JP2006329003A - 内燃機関の二次空気供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大気圧や外気温等の環境条件が変化した場合でも二次空気の導入による効果を安定して得ることができる内燃機関の二次空気供給装置を提供する。
【解決手段】 本発明の二次空気供給装置30は、内燃機関1の排気浄化触媒10よりも上流に二次空気を導く二次空気通路32と、内燃機関1の吸気弁16又は排気弁17の少なくとも一方の動弁特性を変更可能な可変バルブタイミング機構20と、を備え、二次空気の導入時に吸気弁16と排気弁17のバルブオーバーラップ量を増加させ、かつその増加量を大気圧又は外気温が低いほど大きくなるように変化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化触媒よりも上流に二次空気を導く内燃機関の二次空気供給装置に関する。
内燃機関の二次空気供給装置として、内燃機関の暖機時に点火時期を遅角させるとともに排気弁の開弁タイミングを進角させ、かつ吸気弁と排気弁のバルブオーバーラップ量を一定量増加させることにより排気を後燃え可能な温度に昇温させ、その状態で二次空気を排気浄化触媒の上流に導くことにより後燃えを発生させて排気浄化触媒を暖機させるものがある(特許文献1)。その他、本発明と関連する先行技術文献として特許文献2及び3が存在する。
特開2001−263050号公報 特許第2972389号公報 特開平8−158858号公報
大気圧や外気温等の環境条件が変化すると、その変化に伴って排気温度等の後燃えに必要な条件も変化するため、特許文献1のようにバルブオーバーラップ量を一定に増加しただけでは後燃えの発生が不確実となって排気浄化触媒の暖機効果が損なわれ、エミッションが悪化する場合がある。例えば、外気温の低下により後燃えに必要な排気温度に至らないおそれがある。また、平地よりも大気圧が低い高地の場合には空気密度が低下するため、平地と同一の機関回転数(回転速度)の維持に必要な空気量が減少するので、排気温度が低下して後燃えが不確実になるおそれがある。更に、二次空気の供給源として定容積型のエアポンプを使用した場合、高地では平地よりも気圧が低くて空気密度が減少するので、平地と同一条件で二次空気を供給するだけでは二次空気が不足して後燃えが不確実になるおそれもある。
そこで、本発明は、大気圧や外気温等の環境条件が変化した場合でも二次空気の導入による効果を安定して得ることができる内燃機関の二次空気供給装置を提供することを目的とする。
本発明の二次空気供給装置は、内燃機関の排気浄化触媒よりも上流に二次空気を導く二次空気通路と、内燃機関の吸気弁又は排気弁の少なくとも一方の動弁特性を変更可能な可変動弁機構と、前記二次空気の導入時に吸気弁と排気弁のバルブオーバーラップ量を増加させ、かつその増加量を環境条件に応じて変化させるように前記可変動弁機構を制御する制御手段と、を備えることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
この発明によれば、二次空気の導入時に吸気弁と排気弁のバルブオーバーラップ量が増加するので、燃焼室内の圧力が低下して排気行程後半に排気ガスが排気ポートから燃焼室へ流入するとともに、二次空気が高温状態の排気弁の近辺や燃焼室内に流入して二次空気の供給による後燃えを促進できる。しかも、バルブオーバーラップ量の増加量が環境条件に応じて変化するので、環境条件の変化に伴う排気温度不足や二次空気の供給不足を補うことができ、二次空気の供給による効果を安定して得ることができる。なお、バルブオーバーラップ量は少なくとも排気行程上死点以前の範囲において二次空気の供給停止時に比べて増加していればよい。
本発明における環境条件は二次空気の供給による効果に影響を与え得るものであれば如何なるものでもよいが、例えば、前記制御手段は、前記増加量を前記環境条件としての大気圧に応じて変化させてもよいし(請求項2)、前記環境条件としての外気温に応じて変化させてもよい(請求項4)。これらの態様においては、更に、前記制御手段は、大気圧が低いほど前記増加量が大きくなるように変化させてよいし(請求項3)、外気温が低いほど前記増加量が大きくなるように変化させてもよい(請求項5)。
大気圧が低いときや外気温が低いときは、これらが高い場合に比べて吸気通路内の負圧が低下するため、バルブオーバーラップ量が一定の場合には燃焼室内に残留させる排気ガス量(内部EGR量)が少なくなる。従って、これらの態様のように、大気圧や外気温が低いほどバルブオーバーラップ量の増加量を大きくした場合でも、大気圧や外気温が高い場合と比べて内部EGR量が大幅に増加することはないので燃焼悪化を抑制できる。
以上説明したように、本発明によれば、二次空気の導入時に吸気弁と排気弁のバルブオーバーラップ量を増加させ、かつその増加量を環境条件に応じて変化させるようにしたので、大気圧や外気温等の環境条件が変化した場合でも二次空気の導入による効果を安定して得ることができる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の二次空気供給装置を内燃機関に適用した一実施形態を示している。内燃機関1は例えば直列式の4気筒ガソリンエンジンとして構成されている。なお、図1では一つの気筒2に関する構造のみを示した。内燃機関1の吸気通路3には、スロットル弁5の開度に応じた空気(一次空気)がエアフィルタ4を介して吸入され、その空気は吸気マニホールド6、及び気筒2毎に設けられた吸気ポート3aを介して各気筒2に取り込まれる。内燃機関1の排気ガスは排気通路8に導かれる。即ち、各気筒2からの排気ガスは気筒2毎に設けられた排気ポート8aを介して排気マニホールド9へ集合されてから排気浄化触媒10に導かれて浄化され、その後、不図示の消音器を経て大気へ排出される。排気浄化触媒10はHC、COを酸化する一方で、NOxを還元する周知の三元触媒である。
各気筒2には、放電火花を発生させる点火プラグ11と、気筒2内を往復運動するピストン13とが設けられ、ピストン13の頂面と気筒2の内壁とで囲まれた空間に燃焼室14が形成される。また、吸気ポート3aに向かって燃料を噴射する燃料噴射弁15が気筒2毎に設けられている。燃料噴射弁15の燃料噴射によって燃焼室14内に混合気が形成され、その混合気は点火プラグ11の放電火花によって点火される。
内燃機関1の吸気弁16と排気弁17とは、クランク軸(不図示)の回転を駆動源とするカム軸18、19にて駆動される。吸気弁16側のカム軸18には吸気弁16の開閉タイミング(動弁特性)を変更可能な油圧式の可変バルブタイミング機構(可変動弁機構)20が設けられている。可変バルブタイミング機構20は、図示しない油圧調整弁を備えており、その油圧調整弁の開度が後述するECU21によって制御されることで、吸気弁16の開閉タイミングが適宜に変更される。
吸気通路3には大気圧に対応した信号を出力する圧力センサ22、外気温に対応した信号を出力する温度センサ23、吸入空気量に対応した信号を出力するエアフローメータ24、スロットル弁5の開度に対応した信号を出力するスロットル開度センサ25が、排気通路8の排気浄化触媒10の前後には排気ガス中の酸素量に対応した信号を出力するO2センサ(空燃比センサでもよい。)26、27がそれぞれ設けられる。各センサ22〜27の出力信号はECU21に導かれる。ECU21はマイクロプロセッサ、及びその動作に必要なROM、RAM等の周辺回路を備えたコンピュータとして構成される。ECU21は各種のセンサの出力信号を参照して、内燃機関1の運転状態の制御に必要な各種の演算処理及び各種の機器の動作制御を実行する。例えば、ECU21はO2センサ26、27の出力信号に基づいて所定の空燃比の混合気が形成されるように燃料噴射弁15の燃料噴射量を制御する。ECU21が参照するセンサとしては、上述した圧力センサ22等の他にも、内燃機関1の冷却水温度に対応した信号を出力する水温センサ、クランク軸の角度に対応した信号を出力するクランク角センサ等が存在するが、それらの図示は省略した。
二次空気供給装置30は、空気供給源としての電動式のエアポンプ31と、そのエアポンプ31から吐出される二次空気を排気通路8に導く二次空気通路32と、二次空気通路32を開閉するためのバキュームコントロールバルブ(VSV)33及びエアスイッチングバルブ(ASV)34とを備えている。VSV33はECU21からの指示に従って開閉される電磁弁である。VSV33が開くと吸気マニホールド6の負圧が通路35を介してASV34に導かれてASV34の内部流路が開放される。ASV34が開放されることにより、エアフィルタ36にて濾過された二次空気がエアポンプ31から二次空気通路32を介して排気通路8に供給される。なお、排気ガスの温度が排気弁17から下流側へ離れるに従って低下する関係から、排気通路8への二次空気の供給位置はできるだけ排気弁17に近づけることが好ましい。そのため図1の形態では、排気通路8への二次空気の供給位置は排気ポート8a内に設定されているが、排気浄化触媒10よりも上流側であれば供給位置は特に制限されない。
二次空気供給装置30による二次空気の供給及びその停止はECU21により制御される。図2はECU21が二次空気の供給を制御するために実行するAI制御の手順を示すフローチャートである。このAI制御では、二次空気の供給と停止の制御に加え、二次空気の導入時に吸気弁16と排気弁17のバルブオーバーラップ量を増加させ、かつそのバルブオーバーラップ量の増加量を環境条件としての大気圧に応じて変化させるように可変バルブタイミング機構20が制御される。以下、AI制御の詳細を説明する。なお、本明細書において、AIとは、二次空気の供給を意味するエアーインジェクションの略称である。
ECU21は、例えば車両のイグニッションスイッチがオンされて内燃機関1が作動可能な状態になると、図2の処理を一定の周期で繰返し実行する。AI制御では、まず、ステップS1で内燃機関1が始動後の状態であるか否かを判別する。例えば、内燃機関1の暖機状態に対応した冷却水温や排気温が所定の暖機完了状態を満たさないときに始動後であると判断する。ステップS1で始動後であると判定した場合はステップS2に進み、AI実行条件の成否を判定する。AI実行条件は、内燃機関1の運転状態からみて二次空気の導入が不適当か否かを判別するために設けられた条件である。例えば、内燃機関1の始動直後で排気ガス温度が上昇していないため、二次空気を供給すると却って排気浄化触媒10が冷却されるおそれがある場合にAI実行条件が不成立となり、ステップS2が否定判定される。AI実行条件が成立していると判定した場合は、ステップS3に進み、大気圧を取り込む。大気圧は圧力センサ22の出力を参照して取得してもよいし、他のセンサの検出値に基づく学習により求めてもよい。大気圧の学習は吸入空気量とスロットル開度との関係が気圧に応じて異なることを利用して行うことができる。即ち、標準大気圧のときの吸入空気量とスロットル開度との関係を基準状態として予め取得しておき、エアフローメータ24が検出する吸入空気量とスロットル開度センサ25が検出するスロットル開度との関係と、基準状態とのずれに基づいて現在の大気圧を取得することができる。
ステップS3にて大気圧を取り込んだ後は、ステップS4で吸気弁16の開弁時期の目標進角量を算出する。目標進角量は吸気弁16と排気弁17のバルブオーバーラップ量の増加量を決定するものである。図3に示すように、目標進角量は大気圧を変数とする関数として与えられており、大気圧が低いほど目標進角量が大きくなる。図4に吸気弁16の開弁時期の進角量とバルブオーバーラップ量との関係を示す。破線は二次空気導入時、実線は二次空気導入停止時をそれぞれ示す。図4から明らかなように、吸気弁16の進角量が増大すると、排気行程上死点TDC以前の範囲内においてバルブオーバーラップ量が増加する。従って、図3の関係は、大気圧が低いほどバルブオーバーラップ量の増加量が大きくなることを意味する。ECU21のROMには図3の関係がマップとして記憶されている。ECU21はそのROMに記憶されたマップを参照して、大気圧に対応した目標進角量を取得する。
目標進角量の取得後は図2のステップS5に進み、一次空気の補正空気量を算出する。補正空気量は、進角量の増大に伴う内部EGR量の増加によって生じ得る出力トルクの低下を補償するものである。進角量が大きくなるにつれ内部EGR量が増加し、それだけ出力トルクの低下が懸念される。そのため、図5に示すように、補正空気量は進角量を変数とする関数として与えられており、ステップS4で求めた目標進角量が大きいほど補正空気量が大きくなる。つまり、バルブオーバーラップ量の増加量が大きいほど補正空気量が大きくなる。ECU21のROMには図5の関係がマップとして記録されている。ECU21はそのROMに記録されたマップを参照して、進角量に対応した補正空気量を算出する。
補正空気量の算出後はステップS6に進み、補正空気量に基づいてスロットル開度を補正する。この補正は適宜の方法で実現できる。例えば、スロットル開度を吸入空気量に関連づけたマップをECU21のROMに予め記憶させておき、エアフローメータ24が検出する吸入空気量にステップS5で算出した補正空気量を加えて目標空気量とし、ROMに記憶させたマップを参照してその目標空気量に対応したスロットル開度を取得することで実現してもよい。また、補正空気量に対応したスロットル開度の補正係数を算出し、その補正係数をスロットル開度に乗算してスロットル開度を補正することもできる。
スロットル開度の補正後はステップS7に進み、吸気弁16の開弁時期がステップS4で算出した目標進角量に対応して進角するように、ECU21が可変バルブタイミング機構20、つまり油圧調整弁の開度を制御する。
続くステップS8では、ECU21はAIオン、つまりエアポンプ31を起動するとともに、ASV34が開かれるようにVSV33を制御して二次空気を供給する。また、ステップS8において、ECU21は二次空気の供給が実行されているか否かを判別するための実行フラグFを、二次空気の供給状態に対応した”1”にセットし、今回のAI制御ルーチンを終了する。
一方、ステップS1又はステップS2のいずれかで否定判定された場合には、ステップS9にてAIオフ、つまりエアポンプ31を停止させるとともにASV34が閉じられるようにVSV33を制御し、実行フラグFを二次空気の供給停止状態に対応した”0”にリセットし、その後今回のルーチンを終了する。
以上の実施形態によれば、バルブオーバーラップ量の増加量が大気圧が低いほど大きくなるので、平地よりも大気圧が低い高地においても後燃えを安定して発生させることができる。また、大気圧が低いほどバルブオーバーラップ量の増加量を大きくした場合でも、大気圧が高い場合と比べて内部EGR量が大幅に増加することはないので燃焼悪化が抑制される。本実施形態においては、更に、バルブオーバーラップ量の増加に伴って空気量が補正されるので、燃焼悪化に伴う出力トルクの低下を確実に防止できる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について説明する。この実施形態は、図6のAI制御を除き、第1の実施形態と同一である。従って、内燃機関1等の物理的構成については図1が参照される。また、図6のAI制御においては、図2の処理と同様に、例えば車両のイグニッションスイッチがオンされて内燃機関1が作動可能な状態になると、図6の処理が一定の周期でECU21にて繰返し実行される。図6のAI制御において図2と共通する処理については同一符号を付して重複する説明を省略し、以下図2との相違点のみを説明する。
ステップS13では、ECU21は外気温を取り込む。外気温は温度センサ23の出力を参照して取得できる。続くステップS14では、吸気弁16の開弁時期の目標進角量を算出する。目標進角量は吸気弁16と排気弁17のバルブオーバーラップ量の増加量を決定するものである。図7に示すように、目標進角量は外気温を変数とする関数として与えられており、外気温が低いほど目標進角量が大きくなる。つまり、図3の関係は、外気温が低いほどバルブオーバーラップ量の増加量が大きくなることを意味する。ECU21のROMには図7の関係がマップとして記憶されている。ECU21はそのROMに記憶されたマップを参照して、外気温に対応した目標進角量を取得する。
以上の形態によれば、バルブオーバーラップ量の増加量が外気温が低いほど大きくなるので、常温時よりも条件が悪化する低温時においても後燃えを安定して発生させることができる。また、外気温が低いほどバルブオーバーラップ量の増加量を大きくした場合でも、内部EGR量が大幅に増加することはないので燃焼悪化が抑制され、その上、バルブオーバーラップ量の増加に伴って空気量が補正されるので、燃焼悪化に伴う出力トルクの低下を完全に防止できる。更に、低温時は常温時よりも燃料噴射弁15から噴射される燃料噴霧の気化が悪化するが、外気温が低いほどバルブオーバーラップ量の増加量が大きくされるので、吸気通路3側への吹き返しにより燃料噴霧の微粒化が促進される。これにより内部EGR量の増加等の燃焼悪化要因を上回る燃焼改善効果が期待できる。
以上の実施形態においては、ECU21が本発明の制御手段として機能する。但し、本発明は制御手段をECU12とは別に設けられたコンピュータにより実現してもよい。
本発明はバルブオーバーラップ量の増加量の拡大に応じた空気量の補正(図2、図6のステップS5、S6)を必須とするものではなく、その補正は必要に応じて適宜設ければよい。また、本発明は排気行程上死点以前の範囲でバルブオーバラップ量が増加していればよい。従って、上死点後の範囲におけるバルブオーバーラップ量の増加は必ずしも必要でない。以上の実施形態においては、可変バルブタイミング機構20を吸気弁16側に設けたが、これに加えて排気弁17側に設けてもよい。バルブオーバーラップ量を変化させる方法は、上述した形態に限定されず、排気弁17の閉弁時期と吸気弁17の開弁時期の一方、又は両方を変化させてもよい。また、可変動弁機構としては、上述した油圧式のバルブタイミング機構20に限定されず、吸気弁及び排気弁の少なくと一方の動弁特性を変更可能なものであれば如何なる機構を用いても構わない。
本発明の二次空気供給装置及びそれが適用される内燃機関の概要を示す図。 図1のECUにて実行されるAI制御の手順を示すフローチャート。 図2のAI制御において参照される大気圧と目標進角量との対応関係を記述したマップの一例を示す図。 吸気弁の開弁時期の進角量とバルブオーバーラップ量との関係を説明する説明図。 図2(図6)のAI制御において参照される進角量と補正空気量との対応関係を記述したマップの一例を示す図。 第2の実施形態に係るAI制御の手順を示すフローチャート。 図6のAI制御において参照される外気温と目標進角量との対応関係を記述したマップの一例を示す図。
符号の説明
1 内燃機関
10 排気浄化触媒
16 吸気弁
17 排気弁
20 可変バルブタイミング機構(可変動弁機構)
21 ECU(制御手段)
30 二次空気供給装置
32 二次空気通路

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気浄化触媒よりも上流に二次空気を導く二次空気通路と、内燃機関の吸気弁又は排気弁の少なくとも一方の動弁特性を変更可能な可変動弁機構と、前記二次空気の導入時に吸気弁と排気弁のバルブオーバーラップ量を増加させ、かつその増加量を環境条件に応じて変化させるように前記可変動弁機構を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする内燃機関の二次空気供給装置。
  2. 前記制御手段は、前記増加量を前記環境条件としての大気圧に応じて変化させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の二次空気供給装置。
  3. 前記制御手段は、大気圧が低いほど前記増加量が大きくなるように変化させることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の二次空気供給装置。
  4. 前記制御手段は、前記増加量を前記環境条件としての外気温に応じて変化させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の二次空気供給装置。
  5. 前記制御手段は、外気温が低いほど前記増加量が大きくなるように変化させることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の二次空気供給装置。
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