JP2006327467A - 収納ボックス装置 - Google Patents

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雄逸 櫻庭
Shinichi Nikaido
伸一 二階堂
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Abstract

【課題】 デザイン性を備えたセキュリティー機能の高い自動車用収納ボックスのロック装置を提供する。
【解決手段】 固定部材1と開閉部材2とを有する収納ボックス装置10において、開閉部材2の閉状態を維持するロック部材3をFPC4からなる配線材を介して制御回路に接続し、スイッチ部材9を操作することにより収納ボックスの開閉を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車用コンソールボックスなどの車両用に適した収納ボックス装置に関し、特にそのロック装置に関するものである。
従来より、自動車用収納ボックスのフタをロックする手段として、収納ボックスにキーシリンダーを設置し、シリンダーの差込み口にキーを差し込んで収納ボックスのロック及び解除を行う方法が知られている(特許文献1)。
実開平5−20940号公報、段落0004〜0008、図3
しかしながら、上述した従来のロック装置では、キーシリンダーのキー差込み口が収納ボックスの外側面に配置されているため、デザイン性を損なっている。また、シリンダー部分が人目に触れ、第三者にも鍵の位置が容易に分かるため、車上荒らしや泥棒等によってロックを破壊される可能性がありセキュリティー面に問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、デザイン性を備えたセキュリティー機能の高い収納ボックス装置を提供することを目的とする。
本発明に係る収納ボックス装置は、固定部材と、前記固定部材にスライド又は回動自在に設けられ収納部を開閉する開閉部材と、前記開閉部材が閉状態において前記開閉部材を前記固定部材に固定するロック部材と、前記ロック部材のロック又は解除を制御する制御手段と、前記制御手段を操作するためのスイッチ部材と、前記ロック部材,制御手段及びスイッチ部材を電気的に接続する配線材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、収納ボックスの開閉を操作するためのスイッチ部材と、収納ボックスを閉状態に係止するロック部材は電気的に接続され、収納ボックスの開閉動作はスイッチ操作を行うことにより制御される。そのため、従来技術のように機械的なキー差込み口設置が不要でありデザイン性に優れる。また、第三者(車上荒らしや泥棒等)には、ロック装置の種類や機構が容易に判断できにくいためセキュリティーの向上を図ることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、スライド型収納ボックス装置10の構成を示す斜視図である。図2は、収納ボックス装置10の開閉部材2が開いた状態の斜視図である。また、図3は図2のA−A’断面図である。
収納ボックス装置10は、自動車内部に固定して設置されている固定部材1と、閉状態では固定部材1に格納され、小物等を収納する収納孔2aを有して開閉自在に設置されている開閉部材2と、開閉部材2を固定部材1に格納する閉状態を維持するためのロック部材3とを備えて構成されている。ロック部材3は、ソレノイド13と、開閉部材2が閉状態であるとき、ソレノイド13の可動芯13aと係合するように設置されている係合孔12からなる。ソレノイド13は、可撓性を有する配線材であるFPC4によって、後述する制御回路20にコネクタ5を介して接続されている。ピニオンギア6は、開閉部材2の両側下縁部にスライド方向に延びるように形成されているラックギア7と噛み合うように設置され、DCモータ8の回転運動を直線運動に変換し、開閉部材2の開閉動作をDCモータ8の駆動力を用いて行うことができるように構成されている。また、DCモータ8は、後述する制御回路20に電気的に接合されている。スイッチ部材9は、開閉部材2の外側面に配置され、後述する制御回路20に電気的に接合され、外から見えないよう意匠板11によって覆われている。意匠板11は、被覆材としてのその表面に目的に応じた模様、色等の意匠処理が施されている。例えば、透明な部材に木目調のプリントを転写したものを使用すれば、木目調のスイッチとなり、マジックミラーの機能を持った部材を使用すれば、金属的なデザインのスイッチも実現可能である。
図4は、この収納ボックス装置10の動作制御を行う制御回路20の電気的構成を示す回路図である。
スイッチ部材9を構成する検知電極16は、例えばFPC4の一方の面に形成された電極パターンからなり、静電容量検知回路17に接続されている。検知回路17は、検知電極16の対接地容量Cxに応じた検出値を出力する。この検知回路17は、例えば発振回路を内蔵し、検知電極16によって生成される静電容量Cxに応じて発振周波数又はデューティー比が変化する信号を生成するものである。CPU18は、検知回路17からの検出値を入力し、検出値に応じて、ソレノイド駆動回路14及びモータ駆動回路15に制御出力をする。ソレノイド駆動回路14及びモータ駆動回路15はCPU18から制御信号を入力すると、ソレノイド13とDCモータ8を駆動して収納ボックス装置10の開閉動作を行う。
次にこのように構成された収納ボックス装置10の動作について説明する。
操作者が収納ボックス装置10を開けたいとき、操作者は指をスイッチ部材9に近づける。指がスイッチ部分9に近づくと、スイッチ部分9に設置されている検知電極16の対接地容量Cxが大きくなり、これに伴って検知回路17から出力される検出値も増加する。CPU18は、検知回路17から入力する検出値が所定の判定値を超えると、ソレノイド駆動回路14及びモータ駆動回路15に制御信号を入力する。ソレノイド駆動回路14は、CPU18から制御信号を入力すると、可動鉄芯13aを固定巻線13bに格納し、ロック状態を解除する。次に、モータ駆動回路15は、CPU18から制御信号を入力すると、DCモータ8を駆動し開閉部材2を開状態にする。
このように構成された収納ボックス装置10の効果について説明する。
操作者は、予め場所がわかっている意匠版11に隠されたスイッチ部材9周辺に指を接近させると、検知電極16が指の近接を検知してロック部材3が解除される。スイッチ部材9は、意匠を施された意匠板11によって隠されているため、車の内装のデザイン性を損なわない。また、スイッチ部材9及びロック部材3は外から見ることができないため、第3者(車上荒らしや泥棒等)にロック装置の種類や機構が容易に判断されにくい。
他の実施例として、静電容量式スイッチの代わりに、感圧式スイッチを用いることでも本発明を実施することができる。この場合、図5に示すように感圧電極21と押下力により変化する感圧電極の抵抗値を検知する検知回路22を用いる。
他の実施例として、図6のようにソレノイド13を収納ボックス装置の奥側に設置することでも本発明を実施することができる。
他の実施例として、スイッチ部材に複数のスイッチを配置し、その複数のスイッチを予め設定された順番で選択したときのみロック部材3のロックが解除するようにする暗証番号認識機能を付加することでも本発明を実施することができる。例えば、図7のように意匠板上に4つのスイッチボタン9a,9b,9c,9d(A,B,C,D)を設置し、予め設定された順番(例えばB→D→A→C)にスイッチが押されたときに収納ボックス装置の開閉部材が開くように制御する。
他の実施例として、図8に示すグローブボックスのようなヒンジ型収納ボックスにも本発明を適用することができる。この場合、固定部材はダッシュボードとなり、開閉部材はヒンジ24を支点として回動する開閉扉19となる。また、収納部は、ダッシュボード及び開閉扉19のどちらか一方または両方に形成される。ロック部材3は、開閉扉19のヒンジ24を通過させた可撓性のある配線材によって制御回路20に電気的に接続される。これらの部材によりヒンジ型の収納ボックス装置が構成される。
他の実施例として、エンジンキーポジションがアクセサリ位置(ACC)及びON位置(ON)のときのみ、収納ボックス装置の開閉部材が開閉できるように制御する機能を付加し、本発明を実施することができる。この場合、図9のようにCPU18にエンジンキーポジション認識回路23を接続する。キーポジション認識回路23は、エンジンキーシリンダー部と電気的に接続され、キーポジションがACC及びONのときのみCPU18に信号を入力する。CPU18は、検知回路17からの検出値が判定値を超えてかつエンジンキーポジション認識回路23から信号が入力されたときのみ、ソレノイド駆動回路14及びモータ駆動回路15を駆動して収納ボックス装置の開閉部材の開閉動作を行う。これにより、エンジンキーを有する車の所有者のみが、収納ボックス装置の開閉操作を行うことができるため、よりセキュリティー機能を向上させることができる。
他の実施例として、スイッチ部材がロック部材3及び制御回路20に電気的に接続されていれば、図10のスイッチ部材9e,9fのようにインストルメンツパネルやドア等の自動車内のどこにでもスイッチ部材を配置することができる。収納部とスイッチ部材を離れたところに配置し、第3者(車上荒らしや泥棒等)に収納ボックス装置の位置を分かりにくくさせることで、セキュリティー性を向上させることができる。
本実施例では、自動車内に設置される収納ボックス装置に本発明を適用したが、建物内の収納家具や、航空機や船舶等に設置される収納ボックス装置としても本発明を実施することが可能である。
本発明の実施形態に係る収納ボックス装置の構成を示す斜視図である。 同装置の構成を示す斜視図である。 図2のA−A’断面図である。 同装置の電気的構成を示すブロック図である。 同装置の他の電気的構成を示すブロック図である。 他の実施例における収納ボックス装置の構成を示す斜視図である。 更に、他の実施例における収納ボックス装置の構成を示す斜視図である。 更に、他の実施例における収納ボックス装置の構成を示す斜視図である。 更に、他の実施例における収納ボックス装置の電気的構成を示すブロック図である。 更に、他に実施例における収納ボックスのロック装置の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…固定部材、2…開閉部材、3…ロック部材、4…FPC、5…コネクタ、6…ピニオンギア、7…ラックギア、8…DCモータ、9…スイッチ部材、10…収納ボックス装置、11…意匠板、12…係合孔、13…ソレノイド、14…ソレノイド駆動回路、15…モータ駆動回路、16…検知電極、17…静電容量検知回路、18…CPU、19…開閉扉、20…制御回路、21…感圧電極、22…検知回路、23…キーポジション認識回路、24…ヒンジ。

Claims (11)

  1. 固定部材と、
    前記固定部材にスライド又は回動自在に設けられ収納部を開閉する開閉部材と、
    前記開閉部材が閉状態において前記開閉部材を前記固定部材に固定するロック部材と、
    前記ロック部材のロック又は解除を制御する制御手段と、
    前記制御手段を操作するためのスイッチ部材と、
    前記ロック部材,制御手段及びスイッチ部材を電気的に接続する配線材と
    を有することを特徴とする収納ボックス装置。
  2. 前記配線材は、可撓性を有することを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  3. 前記配線材は、FPCであることを特徴とする請求項2記載の収納ボックス装置。
  4. 前記スイッチ部材は、意匠板に隠されていることを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  5. 前記スイッチ部材は、静電容量式スイッチであることを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  6. 前記スイッチ部材は、感圧式スイッチであることを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  7. 前記制御手段は、エンジンキーポジションに連動し、エンジンキーポジションがACC又はONのときのみ前記ロック部材のロックを解除することを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  8. 前記スイッチ部材は、複数のスイッチボタンを有し、前記制御手段は、前記複数のスイッチボタンが予め設定された入力順で押下されたときのみ前記ロック部材を解除する暗証番号回路を有することを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  9. 前記開閉部材は、前記固定部材に対してスライドするスライド式収納ボックスであることを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  10. 前記開閉部材は、前記固定部材にヒンジを介して接続されたヒンジ式扉であることを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
  11. 前記スイッチ部材は、前記開閉部材と離れて配置されていることを特徴とする請求項1記載の収納ボックス装置。
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