JP2006325362A - モータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つのモータフレーム上に複数のモータ本体を搭載する場合でも、その支持部分の位置や向きの補正を容易に行うことのできるモータ装置を提供すること。
【解決手段】 モータ装置において、1つのモータフレーム20上に2つのモータ本体を搭載するにあたって、モータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bを底板部21から各々独立して起立させてあるため、各々独立して起立姿勢を調整可能な状態にある。それ故、2つのステータ支持板部23a、23bの各々においてステータを取り付けるための丸穴231a、231bの位置や向きを、回転軸支持板部25において軸受を取り付けるための丸穴251a、251bに容易に合わせることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータフレーム上にモータ本体が搭載されたモータ装置に関するものである。
カメラのレンズ駆動装置などでは、断面コの字形状のモータフレーム上にモータ本体が搭載されたモータ装置が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。
また、カメラのレンズ駆動装置では、フォーカシング調整を行う際、およびズームと広角とを切り換える際のいずれにおいてもレンズを光軸に沿って移動させるが、各々独立した駆動が必要であるため、回転軸が平行となるようにモータ装置を2台並べて搭載している。
特開平09−135562号公報
しかしながら、1台の機器に2台のモータ装置を搭載するのに、モータ装置毎にモータフレーム上にモータ本体を搭載するのはスペース面で好ましくない。ここに、本願出願人は、図8(a)、(b)、(c)および図9(a)、(b)、(c)に示すように、2つのモータ本体10a、10bを共通のモータフレーム20上に搭載することを提案するものである。このような構造のモータフレーム20は、2つのモータ本体10a、10bを搭載可能なサイズの金属板の両側端部をプレス加工などを施すことにより、底板部21の一方側端部でステータ部12の端部を固着するステータ支持板部23を起立させる一方、他方側端部で回転軸19の先端を支持する回転軸支持板部25を起立させて製造する。ここで、ステータ支持板部23には、モータ本体10a、10bの各回転軸19を通すとともに、ステータ部12を位置決めするための丸穴231a、231bが形成され、回転軸支持板部25には、回転軸19の先端部を支持する軸受を装着するための丸穴251a、251bが形成されている。
しかしながら、図8および図9に示すモータフレーム20を製造する際、丸穴231a、231bと丸穴251a、251bとの間で高い精度で同芯を出すことは困難である。このため、ステータ支持板部23の起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整する必要があるが、ステータ支持板23の起立姿勢を調整して丸穴231aの位置や向きを丸穴251aに合わせると、丸穴231bと丸穴251bとの位置関係などがずれてしまうという問題点がある。逆に、ステータ支持板23の起立姿勢を調整して丸穴231bの位置や向きを丸穴251bに合わせると、丸穴231aと丸穴251aとの位置関係などがずれてしまうという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、1つのモータフレーム上に複数のモータ本体を搭載する場合でも、その支持部分の位置や向きの補正を容易に行うことのできるモータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、ステータ部および該ステータ部から延びた回転軸を備えたモータ本体と、底板部、該底板部から起立して前記ステータ部を支持するステータ支持板部、および該ステータ支持板部に対向するように前記底板部から起立して前記回転軸の先端を支持する回転軸支持板部を備えたモータフレームとを有するモータ装置において、前記モータフレームでは、前記ステータ支持板部および前記回転軸支持板部のうちの少なくとも一方が複数に分割された分割支持板部として形成され、当該複数の分割支持板部の各々に前記モータ本体の前記ステータ部あるいは前記回転軸の先端が支持されて前記モータフレーム上に前記モータ本体が複数搭載されていることを特徴とする。
本発明では、1つのモータフレーム上に複数のモータ本体を搭載するにあたって、モータフレームでは、ステータ支持板部および回転軸支持板部のうちの少なくとも一方については複数に分割された分割支持板部として形成してあるため、複数の分割支持板部については各々独立して起立姿勢を調整可能である。このため、複数の分割支持板部の各々において、ステータあるいは回転軸を支持する部分の位置や向きの補正を容易に行うことができる。
本発明においては、例えば、前記ステータ支持板部および前記回転軸支持板部のうち、ステータ支持板部が前記複数の分割支持板部として形成され、この場合、当該複数の分割支持板部の各々に前記モータ本体の前記ステータ部が固着されて前記モータフレーム上に前記モータ本体が複数搭載されることになる。
本発明において、前記複数の分割支持板部は、各々が独立して前記底板部から起立している構成を採用することができる。
本発明において、前記連結板部は、前記分割支持板部の高さ方向の所定位置で、隣接する分割支持板部同士を連結している場合、当該連結板部の下方位置には、第1の開口部が形成されることになる。この場合、前記底板部には、前記第1の開口部に繋がる第2の開口部が形成されていることが好ましい。隣接する分割支持板部同士が連結板部で部分的に連結されている場合、分割支持板部は、連結板部で補強されているので、底板部に第2の開口部を形成して、モータフレームおよびモータ装置の軽量化を図ることが好ましい。また、隣接する分割支持板部同士が連結板部で補強されている場合には、その分、分割支持板部の起立姿勢を調整するのに大きな力を必要とするが、連結板部の下方に形成される第1の開口部が底板部の第2の開口部と繋がっていれば、分割支持板部の起立姿勢を小さな力で調整することができる。
本発明において、前記モータフレームには、例えば、前記分割支持板部が2つ構成されて、前記モータ本体が2つ搭載されている。
本発明のモータ装置では、1つのモータフレーム上に複数のモータ本体を搭載するにあたって、モータフレームでは、ステータ支持板部および回転軸支持板部のうちの少なくとも一方については複数に分割された分割支持板部として形成してあるため、複数の分割支持板部については各々独立して起立姿勢を調整可能である。このため、複数の分割支持板部の各々において、ステータあるいは回転軸を支持する部分の位置や向きの補正を容易に行うことができる。それ故、1つのモータフレーム上に複数のモータ本体を搭載する場合でも、回転軸を好適な姿勢で配置することができる。
図面を参照して、本発明を適用したモータ装置を説明する。なお、以下に説明する形態は、基本的な構成が図8および図9を参照して説明した形態と共通するので、共通する部分には同一の符号を付して説明する。また、モータフレームでは、ステータ支持板部および回転軸支持板部のうちの少なくとも一方が複数に分割された分割支持板部として形成されていればよく、以下に説明する実施の形態1〜5では、ステータ支持板部および回転軸支持板部のうち、ステータ支持板部が複数の分割支持板部として形成されている場合を説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態1に係るモータ装置の平面図、側面図、および正面図である。図2は、本発明を適用したモータ装置のモータ本体の構造を示す縦断面図である。
図1(a)、(b)、(c)に示すように、本形態のモータ装置1は、1つのモータフレーム20上に2つのモータ本体10a、10bが搭載されており、いずれのモータ本体10a、10bにおいても、ステータ部11の一方側の端面から回転軸19が延びている。モータフレーム20は、詳しくは後述するが、一枚の金属板の両端部を略垂直に起立させることにより構成され、底板部21の一方側端部で2つのステータ支持板部23a、23bが分割支持板部として起立し、底板部21の他方側端部では、ステータ支持板部23a、23bと対向するように回転軸支持板部25が起立している。
図1(a)、(b)、(c)および図2に示すように、モータ本体10a、10bは、ステッピングモータであり、環状のコイル、およびこのコイルの軸線方向の両側に配置された一対のステータコアを備えたステータ組121、122が軸線方向に2段に積層されたステータ部11を備えている。ステータコアは、コイルの内周面に沿って多数の極歯を備えており、一対のステータコアの各々に形成された極歯は、コイルの周方向に交互に配置されている。軸線方向の最も外側に位置する2つのステータコアは、コイルの外周側に位置する部分がモータケースを構成している。ステータ12において、回転軸19が延びている側とは反対側には、ラジアル軸受142が取り付けられ、ラジアル軸受142の外側には、板バネ状のスラスト荷重バネ143が取り付けられている。
ステータ部11は、回転軸19が延びている側の一方側に環状の取り付け板13を備え、この取り付け板13は、レーザ溶接などによりステータコアに固着されてステータ部11の一方側端面を構成している。取り付け板13の中央には、バーリング加工により、回転軸19を通す穴132が形成されており、バーリングにより回転軸19の先端側に突き出した円筒部131は、モータフレーム20に構成されているステータ支持板部23a、23bに形成されている丸穴231a、231bに嵌っている。このようにして、モータ本体10a、10bの中心の位置出しが行われている。
ステータ12の内側には、回転軸19に装着されたロータマグネット18が位置しており、ロータマグネット18の外周面には、S極とN極が周方向において交互に配置されている。回転軸19の基端側はラジアル軸受142によって支持され、かつ、スラスト荷重バネ143によってスラスト方向に付勢されている。
各モータ本体10a、10bの各回転軸19の先端側は各々、モータフレーム20においてステータ支持板部23a、23bと対向する回転軸支持板部25に保持されたピボット軸受16a、16bにより支持されている。
(モータフレームの構成および調整方法)
図3(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態1に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびA−A′縦断面図である。
本形態のモータ装置1において、モータフレーム20では、図1(a)、(b)、(c)および図3(a)、(b)、(c)に示すように、2つのステータ支持板部23a、23bが間にスリットを挟んで各々独立して起立しており、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して底板部21からの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整可能になっている。また、2つのステータ支持板部23a、23bの各々には、2つのモータ本体10a、10bの各ステータ部11の端面(取り付け板13)が固着されて、1台のモータフレーム20上に2つのモータ本体10a、10bが搭載されている。
前記のとおり、取り付け板13の中央には、バーリング加工により円筒部131が形成されており、モータフレーム20において、2つのステータ支持板部23a、23bの各々に円筒部131が嵌る丸穴231a、231bが形成されている。また、モータフレーム20において、ステータ支持板部23a、23bに対向するように1枚の回転軸支持板部25が形成され、この回転軸支持板部25において、一方のステータ支持板部23aの丸穴231aと対向する位置には、一方のピボット軸受16aを装着するための丸穴251aが形成され、他方のステータ支持板部23bの丸穴231bと対向する位置には、他方のピボット軸受16bを装着するための丸穴251bが形成されている。
このように構成したモータ装置1を製造するには、予め、一枚の金属板の両端部を略垂直に起立させることにより、底板部21の両端部でステータ支持板部23a、23bおよび回転軸支持板部25が起立するモータフレーム20を製造しておく。その際、金属板には、丸穴231a、231b、251a、251bを形成しておく。また、金属板には、ステータ支持板部23a、23bおよび回転軸支持板部25をプレス加工により起立させやすいように、折り曲げ部分の両端(ステータ支持板部23a、23bおよび回転軸支持板部25の根元部分)には、切り欠き27を形成しておく。
このようなモータフレーム20を製造した際、あるいはモータフレーム20を用いてモータ装置1を製造する際、まず、一方のステータ支持板部23aを倒す、起こす、捻るなどの作業を行って、ステータ支持板部23aの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整して、丸穴231aと丸穴251aとの位置関係や向きを調整する。かかる調整を行う際、2つのステータ支持板部23a、23bは各々、独立しているので、一方のステータ支持板部23aの起立姿勢を調整した際、その影響は、他方のステータ支持板部23bに及ばない。
次に、他方のステータ支持板部23bを倒す、起こす、捻るなどの作業を行って、ステータ支持板部23bの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整して、丸穴231bと丸穴251bとの位置関係や向きを調整する。かかる調整を行う際、2つのステータ支持板部23a、23bは各々、独立しているので、他方のステータ支持板部23bの起立姿勢を調整した際、その影響は、一方のステータ支持板部23aに及ばない。
次に、回転軸支持板部25の丸穴251a、251bにピボット軸受16a、16bを装着する。
次に、一方のモータ本体10aのステータ部11の端面(取り付け板13)をモータフレーム20の一方のステータ支持板部23aに当接させて位置決めするとともに、回転軸19の先端部をピボット軸受16aに支持させ、この状態で、レーザ溶接などの方法により、ステータ支持板部23aに取り付け板13を固着する。また、他方のモータ本体10bのステータ部11の端面(取り付け板13)をモータフレーム20の他方のステータ支持板部23bに当接させて位置決めするとともに、回転軸19の先端部をピボット軸受16bに支持させ、この状態で、レーザ溶接などの方法により、ステータ支持板部23bに取り付け板13を固着する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、1つのモータフレーム20上に2つのモータ本体10a、10bを搭載するにあたって、モータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bを底板部21から起立した状態に形成するが、2つのステータ支持板部23a、23bは各々独立して起立しているため、各々独立して起立姿勢を調整可能な状態にある。このため、2つのステータ支持板部23a、23bの各々において丸穴231a、231bの位置や向きの補正を容易に行うことができる。それ故、1つのモータフレーム20上に2つのモータ本体10a、10bを搭載する場合でも、回転軸19を好適な姿勢で配置することができる。
[実施の形態2]
図4(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態2に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびB−B′縦断面図である。なお、本形態および後述する各形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、使用したモータフレームの構成のみを説明し、モータ本体の説明を省略する。また、本形態および後述する各形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの詳細な説明を省略する。
図4(a)、(b)、(c)に示すように、本形態のモータ装置において、モータフレーム20では、底板部21の一方側端部では2つのステータ支持板部23a、23bが分割支持板部として起立しており、他方側端部では、ステータ支持板部23a、23bに対向するように1枚の回転軸支持板部25が起立している。
本形態において、モータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bを部分的に連結する連結板部24が形成されている。ここで、連結板部24の幅寸法Wは、ステータ支持板部23a、23bの立ち上がり寸法Hの1/2以下であり、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して底板部21からの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整可能になっている。ここで、連結板部24は、ステータ支持板部23a、23bの高さ方向の途中位置でステータ支持板部23a、23bを連結しており、連結板部24の下方位置には、第1の開口部235が形成されている。
2つのステータ支持板部23a、23bの各々には、図2に示す取り付け板13の円筒部131が嵌る丸穴231a、231bが形成され、回転軸支持板部25には、ピボット軸受16a、16bを装着するための丸穴251a、241bが形成されている。また、ステータ支持板部23a、23bおよび回転軸支持板部25をプレス加工により起立させやすいように、折り曲げ部分の両端(ステータ支持板部23a、23bおよび回転軸支持板部25の根元部分)には、切り欠き27が形成されている。
このように構成したモータ装置1およびモータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bは連結板部24で連結されているが、その連結は部分的であるため、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して起立姿勢を調整可能な状態にある。このため、2つのステータ支持板部23a、23bの各々について丸穴231a、231bの位置や向きの補正を容易に行うことができる。
また、本形態では、ステータ支持板部23a、23bは、連結板部24に連結され、補強されている。従って、モータフレーム20の板厚を薄くできるので、モータ装置1の小型化、薄型化、軽量化を図ることができる。
[実施の形態3]
図5(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態3に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびC−C′縦断面図である。
図5(a)、(b)、(c)に示すように、本形態のモータ装置において、モータフレーム20では、実施の形態2と同様、底板部21の一方側端部では2つのステータ支持板部23a、23bが分割支持板部として起立しており、他方側端部では、ステータ支持板部23a、23bに対向するように1枚の回転軸支持板部25が起立している。また、モータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bを部分的に連結する連結板部24が形成されている。ここで、連結板部24の幅寸法Wは、ステータ支持板部23a、23bの立ち上がり寸法Hの1/2以下であり、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して底板部21からの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整可能になっている。ここで、連結板部24は、ステータ支持板部23a、23bの高さ方向の途中位置でステータ支持板部23a、23bを連結しており、連結板部24の下方位置には、第1の開口部235が形成されている。
さらに、本形態において、モータフレーム20には、底板部21には、第1の開口部235に繋がる第2の開口部215が形成されている。
このように構成したモータフレーム20を用いたモータ装置では、ステータ支持板部23a、23bが連結板部24で部分的に連結されているため、ステータ支持板部23a、23bは、連結板部24で補強されている。従って、底板部21に第2の開口部215を形成しても、モータフレーム20に強度不足が発生することがない。また、ステータ支持板部23a、23bが連結板部24で補強されている場合には、その分、ステータ支持板部23a、23bの起立姿勢を調整するのに大きな力を必要とするが、連結板部24の下方に形成される第1の開口部235が底板部21の第2の開口部215と繋がっていれば、ステータ支持板部23a、23bの起立姿勢を小さな力で調整することができる。
[実施の形態4]
図6(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態4に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびD−D′縦断面図である。
図6(a)、(b)、(c)に示すように、本形態のモータ装置において、モータフレーム20では、実施の形態2と同様、底板部21の一方側端部では2つのステータ支持板部23a、23bが分割支持板部として起立しており、他方側端部では、ステータ支持板部23a、23bに対向するように1枚の回転軸支持板部25が起立している。また、モータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bを部分的に連結する連結板部24が形成されている。ここで、連結板部24の幅寸法Wは、ステータ支持板部23a、23bの立ち上がり寸法Hの1/2以下であり、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して底板部21からの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整可能になっている。ここで、連結板部24は、ステータ支持板部23a、23bの高さ方向の最下位置でステータ支持板部23a、23bを連結している。
このように構成したモータフレーム20でも、実施の形態2と同様、2つのステータ支持板部23a、23bは連結板部24で連結されているが、その連結は部分的であるため、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して起立姿勢を調整可能な状態にある。このため、2つのステータ支持板部23a、23bの各々について丸穴231a、231bの位置や向きの補正を容易に行うことができる。また、本形態では、ステータ支持板部23a、23bは、連結板部24に連結され、補強されている。従って、モータフレーム20の板厚を薄くできるので、モータ装置1の小型化、薄型化、軽量化を図ることができる。
[実施の形態5]
図7(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態5に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびE−E′縦断面図である。
図7(a)、(b)、(c)に示すように、本形態のモータ装置において、モータフレーム20では、実施の形態2と同様、底板部21の一方側端部では2つのステータ支持板部23a、23bが分割支持板部として起立しており、他方側端部では、ステータ支持板部23a、23bに対向するように1枚の回転軸支持板部25が起立している。また、モータフレーム20では、2つのステータ支持板部23a、23bを部分的に連結する連結板部24が形成されている。ここで、連結板部24の幅寸法Wは、ステータ支持板部23a、23bの立ち上がり寸法Hの1/2以下であり、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して底板部21からの起立姿勢(底板部21に対する立ち上がり角度や回転軸支持板部25に対する向き)を調整可能になっている。ここで、連結板部24は、ステータ支持板部23a、23bの高さ方向の最上位置でステータ支持板部23a、23bを連結しており、連結板部24の下方位置には、第1の開口部235が形成されている。
このように構成したモータフレーム20でも、実施の形態2と同様、2つのステータ支持板部23a、23bは連結板部24で連結されているが、その連結は部分的であるため、2つのステータ支持板部23a、23bは、各々独立して起立姿勢を調整可能な状態にある。このため、2つのステータ支持板部23a、23bの各々について丸穴231a、231bの位置や向きの補正を容易に行うことができる。また、本形態では、ステータ支持板部23a、23bは、連結板部24に連結され、補強されている。従って、モータフレーム20の板厚を薄くできるので、モータ装置1の小型化、薄型化、軽量化を図ることができる。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態1〜5では、ステータ支持板部23および回転軸支持板部25のうち、ステータ支持板部23が2つの分割支持板部として形成されている例であったが、ステータ支持板部23および回転軸支持板部25の双方が分割支持板部として形成されている構成、あるいはステータ支持板部23および回転軸支持板部25のうち、回転軸支持板部25が分割支持板部として形成されている構成を採用してもよい。また、分割支持板部の数は、搭載するモータ本体の数によって決定され、2つに限定されるものではない。
(a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態1に係るモータ装置の平面図、側面図、および正面図である。 本発明を適用したモータ装置のモータ本体の構造を示す縦断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態1に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびA−A′縦断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態2に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびB−B′縦断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態3に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびC−C′縦断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態4に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびD−D′縦断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の実施の形態5に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびE−E′縦断面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の参考例に係るモータ装置の平面図、側面図、および正面図である。 (a)、(b)、(c)は、本発明の参考例に係るモータ装置に用いたモータフレームの平面図、側面図、およびG−G′縦断面図である。
符号の説明
1 モータ装置
10a、10b モータ本体
11 ステータ部
12 ステータ
13 取り付け板
16a、16b ピボット軸受
19 回転軸
20 モータフレーム
21 底板部
23a、23b ステータ支持板部
24 連結板部
25 回転軸支持板部
215 第2の開口部
235 第1の開口部

Claims (7)

  1. ステータ部および該ステータ部から延びた回転軸を備えたモータ本体と、底板部、該底板部から起立して前記ステータ部を支持するステータ支持板部、および該ステータ支持板部に対向するように前記底板部から起立して前記回転軸の先端を支持する回転軸支持板部を備えたモータフレームとを有するモータ装置において、
    前記モータフレームでは、前記ステータ支持板部および前記回転軸支持板部のうちの少なくとも一方が複数に分割された分割支持板部として形成され、
    当該複数の分割支持板部の各々に前記モータ本体の前記ステータ部あるいは前記回転軸の先端が支持されて前記モータフレーム上に前記モータ本体が複数搭載されていることを特徴とするモータ装置。
  2. 請求項1において、前記ステータ支持板部および前記回転軸支持板部のうち、ステータ支持板部が前記複数の分割支持板部として形成され、
    当該複数の分割支持板部の各々に前記モータ本体の前記ステータ部が固着されて前記モータフレーム上に前記モータ本体が複数搭載されていることを特徴とするモータ装置。
  3. 請求項1または2において、前記複数の分割支持板部は、各々が独立して前記底板部から起立していることを特徴とするモータ装置。
  4. 請求項1または2において、前記複数の分割支持板部は、隣接する分割支持板部同士が連結板部によって部分的に連結された状態で前記底板部から起立していることを特徴とするモータ装置。
  5. 請求項4において、前記連結板部は、前記分割支持板部の立ち上がり寸法の1/2以下の幅寸法をもって、隣接する分割支持板部同士を連結していることを特徴とするモータ装置。
  6. 請求項4または5において、前記連結板部は、前記分割支持板部の高さ方向の所定位置で、隣接する分割支持板部同士を連結しており、
    当該連結板部の下方位置には、第1の開口部が形成され、
    前記底板部には、前記第1の開口部に繋がる第2の開口部が形成されていることを特徴とするモータ装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記モータフレームには、前記分割支持板部が2つ構成されて、前記モータ本体が2つ搭載されていることを特徴とするモータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004320832A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Olympus Corp ステッピングモーター及び光学ユニット及び電子カメラ

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