JP2006326709A - 工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工具ホルダを運ぶ移動体の往復動作回数を低減できて、効率の良い搬入搬出が行えるようにする。また機外での工具交換の段取り作業が、できるだけ加工機の加工中に行えて、加工機による加工の効率化を図れるようにする。
【解決手段】 仮搬入搬出順情報作成手段36と搬出繰上げ手段37とを有するものとする。仮搬入搬出順情報作成手段36は、スケジュール別使用工具ホルダ情報F1、およびスケジュール実行順情報F2から、搬出指令R1および搬入指令R2を、仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報F3を作成する。搬出繰上げ手段37は、仮搬入搬出順情報F3における搬出指令R1を、この搬出指令R1よりも前にある搬入指令R2に結合してこれらの指令による工具ホルダ7の搬入との両方を工具ホルダチェンジャー3の移動体22の一往復で行う交換指令R3とする。
【選択図】 図4

Description

この発明は、パンチプレス等の板材加工機や、その他の加工機に対して、タレット等の工具ホルダを交換する工具ホルダチェンジャーの制御プログラムの作成装置に関する。
従来、複数の工具を交換使用可能としたパンチプレスとして、タレット式のものが一般的である。しかし、タレットパンチプレスでは、タレット内に保持できるパンチ工具の種類が限られ、多彩な加工が行えない。
このような課題を解消するものとして、複数のパンチ工具を搭載したタレット形式の工具ホルダを、旋回可能な工具ホルダマガジンの円周方向複数箇所に着脱自在に保持するマルチタレット形式のものが提案されている(例えば、特許文献1)。これは、工具ホルダマガジンの旋回により、希望の工具ホルダを所定の加工位置に割出し、その割り出された工具ホルダを旋回させて工具ホルダ中の希望のパンチ工具をパンチ加工に用いるものである。
この形式のパンチプレスは、複数のパンチ工具を搭載する工具ホルダが工具ホルダマガジンに対して交換自在であるため、工具ホルダマガジンの外部に工具ホルダを準備しておき、その工具ホルダを工具ホルダマガジンの工具ホルダと交換することで多数のパンチ工具の使用が可能になる。
また、加工位置に割り出された同じ工具ホルダに搭載されたパンチ工具を使用するときは、工具ホルダマガジン等に比べて小さくて軽量の工具ホルダを旋回させれば良いため、工具割出の時間が短縮でき、効率の良いパンチ加工が行える。
特開2004−237331号公報
上記マルチタレット形式のパンチプレスは、機内の工具ホルダマガジンに対する工具ホルダの交換装置を備えているが、交換装置までの工具ホルダの運搬は手作業で行う必要があり、効率的でない。そのため、機内工具ホルダマガジンとは別に、機外工具ホルダマガジン設け、この機外工具ホルダマガジンと機内工具ホルダマガジンとの間で工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーを備えた加工設備を考えた。このチェンジャーは、工具ホルダを運ぶ移動体を往復させて、パンチプレスへの工具ホルダの搬入や搬出を行うものである。
この工具ホルダチェンジャーによるパンチプレスへの工具ホルダの搬入搬出は、パンチプレスを制御する加工プログラムの内容に従って、必要な工具を搭載した工具ホルダを必要時に搬送することになる。
すなわち、パンチプレスへの工具ホルダの搬入が必要となったときは、工具ホルダチェンジャーは、機外工具ホルダマガジンの近傍の待機位置に待機している移動体がパンチプレスまで走行移動して工具ホルダをパンチプレスへ搬入し、待機位置へ戻る。また、工具ホルダの搬出が必要になったときは、前記移動体がパンチプレスまで走行移動し、工具ホルダをパンチプレスから受け取って機外工具ホルダマガジンへ戻り、工具ホルダの搬出を行う。
しかし、工具ホルダの搬入や搬出を、必要になった時点で行うのでは、工具ホルダチェンジャーの空搬送が多くなって、往復動作の回数が増え、効率が悪い。すなわち、搬入動作では移動体の戻り時に空の状態で移動することになり、搬出動作では行きの動作が空で行われることになる。
また、機外工具ホルダマガジンにおいて、工具ホルダに対する工具交換の段取り作業は作業者の手作業で行われるため、時間がかかる。そのため、工具ホルダに搭載する工具の交換が必要になったときに搬出するのでは、工具ホルダチェンジャーの搬出のための走行移動から、機外工具ホルダマガジンにおける工具交換の段取り作業、およびその段取り済みの工具ホルダの工具ホルダチェンジャーによる搬入までの動作を、パンチプレスの停止状態で行うことが必要となり、加工の効率が悪い。
上記の課題は、加工機がマルチタレット形式のパンチプレスである場合につき説明したが、通常のタレットパンチプレスにおいても、またパンチプレス以外であっても、複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機に対する工具ホルダチェンジャーのプログラム作成において、上記と同様な課題が生じる。
この発明の目的は、工具ホルダを運ぶ移動体の往復動作回数を低減できて、効率の良い搬入搬出が行え、また機外での工具交換の段取り作業が、できるだけ加工機の加工中に行えて、加工機による加工の効率化を図れるチェンジャー制御プログラムの作成が可能なプログラム作成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、機外工具ホルダマガジンにおける工具交換の段取り作業の進行状況に応じて、早期に工具ホルダの搬入が行えて、工具ホルダを運ぶ移動体の往復動作回数を低減でき、また工具ホルダチェンジャーに次の搬入搬出等の動作の余裕が得られるようにすることである。
この発明のさらに他の目的は、機外での工具交換の段取り作業を早く開始することができ、これにより機外での工具交換の段取り作業をできるだけ加工機の加工中に行えるようにすることである。
この発明における第1の発明の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置(35)は、複数の工具ホルダ(7)を交換可能に装備する加工機(1)と、この加工機(1)外の工具ホルダ(7)を保管する機外工具ホルダマガジン(6)との間で、工具ホルダ(7)を運ぶ移動体(22)の移動により工具ホルダ(7)を自動交換する工具ホルダチェンジャー(3)の制御用のプログラム(34)を作成する装置である。
作成するチェンジャー制御プログラム(34)は、前記移動体(22)の機外工具ホルダマガジン(6)から加工機(1)までの往復動作により加工機(1)から機外工具ホルダマガジン(6)へ工具ホルダ(7)を搬出させる搬出指令(R1)、前記移動体(22)の前記往復動作により機外工具ホルダマガジン(6)から加工機(1)へ工具ホルダ(7)を搬入する搬入指令(R2)、および前記移動体(22)の前記往復動作により機外工具ホルダマガジン(6)から加工機(1)へ工具ホルダ(7)を搬入しかつ加工機(1)から機外工具ホルダマガジン(6)へ工具ホルダ(7)を搬出させる交換指令(R3)を、これらの指令(R1,R2,R3)の実行順に並べたプログラムである。
このプログラム作成装置(35)は、上記の前提構成において、次の仮搬入搬出順情報作成手段(36)と、搬出繰上げ手段(37)とを有するものとしたことを特徴とする。 仮搬入搬出順情報作成手段(36)は、一つの素材を加工する加工単位であるスケジュール(Sch )で前記加工機(1)が用いる工具ホルダ(7)の識別番号(TM11,…)を設定したスケジュール別使用工具ホルダ情報(F1)、およびスケジュール(Sch )の実行順を設定した情報(F2)から、前記搬出指令(R1)および搬入指令(R2)を、前記加工機(1)による前記スケジュール(Sch )の加工が可能な範囲で仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報(F3)を作成するものである。なお、仮搬入搬出順情報(F3)における搬出指令(R1)および搬入指令(R2)は、必ずしも指令の形式でなくても良く、搬入、搬出が区別できる情報であれば良い。
搬出繰上げ手段(27)は、上記仮搬入搬出順情報(F3)における搬出指令(R1)を、この搬出指令(R1)よりも前にある搬入指令(R2)に結合し、これら搬入指令(R2)による工具ホルダ(7)の搬入と搬出指令(R1)による工具ホルダ(7)の搬出との両方を前記移動体(22)の一往復で行う交換指令(R3)とするものてある。
この構成のプログラム作成装置(35)によると、まずスケジュール別使用工具ホルダ情報(F1)およびスケジュール実行順情報(F2)により、搬入指令(R2)等を仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報(F3)が作成される。仮搬入搬出順情報(F3)は、この情報(F3)における実行順で工具ホルダチェンジャー(3)による搬入搬出を行っても、加工機(1)による前記スケジュール(Sch )の加工が可能であるが、効率については、必ずしも良くはない情報である。仮搬入搬出順情報(F3)は、例えば工具ホルダ(7)の搬入や搬出を、加工機(1)で必要になった時点で行わせるものであり、一般的には、工具ホルダチェンジャー(3)の移動は、片道が空搬送となる動作が多くなる。
上記仮搬入搬出順情報(F3)を作成した後、搬出繰上げ手段(37)により、上記仮搬入搬出順情報(F3)における搬出指令(R1)を、この搬出指令(R1)よりも前にある搬入指令(R2)に結合してこれら搬出指令(R1)による工具ホルダ(1)の搬出と搬入指令(R2)による工具ホルダ(7)の搬入との両方を前記移動体(22)の一往復で行う交換指令(R3)とする。
このように、搬出指令(R1)を、前にある搬入指令(R2)に結合することにより繰上げて交換指令(R3)とするため、工具ホルダチェンジャー(3)の移動体(22)の往復動作で共に工具ホルダ(7)を搬送する交換動作が増え、空搬送が少なくなる。そのため、工具ホルダ(7)を運ぶ移動体(22)の往復動作回数を低減できて、効率の良い搬入搬出が行える。また搬出動作が繰上げられるため、機外での工具交換の段取り作業が、その繰上げ分だけ早期に開始できる。したがって、機外での工具交換の段取り作業が、できるだけ加工機(1)の加工中に行えて、加工機(1)による加工の効率化が図れる。
この発明における第2の発明の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置(35)は、第1の発明と、前提となる構成、および仮搬入搬出順情報作成手段(36)については同じである。
第2の発明の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置(35)は、次の搬入繰上げ手段(38)を設けたことを特徴とする。この搬入繰上げ手段(38)は、段取り作業済みの工具ホルダ(7)があると仮定される所定の条件を充足する場合に、仮搬入搬出順情報(F3)における前記段取り作業済みの工具ホルダ(7)を搬入する搬入指令(R2)を、この搬入指令(R2)よりも前にある搬出指令(R1)に結合してこれら搬入指令(R2)による工具ホルダの搬入と搬出指令(R1)による工具ホルダ(7)の搬出との両方を前記移動体(22)の一往復で行う交換指令(R3)とする手段である。
この構成のプログラム作成装置(35)の場合、仮搬入搬出順情報作成手段(36)により、仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報(F3)が作成されることについては、第1の発明と同様である。
この構成の場合、段取り作業済みの工具ホルダ(7)がある場合に、その段取り作業済みの工具ホルダ(7)を搬入する搬入指令(R2)を、この搬入指令(R2)よりも前にある搬出指令(R1)に結合して交換指令(R3)とする。したがって、工具ホルダチェンジャー(3)の移動体(22)の往復動作で共に工具ホルダ(7)を搬送する交換動作が増えて空搬送が少なくなり、移動体(22)の往復動作回数が低減されて、効率の良い搬入搬出が行える。また、機外工具ホルダマガジン(6)における工具交換の段取り作業の進行状況に応じて、早期に工具ホルダ(7)の搬入が行える。
段取り作業済みの工具ホルダ(7)があるか否かについては、段取り作業済みの工具ホルダ(7)があると仮定される所定の条件を充足する場合に、段取り作業済みの工具ホルダ(7)があるとする。上記所定の条件は適宜設定すれば良いが、例えば、判断対象となる工具ホルダ(7)が機外工具ホルダマガジン(6)に滞在するスケジュールの数などで設定できる。工具ホルダ(7)が機外工具ホルダマガジン(6)にある時間が長いと、その間に工具交換の段取り作業が済んでいると考えられるためである。
これら第1の発明および第2の発明の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置(35)において、次の段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段(39)を設けても良い。この工具ホルダ搬出繰上げ手段(35)は、今回のスケジュール(Sch )で使用される工具ホルダ(7)を搬出する搬出指令(R1)があって、同工具ホルダ(7)を前回使用するスケジュール(Sch )と今回のスケジュール(Sch )との間に1スケジュール(Sch )以上空く場合に、今回のスケジュール(Sch )における同工具ホルダ(7)の搬出指令(R1)を、前回使用のスケジュール(Sch )の後でかつ今回から2スケジュール(Sch )以上空くスケジュール(Sch )の前となるように順序を組み換え、この組み換えにおいてその組み換える搬出指令(R1)を搬入指令(R2)と結合した交換指令(R3)とし、または搬出指令(R1)のままとする手段である。
今回のスケジュール(Sch )で使用される工具ホルダ(7)を搬出する搬出指令(R1)がある場合に、今回のスケジュール(Sch )の直前に搬出指令(R1)を実行するのでは、工具ホルダ(7)を搬出し、機外工具ホルダマガジン(6)で工具交換の段取りを行い、その段取り済みの工具ホルダ(7)を加工機(1)へ搬入する過程が必要となり、この間、加工機(1)が駆動できず、加工機(1)の停止時間が長くなる。
上記構成の段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段(39)が設けられていると、搬出指令(R1)が繰上げられ、工具ホルダ(7)の搬出が早期に行われるため、機外工具ホルダマガジン(6)での工具交換の段取り作業を早く開始することができる。これにより、機外での工具交換の段取り作業を、できるだけ加工機(1)の加工中に行えるようになり、加工機(1)を停止する工具ホルダ(7)の搬入搬出時間が短縮されて、加工機(1)の効率を向上させることができる。
この発明における第1の発明の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置は、複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機と、この加工機外の工具ホルダを保管する機外工具ホルダマガジンとの間で、工具ホルダを運ぶ移動体の移動により工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーの制御用のプログラムを作成する装置であって、作成するチェンジャー制御プログラムは、前記移動体の機外工具ホルダマガジンから加工機までの往復動作により加工機から機外工具ホルダマガジンへ工具ホルダを搬出させる搬出指令、前記移動体の前記往復動作により機外工具ホルダマガジンから加工機へ工具ホルダを搬入する搬入指令、および前記移動体の前記往復動作により機外工具ホルダマガジンから加工機へ工具ホルダを搬入しかつ加工機から機外工具ホルダマガジンへ工具ホルダを搬出させる交換指令を、これらの指令の実行順に並べたプログラムであり、このプログラム作成装置は、一つの素材を加工する加工単位であるスケジュールで前記加工機が用いる工具ホルダの識別番号を設定したスケジュール別使用工具ホルダ情報、およびスケジュールの実行順を設定した情報から、前記搬入指令および搬出指令を、前記加工機による前記スケジュールの加工が可能な範囲で仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報を作成する仮搬入搬出順情報作成手段と、上記仮搬入搬出順情報における搬出指令を、この搬出指令よりも前にある搬入指令に結合してこれら搬入指令による工具ホルダの搬入と搬出指令による工具ホルダの搬出との両方を前記移動体の一往復で行う交換指令とする搬出繰上げ手段とを有するものとしたため、工具ホルダを運ぶ移動体の往復動作回数を低減できて、効率の良い搬入搬出が行え、また機外での工具交換の段取り作業が、できるだけ加工機の加工中に行えて、加工機による加工の効率化を図れるチェンジャー制御プログラムの作成が可能となる。
第2の発明の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置は、段取り作業済みの工具ホルダがあると仮定される所定の条件を充足する場合に、仮搬入搬出順情報における前記段取り作業済みの工具ホルダを搬入する搬入指令を、この搬入指令よりも前にある搬出指令に結合してこれら搬入指令による工具ホルダの搬入と搬出指令による工具ホルダの搬出との両方を前記移動体の一往復で行う交換指令とする搬入繰上げ手段とを有するものとしたため、機外工具ホルダマガジンにおける工具交換の段取り作業の進行状況に応じて、早期に工具ホルダの搬入が行えて、工具ホルダを運ぶ移動体の往復動作回数を低減でき、また工具ホルダチェンジャーに次の搬入搬出等の動作の余裕が得られる。
第1および第2の発明において、今回のスケジュールで使用される工具ホルダを搬出する搬出指令があって、同工具ホルダを前回使用するスケジュールと今回のスケジュールとの間に2スケジュール以上空く場合に、今回のスケジュールにおける同工具ホルダの搬出指令を、前回使用のスケジュールの後でかつ今回から1スケジュール以上空くスケジュールの前となるように順序を組み換え、この組み換えにおいてその組み換える搬出指令を搬入指令と結合した交換指令とし、または搬出指令のままとする段取り工具ホルダ搬出繰上手段を設けた場合は、機外での工具交換の段取り作業を早く開始することができ、これにより機外での工具交換の段取り作業をできるだけ加工機の加工中に行えて、加工機の効率向上を図ることができる。
この発明の一実施形態を図1ないし図7と共に説明する。図1は、制御対象となる工具ホルダチェンジャーを備える加工設備の平面図である。この加工設備は、加工機であるパンチプレス1と、プリセッター2と、工具ホルダチェンジャー3と、ローダ4とを備える。パンチプレス1は、機内工具ホルダマガジン5を備え、個別工具8を搭載した複数の工具ホルダ7を、機内工具ホルダマガジン5に交換可能に装備するものである。工具ホルダチェンジャー3は、パンチプレス1およびプリセッター2にそれぞれ設けられた機内工具ホルダマガジン5および機外工具ホルダマガジン6の間で工具ホルダ7を自動交換する装置である。
工具ホルダ7は、図3に示すように、平面形状が円形のタレットであり、一つまたは複数の個別工具8が搭載される。個別工具8は、工具ホルダ7に設けられた貫通孔等からなる工具支持部7a内に、交換自在に搭載される。個別工具8は、パンチ工具またはダイ工具である。パンチ工具およびダイ工具は、上下に対として用いられるものであり、工具ホルダ7は、パンチ工具用のものとダイ工具用のものとが、上下に対として設けられる。図では、パンチ工具用の工具ホルダ7のみを示し、ダイ工具用の工具ホルダは、図示を省略している。
個別工具8は、パンチ加工する孔形状や寸法が種々異なるものがあり、工具ホルダ7に設けられた複数の工具支持部7aには、それぞれ異なる孔形状,寸法の加工用のものが搭載される。
また、工具ホルダ7は、図2のように工具支持部7aの個数,配置,寸法等の種々異なる複数種類のものが準備される。同じ工具支持部7aに、外径寸法の合う複数種類の個別工具8の搭載が可能であり、各種類の工具ホルダ7の工具支持部7aに、適合可能な任意の個別工具8を搭載して工具ホルダ7の工具編成が行われる。
機内工具ホルダマガジン5は、水平旋回自在に設けられ、外周部の円周方向複数箇所に、工具ホルダ7を着脱自在に保持する工具ホルダ保持部5aが設けられている。各工具ホルダ保持部5aは、制御上でアドレスM1〜M8が付される。機内工具ホルダマガジン5は、上下に一対のものが同心に設けられ、それぞれパンチ側およびダイ側の工具ホルダ7を保持して同期して旋回するが、図では上側の機内工具ホルダマガジン5のみを示している。
図1において、パンチプレス1は、工具割出機構として、マガジン割出部と工具ホルダ割出部(いずれも図示せず)とを有する。マガジン割出部は、機内工具ホルダマガジン5の任意の工具ホルダ保持部5aが所定のプレスヘッド位置Qに来るように機内工具ホルダマガジン5を旋回させる機構である。工具ホルダ割出部は、プレスヘッド位置Qにある工具ホルダ7を保持してその工具ホルダ中心回りに旋回させ、工具ホルダ7の任意の個別工具8を所定のパンチ位置Pに割出す機構である。
パンチ位置Pに割り出された個別工具8は、サーボモータ等のパンチ駆動原により、昇降自在なラムを介してパンチ加工のための昇降動作が与えられる。
パンチプレス1は、テーブル9上の板材Wを直交2軸(X軸,Y軸)方向に移動させる板材送り機構10を有しており、その移動により、板材Wの加工すべき箇所がパンチ位置Pへ移動させられる。板材送り機構10は、Y軸方向に進退するキャリッジ11に、X軸方向に進退可能にクロススライド12を搭載し、板材Wの端部を把持する複数のワークホルダ13を、クロススライド12に取付けたものである。
ローダ4は、所定の板材載置部14に積載された板材Wを、一枚ずつ吸着等により把持してパンチプレス1のテーブル9上に供給する装置である。ローダ4は、架設レール15上を走行する走行体16に、板材Wを把持する吸着パッド(図示せず)を備えている。
プリセッタ2は、機外工具ホルダマガジン6を旋回割出可能に設置したものであり、パンチプレス1の背後に設置されている。プリセッタ2には、機外工具ホルダマガジン6に対して作業者が工具ホルダ7の交換を行うための段取り用交換部17が設けられている。 機外工具ホルダマガジン6は、機内工具ホルダマガジン5と同様に水平旋回自在に設けられ、外周部の円周方向複数箇所に、工具ホルダ7を着脱自在に保持する工具ホルダ保持部6aが設けられている。機外工具ホルダマガジン6も、パンチ工具搭載の工具ホルダ7用のものと、ダイ工具搭載の工具ホルダ7用のものとが、上下に同心に設置され、旋回割出の駆動がマガジン割出手段(図示せず)で行われる。
工具ホルダチェンジャー3は、パンチプレス1の機内工具ホルダマガジン5と、機外工具ホルダマガジン6との間で工具ホルダ7を交換する装置であり、これらマガジン工具5,6の所定の交換用割出位置R,Sで交換を行う。
工具ホルダチェンジャー3は、これら機内工具ホルダマガジン5と機外工具ホルダマガジン6の交換用割出位置R,Sに渡って設けられたガイドレール21と、このガイドレール21に沿って走行する移動体22とを備える。移動体22は、それぞれ工具ホルダ7を保持する2つのチャック23,24が走行方向に並んで設けられている。これら2つのチャック23,24は、いずれか片方のチャック23,24で交換用の工具ホルダ7を保持しておき、空の方のチャック23,24で工具ホルダマガジン5,6から工具ホルダ7を受け取り、上記片方のチャック23,24で保持していた交換用の工具ホルダ7を工具ホルダマガジン5,6に渡す動作を行う。これにより、移動体22の両工具ホルダマガジン5,6間の一度の走行で工具ホルダ7の交換が行える。
なお、移動体22は、チャック23,24を1個のみとし、交換用割出位置R,Sの付近に設けた仮置き台(図示せず)に、交換用の工具ホルダ7を仮置きすることによっても、一度の走行で工具ホルダ7の交換が行える。
また移動体22に設けられる上記チャック23,24は、いずれも各工具ホルダマガジン5,6と同じく、パンチ工具搭載の工具ホルダ7用のものと、ダイ工具搭載の工具ホルダ7用のものとが、上下に並んで設けられている。
つぎに制御系およびプログラム作成装置につき説明する。図4に示すように、加工機であるパンチプレス1は加工機制御装置31により制御され、工具ホルダチェンジャー3はチェンジャー制御装置32により、またローダ4(図1)はローダ制御装置(図示せず)によりそれぞれ制御される。加工機制御装置31は、加工プログラム33に従って制御するものであり、チェンジャー制御装置32は、加工プログラム33とは別のチェンジャー制御プログラム34によって制御されるものとしてしている。
これら加工機制御装置31、チェンジャー制御装置32、およびローダ制御装置は、相互に信号を送受して、動作の連携を行う。加工機制御装置31、チェンジャー制御装置32、およびローダ制御装置は、物理的には同じコンピュータ等に構成されたものであっても良く、また別のコンピュータ等で構成されたものであっても良い。
加工機制御装置31による加工は、スケジュール設定手段41の所定の記憶領域に設定された計画スケジュールFにおける個々のスケジュールSch の実行設定順で行われる。スケジュール設定手段41はパーソナルコンピュータ等で構成され、加工機制御装置31およびチェンジャー制御装置32に、バス,ネットワーク等で接続されている。個々のスケジュールSch は、1枚の素材板材を加工する加工単位であり、その実行設定順は、スケジュール設定手段41において、作業者の入力により自由に設定される。
一つのスケジュールSch には、図1の計画スケジュールF中には図示を省略するが、一つの加工プログラム33が設けられ、かつその加工プログラム33で使用する工具ホルダ7の識別番号が定められている。工具ホルダ7の識別番号としては、その器である工具ホルダ7の識別番号である「T01」,「T02」,…等の番号があり、また器である工具ホルダ7の識別に加え、工具ホルダ7に搭載した工具の編成やその編成の作成日等よって区別される内容を示す識別番号として「TM11」,「TM21」,…等の番号がある。ここでは、各スケジュールSch 毎に、使用する工具ホルダ7の工具編成込みの識別番号「TM11」,「TM21」,…を、計画スケジュールFのテーブル上で一行に示している。この各一行の情報が、スケジュール別使用工具ホルダ情報F1となる。
計画スケジュールFにおける各スケジュールSch の並びの順が、スケジュール実行情報F2となる。なお、計画スケジュールFのテーブルの2行目に示した識別番号「TM11」,「TM21」,…は、スケジュールSch 実行前の初期配置を示す。
上記スケジュール設定手段41に、チェンジャー制御プログラム34を作成する工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置35が設けられている。チェンジャー制御プログラム34は、搬出指令R1、搬入指令R2、および交換指令R3を実行順に並べたものである。
搬出指令R1は、移動体22の機外工具ホルダマガジン2からパンチプレス1までの往復動作により、パンチプレス1から機外工具ホルダマガジン2へ工具ホルダ7を搬出させる指令である。移動体22の前記往復動作は、パンチプレス1における所定の交換用割出位置Rと機外工具ホルダマガジン2における所定の交換用割出位置Sとの間で行われる。 搬入指令R2は、移動体22の前記往復動作により、機外工具ホルダマガジン2からパンチプレス1へ工具ホルダ7を搬入する指令である。
交換指令R3は、移動体22の前記往復動作により、機外工具ホルダマガジン2からパンチプレス1へ工具ホルダ7を搬入しかつパンチプレス1から機外工具ホルダマガジン2へ工具ホルダ7を搬出させる指令である。
工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置35は、仮搬入搬出順情報作成手段36、搬出繰上げ手段37、搬入繰上げ手段38、および段取り工具ホルダ搬出繰上手段39を有している。
仮搬入搬出順情報作成手段36は、上記スケジュール別使用工具ホルダ情報F1およびスケジュール実行順設定情報F2から、仮搬入搬出順情報F3を作成する手段である。仮搬入搬出順情報F3は、前記搬出指令R1および搬入指令R2を、仮の実行順に並べて設定した情報である。この仮の実行順は、必ずしも効率的でなくても良いが、パンチプレス1で前記スケジュールの加工が可能なものとされる。
仮搬入搬出順情報F3は、同図の例では、例えばスケジュール Sch1で、T04の工具ホルダ7を搬出し、その後に同じT04の工具ホルダ7を搬入する動作を示している。
なお、仮搬入搬出順情報F3における搬入指令R1および搬出指令R2は、必ずしも指令の形式でなくても良く、搬入、搬出が区別できる情報であれば良い。
搬出繰上げ手段37は、仮搬入搬出順情報F3における搬出指令R1を、この搬出指令R1よりも前にある搬入指令R2に結合して、これら搬出指令R1による工具ホルダ7の搬出と、搬入指令R2による工具ホルダ7の搬入との両方を移動体22の一往復で行う交換指令R3とする手段である。仮搬入搬出順情報F3を搬出繰上げ手段37,搬入繰上げ手段38、および段取り工具ホルダ搬出繰上手段39で処理した後の情報が、同図に示す繰上げ搬入搬出順情報F4とされる。繰上げ搬入搬出順情報F4は、これ自体がチェンジャー制御プログラム34となるものであっても、またこの情報F4を基にチェンジャー制御プログラム34が作成されるものであっても良い。後者の場合、繰上げ搬入搬出順情報F4からチェンジャー制御プログラム34を作成する手段(図示せず)が設けられる。
上記繰上げによる結合の具体例を挙げると、矢印(1) で示すように、仮搬入搬出順情報F3における順位3で示す工具ホルダT08の搬出の指令を、その前の工具ホルダT07の搬入の指令と結合し、繰上げ搬入搬出順情報F4では、工具ホルダT07の搬入および工具ホルダT08の搬出を行う交換の指令R3(R31 )としている。
なお、搬出繰上げ手段37は、結合先の搬入指令R2を、結合元の搬出指令R1よりも一つ前にある搬入指令R2に限るものとしても良い。
また、搬出繰上げ手段37において、搬出指令R1の繰上げは、その繰上げによってスケジュール Schで使用する工具ホルダ7がそのスケジュール Schの実行前に搬出されることが生じない範囲で行うものとされる。
搬入繰上げ手段38は、段取り作業済みの工具ホルダ7があると仮定される所定の条件を充足する場合に、仮搬入搬出順情報F3における前記段取り作業済みの工具ホルダ7を搬入する搬入指令R2を、この搬入指令R2よりも前にある搬出指令R1に結合してこれら搬出指令R1による工具ホルダ7の搬出と搬入指令R2による工具ホルダ7の搬入との両方を移動体22の一往復で行う交換指令R3とする手段である。
具体例を挙げると、矢印(8) で示すように、仮搬入搬出順情報F3における順位(6)で示す工具ホルダT09の搬入の指令を、その前の順位(5)における工具ホルダT08の搬入の指令と結合し、工具ホルダT09の搬入および工具ホルダT08の搬出を行う交換の指令R3とする。ただし、図1の繰上げ搬入搬出順情報F4では、搬入繰上げ手段38とは別の手段による処理が併せて行われた結果、工具ホルダT09の搬入および工具ホルダT07の搬出を行う交換の指令R34 に変更されている。
段取り作業済みの工具ホルダ7があるか否かについては、段取り作業済みの工具ホルダ7があると仮定される所定の条件を充足する場合に、段取り作業済みの工具ホルダ7があるとする。上記所定の条件は任意に設定すれば良いが、例えば、判断対象となる工具ホルダ7が機外工具ホルダマガジン6に滞在するスケジュールSch の数などで設定できる。工具ホルダ7が機外工具ホルダマガジンにある時間が長いと、その間に工具交換の段取り作業が済んでいると考えられるためである。
なお、この搬入繰上げ手段38による繰上げを行った場合、チェンジャー制御プログラム34の実際の実行過程では、段取りが完了していない恐れがあるため、段取り済み情報の確認を行って段取り未完了の場合は段取り済みとなるまで工具ホルダチェンジャーの動作を停止させる指令等を設けるようにしても良い。
段取り作業済み情報は、段取済み宣言手段40によって与えられる。段取済み宣言手段40は、作業者の入力によってフラグを立てるなどの処理を行う手段であり、機外工具ホルダマガジン6の近傍に設けられたスイッチ等の入力手段で操作される。
段取り工具ホルダ搬出繰上手段39は、今回のスケジュールSch で使用される工具ホルダ7を搬出する搬出指令R1があって、同工具ホルダ7を前回使用するスケジュールSch と今回のスケジュールSch との間に2スケジュール以上空く場合に、今回のスケジュールSch における同工具ホルダ7の搬出指令を、前回使用のスケジュールSch の後でかつ今回から1スケジュール以上空くスケジュールSch の前となるように順序を組み換える手段である。段取り工具ホルダ搬出繰上手段38は、この組み換えにおいて、その組み換える搬出指令R1を搬入指令R2と結合した交換指令R3としても良く、また搬出指令R1のままとしても良い。
この組み換えを具体例で説明する。図1の計画スケジュールFにおける今回のスケジュールがスケジュール Sch6であるとすると、ここでは工具ホルダT09(TM92)を用いており、この工具ホルダT09を前回使用するスケジュールは、スケジュール Sch1である。両スケジュール Sch1, Sch6間には、工具ホルダT09を使用しないスケジュールが4つ介在している。また、今回のスケジュール Sch6において、仮搬入搬出順情報F3には、順位(6)に工具ホルダT09を搬出する搬出指令R1がある。
この場合、矢印(5) で示すように、今回のスケジュール Sch6における工具ホルダT09の搬出指令R1を、前回使用のスケジュール Sch1とその直後のスケジュール Sch2との間になるように順序を組み換えている。同図の例では、この組み換えは、工具ホルダT09の搬出指令R1と工具ホルダ8の搬入指令R2とを結合した交換指令R32 としている。
上記構成の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置35の動作を、図5〜図7に示す具体例と共に説明する。図5は計画スケジュールFを示し、図6はその計画スケジュールFに基づいて作成した仮搬入搬出順情報F3および繰上げ搬入搬出順情報F4を示す。同図の繰上げ搬入搬出順情報F4は、搬出繰上げ手段37、搬入繰上げ手段38、および段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段39による処理の結果を示す。図7は、計画スケジュールFと、作成された繰上げ搬入搬出順情報F4と、この間の段取り内容とを対比して示す。
図5に示すように、計画スケジュールFのスケジュール別使用工具ホルダ情報F1、およびスケジュール実行順情報F2が設定されていたとする。
この場合に、仮搬入搬出順情報作成手段36は、上記スケジュール別使用工具ホルダ情報F1およびスケジュール実行順設定情報F2から、図6に示す仮搬入搬出順情報F3を作成する。
図5からわかるように、初期配置とスケジュール Sch1とを比較すると、初期配置では機内工具ホルダマガジン5に、工具ホルダT04を用いた工具編成工具ホルダTM41が備えられているが、スケジュール Sch1では、同じ工具ホルダT04を用いて工具編成を異ならせた工具編成工具ホルダTM42が必要とされる。そのため、工具ホルダT04を機外工具ホルダマガジン6に一旦搬出し、ここで工具ホルダT04に対する工具交換の段取りを行った後に、その工具ホルダT04を搬入する必要がある。
そのため、仮搬入搬出順情報作成手段36では、順位(1)の動作として、スケジュール Sch1の開始前に、工具ホルダT04を搬出する動作を行い、その後に同じ工具ホルダT04を搬入する動作を行うものとしている。
なお、工具ホルダチェンジャー3の待機位置は、パンチプレス1の運転時にパンチプレス1のテーブル等と移動体22等が干渉することを避けるために、機外工具ホルダマガジン6の交換用割出位置Sの近傍とされ、常に待機位置に戻って待つようにチェンジャー制御プログラム34が作成される。そのため、上記工具ホルダT04を搬出する動作は、工具ホルダチェンジャー5の移動体22が、機外工具ホルダマガジン6から空でパンチプレス1へ走行移動し、パンチプレス1から工具ホルダ7を受け取って、機外工具ホルダマガジン6へ走行移動で戻る動作とされる。また、工具ホルダT04を搬入する動作は、機外工具ホルダマガジン6で工具ホルダ7を受け取り、パンチプレス1へ走行して工具ホルダ7を渡し、空で機外工具ホルダマガジン6へ戻る動作となる。
上記と同様に、スケジュール Sch1では図5のように工具ホルダTM71,TM81が用いられるのに対して、スケジュール Sch2では工具ホルダTM72,TM82が用いられるため、スケジュール Sch2の開始前に、工具ホルダT07の搬出、工具ホルダT07の搬入、工具ホルダT08の搬出、工具ホルダT08の搬入を行うようにしている。
他の搬入,搬出動作は説明を省略するが、図5の通りである。なお、搬入,搬出は、基本的には各スケジュール Schの前に行われ、スケジュール Schの実行途中では、止むを得ない場合を除き、行われないものとされる。
図1の搬出繰上げ手段37は、この仮搬入搬出順情報F3における搬出指令R1を、この搬出指令R1よりも前にある搬入指令R2に結合して交換指令R3とする繰上げ搬入搬出順情報F4を作成する。
図5,図6の例では、矢印(1) で示すように、仮搬入搬出順情報F3における順位(3)で示す工具ホルダT08の搬出を、その一つ前の工具ホルダT07の搬入と結合し、繰上げ搬入搬出順情報F4では、工具ホルダT07の搬入および工具ホルダT08の搬出を行う交換の指令R31 としている。
矢印(2) で示すように、順位(5)の工具ホルダT08の搬出は、その前の順位(4)の工具ホルダT07の搬入と結合し、工具ホルダT07を搬入して工具ホルダT08を搬出する交換指令R33 としている。
上記と同様に、矢印(3) で示すように、順位(8)の工具ホルダT08の搬出は、その前の順位(7)の工具ホルダT07の搬入と結合し、工具ホルダT07を搬入して工具ホルダT08を搬出する交換指令R36 としている。
このように、搬出指令R1を、前にある搬入指令R2に結合することで繰上げ、交換指令R3とするため、工具ホルダチェンジャー3の移動体22の往復の動作で共に工具ホルダ7を搬送する交換動作が増え、空搬送が少なくなる。そのため、工具ホルダ7を運ぶ移動体22の往復動作回数を低減できて、効率の良い搬入搬出が行える。また、搬出動作が繰上げられるため、機外工具ホルダマガジン6での工具交換の段取り作業が、その繰上げ分だけ早期に開始できる。したがって、機外での工具交換の段取り作業が、できるだけパンチプレス1の加工中に行えて、パンチプレス1による加工の効率化が図れる。
図1の段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段39の処理を説明する。段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段39は、その処理を前述したが、概略を説明し直すと、スケジュールSch で使用する工具ホルダ7によって、前回使用しているスケジュールSch との空きが2スケジュール以上の場合は、早く段取りが行えるように機外工具ホルダマガジン6へ搬出して出庫する順に組み換える処理を行う。
前述のように、スケジュール Sch6では工具ホルダT09(TM92)を用いており、この工具ホルダT09を前回使用するスケジュールは、スケジュール Sch1である。両スケジュール Sch1, Sch6間には、工具ホルダT09を使用しないスケジュールが4つ介在しており、2スケジュール以上空いている。また、今回のスケジュール Sch6において、仮搬入搬出順情報F3には、順位(6)に工具ホルダT09を搬出する搬出指令R1がある。
この場合、図6に矢印(5) で示すように、今回のスケジュール Sch6における工具ホルダT09の搬出指令R1を、前回使用のスケジュール Sch1とその直後のスケジュール Sch2との間になるように順序を組み換えている。同図の例では、この組み換えは工具ホルダT09の搬出指令R1と工具ホルダT08の搬入指令R2とを結合した交換指令R32 としている。
なお、図6においてスケジュール番号の表示部分の右側に示した搬入,搬出の動作は、そのスケジュール番号のスケジュールの実行前に行われる動作である。図7には、そのスケジュール番号と搬入,搬出等の動作との時間的関係を明示して図示してある。
今回のスケジュール Sch6で工具ホルダT09を搬出するのは、工具ホルダT09の工具搭載内容を、前回使用のTM91からTM92に変更するためである。この場合に、仮搬入搬出順情報F3のように、今回のスケジュール Sch6の直前に搬出指令R1を実行するのでは、工具ホルダTM91を搬出し、機外工具ホルダマガジン6で工具交換の段取りを行い、その段取り済みの工具ホルダTM2をパンチプレス1へ搬入する過程が必要となり、この間、パンチプレス1が駆動できず、パンチプレス1の停止時間が長くなる。
上記の段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段38によると、工具ホルダTM91の搬出指令R1が繰上げられ、工具ホルダTM91の搬出が早期に行われるため、機外工具ホルダマガジン6でのTM91からTM92とする工具交換の段取り作業を早く開始することができる。これにより、機外での工具交換の段取り作業を、できるだけパンチプレス1の加工中に行えるようになる。すなわち、図7に示すように、スケジュール Sch2の実行中に工具ホルダTM92の段取りが行われる。そのため、パンチプレス1を停止する工具ホルダの搬入搬出時間が短縮されて、加工機の効率を向上させることができる。
段取り工具ホルダ搬出繰上げ手段39の処理として、この例では、図6の上記矢印(5) の処理と同様に、矢印(6) で示すように、今回のスケジュール Sch9における工具ホルダT04の搬出指令R1を、前回使用のスケジュール Sch1よりも後で今回のスケジュール Sch9から2スケジュール以上空くスケジュールとなるスケジュール Sch5の前になるように順序を組み換えている。
また、矢印(7) で示すように、今回のスケジュール Sch13における工具ホルダT09の搬出指令R1を、前回使用のスケジュール Sch6よりも後で今回のスケジュール Sch13から2スケジュール以上空くスケジュールとなるスケジュール Sch7の前になるように順序を組み換えている。
図1の搬入繰上げ手段38は、上記のように搬入指令R2を、この搬入指令R2よりも前にある搬出指令R1に結合して交換指令R3とする。
前述した例で説明すると、図6に矢印(8) で示すように、仮搬入搬出順情報F3における順位(6)で示す工具ホルダT09の搬入の指令を、その前の順位(5)における工具ホルダT08の搬入の指令と結合し、工具ホルダT09の搬入および工具ホルダT08の搬出を行う交換の指令R3とする。ただし、同図の例では、搬入繰上げ手段38とは別の手段による処理が併せて行われた結果、順位(5)における搬出は、工具ホルダT07の搬出となっており、工具ホルダT09の搬入は、この工具ホルダT07の搬出と結合して工具ホルダT09の搬入、工具ホルダT07の搬出を行う交換指令R34 とされる。
このように、段取り作業済みの工具ホルダ7がある場合に、その段取り作業済みの工具ホルダ7を搬入する搬入指令R2を、この搬入指令R2よりも前にある搬出指令R1に結合して交換指令とする。したがって、工具ホルダチェンジャー3の移動体22の往復動作で共に工具ホルダ7を搬送する交換動作が増えて空搬送が少なくなり、移動体22の往復動作回数が低減されて、効率の良い搬入搬出が行える。
なお、前記実施形態においては、工具ホルダチェンジャー3が扱う工具ホルダ7の番号を特定して説明したが、工具ホルダチェンジャー3自体の動作は、識別番号T01,…の異なる工具ホルダ7を扱う場合であっても、上記搬出,搬入,交換の動作は同じである。工具ホルダチェンジャー3は、機内工具ホルダマガジン5および機外工具ホルダマガジン6の動作によって、搬送する工具ホルダ7が異なることになる。工具ホルダチェンジャー3が、工具ホルダ7の識別番号の情報の授受を行う場合は、その情報については、扱う工具ホルダ7によって異なることになる。
また、この工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置35によるチェンジャー制御プログラム34の作成は、スケジュール Schの開始の前毎、つまり加工プログラム33の実行の前毎に行うものとしても良い。その場合、その開始するスケジュール Schを含めて、以後の各スケジュール Schが計画スケジュールFとなる。どのスケジュール Schを実行するか、またどの実行順とするかは、現場の都合で変更されることが多くあるため、上記のようにスケジュール Schの開始の前毎にチェンジャー制御プログラム34を作成するものとすることで、適切なチェンジャー制御プログラム34が作成できる。
また、前記実施形態では、加工機1がマルチタレット式のパンチプレスである場合につき説明したが、この発明のプログラム作成装置で作成する制御プログラムの制御対象となる工具ホルダチェンジャーは、通常のパンチプレスと機外工具ホルダマガジンとの間で工具ホルダの交換を行うものであっても、またパンチプレスに限らず、個別工具を搭載した工具ホルダを交換可能に装備する加工機との間で交換を行うものであれば良い。
この発明の一実施形態にかかるプログラム作成装置で作成された制御プログラムを用いる工具ホルダチェンジャーを備えたチェンジャー付き加工設備の一例を示す平面図である。 その機内工具ホルダマガジン、機外工具ホルダマガジン、および工具ホルダチェンジャーを示す拡大平面図である。 その工具ホルダ斜視図である。 同実施形態の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置の概念構成を示すブロック図である。 計画スケジュールの説明図である。 仮搬入搬出順情報および繰上げ搬入搬出順情報を示す説明図である。 計画スケジュールと繰上げ搬入搬出順情報と段取りの関係を示す説明図である。
符号の説明
1…パンチプレス(加工機)
3…工具ホルダチェンジャー
5…機内工具ホルダマガジン
6…機外工具ホルダマガジン
7…工具ホルダ
8…個別工具
17…段取り用交換部
22…移動体
23,24…チャック
32…チェンジャー制御装置
33…加工プログラム
34…チェンジャー制御プログラム
35…工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置
36…仮搬入搬出順情報作成手段
37…搬出繰上げ手段
38…搬入繰上げ手段
39…段取り工具ホルダ搬出繰上手段
40…段取済み宣言手段
41…スケジュール設定手段
F…計画スケジュール
F1…スケジュール別使用工具ホルダ情報
F2…スケジュール実行順情報
F3…仮搬入搬出順情報
F4…繰上げ搬入搬出順情報
R1…搬出指令
R2…搬入指令
R3…交換指令
T01,T02…工具ホルダの識別番号
TM11,TM21,…工具編成別の工具ホルダの識別番号

Claims (3)

  1. 複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機と、この加工機外の工具ホルダを保管する機外工具ホルダマガジンとの間で、工具ホルダを運ぶ移動体の移動により工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーの制御用のプログラムを作成する装置であって、
    作成するチェンジャー制御プログラムは、前記移動体の機外工具ホルダマガジンから加工機までの往復動作により加工機から機外工具ホルダマガジンへ工具ホルダを搬出させる搬出指令、前記移動体の前記往復動作により機外工具ホルダマガジンから加工機へ工具ホルダを搬入する搬入指令、および前記移動体の前記往復動作により機外工具ホルダマガジンから加工機へ工具ホルダを搬入しかつ加工機から機外工具ホルダマガジンへ工具ホルダを搬出させる交換指令を、これらの指令の実行順に並べたプログラムであり、
    このプログラム作成装置は、
    一つの素材を加工する加工単位であるスケジュールで前記加工機が用いる工具ホルダの識別番号を設定したスケジュール別使用工具ホルダ情報、およびスケジュールの実行順を設定した情報から、前記搬出指令および搬入指令を、前記加工機による前記スケジュールの加工が可能な範囲で仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報を作成する仮搬入搬出順情報作成手段と、
    上記仮搬入搬出順情報における搬出指令を、この搬出指令よりも前にある搬入指令に結合してこれら搬入指令による工具ホルダの搬入と搬出指令による工具ホルダの搬出との両方を前記移動体の一往復で行う交換指令とする搬出繰上げ手段とを有するものとした、
    工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置。
  2. 複数の工具ホルダを交換可能に装備する加工機と、この加工機外の工具ホルダを保管する機外工具ホルダマガジンとの間で、工具ホルダを運ぶ移動体の移動により工具ホルダを自動交換する工具ホルダチェンジャーの制御用のプログラムを作成する装置であって、
    作成するチェンジャー制御プログラムは、前記移動体の機外工具ホルダマガジンから加工機までの往復動作により加工機から機外工具ホルダマガジンへ工具ホルダを搬出させる搬出指令、前記移動体の前記往復動作により機外工具ホルダマガジンから加工機へ工具ホルダを搬入する搬入指令、および前記移動体の前記往復動作により機外工具ホルダマガジンから加工機へ工具ホルダを搬入しかつ加工機から機外工具ホルダマガジンへ工具ホルダを搬出させる交換指令を、これらの指令の実行順に並べたプログラムであり、
    このプログラム作成装置は、
    一つの素材を加工する加工単位であるスケジュールで前記加工機が用いる工具ホルダの識別番号を設定したスケジュール別使用工具ホルダ情報、およびスケジュールの実行順を設定した情報から、前記搬出指令、搬入指令、および交換指令を、前記加工機による前記スケジュールの加工が可能な範囲で仮の実行順に並べて設定した情報である仮搬入搬出順情報を作成する仮搬入搬出順情報作成手段と、
    段取り作業済みの工具ホルダがあると仮定される所定の条件を充足する場合に、仮搬入搬出順情報における前記段取り作業済みの工具ホルダを搬入する搬入指令を、この搬入指令よりも前にある搬出指令に結合してこれら搬入指令による工具ホルダの搬入と搬出指令による工具ホルダの搬出との両方を前記移動体の一往復で行う交換指令とする搬入繰上げ手段とを有するものとした、
    工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置。
  3. 上記仮搬入搬出順情報において、今回のスケジュールで使用される工具ホルダを搬出する搬出指令があって、同工具ホルダを前回使用するスケジュールと今回のスケジュールとの間に2スケジュール以上空く場合に、今回のスケジュールにおける同工具ホルダの搬出指令を、前回使用のスケジュールの後でかつ今回から1スケジュール以上空くスケジュールの前となるように順序を組み換え、この組み換えにおいてその組み換える搬出指令を搬入指令と結合した交換指令とし、または搬出指令のままとする段取り工具ホルダ搬出繰上手段を設けた請求項1または請求項2記載の工具ホルダチェンジャー制御プログラム作成装置。
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