JP2006317724A - 波長変換光学系及びレーザ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力変動を少なくすることができると共に、ビーム品質の劣化を小さくすることができる波長変換光学系を提供する。
【解決手段】 制御部17は、予め定められた時間が経過する毎に、BBOシフト操作部18、CLBOシフト操作部19、ダイクロイックミラー操作部20に指令を出して、これらのシフトを行う。7倍波発生部9と8倍波発生部10の1回のシフト量は、それぞれ7倍波発生部9、8倍波発生部10に入射する入射光の直径より小さい値とし、例えば直径の1/20の値とする。このようにすると、10回のシフトにより、完全に入射光が7倍波発生部9、8倍波発生部10の結晶に入射する位置が変わることになる。このように、微量ずつ、その分だけ頻繁にシフトを行っているので、8倍波発生部10から出射される出射光の強度変化が小さく、かつ、ビーム品質の劣化も発生しにくくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として固体レーザから放出されるレーザ光をその高調波に変換する、波長変換光学系、及びこの波長変換光学系を有するレーザ装置に関するものである。
レーザ光は近年において種々の用途に用いられており、例えば、金属の切断や加工を行ったり、半導体製造装置におけるフォトリソグラフィー装置の光源として用いられたり、各種測定装置に用いられたり、外科、眼科、歯科等の手術および治療装置に用いられたりしている。
ところが、ArFエキシマレーザ発振装置は、チャンバー内にアルゴンガス、フッ素ガス、ネオンガス等を封入して構成されるものであり、これらガスを密封する必要がある。さらに、各ガスの充填、回収を行う必要もあり、装置が大型化且つ複雑化しやすいという問題がある。又、ArFエキシマレーザ発振装置は所定のレーザ光発生性能を保持するために、定期的に内部ガスの交換を行ったり、オーバホールを行ったりする必要があるという問題もある。
よって、光源としてはこのような気体レーザでなく、固体レーザ(本明細書においては半導体レーザ(ダイオードレーザ)を含む概念である。)を用いることが好ましい。ところが、固体レーザから放出されるレーザ光の波長は、通常、上記波長に比べて長波長であり、例えば角膜治療装置に使用するには向いていない。そこで、このような固体レーザから放出される長波長の光を、非線形光学結晶を用いることにより短波長の紫外光(例えば8倍波)に変換して用いる方法が開発され、例えば特開2001−353176号公報(特許文献1)に記載されている。このような目的に用いられる非線形光学素子としては、BBO結晶、CLBO結晶等が知られている。
特開2001−353176号公報
波長変換結晶の内、BBO結晶、CLBO結晶は、特に高周波(短波長)の波長変換に使用され、深紫外領域の光を受けることが多い。そのため、長時間使用すると波長変換結晶そのものがダメージを受けて波長変換効率が低下するという問題点がある。
例えば、1547nmの基本波からその8倍波である193nmの深紫外光を発生させる波長変換光学系においては、7倍波発生部に用いられるBBO結晶の寿命が最も短く、約20〜30時間程度である。次に8倍波発生部に用いられるCLBO結晶の寿命が短く約100時間程度である。
従来、このような問題に対する対策として、使用時間が寿命とされる所定時間に達した場合、あるいは発生するパワーが低下した場合に、光の入射位置を変える(シフトさせる)ことにより、これらの結晶内での光の通過路を変化させ、ダメージを受けていない部分を新たな光路とすることにより、波長変換効率低下の回復を図り、BBO結晶やCLBO結晶を長時間使用することが行われてきた。
しかしながら、波長変換用結晶の劣化は徐々に起こるので、上記のような方法では、入射位置がシフトされるまでの間では、波長変換光学系が徐々に劣化し、入射位置がシフトされると元に戻るということが繰り返され、波長変換光学系の出力が一定とならないという問題点があった。このようなことを避けるために、波長変換光学系の出力をモニタし、出力を一定に保つように、基本波の強度を変化させる方法も考えられていた。
しかし、波長変換用結晶が劣化すると、波長変換効率が低下するだけでなく、ビーム形状等のビーム品質が悪化するという問題が同時に発生する。すなわち、正常時においては、出力ビームの強度分布はガウス分布に近い分布をするが、波長変換結晶が劣化すると、その形状が崩れてサイドに強度分布の強い部分が発生したりする。この現象に対しては、基本波の強度を変化させる方法によっては対処が不可能であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、出力変動を少なくすることができると共に、ビーム品質の劣化を小さくすることができる波長変換光学系、及びこれを使用したレーザ装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための第1の手段は、波長変換素子を用いて、入力される基本波からその高調波を発生させる波長変換光学系であって、少なくとも一つの波長変換素子への入射光の入射位置を、決められた時間毎に、前記入射光のスポットサイズの直径より少ない量だけシフトさせる機能を有することを特徴とする波長変換光学系である。
従来においては、波長変換素子が劣化してしまってから、入射光の位置をスポットサイズの直径以上だけシフトさせていた。本手段においては、1回のシフト量を入射光のスポットサイズの直径より少ない量とし、その代わり、従来に比して頻繁にシフトを行うようにしている。よって、波長変換素子が劣化しても、使用部分が徐々に劣化しない新しい部分に移っていくので、波長変換光学系の出力変動や、ビーム品質の劣化の程度を小さくすることができる。なお、「決められた時間」とは、後に述べるように一定の場合もあるし、他の制御によって決められた変化する時間の場合もある。同様、「シフト量」も一定の場合もあるし、他の制御によって変化する場合もある
前記課題を解決するための第2の手段は、前記第1の手段であって、前記決められた時間が、予め決められた一定時間であることを特徴とするものである。
予め決められた一定時間間隔でシフトを行うことにより、制御が簡単になる。
前記課題を解決するための第3の手段は、前記第2の手段であって、入射光の入射位置がシフトされる波長変換素子は、各入射部分に入射光を入射させた場合の波長変換効率が予め測定されたものであり、前記シフト量が、前記波長変換効率が良い部分では、前記波長変換効率が悪い部分に比べて少なくなるように制御されていることを特徴とするものである。
一般に波長変換素子においては、波長変換効率が悪い部分が早く劣化する傾向にある。よって、本手段においては、予め入射光が入射する各部分での波長変換効率が測定された波長変換素子を使用し、波長変換効率の良い部分ではシフト量を、波長変換効率が悪い部分のシフト量に比べて少なくするようにしている。従って、劣化が遅い部分を長い時間、劣化が早い部分を短い時間使用することができるようになり、波長変換素子を有効に使用することができる。
前記課題を解決するための第4の手段は、前記第2の手段又は第3の手段であって、波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置をさらに有し、前記出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、シフト量を増加させる機能を有することを特徴とするものである。
前記第2の手段、第3の手段によれば、波長変換光学系の出力はほぼ一定に保たれるはずであるが、シフト量とシフト時間間隔のマッチングが完全にとれていないと、波長変換光学系の出力が低下又は悪化する場合がある。本手段においては、出力モニタ装置をさらに有し、出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、シフト量を大きくする機能を有するので、波長変換光学系の出力の低下や、ビーム品質の低下を低減することができる。
前記課題を解決するための第5の手段は、前記第2の手段又は第3の手段であって、波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置と、前記基本波の強さを可変にすることにより波長変換光学系からの出力を一定に制御する装置をさらに有し、前記基本波の強さが増大するにつれて、シフト量を増加させる機能を有することを特徴とするものである。
前述のように、前記第2の手段、第3の手段によれば、波長変換光学系の出力はほぼ一定に保たれるはずであるが、シフト量とシフト時間間隔のマッチングが完全にとれていないと、波長変換光学系の出力が低下又は悪化する場合がある。本手段においては、この出力の低下又は悪化を補うために、基本波の強さを強める制御がなされる。本手段においては、基本波の強さが増大するにつれて、シフト量を大きくする機能を有する有するので、波長変換光学系の出力におけるビーム品質の低下を低減することができる。
前記課題を解決するための第6の手段は、前記第1の手段であって、前記シフト量が、予め決められた一定シフト量であることを特徴とするものである。
予め決められた一定シフト量でシフトを行うことにより、制御が簡単になる。
前記課題を解決するための第7の手段は、前記第6の手段であって、入射光の入射位置がシフトされる波長変換素子は、各入射部分に入射光を入射させた場合の波長変換効率が予め測定されたものであり、前記決められた時間が、前記波長変換効率が良い部分では、前記波長変換効率が悪い部分に比べて長くなるように制御されていることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第8の手段は、前記第6の手段又は第7の手段であって、前記波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置をさらに有し、前記出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、前記決められた時間を短くする機能を有することを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第9の手段は、前記第6の手段又は第7の手段であって、波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置と、前記基本波の強さを可変にすることにより波長変換光学系からの出力を一定に制御する装置をさらに有し、前記基本波の強さが増大するにつれて、前記決められた時間を短くする機能を有することを特徴とするものである。
これら、第7の手段、第8の手段、第9の手段は、それぞれ前記第3の手段、第4の手段、第5の手段と同等の作用効果を奏する。
前記課題を解決するための第10の手段は、波長変換素子を用いて、入力される基本波からその高調波を発生させる波長変換光学系であって、少なくとも一つの波長変換素子への入射光の入射位置を、連続的にシフトさせる機能を有することを特徴とする波長変換光学系である。
前記課題を解決するための第11の手段は、前記第10の手段であって、入射光の入射位置がシフトされる波長変換素子は、各入射部分に入射光を入射させた場合の波長変換効率が予め測定されたものであり、前記シフトの速度が、前記波長変換効率が良い部分では、前記波長変換効率が悪い部分に比べて遅くなるように制御されていることを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第12の手段は、前記第10の手段であって、波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置をさらに有し、前記出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、前記シフトの速度を速くする機能を有することを特徴とするものである。
前記課題を解決するための第13の手段は、前記第10の手段であって、波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置と、前記基本波の強さを可変にすることにより波長変換光学系からの出力を一定に制御する装置をさらに有し、前記基本波の強さが増大するにつれて、前記シフトの速度を速くする機能を有することを特徴とするものである。
これら、第10の手段、第11の手段、第12の手段、第13の手段は、それぞれ、前記第1の手段、第3の手段、第4の手段、第5の手段と同等の作用効果を奏する。
前記課題を解決するための第14の手段は、前記第1の手段から第13の手段のいずれかであって、前記シフトが2次元的なシフトであることを特徴とするものである。
シフトを2次元的に行うことによって、波長変換素子の多くの領域を有効に活用することができる。
前記課題を解決するための第15の手段は、前記第1の手段から第14の手段のいずれかであって、前記波長変換光学系において、最終段の波長変換を行う第1の波長変換素子と、その1段前の波長変換を行う第2の波長変換素子とが、機械的に位置合わせされて、それらの相対位置関係が固定され、前記第1の波長変換素子における波長変換は、前記第2の波長変換素子を通った光のみによって行われ、前記入射光の位置のシフトは、前記第2の波長変換素子に対して行われることを特徴とするものである。
通常の場合、波長変換素子への入射光の入射位置を変えると、出射光の出射位置も変わり、他のビームとの位置調整が必要となる。しかし、本手段が前提とするような波長変換光学系においては、最終段の波長変換を行う第1の波長変換素子と、その1段前の波長変換を行う第2の波長変換素子とが、機械的に位置合わせされて、それらの相対位置関係が固定され、かつ、第1の波長変換素子における波長変換は、第2の波長変換を通った光のみによって行われるので、第2の波長変換素子への入射光の入射位置を変えると、第1の波長変換素子への入射位置も同時に変わり、かつ、他の経路を通ったビームとの位置合わせの必要がない。よって、このような波長変換光学系においては、前記第1の手段から第14の手段は、特に有効である。
前記課題を解決するための第16の手段は、前記レーザ光源からの光、又はそれを光増幅器によって増幅した光を、前記入力される基本波とし、前記第1の手段から第15の手段のいずれかの波長変換光学系において形成された高調波を出力するレーザ装置である。
本手段は、出力の低下を低減できると共に、ビーム形状が劣化することも低減することができる。
本発明によれば、出力変動を少なくすることができると共に、ビーム品質の劣化を小さくすることができる波長変換光学系、及びこれを使用したレーザ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の例を図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の第1の例である波長変換光学系の概要を示す図である。波長変換部2は基本波発生部1から出力され、EDF増幅器4で光増幅された波長1547nmのレーザ光の波長変換を行う。波長変換部2には、複数の波長変換手段、すなわち、2倍波発生部6、3倍波発生部7、4倍波発生部8、7倍波発生部9、8倍波発生部10の各高調波発生部が設けられ、それぞれの高調波発生部間に、高調波を次の高調波発生部へ伝播させるための光学素子が配置されている。
この実施の形態では、各高調波発生部とも非線形光学結晶を用いている。具体的には、2倍波発生部6、3倍波発生部7、4倍波発生部8にはLiB(LBO)結晶を、7倍波発生部9にはβ−BaB(BBO)結晶を、8倍波発生部10にはCsLiB10(CLBO)結晶を用いている。これら、2倍波発生部6、3倍波発生部7、4倍波発生部8、7倍波発生部9、8倍波発生部10は、それぞれ波長773nm、516nm、387nm、221nm、193nmの光を発生する。
すなわち、入射した波長1547nmのレーザ光は、レンズL1により集光されて2倍波発生部6に入射する。2倍波発生部6からは、この基本波と共に、2倍の周波数の光(2倍波)が出力される。これらの光は、レンズL2により集光されて3倍波発生部7に入って合成され、基本波、2倍波と共に、基本波の3倍の周波数(3倍波)が出力される。このうち、3倍波は、ダイクロイックミラーM1により反射され、レンズL3、L4を介して反射ミラーM2で反射された後、ダイクロイックミラーM3を通過して、後に述べる基本波の4倍の周波数を持つ光(4倍波)と合成される。レンズL3、L4は、3倍波を7倍波発生部9に集光するようになっている。
ダイクロイックミラーM1を通過した基本波と2倍波のうち、2倍波は、ダイクロイックミラーM4で反射され、レンズL5により集光されて4倍波発生部8に入射する。そして、4倍波発生部8からは、2倍波と共に4倍波が出力される。そして、2つのシリンドリカルレンズ11a、11bを組み合わせて1つのレンズ作用を持たせた光学素子により、7倍波発生部9に集光される。即ち、4倍波は、ダイクロイックミラーM3で反射され、前述の3倍波と合成されて7倍波発生部9に入力される。よって、7倍波発生部9からは3倍波、4倍波と共に、基本波の7倍の周波数を持つ光(7倍波)が出力される。
これらの光は、2つのシリンドリカルレンズ12a、12bを組み合わせて1つのレンズ作用を持たせた光学素子を介して、ダイクロイックミラーM5に入力され、7倍波のみが反射されて8倍波発生部10に入力される。2つのシリンドリカルレンズ12a、12bを組み合わせた光学素子は、この7倍波を8倍波発生部10に集光させるようになっている。
ダイクロイックミラーM4を透過した基本波は、反射ミラーM6、M7、M8と、レンズL6、L7からなる光学系と、ダイクロイックミラーM5を通過し、レンズL6、L7の働きにより、8倍波発生部10に集光される。よって、8倍波発生部10には基本波と7倍波が入力されることになり、基本波と7倍波の他に、基本波の8倍の周波数を持つ光(8倍波)が出力される。
このように、図1に示される波長変換部2では、基本波、2倍波、3倍波の集光には通常のレンズを使用し、4倍波、7倍波の集光には2つのシリンドリカルレンズを組み合わせた光学素子を使用している。シリンドリカルレンズを用いるのは、4倍波発生部8、7倍波発生部9から出力される4倍波、7倍波は、それぞれウォークオフのために楕円形になっているので、これらを円形にして、次の波長変換素子において変換効率を上げるためである。なお、図1において、13a、13b、14a、14bは、シリンドリカルレンズの保持手段である。
図1に示す波長変換光学系においては、出力される8倍波は、ハーフミラー15によりその一部が反射され、光量モニタリング装置16に導かれる。光量モニタリング装置16は、出力される8倍波のパワーをモニタリングし、その出力を制御装置17に伝送する。
制御装置17は、BBOシフト操作部18、CLBOシフト操作部19、ダイクロイックミラー操作部20に指令を出し、それぞれ、7倍波発生部9のBBO結晶の入射光が入射する位置のシフト、8倍波発生部10のCLBO結晶の入射光が入射する位置のシフト、及びダイクロイックミラーM5に入射光が入射する位置のシフトを行う機能を有している。
すなわち、制御部17は、予め定められた時間(例えば1時間)が経過する毎に、BBOシフト操作部18、CLBOシフト操作部19、ダイクロイックミラー操作部20に指令を出して、これらのシフトを行う。7倍波発生部9と8倍波発生部10の1回のシフト量は、それぞれ7倍波発生部9、8倍波発生部10に入射する入射光の直径より小さい値とし、例えば直径の1/20(ビーム直径が100μmの場合でシフト量5μm)の値とする。このようにすると、10回のシフトにより、完全に入射光が7倍波発生部9、8倍波発生部10の結晶に入射する位置が変わることになる。このように、微量ずつ、その分だけ頻繁にシフトを行っているので、8倍波発生部10から出射される出射光の強度変化が小さく、かつ、ビーム品質の劣化も発生しにくくなる。
なお、7倍波発生部9と8倍波発生部10の1回当たりのシフト量は異なる値にしてもよく、かつ、7倍波発生部9と8倍波発生部10をシフトさせるタイミングは、別々としてもよい。さらに、ある時間間隔をおいてシフトさせるのではなく、連続的にシフトし、シフト速度を一定してもよい。なお、ダイクロイックミラーM5も損傷を受けるのでシフトする。のシフトは、基本波と7倍波のビーム光路を一致させるために行われる。なお、シフトは2次元方向について行うことが好ましい、すなわち、所定方向へのシフトが完了したら、入射光の直径だけ、今までシフトした方向と直角な方向にシフトし、その位置で、前述の所定方向と逆方向への微量ずつのシフトを行うようして、これを繰り返すようにすればよい。
以上の説明においては、一定時間間隔で一定シフト量だけのシフトを行っていたが、これらのうちいずれかを可変にしてもよい。すなわち、BBOやCLBO等の波長変換結晶においては、入射光の位置によって波長変換効率に差がある場合があり、一般的に波長変換効率が悪い部分は劣化が激しい。よって、予め、7倍波発生部9や8倍波発生部10の入射光位置に対する波長変換効率を測定してマップを作っておき、波長変換効率が高い部分では、1回のシフト量を少なくするか、シフト時間間隔を長くするようにして、この部分を長時間使用し、波長変換効率が低い部分では、1回のシフト量を多くするか、シフト時間間隔を短くするようにして、この部分を短時間使用するようにすれば、8倍波発生部10から出射される出射光の強度変化がをさらに小さく、かつ、ビーム品質の劣化もさらに発生しにくくすることができる。シフトを連続的に行う場合には、シフト速度を変えるようにすることは言うまでもない。
さらに、この実施の形態においては、出力される8倍波は、ハーフミラー15によりその一部が反射され、光量モニタリング装置16に導かれる。光量モニタリング装置16は、出力される8倍波のパワーをモニタリングし、その出力を制御装置17に伝送する。
制御装置17は、出力される8倍波のパワーが低下するに従って、7倍波発生部9や8倍波発生部10の1回あたりのシフト量を多くしたり、シフト時間間隔を短くする(あるいは連続シフトのシフト速度を変える)。このようにすることにより、出力される8倍波のパワーの低下を防止することができ、かつ8倍波のビーム品質の劣化を防止することができる。
出力される8倍波のビーム形状をモニタし、その形状を制御装置に伝送し、例えば、ビーム形状をガウス分布で近似した場合にその分散σが当初の20%増となったら、制御装置が7倍波発生部9や8倍波発生部10の1回当たりのシフト量を通常に比べて多くしたり、シフト時間間隔を短くする。このようにすることにより、出力される8倍波のパワー低下を防止することができ、かつ、ビーム品質の劣化を防止することができる。
又、図に示すように、制御装置17が、出力される8倍波のパワーが一定となるように、励起用光源部5に指令を出し、励起用光源からの出力光の強さを操作するようにしてもよい。この場合は、確実に8倍波のパワーを一定に保つことができる。そして、励起用光源部5の出力を監視し、励起用光源部5の出力が大きくなる(すなわち、EDF部4の出力が大きくなる)に従って、7倍波発生部9や8倍波発生部10の1回あたりのシフト量を多くしたり、シフト時間間隔を短くする(連続シフトの場合はシフト速度を速くする)。このようにすることによっても、出力される8倍波のパワーの低下を防止することができ、かつ8倍波のビーム品質の劣化を防止することができる。
図2は、本発明の実施の形態の第2の例である波長変換光学系の概要を示す図である。図において、楕円形で示されるのはコリメータレンズや集光レンズであり、その説明を省略する。又、P偏光を矢印で、S偏光を○中に点のある印で示し、基本波をω、n倍波をnωで示す。この例においては、図示しないDFBレーザから放出される基本波(波長1547nm)を、第1のEDFA増幅器31と第2のEDFA増幅器32で増幅しているが、一つのEDFA増幅器で増幅した光を、偏光ビームスプリッタによりP偏光とS偏光の2つに分けて使用することも可能である。
図に示すように、第1のEDFA増幅器31で増幅されたP偏光の基本波は、第1の2倍波形成光学素子(PPLN結晶)33に入射し、第1の2倍波形成光学素子33からは、基本波と共にP偏光の2倍波が発生する。この基本波と2倍波を、3倍波形成光学素子(LBO結晶)34に入射させる。3倍波形成光学素子34からは、基本波と2倍波と共に、S偏光の3倍波が発生する。なお、2倍波形成光学素子33としては、PPLN結晶に限らず、BBO結晶、LBO結晶、CBO結晶、CLBO結晶、AANP結晶等を用いることもできる。
これらの光を、2波長波長板35を通すことにより、2倍波だけをS偏光に変換する。2波長波長板として、例えば結晶の光学軸と平行にカットした一軸性の結晶の平板からなる波長板が用いられる。一方の波長の光(2倍波)に対しては、偏光を回転させ、他方の波長の光に対しては、偏光が回転しないように、波長板(結晶)の厚さを一方の波長の光に対しては、λ/2の整数倍で、他方の波長の光に対しては、λの整数倍になるようにカットする。そして、共にS偏光となった2倍波と3倍波を、5倍波形成光学素子(LBO結晶)36に入射させる。5倍波形成光学素子36からは、2倍波と3倍波と共にP偏光の5倍波が発生する。なお、P偏光の基本波はそのまま5倍波形成光学素子36を透過する。
5倍波形成光学素子36から発生する5倍波は、ウォークオフのため、断面が楕円形の形状をしており、そのままでは集光性が悪くて、次の波長変換には使用できない。よって、シリンドリカルレンズ37、38により、この楕円形の断面形状を円形に整形する。なお、5倍波形成光学素子36としては、BBO結晶、CBO結晶を用いることもできる。
一方、第2のEDFA増幅器32で増幅されたS偏光の基本波は、ミラーMを介して(ミラーMは必ずしも必要ない)第2の2倍波形成光学素子(LBO結晶)39に入射し、第2の2倍波形成光学素子39からは、基本波と共にP偏光の2倍波が発生する。なお、LBO結晶の代わりにOOe変換のPPLN結晶を使用してもよい。この基本波と2倍波を、前述のP偏光の5倍波と、ダイクロイックミラー40により合成する。この例では、ダイクロイックミラー40は、基本波と2倍波を反射し、5倍波を透過できるようなものとなっている。この光の合成には、バルク型光学素子を用いることが可能であり、例えば、色分解・合成ミラー(ダイクロイックミラー)、反射型及び透過型回折光学素子を用いることが可能である。
合成されたS偏光の基本波、P偏光の2倍波、P偏光の5倍波は、7倍波形成光学素子(CLBO結晶)41に入射し、7倍波形成光学素子41からは、これらの光と共に、S偏光の7倍波が発生する。これらの光は、8倍波形成光学素子(CLBO結晶)42に入射し、ここでS偏光の基本波とS偏光の7倍波が合成されてP偏光の8倍波が発生する。
この実施の形態においては、8倍波の形成に7倍波形成光学素子41で発生した7倍波と、7倍波形成光学素子41を透過した基本波を使用しているので、図1に示した実施の形態のように、ダイクロイックミラーM5を使用して基本波と7倍波の光路を合わせる必要がない。よって、7倍波形成光学素子41と8倍波形成光学素子42は同一のホルダ機構43に固定され、その相対的な位置は変化しないようになっている。
この例においては、制御装置44が設けられ、予め定められた時間毎に、ホルダーシフト装置45に指令を出して予め定められたシフト量だけ、ホルダ機構43ごと7倍波形成光学素子41と8倍波形成光学素子42をシフトさせ、7倍波形成光学素子41に入射する入射光の位置を変えている。シフト量は7倍波形成光学素子41に入射する入射光のビーム径より小さく(例えばビーム径の1/20(ビーム直径が100μmの場合シフト量5μm))とし、頻繁にシフトを行っている。その作用効果は、図1に示した実施の形態における作用効果と同等のものであるが、この場合、ホルダ機構43をシフトさせても7倍波形成光学素子41と8倍波形成光学素子42の位置関係は変わらないので、その分機構を簡単にできる。
なお、位相変換結晶の波長変換効率に応じてシフト量やシフト時間間隔を変えたり、8倍波のパワーをモニタして、それにより、シフト量やシフト時間間隔を変えたり、8倍波のパワーを一定に保つように光源を制御して、基本波の強さに応じてシフト量やシフト時間間隔を変える制御は、図2に示す実施の形態においても可能であることは明らかであるが、図1に示したものと殆ど同じであるので、説明を省略する。
又、本発明の実施の形態であるレーザ装置そのものは、周知のレーザ装置と変わるところが無く、例えば特許文献1に記載されるようなものがあり、ただ、波長変換光学系として本発明のものを使用しているところのみが異なっているだけであるので、その説明を省略する。
本発明の実施の形態の第1の例である波長変換光学系の概要を示す図である。 本発明の実施の形態の第2の例である波長変換光学系の概要を示す図である。
符号の説明
1…基本波発生部、2…波長変換部、4…EDF部、5…励起用光源部、5a…励起用光源、5b…励起用光源、5c…励起用光源、6…2倍波発生部、7…3倍波発生部、8…4倍波発生部、9…7倍波発生部、10…8倍波発生部、11a…シリンドリカルレンズ、11b…シリンドリカルレンズ、12a…シリンドリカルレンズ、12b…シリンドリカルレンズ、13a…保持手段、13b…保持手段、14a…保持手段、14b…保持手段、15…ハーフミラー、16…光量モニタリング装置、17…制御装置、18…BBOシフト操作部、19…CLBOシフト操作部、20…ダイクロイックミラー操作部、21…集光位置調整装置、31…第1のEDFA増幅器、32…第2のEDFA増幅器、33…第1の2倍波発生光学素子、34…3倍波形成光学素子、35…2波長波長板、36…5倍波形成光学素子、37…シリンドリカルレンズ、38…シリンドリカルレンズ、39…第2の2倍波形成光学素子、40…ダイクロイックミラー、41…7倍波形成光学素子、42…8倍波形成光学素子、43…ホルダ機構、44…制御装置、45…ホルダーシフト装置、L1…レンズ、L2…レンズ、L3…レンズ、L4…レンズ、L6…レンズ、L7…レンズ、M1…ダイクロイックミラー、M2…反射ミラー、M3…ダイクロイックミラー、M4…ダイクロイックミラー、M5…ダイクロイックミラー、M6…反射ミラー、M7…反射ミラー、M8…反射ミラー

Claims (16)

  1. 波長変換素子を用いて、入力される基本波からその高調波を発生させる波長変換光学系であって、少なくとも一つの波長変換素子への入射光の入射位置を、決められた時間毎に、前記入射光のスポットサイズの直径より少ない量だけシフトさせる機能を有することを特徴とする波長変換光学系。
  2. 前記決められた時間が、予め決められた一定時間であることを特徴とする請求項1に記載の波長変換光学系。
  3. 入射光の入射位置がシフトされる波長変換素子は、各入射部分に入射光を入射させた場合の波長変換効率が予め測定されたものであり、前記シフト量が、前記波長変換効率が良い部分では、前記波長変換効率が悪い部分に比べて少なくなるように制御されていることを特徴とする請求項2に記載の波長変換光学系。
  4. 波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置をさらに有し、前記出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、シフト量を増加させる機能を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の波長変換光学系。
  5. 波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置と、前記基本波の強さを可変にすることにより波長変換光学系からの出力を一定に制御する装置をさらに有し、前記基本波の強さが増大するにつれて、シフト量を増加させる機能を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の波長変換光学系。
  6. 前記シフト量が、予め決められた一定シフト量であることを特徴とする請求項1に記載の波長変換光学系。
  7. 入射光の入射位置がシフトされる波長変換素子は、各入射部分に入射光を入射させた場合の波長変換効率が予め測定されたものであり、前記決められた時間が、前記波長変換効率が良い部分では、前記波長変換効率が悪い部分に比べて長くなるように制御されていることを特徴とする請求項6に記載の波長変換光学系。
  8. 前記波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置をさらに有し、前記出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、前記決められた時間を短くする機能を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の波長変換光学系。
  9. 波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置と、前記基本波の強さを可変にすることにより波長変換光学系からの出力を一定に制御する装置をさらに有し、前記基本波の強さが増大するにつれて、前記決められた時間を短くする機能を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の波長変換光学系。
  10. 波長変換素子を用いて、入力される基本波からその高調波を発生させる波長変換光学系であって、少なくとも一つの波長変換素子への入射光の入射位置を、連続的にシフトさせる機能を有することを特徴とする波長変換光学系。
  11. 入射光の入射位置がシフトされる波長変換素子は、各入射部分に入射光を入射させた場合の波長変換効率が予め測定されたものであり、前記シフトの速度が、前記波長変換効率が良い部分では、前記波長変換効率が悪い部分に比べて遅くなるように制御されていることを特徴とする請求項10に記載の波長変換光学系。
  12. 波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置をさらに有し、前記出力モニタ装置の出力が低下又は悪化するにつれて、前記シフトの速度を速くする機能を有することを特徴とする請求項10に記載の波長変換光学系。
  13. 波長変換光学系からの出力をモニタする出力モニタ装置と、前記基本波の強さを可変にすることにより波長変換光学系からの出力を一定に制御する装置をさらに有し、前記基本波の強さが増大するにつれて、前記シフトの速度を速くする機能を有することを特徴とする請求項10に記載の波長変換光学系。
  14. 前記シフトが2次元的なシフトであることを特徴とする請求項1から請求項13のうちいずれか1項に記載の波長変換光学系。
  15. 前記波長変換光学系において、最終段の波長変換を行う第1の波長変換素子と、その1段前の波長変換を行う第2の波長変換素子とが、機械的に位置合わせされて、それらの相対位置関係が固定され、前記第1の波長変換素子における波長変換は、前記第2の波長変換素子を通った光のみによって行われ、前記入射光の位置のシフトは、前記第2の波長変換素子に対して行われることを特徴とする請求項1から請求項14のうちいずれか1項に記載の波長変換光学系。
  16. 前記レーザ光源からの光、又はそれを光増幅器によって増幅した光を前記入力される基本波とし、請求項1から請求項15のうちいずれか1項に記載の波長変換光学系において形成された高調波を出力するレーザ装置。
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