JP2006330444A - レーザースキャンユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はレーザースキャンユニットに関し、レーザースキャンユニットを小型化することを目的とする。
【解決手段】光源から発せられたレーザー光線2を掃引させるレーザースキャンユニット4を、支持体5と、一端がこの支持体5に支持された第1のアーム6と、この第1のアーム6の先端部分に支持されるとともに支持体5側に延出された第2のアーム7と、第1のアーム6に設けられた圧電駆動電極8と、第2のアーム7に設けられたミラー9とを備え、第1のアーム6の撓み性を支持体5側と先端側で異ならせた構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザー光線の掃引に用いられるレーザースキャンユニットに関するものである。
従来、レーザープリンタなどに用いられるレーザーから発せられた光線を掃引するレーザースキャンユニットとしては、多角形状の回転体の側面にミラーを設けたポリゴンミラーが用いられ、このポリゴンミラーを回転させることにより感光体ドラムの走査面上にレーザー光線を掃引させていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平11−281908号公報
そして、近年カラーレーザープリンタの普及やプリンタの小型化に伴い、レーザースキャンユニットの小型化が命題となっている。
しかしながら、ポリゴンミラーを用いたレーザースキャンユニットにおいては、ポリゴンミラーを小型化することに加え、このポリゴンミラーを駆動させる駆動装置が別途必要となるためその小型化が非常に困難なものとなっていた。
そこで、本発明はこのような問題を解決しレーザースキャンユニットを小型化することを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、光源から発せられたレーザー光線を掃引させるレーザースキャンユニットを、支持体と、一端がこの支持体に支持された第1のアームと、この第1のアームの先端部分に支持されるとともに支持体側に延出された第2のアームと、第1のアームに設けられた圧電駆動電極と、第2のアームに設けられたミラーとを備え、第1のアームの撓み性を支持体側と先端側とで異ならせた構成としたのである。
このような構成とすることで、光線を掃引させる為のレーザースキャンユニットを小型化できるのである。
以下、本発明の一実施形態について図を用いて説明する。
図1はレーザービームプリンタの感光ユニットを模式的に表したものであり、光源となるレーザー1と、このレーザー1から発せられたレーザー光線2が照射される感光ドラム3と、レーザー光線2を反射させるとともにその反射方向を可変させることでレーザー光線2を感光ドラム3の走査面3a上を掃引させるレーザースキャンユニット4により形成されている。
そして、この感光ユニットに用いられるレーザースキャンユニット4は図2に示されるように、基本的にシリコン基板をベースとしたもので、外部取り付け用に設けられた支持体5から一方的に延出された一対の第1のアーム6と、この第1のアーム6の先端部分から支持体5側に向けて延出された第2のアーム7が一体に形成されており、第1のアーム6の支持体5側の表面に圧電駆動電極8が設けられるとともに、第2のアーム7の表面にはレーザー光線2を反射させるミラー9が設けられた構成となっている。
なお、圧電駆動電極8の構成は特に図示していないが、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)により形成された圧電薄膜を上部電極と下部電極により挟み込んだ構成であり、これらの上部電極、下部電極および圧電薄膜は第1のアーム6を形成するシリコン基板上に順次スパッタリングにより形成されるものである。
また、第2のアーム7の表面に設けられているミラー9は金やアルミの層として形成されるもので、この層も圧電駆動電極8と同様にスパッタリングにより形成されるものである。
そして、このレーザースキャンユニット4は圧電駆動電極8を構成する上部電極と下部電極との間に駆動電圧を印加することにより圧電駆動電極8に伸び・縮みが発生し、この変形により第1のアーム6及び第2のアーム7が機械的に上下方向に縮む。これにより第2のアーム7の表面に形成されたミラー9によるレーザー光線2の反射角度を変化させることができ、第1のアーム6及び第2のアーム7を振動させることでレーザー光線2を掃引することができるのである。
具体的には図3に示されるように、先ず第1のアーム6を圧電駆動電極8により機械的に下方に撓ませた場合、第1のアーム6の先端部分に支持されている第2のアーム7の付け根部分が矢印10で示すように下方に移動することになるが、第2のアーム7は先端側の慣性力により矢印11で示すように上方に撓むこととなる。次に第1のアーム6を圧電駆動電極8により機械的に上方に撓ませた場合、第1のアーム6の先端に支持されている第2のアーム7の付け根部分が矢印12で示すように上方に移動することになるが、第2のアーム7は先端側の慣性力により矢印13で示すように下方に撓むこととなり、ミラー9の傾斜角の可変幅が第1のアーム6の撓み角と第2のアーム7の撓み角との合成により形成されるため大きな可変幅を確保することができ、レーザースキャンユニット4を小型なものとできるのである。
また、このレーザースキャンユニット4はシリコンからなる矩形基板14に略V字状のスリット15を設け、このスリット15の頂部側に位置する矩形基板14の一辺領域を支持体5とし、スリット15の両外側に位置する矩形基板14の領域を第1のアーム6とし、残るスリット15の内側に位置する領域を第2のアーム7として用いた構成としていることから、さらにレーザースキャンユニット4の走査精度を高めたものとなっている。
すなわち、第1のアーム6の撓み性が一定であった場合においては第1のアーム6の撓み形状が2次曲線的な形状となりこの第1のアーム6に支持された第2のアーム7の回転軸の変動が大きくなり、この第2のアーム7の表面に設けられたミラー9を用いてレーザー光線2を掃引した場合、その走査精度を向上させることは困難なものとなる。
しかしながら、第1のアーム6のアーム幅を支持体5側と先端側とを異ならせることで、図3に示されるように、第1のアーム6の撓みの中心となる撓み軸の位置を自在に調節することができ、第1のアーム6の撓み形状が1次曲線的な形状に近似されるようになり、この第1のアーム6に支持された第2のアーム7の回転軸の変動が小さくできるとともに、第1のアーム6の撓み軸と第2のアーム7の回転軸を一致させることができるようになるため、これにより振動する第1のアーム6に支持された第2のアーム7の回転軸が安定することとなり、結果としてこの第2のアーム7に設けられたミラー9によるレーザー光線2の掃引精度を高めることができるのである。
なお、第1のアーム6における撓み軸の位置の調整においてはアーム幅を変える以外にも例えばアームの厚みを支持体5側から先端側に向けて薄くしていくことなどにより同様の効果が得られるものである。
また、このようなレーザースキャンユニット4においてはミラー9による反射を安定させる必要があることから第2のアーム7の撓みを出来る限り抑制することが望まれる。
すなわち、第1のアーム6が撓むことにより、その先端部分に支持された第2のアーム7に慣性力が働き、この慣性力により第2のアーム7が撓み特にミラー9が設けられている部分が撓むためこれを抑制する必要があり、このミラー9が設けられた第2のアーム7部分の撓みを抑制すべく、この第2のアーム7の付け根部分に慣性力が集中的に加わりやすくするための応力集中部16を設け、第2のアーム7に加わる慣性力を応力集中部16に集中させることでミラー9が設けられた部分に対する慣性力の影響を抑制した構造としているのである。
なお、応力集中部16を具体的に構成する手段としては、第2のアーム7の付け根部分に欠き部や部分的に板厚を薄くした薄肉部を設けることで、第2のアーム7における付け根部分の強度が部分的に小さくなり応力集中部16を形成することができるのである。
本発明は、レーザースキャンユニットに関して小型化できるという効果を有し、特にレーザープリンタ用途に有用である。
本発明の一実施形態におけるレーザースキャンユニットを用いた感光体ユニットの模式図 レーザースキャンユニットの上面図 同レーザースキャンユニットの動作状態を示す模式図
符号の説明
4 レーザースキャンユニット
5 支持体
6 第1のアーム
7 第2のアーム
8 圧電駆動電極
9 ミラー
14 矩形基板
15 スリット
16 応力集中部(切り欠き部、薄肉部)

Claims (4)

  1. 支持体と、一端がこの支持体に支持された第1のアームと、この第1のアームの先端部分に支持されるとともに前記支持体側に延出された第2のアームと、前記第1のアームに設けられた圧電駆動電極と、前記第2のアームに設けられたミラーとを備え、前記第1のアームにおける前記支持体側と先端側の撓み性を異ならせたことを特徴とするレーザースキャンユニット。
  2. 矩形基板に略V字状のスリットを形成し、このスリットの頂部側に位置する前記矩形基板の一辺を支持体とし、前記スリットの両外側に位置する前記矩形基板の領域を第1のアームとし、残る前記スリットの内側に位置する前記矩形基板の領域を第2のアームとしたことを特徴とする請求項1に記載のレーザースキャンユニット。
  3. 第2のアームの付け根部分に応力集中部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のレーザースキャンユニット。
  4. 応力集中部を第2のアームの付け根部分に切り欠き部あるいは薄肉部を設けることにより形成したことを特徴とする請求項3に記載のレーザースキャンユニット。
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