JP2006321845A - 固形燃料成型装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水がかけられても該水が内部に浸透することがなく、そのまま良好な固形燃料として使用可能な成型物を成型することができる固形燃料成型装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 軸部100a,100bの外周に螺旋羽根101a,101bが凸設されたスクリュー10a,10bと、該スクリュー10a,10bが内装されると共に、少なくとも廃プラスチックを含んだ成型材料をスクリュー10a,10bに向けて投入可能な供給口110が形成されたバレル11と、バレル11に取り付けられ、スクリュー10a,10bの回転に伴ってバレル11内で溶融した成型材料が成型物として押し出される筒状のノズル12とを備えた固形燃料成型装置であって、ノズル12の外周に向けて冷却水を吐出する吐水手段13を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 軸部100a,100bの外周に螺旋羽根101a,101bが凸設されたスクリュー10a,10bと、該スクリュー10a,10bが内装されると共に、少なくとも廃プラスチックを含んだ成型材料をスクリュー10a,10bに向けて投入可能な供給口110が形成されたバレル11と、バレル11に取り付けられ、スクリュー10a,10bの回転に伴ってバレル11内で溶融した成型材料が成型物として押し出される筒状のノズル12とを備えた固形燃料成型装置であって、ノズル12の外周に向けて冷却水を吐出する吐水手段13を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、廃プラスチックを含んだ材料を固形燃料として成型するための固形燃料成型装置に関する。
近年、環境問題が重視され、種々のリサイクル技術が提供されている。その一つとして、廃プラスチック等を燃料として熱回収を行うサーマルリサイクルが確立している。該廃プラスチックを含む廃材を燃料としてサーマルリサイクルするに当たり、ハンドリング性や、炉等の耐久性、熱回収時の効率化等を考慮して、廃プラスチックに対して古紙等の廃材を所定の比率で混ぜた混合材料(以下、成型材料という)を所定形状に成型し、その成型物を固形燃料として使用するようにしている。
前記成型材料を固形燃料に成型するには、固形燃料成型装置が用いられる。前記固形燃料成型装置は、軸部の外周に螺旋羽根が凸設されたスクリューと、該スクリューが内装されると共に、少なくとも廃プラスチックを含んだ成型材料をスクリューに向けて投入可能な供給口が形成されたバレルと、バレルに取り付けられ、スクリューの回転に伴ってバレル内で溶融した成型材料が成型物として押し出される筒状のノズルとを備えている。
かかる固形燃料成型装置は、スクリューを軸心回りで回転させた状態で、前記供給口に廃プラスチックを含んだ材料を投入することで、スクリューの回転、バレルとスクリューとの相対運動等により、バレル内で材料が混練されるようになっている。そして、前記混練によって発生する摩擦熱等で成型材料中の廃プラスチックが溶融し、成型材料がノズルから連続した成型物として押し出されるようになっている。そして、ノズルから押し出された成型物は、ノズル近傍に配設された切断手段で所定長さに切断されて固形燃料となる(例えば、特許文献1及び2参照)。なお、切断手段は、固形燃料成型装置の一構成として一体的に設けられる場合や、固形燃料成型装置に対して別体で設けられる場合がある。
特開平8−142052号公報
特願平8−93672号公報
ところで、前述の如く、上記構成の固形燃料成型装置は、廃プラスチックを溶融させることで所定の形状(軸状)に成型するように構成されているため、成型物は非常に高温な状態で排出される。
そのため、成型物の熱が起因して成型物が燻ったり、発火したりする虞があるとして、成型物を貯留されるヤード等において、煙或いは熱を感知することで消化水を吐出するスプリンクラー等の消化設備の設置が義務づけられる傾向にある。
しかしながら、上記構成の固形燃料成型装置によって成型された固形燃料は、前記消化設備が作動して成型物に消化水がかけられると、水を含んだものとなり固形燃料として使用できなくなるといった問題がある。
即ち、上記構成の固形燃料成型装置は、混練された成型材料から成型物を成型するため、成型物の内部に空隙が形成される傾向にある。また、成型途中の成型材料(半成型物)がノズルを通過するに際し、溶融状態にある廃プラスチックの粘性によってノズルとの間で多きな抵抗が生じ、その結果、成型物の表面が粗面(内部の空隙に連通した凹凸面)になる傾向にある。そのため、上述の如く、消化設備が作動してヤード内の成型物に消化水がかけられると、外周面の凹部から内部の空隙に消化水が浸透し、成型物が水を含んだものとなってしまい、良好な固形燃料として使用することができないといった問題がある。このように固形燃料に水が浸透した場合、該固形燃料(成型物)を乾燥させることも考えられるが、内部にまで水が浸透した成型物を乾燥させるには、非常に大きなエネルギーを消費するため、リサイクル(資源の有効活用)といった観点において、矛盾が生じることになる。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、水がかけられても該水が内部に浸透することがなく、そのまま良好な固形燃料として使用可能な成型物を成型することができる固形燃料成型装置を提供することを課題とする。
本発明に係る固形燃料成型装置は、軸部の外周に螺旋羽根が凸設されたスクリューと、該スクリューが内装されると共に、少なくとも廃プラスチックを含んだ成型材料をスクリューに向けて投入可能な供給口が形成されたバレルと、バレルに取り付けられ、スクリューの回転に伴ってバレル内で溶融した成型材料が成型物として押し出される筒状のノズルとを備えた固形燃料成型装置であって、前記ノズルの外周に向けて冷却水を吐出する吐水手段を備えたことを特徴とする。なお、ここで冷却水とは、ノズルを冷却するための水を意味し、水道等から引き込んだ水(常温の水)や、常温の水を冷却した低温の水、井戸等から汲み上げた水等を含む概念である。
上記構成の固形燃料成型装置によれば、吐水手段から吐出された水によってノズルが冷却されることになる。これにより、バレル内で溶融状態にある成型材料がノズルを通過するに伴って、バレル内部よりも低温となったノズルと接触する部分(成型物の外周となる部分)が冷却されて経時的に硬化することになる。このように溶融状態にあった成型材料をノズルで冷却しつつ該ノズルから押し出すと、ノズルの内面形状に即して略滑面状態となった外周面を有する成型物が形成される。即ち、ノズルからの押し出し(ノズルによる成型)と成型材料の冷却とを略同じタイミングで行うことで、溶融状態で粘性が高かった成型材料(半成型物)の外周の粘性が低くなりながら、ノズルの内周面と相対的に移動することになり、成型物の外周面がノズルの内周面に即した形状になって押し出される。
従って、完成した成型物の表面が略滑面であるため、消化水等の消化水等の水分が内部に浸透することがない。また、上述の如く、冷却水によって冷却されたノズルによって成型物の少なくとも外周を冷却して硬化させるので、完成した成型物が、燻ったり発火したりするのを抑えることができる。
本発明の一態様として、ノズルから押し出された成型物を切断する切断手段を更に備え、前記切断手段は、前記ノズルから押し出された成型物を押圧することで成型物を切断するように構成されてもよい。本発明に係る固形燃料成型装置は、上述の如く、外周面を硬化させた成型物を成型することができるので、成型物を押出方向と交差する方向に押圧するだけで成型物を切断する(破断させる)ことができる。このように、成型物を押圧するだけで成型物を切断できれば、切断手段に鋭い刃を備えたカッター等のような高価な刃物等を採用する必要がなく、メンテナンス性やランニングコスト等においても非常に貢献できるといった効果を奏する。
本発明の固形燃料成型装置によれば、水がかけられても該水が内部に浸透することがなく良好に燃焼する固形燃料を成型することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態に係る固形燃料成型装置について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る固形燃料成型装置は、廃プラスチックを含んだ成型材料(例えば、廃プラスチックと古紙とを混合したもの)をサーマルリサイクル(熱回収)用の固形燃料として成型するためのものであり、図1及び図2に示す如く、成型材料を棒状に成型する成型部1と、該成型部1を駆動する駆動部2とで構成されており、これらは共通の架台3(以下、共通架台という。)上に設けられている。
前記成型部1は、図3に示す如く、軸心周りで回転するスクリュー10a,10bと、該スクリュー10a,10bが内装されると共に、廃プラスチック及び古紙(以下、成型材料という。)をスクリュー10a,10bに向けて投入可能な供給口110が形成されたバレル11と、該バレル11に取り付けられ、前記スクリュー10a,10bの回転に伴ってバレル11内の成型材料が成型物として押し出される筒状のノズル12,12…と、ノズル12,12…の外周に向けて冷却水を吐出する吐水手段13(図4(ロ)参照)とを備えている。さらに、本実施形態に係る固形燃料成型装置(成型部1)は、ノズル12,12…から押し出される成型物を所定範囲内の長さに切断する切断手段14を備えている。
前記スクリュー10a,10bは、軸部100a,100bと、該軸部100a,100bの外周面に所定高さで且つ軸心方向に所定ピッチで凸設された螺旋羽根101a,101bとで構成されている。
本実施形態において、前記スクリュー10a,10bは、二本並列に設けられている。二本のスクリュー10a,10bのそれぞれは、螺旋羽根101a,101bの巻方向が逆方向になっており、前記バレル11に内装された状態で、互いの螺旋羽根101a,101bの一部同士が軸心方向に所定間隔をおいて重なり合うように、前記バレル11内に内装されている。つまり、二本のスクリュー10a,10bは、バレル11に内装された状態で、各軸部100a,100bの軸心間を基準にして鏡像関係をなすように螺旋羽根101a,101bが形成されており、互いの螺旋羽根101a,101bの干渉を防止すべく、鏡像関係で配設された二本のスクリュー10a,10bのうち、一方のスクリュー10aに対して他方のスクリュー10bを180°軸心周りで回転させた状態で配置されている。各スクリュー10a,10bは、一端部が後述するダイスプレート113に軸支されており、他端が前記駆動部2の後述する分配軸211a,211bに接続されている。
前記バレル11は、前記スクリュー10a,10bを軸心周りで回転可能に内装するスクリュー内装穴111が形成されている。該バレル11は、前記スクリュー10a,10bを横臥状態で内装すべく、スクリュー内装穴111の穴中心が略水平になるように設けられている。即ち、該バレル11は、内穴で前記スクリュー内装穴111を構成すべく両端が開口した筒状に形成されており、該両端開口が横方向に位置するように横臥した態様で設けられている。
前記スクリュー内装穴111は、上述の如く、二本のスクリュー10a,10bを互いの螺旋羽根101a,101bの一部同士が軸心方向に所定間隔をおいて重なり合うように内装すべく、断面瓢箪型に形成されている。
そして、該バレル11の上面(上方側に位置する周壁)には、成型材料が供給される供給口110が形成されており、内装したスクリュー10a,10bに向けて成型材料を供給できるようになっている。また、バレル11の下部には、当該バレル11と一体的に形成された脚部112が設けられており(図1参照)、該脚部112を介して共通架台3に固着されている。つまり、バレル11と駆動部2とを共通架台3上に固着することで、スクリュー10a,10bの作動によって軸力が生じても、バレル11と駆動部2との位置関係に変動が生じることがなく、駆動部2からの駆動をスクリュー10a,10bに伝達できると共に、スクリュー10a,10bとバレル11との位置関係が成型において適切な位置関係で維持できるようになっている。
前記ノズル12,12…は、図3及び図4(イ)に示す如く、バレル11の一端開口を閉塞するプレート状のダイスプレート113を介してバレル11に取り付けられている。つまり、回転するスクリュー10a,10bで成型材料がバレル11の一端開口側に送られることになるので、両端開口状態にあるバレル11の一端開口をダイスプレート113で閉塞し、該ダイスプレート113にバレル11の内部と外部とを連通させる筒状のノズル12,12…を設けることで、該ノズル12,12…を介してバレル11内の成型材料を成型物として外部に押し出せるようになっている。
前記ダイスプレート113は、バレル11の一端開口に対して開閉可能に設けられており、該バレル11の一端開口を閉じた状態で、前記スクリュー10a,10bの一端(先端)を軸支できるようになっている。前記ノズル12,12…は複数設けられており、各ノズル12,12…は、バレル11の一端開口をダイスプレート113で閉塞した状態(スクリュー10a,10bの先端を軸支した状態)で、該ダイスプレート113におけるスクリュー10a,10bの螺旋羽根101a,101bと対向する円環状の領域に周方向に間隔を有して設けられている。また、該ダイスプレート113の外周には、複数のヒータHが設けられており、起動時にバレル11及びダイスプレート113を所定温度に加熱しておくようになっている。なお、本実施形態に係るヒータHは、運転時においてもバレル11及びダイスプレート113の温度が所定温度よりも低くなったときに加熱するように設定されており、これらを所定温度で維持させるようになっている。
前記吐水手段13は、図4(ロ)に示す如く、ノズル12,12…の外周に向けて水を吐出できるように配置された吐水ノズル130と、該吐水ノズル130と工業用水や水道水等の一次側配管(図示しない。)とを接続した配管131(以下、二次側配管という)とで構成されている。本実施形態に吐水手段13は、二次型配管131の途中に手動の開閉バルブ132が設けられている。本実施形態に係る吐水手段13は、基本的に固形燃料を成型している間、常時吐水ノズル130からノズル12,12…に向けて冷却水を吐出し、ノズル12,12…を冷却するようにしている。
図3に戻り、本実施形態に係る成型部1は、前記吐水ノズル130からの冷却水がバレル11のヒータHにかかるのを防止するジャマ板133が設けられている。かかるジャマ板133は、前記ノズル12,12…の配置に対応した複数の穴が穿設されており、ダイスプレート113と対向するように前記ノズル12,12…が各穴に挿入された状態で配置されている。これにより、ノズル12,12…に向けて吐出した冷却水がバレル11にかかり、該バレル11が必要以上に冷却されるのを防止するようにしている。また、ジャマ板133は、切断手段14による切断作用によって成型物がバレル11側に排出されてしまうのを防止する役目も担っている。即ち、本実施形態に係る成型部1は、ノズル12,12…と切断手段14との間に所定の間隔があけられており、該間隔内にノズル12,12…から押し出された成型物を搬出するための搬出手段(例えば、ベルトコンベア)を配設できるようになっている。従って、前記ジャマ板133は、ノズル12,12…から押し出された成型物がコンベア以外の領域に排出されるのを防止する役目も担っている。
さらに、本実施形態に係る成型部1は、上述の如く、吐水手段13を設けているので、該吐水手段13からの冷却水が周辺(特には、切断手段14の後述する電動モータM2)にかからないようにカバー134が設けられている。かかるカバー134は、ダイスプレート113と切断手段14の電動モータM2との間を包囲するように形成されており、前記ジャマ板133及び後述する切断バー140a,140bが該カバー134の内側に位置するように設けられている。これにより、当該カバー134は、ジャマ板133と同様に、ノズル12,12…から押し出された成型物がコンベア以外の領域に排出されるのを防止する役目も担っている。本実施形態に係る吐水手段13(吐水ノズル130)は、該カバー134の上部に取り付けられており、当該カバー134を吐水ノズル130の取付用フレームとして兼用させている。
前記切断手段14は、ノズル12,12…から押し出される成型物を、該成型物の押し出し方向と交差(略直交)方向に押圧できるようになっている。具体的には、前記ダイスプレート113に対し、成型物の排出側で所定間隔を有して配設されている。本実施形態に係る切断手段14は、電動モータM2と、該電動モータM2の出力軸に対し、該出力軸の軸線と略直交方向するように連結された切断バー140a,140bとで構成されている。本実施形態に係る切断手段14は、切断バー140a,140bを二本備えており、それぞれが略直交する配置となるように電動モータM2の出力軸に対して回転不能に固定されている。
該切断手段14は、電動モータM2(本実施形態においては、減速機付き電動モータ)を駆動することで前記切断バー140a,140bを所定の回転数で回転させ、ノズル12,12…から押し出されてくる成型物を押出方向と直交する方向から押圧することで成型物を切断するようになっている。本実施形態に係る切断手段14は、前記切断バー140a,140bを略一定の回転数で回転させるようになっており、ノズル12,12…からの成型物の押し出し速度と、切断バー140a,140bの回転数との相関関係により、成型物を所定範囲の長さで切断できるようになっている。
図1及び図2に戻り、前記駆動部2は、駆動源である電動モータM1と、該電動モータM1の出力回転速度(回転数)を減速する減速機20と、該減速機20の出力を前記二本のスクリュー10a,10bに分配する分配機21とで構成されており、これらは、バレル11が固定された前記共通架台3上に適宜配置されて固定されている。
前記分配機21は、箱状のケース210と、該ケース210に内装されて互いに噛合する二つのギア(図示しない)と、各ギアに対して同心で挿通された分配軸211a,211bとで構成されている。
前記二つのギアは、歯数、ピッチ径、歯幅等が同一に設定されており、当該分配機21で電動モータ(減速装置)の出力回転を減速しないようになっている。なお、各ギアの潤滑は、ギアの一部が浸漬するようにケース210内に潤滑油を貯めておいて各ギアの回転で潤滑させる、いわゆる、オイルバス方式による潤滑方法が採用されている。
一方のギアに挿通された分配軸211aは、両端部がケース210の壁部を貫通しており、一端が一方のスクリュー10aに接続され、他端が減速機20の出力軸に接続されている。その一方で、他方のギアに挿通された分配軸211bは、一端側がケース210の壁部を貫通しており、該一端が他方のスクリュー10bに接続されている。
これにより、電動モータM1の駆動(回転)が減速機20及び分配機21を介して二本にスクリュー10a,10bに伝達され、各スクリュー10a,10bがバレル11(スクリュー内装穴111)の中心側に向けて回転し、投入された成型材料がバレル11の中央(バレル11のスクリュー内装穴111の中心)に寄せられつつ、ダイスプレート113(ノズル12)に送られ、最終的にノズル12,12…から押し出されるようになっている。
本実施形態に係る固形燃料成型装置は、以上の構成からなり、次に、該固形燃料成型装置の作動について説明する。なお、以下の説明において、廃プラスチックと古紙とを混合した成型材料を用いた場合を一例にして説明することとする。
まず、ダイスプレート113に設けたヒータHで、該ダイスプレート113及びバレル11の温度を所定温度にして成型材料をバレル11の供給口110から供給する。この際、吐水ノズル130からノズル12,12…に向けて吐水しノズル12,12…が高温になるのを防止しておく。
そして、成型材料を略一定量で連続的に供給すると、供給口110から供給された成型材料は、二本のスクリュー10a,10bの回転によって攪拌(混練)されつつノズル12,12…(ダイスプレート113)側に送られ、ダイスプレート113近傍で一時的に滞留して更に混練される。
そうすると、ダイスプレート113近傍での滞留によって生じる摩擦熱により、成型材料内の廃プラスチックが溶融し、該廃プラスチックが混練された古紙同士をつなぐバインダーとなる。なお、前記摩擦熱等によってバレル11の温度を所定温度で維持できるようになると、ヒータHによる加熱が停止される。
そして、このように成型材料(廃プラスチック及び古紙)が混練されて該廃プラスチックが溶融すると、各ノズル12,12…から混練されて略一体化した成型材料(廃プラスチック及び古紙)が長尺な状態で押し出される。この際、上述のように、吐水ノズル130からの冷却水によってノズル12,12…が冷却されているため、溶融状態で粘性が高かった成型材料(半成型物)の外周の粘性が低くなりながら(外周が硬化しながら)、ノズル12,12…の内周面と相対的に移動することになり、成型物の外周面がノズル12,12…の内周面(円筒面)に即して略滑面をなした円柱面になって押し出される。なお、前記吐水手段13(吐水ノズル130)は、ノズル12,12…の外周に向けて冷却水を吐水しているが、冷却水は当然にノズル12,12…の周囲にまで及んでいるので、押し出された成型物にも該冷却水がかかることになる。しかしながら、上述の如く、成型物の外周面は既に略滑面の如く均一な面となって、内部の空隙等との連通が経たれており、かかった冷却水が内部に浸透することがなく、それが該成型物を冷却させるように作用することになり、貯留ヤード内での燻りや発火を防止できるといった効果を奏することになる。
そして、ダイスプレート113に対向した配設された切断手段14の切断バー140a,140bが、所定の回転数で回転しているので、成型物の押し出しタイミングと、切断バー140a,140bの略一定の回転との相関関係により、ノズル12,12…から押し出された成型物が所定の長さ(所定範囲内での長さ)に切断されて固形燃料となる。この成型物の切断について説明すると、成型物は少なくとも外周面が硬化しているので、その成型物に対して押し出し方向と交差(本実施形態においては直交)方向に押圧する(力を加える)と、硬化状態になった成型物に大きな曲げ作用が生じ、最終的に破断する(切断される)ことになる。このように成型物を切断するに際し、切断バー140a,140bの押圧で成型物が一時的に折れ曲がった状態になっても、該成型物の外周が既に硬化状態にあるため、周囲に付着することがない。
そして、切断された成型物(固形燃料)は、前記搬出手段で貯留ヤードにまで搬送され、山積みされることになる。かかる成型物は、上述の如く、成型時においてノズル12,12…で冷却されている上に、ノズル12,12…から押し出されたときにノズル12,12…を冷却するための冷却水がかかっているため、貯留ヤードに貯留された状態で内部の熱で燻ったり発火したりすることはないが、万一、そのような事態になって消化水がかけられたとしても、上述の如く、成型物の外周面が略滑面状態をなして水が内部に進入する経路が経たれた状態になっているので、水が内部に浸透することなく、そのまま良好な固形燃料として使用することができる。
かかる固形燃料は、ボイラの燃料(化石燃料の代替え)、製鉄原材料(鉄鉱石の還元剤としてコークスの代替え)、キルン焼成用の燃料(石灰焼成用の化石燃料の代替え)、溶鉱用鎮静剤(製鉄所転炉の湯面を鎮静化させる鎮静剤)等として利用される。
以上のように、本実施形態に係る固形燃料成型装置は、ノズル12,12…に向けて水を吐出する吐水手段13(吐水ノズル130)を備えているので、内部への水の浸透経路を絶った均一面からなる外周面の成型物を形成することができる。これにより、水がかけられても該水が内部に浸透することがなく、そのまま良好な固形燃料として使用可能な成型物を提供することができる。
また、上述の如く、成型物を押圧して該成型物を切断する切断手段14を設けるようにしたので、高価な刃物等を採用する必要がなくコスト面において非常に貢献することができる。さらに、鋭利なカッターを採用した場合のように、カッターのメンテナンス等が必要なく、当該切断手段14に対するメンテナンスの簡略化を達成することができる。
尚、本発明の固形燃料成型装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、成型材料として廃プラスチックと古紙とを混合させたものを採用したが、サーマルリサイクルの固形燃料の成型材料は、これに限定されるものではなく、少なくとも溶融状態から成型可能な廃プラスチックを含んだものであればよい。但し、後の工程で使用される炉等の性能に対応した火力が得られる固形燃料にするには、上記実施形態の如く廃プラスチックに古紙や木材等の可燃廃棄物を適量混合させることはいう迄もない。
上記実施形態において、吐水手段13(吐水ノズル130)から常時一定量の水を吐出するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、吐水ノズル130から水を吐水することで、バレル11の温度が低下する傾向にある場合に、吐水ノズル130からの吐水の流量調整を行うべく、吐水ノズル130と前記配管とを接続する配管系に、バレル11の温度を測定する前記温度センサの検知結果に基づいて流路を開閉する開閉バルブを設けるようにしてもよい。
上記実施形態において、両端が開口した筒状のバレル11を採用したため、ダイスプレート113を介してノズル12,12…をバレル11に取り付けるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、一端側が閉塞状態にしてバレル11を形成し、該閉塞部分にノズル12,12…を直接的に取り付けるようにしてもよい。但し、スクリュー10a,10bの交換等のメンテナンス性を考慮すれば、上記実施形態のように、バレル11に対してダイスプレート113を開閉可能に取り付け、該ダイスプレート113を介してノズル12,12…をバレル11に対して間接的に取り付けることが好ましい。
また、上記実施形態において、カバー134及びジャマ板133を設けたが、これらは必要に応じて適宜採用するようにすればよい。従って、吐水手段13(吐水ノズル130)は、カバー134に取り付けられるものに限定されるものではなく、例えば、独立したフレームを設け、該フレームに吐水手段13を取り付けるようにすればよい。この場合においても、冷却水をノズル12,12…の外面に向けて吐出できるように設けることは勿論のことである。
上記実施形態において、バレル11内にスクリュー10a,10bを2本内装したが、これに限定されるものではなく、例えば、バレル11内に一本のスクリューを内装したものであってもよい。このようにしても、スクリューの回転に伴って成型材料がノズル12…側に押され、その結果ノズル12…近傍で成型材料が混練されて溶融状態にしてノズル12から押し出すことができるので、ノズル12…に水をかけて冷却することで、上記実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。また、ノズル12…に向けて吐出する水は、工業用水や水道水に限定されず、井戸水等であっても勿論よい。
上記実施形態において、切断手段14を設けたが、これに限定されるものではなく、切断手段14は、必要に応じて適宜設ければよい。但し、成型物(固形燃料)のハンドリング性等を考慮すれば、上記実施形態と同様に切断手段14を設けることが好ましい。
1…成型部、2…駆動部、3…共通架台、10a,10b…スクリュー、11…バレル、12…ノズル、13…吐水手段、14…切断手段、20…減速機、21…分配機、100a,100b…軸部、101a,101b…螺旋羽根、110…供給口、111…スクリュー内装穴、112…脚部、113…ダイスプレート、130…吐水ノズル、131…二次型配管(配管)、132…開閉バルブ、133…ジャマ板、134…カバー、140a,140b…切断バー、210…ケース、211a,211b…分配軸、H…ヒータ、M1…電動モータ、M2…電動モータ
Claims (2)
- 軸部の外周に螺旋羽根が凸設されたスクリューと、該スクリューが内装されると共に、少なくとも廃プラスチックを含んだ成型材料をスクリューに向けて投入可能な供給口が形成されたバレルと、バレルに取り付けられ、スクリューの回転に伴ってバレル内で溶融した成型材料が成型物として押し出される筒状のノズルとを備えた固形燃料成型装置であって、ノズルの外周に向けて冷却水を吐出する吐水手段を備えたことを特徴とする固形燃料成型装置。
- ノズルから押し出された成型物を切断する切断手段を更に備え、前記切断手段は、前記ノズルから押し出された成型物を押圧することで成型物を切断するように構成されている請求項1記載の固形燃料成型装置。
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- 2005-05-17 JP JP2005144194A patent/JP2006321845A/ja active Pending
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