JP2006326234A - 上半身限定蚊帳。 - Google Patents

上半身限定蚊帳。 Download PDF

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Abstract

【課題】 地球温暖化の影響か、冬でも蚊に悩まされる日本の夜。寝入った頃に耳元で羽音を立てて襲ってくる蚊の影響で寝不足を強いられることも。かといって、毎晩蚊取り線香や電気蚊取りを焚いていたのでは健康的にも心配である。蚊帳を吊って寝るのがいいのだろうが、従来の蚊帳は、部屋の四隅に器具を設置したり、スタンドを組み立ててベッドを覆ったり、など設営に手間と労力が必要であった。また、頭部のみを覆うタイプは自在性に欠け、窮屈感を伴うものであった。さらに、キャンプ場のテント内や露天での寝袋使用時など、従来の蚊帳を設営するのは不向きであった。
【解決手段】掛け布団やタオルケット、または寝袋など、下半身は比較的寝具で覆われることが多く、上半身のみを守る蚊帳として従来の蚊帳にないコンパクト性を持たせることで、傘の原理を利用した設営の簡易性と、電気スタンドのような取付やすさ、位置の調整しやすさ、及び、自立性、持ち運びの容易さにより課題を解決した。
【選択図】図1

Description

この発明は、就寝時の蚊よけ用蚊帳に関する。
従来の蚊帳の形状は、部屋の四隅から吊して部屋全体を覆うものであったり、特許文献1の蚊よけネット装置のように、ベッドを支柱で直方体形に囲みベッド全体を覆うものである。特許文献2のベッド用蚊帳のスタンド及びベッド用蚊帳装置は、組み立てたスタンドをベッドの足元にもぐり込ませて立たせ、上部からネットを垂らすものである。特許文献3の頭部限定の蚊帳においては、頭部および顔面限定で設置型である。
特開2003−79486(P2003−79486A)公報 特開2004−230100(P2004−230100A)公報 特開平11−290161公報
しかしながら、以上の技術によれば、例えば部屋の四隅から吊して部屋全体を覆うタイプでは取り付け場所が限定され、個別に使用するなどのパーソナル的使用が不向きであると同時に、取り付けの手間がかかり、即時に設営したい場合に不向きである。特許文献1の蚊よけネット装置や、特許文献2のベッド用蚊帳のスタンド及びベッド用蚊帳装置のように取り付け場所が限定されなくても、装置が大きく、持ち運びや、キャンプ等、屋外での使用には不向きである。また、特許文献3の頭部限定の蚊帳においては、頭部限定、しかも床面設置型のため、自在性に欠け、内部空間の狭さから人によっては顔面への閉塞感が否めない。さらに、夏期など腕を掛け布団やタオルケット等から出し胸の上で組んで眠る場合、腕部など保護対象にならない。
そこで、この発明は、胸部以下を掛け布団やタオルケットで覆うことを前提とすることで、就寝者が手軽に、ひとりだけでも、必要な時に、必要な場所で、上半身を蚊帳生地で覆われたゆったりした空間をつくり出し、蚊に悩ませられずに睡眠がとれる環境を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、通常掛け布団やタオルケットで覆われ、蚊の攻撃を受けない下半身側をそのままに、蚊の攻撃を受けやすい顔や腕を中心とした上半身限定とすることで、蚊帳が簡単に設営でき、かつワンタッチでドーム型の空間が開閉でき、コンパクトに収納できることを特徴とする。
第二発明では、ドーム状に開いた蚊帳と寝具とのすき間ができないよう、開閉式骨組みで支持される蚊帳生地位置の下部(先端)からスカート状に蚊帳生地を垂らし、蚊帳生地に充分な遊びを設けることで、寝具や就寝者の厚みによる凸凹を吸収させる。
第三発明では、蚊帳をアームで吊すことで、就寝者が無意識に寝返りを打っても、蚊帳の位置移動は極めて少なくなる。また、蚊帳生地のスカート部が就寝者と寝具の動きに順応し安定的に蚊帳本来の効果を発揮する。
第四発明では、寝具の厚み、枕の高さ、個人の顔面圧迫感回避に応じて蚊帳の高さが吊り紐で簡単に変えられる。
第五発明では、蚊帳の高さだけでなく、蚊帳全体の位置が自在アームの範囲内で自由に変えることができる。すなわち就寝者の頭部を中心に蚊帳による隔離空間が欲しい場合や、胸部を中心に隔離空間が欲しい場合など、寝ながら読書する体勢にも対応する。
第六発明は、一つの圧着固定器具を介することで誰でも簡単に蚊帳をベッドに取り付けやすくしている。
第七発明では、圧着固定器具に4方向の自在アーム接続ホールを設けたことで、圧着固定器具の取り付け角度を気にせず設置でき、ベッドの種類を限定せず、幅広いタイプのベッドに取り付けやすくすることを可能にしている。
第八発明では、蚊帳をベッド以外でも利用できるよう、自立スタンドを併用することで圧着固定器具に頼らずアームを自立させて蚊帳の使用を可能にしている。
第九発明は、蚊帳の自立スタンドの収納と持ち運びを考慮して、スタンドを支える左右の足をスタンド本体に折り畳んで格納で可能とし、軽量コンパクト化を図っている。
第十発明は、筒状の収納袋(ケース)に、蚊帳本体、自在アーム、圧着固定器具を分散させずに効率的に収納できることを図っている。
第一発明によれば、寝具付近に取り付けた蚊帳を傘のように開くだけで、蚊帳生地がドーム状に開き、内部空間に置いた顔を中心に上半身が蚊に襲われることなく就寝者が就寝できる。さらに蚊帳を閉じた時のコンパクト性が特徴のため、未使用時に邪魔にならない。
第二発明、または第三発明によれば、就寝者が寝返りを打っても、蚊帳の位置がずれたり、寝具と蚊帳のすき間ができにくく、蚊の侵入を防ぎ蚊帳の安定した効果が得られる。
第四発明、または第五発明によれば、蚊帳の位置を上下、左右、前後に調整移動が可能となり、寝具環境や就寝姿勢など、好みに応じて最適な使用環境が構築できる。
第六発明、または第七発明によれば、ベッドへの蚊帳の取り付けを容易にすると同時に、多種多様なベッドにも対応しやすくなる。
第八、第九発明によれば、蚊帳の取付場所がなくても、場所を選ばず、蚊帳を自立させて利用できる。コンパクトサイズのため、キャンプ時のテント内及び屋外において寝袋等での就寝時にも利用可能となる。
第十発明によれば、蚊帳本体、自在アーム、圧着固定器具といった全てのパーツが軽量コンパクトで、不足なく筒状の収納袋(ケース)に収納でき保管や持ち運びにも便利となる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図9に基づいて説明する。
図においては、1は蚊帳生地で4本の骨組みで支持。2は同じく蚊帳生地で、骨組みはなく裾広がりのスカート状で、1の蚊帳生地下部(先端)より垂らしている。
3は傘同様のスチール製の開閉式骨組部で4本が放射状に開閉する。使用時には4の骨組み開閉ストッパーで固定し、1の蚊帳生地を張り内部にドーム状の空間をつくることで外部の蚊から防御。
1、2、3、4から成る蚊帳本体(以下蚊帳本体)は、4の骨組み開閉ストッパー上部に接続された2本の吊り下げ紐5により、自在アーム先端部7に通され、6の吊り下げ紐調整器具を介して吊り下げられる。
8の自在アームは蛇腹形状のスチール製で蚊帳本体の荷重に耐える粘りとフレキシブル性を兼ね備えたパイプである。
9の圧着固定器具は厚みのあるベッドの頭側立ち板や宮部分にも固定できるよう、圧着スクリュウ11の可動範囲が広く設定されている。また、自在アーム接続ホール10が4方向に向かって開けられている。
したがって、圧着固定器具の取付部位が図3のように垂直でも、図4のように水平でも、また図5のように縦板側面形状でも11の圧着スクリュウで固定でき、自在アーム8を自在アーム接続ホール10に挿入し取り付けることができる。
自立スタンド18は、自在アーム連結ホール19に、蚊帳本体を連結した自在アーム8を直接挿入し、図6のように自立スタンド開閉足20および21を、底部左右の支点を軸にそれぞれハの字型に開くことで安定的に自立させて使用することができる。
この自立スタンド18は、図7のように2つの自立スタンド開閉足(左)20および(右)21を自立スタンド本体に格納可能される。
自立スタンド18は、持ち運びに負担がないよう、軽量でなおかつ強度のある樹脂製が好ましい。
「実施形態の効果」
以上のように、本発明は、ベッドを選ばず、手間を掛けずワンタッチで蚊帳を設営し、就寝時に蚊の攻撃から上半身を守り、心地よい睡眠を確保するものである。
「他の実施形態」
また、本発明品を使わない時は、折り畳むことで、保管・収納に至便性を持たせている。
さらに、和室での使用時や図8のようにキャンプ場で寝袋で眠る場合など、就寝場所に圧着固定器具を固定する構造物がない場合でも、持ち運び容易な自立スタンドを介することで、蚊帳本体が効果的に利用できるものである。
蚊帳本体を含め、自在アーム、圧着固定器具、自立スタンドの全てが軽量コンパクト設計のため図9のようにこれらパーツの全てが筒状の収納袋23に収納でき、保管や持ち運びに便利となる。
この発明の好ましい一実施形態を示す斜視図である。 圧着固定器具の斜視図である。 圧着固定器具を垂直板面に固定した時の斜視図である。 圧着固定器具を水平板面に固定した時の斜視図である。 圧着固定器具を縦板側面に固定した時の斜視図である。 自立スタンドの足を開いた時の斜視図である。 自立スタンドの足を格納した時の斜視図である。 自立スタンドを用いた実施形態を示す斜視図である。 コンパクトに収納できる様子を示す斜視図である。
符号の説明
1 蚊帳生地
2 蚊帳生地スカート部
3 開閉式骨組部
4 骨組み開閉ストッパー
5 吊り下げ紐
6 吊り下げ紐調整器具
7 自在アーム先端部
8 自在アーム
9 圧着固定器具
10 自在アーム接続ホール
11 圧着スクリュウ
12 ベッドヘッド(宮部)
13 ベッド本体
14 ベッドマット
15 掛け布団
16 就寝者(頭部)
17 枕
18 自立スタンド
19 自在アーム連結ホール
20 自立スタンド開閉足(左)
21 自立スタンド開閉足(右)
22 寝袋
23 収納袋

Claims (10)

  1. 設営がワンタッチで、保管及び持ち運びを容易にするため、傘状の4本の開閉骨組部を内包する蚊帳生地から成り、開閉骨組部をドーム型に開くことで内部に空間をつくり、外部の蚊から内部を防衛する、設置場所を選ばない上半身限定蚊帳。
  2. 前記蚊帳は、寝具と蚊帳のすき間を無くすと同時に、就寝者が寝返りをうっても蚊帳と就寝者および寝具との間にすき間が出来にくく、蚊帳本来の目的が安定して得られるよう、傘状の4本の開閉骨組部を内包する蚊帳生地から下に、蚊帳生地をスカート状に垂らすことを特徴とする請求項1記載の上半身限定蚊帳。
  3. 前記蚊帳は、スカート状に垂らす蚊帳生地を、効果的に生かすためにアームによって吊り下げ安定して使用できることを特徴とする請求項1又は2記載の上半身限定蚊帳。
  4. アームによって吊り下げられる機能は、蚊帳の吊り下げ高さが自在に変えられるよう紐と吊り下げ紐調整器具で長さ調整され吊されることを特徴とする請求項1、2又は3記載の上半身限定蚊帳。
  5. 蚊帳を吊すアームは、蚊帳全体の位置、高さが範囲内で自在に変えられるよう曲げ伸ばしが可能な自在アームを採用し、蚊帳の取り付け位置を限定せず自在アームの範囲内で自由度を確保することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の上半身限定蚊帳。
  6. 請求項5記載の自在アームとベッドの接続部は、例えばベッドの宮部分など、取付場所を選ばず設置できるネジ式圧着器具で固定し、それに自在アームを接続することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の上半身限定蚊帳。
  7. 請求項6記載のネジ式圧着器具では、挟み込み部分が上、横、縦でも、自在アームの取り付けを可能とするため、自在アームとの接続ホールが3箇所あることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の上半身限定蚊帳。
  8. 請求項5記載の自在アームがベッド以外でも取り付けられるよう、一辺に自在アーム用の連結ホールがある自立型スタンドが併用できることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の上半身限定蚊帳。
  9. 請求項8記載の自立型スタンドは、軽くて持ち運びが簡単で、アウトドアで利用しやすいよう、スタンド本体に自立スタンド開閉足(左)(右)が格納できることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は8記載の上半身限定蚊帳。
  10. 蚊帳部を折り畳み、自在アームの曲げを延ばし、ネジ式圧着器具と自立スタンドを筒状の収納袋(ケース)に格納することで、保管及び持ち運びを容易にする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の上半身限定蚊帳。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106308170A (zh) * 2016-10-27 2017-01-11 苏州市职业大学 一种办公室升降式个人空间罩

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