JP2006327675A - ガラス基板運搬用箱 - Google Patents

ガラス基板運搬用箱 Download PDF

Info

Publication number
JP2006327675A
JP2006327675A JP2005157583A JP2005157583A JP2006327675A JP 2006327675 A JP2006327675 A JP 2006327675A JP 2005157583 A JP2005157583 A JP 2005157583A JP 2005157583 A JP2005157583 A JP 2005157583A JP 2006327675 A JP2006327675 A JP 2006327675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grooves
glass substrate
main body
wall surface
support member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005157583A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4423232B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nishijima
啓 西嶋
Satoru Imai
了 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2005157583A priority Critical patent/JP4423232B2/ja
Publication of JP2006327675A publication Critical patent/JP2006327675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4423232B2 publication Critical patent/JP4423232B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】 ガラス支持部材の凸部の長さを増大することなく、様々なサイズを有するガラス基板を収容できるガラス基板運搬用箱を提供する。
【解決手段】 複数の第1の溝を有してガラス基板を支持する支持部材と、内壁面に前記支持部材を配置するための複数の第2の溝を有する本体とを備えるガラス基板運搬用箱において、複数の第2の溝を本体内壁面の1つの部位に配置する溝間ピッチ寸法と、隣接する本体内壁面の他の部位に配置する溝間ピッチ寸法とが異なるように形成する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ガラス板、液晶パネル、プラズマディスプレイ等のガラス基板を運搬するためのガラス基板運搬用箱に関する。
ガラス板メーカ、液晶パネルメーカ、あるいはプラズマディスプレイメーカは、ガラス基板を運搬する場合に、ABS樹脂又は塩化ビニル等の硬質プラスチック材を用いて射出成形で運搬箱を製作し、使用している。また、運搬箱の素材にクッション性をもたせて、ガラス基板をより安全に運搬する目的で、ポリオレフィン系発泡樹脂をビーズ法で成形した運搬箱が近年主流になっている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、一般的なガラス基板運搬用箱の構成を示す。
図1のガラス基板運搬用箱は、本体10と、一対の支持部材12と、蓋18とからなる。図1に示すように、ガラス基板1を支持するために、支持部材12には複数の溝が上下方向に形成されている。ガラス基板1が支持部材12により支持され、本体10内に収納され、蓋18が本体10に配設された状態で運搬される。
このガラス基板運搬用箱を製作するために、金属製の金型が必要になる。硬質プラスチック用の金型はかなり高価であり、硬質プラスチック用の金型の場合に比べて、発泡樹脂用の金型はやや低コストですむ。
一方、ガラス基板運搬用箱に収納するガラス基板のサイズは様々であり、各ガラス基板のサイズに合わせて運搬箱を調達すると、その調達ごとに金型を製作する必要があるため、費用がかさんでしまう。
図2は、図1のガラス基板運搬用箱の本体に設けられる複数の溝を示す。図3は、図1のガラス基板運搬用箱の本体に挿入するガラス支持部材の配置位置に応じて可変するガラス基板収納可能サイズを説明するための図である。
図2及び図3に示すように、支持部材12には、ガラス基板1を支持するため、複数の溝(以下、第1の溝という)15が一定の間隔で上下方向に形成されている。また、本体10の内壁面には、支持部材12を配置するため、複数の溝(以下、第2の溝という)13が一定の間隔で上下方向に形成されている。
図2のガラス基板運搬用箱において、複数の溝を本体10に設けて、支持部材12を本体10とは別個の部品として構成している。箱に収納するガラス基板のサイズが変わる場合には、支持部材12を図2の矢印Aで示す方向に引き抜いて、本体10の別の配置位置に移動させればよい。
図3に示すように、対向するガラス支持部材12の配置位置が変わり、ガラス支持部材12間のピッチ寸法がLからL’に変わる。このように、ガラス基板の収納可能サイズを可変にすることができる。したがって、図2のガラス基板運搬用箱は、ガラス基板の収納可能サイズを変えることにより、様々なサイズを有するガラス基板に対応させることができる。
特許第3325385号公報
図4は、従来のガラス基板運搬用箱の問題点を説明するための図である。
図4において、(a)は支持部材12の構成を示す上面図、(b)は本体10の、図4(c)の符号Gで示す内壁面の箇所を拡大して示す上面図、(c)は2個の支持部材12を配置した状態の本体10を示す上面図をそれぞれ示す。
図4のガラス基板運搬用箱は、上述した図2のガラス基板運搬用箱と同様に、ガラス基板の収納可能サイズを可変にできるように構成されている。
図4(a)に示すように、支持部材12には、ガラス基板1を支持するため複数の第1の溝15が等間隔で上下方向に形成してある。支持部材12は左右対称な位置に係合部14を有し、各係合部14は後述する第2の溝13の溝間ピッチの1/2(=t)に略等しい幅寸法を有する。支持部材12は本体10に配置される際に、左右の係合部14が本体10の内壁面と係合する。
図4(b)に示すように、本体10の内壁面には、支持部材12を配置するため、複数の第2の溝13が等間隔で上下方向に形成されている。隣接する2つの第2の溝13の間に凸部17が交互に形成してある。第2の溝13の溝間ピッチは2t(例えば、2t=30mm)に等しい。第2の溝13の幅寸法はt(例えば、t=15mm)に等しく、凸部17の幅寸法もtに等しい。また、支持部材12の係合部14の幅寸法がtに略等しく、支持部材12の凸部の長さ(第1の溝15の深さ)もtに略等しい。
図4(c)に示すように、このガラス基板運搬用箱において、本体10の内壁面の所定の位置に2個の支持部材12を適宜配置することにより、支持部材12間のピッチ寸法Lが決まり、収納されるガラス基板1の収納可能サイズが決まる。収納可能サイズとは、ガラス基板1が箱内において両端の溝15から外れないための長さの範囲を意味する。
例えば、溝番号0と溝番号8に示す配置位置に2個の支持部材12を配置する場合、収納可能サイズは210mmから225mmである。この長さ範囲をL1とする。
次に、図4(d)に示すように、溝番号0と溝番号9に示す配置位置に2個の支持部材12を配置する場合、収納可能サイズは240mmから255mmである。この長さ範囲をL4とする。ガラス基板運搬用箱に収納するガラス基板の長さ範囲をL4とした場合、225mmから240mmまでの長さを有するガラス基板1は収納できない。
さらに、図4(e)に示すように、溝番号0と溝番号10に示す配置位置に2個の支持部材12を配置する場合、収納可能サイズは270mmから285mmである。この長さ範囲をL7とする。ガラス基板運搬用箱に収納するガラス基板の長さ範囲をL7とした場合、255mmから270mmまでの長さを有するガラス基板1は収納できない。
この対策としてガラス支持部材12の凸部の長さ(第1の溝15の深さ)を15mmから30mmに等しくすればよい。しかし、例えば、ポリオレフィン系発泡樹脂を用いて、凸部の長さが30mmのガラス支持部材12を作製する場合、発泡樹脂を凸部の先まで充填しやすくするために凸部の幅寸法も大きくする等の工夫をする必要が生じる。
このような対策を講じることは、使用する樹脂量の増大、ガラス基板運搬用箱の大型化、金型製作費用の増大につながる。このため、ガラス基板運搬用箱の製造コストが増大し、ガラス基板運搬用箱の保管スペースが余計に必要になったりして、不経済である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ガラス支持部材の凸部の長さを増大することなく、様々なサイズを有するガラス基板を収容できるガラス基板運搬用箱を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のガラス基板運搬用箱は、複数の第1の溝を有してガラス基板を支持する支持部材と、内壁面に前記支持部材を配置するための複数の第2の溝を有する本体とを備えるガラス基板運搬用箱であって、前記複数の第2の溝を本体内壁面の1つの部位に形成する溝間ピッチ寸法と、隣接する本体内壁面の他の部位に形成する溝間ピッチ寸法とが異なるように形成することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明のガラス基板運搬用箱は、複数の第1の溝を有してガラス基板を支持する支持部材と、内壁面に前記支持部材を配置するための複数の第2の溝を有する本体とを備えるガラス基板運搬用箱であって、前記複数の第2の溝を本体の一方の内壁面に等間隔に形成する位置と、対向する他方の本体内壁面に等間隔に形成する位置を溝間ピッチ寸法の1/2だけずらして形成することを特徴とする。
上記のガラス基板運搬用箱は、前記本体の上面における前記複数の第2の溝各々の近傍にその溝の配置位置を識別する記号を付してもよい。
上記のガラス基板運搬用箱は、前記支持部材が左右対称な位置に形成した係合部を有し、前記各係合部が、前記一つの部位に配置する第2の溝間のピッチ寸法と前記他の部位に配置する第2の溝間のピッチ寸法の内、小さい方のピッチ寸法と略等しい幅寸法を有するように構成してもよい。
上記のガラス基板運搬用箱は、前記支持部材が左右非対称な位置に形成した係合部を有し、前記双方の係合部が、前記第2の溝間のピッチ寸法と略等しい幅寸法を有するように構成してもよい。
本発明のガラス基板運搬用箱によれば、複数の第2の溝が本体の左右の内壁面に不等間隔に形成されるか、あるいは溝間ピッチ寸法の1/2だけずらして形成される。本体の内壁面の所定の位置に2個の支持部材を適宜配置することにより、支持部材の凸部の長さを増大することなく、様々なサイズを有するガラス基板を収容することが可能となる。
本発明を実施するための形態について図面と共に説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るガラス基板運搬用箱の本体およびガラス支持部材の構成を示す。
図5において、(a)は支持部材12の構成を示す上面図、(b)はこの実施形態の本体20の、図5(c)の符号Gで示す内壁面の箇所を拡大して示す上面図、(c)は2個の支持部材12を配置した状態の本体20を示す上面図、(d)は本体20の、図5(c)の符号Hで示す内壁面の箇所を拡大して示す上面図をそれぞれ示す。
この実施形態のガラス基板運搬用箱は、複数の第2の溝を本体の内壁面に不等間隔に形成することにより、ガラス基板の収納可能サイズを可変にできるように構成されている。
図5(a)に示すように、支持部材12には、ガラス基板1を支持するため複数の第1の溝15が等間隔で上下方向に形成してある。支持部材12は左右対称な位置に係合部14を有し、各係合部14は本体20の内壁面の箇所Hに形成される第2の溝23の溝間ピッチの1/2(=t)に略等しい幅寸法を有する。支持部材12は本体20に配置される際に、左右の係合部14が本体20の内壁面と係合する。
図5(b)に示すように、本体20の内壁面の箇所Gには、支持部材12を配置するため、複数の第2の溝23が上下方向に形成されている。隣接する2つの第2の溝23の間に凸部29が交互に形成してある。第2の溝23の幅寸法はt(例えば、t=15mm)に等しく、凸部29の幅寸法はt1(例えば、t1=20mm>t)に等しい。したがって、本体20の内壁面の箇所Gに形成される複数の第2の溝23の溝間ピッチは(t+t1)(例えば、t+t1=35mm)に等しい。
図5(d)に示すように、本体20の内壁面の箇所Hには、支持部材12を配置するため、複数の第2の溝23が上下方向に形成されている。隣接する2つの第2の溝23の間に凸部27が交互に形成してある。第2の溝23の幅寸法はtに等しく、凸部27の幅寸法もtに等しい。従って、本体20の内壁面の箇所Hに形成される複数の第2の溝23の溝間ピッチは2t(例えば、2t=30mm)に等しい。
すなわち、この実施形態では、本体20の内壁面の箇所Hに形成される複数の第2の溝23(溝番号0から溝番号6に対応する)の溝間ピッチが、本体20の内壁面の箇所Gに形成される複数の第2の溝23(溝番号7から溝番号12に対応する)の溝間ピッチと異なるように構成されている。
また、支持部材12の係合部14の幅寸法はtに略等しく、支持部材12の凸部の長さ(第1の溝15の深さ)もtに略等しい。
この実施形態のガラス基板運搬用箱において、本体20の内壁面の所定の位置に2個の支持部材12を適宜配置することにより、支持部材12間のピッチ寸法Lが決まり、収納されるガラス基板1の収納可能サイズが決まる。収納可能サイズとは、ガラス基板1が箱内において両端の溝15から外れないための長さの範囲を意味する。
例えば、図5(c)に示すように、溝番号0と溝番号8に示す配置位置に2個の支持部材12を配置する場合、収納可能サイズは220mmから235mmである。この長さ範囲をL2とする。
次に、図5(e)に示すように、溝番号1と溝番号9に示す配置位置に2個の支持部材12を配置する場合、収納可能サイズは225mmから240mmである。この長さ範囲をL2‘とする。
さらに、図5(f)に示すように、溝番号2と溝番号10に示す配置位置に2個の支持部材12を配置する場合、収納可能サイズは230mmから245mmである。この長さ範囲をL3とする。
このように、本実施形態のガラス基板運搬用箱では、収納するガラス基板の長さ範囲をL2,L2’、L3、…、L7等の中から適宜選択することで、支持部材12間のピッチ寸法Lが、220mmから270mmまで、5mmきざみの長さ寸法で調整することができる。従って、支持部材の凸部の長さを増大することなく、様々なサイズを有するガラス基板1を収納することが可能となる。
また、図5(c)に示すように、本体20の上面における、複数の第2の溝23各々の近傍にその溝の配置位置を識別するための識別記号21を、数字やアルファベット文字で付しておくとよい。さらに、ガラス支持部材の本体20への挿入位置と、それに対応するガラス基板の収納可能サイズとの換算表を作成しておくとよい。このように準備をしておくことにより、収納・運搬すべきガラス基板1のサイズに応じて、ガラス支持部材を本体20の所望の配置位置に移動する段取り換えが速やかに行える。
図6は、本発明の他の実施形態に係るガラス基板運搬用箱の本体およびガラス支持部材の構成を示す。
図6において、(a)はこの実施形態のガラス支持部材32の構成を示す上面図、(b)はこの実施形態の本体40の、図6(c)の符号Gで示す内壁面の箇所を拡大して示す上面図、(c)は2個の支持部材32を配置した状態の本体40を示す上面図をそれぞれ示す。
この実施形態のガラス基板運搬用箱は、複数の第2の溝を本体の左右の内壁面に溝間ピッチ寸法の1/2だけずらして形成することにより、ガラス基板の収納可能サイズを可変にできるように構成されている。
図6(a)に示すように、支持部材32には、ガラス基板1を支持するため複数の第1の溝35が等間隔で上下方向に形成してある。支持部材32は左右非対称な位置に係合部34と係合部36を有し、係合部34と係合部36はそれぞれ、本体40の内壁面に形成される複数の第2の溝43の溝間ピッチの1/2(=t)に略等しい幅寸法を有する。支持部材32は本体40に配置される際に、係合部36と係合部34がそれぞれ本体40の左右の内壁面と係合する。
図6(b)に示すように、本体40の内壁面の箇所Gには、支持部材32を配置するため、複数の第2の溝43が等間隔で上下方向に形成されている。隣接する2つの第2の溝43の間に凸部47が交互に形成してある。第2の溝43の幅寸法はt(例えば、t=15mm)に等しく、凸部47の幅寸法もtに等しい。従って、本体40の内壁面に形成される複数の第2の溝43の溝間ピッチは2t(例えば、2t=30mm)に等しい。
この実施形態の本体40は、図6(c)に示すように、複数の第2の溝43を、本体40の左側内壁面に等間隔に形成する位置と、本体40の右側内壁面に形成する位置とを溝間ピッチ寸法の1/2(=t)だけずらして形成してある。これに合わせて、本体40の左右の内壁面の第2の溝43にそれぞれ挿入される、ガラス支持部材32の係合部36と係合部34も溝間ピッチ寸法の1/2(=t)だけずらして形成してある。
また、支持部材32の係合部34と係合部36の幅寸法はともにtに略等しく、支持部材32の凸部の長さ(第1の溝35の深さ)もtに略等しい。
この実施形態のガラス基板運搬用箱において、本体40の内壁面の所定の位置に2個の支持部材32を適宜配置することにより、支持部材32間のピッチ寸法Lが決まり、収納されるガラス基板1の収納可能サイズが決まる。収納可能サイズとは、ガラス基板1が箱内において両端の溝35から外れないための長さの範囲を意味する。
例えば、図6(c)に示すように、左側の溝番号0と右側の溝番号1に示す配置位置に2個の支持部材32の一方を配置し、左側の溝番号9と右側の溝番号9に示す配置位置に他方の支持部材32を配置する場合、ガラス基板の収納可能サイズは210mmから225mmである。この長さ範囲をL1とする。
次に、図6(d)に示すように、左側の溝番号0と右側の溝番号1に示す配置位置に2個の支持部材32の一方を配置し、左側の溝番号9と右側の溝番号10に示す配置位置に他方の支持部材32を配置する場合、ガラス基板の収納可能サイズは225mmから245mmである。この長さ範囲をL2’とする。このとき、他方の支持部材32は、図6(c)の場合に対し上下反転させて配置してある。
次に、図6(e)に示すように、左側の溝番号0と右側の溝番号1に示す配置位置に2個の支持部材32の一方を配置し、左側の溝番号10と右側の溝番号10に示す配置位置に他方の支持部材32を配置する場合、ガラス基板の収納可能サイズは240mmから255mmである。この長さ範囲をL4とする。このとき、他方の支持部材32は、図6(c)の場合と同じ向きに配置してある。
さらに、図6(f)に示すように、左側の溝番号0と右側の溝番号1に示す配置位置に2個の支持部材32の一方を配置し、左側の溝番号11と右側の溝番号10に示す配置位置に他方の支持部材32を配置する場合、ガラス基板の収納可能サイズは255mmから270mmである。この長さ範囲をL5とする。このとき、他方の支持部材32は、図6(c)の場合に対し上下反転させて配置してある。
このように、本実施形態のガラス基板運搬用箱では、支持部材32を上下反転して挿入し、収納するガラス基板の長さ範囲をL1,L2’、L4、…、L7等の中から適宜選択することで、支持部材32間のピッチ寸法Lを、210mmから270mmまで、15mmきざみの長さ寸法で調整することができる。従って、支持部材の凸部の長さを増大することなく、様々なサイズを有するガラス基板1を収納することが可能となる。
また、図6(c)に示すように、本体40の上面における、複数の第2の溝43各々の近傍にその溝の配置位置を識別するための識別記号41を、数字やアルファベット文字で付しておくとよい。さらに、ガラス支持部材の本体40への挿入位置と、それに対応するガラス基板の収納可能サイズとの換算表を作成しておくとよい。このように準備をしておくことにより、収納・運搬すべきガラス基板1のサイズに応じて、ガラス支持部材を本体40の所望の配置位置に移動する段取り換えが速やかに行える。
従って、本実施形態のガラス基板運搬用箱によれば、上述の図5の実施形態と同様の効果を得ることができる。
一般的なガラス基板運搬用箱の構成を示す斜視図である。 図1のガラス基板運搬用箱の本体に設けられる複数の溝を示す斜視図である。 図1のガラス基板運搬用箱の本体に挿入するガラス支持部材の配置位置に応じて可変するガラス基板収納可能サイズを説明するための図である。 従来のガラス基板運搬用箱の問題点を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るガラス基板運搬用箱の本体およびガラス支持部材の構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るガラス基板運搬用箱の本体およびガラス支持部材の構成を示す図である。
符号の説明
1 ガラス基板
10、20、40 本体
12、32 支持部材
13、23、43 第2の溝
14、34、36 係合部
15、35 第1の溝
17、27、29、47 凸部
18 蓋
21、41 識別記号

Claims (5)

  1. 複数の第1の溝を有してガラス基板を支持する支持部材と、内壁面に前記支持部材を配置するための複数の第2の溝を有する本体とを備えるガラス基板運搬用箱であって、前記複数の第2の溝を本体内壁面の1つの部位に形成する溝間ピッチ寸法と、隣接する本体内壁面の他の部位に形成する溝間ピッチ寸法とが異なるように形成することを特徴とするガラス基板運搬用箱。
  2. 複数の第1の溝を有してガラス基板を支持する支持部材と、内壁面に前記支持部材を配置するための複数の第2の溝を有する本体とを備えるガラス基板運搬用箱であって、前記複数の第2の溝を本体の一方の内壁面に等間隔に形成する位置と、対向する他方の本体内壁面に等間隔に形成する位置を溝間ピッチ寸法の1/2だけずらして形成することを特徴とするガラス基板運搬用箱。
  3. 前記本体の上面における前記複数の第2の溝各々の近傍にその溝の配置位置を識別する記号を付したことを特徴とする請求項1又は2記載のガラス基板運搬用箱。
  4. 前記支持部材が左右対称な位置に形成した係合部を有し、前記各係合部が、前記一つの部位に配置する第2の溝間のピッチ寸法と前記他の部位に配置する第2の溝間のピッチ寸法の内、小さい方のピッチ寸法と略等しい幅寸法を有することを特徴とする請求項1記載のガラス基板運搬用箱。
  5. 前記支持部材が左右非対称な位置に形成した係合部を有し、前記双方の係合部が、前記第2の溝間のピッチ寸法と略等しい幅寸法を有することを特徴とする請求項2記載のガラス基板運搬用箱。
JP2005157583A 2005-05-30 2005-05-30 ガラス基板運搬用箱 Expired - Fee Related JP4423232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005157583A JP4423232B2 (ja) 2005-05-30 2005-05-30 ガラス基板運搬用箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005157583A JP4423232B2 (ja) 2005-05-30 2005-05-30 ガラス基板運搬用箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006327675A true JP2006327675A (ja) 2006-12-07
JP4423232B2 JP4423232B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=37549780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005157583A Expired - Fee Related JP4423232B2 (ja) 2005-05-30 2005-05-30 ガラス基板運搬用箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4423232B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012188146A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Itochu Corp パネル収容ケース
CN105173333A (zh) * 2015-09-25 2015-12-23 武汉华星光电技术有限公司 玻璃基板包装盒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012188146A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Itochu Corp パネル収容ケース
CN105173333A (zh) * 2015-09-25 2015-12-23 武汉华星光电技术有限公司 玻璃基板包装盒

Also Published As

Publication number Publication date
JP4423232B2 (ja) 2010-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9676509B2 (en) Tray for transferring panel
KR101107749B1 (ko) 디스플레이용 유리기판 포장상자
WO2019138982A1 (ja) パネル収納容器
JP4423232B2 (ja) ガラス基板運搬用箱
KR20120063944A (ko) 액정표시장치용 포장박스
JP2010285156A (ja) パネル収納箱
WO2006101289A1 (en) Apparatus for packing thin film display panel
JP5186340B2 (ja) 板材搬送用トレイの緩衝部材、およびその緩衝部材が取付けられた板材搬送用トレイ
US20160083173A1 (en) An apparatus for packaging the front frames of lcd modules
US20140332432A1 (en) Packaging Device for Liquid Crystal Glass
JP2009166859A (ja) 可変仕切り付き収納箱および該収納箱による物品の搬送方法
JP2010215262A (ja) ガラス基板の搬送容器
JP2005082206A (ja) パネル収納ケース
JP2013052907A (ja) ソフトトレイ
JP6028178B2 (ja) 板材収納枠
JP4924983B2 (ja) 梱包材及びガラス板梱包体
JP2006056577A (ja) 通箱
JP2006309520A (ja) 自動販売機用ダミー
JP4811064B2 (ja) コンテナ
JP2012148800A (ja) 仕切体
JP2011162235A (ja) 板状体搬送用ボックス
JP3904108B2 (ja) 梱包材
JP2009018865A (ja) キャリアテープ及びその製造金型
KR20190041066A (ko) 플렉서블 필름을 수납하는 트레이
JP6018371B2 (ja) 板材を使用した収納ラック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees