JP2000022775A - 送信装置、受信装置、通信装置、通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及び記憶媒体 - Google Patents

送信装置、受信装置、通信装置、通信システム、送信方法、受信方法、通信方法、及び記憶媒体

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JP2000022775A
JP2000022775A JP10184272A JP18427298A JP2000022775A JP 2000022775 A JP2000022775 A JP 2000022775A JP 10184272 A JP10184272 A JP 10184272A JP 18427298 A JP18427298 A JP 18427298A JP 2000022775 A JP2000022775 A JP 2000022775A
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Takaaki Fukui
貴明 福井
Takahiro Kurosawa
貴弘 黒澤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全且つ効率的にデータ通信を行い、また、
操作性の向上をも図った通信システムを提供する。 【解決手段】 送信装置110において、選択手段11
5は、複数の暗号化手段116(1)〜116(N)の
中から送信するデータに適切な暗号化手段を選択する。
選択手段115で選択された暗号化手段116(X)
は、送信するデータを所定の暗号化方式Xで暗号化す
る。受信装置120において、選択手段121は、複数
の復号化手段122(1)〜122(N)の中から受信
された暗号化データの暗号化方式に対応する復号化手段
を選択する。選択手段121で選択された復号化手段1
22(X)は、暗号化データを復号化方式Xで復号化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像、動画
像、音声等、様々なデータを送受信するための通信技術
に関し、特に、情報への課金を行う等、情報伝達の安全
性が求められる送信装置、受信装置、通信装置、通信シ
ステム、送信方法、受信方法、通信方法、及びそれを実
施するための処理ステップをコンピュータが読出可能に
格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、インターネット等の
ネットワーク(ディジタル伝達メディア)を介して、W
ebサーバやFTP(File Transmission Protocol)サ
ーバ等のデータ提供側(以下、単に「サーバ」と言う)
にアクセスして、種々の画像や音声データ等を手に入れ
ることができる。このとき、利用者は、パスワード等の
情報をサーバに提供する。したがって、サーバは、提供
された情報により、正規の受信者(特定の相手)である
か否かを判断し、特定の相手であったときに、要求され
た画像や音声データ等を該利用者に送信する。しかしな
がら、このような通信システムでは、特定の相手に送信
されるデータは、暗号化等の加工を行わずにそのまま送
信されるのが一般的であり、このため、特定の相手以外
の者に、そのデータが漏れてしまう可能性があった。
【0003】そこで、このような問題を解決するため
に、近年では、送信するデータに、ある特定の暗号化方
式(SSL:Secure Socket Layer 等) で暗号化を行
い、送信すべき特定の相手に対してのみ、該暗号化デー
タを復号化するための情報を提供するようになされた通
信システムがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、暗号化方式
には数多くの方式が存在する。効率的にデータを送信す
るには、その送信するデータが有する性質に適合した暗
号方式を用いる必要がある。
【0005】例えば、テレビ会議システムにて動画像や
音声等を送信する場合、該送信データはライブ性を有
し、リアルタイム性が重要となる。このため、暗号の強
度が高い(強い)方式よりも、処理速度が高速な方式を
用いるのが有効である。一方、テキストや静止画像等、
蓄積系のデータを送信する場合、該送信データは、いつ
でもデータを引き出せる、という性質を有するため、処
理速度が高速な方式よりも、暗号の強度が高い方式を用
いるのが有効である。
【0006】また、個々の暗号化方式の中には、暗号強
度や処理速度の特徴以外の様々な特徴を有している。し
たがって、暗号化方式が有する上記の特徴以外の特徴を
も考慮して、送信するデータが有する性質に適合した方
式を選択する必要がある。
【0007】しかしながら、従来では、この暗号化方式
の選択は、送信側のオペレータにより送信毎に直接行わ
れていた。このため、送信するデータのファイル数が多
い場合や、アクセス回数が多い場合等、その都度暗号化
方式を選択する操作が必要となり、非常に面倒であっ
た。また、送信するデータの性質等を良く把握している
オペレータであればよいが、あまりデータの性質等につ
いて慣れていないオペレータ(ビギナー)にとっては、
この操作は非常に困難である。
【0008】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、安全且つ効率的にデータ通信を
行い、また、操作性の向上をも図った送信装置、受信装
置、通信装置、及び通信システムを提供することを目的
とする。また、本発明は、安全且つ効率的にデータ通信
を行うことができ、また、操作性の向上をも図ることが
できる送信方法、受信方法、通信方法、及びそれを実施
するための処理ステップをコンピュータが読出可能に格
納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、通信ネットワークを介してデータを暗号
化して送信する送信装置であって、暗号化方式が各々異
なる複数の暗号化手段と、上記複数の暗号化手段の中か
ら、送信するデータに従った暗号化手段を選択する選択
手段とを備え、上記選択手段により選択された暗号化手
段は、送信するデータを所定の暗号化方式で暗号化する
ことを特徴とする。
【0010】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記選択手段は、上記送信するデータが有する特徴に基
づいて、暗号化手段の選択を行うことを特徴とする。
【0011】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記送信するデータの特徴は、少なくともデータ形式、
データサイズ、及びデータのライブ性と蓄積性の相違の
何れかを含むことを特徴とする。
【0012】第4の発明は、通信ネットワークを介して
送信されてきた暗号化データを受信して復号化する受信
装置であって、各々が異なる暗号化方式に対応した複数
の復号化手段と、上記複数の復号化手段の中から、受信
された暗号化データの暗号化方式に対応する復号化手段
を選択する選択手段とを備え、上記選択手段により選択
された復号化手段は、上記暗号化データを該暗号化デー
タの暗号化方式に対応した方式で復号化することを特徴
とする。
【0013】第5の発明は、通信ネットワークを介して
データを暗号化して送信する送信手段と、該通信ネット
ワークを介して送信されてきた暗号化データを受信して
復号化する受信手段とを含む通信装置であって、上記送
信手段は、請求項1〜3の何れかに記載の送信装置の機
能を有し、上記受信手段は、請求項4記載の受信装置の
機能を有することを特徴とする。
【0014】第6の発明は、通信ネットワークを介して
データの送受信を行う通信装置であって、送信するデー
タの暗号化方式を複数の暗号化方式の中から自動選択
し、該自動選択した暗号化方式で送信するデータを暗号
化する暗号化手段と、受信した暗号データに用いられた
暗号化方式を自動判別し、該自動判別の結果により複数
の復号化方式の中から選択した復号化方式で受信した暗
号データを復号化する復号化手段とを備えることを特徴
とする。
【0015】第7の発明は、上記第6の発明において、
上記暗号化手段における選択の基準に、少なくともデー
タ形式、データサイズ、及びデータのライブ性と蓄積性
の相違の何れかを利用することを特徴とする。
【0016】第8の発明は、通信ネットワークを介して
送信装置と受信装置が接続可能に設けられた通信システ
ムであって、上記送信装置は、請求項1〜3の何れかに
記載の送信装置が有する機能、又は、請求項6及び7の
何れかに記載の通信装置の暗号化手段の機能を有し、上
記受信装置は、請求項4に記載の受信装置が有する機
能、又は、請求項6に記載の通信装置の復号化手段の機
能を有することを特徴とする。
【0017】第9の発明は、通信ネットワークを介して
データの通信を行う通信システムであって、データの送
信側は、送信するデータの暗号化方式を複数の暗号化方
式の中から自動選択し、該自動選択した暗号化方式で送
信するデータを暗号化する暗号化手段を備え、データの
受信側は、受信した暗号データに用いられた暗号化方式
を自動判別し、該自動判別の結果により複数の復号化方
式の中から選択した復号化方式で受信した暗号データを
復号化する復号化手段を備えることを特徴とする。
【0018】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、上記暗号化手段における選択の基準に、少なくとも
データ形式、データサイズ、及びデータのライブ性と蓄
積性の相違の何れかを利用することを特徴とする。
【0019】第11の発明は、通信ネットワークを介し
てデータを暗号化して送信するための送信方法であっ
て、送信するデータに従った暗号化方式を、各々異なる
複数の暗号化方式の中から自動的に選択する選択ステッ
プと、上記選択ステップにより選択された暗号化方式
で、送信するデータを暗号化する暗号化ステップを含む
ことを特徴とする。
【0020】第12の発明は、上記第11の発明におい
て、上記選択ステップは、上記送信するデータが有する
特徴に基づいて、暗号化方式の選択を行うステップを含
むことを特徴とする。
【0021】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記送信するデータの特徴は、少なくともデータ形
式、データサイズ、及びデータのライブ性と蓄積性の相
違の何れかを含むことを特徴とする。
【0022】第14の発明は、通信ネットワークを介し
て送信されてきた暗号化データを受信して復号化するた
めの受信方法であって、受信された暗号化データの暗号
化方式を自動的に判別する判別ステップと、上記判別ス
テップの判別結果に基づいた復号化方式を、複数の復号
化方式の中から選択する選択ステップと、上記選択ステ
ップにより選択された復号化方式で受信された暗号化デ
ータを復号化する復号化ステップとを含むことを特徴と
する。
【0023】第15の発明は、通信ネットワークを介し
てデータを暗号化して送信し、該通信ネットワークを介
して送信されてきた暗号化データを受信して復号化する
ための通信方法であって、請求項11〜13の何れかに
記載の送信方法の処理ステップと、請求項14に記載の
受信方法の処理ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】第16の発明は、通信ネットワークを介し
てデータの通信を行うための通信方法であって、データ
の送信側は、送信するデータの暗号化方式を複数の暗号
化方式の中から自動選択し、該自動選択した暗号化方式
で送信するデータを暗号化する暗号化ステップと、デー
タの受信側は、受信した暗号データに用いられた暗号化
方式を自動判別し、該自動判別の結果により複数の復号
化方式の中から選択した復号化方式で受信した暗号デー
タを復号化する復号化ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0025】第17の発明は、上記第16の発明におい
て、上記暗号化ステップにおける選択の基準に、少なく
ともデータ形式、データサイズ、及びデータのライブ性
と蓄積性の相違の何れかを利用することを特徴とする。
【0026】第18の発明は、請求項11〜17の何れ
かに記載の方法の処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体であることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0028】本発明は、例えば、図1に示すようなデー
タ伝送システム100に適用される。このデータ伝送シ
ステム100は、上記図1に示すように、送信側装置1
10と、受信側装置120とが、ローカル・エリア・ネ
ットワーク(LAN)、インターネット、ISDN(In
tegrated Services Digital Network )等のようなディ
ジタル伝達メディア(ネットワーク通信)130を介し
て接続可能に構成されている。送信側装置110は、撮
影や採音して得られた映像データや音声データ等、或い
はハードディスク装置やCD−路等に予め記録されてい
る映像データや音声データ等を、ディジタル伝達メディ
ア130を介して、受信側装置120に対して送信する
ようになされている。受信側装置120は、送信側装置
110からディジタル伝達メディア130を介して送信
されてきたデータを受信し、それを表示出力や音声出力
等するようになされている。
【0029】具体的にはまず、送信側装置110には、
映像入力装置111、音声入力装置112、及びハード
ディスク装置(HDD)113が接続されている。映像
入力装置111は、被写体を撮影し、それにより得られ
た映像信号をディジタル化して送信側装置110に供給
する。音声入力装置112も同様に、音声を取り込み、
それをディジタル化して送信側装置110に供給する。
HDD113には、映像データや音声データ等が予め記
録されている。
【0030】送信側装置110の内部構成については、
映像入力装置111、音声入力装置112、及びHDD
113の各出力が供給される入力部114と、入力部1
14の出力が供給されるセレクタ115と、セレクタ1
15の出力が供給される複数(N個)の暗号化部116
(1)〜116(N)とを備えた構成としており、暗号
化部116(1)〜116(N)の出力が、ディジタル
伝達メディア130を介して、受信側装置120に対し
て送信されるようになされている。また、送信側装置1
10は、送信側装置110全体の動作制御を行う制御部
117と、制御部117で行う動作制御のための後述す
る処理プログラムが予め格納されたプログラムメモリ1
18とを備えている。
【0031】入力部114は、映像入力装置111、音
声入力装置112、及びHDD113のうち何れか1つ
又は2つ又は全てを選択し、選択した装置の出力データ
をセレクタ115に供給する。この入力部114での選
択は、送信側装置110のオペレータ(運用者、映像や
音声の送信サービスの管理者等)により、予め設定され
ている。
【0032】セレクタ115は、入力部114からのデ
ータについて、該データが有する特徴を自動的に判別
し、その判別結果に従って、暗号化部116(1)〜1
16(N)のうち何れかを選択し、選択した暗号化部
(X)に入力部114からのデータを供給する。
【0033】暗号化部116(1)〜116(N)では
各々、種類の異なる暗号化方式(特徴が異なる暗号化手
法)1〜Nが採用されている。したがって、これらの暗
号化部116(1)〜116(N)のうち、セレクタ1
15により選択された暗号化部(X)が、入力部114
の出力を暗号化手法Xに従って暗号化する。そして、こ
の暗号化データが、ディジタル伝達メディア130を介
して、受信側装置120に対して送信される。
【0034】尚、詳細は後述するが、ここでは、送信す
るデータが有する特徴(データ型、データサイズ等)
と、暗号化手法1〜Nとの対応付けが、テーブル等によ
り予め設定されており、この設定に従って、セレクタ1
15は暗号化部の選択を行うものとする。
【0035】一方、受信側装置120には、再生装置1
24が接続されており、この再生装置124は、受信側
装置120での受信データを表示出力や音声出力等する
ようになされている。
【0036】受信側装置120の内部構成については、
送信側装置110からのデータがディジタル伝達メディ
ア130を介して供給されるセレクタ121と、セレク
タ121の出力が供給される複数(N個)の復号化部1
22(1)〜122(N)と、復号化部122(1)〜
122(N)の出力が供給される出力部123とを備え
た構成としており、出力部123の出力が、再生装置1
24に供給されるようになされている。また、受信側装
置120は、受信側装置120全体の動作制御を行う制
御部125と、制御部125で行う動作制御のための後
述する処理プログラムが予め格納されたプログラムメモ
リ126とを備えている。
【0037】セレクタ121は、送信側装置110から
ディジタル伝達メディア130を介して送信されてきた
データ(暗号化データ)の暗号化手法(X)を自動的に
判別し、その判別結果に従って、復号化部122(1)
〜122(N)のうち何れかを選択し、選択した復号化
部(X)に、送信側装置110からのデータを供給す
る。
【0038】復号化部122(1)〜122(N)では
各々、種類の異なる暗号化方式(特徴が異なる暗号化手
法)1〜Nに対応した復号化手法1〜Nが採用されてい
る。したがって、これらの復号化部122(1)〜12
2(N)のうち、セレクタ121により選択された復号
化部(122(X))が、送信側装置110からの暗号
化データを復号化手法Xに従って復号化する。そして、
これにより復元されたデータ(映像データ、音声データ
等)が、出力部123に供給される。
【0039】出力部123は、復号化部122(X)か
らのデータに、所定の信号処理等を行って再生装置12
3に供給し、再生装置123は、出力部123からのデ
ータを再生する。
【0040】上述のようなデータ伝送システム100に
おいて、上述のデータ型及び暗号化手法の対応付け、及
びそれによる送信側装置110と受信側装置120の動
作について、以下、具体的に説明する。
【0041】図2〜図4は、送信側装置110が送信す
るデータが有する特徴(性質)と、それを暗号化する際
に採用する暗号化手法の対応付けの一例を示したもので
ある
【0042】まず、上記図2は、送信データのデータ型
(形式)を基準にしてタイプ分けし、タイプ毎に暗号化
手法を対応付けした一例である。すなわち、送信データ
のデータ形式(ファイルタイプ)を、「テキスト」、
「静止画」、「動画」、及び「音声」の4種類のデータ
形式とし、これらのデータ形式に対して、「Tripl
e DES」、「IDEA」、及び「RC5」の3種類
の暗号化手法を対応付ける。この対応付けは、各々のデ
ータ形式に適切な暗号方式を対応付けるようにする。こ
こでは、「テキスト」のデータは、データ量が非常に少
ないという特徴があるため、多少処理速度は遅いが暗号
の強度が強い(強固)な暗号化手法である「Tripl
e DES」を対応付ける。これに対して、「静止画」
のデータには、処理速度が非常に高速な暗号化手法であ
る「IDEA」を対応付ける。また、「動画」及び「音
声」のデータは、ストリーム系のデータであるため、処
理速度が高速でストリーム暗号系の暗号化手法である
「RC5」を対応付ける。
【0043】つぎに、上記図3は、送信データのデータ
サイズ(ファイルサイズ)を基準にして、サイズ毎に暗
号化手法を対応付けした一例である。すなわち、送信デ
ータのファイルサイズのパターンを、「1Kbyte以
下」と「1Kbyte以上」の2種類のサイズパターン
とし、これらのサイズパターンに対して、「Tripl
e DES」や「IDEA」等の暗号化手法を対応付け
る。この対応付けについても、各々のサイズパターンに
適切な暗号化方式を対応付けるようにする。ここでは、
ファイルサイズが「1Kbyte以下」のデータは、デ
ータ量が非常に少ないという特徴があるため、処理速度
は遅いが、暗号の強度が強い「Triple DES」
を対応付ける。また、ファイルサイズが「1Kbyte
以上」のデータは、処理速度が非常に高速な暗号化手法
である「IDEA」を対応付ける。
【0044】つぎに、上記図4は、送信データが蓄積性
を有するもの(蓄積型)であるか、ライブ性(実時間
性)を有するもの(ライブ型)であるかによって、暗号
化手法を対応付けした一例である。すなわち、送信デー
タを「蓄積型」のデータと、「ライブ型」のデータとに
分け、それぞれに対して、「Triple DES」
(又は「IDEA」)と「RC5」の2種類の暗号化手
法を対応付ける。この対応付けについても、各々のデー
タの型に適切な暗号化方式を対応付けるようにする。こ
こでは、「蓄積型」のデータは、静止画像やテキスト等
のデータのように、ファイルサイズやファイル特性が予
めわかっているデータであるため、暗号の強度が強く且
つブロック暗号化手法である「Triple DES」
を対応付ける。また、「ライブ型」のデータ(映像や音
声データ等)は、処理速度が高速で且つストリーム暗号
系の暗号化手法である「RC5」を対応付ける。
【0045】上述のような送信データと暗号化手法の対
応付けの情報は、送信側装置110にて予め決定され設
定されており、この設定に従って、セレクタ115は、
暗号化部116(1)〜116(N)の中から、送信デ
ータに適切な暗号化手法の暗号化部を選択する。具体的
には、暗号化部116(1)〜116(N)には各々、
上述したような「Triple DES」、「IDE
A」、及び「RC5」等の各種の暗号化手法(暗号化ル
ーチン)が割り当てられており、その割り当てられた方
式に従った暗号化を行うようになされている。セレクタ
115は、入力部114からのデータが、例えば、テキ
ストデータであれば、それに適切な「Triple D
ES」の暗号化部116(X)を選択し、それに入力部
114からのデータを供給する。したがって、選択され
た暗号化部116(X)は、セレクタ115からのデー
タを、「Triple DES」に従って暗号化する。
【0046】暗号化部116(1)〜116(N)にて
暗号化がなされる際、暗号化により得られた暗号データ
のヘッダ部に、使用された暗号化手法の情報が格納され
る。また、使用された暗号化手法が、例えば、「鍵(暗
号鍵)」を用いる手法である場合、上記ヘッダ部には、
その暗号化手法の情報に、暗号データを復号化するため
の「鍵」の生成についての情報(鍵生成手段)も含め
て、格納される。尚、「鍵」を用いる暗号化手法の場
合、該「鍵」については、別途安全な手段で送付される
ものとする。
【0047】上述のようにして生成された暗号データ
は、ディジタル伝達メディア130を介して受信側装置
120に対して送信される。
【0048】これを受けた受信側装置120において、
セレクタ121は、送信されてきた暗号データのヘッダ
部に格納されている情報により、該暗号データがどの暗
号化手法で暗号化されたものであるかを判別し、その判
別結果に従って、復号化部122(1)〜122(N)
の中から該当するものを選択し、選択した復号化部12
2(X)に、その暗号データを供給する。
【0049】復号化部122(1)〜122(N)に
は、上述の暗号化部116(1)〜116(N)に割り
当てられている暗号化手法1〜Nに対応する復号化手法
(復号化ルーチン)1〜Nが割り当てられている。した
がって、上述したように送信側装置110において、例
えば、テキストデータがそれに適切な「Triple
DES」に従って暗号化され、受信側装置120にて、
この暗号データが受信された場合、セレクタ121は、
送信されてきた暗号データが「Triple DES」
を用いて暗号化されたものであることを認識し、復号化
部122(1)〜122(N)の中から、「Tripl
eDES」に対応する復号化手法の復号化部122
(X)を選択する。復号化部122(X)は、セレクタ
121からの暗号データを、「Triple DES」
に対応する復号化手法で復号化する。尚、暗号データが
「鍵」を用いた暗号化手法を用いて暗号化されたもので
ある場合、復号化部122(1)〜122(N)にて、
復号化に必要な「鍵」の受信がなされる。
【0050】復号化部122(1)〜122(N)の何
れかの復号化部で復号化されたデータは、出力部123
に供給され、出力部123は、その供給されたデータ
を、再生装置124や図示していない計算機等に供給す
る。再生装置124は、出力部123からのデータを再
生する。例えば、出力部123からのデータが映像デー
タ及び音声データである場合、ディスプレイにより該映
像データを表示出力し、スピーカで該音声データを音声
出力する。
【0051】上述のようなデータ伝送システム100の
動作は、例えば、図5及び図6に示すフローチャートに
従った処理プログラム(ソフトウェアの各ルーチン)の
実行、及び該実行により動作する各構成部の組み合わせ
によって実施される。すなわち、送信側装置110のプ
ログラムメモリ118には上記図5の処理プログラムが
予め格納されており、受信側装置120のプログラムメ
モリ126には上記図6の処理プログラムが予め格納さ
れており、各処理プログラムが各々の制御部117及び
125(コンピュータ等)により読み出され実行される
ことで、上述の動作が実現される。
【0052】そこで、上記図5及び図6を用いて、デー
タ伝送システム100の上述の動作と合わせて、データ
及び処理の流れについて説明する。
【0053】送信側装置110において(上記図5参
照)、先ず、入力部114は、映像入力装置111、音
声入力装置112、及びHDD113からデータ(ここ
では、映像データ及び音声データとする)を受け取る
(ステップS201)。そして、入力部114は、その
受け取った映像データ及び音声データをセレクタ115
に供給する(ステップS202)。
【0054】セレクタ115は、入力部114からの映
像データ及び音声データの上述したようなデータ形式や
データの特徴から、適切な暗号化手法Xを採用した暗号
化部116(X)を、暗号化部116(1)〜116
(N)の中から自動選択し、その選択した暗号化部11
6(X)に入力部114からの映像データ及び音声デー
タを供給する(ステップS203)。
【0055】暗号化部116(X)は、セレクタ115
からの映像データ及び音声データを、暗号化手法Xに従
って暗号化し(ステップS204(X))、その暗号デ
ータを、ディジタル伝達メディア130を介して受信側
装置120(サービス受信者)に対して送信する(ステ
ップS205)。
【0056】一方、受信側装置120にて(上記図6参
照)、送信側装置110(サービス提供者)からの送信
されてきた暗号データが受信され(ステップS30
1)、この受信暗号データはセレクタ121に供給され
る(ステップS302)。
【0057】セレクタ121は、受信暗号データのヘッ
ダ部の情報により、該暗号データがどの暗号化手法によ
り暗号化されたものであるかを自動判別し、該当する復
号化手法Xを採用した復号化部122(X)を、復号化
部122(1)〜122(N)の中から選択し、その選
択した復号化部122(X)に受信暗号データを供給す
る(ステップS303)。
【0058】復号化部122(X)は、セレクタ121
からの暗号データを、復号化手法Xに従って復号化し、
元の映像データ及び音声データを得る。そして、復号化
部122(X)は、その映像データ及び音声データを出
力部123に供給する(ステップS304(X))。
【0059】出力部123は、復号化部122(X)か
らの映像データ及び音声データを再生可能なデータ形式
に変換するための所定の信号処理等を行って、それを再
生装置124に供給する(ステップS305)。
【0060】再生装置124は、出力部123からの映
像データ及び音声データを再生して、ディスプレイによ
る表示出力、及びスピーカによる音声出力を行う(ステ
ップS306)。
【0061】上述のように、本実施の形態では、送信す
るデータが有する特徴(データ形式、データサイズ、ラ
イブ性や蓄積性の相違等)を自動判別し、その判別に従
って、複数種類の暗号化手法の中から適切な暗号化手法
を選択し、その選択した暗号化手法で暗号化を行い、こ
れを受信側に対して送信するようにした。これを受けた
受信側においても、受信したデータがどの暗号化手法で
暗号化がなされたものであるかを自動判別し、その判別
に従って、複数種類の復号化手法の中から該当する復号
化手法を選択し、その選択した復号化手法で復号化を行
い、これを再生するようにした。このように構成したこ
とにより、送信するデータ数やアクセス回数が多い場合
でも、個々に適切な暗号化方手法での暗号化が自動的に
行われることになる。したがって、従来のように、送信
側のオペレータ自身が、データを送信する度に、そのデ
ータに合った暗号化手法を決定し、それを選択設定す
る、という操作を行う必要はなく、安全に、且つ効率の
良い暗号化手法でデータ通信を行うことができ、また、
操作性の向上を図ることができる。さらに、安全なデー
タ通信を行いながらも、データのサービス提供の負荷を
軽減することができる。
【0062】尚、上述の実施の形態において、送信側装
置110に接続されている映像入力装置111及び音声
入力装置112については、映像や音声をディジタル化
する機構を内蔵した一体型のものであったもよいし、別
ボードの形態で設けた構成としたものであってよい。ま
た、データ圧縮機構を含んでいても構わない。例えば、
データ圧縮機構を含む構成とした場合には、受信側装置
120にも、それに対応したデータ伸張機構を設けた構
成とする。
【0063】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは
装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が実施の形態の機能
を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することとなる。
【0064】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0065】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、実施の形態の機能が実
現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処
理の一部又は全部を行い、その処理によって実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0066】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって実施の形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、データ
の送信側において、送信するデータが有する特徴に対し
て最適な暗号化方式を自動的に選択し、その選択した暗
号化方式で暗号化を行って得た暗号データを送信する。
このときの暗号化方式の選択の基準となる特徴として
は、テキストデータ、静止画データ、或いは音声データ
というようなデータ形式、データサイズ、ライブ性のデ
ータであるか蓄積性のデータであるかの相違等を用い
る。これにより、例えば、データ形式がテキストである
データを送信する場合には、暗号の強度が強い暗号化方
式が選択され、静止画データであるデータを送信する場
合には、処理速度が高速な暗号化方式が選択されること
になる。また、データの受信側においては、受信された
暗号データに用いられた暗号化方式を自動的に判別し、
その判別に従って選択した復号化方式で暗号データを復
号化する。
【0068】このように構成したことにより、送信する
データは、該データにとって適切な暗号化方式で自動的
に暗号化されるため、従来のように、送信側のオペレー
タ自身がデータを送信する度に、そのデータに合った暗
号化手法を決定して選択設定する、という操作を行う必
要はない。これは、特に、送信するデータ数やアクセス
回数が多い場合には有効である。したがって、本発明に
よれば、安全に、且つ効率の良い暗号化方式でデータ通
信を行うことができ、また、操作性の向上を図ることが
できる。さらに、安全なデータ通信を行いながらも、デ
ータのサービス提供の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ伝送システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】上記データ伝送システムにおいて、暗号化手法
の選択をデータ形式に着目した場合の対応付けを説明す
るための図である。
【図3】上記データ伝送システムにおいて、暗号化手法
の選択をファイルサイズに着目した場合の対応付けを説
明するための図である。
【図4】上記データ伝送システムにおいて、暗号化手法
の選択をライブ性(実時間性)に着目した場合の対応付
けを説明するための図である。
【図5】上記データ伝送システムにおいて、送信側装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】上記データ伝送システムにおいて、受信側装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 データ伝送システム 110 送信側装置 111 映像入力装置 112 音声入力装置 113 ハードディスク装置 114 入力部 115 セレクタ 116(1)〜116(N) 暗号化部 117 制御部 118 プログラムメモリ 120 受信側装置 121 セレクタ 122(1)〜122(N) 復号化部 123 出力部 124 再生装置 125 制御部 126 プログラムメモリ 130 ディジタル伝達メディア

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介してデータを暗号
    化して送信する送信装置であって、 暗号化方式が各々異なる複数の暗号化手段と、 上記複数の暗号化手段の中から、送信するデータに従っ
    た暗号化手段を選択する選択手段とを備え、 上記選択手段により選択された暗号化手段は、送信する
    データを所定の暗号化方式で暗号化することを特徴とす
    る送信装置。
  2. 【請求項2】 上記選択手段は、上記送信するデータが
    有する特徴に基づいて、暗号化手段の選択を行うことを
    特徴とする請求項1記載の送信装置。
  3. 【請求項3】 上記送信するデータの特徴は、少なくと
    もデータ形式、データサイズ、及びデータのライブ性と
    蓄積性の相違の何れかを含むことを特徴とする請求項2
    記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 通信ネットワークを介して送信されてき
    た暗号化データを受信して復号化する受信装置であっ
    て、 各々が異なる暗号化方式に対応した複数の復号化手段
    と、 上記複数の復号化手段の中から、受信された暗号化デー
    タの暗号化方式に対応する復号化手段を選択する選択手
    段とを備え、 上記選択手段により選択された復号化手段は、上記暗号
    化データを該暗号化データの暗号化方式に対応した方式
    で復号化することを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 通信ネットワークを介してデータを暗号
    化して送信する送信手段と、該通信ネットワークを介し
    て送信されてきた暗号化データを受信して復号化する受
    信手段とを含む通信装置であって、 上記送信手段は、請求項1〜3の何れかに記載の送信装
    置の機能を有し、 上記受信手段は、請求項4記載の受信装置の機能を有す
    ることを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークを介してデータの送受
    信を行う通信装置であって、 送信するデータの暗号化方式を複数の暗号化方式の中か
    ら自動選択し、該自動選択した暗号化方式で送信するデ
    ータを暗号化する暗号化手段と、 受信した暗号データに用いられた暗号化方式を自動判別
    し、該自動判別の結果により複数の復号化方式の中から
    選択した復号化方式で受信した暗号データを復号化する
    復号化手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】 上記暗号化手段における選択の基準に、
    少なくともデータ形式、データサイズ、及びデータのラ
    イブ性と蓄積性の相違の何れかを利用することを特徴と
    する請求項6記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 通信ネットワークを介して送信装置と受
    信装置が接続可能に設けられた通信システムであって、 上記送信装置は、請求項1〜3の何れかに記載の送信装
    置が有する機能、又は、請求項6及び7の何れかに記載
    の通信装置の暗号化手段の機能を有し、 上記受信装置は、請求項4に記載の受信装置が有する機
    能、又は、請求項6に記載の通信装置の復号化手段の機
    能を有することを特徴とする通信システム。
  9. 【請求項9】 通信ネットワークを介してデータの通信
    を行う通信システムであって、 データの送信側は、送信するデータの暗号化方式を複数
    の暗号化方式の中から自動選択し、該自動選択した暗号
    化方式で送信するデータを暗号化する暗号化手段を備
    え、 データの受信側は、受信した暗号データに用いられた暗
    号化方式を自動判別し、該自動判別の結果により複数の
    復号化方式の中から選択した復号化方式で受信した暗号
    データを復号化する復号化手段を備えることを特徴とす
    る通信システム。
  10. 【請求項10】 上記暗号化手段における選択の基準
    に、少なくともデータ形式、データサイズ、及びデータ
    のライブ性と蓄積性の相違の何れかを利用することを特
    徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークを介してデータを暗
    号化して送信するための送信方法であって、 送信するデータに従った暗号化方式を、各々異なる複数
    の暗号化方式の中から自動的に選択する選択ステップ
    と、 上記選択ステップにより選択された暗号化方式で、送信
    するデータを暗号化する暗号化ステップを含むことを特
    徴とする送信方法。
  12. 【請求項12】 上記選択ステップは、上記送信するデ
    ータが有する特徴に基づいて、暗号化方式の選択を行う
    ステップを含むことを特徴とする請求項11記載の送信
    方法。
  13. 【請求項13】 上記送信するデータの特徴は、少なく
    ともデータ形式、データサイズ、及びデータのライブ性
    と蓄積性の相違の何れかを含むことを特徴とする請求項
    12記載の送信方法。
  14. 【請求項14】 通信ネットワークを介して送信されて
    きた暗号化データを受信して復号化するための受信方法
    であって、 受信された暗号化データの暗号化方式を自動的に判別す
    る判別ステップと、 上記判別ステップの判別結果に基づいた復号化方式を、
    複数の復号化方式の中から選択する選択ステップと、 上記選択ステップにより選択された復号化方式で受信さ
    れた暗号化データを復号化する復号化ステップとを含む
    ことを特徴とする受信方法。
  15. 【請求項15】 通信ネットワークを介してデータを暗
    号化して送信し、該通信ネットワークを介して送信され
    てきた暗号化データを受信して復号化するための通信方
    法であって、 請求項11〜13の何れかに記載の送信方法の処理ステ
    ップと、 請求項14に記載の受信方法の処理ステップとを含むこ
    とを特徴とする通信方法。
  16. 【請求項16】 通信ネットワークを介してデータの通
    信を行うための通信方法であって、 データの送信側は、送信するデータの暗号化方式を複数
    の暗号化方式の中から自動選択し、該自動選択した暗号
    化方式で送信するデータを暗号化する暗号化ステップ
    と、 データの受信側は、受信した暗号データに用いられた暗
    号化方式を自動判別し、該自動判別の結果により複数の
    復号化方式の中から選択した復号化方式で受信した暗号
    データを復号化する復号化ステップとを含むことを特徴
    とする通信方法。
  17. 【請求項17】 上記暗号化ステップにおける選択の基
    準に、少なくともデータ形式、データサイズ、及びデー
    タのライブ性と蓄積性の相違の何れかを利用することを
    特徴とする請求項16記載の通信方法。
  18. 【請求項18】 請求項11〜17の何れかに記載の方
    法の処理ステップをコンピュータが読出可能に格納した
    ことを特徴とする記憶媒体。
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