JP2006319461A - 受信装置、受信方法、および受信プログラム - Google Patents

受信装置、受信方法、および受信プログラム Download PDF

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伸悟 猪澤
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Abstract

【課題】コンテンツの配信元と配信先との間における通信回線の混雑を解消するとともに、コンテンツ配信の利便性の向上を図ること。
【解決手段】コンテンツCの放送日の放送時間中である場合、受信部701により、地上デジタルラジオ放送波、すなわち、一連のモジュールMを受信する。すべてのモジュールMが受信されていない場合、コンテンツCの放送時間が終了していなければ、地上デジタルラジオ放送波の受信を継続する。一方、すべてのモジュールMが受信された場合、結合部704によるモジュール結合を実行する。そして、操作部706による再生開始入力があった場合、コンテンツCを再生し、音声出力部708から音声を出力、または、表示部709の表示画面に画像データまたはテキストデータを表示する。
【選択図】 図7

Description

この発明は、音声、画像、テキストなどのコンテンツを受信する受信装置、受信方法、および受信プログラムに関する。
従来から、通信回線を利用して、携帯電話機などの多数の携帯端末に対してサーバからコンテンツを配信するコンテンツ配信システムが各種提案されている(たとえば、下記特許文献1〜6を参照。)。図14は、上述した従来のコンテンツ配信システムを示す概略構成図、図15は、同シーケンス図である。図14において、コンテンツ配信システム1400では、携帯端末1403から基地局1402およびパケット通信網などのデータ通信網1410を介してコンテンツ配信サーバ1401にコンテンツの配信要求をおこなうと、コンテンツ配信サーバ1401は、配信要求のあったコンテンツを、データ通信網1410および基地局1402を介して、配信要求をした携帯端末1403に配信する。
具体的には、図15において、まず、コンテンツ配信サーバ1401は、携帯端末1403にコンテンツの配信曜日が指定された番組表を配信する(1501)。携帯端末1403は、番組表を受信すると、番組表を参照して、所望のコンテンツの指定データを、コンテンツ配信サーバ1401に送信する(1502)。コンテンツ配信サーバ1401は、コンテンツの指定データを受信すると、指定されたコンテンツの配信日時情報を、携帯端末1403に通知する(1503)。
配信日時になると、携帯端末1403からコンテンツ配信要求データをコンテンツ配信サーバ1401に送信する(1504)。コンテンツ配信サーバ1401は、コンテンツ配信要求データを受信すると、その携帯端末1403に対して、指定データによって指定されたコンテンツを配信する(1505)。このように、コンテンツ配信サーバと携帯端末との1対1通信により、コンテンツの配信が行われる。
特開2002−281156号公報 特開2002−207491号公報 特開2004−138972号公報 特開2004−229122号公報 特開2004−290685号公報 特開2005−020312号公報
しかしながら、上述した従来のコンテンツ配信システムでは、ユーザの携帯端末からコンテンツ配信サーバに対しコンテンツの取得要求を送信し、この取得要求に応じてコンテンツ配信サーバと各携帯端末との一対一通信によってコンテンツを配信しているため、データ通信網が混雑し、コンテンツをダウンロードする速度が低下するという問題があった。
また、この混雑を回避するため、携帯端末のユーザは、トラフィックの少ない深夜などの時間帯にコンテンツの配信を受けるなど、コンテンツ配信サービスを受けるためには時間的制約が実質的に強いられることとなる。すなわち、高速にダウンロードするためには、ユーザは、深夜などの時間帯にコンテンツの取得要求の入力操作をおこなわなければならないため面倒であったり、昼間の時間帯に取得要求の入力操作を予約という形で行ったとしてもコンテンツの配信が深夜に行われるまで待たなければならなかったり、コンテンツ配信サービスの利用が不便であるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、コンテンツの配信元と配信先との間における通信回線の混雑を解消するとともに、コンテンツ配信の利便性の向上を図ることができる受信装置、受信方法、および受信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる受信装置は、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたモジュールを結合して、前記コンテンツを生成する結合手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、受信装置からコンテンツの取得要求をしなくても、地上デジタルラジオ放送波を受信するだけでコンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項2の発明にかかる受信装置は、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、暗号化された任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたモジュールデータを結合して前記コンテンツを生成する結合手段と、前記結合手段によって結合されたコンテンツを復号する復号手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、受信装置から暗号化されたコンテンツの取得要求をしなくても、地上デジタルラジオ放送波を受信するだけで暗号化されたコンテンツをダウンロードすることができる。また、暗号化されたコンテンツを受信装置において復号することができる。
また、請求項3の発明にかかる受信装置は、請求項2に記載の発明において、前記コンテンツを復号する復号化情報を、当該復号化情報を記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段を備え、前記結合手段は、前記取得手段によって取得された復号化情報を用いて、前記結合手段によって結合されたコンテンツを復号することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、特定の受信装置のみコンテンツを正式にダウンロードすることができる。
また、請求項4の発明にかかる受信装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記受信手段によって受信されなかったモジュールデータを、当該モジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段と、を備え、前記結合手段は、前記受信手段によって受信されたモジュールデータと前記取得手段によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外において欠落モジュールを補完することにより、コンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項5の発明にかかる受信装置は、請求項1または2に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって、前記受信手段により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外においてコンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項6の発明にかかる受信装置は、任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータのうち、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送されるモジュールデータを受信する受信手段と、前記一連のモジュールデータのうち、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記一連のモジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段と、前記受信手段によって受信されたモジュールデータと前記取得手段によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成する結合手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項6の発明によれば、1つのコンテンツに関するモジュールデータを地上デジタルラジオ放送波による放送と、通信回線を介した通信とに、配信方法を分けることにより、コンテンツを正式にダウンロードできる受信装置を限定することができる。
また、請求項7の発明にかかる受信装置は、請求項6に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段と、を備え、前記取得手段は、前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記一連のモジュールデータのうち前記受信手段によって受信されなかったモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得するとともに、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外において欠落モジュールを補完することにより、コンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項8の発明にかかる受信装置は、請求項6に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段を備え、前記取得手段は、前記判定手段によって、前記受信手段により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得することを特徴とする。
この請求項8の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外においてコンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項9の発明にかかる受信装置は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の発明において、前記コンテンツを再生する再生手段を備えることを特徴とする。
この請求項9の発明によれば、コンテンツをダウンロードした受信装置においてコンテンツを視聴することができる。
また、請求項10の発明にかかる受信方法は、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信工程と、前記受信工程によって受信されたモジュールを結合して、前記コンテンツを生成する結合工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項10の発明によれば、受信装置からコンテンツの取得要求をしなくても、地上デジタルラジオ放送波を受信するだけでコンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項11の発明にかかる受信方法は、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、暗号化された任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信工程と、前記受信工程によって受信されたモジュールデータを結合して前記コンテンツを生成する結合工程と、前記結合工程によって結合されたコンテンツを復号する復号工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項11の発明によれば、受信装置から暗号化されたコンテンツの取得要求をしなくても、地上デジタルラジオ放送波を受信するだけで暗号化されたコンテンツをダウンロードすることができる。また、暗号化されたコンテンツを受信装置において復号することができる。
また、請求項12の発明にかかる受信方法は、請求項11の発明において、前記コンテンツを復号する復号化情報を、当該復号化情報を記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程を含み、前記結合工程は、前記取得工程によって取得された復号化情報を用いて、前記結合工程によって結合されたコンテンツを復号することを特徴とする。
この請求項12の発明によれば、特定の受信先のみコンテンツを正式にダウンロードすることができる。
また、請求項13の発明にかかる受信方法は、請求項10または11に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程と、前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記受信工程によって受信されなかったモジュールデータを、当該モジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程と、を含み、前記結合工程は、前記受信工程によって受信されたモジュールデータと前記取得工程によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成することを特徴とする。
この請求項13の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外において欠落モジュールを補完することにより、コンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項14の発明にかかる受信方法は、請求項10または11に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程と、前記判定工程によって、前記受信工程により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項14の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外においてコンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項15の発明にかかる受信方法は、任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータのうち、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送されるモジュールデータを受信する受信工程と、前記一連のモジュールデータのうち、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記一連のモジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程と、前記受信工程によって受信されたモジュールデータと前記取得工程によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成する結合工程と、を含んだことを特徴とする。
この請求項15の発明によれば、1つのコンテンツに関するモジュールデータを地上デジタルラジオ放送波による放送と、通信回線を介した通信とに、配信方法を分けることにより、コンテンツを正式にダウンロードできる受信装置を限定することができる。
また、請求項16の発明にかかる受信方法は、請求項15に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程と、を含み、前記取得工程は、前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記一連のモジュールデータのうち前記受信工程によって受信されなかったモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得するとともに、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得することを特徴とする。
この請求項16の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外において欠落モジュールを補完することにより、コンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項17の発明にかかる受信方法は、請求項15に記載の発明において、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程を含み、前記取得工程は、前記判定工程によって、前記受信工程により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得することを特徴とする。
この請求項17の発明によれば、受信状況によりコンテンツの放送時間中にモジュールデータをすべて受信できず、欠落モジュールが発生した場合であっても、コンテンツの放送時間外においてコンテンツをダウンロードすることができる。
また、請求項18の発明にかかる受信方法は、請求項10〜17のいずれか一つに記載の発明において、前記コンテンツを再生する再生工程を含んだことを特徴とする。
この請求項18の発明によれば、コンテンツをダウンロードした受信装置においてコンテンツを視聴することができる。
また、請求項19の発明にかかる受信プログラムは、請求項10〜18のいずれか一つに記載の受信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項19の発明によれば、請求項10〜18のいずれか一つに記載の受信方法をコンピュータによって実現することができる。
本発明にかかる受信装置、受信方法、および受信プログラムによれば、コンテンツの配信元と配信先との間における通信回線の混雑を解消するとともに、コンテンツ配信の利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる受信装置、受信方法、および受信プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(コンテンツ配信システムのシステム構成)
まず、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ配信システムのシステム構成について説明する。図1は、この発明の実施の形態にかかるコンテンツ配信システムのシステム構成を示す説明図である。図1において、コンテンツ配信システム100は、コンテンツCを管理するコンテンツ管理サーバ101と、複数の基地局102と、放送局サーバ103と、放送装置104と、複数の受信装置105とによって構成される。
コンテンツ管理サーバ101は、受信装置105への配信対象となるコンテンツCを記憶する。コンテンツCとは、たとえば、歌、曲、メロディなどの音声に関するコンテンツC、受信装置105の表示画面に表示させる画像データやテキストデータである。ここでは、一例として、1コンテンツのデータ容量は256[KB]より大きいデータ容量である。
コンテンツ管理サーバ101では、各コンテンツCを複数のファイルに分割する。このファイルをモジュールデータ(以下、単に「モジュールM」という)という。1モジュールのデータ容量は、最大で256[KB]である。各モジュールMはヘッダを有し、元となるコンテンツCの識別情報と他のモジュールMに対する位置情報が含まれている。最終的に、任意のコンテンツCを断片化したすべてのモジュールMを結合する場合、ヘッダに含まれている識別情報と位置情報とを手掛かりにしてコンテンツCを元の状態に構築する。
また、放送局サーバ103は、インターネット網110を介してコンテンツ管理サーバ101と相互に交信可能に接続されている。放送局サーバ103は、コンテンツ管理サーバ101から、コンテンツCごとにそのモジュールMを受信し、放送装置104に転送する。なお、放送局サーバ103は、上述したコンテンツ管理サーバ101を兼用してもよい。
また、放送装置104は、地上デジタルラジオ放送アンテナを有し、上述したモジュールMを地上デジタルラジオ放送波として、地上デジタルラジオ放送アンテナからデータカルーセル伝送方式により周期的に放送する。放送装置104は、具体的には、規格番号:ARIB STD−B29(標準規格名:地上デジタル音声放送の伝送方式)によって規格された方式により、地上デジタルラジオ放送をおこなう。また、データカルーセル伝送方式は、規格番号:ARIB STD−B24によって規格された方式(標準規格名:地上デジタル音声放送の伝送方式データカルーセル伝送方式)、各種データを放送によってダウンロードすることを目的として、データを繰り返し配信する、ISO/IEC 13818−6で定義された方式である。
また、複数の基地局102は、パケット通信網などのデータ通信網120を介してコンテンツ管理サーバ101や放送局サーバ103と接続されており、受信装置105とコンテンツ管理サーバ101や放送局サーバ103との間のデータを中継する。また、受信装置105は、放送装置104の地上デジタルラジオ放送アンテナから、地上デジタルラジオ放送波を受信する。また、受信装置105は、基地局102からデータ通信網120を介して、無線によりコンテンツ管理サーバ101および放送局サーバ103と通信することもできる。受信装置105としては、たとえば、携帯電話機、携帯型ラジオ、受信機を搭載した車載オーディオ、カーナビゲーション装置、PDA、パーソナル・コンピュータ、PDA/パーソナル・コンピュータ用の受信アダプタなどが挙げられる。
(コンテンツ管理サーバ101および放送局サーバ103のハードウェア構成)
つぎに、上述したコンテンツ管理サーバ101および放送局サーバ103のハードウェア構成について説明する。図2は、コンテンツ管理サーバ101および放送局サーバ103のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、コンテンツ管理サーバ101および放送局サーバ103(以下、図2の説明において、単に「サーバ200」という。)は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、HD(ハードディスク)205と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フレキシブルディスク)207と、ディスプレイ208と、I/F(インターフェース)209と、キーボード210と、マウス211と、スキャナ212と、プリンタ213と、を備えている。また、各構成部はバス214によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、サーバ200の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HDD204は、CPU201の制御にしたがってHD205に対するデータのリード/ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御で書き込まれたデータを記憶する。
FDD206は、CPU201の制御にしたがってFD207に対するデータのリード/ライトを制御する。FD207は、FDD206の制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD207に記憶されたデータをサーバ200に読み取らせたりする。
また、着脱可能な記録媒体として、FD207のほか、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリーカードなどであってもよい。ディスプレイ208は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ208は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F209は、図1に示したインターネット網110およびデータ通信網120に接続され、このインターネット網110およびデータ通信網120を介して他の装置に接続される。そして、I/F209は、インターネット網110およびデータ通信網120と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F209には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード210は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス211は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ212は、画像を光学的に読み取り、サーバ200内に画像データを取り込む。なお、スキャナ212は、OCR機能を持たせてもよい。また、プリンタ213は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ213には、たとえば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(放送装置104のハードウェア構成)
つぎに、上述した放送装置104のハードウェア構成について説明する。図3は、放送装置104のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、放送装置104は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、HDD(ハードディスクドライブ)304と、HD(ハードディスク)305と、I/F(インターフェース)306と、OFDM変調器307と、送信機308と、地上デジタルラジオ放送アンテナ309と、を備えている。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、放送装置104の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HDD304は、CPU301の制御にしたがってHD305に対するデータのリード/ライトを制御する。HD305は、HDD304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
I/F306は、放送局サーバ103に接続され、放送局サーバ103からのデータの入出力を制御する。I/F306には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。OFDM変調器307は、放送するデータを、直交波周波数分割多重方式によりデジタル変調する。OFDM変調器307によってデジタル変調することにより広帯域伝送が実現され、周波数の利用効率が向上する。
また、送信機308は、OFDM変調器307からの変調信号に対して、周波数変換、電力増幅および帯域ろ過を施し、地上デジタルラジオ放送アンテナ309に出力する。地上デジタルラジオ放送アンテナ309は、たとえば空中線形式のアンテナであり、送信機308からの出力を放送波に重畳して、地上デジタルラジオ放送波として放送する。
(受信装置105のハードウェア構成)
つぎに、上述した受信装置105のハードウェア構成について説明する。図4は、受信装置105のハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、受信装置105は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ディスプレイ404と、通信I/F(インターフェース)405と、通信アンテナ406と、入力キー407と、マイク408と、スピーカ409と、放送波受信アンテナ410と、チューナ411と、OFDM復調器412と、を備えている。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU401は、受信装置105の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。また、バス400を介して書き込まれたデータを記憶する。ディスプレイ404は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ404は、たとえば、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどを採用することができる。
通信I/F405は、基地局102からのデータの入出力を制御する。通信I/F405には、たとえばモデムやLANアダプタなどを採用することができる。通信アンテナ406は、基地局102とのデータを送受信する。入力キー407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。また、タッチパネル式であってもよい。マイク408は、外部からの音声を入力し、スピーカ409は外部に音声を出力する。
放送波受信アンテナ410は、地上デジタルラジオ放送アンテナ309から放送される地上デジタルラジオ放送波を受信する。チューナ411は、地上デジタルラジオ放送アンテナ309から受信した地上デジタルラジオ放送波のうち目的の地上デジタルラジオ放送波を選局する。OFDM復調器412は、チューナ411によって選局された地上デジタルラジオ放送波を、直交波周波数分割多重方式によりデジタル復調する。
なお、図4において、チューナ411およびOFDM復調器412はフロントエンドを構成しているが、デマルチプレクサやDSM−C(Digital Media Command and Cntrol)デコーダを設けて、バックエンドをハードウェア的に構成してもよく、また、上述したROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401に実行させることによりデマルチプレクサやDSM−Cの機能を実現することにより、バックエンドをソフトウェア的に構成することとしてもよい。
(データカルーセル伝送方式)
つぎに、この発明の実施の形態にかかるデータカルーセル伝送方式について説明する。図5は、この発明の実施の形態にかかる放送装置104におけるデータカルーセル伝送方式を示す説明図であり、図6は、この発明の実施の形態にかかる受信装置105におけるデータカルーセル伝送方式を示す説明図である。
図5において、コンテンツCは、n個のモジュールM(M1,・・・,Mi,・・・,Mn)に分割されており、モジュールM1からモジュールMnまで、N周期、すなわちN回(N=1,2,・・・)放送される。また、各モジュールMは、1モジュールMをさらに、DDB(Download Data Block)と呼ばれる4[KB]のカルーセルパケットに分割されている。ここで、モジュールMiに注目すると、モジュールMiは、カルーセルパケットP(P1,・・・,Pj,・・・,Pm)に分割されており、モジュールM1からモジュールMnまで、K周期、すなわちK回(K=2,3,・・・)放送される。
また、受信装置105では、順次放送されるカルーセルパケットを受信するが、受信装置105の受信状況により、受信したモジュールM内においてカルーセルパケットの欠落(取りこぼし)が発生する場合がある。図6において、1回目の放送では、モジュールMiのカルーセルパケットPのうち、カルーセルパケットP3,P12,P13,P25,P28が欠落したカルーセルパケット(以下、「欠落パケット」という。)となっている。
そして、k回目の放送終了までに、欠落パケットP3,P12,P13,P25,P28のうち、カルーセルパケットP3,P12,P25が補完されている。補完されたカルーセルパケットを「補完パケット」と称す。そして、図6においては、K回目の放送までに、残余の欠落パケットP13,P28が補完され、1回目の放送における欠落パケットP3,P12,P13,P25,P28がすべて補完されたこととなる。
また、モジュールMもデータカルーセル伝送方式によりN回放送されるため、K回目の受信終了時点で欠落パケットが存在していても当該モジュールMiのつぎの放送時に、カルーセルパケットPがK回放送されるため、欠落パケットを補完することができる。なお、N回の放送によっても、任意のモジュールMに欠落パケットがある場合、当該モジュールMは欠落モジュールとなる。
(実施の形態1)
(受信装置105の機能的構成)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかる受信装置105の機能的構成について説明する。図7は、この発明の実施の形態1にかかる受信装置105の機能的構成を示すブロック図である。図7において、受信装置105は、受信部701と、判定部702と、取得部703と、結合部704と、記憶部705と、操作部706と、再生部707と、音声出力部708と、表示部709とから構成される。
まず、受信部701は、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、任意のコンテンツCを分割して得られた一連のモジュールMを受信する。具体的には、図5に示したように、データカルーセル方式によって周期的にN回放送されている、コンテンツCを分割して得られた一連のモジュールMを受信する。この受信部701は、より具体的には、図4に示した放送波受信アンテナ410、チューナ411およびOFDM復調器412を介して得られた一連のモジュールMの入力を受け付ける。
この受信部701は、具体的には、たとえば、図4に示した放送波受信アンテナ410、チューナ411およびOFDM復調器412によって、または、ROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401が実行することによってその機能を実現する。
また、判定部702は、地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールMが受信部701によって受信されたか否かを判定する。具体的には、図5において説明したように、欠落パケットを有するモジュールM(欠落モジュール)が発生しているか否かによって判定する。
すなわち、データカルーセル伝送方式による放送終了時点において、欠落モジュールがある場合は、すべてのモジュールMが受信されていないと判定(受信エラー判定)され、各モジュールM内に欠落パケットがない場合は、すべてのモジュールMが受信されたと判定される。この判定部702は、具体的には、たとえば、図4に示したROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401が実行することによってその機能を実現する。
また、取得部703は、判定部702によって判定された判定結果に基づいて、受信部701によって受信されなかったモジュールMを、当該モジュールMを記憶するサーバから通信回線を介して取得する。すなわち、データカルーセル伝送方式による放送終了時点において、欠落モジュールがある場合(受信エラー判定)は、当該モジュールMを、コンテンツ管理サーバ101からデータ通信網120を介して取得する。
具体的には、受信装置105からコンテンツ管理サーバ101に対し、欠落モジュールの取得要求を、データ通信網120を介して送信する。コンテンツ管理サーバ101では、この取得要求を受信すると、この取得要求にかかる欠落モジュールを、取得要求を送信した受信装置105に対し通信回線を介して送信する。
また、取得部703は、判定部702によって、受信部701によりすべてのモジュールMが受信されなかったと判定された場合、コンテンツCを、当該コンテンツCを記憶するサーバから通信回線を介して取得することとしてもよい。すなわち、データカルーセル伝送方式による放送終了時点において、欠落モジュールがある場合(受信エラー判定)は、当該コンテンツCを、コンテンツ管理サーバ101からデータ通信網120を介して取得する。
具体的には、受信装置105からコンテンツ管理サーバ101に対し、コンテンツCの取得要求を、データ通信網120を介して送信する。コンテンツ管理サーバ101では、この取得要求を受信すると、この取得要求にかかるコンテンツCを、取得要求を送信した受信装置105に対し通信回線を介して送信する。この取得部703は、具体的には、たとえば、図4に示した通信I/F405によって、または、ROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401が実行することによって、その機能を実現する。
また、結合部704は、受信部701によって受信されたモジュールMを結合して、コンテンツCを生成する。具体的には、結合部704は、受信部701によって受信されたモジュールMと取得部703によって取得されたモジュールMとを結合してコンテンツCを生成する。具体的には、各モジュールMのヘッダ内の識別情報と位置情報を参照して、モジュールMを順次結合して、元のコンテンツCを構築する。この結合部704は、具体的には、たとえば、図4に示したROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401が実行することによって、その機能を実現する。
また、記憶部705は、結合部704による結合によって生成されたコンテンツC、または取得部703によって取得されたコンテンツCを記憶する。この記憶部705は、具体的には、たとえば、図4に示したRAM403などの記録媒体によってその機能を実現する。操作部706は、電源投入やデータカルーセル伝送方式による受信開始、コンテンツ管理サーバ101に対する欠落モジュールまたはコンテンツCの取得要求、記憶部705に記憶されたコンテンツCの再生指示の入力をおこなう。この操作部706は、具体的には、たとえば、図4に示した入力キー407によってその機能を実現する。
また、再生部707は、記憶部705に記憶されたコンテンツCの再生をおこなう。コンテンツCの再生内容は、音声データとして音声出力部708から出力されるとともに、画像データ、テキストデータとして表示部709の表示画面に表示される。この再生部707は、具体的には、たとえば、図4に示したROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401が実行することによって、その機能を実現する。また、音声出力部708は、具体的には、たとえば、図4に示したスピーカ409によってその機能を実現し、表示部709は、具体的には、たとえば、図4に示したディスプレイ404によってその機能を実現する。
(受信装置105のコンテンツ受信処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態1にかかるコンテンツ受信処理手順について説明する。図8〜図10は、この発明の実施の形態1にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである。図8において、まず、目的のコンテンツCの放送日の放送時間中である場合(ステップS801:Yes)、地上デジタルラジオ放送波、すなわち、一連のモジュールMを受信する(ステップS802)。
すべてのモジュールMが受信されていない場合(ステップS803:No)、すなわち、欠落モジュールがある場合、目的とするコンテンツCの放送時間が終了していなければ(ステップS804:No)、ステップS802に移行して地上デジタルラジオ放送波の受信を継続する。一方、放送時間が終了した場合(ステップS804:Yes)、図9のステップS901に移行する。
一方、すべてのモジュールMが受信された場合(ステップS803:Yes)、結合部704によるモジュール結合を実行する(ステップS805)。そして、操作部706による再生開始入力があった場合(ステップS806:Yes)、コンテンツCを再生し(ステップS807)、音声出力部708から音声を出力、または、表示部709の表示画面に画像データまたはテキストデータを表示する。
また、放送時間が終了した場合(ステップS804:Yes)、図9において、コンテンツ管理サーバ101に、コンテンツCの配信要求を送信する(ステップS901)。そして、コンテンツCが受信された場合(ステップS902:Yes)、図8に示したステップS806に移行する。一方、コンテンツ管理サーバ101からコンテンツCが受信されていない場合(ステップS902:No)、所定時間経過していなければ(ステップS903:No)、ステップS902に移行して、コンテンツCの受信を待ち受ける。
一方、所定時間経過しているときは(ステップS903:Yes)、ステップS901の配信要求が所定回数されていない場合(ステップS904:No)、ステップS901に移行して、コンテンツCの配信要求を送信する。一方、すでに配信要求が所定回数されている場合(ステップS904:Yes)、一連の処理を終了する。
この実施の形態1によれば、コンテンツCが大容量の場合でも、モジュールMに分割して地上デジタルラジオ放送波によって受信装置105に配信される。したがって、受信装置105からコンテンツCの取得要求をおこなう必要がなく、データ通信網120などの通信回線が混雑することはない。これにより、通信回線やコンテンツ管理サーバ101の負担軽減を図ることができる。
また、地上デジタルラジオ放送波によってコンテンツCを配信しているため、受信装置105が増加しても通信回線にはまったく影響はなく、大容量のコンテンツCであっても高速にダウンロードすることができる。また、モジュールMがすべて正常に受信できる限り、受信装置105からコンテンツCの取得要求をおこなう必要がないため、取得要求の入力操作をおこなう手間がなくなり、目的とするコンテンツCの放送時間中に受信装置105を起動しておくだけで、目的とするコンテンツCを簡単にダウンロードすることができる。
また、地上デジタルラジオ放送では、1回に配信できるデータサイズはARIBの技術規定である技術資料TR−B13(技術資料名:地上デジタル音声放送運用規定)により最大で256[KB]と規定されているが、データカルーセル伝送方式を採用することにより、大容量のコンテンツCを256[KB]以下のモジュールMに分割して配信することができる。したがって、受信装置105のハードウェア構成は標準の構成で実現することができる。これにより、大容量のコンテンツCを配信するため独自の規格によって受信装置105のハードウェア設計をする必要がなく、既存のハードウェアを用いて受信装置105を製造することができる。
また、受信状況によっては、コンテンツCの放送時間が経過しても欠落モジュールが発生する場合がある。この場合でも、コンテンツ管理サーバ101からコンテンツCの配信を受けることにより、コンテンツCをダウンロードすることができ、コンテンツ配信サービスの利便性の向上を図ることができる。また、通信回線を用いる場合は、欠落モジュールが発生した場合に限定されるため、通信回線の混雑を緩和することができる。
なお、上述した実施の形態1では、欠落モジュールが発生した場合には、コンテンツCをコンテンツ管理サーバ101からデータ通信網120を介して受信する構成について説明したが、欠落モジュールのみを受信する構成としてもよい。具体的には、図8において、放送時間が終了した場合(ステップS804:Yes)、図10において、コンテンツ管理サーバ101に、欠落モジュールの配信要求を送信する(ステップS1001)。そして、欠落モジュールが受信された場合(ステップS1002:Yes)、図8に示したステップS805に移行する。一方、コンテンツ管理サーバ101から欠落モジュールが受信されていない場合(ステップS1002:No)、所定時間経過していなければ(ステップS1003:No)、ステップS1002に移行して、コンテンツCの受信を待ち受ける。
一方、所定時間経過しているときは(ステップS1003:Yes)、ステップS1001の配信要求が所定回数されていない場合(ステップS1004:No)、ステップS1001に移行して、欠落モジュールの配信要求を送信する。一方、すでに配信要求が所定回数されている場合(ステップS1004:Yes)、一連の処理を終了する。このコンテンツCの配信処理によっても、コンテンツ管理サーバ101から欠落モジュールのみの配信を受けることにより、コンテンツCをダウンロードすることができ、コンテンツ配信サービスの利便性の向上を図ることができる。また、通信回線を用いる場合は、欠落モジュールが発生した場合に限定されるため、図9に示したコンテンツCの配信をそのまま受ける場合に比べて、通信回線の混雑をより一層緩和することができる。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる受信装置105について説明する。実施の形態2にかかる受信装置105は、あらかじめ暗号化されたコンテンツCを分割したモジュールMを地上デジタルラジオ放送波として配信する構成である。なお、実施の形態1で示した構成と同一構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
(受信装置105の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態2にかかる受信装置105の機能的構成について説明する。図11は、この発明の実施の形態2にかかる受信装置105の機能的構成を示すブロック図である。図11において、受信装置105は、結合部704と記憶部705との間に復号部1100を備えている。この復号部1100は、結合部704によって結合されたコンテンツCを復号する。復号の手法は、あらかじめコンテンツC配信サーバから付与されたパスワードなどの復号鍵データを入力することで、コンテンツCを復号することができる。
また、復号部1100は、復号鍵データが付与されていない場合、取得部703から復号鍵データの配信要求を、コンテンツ管理サーバ101に送信することで、コンテンツ管理サーバ101から復号鍵データを取得することができる。そして、復号部1100は、コンテンツ管理サーバ101から取得した復号鍵データを用いて、コンテンツCを復号することができる。また、復号部1100は、具体的には、たとえば、図4に示したROM402、RAM403などの記録媒体に記録されたプログラムをCPU401が実行することによって、その機能を実現する。
(受信装置105のコンテンツ受信処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかるコンテンツ受信処理手順について説明する。図12は、この発明の実施の形態2にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである。なお、図9に示したフローチャートの処理手順が実行される場合には、図9中の「コンテンツ」は、暗号化された「コンテンツ」を意味する。図12において、まず、目的のコンテンツCの放送日の放送時間中である場合(ステップS1201:Yes)、地上デジタルラジオ放送波、すなわち、暗号化されたコンテンツCを分割した一連のモジュールMを受信する(ステップS1202)。
すべてのモジュールMが受信されていない場合(ステップS1203:No)、すなわち、欠落モジュールがある場合、目的とするコンテンツCの放送時間が終了していなければ(ステップS1204:No)、ステップS1202に移行して地上デジタルラジオ放送波の受信を継続する。一方、放送時間が終了した場合(ステップS1204:Yes)、図9のステップS901(または、図10のステップS1001)に移行する。
一方、すべてのモジュールMが受信された場合(ステップS1203:Yes)、または、図10に示したステップS1002により欠落モジュールが受信された場合(ステップS1002:Yes)、結合部704によるモジュール結合を実行する(ステップS1205)。
このモジュール結合(ステップS1205)のあと、または、図9のステップS902において暗号化されたコンテンツCが受信された場合(ステップS902:Yes)、復号鍵データがない場合(ステップS1206:No)、コンテンツ管理サーバ101に対し、復号鍵データの配信要求を送信する(ステップS1207)。
そして、復号鍵データが受信されていない場合(ステップS1208:No)、所定時間経過していなければ(ステップS1209:No)、ステップS1208に移行して、復号鍵データの受信を待ちうける。一方、所定時間が経過していれば(ステップS1209:Yes)、復号鍵データの配信要求が所定回数されていない場合(ステップS1210:No)、ステップS1207に移行して、復号鍵データの配信要求を送信する。一方、復号鍵データの配信要求が所定回数された場合(ステップS1210:Yes)、一連の処理を終了する。
また、ステップS1206において、すでに復号鍵データがある場合(ステップS1206:Yes)、または、ステップS1208において、復号鍵データが受信された場合(ステップS1208:Yes)、その復号鍵データを用いてコンテンツCを復号する(ステップS1211)。そして、操作部706による再生開始入力があった場合(ステップS1212:Yes)、復号されたコンテンツCを再生し(ステップS1213)、音声出力部708から音声を出力、または、表示部709の表示画面に画像データまたはテキストデータを表示する。そして、一連の処理を終了する。
この実施の形態2によれば、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。また、実施の形態1では、ARIBの標準規格・技術規定を用いて地上デジタルラジオ放送によってモジュールMを配信しているため、受信装置105の受信機能が地上デジタルラジオ放送に対応していれば、誰でもモジュールMを受信することができ、しかるべき結合を行うことによりコンテンツCを取得することができる。しかしながら、実施の形態2では、コンテンツCを復号することによってコンテンツCの再生が可能になるため、コンテンツ配信サービスの利用者にのみ当該サービスを提供することができ、コンテンツ管理サーバ101側は、単にコンテンツCを暗号化し復号鍵データを付与するという簡単な処理だけで、顧客の囲い込みの有効な手段として用いることができる。
(実施の形態3)
つぎに、この発明の実施の形態3にかかる受信装置105について説明する。実施の形態1,2では、コンテンツCまたは暗号化されたコンテンツCを分割して得られた一連のモジュールMを地上デジタルラジオ放送波として放送し、その一連のモジュールMを受信することによってコンテンツCをダウンロードする構成である。
一方、実施の形態3は、一連のモジュールMのうち、一部のモジュールM(以下、「未放送モジュール」という)を除いて地上デジタルラジオ放送波として放送し、当該未放送モジュールを、データ通信網120を介してコンテンツ管理サーバ101から取得することで、すべてのモジュールMを取得し、コンテンツCをダウンロードする構成である。実施の形態3の機能的構成は、図7に示した実施の形態1の受信装置105の機能的構成と同一であるため説明を省略する。
(受信装置105のコンテンツ受信処理手順)
つぎに、この発明の実施の形態3にかかるコンテンツ受信処理手順について説明する。図13は、この発明の実施の形態3にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである。図13において、まず、目的のコンテンツCの放送日の放送時間中である場合(ステップS1301:Yes)、地上デジタルラジオ放送波、すなわち、暗号化されたコンテンツCを分割した一連のモジュールMのうち一部のモジュールMを除くモジュールMを受信する(ステップS1302)。
地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールMが受信されていない場合(ステップS1303:No)、すなわち、欠落モジュールがある場合、目的とするコンテンツCの放送時間が終了していなければ(ステップS1304:No)、ステップS1302に移行して地上デジタルラジオ放送波の受信を継続する。一方、放送時間が終了した場合(ステップS1304:Yes)、図9のステップS901(または、図10のステップS1001)に移行する。
一方、地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールMが受信された場合(ステップS1303:Yes)、または、図10に示したステップS1002により欠落モジュールが受信された場合(ステップS1002:Yes)、コンテンツ管理サーバ101に対しデータ通信網120を介して、未放送モジュールの配信要求およびユーザ識別情報(ユーザID、パスワード、指紋などの生体情報など)を送信する(ステップS1305)。
そして、ユーザ認証されなかった場合(ステップS1306:No)、一連の処理を終了する。一方、ユーザ認証された場合(ステップS1306:Yes)未放送モジュールの受信を待ち受ける(ステップS1307)。未放送モジュールが受信されていない場合(ステップS1307:No)、所定時間経過していなければ(ステップS1308:No)、ステップS1307に移行して、未放送モジュールの受信を待ちうける。
一方、所定時間が経過していれば(ステップS1308:Yes)、未放送モジュールの配信要求が所定回数されていない場合(ステップS1309:No)、ステップS1305に移行して、未放送モジュールの配信要求およびユーザ識別情報を送信する。一方、未放送モジュールの配信要求が所定回数された場合(ステップS1309:Yes)、一連の処理を終了する。
また、ステップS1307において、未放送モジュールが受信された場合(ステップS1307:Yes)、結合部704によるモジュール結合を実行する(ステップS1310)。このモジュール結合(ステップS1310)のあと、または、図9のステップS902においてコンテンツCが受信された場合(ステップS902:Yes)、操作部706による再生開始入力があると(ステップS1311:Yes)、コンテンツCを再生し(ステップS1312)、音声出力部708から音声を出力、または、表示部709の表示画面に画像データまたはテキストデータを表示する。そして、一連の処理を終了する。
この実施の形態3によれば、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。また、実施の形態1では、ARIBという標準規格を用いて地上デジタルラジオ放送によってモジュールMを配信しているため、受信装置105の受信機能が地上デジタルラジオ放送に対応していれば、誰でもコンテンツCを取得することができる。
しかしながら、実施の形態3では、未放送モジュールをコンテンツ管理サーバ101から取得するだけで、コンテンツCをダウンロードすることができる。特に、ユーザ認証を用いて未放送モジュールの配信をコンテンツ配信サービスの利用者にのみ限定することにより、この特定の利用者にのみ、当該サービスを提供することができ、コンテンツ管理サーバ101側は、単に未放送モジュールを、データ通信網120を介して送信するという簡単な処理だけで、顧客の囲い込みの有効な手段として用いることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかる受信装置105によれば、コンテンツCの配信元と配信先との間における通信回線の混雑を解消するとともに、コンテンツC配信の利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態で説明した受信方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる受信装置、受信方法、および受信プログラムは、コンテンツを視聴可能な携帯電話機、携帯型ラジオ、受信機を搭載した車載オーディオ、カーナビゲーション装置、PDA、パーソナル・コンピュータ、PDA/パーソナル・コンピュータ用の受信アダプタなどの受信端末に有用であり、特に、携帯型の受信端末に適している。
この発明の実施の形態にかかるコンテンツ配信システムのシステム構成を示す説明図である。 コンテンツ管理サーバおよび放送局サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 放送装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 受信装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態にかかる放送装置におけるデータカルーセル伝送方式を示す説明図である。 この発明の実施の形態にかかる受信装置におけるデータカルーセル伝送方式を示す説明図である。 この発明の実施の形態1にかかる受信装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである(その1)。 この発明の実施の形態1にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである(その2)。 この発明の実施の形態1にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである(その3)。 この発明の実施の形態2にかかる受信装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3にかかるコンテンツ受信処理手順を示すフローチャートである。 従来のコンテンツ配信システムを示す概略構成図である。 従来のコンテンツ配信システムのシーケンス図である。
符号の説明
100 コンテンツ配信システム
101 コンテンツ管理サーバ
102 基地局
103 放送局サーバ
104 放送装置
105 受信装置
110 インターネット網
120 データ通信網
701 受信部
702 判定部
703 取得部
704 結合部
705 記憶部
706 操作部
707 再生部
708 音声出力部
709 表示部
M モジュール
P カルーセルパケット

Claims (19)

  1. 地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたモジュールを結合して、前記コンテンツを生成する結合手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、暗号化された任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたモジュールデータを結合して前記コンテンツを生成する結合手段と、
    前記結合手段によって結合されたコンテンツを復号する復号手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  3. 前記コンテンツを復号する復号化情報を、当該復号化情報を記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段を備え、
    前記結合手段は、
    前記取得手段によって取得された復号化情報を用いて、前記結合手段によって結合されたコンテンツを復号することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記受信手段によって受信されなかったモジュールデータを、当該モジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段と、を備え、
    前記結合手段は、
    前記受信手段によって受信されたモジュールデータと前記取得手段によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  5. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって、前記受信手段により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の受信装置。
  6. 任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータのうち、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送されるモジュールデータを受信する受信手段と、
    前記一連のモジュールデータのうち、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記一連のモジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得手段と、
    前記受信手段によって受信されたモジュールデータと前記取得手段によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成する結合手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  7. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記取得手段は、
    前記判定手段によって判定された判定結果に基づいて、前記一連のモジュールデータのうち前記受信手段によって受信されなかったモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得するとともに、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  8. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信手段によって受信されたか否かを判定する判定手段を備え、
    前記取得手段は、
    前記判定手段によって、前記受信手段により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得することを特徴とする請求項6に記載の受信装置。
  9. 前記コンテンツを再生する再生手段を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の受信装置。
  10. 地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたモジュールを結合して、前記コンテンツを生成する結合工程と、
    を含んだことを特徴とする受信方法。
  11. 地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送される、暗号化された任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータを受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信されたモジュールデータを結合して前記コンテンツを生成する結合工程と、
    前記結合工程によって結合されたコンテンツを復号する復号工程と、
    を含んだことを特徴とする受信方法。
  12. 前記コンテンツを復号する復号化情報を、当該復号化情報を記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程を含み、
    前記結合工程は、
    前記取得工程によって取得された復号化情報を用いて、前記結合工程によって結合されたコンテンツを復号することを特徴とする請求項11に記載の受信方法。
  13. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記受信工程によって受信されなかったモジュールデータを、当該モジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程と、を含み、
    前記結合工程は、
    前記受信工程によって受信されたモジュールデータと前記取得工程によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成することを特徴とする請求項10または11に記載の受信方法。
  14. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって、前記受信工程により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程と、
    を含んだことを特徴とする請求項10または11に記載の受信方法。
  15. 任意のコンテンツを分割して得られた一連のモジュールデータのうち、地上デジタルラジオ放送波としてデータカルーセル伝送方式によって周期的に放送されるモジュールデータを受信する受信工程と、
    前記一連のモジュールデータのうち、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記一連のモジュールデータを記憶するサーバから通信回線を介して取得する取得工程と、
    前記受信工程によって受信されたモジュールデータと前記取得工程によって取得されたモジュールデータとを結合して前記コンテンツを生成する結合工程と、
    を含んだことを特徴とする受信方法。
  16. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程と、を含み、
    前記取得工程は、
    前記判定工程によって判定された判定結果に基づいて、前記一連のモジュールデータのうち前記受信工程によって受信されなかったモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得するとともに、前記地上デジタルラジオ放送波として放送されないモジュールデータを、前記サーバから通信回線を介して取得することを特徴とする請求項15に記載の受信方法。
  17. 前記地上デジタルラジオ放送波として放送されたすべてのモジュールデータが前記受信工程によって受信されたか否かを判定する判定工程を含み、
    前記取得工程は、
    前記判定工程によって、前記受信工程により前記すべてのモジュールデータが受信されなかったと判定された場合、前記コンテンツを、当該コンテンツを記憶するサーバから通信回線を介して取得することを特徴とする請求項15に記載の受信方法。
  18. 前記コンテンツを再生する再生工程を含んだことを特徴とする請求項10〜17のいずれか一つに記載の受信方法。
  19. 請求項10〜18のいずれか一つに記載の受信方法をコンピュータに実行させることを特徴とする受信プログラム。
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