JP2006323550A - スケジュール通知システム及びスケジュール通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スケジューラ等で管理するイベントの開始時刻に合わせて携帯電話や固定電話に向けて音声メッセージを発呼し、音声メッセージには利用者が選択した話者の声を用いることができるスケジュール通知システムを提供する。
【解決手段】 スケジュール入力者は、PC11、携帯電話12などからスケジュール通知サーバ13へ、音声メッセージを送信するためスケジュールデータを登録する。スケジュールデータには、音声メッセージの発信時刻、宛先、読み上げるメッセージのテキストデータ、特定の話者を指定した音声の種類などが含まれている。スケジュール通知サーバ13では、テキストデータを指定された話者の音声で読み上げた音声合成ファイルを作成する。所定の時刻になると、指定された宛先の携帯電話14や固定電話15に発呼して、音声合成ファイルを再生してメッセージを通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スケジュール通知システムに関し、特に、スケジューラで管理するイベントの開始時刻に合わせて、携帯電話や固定電話などへ音声メッセージを発呼する場合に用いるのに好適なシステムおよび方法に関するものである。
ユーザがスケジュールを失念したり遅延したりすることがないように、所定のタイミングにアラームを通知するためのシステムとして、パーソナルコンピュータによるスケジュール管理システムに関するものであり、指定した日時にモデムを通じて指定した電話番号にアクセスし、指定した文字列を合成音声にて発呼する機能を備える発明が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−213048号公報
上記発明によれば、スケジュールを管理するパーソナルコンピュータから離れた外出先等においても、携帯電話等で所定のタイミングで音声メッセージによるアラームを受け取ることが可能になる。しかしながら、着呼されるメッセージは、単にテキストを機械的な合成音声で読上げたものであるために無味乾燥な印象が強く、メッセージの受信者にとっては、読み上げられるテキストの内容によって要件の内容が把握できることを除けば、単に電子アラーム音が通知されるのと大差がないという課題が生じていた。
本発明はこのような課題に対応するためになされたものであり、スケジューラ等で管理するイベントの開始時刻に合わせて携帯電話や固定電話に向けて音声メッセージを発呼し、音声メッセージには利用者が選択した話者の声を用いることができるスケジュール通知システム及びスケジュール通知方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決するために、本発明にかかるスケジュール通知システムは、所定のスケジュールを音声メッセージによって通知するスケジュール通知システムであって、前記音声メッセージとして読み上げられるテキストデータを指定するテキスト指定情報、前記音声メッセージの音素を指定する音声指定情報、前記音声メッセージを通知する時刻を特定するための通知時刻情報、及び前記音声メッセージを通知する宛先に関する宛先情報を少なくとも含む前記音声メッセージの通知要求を受け付ける通知要求受付手段と、前記通知時刻情報及び前記宛先情報を、前記通知要求を特定する識別情報を付して格納する通知情報格納手段と、前記テキスト指定情報により指定されたテキストデータを、前記音声指定情報により指定された音素によって読み上げた音声合成ファイルに、前記識別情報を付して格納する音声合成ファイル格納手段と、前記通知情報格納手段に格納された通知時刻情報により特定される時刻に到達したかを監視する通知時刻監視手段と、前記通知時刻監視手段が前記通知時刻情報により特定される時刻に到達したことを検出した通知要求について、前記通知要求を特定する識別情報に対応する音声合成ファイルを前記音声合成ファイル格納手段から読み出して、前記音声合成ファイル又は前記音声合成ファイルを再生した音声を、前記識別情報に対応する宛先情報で指定された宛先に発信するメッセージ発信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、イベントの前にアラームとして必要な要件についての音声メッセージを受け取ることができるのみでなく、音声メッセージを例えば上司、秘書、同僚、部下、タレント、スポーツ選手などの様々な音声を指定することができるため、受信者は単なる合成音声以上に印象の強いメッセージを受け取ることが可能になる。
本発明において、テキスト指定情報には、読み上げられるメッセージのテキストデータそのものを用いることもできるが、定型のメッセージを特定するコード番号等を用いることとしてもよい。通知時刻情報については、通知を発信する時刻をそのまま指定してもよいし、通知の基準となる時刻とその時刻を基準とした指定時間、例えば「○時の×分前」のように指定されるものであってもよい。宛先情報については、通常は携帯電話や固定電話の電話番号が指定され、この場合は指定された宛先に再生された音声が発信されるが、宛先情報にIP電話を利用する際のコンピュータの識別番号や、携帯電話のメールアドレス等を指定することとしてもよく、この場合は音声合成ファイルが送信され、受信者の操作する端末側で音声が再生される。
また、本発明は、前記通知時刻情報には、音声メッセージの対象となるイベントの開始時刻と、前記開始時刻を基準にした前記音声メッセージを通知する指定時間が含まれていて、前記通知情報格納手段には、前記開始時刻及び前記指定時間、又は前記開始時刻を基準に前記指定時間から算出した通知の発信時刻が、前記通知時刻情報として格納され、
前記メッセージ発信手段は、前記発信時刻に到達すると、前記音声合成ファイル又は前記音声を発信すること、を特徴とすることもできる。
前記通知要求受付手段は、スケジューラプログラムを備えた端末装置から前記通知要求を受け付けて、前記端末装置において、前記開始時刻は、前記スケジューラプログラムにおいて選択されたイベントについて、前記スケジューラプログラムに登録されたイベントの開始時刻に関する情報から取得され、前記指定時間は、前記スケジューラプログラムにおいて入力又は選択された時間によって特定されることを特徴としてもよい。
このように構成すると、音声メッセージの通知を設定する端末側に備えられたスケジューラにおいて、音声メッセージの対象となるイベントと、イベントに対して例えば「○分前」と音声メッセージの通知時間を指定することによって、スケジューラから簡易な操作で適切な時間に音声メッセージの通知を設定することができる。指定時間には、例えばイベントの行われる場所までの所要時間を設定すれば、出発時間に合わせて音声メッセージを受け取ることが可能になる。
尚、この構成において用いられる端末装置は特に限定されるものではないが、ネットワークを介したデータ通信が可能であり、スケジューラを搭載することが条件となるので、パーソナルコンピュータやPDA等が適している。
さらに、本発明は、前記宛先情報には少なくとも2以上の電話番号が含まれていて、前記メッセージ発信手段は、第1の電話番号に前記音声を発呼した後、発呼した呼に所定時間を経過しても応答がない場合には、第2の電話番号に前記音声を発呼することを特徴とすることもできる。
このように構成すると、例えば携帯電話と固定電話の電話番号を指定しておくことによって、携帯電話の電源が切れていた場合には固定電話で着信するなど、音声メッセージを受け取ることができる確率を高めることができる。
また、本発明は、本発明にかかるスケジュール通知システムの各々の構成に対応して、スケジュール通知システムにより実施されるスケジュール通知方法として発明を特定することもできる。
つまり、本発明にかかるスケジュール通知方法は、所定のスケジュールを音声メッセージによって通知するスケジュール通知方法であって、前記音声メッセージを通知するためのコンピュータシステムが、前記音声メッセージとして読み上げられるテキストデータを指定するテキスト指定情報、前記音声メッセージの音素を指定する音声指定情報、前記音声メッセージを通知する時刻を特定するための通知時刻情報、及び前記音声メッセージを通知する宛先に関する宛先情報を少なくとも含む前記音声メッセージの通知要求を受け付ける通知要求受付ステップと、前記コンピュータシステムが、前記通知時刻情報及び前記宛先情報を、前記通知要求を特定する識別情報を付して通知情報格納部に格納する通知情報格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記テキスト指定情報により指定されたテキストデータを、前記音声指定情報により指定された音素によって読み上げた音声合成ファイルに、前記識別情報を付して音声合成ファイル格納部に格納する音声合成ファイル格納ステップと、前記コンピュータシステムが、前記通知情報格納部に格納された通知時刻情報により特定される時刻に到達したかを監視する通知時刻監視ステップと、前記コンピュータシステムが、前記通知時刻情報により特定される時刻に到達したことを検出した通知要求について、前記通知要求を特定する識別情報に対応する音声合成ファイルを前記音声合成ファイル格納部から読み出して、前記音声合成ファイル又は前記音声合成ファイルを再生した音声を、前記識別情報に対応する宛先情報で指定された宛先に発信するメッセージ発信ステップと、を有することを特徴とするスケジュール通知方法である。
前記通知時刻情報には、音声メッセージの対象となるイベントの開始時刻と、前記開始時刻を基準にした前記音声メッセージを通知する指定時間が含まれていて、前記通知情報格納部には、前記開始時刻及び前記指定時間、又は前記開始時刻を基準に前記指定時間から算出した通知の発信時刻が、前記通知時刻情報として格納され、前記メッセージ発信ステップにおいては、前記発信時刻に到達すると、前記音声合成ファイル又は前記音声を発信すること、を特徴とすることもできる。前記通知要求受付ステップにおいては、スケジューラプログラムを備えた端末装置から前記通知要求を受け付けて、前記端末装置において、前記開始時刻は、前記スケジューラプログラムにおいて選択されたイベントについて、前記スケジューラプログラムに登録されたイベントの開始時刻に関する情報から取得され、前記指定時間は、前記スケジューラプログラムにおいて入力又は選択された時間によって特定されることを特徴としてもよい。前記宛先情報には少なくとも2以上の電話番号が含まれていて、前記メッセージ発信ステップにおいては、第1の電話番号に前記音声を発呼した後、発呼した呼に所定時間を経過しても応答がない場合には、第2の電話番号に前記音声を発呼することを特徴としてもよい。
本発明によって、音声メッセージの受信者は、所定のイベントの開始時刻に合わせて、指定した話者の声による音声メッセージを携帯電話や固定電話で受信することが可能になる。業務用に用いる場合には、上司や秘書等の声を用いることによって受信者の意識を高める効果が、私用に用いる場合には、タレント等の声を用いることによって娯楽性を高める効果が期待できる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下で説明する実施例は本発明の実施形態の一例であって、音声メッセージの内容、発信のタイミング、宛先の端末の種別等は、以下の説明に限定されるものではない。
図1は、本発明にかかるスケジュール通知システムの構成の一例を示す図である。図2は、スケジュール入力用の端末装置における入力画面の第1の例を示す図である。図3は、スケジュール入力用の端末装置における入力画面の第2の例を示す図である。図4は、本発明で用いられるスケジュールデータの構成の一例を示す図である。図5は、本発明にかかるスケジュール通知システムに用いられるサーバの構成を示すブロック図である。図6は、本発明にかかるスケジュール通知システムによって、音声メッセージを発信するためのスケジュールデータをセットするフローを示すフローチャートである。図7は、本発明にかかるスケジュール通知システムによって、音声メッセージを発信するフローを示すフローチャートである。
図1を用いて、本発明にかかるスケジュール通知システムの実施形態の概要について説明する。スケジュール入力者は、パーソナルコンピュータ11、携帯電話12などからネットワークを介してスケジュール通知サーバ13へ、音声メッセージを送信するためのイベントに関するスケジュールデータを登録する。スケジュール入力者は、音声メッセージ受信者本人であってもよいし、業務用に用いる場合には、受信者の上司、同僚、秘書などが入力を行うこととしてもよい。
スケジュール入力者は、音声メッセージを送信するイベント名やイベントの開始時刻、終了時刻、音声メッセージを発信する携帯電話の電話番号等の宛先といった基本情報の他に、音声メッセージ受信者にアラームメッセージとして伝えたい文章のテキストデータを入力し、そのメッセージを読み上げる音声について、上司、秘書、同僚、タレントやスポーツ選手など特定の話者を指定して入力する。また、例えばイベントの開始○分前に発信する、着呼に対して応答があるまで×回繰返し発呼する、といった音声メッセージの発信条件を指定して入力することもできる。
スケジュール通知サーバ13では、メッセージのテキストデータを指定された話者の音声で読み上げた音声合成ファイルを作成して記憶する。指定された時刻に到達すると、スケジュール通知サーバ13は宛先として登録された携帯電話14へ発呼し、メッセージ受信者が着呼に対して応答した場合は、音声合成ファイルを再生してメッセージを伝達する。
メッセージ受信者が着呼に対して応答しない場合は、他に宛先として登録された固定電話15などへ発呼し、メッセージ受信者が着呼に対して応答した場合は、音声合成ファイルを再生してメッセージを伝達する。メッセージ受信者がいずれの登録された宛先においても応答しない場合は、指定された発信条件に従って、所定時間待機した後に、再び登録された連絡先へ発呼する操作を指定された回数繰り返す等の動作を行う。
尚、図1ではスケジュール入力者は、パーソナルコンピュータ11や携帯電話12から所定の情報の入力を行うこととしているが、入力に用いられる端末は特に限定されるものではなく、スケジュール入力の専用コンピュータ、PDAなどその他の情報端末を用いることとしてもよい。
また、メッセージ受信者は携帯電話14や固定電話15で音声メッセージを受信することとしているが、受信に用いられる端末は特に限定されるものではなく、IP電話として用いられるパーソナルコンピュータなどその他の情報端末を用いることとしてもよい。
図2、図3は、スケジュール入力者がパーソナルコンピュータのスケジューラ等からスケジュールデータを入力する入力画面の例を示している。図2は、スケジューラに登録する情報について、併せて音声メッセージの受信が設定できる入力画面の一例である。スケジュール入力者は、画面上のプルダウンメニューから、スケジュールを登録するイベントの日付、時刻等を選択する。ここで選択された日時が音声メッセージを発信する基準時刻としてスケジュール通知サーバ13へ送信されるが、通知時間を設定するための「何分前」のプルダウンメニューを選択することによって、さらに「イベントの開始時刻から○分前」といった発信時刻の設定も可能になる。
また、「秘書名」のプルダウンメニューを選択することによって、音声メッセージを選択された秘書の声を合成した音声で発信することができる。「連絡番号」のプルダウンメニューでは「携帯」「固定電話」等を選択すると、予めスケジューラに選択された電話番号がスケジュール通知サーバ13へ送信される。
図2の例では、発信される音声メッセージの内容は、選択された予定の内容をスケジュール通知サーバ13において記憶している定型メッセージに埋め込むことによって作成される。この例であれば、「会議まであと20分ですので、営業会議第三会議室に向かって下さい。」というメッセージを読み上げることとすればよい。
また、図2の例の他に、既にスケジューラに入力されたイベントに関するデータについて、スケジュールデータを入力してスケジュール通知サーバ13へ送信するよう構成することもできる。例えば、スケジューラでスケジュール情報をカレンダー上に表示し、カレンダー上に表示された所定のイベントをクリックすると、そのイベントに関する日付、時刻、イベント内容に関する情報等をスケジューラから自動的に取得して、スケジュール通知サーバ13へ送信するよう構成してもよい。
図3は、スケジュール入力者がスケジュールデータを入力するモーニングコール専用の入力画面の一例である。この例でも同様に、音声メッセージの発信に必要な情報がプルダウンメニューから選択されて、スケジュールデータとしてスケジュール通知サーバ13へ送信される。
図4は、本発明においてスケジュール通知サーバに登録される、スケジュールデータの構成の一例を示している。スケジュールデータは、発信する音声メッセージ毎に作成され、イベントIDによって音声メッセージが特定される。イベントIDは、他のユーザの音声メッセージとも識別できるように、全てのユーザが登録したイベントに対してユニークなIDが付与される。
スケジュールデータを登録するレコードには、イベント名や、イベントの開始時刻、終了時刻などの基本情報のほか、開始時刻の所定時間前になったらアラームを発呼して欲しい場合には事前アラームに希望する時間が登録されている。音声メッセージとして読み上げられるテキストについては、テキストデータをそのまま格納してもよいし、定型メッセージを使用する場合であれば定型メッセージを特定するコード等を格納することとしてもよい。又は、音声メッセージを読み上げた音声合成ファイルを別途格納し、イベントIDによって紐付けることとしてもよい。
図4の例に示した項目のうち、開始時刻、音声の種類、テキスト、連絡先については、音声メッセージを発信するために必須の項目となるが、繰返し回数、待機時間間隔等については、任意に指定することができる発信条件となっている。連絡先については2以上の電話番号を指定して、着呼に対する応答がない場合は順に次の連絡先を発呼することとしてもよい。本発明では音声メッセージを発信するので、通常は連絡先には電話番号が登録されるが、例えばIP電話で発信する場合の宛先となるコンピュータの識別番号、電子メールで音声合成ファイルを送信する場合の電子メールアドレス等を指定することも可能である。
図5は、スケジュール通知サーバ13の基本的な構成を示している。尚、この図において示された各部のうち、データ格納部22、音素データ記憶部24は、それぞれコンピュータのハードディスクの所定の領域が指定されることが一般的である。また、スケジュールデータ受信部21、音声ファイル合成部23、時間管理部25、発呼部26は、スケジュール通知サーバ13によって実行される機能を表示したものであって、実際は各々の機能を実行するためのアプリケーションプログラムがハードディスクから読み出されて、ROMに記憶された入力制御や出力制御などのハードウェア制御のための基本的な各種プログラムを起動し、RAMをアプリケーションプログラムのワークエリアとして機能させながら、CPUが演算処理を行う。
パーソナルコンピュータ11や携帯電話12からスケジュール入力者から送信されたスケジュールデータは、スケジュールデータ受信部21において受信され、データ格納部22に図4の例に示したようなデータ形式で格納される。データ格納部22には、発信する音声メッセージ毎にレコードが設けられ、イベントIDによって発信する音声メッセージの内容や発信条件が特定される。
音声ファイル合成部23は、データ格納部22からイベントID、テキストデータ、音声の種類に関するデータを取得して、音素データ記憶部24から指定された音声の種類に対応する音素データを読み出して、音声合成ファイルを作成する。音声合成ファイルはデータ格納部22に格納されるが、イベントIDをキーにしてスケジュールデータと関連付けられる。
尚、音声ファイル合成部23と音素データ記憶部24は、必ずしもスケジュール通知サーバ13に備えられなければならないものではなく、音声合成サービスを提供する他の事業者のコンピュータシステムに備えられるものであってもよいし、音声合成サービスを提供するASP事業者から音声合成時にそれぞれ必要なプログラム等の貸与を受けることとしてもよい。
時間管理部25は、データ格納部22からイベントID、イベントの開始時刻等に関するデータを取得して、音声メッセージを発信する時間を管理する。スケジュールデータにイベントの開始時刻と当該開始時刻を基準にした音声メッセージを発信する指定時間が登録されている場合には、開始時刻に対して指定時間前の時刻を発信時刻として特定する。スケジュール通知サーバ13に備えられた時計機能から音声メッセージを発信する時刻に到達したことが検出されると、発呼部26に対してイベントIDとともに音声メッセージの発信指示を通知する。
時間管理部25から発信指示を受けると、発呼部26はデータ格納部22からイベントIDに対応する連絡先情報、音声合成ファイルを読み出して、メッセージ受信者の指定した連絡先へ発呼する。メッセージ受信者側で着呼して通話が確立されると、合成音声ファイルを再生して音声メッセージを発信する。
図6のフローチャートを用いて、本発明にかかるスケジュール通知システムによって、音声メッセージを発信するためのスケジュールデータをセットするフローについて説明する。スケジュール通知サーバがスケジュール入力者により入力されたスケジュールデータを受信すると(S01)、データ格納部に該データを格納する(S502)。
次に、音声ファイル合成部において、音声メッセージの音声の種類に対応する音素データを音素データ記憶部から読み出して(S03)、音声メッセージのテキストデータを読み上げた音声合成ファイルを作成する(S04)。作成した音声合成ファイルは、データ格納部にスケジュールデータと関連付けて格納する(S05)。
併せて、時間管理部においては、イベントの開始時刻と当該開始時刻を基準にした音声メッセージを発信する指定時間から、開始時刻に対して指定時間前の時刻を発信時刻として算出し(S06)、発信時刻を記憶する(S07)。
図7のフローチャートを用いて、本発明にかかるスケジュール通知システムによって、音声メッセージを発信するフローについて説明する。時間管理部は、記憶された発信時刻になったか否か、サーバに備えられた時計機能を常時監視している(S11)。
発信時刻に到達したことが検出されると、連絡先1として登録された電話番号に向けて音声メッセージの呼を発呼する(S12)。所定の時間内に着呼に対する応答があった場合には(S13)、音声合成ファイルを再生して(S14)、音声メッセージの発信処理を終了する。所定の時間内に着呼に対する応答がなかった場合は(S13)、連絡先1への発呼を停止し、複数の連絡先が登録されている場合には、次に指定されている連絡先2へ新たな呼を発呼する(S15)。所定の時間内に着呼に対する応答があった場合には(S16)、音声合成ファイルを再生して(S14)、音声メッセージの発信処理を終了する。
所定の時間内に着呼に対する応答がなかった場合は(S16)、所定の時間待機し(S19)、再び連絡先1への発呼を行う(S12)。連絡先1及び連絡先2へ音声メッセージの発呼を繰り返し、受信者が着呼に応答しない場合の回数をカウントし(S18)、所定の繰り返し回数以上となった場合には、発呼を停止して音声メッセージの発信処理を終了する。
本発明にかかるスケジュール通知システムの構成の一例を示す図である。 スケジュール入力用の端末装置における入力画面の第1の例を示す図である。 スケジュール入力用の端末装置における入力画面の第2の例を示す図である。 本発明で用いられるスケジュールデータの構成の一例を示す図である。 本発明にかかるスケジュール通知システムに用いられるサーバの構成を示すブロック図である。 本発明にかかるスケジュール通知システムによって、音声メッセージを発信するためのスケジュールデータをセットするフローを示すフローチャートである。 本発明にかかるスケジュール通知システムによって、音声メッセージを発信するフローを示すフローチャートである。
符号の説明
11 パーソナルコンピュータ
12 携帯電話
13 スケジュール通知サーバ
14 携帯電話
15 固定電話
21 スケジュールデータ受信部
22 データ格納部
23 音声ファイル合成部
24 音素データ記憶部
25 時間管理部
26 発呼部

Claims (8)

  1. 所定のスケジュールを音声メッセージによって通知するスケジュール通知システムであって、
    前記音声メッセージとして読み上げられるテキストデータを指定するテキスト指定情報、前記音声メッセージの音素を指定する音声指定情報、前記音声メッセージを通知する時刻を特定するための通知時刻情報、及び前記音声メッセージを通知する宛先に関する宛先情報を少なくとも含む前記音声メッセージの通知要求を受け付ける通知要求受付手段と、
    前記通知時刻情報及び前記宛先情報を、前記通知要求を特定する識別情報を付して格納する通知情報格納手段と、
    前記テキスト指定情報により指定されたテキストデータを、前記音声指定情報により指定された音素によって読み上げた音声合成ファイルに、前記識別情報を付して格納する音声合成ファイル格納手段と、
    前記通知情報格納手段に格納された通知時刻情報により特定される時刻に到達したかを監視する通知時刻監視手段と、
    前記通知時刻監視手段が前記通知時刻情報により特定される時刻に到達したことを検出した通知要求について、前記通知要求を特定する識別情報に対応する音声合成ファイルを前記音声合成ファイル格納手段から読み出して、前記音声合成ファイル又は前記音声合成ファイルを再生した音声を、前記識別情報に対応する宛先情報で指定された宛先に発信するメッセージ発信手段と、
    を備えることを特徴とするスケジュール通知システム。
  2. 前記通知時刻情報には、音声メッセージの対象となるイベントの開始時刻と、前記開始時刻を基準にした前記音声メッセージを通知する指定時間が含まれていて、
    前記通知情報格納手段には、前記開始時刻及び前記指定時間、又は前記開始時刻を基準に前記指定時間から算出した通知の発信時刻が、前記通知時刻情報として格納され、
    前記メッセージ発信手段は、前記発信時刻に到達すると、前記音声合成ファイル又は前記音声を発信すること、
    を特徴とする請求項1記載のスケジュール通知システム。
  3. 前記通知要求受付手段は、スケジューラプログラムを備えた端末装置から前記通知要求を受け付けて、
    前記端末装置において、前記開始時刻は、前記スケジューラプログラムにおいて選択されたイベントについて、前記スケジューラプログラムに登録されたイベントの開始時刻に関する情報から取得され、前記指定時間は、前記スケジューラプログラムにおいて入力又は選択された時間によって特定されること
    を特徴とする請求項2記載のスケジュール通知システム。
  4. 前記宛先情報には少なくとも2以上の電話番号が含まれていて、
    前記メッセージ発信手段は、第1の電話番号に前記音声を発呼した後、発呼した呼に所定時間を経過しても応答がない場合には、第2の電話番号に前記音声を発呼すること
    を特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のスケジュール通知システム。
  5. 所定のスケジュールを音声メッセージによって通知するスケジュール通知方法であって、
    前記音声メッセージを通知するためのコンピュータシステムが、前記音声メッセージとして読み上げられるテキストデータを指定するテキスト指定情報、前記音声メッセージの音素を指定する音声指定情報、前記音声メッセージを通知する時刻を特定するための通知時刻情報、及び前記音声メッセージを通知する宛先に関する宛先情報を少なくとも含む前記音声メッセージの通知要求を受け付ける通知要求受付ステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記通知時刻情報及び前記宛先情報を、前記通知要求を特定する識別情報を付して通知情報格納部に格納する通知情報格納ステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記テキスト指定情報により指定されたテキストデータを、前記音声指定情報により指定された音素によって読み上げた音声合成ファイルに、前記識別情報を付して音声合成ファイル格納部に格納する音声合成ファイル格納ステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記通知情報格納部に格納された通知時刻情報により特定される時刻に到達したかを監視する通知時刻監視ステップと、
    前記コンピュータシステムが、前記通知時刻情報により特定される時刻に到達したことを検出した通知要求について、前記通知要求を特定する識別情報に対応する音声合成ファイルを前記音声合成ファイル格納部から読み出して、前記音声合成ファイル又は前記音声合成ファイルを再生した音声を、前記識別情報に対応する宛先情報で指定された宛先に発信するメッセージ発信ステップと、
    を有することを特徴とするスケジュール通知方法。
  6. 前記通知時刻情報には、音声メッセージの対象となるイベントの開始時刻と、前記開始時刻を基準にした前記音声メッセージを通知する指定時間が含まれていて、
    前記通知情報格納部には、前記開始時刻及び前記指定時間、又は前記開始時刻を基準に前記指定時間から算出した通知の発信時刻が、前記通知時刻情報として格納され、
    前記メッセージ発信ステップにおいては、前記発信時刻に到達すると、前記音声合成ファイル又は前記音声を発信すること、
    を特徴とする請求項5記載のスケジュール通知方法。
  7. 前記通知要求受付ステップにおいては、スケジューラプログラムを備えた端末装置から前記通知要求を受け付けて、
    前記端末装置において、前記開始時刻は、前記スケジューラプログラムにおいて選択されたイベントについて、前記スケジューラプログラムに登録されたイベントの開始時刻に関する情報から取得され、前記指定時間は、前記スケジューラプログラムにおいて入力又は選択された時間によって特定されること
    を特徴とする請求項6記載のスケジュール通知方法。
  8. 前記宛先情報には少なくとも2以上の電話番号が含まれていて、
    前記メッセージ発信ステップにおいては、第1の電話番号に前記音声を発呼した後、発呼した呼に所定時間を経過しても応答がない場合には、第2の電話番号に前記音声を発呼すること
    を特徴とする請求項5乃至7いずれかに記載のスケジュール通知方法。
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