JP2006325130A - データ符号化装置、データ復号化装置、データ符号化方法、データ復号化方法、プログラム - Google Patents

データ符号化装置、データ復号化装置、データ符号化方法、データ復号化方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 処理時間が短く、必要なメモリ量が小さく、高い圧縮性能を発揮し得るデータ符号化装置等を提供する。
【解決手段】 既に読み出されたデータに基づき注目データの予測値を算出する予測部11と、注目データと予測値との誤差である予測誤差値を演算する減算器12と、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対してフィルタリングを行うことにより注目データに対する修正予測誤差値を演算するフィルタリング部13および減算器14と、修正予測誤差値を絶対値化する絶対値化部15と、絶対値化された修正予測誤差値の平坦度とダイナミックレンジとに基づき固定長符号部分の符号長を決定するkパラメータ決定部18と、絶対値化された修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化するゴロムライス符号化部19と、を備えたデータ符号化装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化または復号化するデータ符号化装置、データ復号化装置、データ符号化方法、データ復号化方法、プログラムに関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、例えば一眼レフレックスタイプの機種などにおいて、RAWデータと呼ばれる撮像データを記録媒体に記録することが行われている。このRAWデータは、撮像素子から得られる画像信号に簡単なアナログ処理を施した後にデジタルデータに変換しただけのものである。ところで、近年、デジタルカメラの撮像素子の高画素化が進んでいるために、こうしたRAWデータのデータサイズが大きくなってきている。従って、RAWデータに圧縮処理を行って、データサイズの縮小を図っているデジタルカメラも存在している。ただし、RAWデータは、ユーザによりレタッチされることが想定されるものであり、圧縮処理を行う場合にはロスレス(Lossless)圧縮であることが望ましい。
圧縮方式は、一般に、圧縮率が高いことが望まれるが、デジタルカメラ等の撮像装置に適用される圧縮方式の場合には、単体のパーソナルコンピュータ等に適用される圧縮方式の場合と異なって、仕様上の制限等から、さらに幾つかの望ましい条件があり、例えば以下のようになっている。
(1)処理時間が短いこと
(2)処理に要するバッファ量が小さいこと
これらの内の条件(1)は、例えば、連写性能や、バッテリの消耗などに関連する条件である。また、条件(2)は、デジタルカメラのコストやサイズ、重量などに関連する条件となっている。
しかし、条件(1)と条件(2)とをともに満足させようとすると、今度は、圧縮性能が低下してしまう可能性が高くなる。
従来から提案されている圧縮技術としては、例えば米国特許5764374号に記載されたような、符号化対象画素の周辺画素の勾配により状態を分類して、それぞれの状態におけるゴロムライス符号化においてkパラメータを設定する方法が挙げられる。
米国特許5764374号
しかしながら、上述した米国特許5764374号に記載されたような技術では、各状態毎に出現頻度と累積誤差とのテーブルを作成して、その後に計算処理を行う必要があるために、バッファ使用量が増加してしまい、つまり上記条件(2)を十分に満足するものとはなっていない。さらに、符号化対象画素に関して周辺画素の状態分けを行っているために、処理の増加も伴うことになり、条件(1)に関しても十分に満足するものとはいえない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、処理時間が短く、必要なメモリ量が小さく、高い圧縮性能を発揮し得るデータ符号化装置、データ符号化方法、プログラムを提供することを目的としている。
また、本発明は、上記圧縮されたデータを、短い処理時間、かつ、小さな必要なメモリ量で復号化し得るデータ復号化装置、データ復号化方法、プログラムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明によるデータ符号化装置は、データを適応予測して予測誤差値を演算する予測誤差値演算手段と、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算する修正予測誤差値演算手段と、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化する符号化手段と、を具備したものである。
また、第2の発明によるデータ符号化装置は、上記第1の発明によるデータ符号化装置において、上記修正予測誤差値が連続して所定の閾値以下となる数を検出するためのランカウンタと、上記ランカウンタにより検出された数に応じて上記修正予測誤差値の固定長符号部分の符号長を設定する符号長設定手段と、をさらに具備したものである。
さらに、第3の発明によるデータ符号化装置は、上記第2の発明によるデータ符号化装置において、上記符号長設定手段が、上記ランカウンタにより検出された数が所定のラン長以上である場合には、所定のラン長未満である場合に比して上記符号長をより短く設定するものである。
第4の発明によるデータ符号化装置は、上記第2の発明によるデータ符号化装置において、上記閾値が複数種類設定可能となっており、上記ランカウンタは、設定された複数種類の閾値のそれぞれに対して修正予測誤差値が連続して該閾値以下となる数を検出するものである。
第5の発明によるデータ符号化装置は、上記第4の発明によるデータ符号化装置において、上記符号長設定手段が、第1の閾値に対して上記ランカウンタにより検出された数が所定のラン長以上である場合の第1の符号長を、この第1の閾値よりも大きい第2の閾値に対して上記ランカウンタにより検出された数が所定のラン長以上である場合の第2の符号長よりも短く設定するものである。
第6の発明によるデータ符号化装置は、上記第5の発明によるデータ符号化装置において、上記修正予測誤差値の有効なビット数をダイナミックレンジとして検出するためのダイナミックレンジ算出手段をさらに具備し、上記符号長設定手段は、上記第1の符号長と上記第2の符号長との内の大きくない方と、上記ダイナミックレンジと、の内の小さくない方を、上記修正予測誤差値の固定長符号部分の符号長として設定するものである。
第7の発明によるデータ符号化方法は、データを適応予測して予測誤差値を演算するステップと、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算するステップと、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化するステップと、を有する方法である。
第8の発明によるプログラムは、データを適応予測して予測誤差値を演算するステップと、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算するステップと、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第9の発明によるデータ復号化装置は、データを適応予測して予測誤差値を演算し、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算し、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化することにより得られた符号化データ、を復号化するためのデータ復号化装置であって、上記符号化データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて復号化することにより上記修正予測誤差値を求める修正予測誤差値復号化手段と、上記修正予測誤差値復号化手段により復号化された修正予測誤差値に対して上記所定のフィルタリングの逆フィルタリングを行うことにより上記予測誤差値を求める逆フィルタ手段と、上記逆フィルタ手段により求められた予測誤差値を用いて上記注目データを求める注目データ復号化手段と、を具備したものである。
第10の発明によるデータ復号化方法は、データを適応予測して予測誤差値を演算し、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算し、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化することにより得られた符号化データ、を復号化するためのデータ復号化方法であって、上記符号化データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて復号化することにより上記修正予測誤差値を求めるステップと、復号化された上記修正予測誤差値に対して上記所定のフィルタリングの逆フィルタリングを行うことにより上記予測誤差値を求めるステップと、求められた上記予測誤差値を用いて上記注目データを求めるステップと、を有する方法である。
第11の発明によるプログラムは、データを適応予測して予測誤差値を演算し、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算し、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化することにより得られた符号化データ、を復号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、上記符号化データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて復号化することにより上記修正予測誤差値を求めるステップと、復号化された上記修正予測誤差値に対して上記所定のフィルタリングの逆フィルタリングを行うことにより上記予測誤差値を求めるステップと、求められた上記予測誤差値を用いて上記注目データを求めるステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明のデータ符号化装置、データ符号化方法、プログラムによれば、短い処理時間、かつ、小さな必要なメモリ量で、高い圧縮性能を発揮することが可能となる。
また、本発明のデータ復号化装置、データ復号化方法、プログラムによれば、上記圧縮されたデータを、短い処理時間、かつ、小さな必要なメモリ量で復号化することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図16は本発明の実施形態1を示したものであり、図1はデータ符号化装置の構成を示すブロック図、図2はデータ復号化装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、データ符号化装置1は、予測部11と、減算器12と、フィルタリング部13と、減算器14と、絶対値化部15と、ダイナミックレンジ算出部16と、平坦度検出部17と、kパラメータ決定部18と、ゴロムライス符号化部19と、を含んで構成されている。これらの内の、予測部11および減算器12には画像データが入力され、フィルタリング部13からは下位ビットデータが出力され、絶対値化部15からは正負データが出力され、ゴロムライス符号化部19からは符号化データが出力されるようになっている。このデータ符号化装置1の詳細については、後で図5、図7〜図11等を参照しながら作用に沿って説明する。
また、このデータ符号化装置1により圧縮されたデータは、図2に示すようなデータ復号化装置2により復号化されるようになっている。すなわち、データ復号化装置2は、ゴロムライス復号化部21と、ダイナミックレンジ算出部22と、平坦度検出部23と、kパラメータ決定部24と、正負変換部25と、予測誤差算出部26と、逆フィルタリング部27と、加算器28と、予測部29と、を含んで構成されている。これらの内の、ゴロムライス復号化部21には符号化データが入力され、正負変換部25には正負データが入力され、予測誤差算出部26には下位ビットデータが入力され、加算器28からは画像データが出力されるようになっている。このデータ復号化装置2の詳細については、後で図6等を参照しながら作用に沿って説明する。
なお、図1、図2において、各ブロック間の相互の動作タイミングの調整は、図示しないタイミング調整回路により行うようになっている。
次に、データ符号化装置1のフィルタリング部13は、図3に示すように構成されている。図3は、フィルタリング部13の構成を示すブロック図である。
フィルタリング部13は、修正予測誤差値演算手段の一部であって、変換予測誤差/予測誤差下位ビット生成部31と、修正値生成部32と、を含んで構成されたものである。これらの内の、変換予測誤差/予測誤差下位ビット生成部31には予測誤差値が入力され、該変換予測誤差/予測誤差下位ビット生成部31からは変換予測誤差値と下位ビットデータとが出力され、修正値生成部32からは修正値が出力されるようになっている。このフィルタリング部13の詳細についても、後で作用に沿って説明する。
さらに、データ符号化装置1の平坦度検出部17またはデータ復号化装置2の平坦度検出部23は、図4に示すように構成されている。図4は平坦度検出部の構成を示すブロック図である。
平坦度検出部17,23は、比較部41と、ランカウンタ42と、比較部43と、kパラメータ下限値決定部44と、を含んで構成されている。これらの内の、比較部41には絶対値化された修正予測誤差データと閾値thとが入力され、ランカウンタ42には外部カウントリセット信号が入力され、比較部43には閾値th_runが入力され、kパラメータ下限値決定部44にはk_lowおよびk_highが入力されるようになっている。
この平坦度検出部17,23の詳細についても、後で作用に沿って説明する。
次に、図5はデータ符号化装置1による圧縮処理の流れの概要を示すフローチャートである。
データ符号化装置1による圧縮処理は、この図5に示すような一連の処理を行うことにより、基本的に行われるようになっている。
すなわち、まず、既に読み出された画素データに基づき、処理対象の画素データを予測する(ステップS1)。
次に、処理対象の画素データの実際の値と、ステップS1で予測した予測値と、の差分をとることにより、予測誤差値を生成する(ステップS2)。
続いて、より周辺の画素の影響も取り込むように、後述するように修正値を生成し(ステップS3)、生成した修正値に基づき、修正予測誤差値を生成する(ステップS4)。
そして、画素近傍の状態に応じて、ゴロムライス符号化を行う際の固定長符号部分の符号長を示すkパラメータを決定し(ステップS5)、決定されたkパラメータに基づいて、絶対値化された修正予測誤差値をゴロムライス符号化し(ステップS6)、終了する。
このような流れに沿った圧縮処理の詳細について、図7〜図16を参照して説明する。図7はデータ符号化装置1による圧縮処理の詳細を示すフローチャート、図8は画素単位で行われる平坦度検出1の処理を示すフローチャート、図9は画素単位で行われる平坦度検出2の処理を示すフローチャート、図10はライン単位で行われる平坦度検出1の処理を示すフローチャート、図11はライン単位で行われる平坦度検出2の処理を示すフローチャート、図12は注目画素と注目画素以前に読み出される近傍画素との配置を示す図、図13は絶対値化の他の例を示す図表、図14はデータ符号化装置1による処理の対象となる画素データを示す図、図15はデータ符号化装置1により算出される修正予測誤差値を示す図、図16は画素単位の平坦度検出において用いられる各閾値や設定値を示す図表である。
この処理を開始すると、まず、予測値を算出する(ステップS21)(図5のステップS1に対応した処理)。この予測値の算出は、既にスキャンされている画素データに基づいて、注目画素の画素値を予測するものであり、ここでは、図12に示すような注目画素の近傍の画素値を用いるようになっている。ここに、図12においては、注目画素がxで示され、注目画素の左隣の画素がa、注目画素の上隣の画素がb、注目画素の左上隣の画素がc、でそれぞれ示されている。そして、各画素a,b,cの画素値をRa,Rb,Rcとし、注目画素xの予測値をPxとすると、予測値Pxは、このような画素データの空間相関性に基づいて、予測誤差値演算手段の一部である予測部11により、例えば次の数式1に示すような予測式を用いて算出される。
[数1]
Px=max(Ra,Rb) (Rc<min(Ra,Rb)のとき)
Px=min(Ra,Rb) (Rc>max(Ra,Rb)のとき)
Px=Ra+Rb−Rc (その他のとき)
ここに、右辺の記号max(x,y)は、xとyとの小さくない方の値をとることを意味し、記号min(x,y)は、xとyとの大きくない方の値をとることを意味しており、以下でも同様に用いることにする。
なお、ここでは、数式1に示すような、エッジ検出に適した予測式を用いるようにしているが、適用可能な予測式はこれに限るものではなく、その他の種々の予測式を用いることも可能である。例えば、以下の数式2〜数式8を、予測式の幾つかの例として挙げる。まず、数式2は、注目画素の左隣の画素aの画素値Raを、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、水平方向の画素同士の相関性が高い場合に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数2]
Px=Ra
次に、数式3は、注目画素の上隣の画素bの画素値Rbを、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、垂直方向の画素同士の相関性が高い場合に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数3]
Px=Rb
さらに、数式4は、注目画素の左上隣の画素cの画素値Rcを、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、左上から右下にかけての斜め方向の画素同士の相関性が高い場合に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数4]
Px=Rc
そして、数式5は、注目画素xの左隣の画素aの画素値Raと注目画素xの上隣の画素bの画素値Rbとを加算し、そこから注目画素xの左上隣の画素cの画素値Rcを減算して、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、左上から右下にかけての斜め方向の画素の画素値の変化率に規則性がある場合に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数5]
Px=Ra+Rb−Rc
加えて、数式6は、注目画素xの左隣の画素aの画素値Raに、注目画素xの上隣の画素bの画素値Rbから注目画素xの左上隣の画素cの画素値Rcを減算して2で割ったものを加算し、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、水平方向の画素の画素値の変化率に規則性がある場合に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数6]
Px=Ra+{(Rb−Rc)/2}
また、数式7は、注目画素xの上隣の画素bの画素値Rbに、注目画素xの左隣の画素aの画素値Raから注目画素xの左上隣の画素cの画素値Rcを減算して2で割ったものを加算し、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、垂直方向の画素の画素値の変化率に規則性がある場合に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数7]
Px=Rb+{(Ra−Rc)/2}
さらに、数式8は、注目画素xの左隣の画素aの画素値Raと注目画素xの上隣の画素bの画素値Rbとの平均値を、注目画素xの予測値Pxとするものである。これは、周辺画素との相関性が高い場合(例えば、比較的平坦な場合)に、精度の良い予測値を得ることができると考えられる。
[数8]
Px=(Ra+Rb)/2
なお、上述したような各予測式は、1つの画像データに対して1つのみを用いるに限るものではなく、組み合わせて用いることも可能である。すなわち、例えば、基本的には数式2に示すような予測式を用いるとしても、ライン上の左端の画素が注目画素となっているときには、そのさらに左側には画素が存在しないために、数式3に示す予測式を用いる、などの組み合わせが考えられる。そして、上述した各予測式に限るものではなく、注目画素よりも前に読み出される画素であって、注目画素に空間的な距離が近接する画素であれば、任意の1以上の画素の画素データを用いて予測値を算出することが可能である。
ここで、データ符号化装置1へ入力される画像データの例えば1ライン分が、図14に示すように、左から右へ向かって、例えばx0 ,x1 ,…,xi ,xi+1 の各画素値が配列されたものであるとする。そして注目画素の画素値をxi とし、該注目画素における予測値を上記Pxに代えてRi と記載するものとする。
このとき、予測誤差値演算手段の一部である減算器12は、数式9に示すように、注目画素の実際の画素値xi から予測値Ri を減算することにより、予測誤差値Pi を算出する(ステップS22)(図5のステップS2に対応した処理)。
[数9]
Figure 2006325130
さらに、フィルタリング部13内の変換予測誤差/予測誤差下位ビット生成部31が、次の数式10に示すように、予測誤差値Pi の下位ビット(ここでは、最下位の1ビット)を落とす(0にする)ことにより、変換予測誤差値P'iを算出する。
[数10]
Figure 2006325130
ここに、数式10の右辺における括弧は床関数であり、括弧内の数を超えない最大の整数を表している。なお、この形状の括弧は、以下でも同様に床関数を表すものとする。また、2で割ってから床関数を用いる演算は、コンピュータにおいては、右ビットシフトにより行うことができる。従って、この数式10に示した演算は、右ビットシフトと左ビットシフトとを組み合わせることにより行うことが可能である。そして、このような処理を行うのは、予測誤差値Pi の下位ビットはランダム性が高いために、分離して別途処理した方が圧縮効率が高くなるためである。
続いて、修正値生成部32は、変換予測誤差値P'iを用いて、次の数式11に示す漸化式により修正値Ci を算出する(ステップS23)(図5のステップS3に対応した処理)。
[数11]
Figure 2006325130
数式11を見れば分かるように、修正値Ci は、変換予測誤差値P'iをほぼ半分の割合で含むとともに、その漸化式の構造により、変換予測誤差値P'i-1をほぼ1/4の割合,変換予測誤差値P'i-2をほぼ1/8の割合,…でそれぞれ含んでいる。これにより、数式11は、原理的に、無限フィルタの構造をなしている。従って、修正値Ci は、注目画素から離れるほど小さい割合で変換予測誤差値P' (ひいては、予測誤差値P)を含むものとなっており、隣接画素からのみ算出される予測誤差値を、周辺の複数画素の画素値から算出するように修正するためのものであると考えることができる。
なお、ここでは、修正値生成部32が、数式11に示したような漸化式により修正値Ci を算出しているが、これに限るものではなく、例えば、次の数式12に示すような有限フィルタの構造をなす式により修正値Ci を算出するようにしても構わない。
[数12]
Figure 2006325130
また、変換予測誤差/予測誤差下位ビット生成部31は、数式10において予測誤差値Pi からビット落ちした予測誤差下位ビットPLi を、次の数式13に示すように算出して出力するようになっている。
[数13]
Figure 2006325130
さらに、修正予測誤差値演算手段の一部である減算器14は、次の数式14に示すように、変換予測誤差値P'iから修正値Ci を減算することにより、修正予測誤差値P"i(図15参照)を算出する(ステップS24)(図5のステップS4に対応した処理)。
[数14]
Figure 2006325130
修正値Ci は、上述したように複数の画素に係る予測誤差値Pの情報を含むものとなっているために、修正予測誤差値P"iも、複数の画素に係る予測誤差値Pの情報を含むものとなる。従って、予測誤差値Pに代えてこの修正予測誤差値P"iを用いることにより、空間相関の低い画像データ(例えば、ランダム性の高い画像データなど)が入力されたときにも、値が大きくなって圧縮率が低下するのを防ぐことができると期待される。
このように算出される修正予測誤差値P"iを、以下の説明および図8、図9のフローチャートにおいては、修正予測誤差値pred_diff と表記するものとする。
次に、絶対値化部15が、修正予測誤差値pred_diff を絶対値化して、絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff を算出する(ステップS25)(図5のステップS5,S6の一部に対応した処理)。この絶対値化には種々の方法があるが、例えば、次の数式15に示すように算出する手段が挙げられる。
[数15]
abs_pred_diff =pred_diff (pred_diff ≧0のとき)
abs_pred_diff =abs(pred_diff )−1 (pred_diff <0のとき)
ここに、第2式右辺のabs()は、絶対値をとることを示している。
そして、絶対値化部15は、この数式15に示すような演算により絶対値化を行う場合には、符号を示すデータ(正負データ)を図1等に示したように、別途出力する。
また、絶対値化の他の方法としては、図13に示すように、予測誤差値「0」に絶対値化データ「0」を与え、予測誤差値「1」に絶対値化データ「1」を与え、予測誤差値「−1」に絶対値化データ「2」を与え、予測誤差値「2」に絶対値化データ「3」を与え、予測誤差値「−2」に絶対値化データ「4」を与え、等を順次行う手段が挙げられる。
なお、これらに限らず、その他の手段により絶対値化を行うようにしても構わない。
このようにして絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff が、ゴロムライス符号化の対象となるデータであって、後で説明するステップS31の処理に用いられるとともに、上述したkパラメータを決定するために、以下に説明するように用いられるようになっている。
このように算出された絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff は、kパラメータを決定する処理を行うために、まず1画素分遅延される(ステップS26)。
そして、スキャン順序に従った1画素前の絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff に基づき、前画素ダイナミックレンジの算出(ステップS27)と、第1の閾値との比較に基づく画素単位の平坦度検出1の処理(ステップS28)と、第2の閾値との比較に基づく画素単位の平坦度検出2の処理(ステップS29)と、が行われる。
ここに、ステップS27における前画素ダイナミックレンジ算出の処理は、前画素の有効な画素値部分のビット数を算出するものである。すなわち、ダイナミックレンジ算出手段たるダイナミックレンジ算出部16は、前画素の画素値を上位ビットから下位ビット側へ向けて1ビットずつ検出していき、最初に「0」でないビット値(つまり、ビット値「1」)が得られたビットの桁を求める処理を行う。このとき求められたダイナミックレンジをpre_rangeとする。
また、ステップS28における画素単位の平坦度検出1の処理は、図8に示すようにして行う。
すなわち、この処理を開始すると、まず、比較部41が、絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff が所定の閾値th1以下であるか否かを判定する(ステップS41a)。
ここで、閾値th1以下である場合には、ランカウンタ42内に備えられたランカウンタrun_count1をカウントアップ(図8においては、カウントアップを、記号「run_count1+1」により示している)する(ステップS42a)。このランカウンタrun_count1は、閾値th1以下である絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff が何画素連続しているかを示すカウンタである。
そして、比較部43は、ランカウンタrun_count1が、所定のラン長を示す閾値th_run1 以上であるか否かを判定する(ステップS43a)。
ここで、閾値th_run1 以上である場合には、kパラメータ下限値決定部44が、kパラメータ候補k_param1に、所定のkパラメータ設定値k_low1を格納する(ステップS44a)。
また、ステップS41aにおいて、絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff が所定の閾値th1よりも大きいと判定された場合には、ランカウンタ42は、ランカウンタrun_count1を初期化(つまり、「0」を格納)する(ステップS45a)。
このステップS45aが終了するか、または、ステップS43aにおいてランカウンタrun_count1が、閾値th_run1 よりも小さいと判定された場合には、kパラメータ下限値決定部44が、kパラメータ候補k_param1に、所定のkパラメータ設定値k_high1 (ここに、k_high1 >k_low1)を格納する(ステップS46a)。
こうして、ステップS44aまたはステップS46aが終了したところで、この処理から図7に示した処理に復帰する。
さらに、ステップS29における画素単位の平坦度検出2の処理は、図9に示すようになっている。この図9に示す処理は、図8に示した処理に比して、閾値th1が閾値th2(th2>th1)となり、ランカウンタrun_count1がランカウンタrun_count2となり、所定のラン長を示す閾値th_run1 が閾値th_run2 となり、所定のkパラメータ設定値k_low1が所定のkパラメータ設定値k_low2(k_low2>k_low1)となり、所定のkパラメータ設定値k_high1 が所定のkパラメータ設定値k_high2 (k_high2 >k_low2)となり、kパラメータ候補k_param1がkパラメータ候補k_param2となる点を除いて、ステップS41a〜S46aの各処理が、ステップS41b〜S46bの各処理にそれぞれ対応するものとなっている。
なお、図8に示した画素単位の平坦度検出1の処理や、図9に示した画素単位の平坦度検出1の処理において用いられる各閾値や設定値は、具体的には、例えば図16に示すように設定されている。
すなわち、閾値th1は「3」、閾値th2は「15」、閾値th_run1 は「2」、閾値th_run2 は「2」、kパラメータ設定値k_low1は「2」、kパラメータ設定値k_low2は「4」、kパラメータ設定値k_high1 は「5」、kパラメータ設定値k_high2 は「5」となっている。
その後、上述したステップS27,S28,S29の各処理の結果、つまり、ステップS27により算出されたpre_rangeと、ステップS28により算出されたk_param1と、ステップS29により算出されたk_param2と、に基づいて、kパラメータ決定部18が、次の数式16に示すようにkパラメータk_param を決定する(ステップS30)。
[数16]
k_param =max(pre_range,min(k_param1,k_param2))
なお、上述したステップS26〜S30までの処理が、図5のステップS5の処理の要部に対応している。
そして、算出されたkパラメータk_paramに基づき、符号化手段たるゴロムライス符号化部19が、上記ステップS25において絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff をゴロムライス符号化する(ステップS31)(図5のステップS6の要部に対応した処理)。具体的な例としては、絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff が2進数で表して「00001110110」となり、kパラメータk_paramが「5」である場合には、下位の5ビット「10110」が固定長符号部分となり、残りの上位ビット「000011」は十進数で表すと「3」であるために可変長符号部分は「000」となり、この可変長符号部分の後に区切り符号「1」を付加して「0001」となる。そして、これらを合成することにより、ゴロムライス符号化により得られる符号は「000110110」となる。こうして、11ビットの情報が9ビットに圧縮されたことが分かる。
このように、1画素分のゴロムライス符号化が終了したら、該画素が1ラインの中の最後の画素であるか否か、つまり1ライン分の符号化が終了したか否かを判定する(ステップS32)。
ここで、まだ1ライン分の符号化が終了していないと判定された場合には、ステップS21へ戻って同一ライン内の次の画素について、上述したような処理を繰り返して行う。
一方、ステップS32において、1ライン分の符号化が終了したと判定された場合には、ライン単位の平坦度検出1の処理(ステップS33)(図5のステップS5の一部に対応した処理)と、ライン単位の平坦度検出2の処理(ステップS34)(図5のステップS5の一部に対応した処理)と、を行う。
すなわち、ステップS33におけるライン単位の平坦度検出1の処理は、図10に示すように、ランカウンタ42が、外部カウントリセット信号に応じて、ランカウンタrun_count1を初期化(つまり、「0」を格納)することにより行う(ステップS51a)。
同様に、ステップS34におけるライン単位の平坦度検出2の処理は、図11に示すように、ランカウンタ42が、外部カウントリセット信号に応じて、ランカウンタrun_count2を初期化(つまり、「0」を格納)することにより行う(ステップS51b)。
これらステップS33およびステップS34の処理が終了したら、画像データの全ラインについての処理が行われたか否か、つまり画像データ全体の処理が終了したか否かを判定し(ステップS35)、終了していない場合には、上記ステップS21へ戻って、次のラインの画素について、上述したような処理を繰り返して行う。
また、ステップS35において画像データ全体の処理が終了したと判定された場合には、この処理を終了する。
また、図6はデータ復号化装置2による伸張処理の流れの概要を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、修正予測誤差値復号化手段たるゴロムライス復号化部21が、図7のステップS31で説明したのと逆の手順により、ゴロムライス復号化を行って、絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff を算出する(ステップS11)。なお、この絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff は、後述するように、次の画素のkパラメータの決定にも用いられる。
次に、正負変換部25が、正負データを用いて、絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff から修正予測誤差値pred_diff 、すなわち、修正予測誤差値P"iを算出する(ステップS12)。
続いて、逆フィルタ手段の一部である予測誤差算出部26が、修正予測誤差値P"iと予測誤差下位ビットPLi とを用いて、予測誤差値Pi を生成する(ステップS14)。
すなわち、予測誤差算出部26は、まず、次の数式17を用いて、変換予測誤差値P'iを算出する。
[数17]
Figure 2006325130
ここに、数式17の右辺における修正値Ci-1 は、既に算出されている変換予測誤差値P'i-1と、既に算出されている修正値Ci-2 と、を用いて、逆フィルタ手段の一部である逆フィルタリング部27が、ステップS14を行う前に、上述した数式11により既に算出している(ステップS13)。
なお、修正値Ci が上述した数式12により算出されたものである場合には、予測誤差算出部26は、次の数式18を用いて、変換予測誤差値P'iを算出することになる。
[数18]
Figure 2006325130
その後、予測誤差算出部26は、次の数式19を用いて、数式17または数式18により算出した変換予測誤差値P'iと、予測誤差下位ビットPLi と、に基づき予測誤差値Pi を算出する。
[数19]
Figure 2006325130
次に、注目データ復号化手段の一部である予測部29が、既に算出されている画素値を用いて、上記数式1〜数式8の何れかにより、予測値Ri (予測値Px)を生成する(ステップS15)。
そして、注目データ復号化手段の一部である加算器28が、次の数式20により、予測値Ri と予測誤差値Pi とに基づき、画素値xi を算出する(ステップS16)。
[数20]
Figure 2006325130
こうして算出された画素値xi は、データ復号化装置2からの出力データになる。
また、ゴロムライス復号化部21から出力された絶対値化された修正予測誤差値abs_pred_diff は、1画素分遅延された後に、ダイナミックレンジ算出部22によりダイナミックレンジpre_rangeが上述したように算出されるとともに、平坦度検出部23により2種類の閾値th1,th2に基づきkパラメータ候補k_param1,k_param2が上述したように算出される。そして、これらの算出結果に基づき、符号長設定手段たるkパラメータ決定部24が、数式16に示したようにkパラメータを決定する(ステップS17)。
なお、上述では、処理対象となるデータとして、画像データを例に挙げたが、データ符号化装置1やデータ復号化装置2により処理し得るデータは、これに限るものではないことは勿論である。
また、上述では、データ符号化装置1やデータ復号化装置2により処理を行っているが、既存の演算器等にデータ符号化方法やデータ復号化方法を適用することにより処理するようにしても構わない。あるいは、データ符号化装置1やデータ復号化装置2と同等の処理を行うためのプログラムにより、コンピュータで処理させるようにしても良い。
さらに、上述では、フィルタリングの例として、修正予測誤差を算出する技術を例に挙げているが、これに限るものではなく、注目画素よりも以前に読み出される複数の画素の情報が、kパラメータを生成するために用いられる画素の情報に組み込まれるようなフィルタリングであれば、広く適用することが可能である。
そして、上述では、符号化の例としてゴロムライス符号化を、復号化の例としてゴロムライス復号化を、それぞれ例に挙げているが、これに限るものではなく、より一般に、データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化する手段であれば構わない。従って、符号化の対象となるのは、絶対値化が行われた後の修正予測誤差値に限るものではない。
このような実施形態1によれば、隣接画素位置の情報(ただし、隣接画素位置の情報には、隣接画素の情報と、該隣接画素よりも以前に読み出された他の画素の情報と、が含まれている)のみを用いてkパラメータの予測を行うようにしているために、必要なメモリ量を小さくすることができる。
さらに、kパラメータの予測を行う前に、隣接画素の近傍画素の情報が隣接画素の情報とともに該隣接画素位置の情報に組み込まれるようなフィルタリングを行っているために、kパラメータの予測精度をより高めることが可能となり、高い圧縮性能を発揮することができる。
そして、フィルタリングとして、加減算やビットシフトなどの簡単な演算の組み合わせによりなされる処理を用いているために、処理時間の短縮を図ることができる。
加えて、圧縮されたデータを、短い処理時間、かつ、小さな必要なメモリ量で復号化することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化または復号化するデータ符号化装置、データ復号化装置、データ符号化方法、データ復号化方法、プログラムに好適に利用することができる。
本発明の実施形態1におけるデータ符号化装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態1におけるデータ復号化装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態1におけるフィルタリング部の構成を示すブロック図。 上記実施形態1における平坦度検出部の構成を示すブロック図。 上記実施形態1のデータ符号化装置による圧縮処理の流れの概要を示すフローチャート。 上記実施形態1のデータ復号化装置による伸張処理の流れの概要を示すフローチャート。 上記実施形態1のデータ符号化装置による圧縮処理の詳細を示すフローチャート。 上記実施形態1において、画素単位で行われる平坦度検出1の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、画素単位で行われる平坦度検出2の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、ライン単位で行われる平坦度検出1の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、ライン単位で行われる平坦度検出2の処理を示すフローチャート。 上記実施形態1において、注目画素と注目画素以前に読み出される近傍画素との配置を示す図。 上記実施形態1における絶対値化の他の例を示す図表。 上記実施形態1のデータ符号化装置による処理の対象となる画素データを示す図。 上記実施形態1のデータ符号化装置により算出される修正予測誤差値を示す図。 上記実施形態1の画素単位の平坦度検出において用いられる各閾値や設定値を示す図表。
符号の説明
1…データ符号化装置
2…データ復号化装置
11…予測部(予測誤差値演算手段)
12…減算器(予測誤差値演算手段)
13…フィルタリング部(修正予測誤差値演算手段)
14…減算器(修正予測誤差値演算手段)
15…絶対値化部
16…ダイナミックレンジ算出部(ダイナミックレンジ算出手段)
17…平坦度検出部(ランカウンタを含む)
18…kパラメータ決定部(符号長設定手段)
19…ゴロムライス符号化部(符号化手段)
21…ゴロムライス復号化部(修正予測誤差値復号化手段)
22…ダイナミックレンジ算出部
23…平坦度検出部
24…kパラメータ決定部
25…正負変換部
26…予測誤差算出部(逆フィルタ手段)
27…逆フィルタリング部(逆フィルタ手段)
28…加算器(注目データ復号化手段)
29…予測部(注目データ復号化手段)
31…変換予測誤差/予測誤差下位ビット生成部
32…修正値生成部
41…比較部
42…ランカウンタ
43…比較部
44…kパラメータ下限値決定部

Claims (11)

  1. データを適応予測して予測誤差値を演算する予測誤差値演算手段と、
    注目データに対する予測誤差値と、過去に求めた予測誤差値と、に対して所定のフィルタリングを行うことにより、上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算する修正予測誤差値演算手段と、
    上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化する符号化手段と、
    を具備したことを特徴とするデータ符号化装置。
  2. 上記修正予測誤差値が連続して所定の閾値以下となる数を検出するためのランカウンタと、
    上記ランカウンタにより検出された数に応じて、上記修正予測誤差値の固定長符号部分の符号長を設定する符号長設定手段と、
    をさらに具備したものであることを特徴とする請求項1に記載のデータ符号化装置。
  3. 上記符号長設定手段は、上記ランカウンタにより検出された数が、所定のラン長以上である場合には、所定のラン長未満である場合に比して、上記符号長をより短く設定するものであることを特徴とする請求項2に記載のデータ符号化装置。
  4. 上記閾値は複数種類設定可能となっており、
    上記ランカウンタは、設定された複数種類の閾値のそれぞれに対して、修正予測誤差値が連続して該閾値以下となる数を検出するものであることを特徴とする請求項2に記載のデータ符号化装置。
  5. 上記符号長設定手段は、第1の閾値に対して上記ランカウンタにより検出された数が所定のラン長以上である場合の第1の符号長を、この第1の閾値よりも大きい第2の閾値に対して上記ランカウンタにより検出された数が所定のラン長以上である場合の第2の符号長よりも短く設定するものであることを特徴とする請求項4に記載のデータ符号化装置。
  6. 上記修正予測誤差値の有効なビット数をダイナミックレンジとして検出するためのダイナミックレンジ算出手段をさらに具備し、
    上記符号長設定手段は、上記第1の符号長と上記第2の符号長との内の大きくない方と、上記ダイナミックレンジと、の内の小さくない方を、上記修正予測誤差値の固定長符号部分の符号長として設定するものであることを特徴とする請求項5に記載のデータ符号化装置。
  7. データを適応予測して予測誤差値を演算するステップと、
    注目データに対する予測誤差値と、過去に求めた予測誤差値と、に対して所定のフィルタリングを行うことにより、上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算するステップと、
    上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化するステップと、
    を有することを特徴とするデータ符号化方法。
  8. データを適応予測して予測誤差値を演算するステップと、
    注目データに対する予測誤差値と、過去に求めた予測誤差値と、に対して所定のフィルタリングを行うことにより、上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算するステップと、
    上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. データを適応予測して予測誤差値を演算し、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算し、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化することにより得られた符号化データ、を復号化するためのデータ復号化装置であって、
    上記符号化データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて復号化することにより上記修正予測誤差値を求める修正予測誤差値復号化手段と、
    上記修正予測誤差値復号化手段により復号化された修正予測誤差値に対して、上記所定のフィルタリングの逆フィルタリングを行うことにより上記予測誤差値を求める逆フィルタ手段と、
    上記逆フィルタ手段により求められた予測誤差値を用いて上記注目データを求める注目データ復号化手段と、
    を具備したことを特徴とするデータ復号化装置。
  10. データを適応予測して予測誤差値を演算し、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算し、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化することにより得られた符号化データ、を復号化するためのデータ復号化方法であって、
    上記符号化データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて復号化することにより上記修正予測誤差値を求めるステップと、
    復号化された上記修正予測誤差値に対して上記所定のフィルタリングの逆フィルタリングを行うことにより上記予測誤差値を求めるステップと、
    求められた上記予測誤差値を用いて上記注目データを求めるステップと、
    を有することを特徴とするデータ復号化方法。
  11. データを適応予測して予測誤差値を演算し、注目データに対する予測誤差値と過去に求めた予測誤差値とに対して所定のフィルタリングを行うことにより上記注目データに対する予測誤差値を修正した修正予測誤差値を演算し、上記修正予測誤差値を可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて符号化することにより得られた符号化データ、を復号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    上記符号化データを可変長符号部分と固定長符号部分とに分けて復号化することにより上記修正予測誤差値を求めるステップと、
    復号化された上記修正予測誤差値に対して上記所定のフィルタリングの逆フィルタリングを行うことにより上記予測誤差値を求めるステップと、
    求められた上記予測誤差値を用いて上記注目データを求めるステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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