JP2006327249A - 車両用サンルーフ装置 - Google Patents

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【課題】 車両用サンルーフ装置に用いられるサンシェードを格納スペースに納めたとき、そのフロントパネルとヘッドライニングとの間の隙間が大きく、格納したサンシェードのパネルの前縁が乗員の目に入り見栄えが悪い。
【解決手段】 サンシェード(3)のフロントパネル(4)に傾斜部(12)を設ける。サンシェード(3)の全開時フロントパネル(4)の前部が傾斜部(12)によりヘッドライニング(16)に近接し、隙間を小さくし、他のパネル(5,6)を乗員の目に触れないようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両のルーフ(屋根)に設けた開口部を開閉自在とするよう配されるサンシェードを備える車両用サンルーフ装置に関する。
車両ルーフに設けた開口部にサンルーフリッド及びサンシェードを車両の前後方向に摺動自在に配し、開口部の開閉をなす車両用サンルーフ装置は公知である。
サンシェードを複数枚のパネル、たとえば、フロントパネル、中間パネル、リヤパネルで構成し、さらに、必要に応じてこれらパネルを開口部後方の格納部に収納可能とさせている。
格納部へのサンシェードのパネルの収納には、フロントパネルをリヤパネルの下方に配するタイプと、リヤパネルの上方に配するタイプ、さらには、積層された複数枚のパネルを格納スペースの下部へと移動させるタイプがあるが、何れの場合にも、サンシェードを構成する複数のパネルの前端がヘッドライニングと開口部を画定するルーフパネルやガーニッシュとの間の隙間から乗員の目にさらされ、見栄えの悪いという問題を内包する。
尚、サンシェードの各パネルの側縁はルーフ開口部の両側に沿うガイドレールの溝により案内されて車両の前後方向に移動する。サンシェードの各パネルは公知手段により連結され、フロントパネルの前端の手掛けを後方に押すか手前に戻すことで手動によりサンシェードの摺動は可能であり、又は、モータを取り付けることで電動によりサンシェードを摺動させることも可能である。
特開平11−348568号公報 特開2004−249850号公報
前述した如く、複数のパネルからなるサンシェードを格納スペースに収納したとき重ね合わせた各パネルの前縁が乗員の目に直接入り、見栄えが悪い。そこで、全開時の見栄え向上のための機構部品を追加する等の工夫が試みられている。しかしながら、充分な対策となっていない。
それ故に、本発明は、前述した従来技術の不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
本発明は、前述した課題を解決するために、サンシェードのフロントパネルに1段落した傾斜部を設ける構成を採用する。
この手段の採用は、全開時ヘッドライニングとフロントパネルとの間の隙間を小さくし、中間とリヤパネルの前縁を乗員の目からかくし、見栄えを向上させる。ここで、開口には別のパネルが備えられていても良い。この場合、該別のパネルを移動させることにより、車両室内と車両室外とを挿通させて換気や採光を可能としても良く、また、前記別のパネルを透明又は半透明の材質からなるリッドとして、前記開口から採光を可能としても良い。
本発明によれば、車両のルーフに設けた開口部に配されるサンルーフリッド及びサンルーフリッドの下方に配される前後進自在なフロントサンシェードパネルを少なくとも有する車両用ルーフ装置において、フロントサンシェードパネルが第1平坦部と、第1平坦部の前部より下向きに延在する傾斜部と、傾斜部より前方へと延在する第2平坦部とから構成されていることを特徴とする車両用サンルーフ装置が提供される。
好ましくは、フロントサンシェードパネルを開口部後方の収納空間に格納したとき、該収納空間を画定するヘッドライニングにフロントサンシェードパネルの第2平坦部が近接する。さらに、格納時中間とリヤパネルが傾斜部によりその前縁を隠されている。
傾斜部の形成はサンシェード成形時に同時に形成できるため、余分な工程や部品を増やすことはなく、コストアップとなることはない。
傾斜部はフロントパネルの前方に設けているため、既存のサイドレールを使用したまま、改良したサンシェードへの代替が可能である。
全開時、フロントパネルにつづく2枚目のパネルを傾斜面の後方に収納し、3枚目のパネルの前縁を傾斜部の前方へ位置させ、サンシェードの格納時の厚みを小さくできる。
サンシェード全閉時、フロントパネルは傾斜部の前方で開口フロント側の内装材に着座し隙間を作ることはない。
図1を参照する。車両のルーフ1の開口部2にサンルーフリッド3’が配される。サンルーフリッド3’は後方へスライド(インナー又はアウター)するもの、チルトタイプ或いは脱着式のもの等何れでもよい。開口部2は図示の如き通常のものの外、Tバールーフやタルガトップタイプのものでもよく特定のタイプを意味しない。
サンシェード3は、フロントパネル4、中間パネル5、リヤパネル6の3枚パネルより構成しているが、勿論、4枚以上のパネルを用いてもよく、1枚パネルとしてもよい。フロントパネル4は中間パネル5の外表面に接する突部7を有し、中間パネル5はその後縁に立上片8を有する。リヤパネル6も後縁に立上片9を有する。
かくして、フロントパネル4を手動又は電動で後方へ移動させると、その後縁が立上片8を押し、中間パネル5をフロントパネル4とともに後方へ移動させる。立上片8がリヤパネル6の立上片9に当接すると、3枚のパネル4,5,6は格納スペース10内へ移動し、図1に二点鎖線で示すように格納され、サンシェード3の全開状態を作る。
フロントパネル4は、主たる第1平坦部11、第1平坦部11の前部より下向きに延在する傾斜部12、傾斜部12より前方へと延在する第2平坦部13、前縁起立片14とからなる略方形のプレート体である。
傾斜部12はフロントパネル4のプレス成形時に同時に形成されるので付加工程を必要とせず、コスト的に有利である。
図2に、サンシェード3の全閉時の開口フロント側内装材15と第2平坦部13との関係を示す。第2平坦部13は、内装材15の上部平坦面に着座し、内装材15のカーブ面が傾斜部12に収束し、傾斜部12が第2平坦部13を内装材15に弾力的に着座させる働きをする。
尚、サンシェード3の室内側面には、内装材と同色、同質の内張り材が粘着されており起立片14の室外側には補強材がリベット止めされている。
図3を参照する。サンシェード3の全開即ち格納状態を示す。フロントパネル4の起立片14はヘッドライニング16と略同一面を作りかつヘッドライニング16の先端と第2平坦部13との隙間を最小とし、開口リア側のガーニッシュ17と起立片14の頂縁との隙間を最小にする。傾斜部12は第2平坦部13をヘッドライニング16に近接させるのに役立つ。中間パネル5を傾斜部12の後方に位置させかつリヤパネル6の前部を第2平坦部13の下方に位置させる。かくして、重ね合わせたパネル4,5,6の厚みを小さくさせ得る。
図4に示すように、フロントパネル4の第2平坦部13をヘッドライニング16の先端縁より前方に位置させることもできる。この場合においても、傾斜部12が第2平坦部13をヘッドライニング16の上縁、即ち先端に近接させる働きをする。
図3と図4から明らかなように、ヘッドライニング16とフロントパネル4の前部との間の隙間を傾斜部12が小さくするので、格納スペース10内を乗員の目からかくし、見栄えを向上させ得る。
フロントパネル4の第1平坦部11の側縁を図示しないガイドレールに沿って摺動自在とし、傾斜部12をガイドレールと無関係とさせる。
図5に示すように、フロントパネル4の傾斜部12が、パネル5,6を覆うようになっており、フロントパネル4の起立片14の位置を、ガーニッシュ17の前端と、ヘッドライニング16の前端とに合わせる構造も可能である。なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、上述した実施形態の各構造をさまざまに組み合わせることも可能である。
改良されたサンシェードを用いた本発明による車両用サンルーフ装置の一例の縦断面図である。 サンシェード全閉時の開口フロント側の部分断面図である。 サンシェード全開時の各パネルの納まりを示す断面図である。 サンシェード全開時の各パネルの納まりの別の例を示す断面図である。 サンシェード全開時の各パネルの納まりの別の例を示す断面図である。
符号の説明
1 ルーフ
2 開口部
3 サンシェード
3’ サンルーフリッド
4 フロントパネル
5 中間パネル
6 リヤパネル
10 格納スペース
11 第1平坦部
12 傾斜部
13 第2平坦部
14 起立片
16 ヘッドライニング
17 ガーニッシュ

Claims (3)

  1. 車両のルーフに設けた開口部に配されるサンルーフリッド及びサンルーフリッドの下方に配される前後進自在なフロントサンシェードパネルを少なくとも有する車両用ルーフ装置において、フロントサンシェードパネルが第1平坦部と、第1平坦部の前部より下向きに延在する傾斜部と、傾斜部より前方へと延在する第2平坦部とから構成されていることを特徴とする車両用サンルーフ装置。
  2. フロントサンシェードパネルを開口部後方の収納空間に格納したとき、該収納空間を画定するヘッドライニングにフロントサンシェードパネルの第2平坦部が近接する請求項1記載の車両用サンルーフ装置。
  3. 格納時中間とリヤパネルが傾斜部によりその前縁を隠されていることを特徴とする車両用サンルーフ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01123924U (ja) * 1988-02-15 1989-08-23
JP2002103977A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Johnan Seisakusho Co Ltd 車両のサンルーフ装置

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