JP2006323579A - Dmaコントローラ - Google Patents

Dmaコントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP2006323579A
JP2006323579A JP2005145416A JP2005145416A JP2006323579A JP 2006323579 A JP2006323579 A JP 2006323579A JP 2005145416 A JP2005145416 A JP 2005145416A JP 2005145416 A JP2005145416 A JP 2005145416A JP 2006323579 A JP2006323579 A JP 2006323579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
module
data
dma controller
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005145416A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Hagiwara
克行 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005145416A priority Critical patent/JP2006323579A/ja
Publication of JP2006323579A publication Critical patent/JP2006323579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

【課題】バスに接続されたモジュール群やメモリと、ネットワークに接続されたモジュール群との間のデータ転送を円滑に行うことが可能となるDMAコントローラを提供する。
【解決手段】DMAコントローラ111によってデータが送受信されるモジュールには、あらかじめネットワーク・アドレスに相当する一意のモジュールIDが付与されている。DMAコントローラ111は、転送元および転送先の各モジュールIDおよび転送量を含む転送要求パケットを受信し、この転送要求パケットの内容に従って、データを転送する。DMAコントローラ111は、あらかじめ記憶しておいたアドレス変換テーブルに基づいて、モジュール101のIDをバス109上のアドレスに変換し、このアドレスのデータを読み出して、モジュール103のIDのネットワーク・アドレスに書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、DMA(Direct Memory Access)コントローラに関する。
少ないDMAチャンネルで多くのI/OとのDMA転送を可能とするDMAコントローラが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、ネットワークの接続トポロジとして、ポイント・ツー・ポイント、バス型、スター型およびリング型などが広く使われている。同様の接続形態は、コンピュータと周辺機器の間、LSI(Large Scale Integrated Circuit)チップ間、もしくは、LSI内部の機能ブロック間でも用いられている。
さらに、異なる2つのバスの間でアドレス変換を行なうバスアダプタが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。このようなバス上では、通常、1つのLSIチップ、もしくは、機能ブロックに対してある範囲の(複数の)物理アドレスが割り当てられていて、任意のアドレスを指定してのランダムアクセスが可能になっている。
一方、“INTERNET PROTOCOL (RFC 791)”(Jon Postel, Information Sciences Institute University of Southern California, September 1981) において定義されているインターネット・プロトコルでは、複数のドメインによって構成されるネットワークにおいて、ネットワーク全体で一意のネットワーク・アドレスを付与することによって、異なるドメインに属するノード間の通信を実現している。このようなネットワーク・アドレスは、機器が複数のネットワークに接続されているなどの特別な場合を除いて、通常は、1つの機器に対して1つだけ付与されている。
特開平5−67034号公報 特開平6−187286号公報
ところで、バスに接続されたモジュール群やメモリと、ネットワークに接続されたモジュール群との間のデータ転送を円滑に行なうためには、バス・ブリッジもしくはネットワーク・ルータに類似した機能を持ったDMAコントローラが必要となる。しかし、上記従来のDMAコントローラは、このような機能を持っていなかった。
また、上記従来のDMAコントローラには、同時に使用可能なチャンネル数の制限があった。
本発明は、これらの点に着目してなされたものであり、バスに接続されたモジュール群やメモリと、ネットワークに接続されたモジュール群との間のデータ転送を円滑に行うことが可能となるDMAコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のDMAコントローラは、転送元のモジュールから転送先のモジュールへデータを転送するDMAコントローラであって、前記転送元のモジュールを特定する転送元特定情報および前記転送先のモジュールを特定する転送先特定情報を含む転送要求を受信する受信手段と、前記特定情報と、データを読み込むバス上の読み込みアドレスおよびデータを書き込む前記バス上の書き込みアドレスとを対応付ける対応付け情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された対応付け情報に基づいて、前記受信手段によって受信された転送要求に含まれている転送元特定情報および転送先特定情報をそれぞれ読み込みアドレスおよび書き込みアドレスに変換する変換手段と、該変換手段によって変換されて得られた読み込みアドレスのデータを読み込んで、前記変換手段によって変換されて得られた書き込みアドレスに転送する転送手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アドレス変換手段により、ネットワーク・アドレスに相当する特定情報(モジュールID)から、バス上のアドレスへの変換を行なうことで、バスに接続されたモジュール群もしくはメモリと、ネットワークに接続されたモジュール群との間のデータ転送を実現することができる。
また、転送要求を一時メモリに退避することで、物理的なチャンネル数以上の転送要求を見かけ上同時に受け付けることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るDMAコントローラ111を含むシステムのシステム構成の一例を示すブロック図である。
同図に示すように、DMAコントローラ111は、バス109とネットワーク110に接続されている。
バス109には、DMAコントローラ111、プロセッサ106、メモリ107およびモジュール101,102が接続されている。各デバイス101,102,106,107および111には、それぞれ、バス109上の固有のアドレスが付与され、そのアドレスを指定することで、各デバイス101,102,106,107および111をランダムアクセスすることができるように構成されている。
ネットワーク110は、モジュール103〜105およびDMAコントローラ111によって構成されている。ネットワーク110は、図1に示すように、単方向のリング構造になっており、たとえば、モジュール103からモジュール105への通信は、モジュール104によって中継される。
モジュール101〜105は、それぞれ、外部機器へのインタフェース機能や、入力データ列を加工して出力データ列を生成する機能などを提供する。
図2は、DMAコントローラ111に対する転送要求パケットのフォーマットの一例を示す図である。
同図(a)が、バス109側を転送元とする転送要求パケット201のフォーマットを示し、同図(b)が、ネットワーク110側を転送元とする転送要求パケット202を示している。
転送要求パケット201は、転送先を識別するための転送先モジュールID201aと、転送元を識別するための転送元モジュールID201bと、転送量201cとによって構成されている。
転送要求パケット202は、転送先モジュールID202aと、転送元モジュールID202bと、転送量202cと、被転送データ202dとによって構成されている。
ネットワーク110内の各モジュール103〜105からDMAコントローラ111に対しての転送要求パケットは、転送の方向によってパケット201またはパケット202のいずれかであり、ネットワーク110のプロトコルに従ってDMAコントローラ111に到達する。
一方、バス109に接続されている各モジュール101,102またはプロセッサ106からの転送要求パケットは、バス109のプロトコルに従ってDMAコントローラ111に到達し、DMAコントローラ111内のレジスタに書き込まれる。そして、その転送要求パケットは、パケット201に限定される。もし、ネットワーク110内のモジュール103〜105のいずれかが生成したデータをDMAコントローラ111によってバス109側に転送したいのであれば、データを生成するモジュールに対してあらかじめ転送元モジュールIDを設定し、転送要求を発するようにすればよい。
図3は、DMAコントローラ111の詳細な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、DMAコントローラ111は、バス109と接続するためのバスインタフェース111aと、ネットワーク110と接続するためのネットワークインタフェース111bと、DMAコントローラ111の動作を制御するコントロール部111cと、制御レジスタおよびステータスレジスタ等からなるレジスタ群111dと、アドレスを生成するとともにデータを転送する転送部111eとによって構成されている。
レジスタ群111dには、図4に示すようなアドレス変換テーブルを格納するアドレス変換テーブルレジスタも含まれている。ここで、アドレス変換テーブルとは、バス109側で転送元または転送先となるモジュールのモジュールIDと、バス109上のアドレスとを対応付けるものである。
アドレス変換テーブルには、「モジュールID」、「読み込みアドレス」、「書き込みアドレス」、「アドレス加算」および「転送単位」の各フィールドがある。
「モジュールID」のフィールドは、32ビットで構成され、モジュールIDは、IP(v4)アドレス互換となっている。また、モジュールIDは、慣例に従って、4つの10進数に分けて表記されている。
「読み込みアドレス」のフィールドには、当該モジュールが転送元に指定された場合のバス109上のアドレスが記載され、「書き込みアドレス」のフィールドには、当該モジュールが転送先に指定された場合のバス109上のアドレスが記載される。
「アドレス加算」のフィールドには、“0”または“1”のいずれかが記載され、“0”が記載された場合は、アドレスを加算せず、同じアドレスに順次アクセスすることを示し、“1”が記載された場合は、データを転送するに従ってアドレスを加算することを示す。
「転送単位」のフィールドには、1回のデータ転送の最大量を示す値が記載され、その設定値は、バス109のバースト転送量、もしくは、対象モジュールが受け付ける転送単位によって決定される。
アドレス変換テーブルに登録されているモジュールIDのうち、“172.16.1.101”および“172.16.1.102”は、それぞれ、モジュール101および102に対応するものであり、“172.16.1.1”および“172.16.1.2”は、メモリ107上の領域に対する転送のために割り当てられたものである。
以上のように構成されたDMAコントローラ111が実行する制御処理を詳細に説明する。
まず、バス109側からの転送要求に対する制御処理について説明する。
バス109側からの転送要求パケットは、バスインタフェース111a経由で、レジスタ群111d内の所定のレジスタに格納される。
コントロール部111cは、この転送要求パケットに含まれている転送元モジュールIDと、前記アドレス変換テーブルレジスタに格納されているアドレス変換テーブルに登録されている各モジュールIDとを比較して行く。比較の結果、一致するものがあれば、コントロール部111cは、レジスタ群111d内の転送元切り換えレジスタをバス109側に設定し、対応する読み出しアドレスをレジスタ群111d内の転送元アドレスレジスタに設定し、さらに、アドレス加算モードおよび転送単位を設定する。
一方、比較の結果、一致するものがなければ、コントロール部111cは、レジスタ群111d内のステータスレジスタに「エラー」を設定し、データ転送を行わない。
次に、コントロール部111cは、前記転送要求パケットに含まれている転送先モジュールIDと、前記アドレス変換テーブルに登録されている各モジュールIDとを比較して行く。比較の結果、一致するものがあれば、コントロール部111cは、レジスタ群111d内の転送先切り換えレジスタをバス109側に設定し、対応する書き込みアドレスをレジスタ群111d内の転送先アドレスレジスタに設定し、さらに、アドレス加算モードおよび転送単位を設定する。
一方、比較の結果、一致するものがなければ、コントロール部111cは、転送先がネットワーク110側であると判断し、転送先モジュールIDそのものを転送先アドレスレジスタに設定し、転送先切り換えレジスタをネットワーク110側に設定する。この場合、バスインタフェース111a経由で読み出されたデータは、ネットワークインタフェース111b内のバッファに一時格納され、所定のヘッダを付加するなど整形された上でネットワーク110側に送信される。
転送部111eは、このようにしてコントロール部111cが設定した内容に従って、データの転送を行なう。
次に、ネットワーク110側からの転送要求に対する制御処理について説明する。
ネットワーク110側からの転送要求パケットは、ネットワークインタフェース111b内のバッファに一時格納される。
まず、コントロール部111cは、このバッファ内の転送要求パケットから、転送先モジュールID、転送元モジュールIDおよび転送量を取り出す。
次に、コントロール部111cは、転送元モジュールIDがバス109側のモジュールのものであるか、ネットワーク110側のモジュールのものであるかを判定する。コントロール部111cは、転送元モジュールIDが前記アドレス変換テーブルに登録されている場合に、その転送元モジュールIDはバス109側のモジュールのものであると判断し、そうでなければ、その転送元モジュールIDはネットワーク110側のモジュールのものであると判断する。
転送元がバス109側であった場合には、コントロール部111cは、アドレス変換テーブルを参照して、アドレスおよびアクセスモードを決定し、これを前記転送元アドレスレジスタに設定する。
一方、転送元がネットワーク110側であった場合には、コントロール部111cは、前記取り出された転送元モジュールIDを前記転送元レジスタに設定する。
同様に、コントロール部111cは、前記転送先レジスタに転送先および転送量を設定する。
転送部111eは、このようにしてコントロール部111cが設定した内容に従って、データの転送を行なう。
なお、本実施の形態では、アドレス変換テーブルはDMAコントローラ111内のレジスタとしたが、これに限らず、アドレス変換テーブルをメモリ107上に配置して、DMAコントローラ111内にはそのテーブルが置かれたアドレスを設定するためのレジスタだけを設けるようにしてもよい。この場合、モジュール数が増加したときに、アドレス変換テーブルが大きくなり、DMAコントローラのハードウェア規模が増大するのを回避することができる。
さらに、アドレス変換テーブルの全体はメモリ107上に配置し、DMAコントローラ111内のレジスタはアドレス変換テーブルの一部だけを保持するキャッシュとしたり、メモリ107の一部をアドレス変換テーブルのスワップ領域として、使用頻度の高いものだけ選択してレジスタに保持し、残りをメモリ107に置くようにしたりしてもよい。
このように、DMAコントローラ111は、バス109側に終始する転送要求については、転送要求パケットから転送元および転送先の各モジュールIDを抽出し、アドレス変換テーブルから該当するモジュールのアドレスを得ることで、データ転送を行なうことができる。
また、DMAコントローラ111は、ネットワーク110側からバス109側への転送要求については、転送要求パケットから転送先のモジュールIDを抽出し、アドレス変換テーブルから該当するモジュールのアドレスを得た上で、被転送データをバス109側に書き込むことで、データ転送を行なうことができる。
さらに、DMAコントローラ111は、バス109側からネットワーク110側への転送要求については、転送要求パケットから転送元モジュールIDを抽出し、アドレス変換テーブルから該当するモジュールのアドレスを得た上で、バス109側からデータを読み込み、ネットワーク110上に送信することで、転送を行なうことができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態のDMAコントローラは、前記第1の実施の形態のDMAコントローラに対して、バス109上のモジュール101および102がUDP(User Datagram Protocol)/IPパケットを送受信する点が異なっている。そして、本実施の形態のシステムも、前記第1の実施の形態と同様のシステム、すなわち前記図1のシステムを採用することにする。
図5は、本実施の形態のDMAコントローラに登録されるアドレス変換テーブルの一例を示す図であり、前記第1の実施の形態の場合と比較して、「ヘッダ付加」のフィールドを追加した点が異なっている。この「ヘッダ付加」のフィールドは、UDP/IPヘッダを付加したパケットを送受信する(“1”)か、取り除いたデータグラムだけを送受信する(“0”)かの選択に用いられる。バス109のバースト転送サイズを、たとえば256バイトとすると、8バイトのUDPヘッダと、20バイトのIPヘッダの分を考慮して、データの転送単位は、256−28=228バイトと設定する。
図5のアドレス変換テーブルでは、メモリ107とのデータの送受信の際には、ヘッダ部が付かないように設定してある。プロセッサ106がメモリ107上のデータを操作する場合には、データの途中にヘッダが現れるよりも、データだけが連続して配置されている方が都合がよいからである。
転送元がメモリ107であり、転送先がメモリ107以外である場合には、DMAコントローラ111は、メモリ107から読み出したデータに対して、ヘッダを付加して転送を行なう。また、送信元がメモリ107以外であり、転送先がメモリ107である場合には、DMAコントローラ111は、ヘッダ部分をステータスレジスタに格納し、データグラム部分をメモリ107の所定のアドレスに書き込む。
また、本実施の形態では、データ転送の優先順位を以下のように定める。なお、送信元および送信先がともにネットワーク110内の場合には、ネットワーク110の機能として転送が実現されるので、DMAコントローラ111は関与しない。
(1)転送元がネットワーク110側であり、転送先がバス109側である場合のデータ転送を第1位とする
(2)転送元がバス109側であり、転送先がネットワーク110側である場合のデータ転送を第2位とする
(3)転送元および転送先がともにバス109側である場合のデータ転送を第3位とする。
この優先順位は、ネットワーク110内のモジュール103〜105が持つメモリ量と比較して、バス109に接続されたメモリ107の容量がはるかに大きいことを前提として設定されている。メモリ107をバッファとして活用することで、ネットワーク110内に滞留するデータを少なくし、円滑な転送を実現するように意図したものである。
DMAコントローラ111には、転送要求を退避するための待避領域がメモリ107上に割り当てられていて、開始位置のポインタ、上限のポインタ、および、次に退避すべき位置のポインタの各レジスタで管理している。退避領域に空きがある場合には、DMAコントローラ111は、転送動作中であっても別の転送要求を受け付ける。そうでない場合は、ビジー状態として、転送要求を処理して空きができるまで追加の転送要求は受け付けない。
転送中に現在処理中のものより優先順位の高い転送要求があった場合には、現在の転送を一旦保留し、後に再開する場合に備えて、転送元モジュールID、転送先モジュールID、および、残り転送量をメモリ107上の所定の領域に退避する。
また、現在処理中のものより優先順位の低い転送要求があった場合には、その要求内容をメモリ107上の所定の領域に退避する。
ある1つの転送要求の処理が終わったときに、以前メモリ107上に退避した転送要求が残っている場合には、最も優先順位の高いものをメモリ107上から取り出して処理を再開する。
このように、本実施の形態では、メモリ107上に、転送要求を一時退避するための待避領域を設け、この待避領域に、現在データ転送途中の転送元および転送先の各モジュールID、および残りの転送量を一時退避し、新たな転送要求、もしくは過去に一時退避した転送要求を処理するようにしたので、レジスタ数を増やさず、かつ物理的なチャンネル数の上限に制限されずに、多くの転送要求を仮想的に処理することが可能となる。
なお、本実施の形態では、優先順位は送信元と送信先によってある決まった順位に固定されていたが、これに限らず、たとえば、送信要求パケットに優先度を設定するフィールドを設けることで、個別の要求毎に優先順位を与えるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、一旦転送が完了するまでは他の要求を一切処理しないようにしたが、これに限らず、スケジューリング機能を追加して、いくつかの転送要求を時分割で平行して実行するようにしてもよい。たとえば、物理的に2チャンネル分のレジスタセットがあるところで、3つの転送要求を処理する場合には、最初の2つの要求をそれぞれのチャンネルに割り当てて何回か交互に処理し、3つ目の要求がある一定期間以上待たされた場合には、一方のチャンネルを3つ目の要求と入れ替える。
本発明の第1の実施の形態に係るDMAコントローラを含むシステムのシステム構成の一例を示すブロック図である。 図1のDMAコントローラに対する転送要求パケットのフォーマットの一例を示す図である。 図1のDMAコントローラの詳細な構成を示すブロック図である。 図3中のレジスタ群に含まれるアドレス変換テーブルレジスタに記憶されたアドレス変換テーブルの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るDMAコントローラ内のレジスタ群に含まれるアドレス変換テーブルレジスタに記憶されたアドレス変換テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
101 モジュール(ID=172.16.1.101)
102 モジュール(ID=172.16.1.102)
103 モジュール(ID=172.16.2.103)
104 モジュール(ID=172.16.2.104)
105 モジュール(ID=172.16.2.105)
106 プロセッサ
107 メモリ
109 バス
110 ネットワーク
111 DMAコントローラ
111a バスインタフェース
111b ネットワークインタフェース
111c コントロール部
111d レジスタ群
111e 転送部
201 バス側を転送元とする転送要求パケット
201a 転送先モジュールID
201b 転送元モジュールID
201c 転送量
202 ネットワーク側を転送元とする転送要求パケット
202a 転送先モジュールID
202b 転送元モジュールID
202c 転送量
202d 被転送データ

Claims (9)

  1. 転送元のモジュールから転送先のモジュールへデータを転送するDMAコントローラであって、
    前記転送元のモジュールを特定する転送元特定情報および前記転送先のモジュールを特定する転送先特定情報を含む転送要求を受信する受信手段と、
    前記特定情報と、データを読み込むバス上の読み込みアドレスおよびデータを書き込む前記バス上の書き込みアドレスとを対応付ける対応付け情報を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された対応付け情報に基づいて、前記受信手段によって受信された転送要求に含まれている転送元特定情報および転送先特定情報をそれぞれ読み込みアドレスおよび書き込みアドレスに変換する変換手段と、
    該変換手段によって変換されて得られた読み込みアドレスのデータを読み込んで、前記変換手段によって変換されて得られた書き込みアドレスに転送する転送手段と
    を有することを特徴とするDMAコントローラ。
  2. 前記特定情報は、ネットワーク・アドレスであることを特徴とする請求項1に記載のDMAコントローラ。
  3. 前記転送元のモジュールおよび転送先のモジュールのうち、少なくとも一方は、前記バスに接続されたモジュールであることを特徴とする請求項1または2に記載のDMAコントローラ。
  4. 前記転送元のモジュールが前記バスに接続されたモジュールであり、前記転送先のモジュールがネットワークに接続されたモジュールである場合には、前記転送手段は、前記変換手段によって変換されて得られた読み込みアドレスのデータを読み込んで、前記転送先のモジュールを特定する前記ネットワーク・アドレスに転送することを特徴とする請求項1または2に記載のDMAコントローラ。
  5. 前記転送元のモジュールがネットワークに接続されたモジュールであり、前記転送先のモジュールが前記バスに接続されたモジュールである場合には、前記転送要求はさらに被転送データを含み、前記転送手段は、該被転送データを、前記変換手段によって変換されて得られた書き込みアドレスに転送することを特徴とする請求項1または2に記載のDMAコントローラ。
  6. 前記バスには、メモリが接続され、前記記憶手段は、前記メモリの一部領域に前記対応付け情報を記憶させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のDMAコントローラ。
  7. 前記バスには、メモリが接続され、該メモリの一部領域には、前記転送要求を待避させる待避領域が設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のDMAコントローラ。
  8. 前記転送手段によるデータ転送中に、該データ転送を中断して保留する保留手段と、
    該保留手段による保留を解除し、保留時のデータ転送を前記転送手段に再開させる再開手段と、
    前記転送手段によるデータ転送中に、前記受信手段によって新たな転送要求が受信され、該新たな転送要求が前記待避領域に待避されたときに、該待避された転送要求が現在データ転送を行わせている転送要求より優先順位の高いものである場合には、該現在のデータ転送を前記保留手段によって保留させ、前記待避された転送要求に応じたデータ転送を前記転送手段に行わせ、該データ転送が終了すると、前記保留されたデータ転送を前記再開手段に再開させるように制御する制御手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項7に記載のDMAコントローラ。
  9. 前記バスに接続された複数のモジュールには、メモリが含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のDMAコントローラ。
JP2005145416A 2005-05-18 2005-05-18 Dmaコントローラ Pending JP2006323579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145416A JP2006323579A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 Dmaコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005145416A JP2006323579A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 Dmaコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006323579A true JP2006323579A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37543218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005145416A Pending JP2006323579A (ja) 2005-05-18 2005-05-18 Dmaコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006323579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437272B2 (ja) 2020-09-04 2024-02-22 株式会社日立製作所 処理システム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7437272B2 (ja) 2020-09-04 2024-02-22 株式会社日立製作所 処理システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4974078B2 (ja) データ処理装置
US6954806B2 (en) Data transfer apparatus and method
US6947442B1 (en) Data transfer control device and electronic equipment
WO2011126190A1 (ko) 네트워크 효율성을 고려한 SoC 기반 시스템 네트워크 프로토콜
US7283549B2 (en) Method for increasing the transmit and receive efficiency of an embedded ethernet controller
CN1146804C (zh) 快速16位分离事务i/o总线
JP2007110706A (ja) AXIプロトコルを適用したNoCシステム
US9471521B2 (en) Communication system for interfacing a plurality of transmission circuits with an interconnection network, and corresponding integrated circuit
US8214509B2 (en) Receive coalescing and direct data placement
US10169279B2 (en) Input/output control device, input/output control system, and input/output control method for conversion of logical address of instruction into local address of device specified in instruction
JP2008065478A (ja) 情報処理装置、データ転送方法及びプログラム
JP2008046771A (ja) ダイレクトメモリアクセスコントローラ
KR101197294B1 (ko) QoS 및 전송 효율 개선을 위한 SoC 기반 시스템 네트워크에서의 인터페이스 장치의 통신방법
JP2006323579A (ja) Dmaコントローラ
US8069273B2 (en) Processing module
JP2007018195A (ja) 情報処理方法および情報処理装置
JP6593222B2 (ja) 情報処理装置、演算処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP4529231B2 (ja) 電子機器
JP4477877B2 (ja) 通信バスシステム
JP2000137676A (ja) バッファ制御方式
CN115114215A (zh) 高速外围组件互连接口装置及其操作方法
JP2009064341A (ja) データ転送システム
JP2004054419A (ja) ノード間トランザクション処理装置
JP2002359630A (ja) スイッチ装置およびデータ転送システム
JPS61279969A (ja) デ−タバツフア管理方式

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626