JP2006321627A - エレベータのかご室 - Google Patents
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Abstract
【課題】 壁パネルの中央に補強に代わって、プレスの凹部又は凸部により、壁パネル自体に強度を持たせ、しかもプレス部分をアクセントとして意匠性を持たせるようにしたエレベータのかご室を提供するものである。
【解決手段】 複数の壁パネル2を組み合わせ、各壁パネルの縁部に形成された折曲部を
互いに連結することにより構成されるものにおいて、各壁パネルの中間部にプレス凹部3
又は凸部を備えることにより、壁パネル自体に強度を持たせる。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の壁パネル2を組み合わせ、各壁パネルの縁部に形成された折曲部を
互いに連結することにより構成されるものにおいて、各壁パネルの中間部にプレス凹部3
又は凸部を備えることにより、壁パネル自体に強度を持たせる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、エレベータのかご室の構造を簡素化して製作コストを下げて、しかも意匠性を高めたエレベータのかご室に関するものである。
従来、複数の側板の縁部に形成した曲折部を互いに連結して壁を形成してなるエレベータのかごにおいて、曲折部は、縁部をかごの内側に折り曲げて形成した第1の面を有し、隣り合う側板の第1の面を互いに合わせてボルト、ナットで連結するように構成している(例えば、特許文献1参照)。
従来のエレベータのかごでは、壁パネルとなる側板は、連結部である曲折部で強度を持たせているため、板厚1.6mm程度の鋼板を曲げて、幅350〜400mm程度にしているが、幅が400mmを越えると、壁パネルの強度が弱くなり、壁パネルの裏面中央に縦補強や水平補強を溶接などにより取り付ける必要があった。このような縦補強あるいは水平補強を溶接すると、壁パネルに歪みや溶接痕ができるので、その除去に手間がかかるという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、壁パネルの中央に補強に代わって、プレスの凹部又は凸部により、壁パネル自体に強度を持たせ、しかもプレス部分をアクセントとして意匠性を持たせるようにしたエレベータのかご室を提供するものである。
この発明に係るエレベータのかご室においては、複数の壁パネルを組み合わせ、各壁パ
ネルの縁部に形成された折曲部を互いに連結することにより構成されるものにおいて、各
壁パネルの中間部にプレス凹部又は凸部を備えたものである。
ネルの縁部に形成された折曲部を互いに連結することにより構成されるものにおいて、各
壁パネルの中間部にプレス凹部又は凸部を備えたものである。
この発明によれば、各壁パネルの中間部にプレス凹部又は凸部を備えたので、壁パネル自体に強度を持たせ、しかもプレス部分をアクセントとして意匠性を持たせたエレベータのかご室を提供することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室内を正面から見た斜視図、図2はかご室の壁パネルを裏面から見た斜視図、図3は図2のA−A線に沿った断面図、図4は壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、1はエレベータのかご天井、1aはかご天井1に設けられた照明器具、2はかご室の側板を形成する壁パネル、3は壁パネル2の中央に上中下3段に付けられた水平方向のプレス凹部、3aはプレス凹部3の表面に施された塗装面である。なお、6は幅木、7はかご床である。
この実施の形態1では、壁パネル2は、左右、上下の4辺にそれぞれプレスにより折り曲げ形成された折曲部を有し、中央の平板部にプレスの凹部3を上中下3段に設けたものである。これにより壁パネル2は平板部の強度を十分に確保することができる。またプレス凹部3が、かご室内装における意匠上のアクセントとなるものである。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室内を正面から見た斜視図、図2はかご室の壁パネルを裏面から見た斜視図、図3は図2のA−A線に沿った断面図、図4は壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、1はエレベータのかご天井、1aはかご天井1に設けられた照明器具、2はかご室の側板を形成する壁パネル、3は壁パネル2の中央に上中下3段に付けられた水平方向のプレス凹部、3aはプレス凹部3の表面に施された塗装面である。なお、6は幅木、7はかご床である。
この実施の形態1では、壁パネル2は、左右、上下の4辺にそれぞれプレスにより折り曲げ形成された折曲部を有し、中央の平板部にプレスの凹部3を上中下3段に設けたものである。これにより壁パネル2は平板部の強度を十分に確保することができる。またプレス凹部3が、かご室内装における意匠上のアクセントとなるものである。
この実施の形態1の構成によれば、壁パネル2はプレス凹部3により平板部分の強度が十分に出せるため、追加する補強が不要であり、製作コストを下げることができ、かごの軽量化が可能となる。しかも、プレス凹部のアクセントが斬新な意匠として提供できるので、更にその部分を塗装面3aを施せば異なる意匠を演出することができる。
なお、この例では、プレスの凹部3としたが、反対側に凹ませて凸状としても良い。また、ステンレス材などで構成した凸状とすることで、凸部を荷摺りと兼用にすることもできる。
なお、この例では、プレスの凹部3としたが、反対側に凹ませて凸状としても良い。また、ステンレス材などで構成した凸状とすることで、凸部を荷摺りと兼用にすることもできる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、3は壁パネル2の中央に上中下3段に付けられた水平方向のプレス凹部、3bはプレス凹部3の表面に接着された例えば絨毯状あるいは和紙のような繊維材である。
エレベータの壁パネルとしては、金属の単一素材だけの壁では乗客に冷たい感じを与えるが、この実施の形態2では、例えば絨毯状の繊維材3bを貼ることで、暖か味のある意匠とすることができる。また和紙のような繊維材を貼れば、落ち着きのある意匠とすることができる。
図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、3は壁パネル2の中央に上中下3段に付けられた水平方向のプレス凹部、3bはプレス凹部3の表面に接着された例えば絨毯状あるいは和紙のような繊維材である。
エレベータの壁パネルとしては、金属の単一素材だけの壁では乗客に冷たい感じを与えるが、この実施の形態2では、例えば絨毯状の繊維材3bを貼ることで、暖か味のある意匠とすることができる。また和紙のような繊維材を貼れば、落ち着きのある意匠とすることができる。
この実施の形態2によれば、繊維材3bを貼るのはプレス凹部だけなので、変化のある意匠が安価に得られ、しかも凹部なので汚れが付きにくく擦れないので、寿命も長くできて取り替えも容易である。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、3は壁パネル2の中央に上中下3段に付けられた水平方向のプレス凹部、3cはプレス凹部3の表面に接着された加工性の良い樹脂である。
樹脂3cは加工性が良いので大量生産に適している。したがって、この実施の形態2では、エレベータの壁パネルの一部として、同一形状のプレス凹部3に大量生産に適している樹脂3cを貼ることは極めて好都合であり、樹脂に加える模様や色により多種多彩な意匠が得られるという利点がある。
図6はこの発明の実施の形態3におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、3は壁パネル2の中央に上中下3段に付けられた水平方向のプレス凹部、3cはプレス凹部3の表面に接着された加工性の良い樹脂である。
樹脂3cは加工性が良いので大量生産に適している。したがって、この実施の形態2では、エレベータの壁パネルの一部として、同一形状のプレス凹部3に大量生産に適している樹脂3cを貼ることは極めて好都合であり、樹脂に加える模様や色により多種多彩な意匠が得られるという利点がある。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図、図8は塞ぎ板の正面図および縦断面図、図9は塞ぎ板の嵌め込み部の曲げ加工前の状態を示す図、図10は塞ぎ板の嵌め込み部を示す詳細図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、3dはプレス押出穴2gを塞ぐ円弧状の塞ぎ板、3eは塞ぎ板3dの上下部に形成された上下一対の嵌込みガイド、3fは嵌込みガイド3eのU字状切込み、3gは嵌込みガイド3eのU字状切欠き、3hは嵌込みガイド3eの打抜舌部である。
この実施の形態4では、実施の形態1における壁パネル2のプレス凹部をプレス押出穴2gとし、その穴に嵌め込む塞ぎ板3dを用意して、その塞ぎ板3dに実施の形態2における絨毯状等の繊維材3bを接着して被せるか、または実施の形態3における樹脂3cを貼ってから、嵌め込むようにしたものである。図10(a)は嵌込みガイド3eの詳細図であり、プレス切込み加工した状態、図10(b)はガイドを曲げて起こした状態、図10(c)は嵌込み後の抜け止めのため舌部3hを起こして嵌込み完了した状態を示す。
図7はこの発明の実施の形態4におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図、図8は塞ぎ板の正面図および縦断面図、図9は塞ぎ板の嵌め込み部の曲げ加工前の状態を示す図、図10は塞ぎ板の嵌め込み部を示す詳細図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、3dはプレス押出穴2gを塞ぐ円弧状の塞ぎ板、3eは塞ぎ板3dの上下部に形成された上下一対の嵌込みガイド、3fは嵌込みガイド3eのU字状切込み、3gは嵌込みガイド3eのU字状切欠き、3hは嵌込みガイド3eの打抜舌部である。
この実施の形態4では、実施の形態1における壁パネル2のプレス凹部をプレス押出穴2gとし、その穴に嵌め込む塞ぎ板3dを用意して、その塞ぎ板3dに実施の形態2における絨毯状等の繊維材3bを接着して被せるか、または実施の形態3における樹脂3cを貼ってから、嵌め込むようにしたものである。図10(a)は嵌込みガイド3eの詳細図であり、プレス切込み加工した状態、図10(b)はガイドを曲げて起こした状態、図10(c)は嵌込み後の抜け止めのため舌部3hを起こして嵌込み完了した状態を示す。
この実施の形態4によれば、繊維材3bや樹脂3cを接着したのと同じ意匠が得られ、しかも嵌込み式なので交換も容易で、繊維材の模様や色、または樹脂の模様や色を数種類用意しておけば、雰囲気の違う意匠を季節ごとに交換することができる。
なお、樹脂の場合は、塞ぎ板を樹脂材で構成し、この樹脂材に嵌込み溝を設けて、直接樹脂材をプレス押出穴2gに嵌込むこともできる。
なお、この例では、鋼板の壁パネル2に樹脂材を嵌込んだが、例えば鋼板塗装仕上げの壁にステンレス鏡面仕上げの板を嵌める組合わせとすることで、鏡面に写る像から新しいデザインへの広がりの可能性も期待できる。
なお、樹脂の場合は、塞ぎ板を樹脂材で構成し、この樹脂材に嵌込み溝を設けて、直接樹脂材をプレス押出穴2gに嵌込むこともできる。
なお、この例では、鋼板の壁パネル2に樹脂材を嵌込んだが、例えば鋼板塗装仕上げの壁にステンレス鏡面仕上げの板を嵌める組合わせとすることで、鏡面に写る像から新しいデザインへの広がりの可能性も期待できる。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、11aはプレス押出穴2gの外周縁部に設けられたネジ座、11bはプレス押出穴2gの周縁部に設けられた楕円状の四方枠で、この四方枠11bで囲まれた内側部分には和紙3cが貼られている。この四方枠11bと和紙3cによりプレス押出穴2gが塞がれている。11cは四方枠11bをネジ座11aに取り付けるためのネジである。
この実施の形態5では、和紙独特の落ち着いた雰囲気や味わいを醸し出すことができる。また壁の外側から照明すれば更に違った意匠を演出することができる。なお、和紙だけでは悪戯などで破られる惧れがあるならば、背面に透明板等を入れて安全性を確保することもできる。
図11はこの発明の実施の形態5におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、11aはプレス押出穴2gの外周縁部に設けられたネジ座、11bはプレス押出穴2gの周縁部に設けられた楕円状の四方枠で、この四方枠11bで囲まれた内側部分には和紙3cが貼られている。この四方枠11bと和紙3cによりプレス押出穴2gが塞がれている。11cは四方枠11bをネジ座11aに取り付けるためのネジである。
この実施の形態5では、和紙独特の落ち着いた雰囲気や味わいを醸し出すことができる。また壁の外側から照明すれば更に違った意匠を演出することができる。なお、和紙だけでは悪戯などで破られる惧れがあるならば、背面に透明板等を入れて安全性を確保することもできる。
実施の形態6.
図12はこの発明の実施の形態6におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、4aはプレス押出穴2gを塞ぐための木材、4bは木材4aを木ネジ4cにより取り付ける押え金である。
この実施の形態6は、プレス押出穴2gに木材4aを押え金4bを利用して木ネジ4cで取り付けたものである。
木材は自然素材で乗客に安らぎと安心感を与えることができる。また自然の風合いを出すため、節の模様を生かし、薄いニス塗り仕上げにすると良い。また壁面から木材を張り出せば荷物を傷付けない荷摺りとして兼用することもできる。
図12はこの発明の実施の形態6におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、4aはプレス押出穴2gを塞ぐための木材、4bは木材4aを木ネジ4cにより取り付ける押え金である。
この実施の形態6は、プレス押出穴2gに木材4aを押え金4bを利用して木ネジ4cで取り付けたものである。
木材は自然素材で乗客に安らぎと安心感を与えることができる。また自然の風合いを出すため、節の模様を生かし、薄いニス塗り仕上げにすると良い。また壁面から木材を張り出せば荷物を傷付けない荷摺りとして兼用することもできる。
実施の形態7.
図13はこの発明の実施の形態7におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、5aはプレス押出穴2gを塞ぐための大理石等の石材、5bは石材5aを止めネジ5cにより取り付ける押え金、5dは薄板の枠、5eは座板である。
この実施の形態7は、実施の形態6の木材の代わりに大理石等の石材5aを嵌込んだものである。石材5aは薄板の枠5dに嵌めてそれを押え金5bと座板5eを介して止めネジ5cで止めたものである。
大理石等の石材は豪華さを演出することができる。また石材の種類を選択すれば、違った雰囲気の意匠を選ぶことができる。
図13はこの発明の実施の形態7におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凹部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凹状プレス押出穴、5aはプレス押出穴2gを塞ぐための大理石等の石材、5bは石材5aを止めネジ5cにより取り付ける押え金、5dは薄板の枠、5eは座板である。
この実施の形態7は、実施の形態6の木材の代わりに大理石等の石材5aを嵌込んだものである。石材5aは薄板の枠5dに嵌めてそれを押え金5bと座板5eを介して止めネジ5cで止めたものである。
大理石等の石材は豪華さを演出することができる。また石材の種類を選択すれば、違った雰囲気の意匠を選ぶことができる。
実施の形態8.
図14はこの発明の実施の形態8におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凸部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凸状プレス押出穴、8aはプレス押出穴2gを塞ぐためのガラス、8bはプレス押出穴2gの外周縁部に設けられたネジ座、8cはガラス8aを止めネジ8dにより取り付ける押え金、8eはガラス8aの周縁部と押え金8cとの間に設けられたゴム座である。
この実施の形態8は、プレス押出穴2gをかご室の表側に凸状に突出させ、プレス押出穴2gの裏側にクリスタルガラス等のガラス8aを嵌込んだものである。
クリスタルガラス等のガラス材は豪華さを演出することができる。またガラスの種類やエメラルドのような色を選ぶことにより、豪華な雰囲気とすることができる。また、裏面に照明を置くことで違いのある意匠とすることができる。
図14はこの発明の実施の形態8におけるエレベータかご室の壁パネルのプレス凸部の正面図および縦断面図である。
図において、2はかご室の側板を形成する壁パネル、2gは壁パネル2の中央に上中下3段に設けられた水平方向の凸状プレス押出穴、8aはプレス押出穴2gを塞ぐためのガラス、8bはプレス押出穴2gの外周縁部に設けられたネジ座、8cはガラス8aを止めネジ8dにより取り付ける押え金、8eはガラス8aの周縁部と押え金8cとの間に設けられたゴム座である。
この実施の形態8は、プレス押出穴2gをかご室の表側に凸状に突出させ、プレス押出穴2gの裏側にクリスタルガラス等のガラス8aを嵌込んだものである。
クリスタルガラス等のガラス材は豪華さを演出することができる。またガラスの種類やエメラルドのような色を選ぶことにより、豪華な雰囲気とすることができる。また、裏面に照明を置くことで違いのある意匠とすることができる。
この発明は、壁パネル材はステンレス材などが塗装仕上げ不要で、かご製作のコスト削減には好都合である。しかし、反面ではステンレス材は冷たい意匠という印象を受けるので、プレス部に嵌込む材料の組合わせにより暖か味のあるものや豪華な意匠とすることができる。
また、壁パネルはステンレス材に限るものではなく、プレス加工可能な銅、鉄、チタニュウム、アルミニュウム合金などでも良い。また表面加工も鏡面加工やヘヤーライン、スピンライン、梨地模様などの微細な凸凹が施されている物などにも適用できる。また、かごの壁パネルの4辺の折曲部は各1角曲げとしたが、壁が高い場合は側面曲げのみ各2角曲げにして腰の強度を上げることも可能である。その他各実施の形態では壁パネルに適用したが天井パネルにも適用できることはもちろんである。
1 かご天井
1a 照明器具
2 壁パネル
2g プレス押出穴
3 プレス凹部
3a 塗装面
3b 繊維材
3c 樹脂
3d 塞ぎ板
3e 嵌込みガイド
3f 切込み
3g 切欠き
3h 舌部
4a 木材
4b 押え金
4c 木ネジ
5a 石材
5b 押え金
5c 止めネジ
5d 枠
5e 座板
8a ガラス
8b ネジ座
8c 押え金
8d 止めネジ
8e ゴム座
11a ネジ座
11b 四方枠
11c ネジ
1a 照明器具
2 壁パネル
2g プレス押出穴
3 プレス凹部
3a 塗装面
3b 繊維材
3c 樹脂
3d 塞ぎ板
3e 嵌込みガイド
3f 切込み
3g 切欠き
3h 舌部
4a 木材
4b 押え金
4c 木ネジ
5a 石材
5b 押え金
5c 止めネジ
5d 枠
5e 座板
8a ガラス
8b ネジ座
8c 押え金
8d 止めネジ
8e ゴム座
11a ネジ座
11b 四方枠
11c ネジ
Claims (11)
- 複数の壁パネルを組み合わせ、各壁パネルの縁部に形成された折曲部を互いに連結することにより構成されるエレベータのかご室において、
前記各壁パネルの中間部にプレス凹部又は凸部を備えたことを特徴とするエレベータのかご室。 - 壁パネルのプレス凹部又は凸部の表面に塗装面を施したことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に繊維材を貼付けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に樹脂を貼付けたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に押出穴を形成し、前記押出穴に繊維材を貼付けた塞ぎ板を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に押出穴を形成し、前記押出穴に樹脂を貼付けた塞ぎ板を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルを鋼板曲げ構造とし、壁パネルのプレス凹部又は凸部に形成した押出穴にステンレス鏡面仕上げ材又は前記壁パネルの材質とは異なる材質からなる塞ぎ板を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に押出穴を形成し、前記押出穴に中央に紙材を貼った塞ぎ枠を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に押出穴を形成し、前記押出穴に木材を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に押出穴を形成し、前記押出穴に石材を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
- 壁パネルのプレス凹部又は凸部に押出穴を形成し、前記押出穴にガラス材を嵌込んだことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
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WO (1) | WO2006123490A1 (ja) |
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