JP4405956B2 - 圧縮着火内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、圧縮着火内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の着火手法としては、軽油を燃料とするディーゼル機関に代表される、高圧縮によって高温にされた空気に直接、燃料(軽油)を注入して自然着火させる圧縮着火手法と、ガソリンを燃料とする機関での火花点火手法の2つがあり、着火手法はほぼ燃料によって決められているのが現状である。それに加え、近時、ガソリン、軽油など種々の燃料を空気と十分に混合させて得た混合気を高温高圧にして供給し、自己着火させる試みもなされている。
このような機関にあっては燃焼室全体で着火が開始し、同時に反応するため、燃焼は低温酸化反応で開始することとなり、燃焼温度を比較的低くすることができて窒素酸化物の排出を低減できると共に、圧縮比を火花点火機関より上げることができて燃費性能も向上させることができる。この種の機関は圧縮着火機関あるいは予混合圧縮着火機関と呼ばれる。
この圧縮着火機関で問題となるのは、負荷の減少につれて着火遅れが増大して、ついには失火に至ることであり、逆に負荷の増加に伴って過早着火が起こってノッキングが発生することである。その対策として、着火の促進には混合気温度を上昇させるのが有効であることが知られており、高温のEGRガスを導入して着火を促進させることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−61324号公報
この従来技術においては、第1から第4までの4個の気筒を備えた圧縮着火内燃機関において、それぞれの気筒を排気マニホルドで排気管に接続すると共に、2個の気筒同士を連通管(EGR専用通路)で接続している。即ち、点火順序を第1、第3、第4、第2とするとき、第1気筒と第4気筒を連通管で、第2気筒と第3気筒を別の連通管で接続すると共に、それぞれの気筒に第1、第2の排気バルブを設け、排気マニホルドは第1の排気バルブで、連通管は第2の排気バルブで開閉するように構成している。
具体的には、連通管で連結された一方の気筒において膨張行程から排気行程にかけて第2の排気バルブを開弁する一方、他方の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁させ、よって一方の気筒で生じた排ガスを他方の気筒に導入することで着火を促進させるように構成している。
上記した従来技術のように吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁して他気筒からのEGRガス(排ガス)を連通管から導入するとき、導入される排ガス量は連通管の圧力(内圧)の影響を受けるが、連通管の圧力は運転状態、より具体的には内燃機関の負荷に応じて増減する。特に、負荷が急減した場合、連通管内の圧力が変化後の負荷状態に適した圧力に対して高くなってしまうため、燃焼室内に目標量以上の排ガスが導入され、ノッキングなどの燃焼状態が悪化する可能性があった。
また、連通管の圧力は環境条件の変化に応じても変化すると共に、経年変化などによって連通管のシール性が低下するときも変化する。そのため、所望の排ガス量を導入することができず、燃焼状態が悪化してノッキングや失火が発生する場合があった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁して他気筒からのEGRガス(排ガス)を第2の通路を介して導入するとき、所望の排ガス量を確実に導入して燃焼状態の悪化を防止するようにした圧縮着火内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、少なくとも第1、第2の気筒を含む複数の気筒を備え、それぞれの気筒に排気管に連通する第1の通路を開閉する第1の排気バルブと、前記第1の通路以外の第2の通路を開閉する第2の排気バルブを設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備える圧縮着火内燃機関の制御装置において、前記内燃機関の運転状態に基づき、前記第2の通路を介して前記第1の気筒から第2の気筒に導入されるべき排ガス量を算出する排ガス量算出手段、前記算出された排ガス量に基づいて前記第2の通路の圧力の基準値を算出する基準値算出手段、前記第2の通路の実圧力を検出する第2通路圧力検出手段、前記検出された第2の通路の実圧力を前記算出された基準値と比較する比較手段、および前記検出された実圧力と前記算出された基準値の差が所定値以上の場合、前記第2の通路の圧力を制御する圧力制御手段を備える如く構成した。
請求項2に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、前記内燃機関の燃焼室内の燃焼状態を検出する燃焼状態検出手段を備えると共に、前記圧力制御手段は、前記検出された燃焼状態に基づいて前記第2の通路の圧力を制御する如く構成した。
請求項3に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、前記第1の通路と第2の通路を接続する第3の通路、および前記第3の通路を開閉する第3のバルブを備えると共に、前記圧力制御手段は、前記第3のバルブを駆動して前記第2の通路の圧力を制御する如く構成した。
請求項4に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、前記圧力制御手段は、前記第2の排気バルブの開度特性を調整して前記第2の通路の圧力を制御する如く構成した。
請求項5に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、前記圧力制御手段は、前記基準値を補正して前記第2の通路の圧力を制御する如く構成した。
請求項1に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、内燃機関の運転状態、より具体的には内燃機関の負荷に基づき、第2の通路を介して前記第1の気筒から第2の気筒に導入されるべき排ガス量(EGR量)を算出し、算出された排ガス量に基づいて第2の通路の圧力の基準値を算出すると共に、検出された第2の通路の実圧力を算出された基準値と比較し、検出された実圧力と算出された基準値との差が所定値以上の場合、第2の通路の圧力を制御する如く構成したので、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができる。即ち、第2の連通管の圧力が運転状態、より具体的には内燃機関の負荷に応じて増減するとき、あるいは環境条件の変化や経年変化などによって変化するときも、その変化に応じて第2の通路の圧力を制御することで、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができる。
請求項2に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、内燃機関の燃焼室内の燃焼状態を検出し、検出された燃焼状態に基づいて第2の通路の圧力を制御する如く構成したので、上記した効果に加え、燃焼状態を検出することで、燃焼状態が一旦悪化してノッキングや失火などが生じたときも、燃焼状態の悪化を早期に抑止することができる。
請求項3に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、第1の通路と第2の通路を接続する第3の通路、および第3の通路を開閉する第3のバルブを備えると共に、第3のバルブを駆動して第2の通路の圧力を制御する如く構成したので、上記した効果に加え、所望の排ガス量を一層確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を一層防止することができる。
請求項4に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、第2の排気バルブの開度特性を調整して第2の通路の圧力を制御する如く構成したので、請求項3で述べたと同様、所望の排ガス量を一層確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を一層防止することができる。また、請求項3に比して、構成が簡易となる。
請求項5に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、基準値を補正して第2の通路の圧力を制御する如く構成したので、請求項3で述べたと同様、所望の排ガス量を一層確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を一層防止することができる。また、請求項3に比して、構成が簡易となる。
尚、上記で「第1の気筒」と「第2の気筒」が、点火順序における気筒を示すものではないことは、いうまでもない。
以下、添付図面に即してこの発明に係る圧縮着火内燃機関の制御装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は、ガソリンを燃料とする、4サイクル(4ストローク)の直列形の内燃機関(以下「エンジン」という)を示す。エンジン10は、#1から#4までの4個の気筒12を備える。エンジン10において、エアクリーナ(図示せず)から吸入された空気はスロットルバルブ(図示せず)で流量を調節されて吸気マニホルド14を流れ、それぞれの気筒12の吸気バルブ16が開弁されるとき、燃焼室(図示せず)に流入する。燃焼室のヘッド側において吸気バルブ16の付近には、燃料噴射弁(インジェクタ)22が配置される。
燃料噴射弁22には燃料供給管(図示せず)を介して燃料タンク(図示せず)に貯留されたガソリン燃料が圧送されると共に、駆動回路(図示せず)を通じてECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)26に接続される。燃料噴射弁22は、ECU26から開弁時間を示す駆動信号が駆動回路に供給されると、吸気行程あるいは圧縮行程で開弁して開弁時間に応じたガソリン燃料を燃焼室に噴射する。噴射されたガソリン燃料は流入した空気と混合して混合気を形成する。
このように、エンジン10は、筒内噴射型のエンジンとして構成される。従って、スロットルバルブはアクセルペダル(図示せず)との機械的な連結を断たれ、電動モータなどのアクチュエータで開閉される、いわゆるDBW方式で駆動される。
燃料噴射弁22の付近には点火プラグ30が配置される。点火プラグ30はイグナイタなどからなる点火装置(図示せず)を介してECU26に接続され、ECU26から点火信号が点火装置を介して供給されると、燃焼室に臨む電極の間に火花放電を生じ、混合気を着火して燃焼させる。尚、後述するように、混合気は圧縮着火によっても燃焼させられる。即ち、エンジン10は、運転状態に応じて混合気を圧縮着火で燃焼させる圧縮着火燃焼と、火花点火で燃焼させる火花点火燃焼との間で切り換える(予混合)圧縮着火エンジン(内燃機関)として構成される。
燃焼によって生じた排ガスは、第1の排気バルブ32が開弁するとき、排気マニホルド(第1の通路)34に流れる。排気マニホルド34は下流で集合して排気系集合部34aを形成し、そこに排気管36が接続される。排ガスは排気マニホルド34を流れた後、排気管36を流れ、さらにはエンジン10の外部の大気に放出される。
排気系にあっては、排気マニホルド34に加え、4個の気筒は、2個ずつ、EGR専用通路(第2の通路。連通管)40を介して接続(連通)され、他方から排出される排ガスをEGRガスとして導入するように構成される。エンジン10の#1、#2、#3、#4気筒の点火順序(燃焼順序)を#1、#3、#4、#2とするとき、#1気筒は#4気筒とEGR専用通路40aを介して接続されると共に、#2気筒は#3気筒とEGR専用通路40bを介して接続される。EGR専用通路は、第2の排気バルブ42で開閉される。
このように、それぞれの気筒には、排気管36に連通する排気マニホルド34(第1の通路)を開閉する第1の排気バルブ32が設けられると共に、排気マニホルド34以外のEGR専用通路(第2の通路)40(40aあるいは40b)を開閉する第2の排気バルブ42が設けられる。
さらに、排気マニホルド34とEGR専用通路40a,40bをそれぞれ接続する接続路(第3の通路)44a,44bが設けられると共に、接続路44a,44bにはそこを開閉する圧力調整バルブ(第3のバルブ)46a,46bが備えられる。EGR専用通路40a(あるいは40b)の排ガスは、圧力調整バルブ46a(あるいは46b)が開弁されるとき、接続路44a(あるいは44b)を通って排気マニホルド34に流出し、EGR専用通路40a(あるいは40b)の圧力(内圧)を低下させる。
エンジン10のクランクシャフトあるいはカムシャフト(共に図示せず)の付近にはクランク角センサ(図で「ENG回転数」と示す)50が配置され、気筒判別信号と、それぞれの気筒のTDC(上死点)あるいはその付近のクランク角度を示すTDC信号と、TDC信号を細分してなるクランク角度信号からなる出力を生じる。
エンジン10が搭載される車両の運転席(図示せず)の床面にはアクセルペダル(図示せず)が配置されると共に、その付近にはアクセル開度センサ(図で「アクセル開度」と示す)52が設けられ、運転者のアクセルペダル踏み込み量を示すアクセル開度APに応じた出力を生じる。
排気系において、EGR専用通路40aには圧力センサ54aが、EGR専用通路40bには圧力センサ54bが配置され、それぞれEGR専用通路40a,40bの実圧力(内圧)に応じた出力を生じる。
#1から#4までの4個の気筒12において、それぞれの燃焼室には筒内圧センサ56が配置され、燃焼室内の圧力(筒内圧)に応じた出力を生じる。尚、図示の簡略化のため、筒内圧センサ56は、#1気筒にのみ示す。
上記したセンサ群の出力はECU26に入力される。尚、それら以外にも多くのセンサが用いられて多種の運転パラメータが検出されるが、それらはこの発明の要旨に直接関連を要しないため、説明を省略する。
前記した吸気バルブ16と第1、第2の排気バルブ32,42は可変動弁系60に接続される。可変動弁系60は、吸気バルブ16などを駆動する吸気カムシャフトと排気カムシャフトとその付近にそれぞれ配置される電磁ソレノイドなどを備えると共に、ECU26に接続され、通電されるとき吸気カムシャフトあるいは排気カムシャフトを駆動して吸気バルブ16あるいは第1、第2の排気バルブ32,42を独立に開弁あるいは閉弁させる。
ECU26はマイクロコンピュータからなり、CPU,ROM,RAM,A/D変換回路、入出力回路およびカウンタを備える。ECU26は入力信号の中、クランク角度信号をカウントしてエンジン回転数(ENG回転数)NEを算出(検出)すると共に、その他のセンサ出力に基づき、燃料噴射量の算出、可変動弁系60の制御値の算出、導入すべきEGR量の算出などの処理を行うと共に、圧力調整バルブ46などを駆動してEGR専用通路40の圧力制御する(算出されたEGR量を補正する)。
図2は、そのECU26の処理、即ち、この実施例に係る装置の動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、それぞれの気筒の所定クランク角度、具体的には排気行程の上死点(TDC)付近の所定クランク角度で実行される。
以下説明すると、S10において運転領域を判断する。エンジン10は筒内噴射型のエンジンであることから、ECU26は、検出されたアクセル開度APとエンジン回転数NEとから、エンジン10の要求負荷(要求トルク)PMCMD[N・m]を以下のように算出する。
PMCMD=CONST・PSE/NE
上記で、CONST:定数、PSE:アクセル開度APとエンジン回転数NEとから予め設定されたマップ(特性)を検索して得られるエンジン10の要求出力である。
S10の処理においては、算出された要求負荷PMCMDとエンジン回転数NEとから予め設定されたマップを検索することで、運転領域が判断される。
図3はそのマップの特性を示す説明グラフである。圧縮着火運転領域は、図示の如く、要求負荷PMCMDとエンジン回転数NEが極小さいアイドル領域などの領域(極低負荷領域)と、要求負荷PMCMDとエンジン回転数NEが高くなる領域(高負荷領域)を除く領域、換言すれば低負荷および中負荷領域とされる。そして、圧縮着火運転領域にあるときは混合気を圧縮着火で燃焼させる圧縮着火燃焼が実行されると共に、それ以外の運転領域にあるときは火花点火で燃焼させる火花点火燃焼が実行される。
図2フロー・チャートの説明に戻ると、S12に進み、判断された運転領域が圧縮着火運転領域か否か判断し、否定されるときはS14に進み、要求負荷PMCMDなどから予め設定された火花点火用のマップを検索して燃料噴射量を算出する。
他方、S12で肯定されるときはS16に進み、要求負荷PMCMDなどから予め設定された圧縮着火用のマップを検索して燃料噴射量を算出し、S18に進み、必要EGR量(導入すべき排ガス量)を算出する。
具体的には、S16で算出された燃料噴射量に応じて新気の導入量を算出し、算出された新気の導入量から予め設定されたマップを検索して吸気バルブ16の開閉タイミングを決定し、次いで算出された新気の量に対応する必要EGR量を算出する。同時に、算出された新気の導入量と必要EGR量から、予め設定されたマップを検索して吸気バルブ16と第2の排気バルブ42の開角(開度特性)、即ち、開閉タイミングを算出する。
上記した如く、エンジン10にあっては、4個(複数)の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させる一方、第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させ、よって第1の気筒で生じた排ガスをEGR専用通路40から第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備えるように構成されることから、S18においては新気の量から吸気バルブ16の開閉タイミングを算出すると共に、新気の量からEGR量を算出し、それからマップ検索して第2の排気バルブ42の開閉タイミングを決定する。
図4は、#1気筒と#4気筒について算出された吸気バルブ16(図で「IN」と示す)と、第1の排気バルブ32(図で「Ex−1」と示す)と、第2の排気バルブ42(図で「Ex−2」と示す)の開角の一例を、クランク角度に対するバルブリフトとして示すタイム・チャートである。以下の説明では、#1気筒を第1の気筒、#4気筒を第2の気筒とした場合を例にとる。
図示の如く、ECU26は可変動弁系60の動作を制御し、吸気行程で吸気バルブ16を開弁し、算出された新気が燃焼室に導入されるまでのクランク角度範囲で開弁し続けた後、閉弁する。そして吸気バルブ16の閉弁に応じて吸気行程において第2の排気バルブ42を開弁させ、算出されたEGR量が導入されるまで吸気行程の間あるいは圧縮行程にかけてのクランク角度範囲で開弁し続けた後、閉弁させる。
他方、ECU26は可変動弁系60の動作を制御し、#1気筒において膨張行程から排気行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させて排ガスの一部を排出する。#1気筒で排出された排ガスの一部は、EGRガスとしてEGR専用通路40aから#4気筒の燃焼室に導入される。
また、ECU26は可変動弁系60の動作を制御し、#1気筒の排気行程において第2の排気バルブ42を閉弁させる前に、破線で示す如く、第1の排気バルブ32(図で「Ex−1」と示す)を開弁し始め、排気行程の大部分の間、開弁し続けて排ガスの残部を排気する。これによって排出される排ガスは排気マニホルド34へ、さらには排気管36へと流れる。図示の如く、第1の排気バルブ32(Ex−1)の開弁期間の方が第2の排気バルブ42(Ex−2)のそれよりも大きくされ、主たる排気は第1の排気バルブ42によってなされる。
このように、#4気筒へのEGRガスの導入は、#1気筒の開弁時期が膨張行程から排気行程にかけて行われることから、その#1気筒の排気エネルギを利用して#4気筒に導入することができ、#4気筒にあっては、破線で示す第1の排気バルブ32に比して少ない開弁時間でも大量の排ガスを確保することができ、混合気を圧縮着火に必要とされる温度まで昇温させることができる。従って、要求負荷PMCMDの増加に応じて混合気あるいは空気の量が増加するときも必要な排ガス量も確保することができ、着火性能を向上させることができて圧縮着火が可能な運転領域を拡大することができる。
図2フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS20に進み、EGR専用通路40a(あるいは40b)の実圧力を検出し(圧力センサ54a(あるいは54b)の出力を読み込み)、S22に進み、EGR専用通路40a(あるいは40b)の圧力の基準値を算出する。
図5は、EGR専用通路40の圧力(内圧)に対するEGR導入量の関係を示す説明グラフである。図示の如く、EGR導入量は、EGR専用通路40の圧力に厳密に比例しない。従って、この実施例にあっては図5に示す特性をテーブルとして格納しておき、S22の処理において算出された必要EGR量から横軸のEGR専用通路40の圧力をテーブル検索し、検索した値をEGR専用通路40a(あるいは40b)の圧力の基準値とする(算出する)。
次いでS24に進み、検出されたEGR専用通路40a(あるいは40b)の実圧力を算出された基準値と比較し、検出された実圧力と算出された基準値の差が所定値以上か否か判断する。所定値は例えば、基準値の±5%程度とする。
S24で肯定されるときはS26に進み、圧力調整バルブ46を駆動してEGR専用通路40a(あるいは40b)の圧力を制御する。具体的には、検出された圧力が基準値を所定値以上超えるときは、必要EGR量を超える排ガスが導入されることになるので、圧力調整バルブ46を開弁方向に駆動して通路内の排ガスを排気マニホルド34に排出させ、EGR専用通路40の圧力を低下させて必要EGR量が#4気筒に確実に導入させるようにする。
他方、検出された実圧力が基準値を所定値以上下回るときは、必要EGR量が不足することになるので、圧力調整バルブ46を閉弁方向に駆動して排気マニホルド34への排出を中止あるいは減少させ、EGR専用通路40の圧力を上昇させて#4気筒への必要EGR量の導入を確保する。
より具体的には、圧力調整バルブ46の閉弁動作のみでEGR専用通路40の圧力を上昇させるのは困難なので、EGR専用通路40の圧力が常に過剰となるように設計しておき、圧力調整バルブ46を、検出された圧力が基準値を下回るときは僅かに開弁すると共に、基準値を超えるときは大きく開弁してEGR専用通路40の圧力を調整し、よって導入されるべき必要EGR量を補正する。
尚、S24で否定されるときは、S26の処理をスキップする。
この実施例にあっては上記の如く、エンジン10の運転状態、より具体的にはエンジン10の要求負荷PMCMDに基づき、EGR専用通路(第2の通路)40を介して第1の気筒(例えば#1気筒)から第2の気筒(例えば#4気筒)に導入されるべき必要EGR量(排ガス量)を算出し、算出された必要EGR量に基づいてEGR専用通路40の圧力の基準値を算出すると共に、検出されたEGR専用通路40の実圧力を算出された基準値と比較し、検出された実圧力と算出された基準値との差が所定値以上であるとき、EGR専用通路40の圧力を制御する如く構成したので、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができる。
また、EGR専用通路40の圧力が運転状態、より具体的にはエンジン10の要求負荷PMCMDに応じて増減するとき、あるいは環境条件の変化や経年変化などによって変化するときも、その変化に応じてEGR専用通路40の圧力を制御することで、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができる。
さらに、排気マニホルド(第1の通路)34とEGR専用通路(第2の通路)40を接続する接続路(第3の通路)44と、接続路44を開閉する圧力調整バルブ(第3のバルブ)46を備えると共に、圧力調整バルブ46を駆動してEGR専用通路の圧力を制御する如く構成したので、上記した効果に加え、算出された必要EGR量を容易に補正することができる。
図6は、この発明の第2実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図2と同様のフロー・チャートである。
以下説明すると、S100からS112まで第1実施例の図2フロー・チャートのS10からS22までと同様の処理を行った後、S114に進み,エンジン10の燃焼室の燃焼状態を検出する。即ち、筒内圧センサ56の出力を読み込み、ノッキングあるいは失火などの異常燃焼が発生しているか否か検知する。
次いでS116に進み、検出されたEGR専用通路40の実圧力を算出された基準値と比較し、検出された実圧力と算出された基準値の差が所定値以上か否か判断する。S116で肯定されるときはS118に進み、第1実施例と同様、圧力調整バルブ46を駆動してEGR専用通路40の圧力を制御する。
他方、S116で否定されるときはS120に進み、異常燃焼が検知されたか否か判断する。そしてS120で肯定されるときはS118に進み、圧力調整バルブ46を駆動してEGR専用通路40の圧力を制御する。
具体的には、ノッキングが検知されたときは圧力調整バルブ46を開弁方向に駆動して通路内の排ガスを排気マニホルド34に排出させ、EGR専用通路40の圧力を低下させて#4気筒へ導入される必要EGR量を減少させる一方、失火が検知されたときは圧力調整バルブ46を閉弁方向に駆動して排気マニホルド34への排出を中止あるいは減少させ、EGR専用通路40の圧力を上昇させて#4気筒へ導入される必要EGR量を増加させる。
尚、S120で否定されるときは、S118の処理をスキップする。
第2実施例にあっては上記の如く構成したので、第1実施例と同様、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができる。さらに、上記した効果に加え、燃焼状態を検出することで、エンジン10の燃焼室の燃焼状態が一旦悪化してノッキングや失火などが生じたときも、燃焼状態の悪化を早期に抑止することができる。
尚、残余の構成および効果は第1実施例と異ならない。
図7は、この発明の第3実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図6と同様のフロー・チャートである。
以下説明すると、S200からS214まで第2実施例の図6フロー・チャートのS100からS114までと同様の処理を行った後、S216に進み,検出されたEGR専用通路40の実圧力を算出された基準値と比較し、検出された実圧力と算出された基準値の差が所定値以上か否か判断する。
S216で肯定されるときはS218に進み、可変動弁系60を駆動し、第2の排気バルブ42の開角を調整して圧力を制御する。図4を参照して説明すると、第2の排気バルブ42の閉じタイミングをクランク角度において遅角させる(同図で左にずらす)ことは排ガスを入り易くさせると共に、進角させる(同図で右にずらす)ことは排ガスを入り難くすることを意味する。その意味で、第2の排気バルブ42の開角を調整することで、EGR専用通路40の圧力を制御することができる。
尚、S220で肯定されるときはS218に進むと共に、S220で否定されるときは、S218の処理をスキップすることは第2実施例と同様である。
第3実施例にあっては上記の如く構成したので、第2実施例と同様、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができると共に、燃焼状態を検出することで、エンジン10の燃焼室の燃焼状態が一旦悪化してノッキングや失火などが生じたときも、燃焼状態の悪化を早期に抑止することができる。
さらに、第1、第2実施例に比し、接続路44と圧力調整バルブ46を必要としないことから、構成が簡易となる利点を備える。尚、残余の構成および効果は第1、第2実施例と異ならない。
さらに、第3実施例においてS214とS220の処理を削除しても良い、即ち、燃焼状態の検出と異常燃焼が検知されたときの必要EGR量の補正は、第3実施例において必須ではない。
図8は、この発明の第4実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図6と同様のフロー・チャートである。
従前の実施例と相違する点に焦点をおいて説明すると、S300からS318まで従前の実施例と同様の処理を行った後、S320に進み,異常燃焼が検知されたか否か判断する。
S320で肯定されるときはS322に進み、検知された異常燃焼に応じてEGR専用通路40の圧力の基準値を補正する。
図9はその処理を説明するグラフである。基準値を補正しない場合、破線で示す如く、要求負荷PMCMDに応じて基準値、換言すればEGR専用通路40の圧力が上昇する。異常燃焼がノッキングであるとすると、高負荷側で基準値が高すぎたと判断できることから、第4実施例においては異常燃焼がノッキングであるときは、S322において基準値を補正、より具体的には高負荷側における基準値の増加量を減少させる(基準値の増加を鈍化させる)ようにした。この基準値と実圧力の差に応じてEGR専用通路40の圧力が制御されることから、基準値を補正することは、換言すれば、EGR専用通路40の圧力を制御することに相当する。
第4実施例にあっては上記の如く構成したので、第2実施例と同様、所望の排ガス量を確実に導入することができ、燃焼状態の悪化を防止することができると共に、燃焼状態を検出することで、エンジン10の燃焼室の燃焼状態が一旦悪化してノッキングが生じたときも、燃焼状態の悪化を早期に抑止することができる。
尚、第4実施例においてS318の処理は、圧力調整バルブ46を駆動して行っても良く、あるいは可変動弁系60を駆動して第2の排気バルブ42の閉じタイミングを変更して行っても良い。
第1から第4実施例は上記の如く、少なくとも#1,#4気筒(第1、第2の気筒)を含む複数の気筒12を備え、それぞれの気筒に排気管36に連通する第1の通路(排気マニホルド34)を開閉する第1の排気バルブ32と、前記第1の通路(排気マニホルド)以外の第2の通路(EGR専用通路40)を開閉する第2の排気バルブ42を設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備えるエンジン(圧縮着火内燃機関)10の制御装置において、前記エンジン10の運転状態に基づき、前記第2の通路(EGR専用通路40)を介して前記第1の気筒から第2の気筒に導入されるべき排ガス量(必要EGR量)を算出する排ガス量算出手段(ECU26、S18,S108,S208,S308)、前記算出された排ガス量に基づいて前記第2の通路の圧力の基準値を算出する基準値算出手段(ECU26、S22,S112,S212,S312)、前記第2の通路(EGR専用通路40)の実圧力を検出する第2通路圧力検出手段(圧力センサ54,ECU26,S20,S110,S210,S310)、前記検出された第2の通路の実圧力を前記算出された基準値と比較する比較手段(ECU26、S24,S116,S216,S316)、および前記検出された実圧力と前記算出された基準値との差が所定値以上である場合、前記EGR専用通路の圧力を制御する、より具体的には前記EGR専用通路の圧力を制御して前記算出された排ガス量を補正する圧力制御手段(ECU26、S26,S118,S218,S318)を備える如く構成した。
さらに、前記内燃機関の燃焼室内の燃焼状態を検出する燃焼状態検出手段(筒内圧センサ56,ECU26、S114,S214,S314)を備えると共に、前記圧力制御手段は、前記検出された燃焼状態に基づいて前記EGR専用通路の圧力を制御する(ECU26、S118,S218,S322)如く構成した。
さらに、前記第1の通路と第2の通路を接続する第3の通路(接続路44)、および前記第3の通路を開閉する第3のバルブ(圧力調整バルブ46)を備えると共に、前記圧力制御手段は、前記第3のバルブを駆動して前記EGR専用通路の圧力を制御する(ECU26、S26,S118,S318)如く構成した。
さらに、前記圧力制御手段は、前記第2の排気バルブ42の開度特性を調整して前記第2の通路(EGR専用通路40)の圧力を制御する(ECU26、S218,S318)如く構成した。
さらに、前記圧力制御手段は、前記基準値を補正して前記EGR専用通路の圧力を制御する(ECU26、S322)如く構成した。
尚、上記において、EGR専用通路(第2の通路)は、4個の気筒を備えたエンジン10の場合である。気筒の個数が異なる場合、第1の気筒が第2の気筒のみ対応するものでなく、EGR専用通路(第2の通路)40が第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続する通路であるとは限らない。例えば、8気筒のエンジンにあっては、第1の気筒が1個の気筒からなると共に、第2の気筒が2個の気筒からなる。即ち、第1の気筒と第2の気筒の関係は、そのエンジンにおける気筒の個数と点火順序に依存すると共に、エンジンの形状(直列形、V形、星形、水平対向形など)にも依存する。
また、上記において、図4に示す吸気バルブ16と第1、第2の排気バルブ32,42の閉度特性は例示であり、これに限定されるものではない。即ち、図4に示す例においてバルブリフトとバルブタイミングとを共に変更しても良い。
また、上記において、筒内噴射エンジンを例にとってこの発明の実施例を説明したが、この発明はポート噴射エンジンであっても妥当する。
この発明の第1実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。 図2の運転領域判断に使用されるマップの特性を示す説明グラフである。 図1に示す内燃機関の内の#1気筒と#4気筒について算出された吸気バルブ(図で「IN」と示す)と第2の排気バルブ(図で「Ex−2」と示す)の開角の一例を、クランク角度に対するバルブリフトとして示すタイム・チャートである。 第2の通路(EGR専用通路)の圧力(内圧)に対するEGR導入量の関係を示す説明グラフである。 この発明の第2実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図2フロー・チャートと同様のフロー・チャートである。 この発明の第3実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図6フロー・チャートと同様のフロー・チャートである。 この発明の第4実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図6フロー・チャートと同様のフロー・チャートである。 図8の基準値の補正を説明するグラフである。
符号の説明
10 エンジン(圧縮着火内燃機関)、12 気筒、16 吸気バルブ、22 燃料噴射弁、26 ECU(電子制御ユニット)、32 第1の排気バルブ、34 排気マニホルド(第1の通路)、40 EGR専用通路(第2の通路)、42 第2の排気バルブ、44 接続路(第3の通路)、46 圧力調整バルブ(第3のバルブ)、50 クランク角センサ、52 アクセル開度センサ、54 圧力センサ、56 筒内圧センサ、60 可変動弁系

Claims (5)

  1. 少なくとも第1、第2の気筒を含む複数の気筒を備え、それぞれの気筒に排気管に連通する第1の通路を開閉する第1の排気バルブと、前記第1の通路以外の第2の通路を開閉する第2の排気バルブを設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備える圧縮着火内燃機関の制御装置において、
    a.前記内燃機関の運転状態に基づき、前記第2の通路を介して前記第1の気筒から第2の気筒に導入されるべき排ガス量を算出する排ガス量算出手段、
    b.前記算出された排ガス量に基づいて前記第2の通路の圧力の基準値を算出する基準値算出手段、
    c.前記第2の通路の実圧力を検出する第2通路圧力検出手段、
    d.前記検出された第2の通路の実圧力を前記算出された基準値と比較する比較手段、
    および
    e.前記検出された実圧力と前記算出された基準値の差が所定値以上の場合、前記第2の通路の圧力を制御する圧力制御手段、
    を備えたことを特徴とする圧縮着火内燃機関の制御装置。
  2. f.前記内燃機関の燃焼室内の燃焼状態を検出する燃焼状態検出手段、
    を備えると共に、前記圧力制御手段は、前記検出された燃焼状態に基づいて前記第2の通路の圧力を制御することを特徴とする請求項1記載の圧縮着火内燃機関の制御装置。
  3. g.前記第1の通路と第2の通路を接続する第3の通路、
    および
    h.前記第3の通路を開閉する第3のバルブ、
    を備えると共に、前記圧力制御手段は、前記第3のバルブを駆動して前記第2の通路の圧力を制御することを特徴とする請求項1または2記載の圧縮着火内燃機関の制御装置。
  4. 前記圧力制御手段は、前記第2の排気バルブの開度特性を調整して前記第2の通路の圧力を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の圧縮着火内燃機関の制御装置。
  5. 前記圧力制御手段は、前記基準値を補正して前記第2の通路の圧力を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の圧縮着火内燃機関の制御装置。
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