JP2006321603A - 車両の安全装置 - Google Patents

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清 井上
Makoto Azuma
誠 我妻
Kinji Anada
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Toru Takamura
徹 高村
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Abstract

【課題】 産業車両の安全性を向上する。
【解決手段】 運転者がシート1に着座しているかどうかを検出するシートスイッチ2と、車両を駆動する駆動モータ5の回転速度を検出する回転センサ4と、これらの検出値に基づいて、荷役動作を制御するコントローラ3とを備え、前記コントローラ3は、前記シートスイッチ2が運転者の非着座状態を検出した場合に、車両の荷役動作を禁止する制御を所定の遅延時間を待って実施する車両の安全装置において、前記コントローラ3は、前記シートスイッチ2が運転者の非着座状態を検出し、かつ前記回転センサ4が前記駆動モータ5の非回転を検出した場合に、遅延時間を待つことなく車両の荷役動作を禁止する制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の安全装置、特に乗員不在時の安全性を確保する車両の安全装置に関するものである。
従来、車両、特に産業車両の停止時の安全性を確保する技術として運転者が運転席を離れた場合には車両の荷役動作を禁止する技術がある(特許文献1参照)。
運転席に運転者の体重を検出するセンサを設けておき、センサ出力がオフ信号の場合に運転者が不在であるとして、荷役動作を禁止する荷役動作禁止制御を行うものである。しかしながら、車両の運行時に、例えば悪路を走行するような場合には、車両が上下に移動し、これに伴い運転者が運転席に対して上下に変位することで一時的にセンサがオフ信号を出力することになり、このオフ信号を受けて荷役動作を禁止する荷役動作禁止制御を実行する。この場合には運転者が運転席にいるにもかかわらず、荷役動作ができない状況となった。このため従来技術では、センサ出力が所定時間(以下、遅延時間という)の間、オフ信号を継続的に出力し続けた場合に初めて荷役動作禁止制御を実施するようにしていた。
実公平5−27297号公報
しかしながら、荷役動作禁止制御を実施する前に遅延時間を設定することにより、運転者が不在の場合でも、この遅延時間が経過するまでの間は荷役動作が可能であり、この間は荷役作業が可能であるという課題がある。
したがって、本発明は、荷役動作時の安全性を向上する車両の安全装置を提供することである。
本発明は、運転者がシートに着座しているかどうかを検出するシートスイッチと、車両を駆動する駆動モータの回転速度を検出する回転センサと、これらの検出値に基づいて、荷役動作を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記シートスイッチが運転者の非着座状態を検出した場合に、車両の荷役動作を禁止する制御を所定の遅延時間を待って実施する車両の安全装置において、前記コントローラは、前記シートスイッチが運転者の非着座状態を検出し、かつ前記回転センサが前記駆動モータの非回転を検出した場合に、前記遅延時間を待つことなく車両の荷役動作を禁止する制御を行う。
本発明では、車両停止時に運転者がシートから離れた場合には、従来技術のような遅延時間を設けずに、直ちに荷役動作を禁止することとしたので、荷役動作時の安全性を向上することができる。
図1は、本発明に係る第1の実施形態の構成図である。
本実施形態は、車両、例えば産業車両に搭載され、運転者が着座するシート1と、このシート1に設置されて、運転者の体重を検出することで運転者の着座状態を検出するシートスイッチ2と、シートスイッチ2の出力信号を入力して、産業車両の荷役動作を制御するコントローラ3とから構成される。さらに産業車両の走行状態を検出するための回転センサ4が、車両の駆動モータ5に設置され、回転センサ4の出力がコントローラ3に入力される。
運転者の着座状態を検出するシートスイッチ2の出力信号と車両の走行状態を検出する回転センサ4の出力信号とがコントローラ3に入力され、コントローラ3はこれらの検出信号に基づいて基づいて運転者の荷役動作の指示信号による車両の荷役動作を許可する。また、入力した各出力信号に基づいて、後述の所定条件下での産業車両の荷役動作を禁止する荷役動作禁止制御を実施する。なお、コントローラ3が実施する荷役動作禁止制御とは、具体的には、例えば産業車両がフォークリフトである場合には、走行を禁止する制御やフォークの上げ下げを禁止する制御をいう。
図2は、コントローラ3が実施する荷役動作禁止制御を説明するフローチャートである。この制御は、所定の間隔(例えば1sec)で実行される。
ステップ1(図2中のS1、以下同様とする)では、シートスイッチ2の出力信号を読み込み、出力信号が運転者の非着座状態を示すオフ信号かどうかを判定する。出力信号がオフ信号の場合には、シート1に運転者が着座していない、つまり運転者が不在であると判断し、ステップ2に進む。一方、シートスイッチ2の出力信号がオンの場合には、運転者がシート1に着座しており、荷役動作を禁止する必要はなく、通常の荷役動作制御を許可する。
ステップ2では、回転センサ4の出力信号を入力して、駆動モータ5が回転している、つまり産業車両が走行状態かどうかを判定する。産業車両が走行状態の場合には、ステップ3に進み、シートスイッチ2の出力信号の前回値がオフ信号であったかどうかを判断する。車両が非走行状態の場合には、ステップ4に進み、荷役動作を禁止する荷役動作禁止制御を実施する。つまり、シートスイッチ2の出力信号がオフ信号で、かつ車両が停止状態の場合には、直ぐに荷役動作禁止制御を実行する。
ステップ3では、シートスイッチ2の出力信号の前回値を読み込み、シートスイッチ2の出力信号の前回値がオフ信号の場合には、運転者が継続的に不在であると判断し、ステップ4に進み、車両の荷役動作禁止制御を実行する。一方、前回値がオン信号であった場合には、ステップ5に進み、運転者はシート1上にいるが、シートスイッチ2が一時的にオフになったものと判断し、荷役動作制御を許可する。シートスイッチ2が一時的にオフとなる状態としては、産業車両が悪路を走行している場合が考えられる。つまり、悪路走行時に、バウンシングにより運転者がシート1に対して相対的に変位して、シート1に作用する運転者の体重が減少し、シートスイッチ2がオフ信号を出力するような状態である。
次に本実施形態の作用を説明する。
シートスイッチ2の出力信号が前回値と比較してオン信号からオフ信号に切り換わった場合には、シートスイッチ2が一時的にオフになったと判断して、荷役動作を継続する。このように、シートスイッチ2が一時的にオフになる走行状態、例えば悪路走行時においては、シートスイッチ2のオフ信号に基づいて荷役動作禁止制御に入るのではなく、荷役動作を許可する。シートスイッチ2のオフ信号に基づいて直ぐに荷役動作を禁止すると、実際には運転者は荷役動作を行える状態にあるにもかかわらず荷役動作を行うことができず、運転者に違和感を感じることになる。本実施形態では、シートスイッチ2の出力信号がオン信号からオフ信号に切り換わった場合でも荷役動作を許可することとしたので、運転者が違和感を感じることなく、また荷役動作を中断することもないので、作業効率が低下することもない。なお、シートスイッチ2の出力信号が前回値と比較してオフ信号を継続して出力している場合には、荷役動作を禁止して、安全を確保する。
本実施形態において、シートスイッチ2のオンオフ信号の前回値の入力から今回値の入力までの時間が従来技術での遅延時間に相当することになる。例えば、図2に示す制御を1secごとに実施する場合には、1回目の制御でオン信号を入力して、2回目の制御でオフ信号を入力し、さらに3回目の制御でオフ信号を入力するとオフ信号の継続を判定し、荷役動作禁止制御を実施する。したがって、1回目の制御時にオン信号を入力してから3回目の制御時に2回目のオフ信号を入力して荷役作業禁止制御を実施するまでの略2秒が遅延時間となる。本実施形態では、遅延時間経過後に荷役作業禁止制御を実施することとしたが、この遅延時間は変更でき、制御間隔の変更やオフ信号の継続回数をカウントし、所定時間継続した場合に荷役動作禁止制御を実行するようにしてもよい。
シートスイッチ2がオフ信号を出力して、かつ駆動モータ5が回転していない、つまり産業車両が停止している場合には、直ぐに荷役動作を禁止する制御を実施する。この荷役動作禁止制御は、シートスイッチ1がオフ信号を出力し、回転センサ4が駆動モータ5の非回転を検出した場合に、直ぐに禁止制御を実行するため、いわゆる遅延時間が生じることがない。
前述のように一時的なシートスイッチ2のオフ信号の出力は、車両が走行している状態で発生するものであり、車両停止状態で生じることは考え難い。そこで本実施形態では、車両停止時にシートスイッチ2がオフ信号を出力した場合には、運転者が継続的に不在になるものと判断して、荷役動作を禁止する荷役動作禁止制御を実施するものとした。この実施形態では、車両停止時にシートスイッチ2がオフの場合には、遅延時間を設定することなく、荷役動作禁止制御を実行するため、車両停止時の安全を確保することができる。
したがって、本発明では、シート1に運転者が着座しているかどうかを検出するシートスイッチ2と、車両を駆動する駆動モータ5の回転速度を検出する回転センサ4と、これらの検出値に基づいて、荷役動作を制御するコントローラ3とを備え、前記コントローラ3は、前記シートスイッチ2が運転者の非着座状態を検出した場合に、車両の荷役動作を禁止する制御を所定の遅延時間を待って実施する車両の安全装置において、前記コントローラ3は、前記シートスイッチ2が運転者の非着座状態を検出し、かつ前記回転センサ4が前記駆動モータ5の非回転を検出した場合に、前記遅延時間を待つことなく車両の荷役動作を禁止する制御を行うこととしたので、従来技術では、運転者が車両を不在にする間隔が一時的なものか、継続的なものかを判断せず、一律に遅延時間を設け、この遅延時間が経過するまでの間、車両の安全が確保されていない状態を生じていたが、本発明では、シートスイッチ2がオフ信号を出力し、かつ駆動モータ5が回転していない車両停止状態では、産業車両の荷役動作を禁止することとしたので、遅延時間を設ける必要がなく、遅延時間を排除し、荷役動作時の安全性を向上することができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内でさまざまな変更がなしうることは明白である。
本発明に係る第1の実施形態の構成図である。 コントローラが実施する荷役動作禁止制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 シート
2 シートスイッチ
3 コントローラ
4 回転センサ
5 駆動モータ

Claims (1)

  1. 運転者がシートに着座しているかどうかを検出するシートスイッチと、車両を駆動する駆動モータの回転を検出する回転センサと、これらの検出値に基づいて、車両の荷役動作を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記シートスイッチが運転者の非着座状態を検出した場合に、車両の荷役動作を禁止する制御を所定の遅延時間を待って実施する車両の安全装置において、
    前記コントローラは、前記シートスイッチが運転者の非着座状態を検出し、かつ前記回転センサが前記駆動モータの非回転を検出した場合に、前記遅延時間を待つことなく車両の荷役動作を禁止する制御を行うことを特徴とする車両の安全装置。
JP2005145564A 2005-05-18 2005-05-18 車両の安全装置 Withdrawn JP2006321603A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113943A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Toyota Industries Corp 産業車両の管理装置
JP2019011149A (ja) * 2017-06-29 2019-01-24 三菱ロジスネクスト株式会社 フォークリフト
US11814274B2 (en) 2018-12-27 2023-11-14 Mitsubishi Logisnext Co., LTD. Forklift

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