JP2006330308A - 学習システム、プログラム、及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】自ら手で書くという作業を通じてリテラシーの獲得を図ることにより、主体的な学習姿勢の構築を図ることができることである。
【解決手段】本発明に係る学習システムLSは、種類、難易度等によって問題を複数のステップSに分類し、ステップS毎にそのステップSに属する問題を提示して学習を支援するためのものであって、問題を示す問題データを複数格納している問題データ格納部D1と、前記問題データ格納部D1から問題の集合であるステップSに属する問題データを抽出する管理部42と、前記管理部42が抽出した問題データを、紙に印字するための印字データとして出力する印字データ出力部43と、を備え、前記管理部42が、前記印字データ出力部43から印字データが出力されたことを示す出力確認信号、又は外部からの印字確認入力を受信したときには、前記問題データ格納部D1から次のステップSに属する問題データを抽出する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る学習システムLSは、種類、難易度等によって問題を複数のステップSに分類し、ステップS毎にそのステップSに属する問題を提示して学習を支援するためのものであって、問題を示す問題データを複数格納している問題データ格納部D1と、前記問題データ格納部D1から問題の集合であるステップSに属する問題データを抽出する管理部42と、前記管理部42が抽出した問題データを、紙に印字するための印字データとして出力する印字データ出力部43と、を備え、前記管理部42が、前記印字データ出力部43から印字データが出力されたことを示す出力確認信号、又は外部からの印字確認入力を受信したときには、前記問題データ格納部D1から次のステップSに属する問題データを抽出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、学習システム、プログラム及び方法に関し、特に、種類、難易度等によって問題を複数のステップに分類し、ステップ毎にそのステップに属する問題を提示して学習を支援するための学習システム、プログラム及び方法に関するものである。
近年、学習に用いる問題を提示する媒体が、紙を用いたものからインターネットやパソコンの画面を介したものに成りつつある。例えば、引用文献1に示すように、パソコンやインターネットを利用した種々の学習教材や学習システムが考えられており、効率的な学習ができるようになってきている。
しかし、これにより学習者は、実際に自分の手で書くということが疎かになり、「書く」というリテラシーが衰えてしまい、例えば知識の断片化などの問題を生じている。
さらに、自ら手で書くという作業が疎かになることにより、主体的な学習姿勢を身につけることが難しいということにも繋がりかねない。学習姿勢が身に付いていない生徒に対しては、教科書、参考書などの学習用図書が本来の機能を発揮することができないという問題も生じ、生徒の学力低下の大きな一因となってしまう。
特開2002−157346
そこで本発明は、上記問題点を一挙に解決するためになされたものであり、自ら手で書くという作業を通じてリテラシーの獲得を図ることにより、主体的な学習姿勢の構築を図ることができることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る学習システムは、種類、難易度等によって問題を複数のステップに分類し、ステップ毎にそのステップに属する問題を提示して学習を支援するためのものであって、題を示す問題データを複数格納している問題データ格納部と、前記問題データ格納部から問題の集合であるステップに属する問題データを抽出する管理部と、前記管理部が抽出した問題データを、紙に印字するための印字データとして出力する印字データ出力部と、を備え、前記管理部が、前記印字データ出力部から印字データが出力されたことを示す出力確認信号、又は外部からの印字確認入力を受信したときには、前記問題データ格納部から次のステップに属する問題データを抽出するものであることを特徴とするものである。
このようなものであれば、問題を紙に出力しなければ、次のステップに進むことができないようにしているので、学習者は問題を読んで紙に書くという作業を行うことになり、リテラシーの獲得を図ることができるようになる。さらに、このような作業を通じて主体的な学習姿勢の構築を図ることができるようになる。
学習者の主体性を一層高めるためには、前記印字確認入力が、前記問題を解答する学習者により入力されるものであることが望ましい。
学習者が自分で勉強することができるための実施の態様としては、前記問題の解答及び解説を示すデータを格納している解答解説データ格納部をさらに備え、前記管理部が、前記抽出した問題データに対応する解答解説データを前記解答解説データ格納部から抽出し、前記印字データ出力部が、前記抽出された解答解説データを紙に印字するための印字データとして出力するものであることが考えられる。
具体的な実施の態様としては、前記印字した問題を、前記学習者が解答した結果の正誤を入力する正誤入力画面を表示する画面表示部を、さらに備えていることが望ましい。
操作の容易性、簡略化を図るためには、前記画面表示部が、その正誤入力画面に一括して全問正解又は全問不正解の結果を入力することができるようにしていることが好ましい
学習者の弱点を克服して、理解を深めるためには、前記管理部が、前記学習者が入力した問題の正誤に基づいて、さらにその間違った問題に関連した問題を示す問題データを補助問題データとして前記問題データ格納部からさらに抽出し、前記印字データ出力部が、前記補助問題データを紙に印字するための印字データとして出力することが望ましい。
このように構成した本発明によれば、あるステップの問題を紙に出力した後に、次のステップに進むことができるようにしているので、学習者は問題を読んで紙に書くという作業を行うことになり、リテラシーの向上を図ることができるようになり、さらに、このような作業を通じて主体的な学習姿勢の構築を図ることができるようになる。
以下、本発明に係る学習システムLSをネットワーク接続されていないコンピュータ(スタンドアロン型コンピュータ)に適用した場合の実施形態について図面を参照して説明する。
本発明に係る学習システムLSは、種類、難易度等によって英文法の問題を複数のステップSに分類し、ステップS毎にそのステップに属する問題を提示して英文法の学習を支援するためのものであり、図1に示すように、キーボードやマウスなどの入力手段1と、ディスプレイ等の表示手段2と、紙に印字をするプリンタなどの印字手段3と、入力手段1、表示手段2及び印字手段3とデータの送受信を行う情報処理装置4とからなる。
情報処理装置4は、図2に示すように、その機器構成はCPU401、メモリ402、入出力インターフェイス403、AD変換器404等を備えた汎用乃至専用のコンピュータであり、前記メモリ402に所定のプログラムをインストールし、そのプログラムに基づいてCPU401や周辺機器等が協働することにより、図1に示すように、問題データ格納部D1、解答データ格納部D2、解説データ格納部D3、成績データ格納部D4、受付部41、管理部42、印字データ出力部43、画面表示部44として機能する。
以下に各部D1〜D3、41〜44について詳述する。
問題データ格納部D1は、英文法の問題を示す問題データを複数格納しているものである。
解答データ格納部D2及び解説データ格納部D3は、それぞれ前記問題データ格納部D1に格納されている英文法問題の解答及びその解説を、当該問題データと対応させて格納しているものである。
成績データ格納部D4は、ステップS毎に学習者Hが入力手段3を用いて入力した採点結果を成績データとして格納するものである。
受付部41は、入力手段1から情報処理装置4に入力される入力信号を受け付け、その信号を管理部42、印字データ出力部43及び画面表示部44に出力するものである。
管理部42は、問題データ格納部D1、解答データ格納部D2及び解説データ格納部D3から、問題の集合であるステップSに属する問題データ、解答データ及び解説データを抽出して、その問題データ、解答データ及び解説データを印字データ出力部43及び画面表示部44に出力する。ここで「ステップS」とは、本実施形態においては、英文法の用法毎にその用法を細分化した問題の集合であり、例えば、分詞であれば「分詞の叙述用法」に関する問題の集合、「分詞を含む慣用表現」に関する問題の集合などであり、助動詞であれば「shouldの特別用法」に関する問題の集合、「その他の助動詞」に関する問題の集合などのことである。
さらに、管理部42は、外部からの印字されたことを確認する印字確認入力信号を受信したときには、問題データ格納部D1から次のステップSに属する問題データを抽出するものである。本実施形態では、印字確認入力信号とは、問題の印字を確認した学習者Hが入力手段1によって入力する入力信号である。
その上、管理部42は、学習者Hが入力した問題の正誤に基づいて、その間違った問題に関連した問題を示す問題データを補助問題データとして前記問題データ格納部D1からさらに抽出し、その補助問題データを画面表示部44及び印字データ出力部43に出力するものである。
印字データ出力部43は、管理部42が抽出した問題データ又は補助問題データを、紙に印字するための印字データに変換して、プリンタなどの印字手段3に出力するものである。本実施形態では、印字データ出力部43は、学習者Hが入力手段1を用いて入力した印刷開始信号を受信したときに、印字データを印字手段3に出力するようにしている。
画面表示部44は、管理部42が抽出した問題及び印字して紙に出力した問題を、学習者Hが解答した結果の正誤を入力する後述の正誤入力画面W6を表示するものである。さらに、その正誤入力画面W6内には、その正誤入力画面W6に一括して全問正解又は全問不正解の結果を入力することができるように一括入力ボタンB4を表示している。
次にこのように構成した本実施形態に係る学習システムLSの情報処理装置4の主な動作について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、学習者Hが学習システムLSにログインした後に、学習者Hが所定のステップSを選択する入力信号を受信する(ステップSt1)。この入力信号は受付部41によって管理部42に出力され、管理部42は、この入力信号に基づいて、所定のステップSに属する問題データ、解答データ、解説データを問題データ格納部D1等から抽出する(ステップSt2)。そして、抽出した問題データ等を印字データ出力部43及び画面表示部44に出力する(ステップSt3)。
問題データ等を受信した印字データ出力部43は、学習者Hが入力手段1を用いて入力した印刷開始信号を受信したときに、印字データを印字手段3に出力する(ステップSt4)。
その後、管理部42は、学習者Hが印字されたことを確認した印字確認信号を受付部41から受信したときには(ステップSt5)、次のステップSの問題データを抽出することができる(ステップSt6)。
次にこのように構成した本実施形態に係る学習システムLSの動作を画面表示に従って説明する。
まず、学習者Hが新規にアカウントを取得して学習システムLSにログインすると、まず、画面表示部44は、図4に示すような初期画面W1を表示手段2の画面上に表示する。この初期画面W1は、コースを選択、決定するための画面である。本実施形態では、コースの種類として、Basic(ベーシック)、Basic+、(ベーシックプラス)Standard(スタンダード)、Standard+(スタンダードプラス)、Advanced(アドバンスド)の5つのコースがある。具体的には、学習者Hが「診断テスト新規作成」ボタンB1をクリックすると、図5に示す診断テスト新規作成画面W2が表示され、学習者Hは「対象学年」W21及び「出題数」W22を選択すると、「作成・印刷」ボタンB1をクリックすると管理部42が問題データ格納部D1からその条件に合う問題データを抽出して、その問題データを印字データ出力部43及び画面表示部44に出力する。
この診断テストの結果に基づいて、あるいは任意に学習者Hが上記5つのコースから1つコースを決定する。
学習者Hが、アドバンスドコースを選択すると、図6に示すように、まずアドバンスドコース用のMy Page(マイページ)画面W3が画面表示部44によって画面上に表示される。なお、図6に示すマイページ画面W3はコース実施途中のものである。マイページ画面W3に表示される具体的な項目は、「コースで実施するステップSの一覧」W31と、「各ステップSの実施状況」W32と、「学習者Hが最後にしたこと」W33と、各アプリケーションを示すアイコンI等である。ステップSの一覧はマス目上に示してあり、各ステップSはそれぞれ英文法の用法に従って階層的に分類されている。より詳細には、英文法の最小項目の問題の集合であるアイテムSAと、そのアイテムSAの集合であるレッスンSBと、そのレッスンSBの集合であるセクションSC、そしてセクションSCの集合であるユニットSDにより分類されている。
実施状況の表示には、画面W3の右上の表示Cに示す「未実施」、「実施中」、「完了」、「未克服」があり、各ステップSの状況に応じてステップSのマス目上にその状態を示す表示がされている。各アプリケーションを示すアイコンIについては後述する。
次に、学習者Hが所定のステップSを選択すると、図7に示す画面W4が表示されて、当該画面W4上の「印刷」ボタンB2をクリックすると、管理部42が当該ステップSに属する問題、解答、解説をそれぞれ示す問題データ、解答データ及び解説データを問題データ格納部D1、解答データ格納部D2及び解説データ格納部D3から抽出して、印字データ出力部43及び画面表示部44に出力する。そして、画面表示部44が、抽出された問題を表示手段2の画面上に表示する。そして、学習者Hが、入力手段1を用いて印刷開始信号を入力すると、印字データ出力部43が印字手段3に印字データを出力する。その後、図8に示すように、印刷確認画面W5が表示される。学習者Hが入力手段1により「OK」ボタンB3をクリックするとその印字確認入力が管理部42に送信されるとともに、再びマイページ画面W3が画面上に表示される。これにより、管理部42は次のステップSに属する問題を抽出することが可能となり、学習者Hが、次のステップSを選択すると、上記と同様に管理部42は、そのステップSに属する問題、解答、解説をそれぞれ示す問題データ、解答データ及び解説データを問題データ格納部D1、解答データ格納部D2及び解説データ格納部D3から抽出する。なお、「キャンセル」ボタンB4をクリックすると、再び図7に示す画面W4に戻る。
その後、学習者Hは紙に印字された問題を解いて解答及び解説をみながら答え合わせ及び復習を行う。そして、マイページ画面W3内の実施したアイテムITのアイコンを選択すると、画面表示部44は図9に示す採点入力するための正誤入力画面W6を表示する。学習者Hがこの正誤入力画面W6に入力した採点結果は管理部42によって、成績データとして成績データ格納部D4に格納される。この正誤入力画面W6には、一括して「○」又は「×」を入力することができるための一括入力ボタンB5が表示されている。つまり、入力の仕方としては、例えば、まず図10に示すように、一括入力ボタンB4により全てを「○」にしておいて、図11に示すように間違った問題を選択することにより「×」に変更するというが考えられる。入力が終わると画面右下の「OK」ボタンB6をクリックする。これにより、当該成績に対応したメッセージが画面上に表示され、再びマイページ画面W3が表示される。入力が完了する前にマイページ画面W3に戻りたい場合には、画面左下の「MyPageへ」ボタンB7をクリックすればよい。
次に、マイページ画面W3の下部に表示されている各アプリケーションを示すアイコンIについて説明する。
マイページ画面W3の下部に表示されているアプリケーションのアイコンIには、「成績一覧表」ボタンI1、「レーダーチャート」ボタンI2、「エクセル出力」ボタンI3、「カルテ表示」ボタンI3、「確認テスト結果」ボタンI4、「ガイダンスシート」ボタンI5、「自由モード」ボタンI6、「メール」ボタンI7、「メッセージ選択」ボタンI8、「バージョン情報」ボタンI9、「ヘルプ」ボタンI10、「ログアウト」ボタンI11がある。
「成績一覧表」ボタンI1は、実施したステップSの採点内容を表で表示するものであり、「成績一覧表」ボタンI1をクリックすると、管理部42が成績データ格納部D4からその学習者Hの成績データを画面表示部44に出力する。そして画面表示部44が、図12に示すように、セクション毎に大別したレッスンチャレンジシートの成績一覧表画面W7を画面上に表示する。この成績一覧表画面W7には、アイテム毎に正答率W71、復習問題を実施するためにチェックするチェックボックスW72及び復習問題を実施した回数W73が表示されている。例えば、アイテム「動名詞の否定」の復習問題を印刷したい場合には、「動名詞の否定」の欄にあるチェックボックスW72をチェックして問題印刷ボタンB8をクリックする。これにより、管理部42はその選択された「動名詞の否定」に関する問題を問題データ格納部D1から抽出して、画面表示部44及び印字データ出力部43に出力する。
また、各セクションSCの終わりのステップSであるセクションテストの成績一覧を表示したい場合には、成績一覧表画面W7の下側中央部にある「セクションテスト一覧」ボタンB9をクリックすれば、図13に示されている成績一覧表W7が表示される。この成績一覧表に表示される内容は、前記レッスンチャレンジシートの成績一覧表と同様であり、セクションテスト毎に正答率W71、復習問題を実施するためにチェックするチェックボックスW72及び復習問題を実施した回数W73が表示されている。
「レーダーチャート」ボタンI2は、ステップSの問題形式別の正答率を表示するためのものであり、「レーダーチャート」ボタンI2をクリックすると、図14に示すように、英訳、和訳、整序完成(訳文無)、語形変化・指示による書きかえ、適語選択(訳文無)・空所補充(訳文無)ごとの正答率が表示される。
「エクセル出力」ボタンI3は、マイページ画面W3の表をEXCEL形式で出力するためのものである。
「カルテ表示」ボタンI4は、診断テスト、コース終了テストなど正答率の詳細を表示するものであり、「カルテ表示」ボタンI4をクリックすると、図15に示すように、学習者が実施したコースの正答率が表示される。
「確認テスト結果」ボタンI5は、先生が作成した確認テストの結果をグラフで表示するものであり、図16に示すように、各回の確認テストの正答率が時系列で示す画面W10が表示される。
「ガイダンスシート」ボタンI6は、各ステップSを学習する上で、参考書の役割を果たすガイダンスシートを表示するためのものであり、「ガイダンスシート」ボタンI6をクリックすると、図17に示す画面W11が表示され、この画面W11で、所望のセクションSC又はレッスンLBを選択して「印刷」ボタンB10をクリックすると、そのセクションSC又はレッスンLBに対応したガイダンスシートが表示される。
「自由モード」ボタンI7は、学習者Hが現在実施しているコースに関係なく、全てのセクションSC、レッスンSB、アイテムSAで、すべての問題形式別で、問題を選択することができるものであり、「自由モード」ボタンI7をクリックすると、図18に示すようにまず出題範囲を選択するための出題範囲選択画面W12が表示される。この出題範囲選択画面W12により、セクションSC単位、レッスンSB単位又はアイテムSA単位のいずれの出題範囲にするかを決定する。そして、画面右下の「OK」ボタンB11をクリックすると、図19に示す詳細設定画面W13が表示される。この詳細設定画面W13により、出題範囲選択画面W12において選択された出題範囲(例えば、アイテムSA単位)を最小単位として、その単位別に出題する項目を選択し、その選択した項目の問題形式及び出題数を決定する。そして、この画面右下の「印刷」ボタンB12をクリックすると、管理部42が、問題データ格納部D1から学習者Hが決定した問題条件に基づいて問題データを抽出する。そして、その問題データを画面表示部44及び印字データ出力部43に出力する。
「メール」ボタンI8は、担当の先生とメールのやりとりをするためのものである。
「メッセージ選択」ボタンI9は、正誤入力画面W6に採点結果を入力した後に、表示されるメッセージを選択することができるものである。
また、「バージョン情報」ボタンI10は学習システムLSのバージョンを表示するためものであり、「ヘルプ」ボタンI11はヘルプが表示されるものであり、「ログアウト」ボタンI12は学習システムLSの使用を終了するためのものである。
このように構成した本実施形態に係る学習システムLSによれば、紙に出力した問題を学習者Hが手で書いて問題を解くので、学習者Hの理解を深めることができ、リテラシーの向上を図ることができる。それによって、学習者Hの主体的な学習姿勢の構築を図ることができ、学力低下の一助になることができる。
また、正誤入力画面W6において、一括して「○」又は「×」を入力することができるので、学習者Hの入力手間を軽減することができ、学習者Hのやる気を削がないことができる。
さらに、各ステップSの問題を紙に出力するとき、及び採点結果を入力するときなどにパソコンを使用すれば良いので、学習者Hの人数分のパソコン台数を必要としない。
その上、学習者Hが問題を自主的に解くことにより、先生に生徒一人一人と関わる時間ができ、学習者Hは自分の弱点を把握することができるので、先生は各学習者Hの弱点に対してアドバイスを行うことができるようになる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、管理部42は学習者からの印字確認入力を受信しなければ次のステップSに属する問題データを抽出できないようにしたが、これに限られず、図20に示すように、印字データ出力部43が、印字手段3に印字データを出力した場合に出力確認信号を管理部42に送信し、その印字確認信号を管理部42が受信したときに、次のステップSに属する問題データを抽出できるようにしても良い。
また、前記実施形態では、学習システムをネットワーク接続されていないコンピュータ(スタンドアロン型コンピュータ)に適用したが、サーバクライアント型にしても良い。
この他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
1 ・・・入力手段
2 ・・・表示手段
3 ・・・印字手段
4 ・・・情報処理措置
D1・・・問題データ格納部
42・・・管理部
43・・・印字データ出力部
44・・・画面表示部
2 ・・・表示手段
3 ・・・印字手段
4 ・・・情報処理措置
D1・・・問題データ格納部
42・・・管理部
43・・・印字データ出力部
44・・・画面表示部
Claims (18)
- 種類、難易度等によって問題を複数のステップに分類し、ステップ毎にそのステップに属する問題を提示して学習を支援するためのものであって、
問題を示す問題データを複数格納している問題データ格納部と、
前記問題データ格納部から問題の集合であるステップに属する問題データを抽出する管理部と、
前記管理部が抽出した問題データを、紙に印字するための印字データとして出力する印字データ出力部と、を備え、
前記管理部が、前記印字データ出力部から印字データが出力されたことを示す出力確認信号、又は外部からの印字確認入力信号を受信したときに、前記問題データ格納部から次のステップに属する問題データを抽出するものであることを特徴とする学習システム。 - 前記印字確認入力が、前記問題を解答する学習者により入力されるものであることを特徴とする請求項1記載の学習システム。
- 前記問題の解答及び解説を示すデータを格納している解答解説データ格納部をさらに備え、
前記管理部が、前記抽出した問題データに対応する解答解説データを前記解答解説データ格納部から抽出し、
前記印字データ出力部が、前記抽出された解答解説データを紙に印字するための印字データとして出力するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の学習システム。 - 前記印字した問題を、前記学習者が解答した結果の正誤を入力する正誤入力画面を表示する画面表示部を、さらに備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の学習システム。
- 前記画面表示部が、その正誤入力画面に一括して全問正解又は全問不正解の結果を入力することができるようにしている請求項4記載の学習システム。
- 前記管理部が、前記学習者が入力した問題の正誤に基づいて、さらにその間違った問題に関連した問題を示す問題データを補助問題データとして前記問題データ格納部からさらに抽出し、
前記印字データ出力部が、前記補助問題データを紙に印字するための印字データとして出力することを特徴とする請求項4又は5記載の学習システム。 - 種類、難易度等によって問題を複数のステップに分類し、ステップ毎にそのステップに属する問題を提示して学習を支援するためのプログラムであって、
問題を示す問題データを複数格納している問題データ格納部と、
前記問題データ格納部から問題の集合であるステップに属する問題データを抽出する管理部と、
前記管理部が抽出した問題データを、紙に印字するための印字データとして出力する印字データ出力部と、としての機能をコンピュータに備えさせることを特徴とする学習プログラムであって、
前記管理部が、前記印字データ出力部から印字データが出力されたことを示す出力確認信号、又は外部からの印字確認入力信号を受信したときに、前記問題データ格納部から次のステップに属する問題データを抽出するものであることを特徴とする学習プログラム。 - 前記印字確認入力信号が、前記問題を解答する学習者により入力されるものであることを特徴とする請求項7記載の学習プログラム。
- 前記問題の解答及び解説を示すデータを格納している解答解説データ格納部としての機能を、コンピュータにさらに備えさせ、
前記管理部が、前記抽出した問題データに対応する解答解説データを前記解答解説データ格納部から抽出し、
前記印字データ出力部が、前記抽出された解答解説データを紙に印字するための印字データとして出力するものであることを特徴とする請求項7又は8記載の学習プログラム。 - 前記印字した問題を、前記学習者が解答した結果の正誤を入力する正誤入力画面を表示する画面表示部としての機能を、コンピュータにさらに備えさせることを特徴とする請求項7、8又は9記載の学習プログラム。
- 前記画面表示部が、その正誤入力画面に一括して全問正解又は全問不正解の結果を入力することができるようにしている請求項10記載の学習プログラム。
- 前記管理部が、前記学習者が入力した問題の正誤に基づいて、さらにその間違った問題に関連した問題を示す問題データを補助問題データとして前記問題データ格納部からさらに抽出し、
前記印字データ出力部が、前記補助問題データを紙に印字するための印字データとして出力することを特徴とする請求項10及び11記載の学習プログラム。 - 種類、難易度等によって問題を複数のステップに分類し、ステップ毎にそのステップに属する問題を提示して学習を支援するための方法であって、
問題を示す問題データを複数格納している問題データ格納部から問題の集合であるステップに属する問題データを抽出する管理工程と、
前記管理工程が抽出した問題データを紙に印字するための印字データとして出力する印字データ出力工程と、を備え、
前記管理工程が、前記印字データ出力部から印字データが出力されたことを示す出力確認信号、又は外部からの印字確認入力があったときに、前記問題データ格納部から次のステップに属する問題データを抽出するものであることを特徴とする学習方法。 - 前記印字確認入力が、前記問題を解答する学習者により入力されるものであることを特徴とする請求項13記載の学習方法。
- 前記管理工程において、前記問題の解答及び解説を示すデータを格納している解答解説データ格納部から、前記抽出した問題データに対応する解答解説データを抽出し、
前記印字データ出力工程において、前記抽出された解答解説データを紙に印字するための印字データとして出力するものであることを特徴とする請求項13又は14記載の学習方法。 - 前記印字した問題を、前記学習者が解答した結果の正誤を入力する正誤入力画面を表示する正誤入力画面表示工程を、さらに備えていることを特徴とする請求項13、14又は15記載の学習方法。
- 前記正誤入力画面表示工程において、その正誤入力画面に一括して全問正解又は全問不正解の結果を入力することができるようにしている請求項16記載の学習方法。
- 前記管理工程において、前記学習者が入力した問題の正誤に基づいて、さらにその間違った問題に関連した問題を示す問題データを補助問題データとして前記問題データ格納部からさらに抽出し、
前記印字データ出力工程において、前記補助問題データを紙に印字するための印字データとして出力することを特徴とする請求項16又は17記載の学習方法。
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