JP2006326401A - 自動精米装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 精米後の白米を、大袋、小袋のいずれでも、利用者の負担が少ない状態で受けることの可能な自動精米装置を得る。
【解決手段】 保持部材54の取り付けプレート53に取り付けられた側と逆側の端部には、載置部材55が取り付けられている。載置部材55は、周端部が逆U字状に折り曲げられ、中央部が窪んだ皿状とされている。載置部材55は、両側辺に位置する2つの側辺部55Aで、保持部材54にねじ54Bを介して取り付けられている。保持部材54が使用位置H1に配置されて、載置部材55の板面が水平方向にとされる張出位置P1に配置されると、載置部材55の上部に小袋Sを載置可能となる。張出位置P1に配置された載置部材55と排出口42との距離は、小袋Sに対応した距離(小袋Sの開口部が排出口42を覆うか、すぐ下のレベルに達する位置)とされている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、米粒を精米処理する自動精米装置に関する。
精米装置のうち、コインやプリペイドカードに応じて作動し、供給ホッパ内に投入された米粒(籾または玄米)を白米に処理する自動精米装置が知られている。
例えば、特許文献1に記載のような従来の自動精米装置では、機体の内部に籾摺機及び精米機が配置されており、精米機は石抜き機を介して籾摺機に連結されている。一方、機体の前面壁には米粒が投入される供給ホッパが配置されている。この供給ホッパには、米粒搬送用のスクリューコンベヤが設けられており、投入された米粒を機体の内部へ搬送できる。さらに、供給ホッパ(スクリューコンベヤ)は、機体の内部において昇降機に連結されている。昇降機の米粒搬送出口には切替え弁が設けられている。この切替え弁は、処理する米粒が籾あるいは玄米であるかを選択することにより作動して、昇降機によって搬送した米粒を籾摺機または石抜き機(すなわち、精米機)の何れかへ供給できるようになっている。
またさらに、機体の前面壁には、コイン投入部及びカード挿入部が設けられており、コインを投入できると共にカードが挿入できる。コインを投入後あるいはプリペイドカードを挿入後に運転スイツチを操作すると、投入されたコインまたは挿入されたプリペイドカードに応じて自動精米装置が作動する。
この自動精米装置を利用する際には、供給ホッパへ米粒を投入すると共に、コインを投入しまたはプリペイドカードを挿入し、次いで、穀物選択ボタンを選択操作することによって、処理する(供給ホッパへ投入した)米粒が籾か玄米かを選択する。さらに、運転スイツチを操作すると、投入された米粒が供給ホッパのスクリューコンベヤによって機体の内部へ搬送されて昇降機に供給される。昇降機では、選択された米粒の種別(籾か玄米か)に応じて切替え弁が切り替わり、籾の場合はそのまま籾摺機へ供給されて籾摺り処理された後に、石抜き機を介して精米機に送り込まれ、精米機で精米処理され白米となって取り出される。一方、処理する(供給ホッパへ投入した)米粒が玄米の場合には、昇降機から籾摺機へ供給されることなく、直接石抜き機を介して精米機へ供給され、同様に精米処理され白米となって取り出される。取り出しの際には、白米を一旦精米機から集積タンクへ移して集積し、集積タンクの排出口から白米を排出する。
このように、従来の自動精米装置は、投入された籾または玄米を自動的に精米処理して白米にできる。
特開2000−251175公報
ところで、このような集積タンクから排出された白米を米袋で受けるために、排出口の下側に米袋を配置できる空間が構成されている。この空間は、通常、大型の米袋(30kg用の紙袋、以下「大袋」という)に対応したサイズとされており、床や基台から排出口まで高さも、大袋に対応した高さとされている。
しかしながら、30kg未満、例えば、10kg、15kgの米粒の精米を行う利用者もある。この場合には、集積タンクから排出される白米は、10kg、15kgなどに対応したサイズの米袋(以下「小袋」という)で受けるため、床や基台に小袋を載置して受けたのでは、排出口から小袋までの距離が遠すて、白米がこぼれてしまう。そこで、利用者が小袋を排出口の下で宙に浮かせた状態で持ちながら受けることになるが、これでは、利用者に負担がかかってしまう。
本発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、精米後の白米を、大袋、小袋のいずれでも、利用者の負担が少ない状態で受けることの可能な自動精米装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る自動精米装置は、米粒を精米処理する自動精米装置であって、精米処理後の白米を集積すると共に、白米回収のために用意される大袋に対応した大袋用の高さ位置から前記集積された白米を排出する排出口が形成された集積タンクと、前記排出口の下側で前記大袋の配置される大袋配置空間に張り出す張出位置と、前記大袋配置空間から退避される退避位置との間を移動可能とされ、前記張出位置に配置された状態で前記大袋よりも小さい小袋を載置可能とされた小袋載置台と、を備えている。
上記構成の自動精米装置では、精米処理後の白米は集積タンクに集積される。集積タンクには、集積した白米を排出するための排出口が形成されており、排出口の下側には、小袋載置台が設けられている。小袋載置台は、排出口の下側に構成される大袋配置空間に張り出す張出位置と、大袋配置空間から退避される退避位置との間を移動可能とされている。利用者は、排出口から排出される白米を米袋で受ける際に、米袋が大袋(例えば30kg以上用)の場合には、小袋載置台を退避位置へ配置すると共に大袋を大袋配置空間に配置して受ける。一方、米袋が小袋(例えば30kg未満、10kg、15kg用など)の場合には、小袋載置台を張出位置へ配置して、小袋を小袋載置台に載置して受ける。
このように、本発明の自動精米装置は、小袋載置台を備えているので、小袋で受ける際には小袋載置台に載置して受けることができ、利用者が小袋を宙に浮かせて保持しておく必要がなく、利用者の負担を少なくすることができる。
請求項2に記載の本発明に係る自動精米装置は、請求項1に記載の本発明において、前記小袋載置台は、載置部材及び前記大袋配置空間外に取り付けられ前記載置部材を回動可能に保持する保持部材を備え、前記載置部材は、前記回動により前記張出位置で載置面が水平方向とされ、前記退避位置で前記載置面が鉛直方向とされること、を特徴としている。
上記構成によれば、小袋載置台の載置部材を回動させ、載置面を水平方向に向けることで張出位置に配置し、載置面を鉛直方向に向けることで退避位置に配置することができる。
請求項3に記載の本発明に係る自動精米装置は、請求項1または請求項2に記載の本発明において、前記小袋載置台を前記退避位置に磁着して保持する磁着部材を備えたこと、を特徴としている。
ここで磁着部材とは磁石を含んで構成された部材であり、小袋載置台に設けられていても、小袋載置台が退避位置に配置される際に対応する部分(例えば、自動精米装置の前面壁の対応する位置)に設けられていてもよい。
上記構成によれば、係合などの手段で保持する場合と比較して、小袋載置台の取り扱いを簡易にすることができる。すなわち、磁着を解除することにより小袋載置台を簡単に退避位置から取り外して張出位置へ移動させることができ、張出位置から退避位置に移動させて磁着することにより、小袋載置台を簡単に退避位置に保持することができる。
請求項4に記載の本発明に係る自動精米装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の本発明において、前記集積タンクの排出口近傍に、前記小袋の取手を吊掛け可能なフックが設けられていること、を特徴としている。
上記構成によれば、フックに小袋の取手を吊掛けることにより、腰が弱い小袋(例えば、スーパーの買物袋)でも、利用者が保持することなく精米後の白米を受けることができ、利便性が向上する。
以上説明したように、本発明に係る自動精米装置によれば、小袋で受ける際には小袋を小袋載置台に載置して受けることができ、利用者が小袋を宙に浮かせて保持しておく必要がなく、利用者の負担を少なくすることができる。
図1には本発明の実施の形態に係る自動精米装置10の概略全体構成図が示されている。自動精米装置10は、投入されたコインまたはプリペイドカードに応じて作動するコイン精米所であり、操作室12Aと機械室12Bから成る屋外用建物を備えている。機械室12B内には機体12が備えられ、機体12の前面壁には、図2に示すように、操作室12Aに露出するように、米粒が投入される供給ホッパ20、各種指示を入力するための操作パネル30、及び、白米を集積する集積タンク40が設けられている。
操作パネル30には、カード挿入口32、コイン投入口34、及び各種操作ボタン36が設けられている。カード挿入口32からは所定のカード(例えばプリペイドカード)が挿入され、コイン投入口34からは所定のコイン(例えば100円硬貨)が投入される。操作ボタン36からは各種の指示が入力される。
供給ホッパ20は、上部に長方形状の投入口22が形成され、投入口22から精米処理前の米粒(籾Mまたは玄米G)が投入される。供給ホッパ20の側部には、米袋台26が設けられている。米袋台26は、投入口22よりも低い位置に配置されており、上部に米袋を載置可能とされている。供給ホッパ20は、下側に向かって開口が狭まるテーパー状とされており、開口の途中に米粒が通過可能な網部材24が設けられている。供給ホッパ20の底部には、米粒搬送用のスクリューコンベヤ21が内蔵されており、供給ホッパ20内に投入された米粒を搬送することができる。
スクリューコンベヤ21の米粒搬送方向終端部は、昇降機13に連結されている。昇降機13は、供給ホッパ20へ投入されスクリューコンベヤ21によって供給された米粒を機体12の上部へ持ち上げ搬送できる。
昇降機13の上端部に設けられた放出口13Aには、切換弁14が取り付けられている。切換弁14は作動することにより米粒の供給方向を、後述する籾摺機15または石抜き機16へ切換える。
機体12内部の昇降機13の側方には、脱ぷ部としての籾摺機15が配置されている。籾摺機15は、一対のゴムロール機構を備えたロール式とされており、米粒(籾M)の脱ぷ処理ができる。なおこの脱ぷ部は、他の型式のもの例えば、高速回転羽を備えた衝撃式の遠心脱ぷ機であっても差し支えない。
籾摺機15の側方には石抜き機16が配置されており、籾摺機15の排出口15Aに対応している。このため、籾摺機15を経由した後の玄米Gは石抜き機16へ供給されるようになっている。
なお、これらの籾摺機15及び石抜き機16は、適宜の樋等によってそれぞれ独立して昇降機13の切換弁14に連通されており、切換弁14が切換え作動することにより、昇降機13からそれぞれ直接に米粒が供給されるようになっている。
また、昇降機13の側方には、精米機17が配置されており、石抜き機16を経由後の玄米Gが供給されるようになっている。精米機17は、精白ロールを備えた縦型円筒摩擦式とされており、玄米Gの精米処理ができる。なおこの精米機18は、他の型式のもの例えば、横型円筒式のものや、循環機構を備えた循環式のもの、あるいは金剛砥石ロールを供えた研削式のものであっても差し支えない。
精米機17の側方には糠回収機18が配置されており、精米処理の際に発生する米糠を回収して糠袋18Aに集積できる。この糠袋18Aは自由に取り替えることが可能である。
また、精米機17の側方には、昇降機19が設けられている。昇降機19は、精米機17の放出口17Aに対応した位置から白米Hを受け取り、機体12の上部へ持ち上げ搬送できる。
昇降機19の排出口19Aの下方には、集積タンク40が配置されている。集積タンク40に、精米処理後の白米Hが集積される。集積タンク40は、下方に向かって徐々に幅狭となるテーパー状とされ、下方に排出口42が設けられている。排出口42の開口部には開閉シャッタ45がカバー内に回動自在に取り付けられている。開閉シャッタ45は、シャッタ軸48及びシャフト43を介してペダル44に接続されている。開閉シャッタ45は、通常時には閉鎖されており、ペダル44が踏み込まれることにより開放され、ペダル44の踏み込みが解除されることにより閉鎖される。集積タンク40の排出口42近傍の両脇には、図3にも示すように、米袋用のフック46が設けられている。
排出口42の下方に対応する床Fの上には、大袋載置台50が設けられている。大袋載置台50と排出口42との間には、小袋載置台52が設けられている。
小袋載置台52は、図4〜図6にも示すように、載置部材55、保持部材54、及び、取り付けプレート53を含んで構成されている。取り付けプレート53は、板状で板面が機体12の前面壁に沿って取り付けられており、左右の両端が略直角に折り曲げられている。保持部材54は長尺の厚板状とされ、取り付けプレート53の直角に折り曲げられた左右の両端部分に各1本ずつねじ54Aで取り付けられている。保持部材54は、取り付けプレート53側の端部の斜め端面54Cが取り付けプレート53に当接されて、機体12と離れる側への移動が規制される使用位置H1と、機体12の前面壁に沿った折畳み位置H2との間を、ねじ54Aを中心に矢印X方向に回動可能とされている。
保持部材54の取り付けプレート53に取り付けられた側と逆側の端部には、載置部材55が取り付けられている。載置部材55は、板状の部材で構成され、周端部が逆U字状に折り曲げられ、中央部が窪んだ皿型とされている。載置部材55は、両側辺に位置する2つの側辺部55Aで、保持部材54にねじ54Bを介して取り付けられている。保持部材54は、側辺部55Aの内側に配置されており、載置部材55と保持部材54とは、ねじ54Bを中心に、載置部材55の裏面と保持部材54の斜め端面54Dとが当接される位置と、載置部材55の裏面と保持部材54の上側の長辺面54Eとが当接されて板面が保持部材54の長尺方向と同方向に配置される位置と、の間を、ねじ54Bを中心に矢印Y方向に回動可能とされている。
保持部材54が使用位置H1に配置されて、載置部材55の皿底の板面が水平方向に配置されると(この位置を以下「張出位置P1」という、図4参照)、載置部材55の上部に小袋Sを載置可能となる。張出位置P1に配置された載置部材55と排出口42との距離は、小袋Sに対応した距離(小袋Sの開口部が排出口42を覆うか、排出口42のすぐ下のレベルに達する位置)とされている。また、保持部材54が折畳み位置H2に配置されて、載置部材55の板面が機体12に沿った位置に配置されると(この位置を以下「退避位置P2」という、図5参照)、排出口42と大袋載置台50との間には、大袋Lを配置可能な大袋配置空間Rが構成される。すなわち、排出口42は、大袋Lに対応した高さ位置に配置されている。載置部材55の上面の保持部材54から遠い側の2つの角には、磁石板56が各々接着されており、載置部材55が退避位置P2に配置されると、磁石板56は機体12と磁着される。なお、磁石板56は、必ずしも載置部材55側に設ける必要はなく、自走精米装置10の対応する前面壁側に設けて、載置部材55を磁着可能な材料で構成してもよい。
次に本実施の形態の作用を説明する。
上記構成の自動精米装置10を利用する際には、コインをコイン投入口34へ投入するか、カードをカード挿入口32へ挿入し、供給ホッパ20へ籾米Mあるいは玄米Gを投入する。このとき、籾米Mあるいは玄米Gの入った米袋を米袋台26に載置して投入すると、投入口22と米袋台26との間に段差があるため、投入口22と米袋の開口とが近くなって投入しやすくなる。
次いで、籾又は玄米の区別を操作ボタン36から入力した後、運転開始指示を入力すると、供給ホッパ20のスクリューコンベヤ21、昇降機13、籾摺機15、石抜き機16、精米機17、及び、昇降機19の各駆動モータが作動されて運転が開始される。
運転が開始されると、供給ホッパ20へ投入された籾米Mは、スクリューコンベヤ21及び昇降機13によって籾摺機15へ供給されて脱ぷ処理される(籾が入力されていた場合)。さらに、脱ぷ処理後は、石抜き機16へ供給される。
なお、供給ホッパ20へ玄米Gが投入された場合には、昇降機13によって持ち上げ搬送された後に切換弁14の作動によって、籾摺機15を介さないでそのまま石抜き機16へ供給される(玄米が入力された場合)。
石抜き機16によって石抜きされた米粒(玄米G)は、さらに精米機17へ供給される。精米機17では、玄米Gの精米処理が実施される。また、この精米機17による精米処理の際に発生する米糠は、糠回収機18によって回収されて糠袋18Aに集積される。
さらに、精米機17によって精米された白米Hは、昇降機19によって持ち上げ搬送されて排出口19Aから集積タンク40へ送り出され、集積タンク40に集積される。
集積タンク40に集積された白米Hを、大袋Lで受ける際には、載置部材55を退避位置P2に配置して小袋載置台52を折り畳む。これにより、載置部材55は磁石板56を介して自動精米装置10の前面壁に磁着されて保持され、排出口42と大袋載置台50との間に大袋配置空間Rが構成される。利用者は、図3に示すように、大袋Lを大袋載置台50の上に載置し、大袋Lの開口部を排出口42の下側に配置する。この状態で、ペダル44を踏んで開閉シャッタ45を開放し、白米Hを大袋Lへ排出させる。これにより、精米後の白米Hが大袋Lに納められる。
一方、集積タンク40に集積された白米Hを、小袋Sで受ける際には、磁石板56の磁着を解除し、載置部材55を張出位置P1に配置して小袋載置台52を大袋配置空間Rに張り出させる。利用者は、図3に示すように、小袋Sを小袋載置台52の載置部材55の上に載置し、小袋Sの開口部に設けられた取手をフック46に吊掛ける。フック46は必ずしも用いる必要はないが、フック46を用いることにより、腰の弱い買物袋などを小袋として用いる場合でも、利用者は手で保持することなく小袋Sの開口部を排出口42の下に保持することができる。この状態で、ペダル44を踏んで開閉シャッタ45を開放し、白米Hを小袋Sへ排出させる。これにより、精米後の白米Hが小袋Sに納められる。
本実施形態の自動精米装置10によれば、小袋載置台52を用いることにより、小袋Sで精米後の白米Hを受ける場合でも、利用者が宙に浮かせて保持するのではなく小袋Sを小袋載置台52に載置した状態で受けることができるので、利用者の負担を軽減することができる。
また、小袋載置台52を折り畳むことにより大袋配置空間Rを構成して、大袋Lでも白米Hを受けることができる。
なお、前述した実施の形態においては機体12に籾摺機15を設け、籾Mあるいは玄米Gの何れであっても対応して精米処理できる構成としたが、これに限らず、籾摺機15を設けず玄米G専用の精米処理部として構成することもできる。
本発明の実施形態に係る自動精米装置の全体構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る自動精米装置の精米処理部の正面部分の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る自動精米装置の集積タンク及び小袋載置台付近の正面図である。 本発明の実施形態に係る自動精米装置の小袋載置台が張出位置に配置された状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動精米装置の小袋載置台が退避位置に配置された状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動精米装置の小袋載置台の側面図である。
符号の説明
10 自動精米装置
19A 排出口
19A 放出口
20 供給ホッパ
21 スクリューコンベヤ
40 集積タンク
42 排出口
52 小袋載置台
53 取り付けプレート
54 保持部材
55 載置部材
56 磁石板
H 白米
H1 使用位置
H2 折畳み位置
L 大袋
S 小袋
P1 張出位置
P2 退避位置
R 大袋配置空間

Claims (4)

  1. 米粒を精米処理する自動精米装置であって、
    精米処理後の白米を集積すると共に、白米回収のために用意される大袋に対応した大袋用の高さ位置から前記集積された白米を排出する排出口が形成された集積タンクと、
    前記排出口の下側で前記大袋の配置される大袋配置空間に張り出す張出位置と、前記大袋配置空間から退避される退避位置との間を移動可能とされ、前記張出位置に配置された状態で前記大袋よりも小さい小袋を載置可能とされた小袋載置台と、
    を備えた自動精米装置。
  2. 前記小袋載置台は、載置部材及び前記大袋配置空間外に取り付けられ前記載置部材を回動可能に保持する保持部材を備え、
    前記載置部材は、前記回動により前記張出位置で載置面が水平方向とされ、前記退避位置で前記載置面が鉛直方向とされること、を特徴とする請求項1に記載の自動精米装置。
  3. 前記小袋載置台を前記退避位置に磁着して保持する磁着部材を備えたこと、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動精米装置。
  4. 前記集積タンクの排出口近傍には、前記小袋の取手を吊掛け可能なフックが設けられていること、を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動精米装置。
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