E」)
表1に示す如き配合組成にて組成物[I]溶液を調製した(酢酸エチルにより表1の通り希釈した。)。得られた組成物[I]溶液をポリエステル系離型シートに、乾燥後の厚みが25μmとなるように塗布し、90℃で3分間乾燥した後、かかる組成物[I]層側を偏光板(厚み190μm)上に転写し、40℃、dryの条件下で4日間エージングさせた後、高圧水銀ランプにて紫外線照射(表1記載の照射量)を行い、粘着剤層付き偏光板を得た。
表1に示す如き配合組成にて組成物[I]溶液を調製した(酢酸エチルにより表1の通り希釈した。)。得られた組成物[I]溶液をポリエステル系離型シートに、乾燥後の厚みが25μmとなるように塗布し、90℃で3分間乾燥した後、かかる組成物[I]層側を偏光板(厚み190μm)上に転写し、高圧水銀ランプにて紫外線照射(表1記載の照射量)を行い、40℃、dryの条件下で4日間エージングさせて、粘着剤層付き偏光板を得た。
表1に示す如き配合組成にて組成物[I]溶液を調製した(酢酸エチルにより表1の通り希釈した。)。得られた組成物[I]溶液をポリエステル系離型シートに、乾燥後の厚みが25μmとなるように塗布し、90℃で3分間乾燥した後、23℃、50%RHの条件下で30分放置し、高圧水銀ランプにて紫外線照射(表1記載の照射量)を行った。その後、かかる粘着剤層側を偏光板(厚み190μm)上に転写し、更に40℃、dryの条件下で4日間エージングさせ、粘着剤層付き偏光板を得た。
(1)耐熱試験
80℃、500時間の耐久試験
(2)耐湿熱試験
60℃、90%RH、500時間の耐久試験
(3)温度変化繰り返し試験
−20℃で30分放置した後60℃で30分放置する操作を1サイクルとして、300サイクル行う耐久試験
(発泡)
○・・・発泡が見られない
△・・・直径100μm未満の発泡が僅かに見られる
×・・・直径100μm以上の発泡が多く見られる
(剥がれ)
○・・・剥がれない
△・・・1mm未満の剥がれ、もしくは浮きスジの発生
×・・・1mm以上の剥がれ
(白抜け)
○・・・白抜けが見られない
△・・・白抜けが僅かに発生
×・・・4辺に白抜けが大きく発生
Claims (10)
- 光学積層体上に、官能基含有アクリル系樹脂(A)、該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)及び光重合開始剤(C)を含有する組成物[I]層に活性エネルギー線を照射してなる粘着剤層を設けてなることを特徴とする粘着剤層付き光学積層体。
- 光学積層体又は離型シートのいずれかに、官能基含有アクリル系樹脂(A)、該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)及び光重合開始剤(C)を含有する組成物[I]を塗布、乾燥した後、他方を貼合し、活性エネルギー線を照射してなることを特徴とする請求項1記載の粘着剤層付き光学積層体。
- 光学積層体又は離型シートのいずれかに、官能基含有アクリル系樹脂(A)、該官能基と反応可能な官能基を有する不飽和基含有化合物(B)及び光重合開始剤(C)を含有する組成物[I]を塗布、乾燥し、更に活性エネルギー線を照射した後、他方を貼合してなることを特徴とする請求項1記載の粘着剤層付き光学積層体。
- 官能基含有アクリル系樹脂(A)中の官能基が、カルボキシル基、水酸基、グリシジル基、イソシアネート基、アミド基から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の粘着層付き光学積層体。
- 不飽和基含有化合物(B)中の官能基が、イソシアネート基、カルボキシル基、水酸基、グリシジル基、アミド基、スルホン酸基から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の粘着層付き光学積層体。
- 組成物[I]として、更にシラン系化合物(D)を含有することを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の粘着層付き光学積層体。
- 組成物[I]として、更に架橋剤(E)を含有することを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の粘着層付き光学積層体。
- 官能基含有アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量が、100万以上であることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の粘着層付き光学積層体。
- 粘着剤層のゲル分率が80%以上であることを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の粘着層付き光学積層体。
- 光学積層体が、偏光板であることを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の粘着剤層付き光学積層体。
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