JP2006317236A - 原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法 - Google Patents

原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】共通のインバータ盤を用いて送風機と排風機の組に電源を供給し、省エネルギ化を図るとともに、省スペース化を図り、既設の原子力発電所への適用を容易にしたもの。
【解決手段】本発明に係る原子力発電所の換気空調設備は、外気を原子力発電所10の換気空調対象区域12に供給する送風機を有する給気側空調設備13と、換気空調対象区域12を換気した空気が排出される排風機27を有する排気側空調設備14と、この排気側空調設備14からの排気を大気中に拡散放出する排気筒15と、送風機21および排風機27の組に電源を供給する送・排風機共通電源系40とを具備し、送・排風機共通電源系40にて組みをなす送風機21と排風機27をインバータ制御して換気風量の可変制御を行なうものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法に係り、特に、原子力発電所の建屋内の換気空調対象区域へ清浄な空気を供給し、換気した空気を排出する送風機および排風機を作動制御する原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法に関する。
原子力発電所の換気空調設備は、原子力発電所の建屋内に清浄な空気を供給し、必要に応じその空気を加熱あるいは冷却し、建屋内設置の各機器からの発熱に対して冷却を行って建屋内が適正な室内温度となるように維持するとともに、建屋の室内にて発生する放射能を換気により適正値以内に抑え、かつ原子力発電所外に排気する際、排気筒から高所にて拡散排気させ、公衆被曝線量を規定値以下に抑えている設備である。このため、換気空調設備には、原子炉建屋等の空気中に放射能を含む可能性のある区域(以下、換気空調対象区域という。)に清浄な空気を供給する供給側空調設備と、上記換気空調対象区域を換気した排気を排気筒から高所に吹き上げて拡散放出させるように案内する排気側空調設備とを備えている。
この原子力発電所の換気空調設備は、建屋の室内にて発生する放射能を換気により適正値以内に抑える一方、原子力発電所外に建屋から排気を行なう際、排気筒から排気を高所に吹き上げさせて拡散放出させることで、公衆被曝線量を電気事業法で定める規定値を下廻る目標値以下に抑え、周辺環境に悪影響を及ぼすことがないようにしている。
一般に、原子力発電所には、放射能を含んだ機器が設置されている建屋があり、この建屋の空調設備は、公衆被曝線量管理の理由から年間を通して一定の風量で運用されている。風量を一定にしているのは、排気された空気を排気筒から高所に吹き上げて拡散放出させる効果を変えないようにするためであり、風量は年間を通して最大所要風量に設定される。ここでの最大所要風量は、夏季の給気温度が最も高い状態での冷房に必要な風量となる。
従来の原子力発電所の換気空調設備として、特開平3−183997号公報(特許文献1)および特開平6−230180号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
特許文献1に開示された原子力発電所の換気空調設備は、原子炉建屋、タービン建屋、廃棄物処理建屋等の放射性建屋からの排気を合流させ、この合流後に原子力発電所の廃熱を利用して排気を加熱し、温度上昇させている。原子力発電所からの排気は、排気筒の高所から拡散放出させるか、排気温度を上昇させることで、自然対流による上昇作用力を高め、排気筒からより高所に向けて吹き上げさせ、公衆被曝線量の線量当量をより一層低減させている。
また、特許文献2に開示された原子力発電所の換気空調設備は、原子炉建屋等の各建屋からの排気に、海水熱交換器建屋等の非放射性区域からの空気を合流させて排気筒に導き、排気筒の高所から拡散放出される排気の放射線量を、電気事業法等に規定する放射能濃度以下に制御し、原子力発電所の周囲環境に悪影響を与えないように充分に配慮している。
特開平3−183997号公報 特開平6−230180号公報
従来の原子力発電所の換気空調設備においては、夏期冷房時の給気温度が設計上最も高いため、この給気温度にて原子力発電所の建屋内の各室が適正温度に維持できるように算出した合計給気風量にて給気側空調設備の送風機および排気側空調設備の排風機の定格容量(定格給気風量および定格排気風量)を決定している。
この原子力発電所の換気空調設備においては、冬期等で外気温度が低く、給気側空調設備の冷却器で冷房しなくても、給気温度が低い場合には、給気風量を低減しても、建屋の各室内を所定の室温に充分に維持できる。
しかし、給気風量を低減させると、排気風量も低減し、排気筒の吹出し口の流速が低下し、放出源の有効高さが低くなってしまう。放出源の有効高さの大小で、原子力発電所の建設時に評価している公衆被曝線量が変化する。公衆被曝線量は放出源の有効高さが高いほど小さくなる。排気風量が少なく、放射源の有効高さが低い場合には、電気事業法等で定める規定値以下ではあるが、公衆被曝線量が局所的に大きくなる虞がある。
現状では、給気側空調設備の送風機および排気側空調設備の排風機を、年間を通して最大所要風量である定格風量運転させ、排気筒出口の流速が所定値以上となるようにして排気筒から高所吹出しを行っている。送風機および排風機を定格風量運転させることにより、原子力発電所建設時に評価している公衆被曝線量を、大幅な規定値以下に維持し、周辺環境に悪影響を与えないように配慮している。
そのため外気温度が低い時期には、建屋内の冷房の観点からは風量を低減した運転が可能となるにも拘らず、公衆被曝線量管理の理由から最大所要風量での定格風量運転をしており不用な送風動力が必要になる。この結果、原子力設備の換気空調設備は極めてエネルギ効率が悪い、多量のエネルギを必要とし、無駄なエネルギを消費しているという課題があった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、共通のインバータ盤を用いて電源供給し、省エネルギ化を図るとともに、大規模なインバータ盤の設置スペースを必要とせず、既設の原子力発電所への適用を容易とすることができる原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る原子力発電所の換気空調設備は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、外気を原子力発電所の換気空調対象区域に供給する送風機を有する給気側空調設備と、上記換気空調対象区域を換気した空気が排出される排風機を有する排気側空調設備と、この排気側空調設備からの排気を大気中に拡散放出する排気筒と、前記送風機および排風機の組に電源を供給する送・排風機共通電源系とを具備し、上記送・排風機共通電源系にて組をなす前記送風機と排風機をインバータ制御したものである。
また、本発明に係る原子力発電所の空調風量制御方法は、上述した課題を解決するために、請求項5に記載したように、原子力発電所の換気空調対象区域に外気を送風機により供給するステップと、この外気の供給により、前記換気空調対象区域を換気した空気を排風機により排出するステップとを有し、前記換気空調対象区域の上流側および下流側設置の送風機および排風機は組をなし、この送風機と排風機の組に送・排風機共通電源系を介して電源を供給し、インバータ制御する方法である。
本発明に係る原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法においては、送・排風機共通電源系を用いて送風機および排風機の組へ電源を供給してインバータ制御し、換気空調対象区域を効率よく最適な可変風量制御を行なって、省エネルギ化を図ることができるとともに、設置スペースのコンパクト化を図ることができ、既設の原子力発電所への適用が容易である等の効果を奏する。
本発明に係る原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る原子力発電所の換気空調設備の第1実施形態を系統的に示す概略図である。
この原子力発電所10は、原子力発電所の敷地内に建設された原子炉建屋11、図示しないタービン建屋、放射性廃棄物処理建屋等の各建屋を有する。原子炉建屋11、タービン建屋や放射性廃棄物処理建屋内には、空気中に放射能を含む可能性のある放射性区域を含む換気空調対象区域12を備えている。換気空調対象区域12の換気空調設備(換気空調系)は、この換気空調対象区域12に清浄な外気を供給する給気側空調設備13と、換気空調対象区域12からの排気を案内する排気側空調設備14と、この排気側空調設備14からの排気を高所から大気中に拡散放出させる排気筒15とを備える。原子力発電所10は沸騰水型原子力発電所であっても加圧水型原子力発電所であってもよい。
給気側空調設備13は、外気取入口17から取り入れられた外気を除塵して清浄化する給気フィルタ18と、この給気フィルタ18で清浄化された外気(空気)を加熱あるいは冷却する加熱・冷却器19と、この加熱・冷却器19からの清浄な空気を、換気空調対象区域12の原子炉建屋11内に給気ダクト20を介して供給する複数台の送風機(給気ファン)21とを有する。加熱・冷却器19は、1つのケーシング内に冷却コイルと加熱コイルを収容した一体構成物としても、あるいは独立した加熱器と冷却器とをシリーズに接続して構成してもよい。
送風機21は、複数台、例えば2台が並設されており、このうち1台は予備用の送風機として構成される。また、給気ダクト20には隔離弁22が設けられ、この隔壁弁22により非常時に原子炉建屋11内を周囲から隔離できるようになっている。
例えば、110万kWクラスの沸騰水型原子力発電所では、原子炉運転中に原子炉建屋11内に約20万m/hrの換気空気量が導かれ、タービン建屋には約40万m/hrの換気空気量が案内される。
一方、排気側空調設備14は原子炉建屋11から排気ダクト25を介して排出される排気をフィルタリングして粒子状の放射能の一部を除去する排気フィルタ26と、排気フィルタ26でフィルタリングされ、異物除去された排気を送風する排風機27とを有し、この排風機(排気ファン)27から主排気ダクト28を通り、(主)排気筒15に導かれるようになっている。排風機27は複数台、例えば2台を有し、1台は送風機21と同様に予備用の排風機として構成される。排風機27は送風機21とともに組をなし、図1では2組の送・排風機を設置した例が示されている。
原子炉建屋11から排気側空調設備14に排気を案内する排気ダクト25には隔離弁29が設けられており、この隔離弁29は給気側空調設備13の隔離弁22と協働作用して原子炉建屋11内を周囲から隔離できるようになっている。隔離弁22,29は、排気ダクト25内を通る排気の放射線線量(放射能濃度)が予め定められた規定値を超えた場合に自動閉鎖され、放射性ガスの放出を原子炉発電所10の換気空調設備から図示しない非常用ガス処理系に切り換えるようになっている。
また、排気側空調設備14の主排気ダクト28には、タービン建屋からの排気ダクト30や放射性廃棄物処理建屋からの排気ダクト31も接続され、原子炉建屋11からの排気は、タービン建屋や放射性廃棄物建屋からの排気と合流して排気筒15に導かれるようになっている。
一方、原子力発電所10の換気空調設備には、主排気ダクト28内を通る大気中の放射能濃度を測定し、風量低減制限信号を出力する放射能濃度検出装置35と、この濃度検出信号を入力し、給気側空調設備13の送風機21および排気側空調設備14の排風機27を作動制御する風量制御装置36と、この風量制御装置36に温度検出信号を出力する温度計37とが備えられる。
温度計37は給気側空調設備13の下流側、例えば給気ダクト20に設けられており、給気ダクト20内を通る給気の温度を測定し、検出している。温度計37は原子炉建屋11等の換気空調対象区域12の建屋内に設けても、また、換気空調対象区域12の下流側に設けてもよい。給気側空調設備13の下流側、換気空調対象区域12の建屋内および換気空調対象区域12の下流側の少なくとも1箇所に設けられた温度計37からの温度検出信号が風量制御装置36に入力される。
空気風量制御装置36は、電力系統間に敷設された送・排風機共通電源系40に備えられ、換気空調対象区域12の上流側および下流側設置の送風機21および排風機27の組に電源を供給するようになっている。
換気空調対象区域12の上流側および下流側に対向して設置される送風機21および排風機27は互いに組をなし、複数組の送風機21と排風機27が設けられる。図1では2組の送風機21と排風機27とを設けた例を示し、各組の送風機21および排風機27は、回転数変化による風量変化特性がほぼ等しくなるように互いに設定される。
また、風量制御装置36は、複数台、例えば2台のインバータ盤41が設けられる。インバータ盤41は、送風機21と排風機27の組をそれぞれ駆動できるように共通化が図られており、この共通のインバータ盤41により、各1組の送風機21と排風機27に電源供給を行ない、回転数制御を行なって換気空調対象区域12の換気風量を可変とし、省エネルギ化を図っている。
風量制御装置36は、送風機21および排風機27の各ファンモーターの電源供給にインバータを用いてファン回転数を変化させることで換気風量を可変制御でき、省エネルギ化を図ることができる。
その際、原子力発電所10の換気空調系は、建屋毎かつ設備機能毎に細分化されており、さらに、機器の故障時や点検時にも連続換気が可能なように予備機を持たせているため、送風機21および排風機27の設置台数が実際には非常に多い。全ての送風機21および排風機27を個別のインバータ盤を用いてインバータ制御することは、大規模なインバータ盤の設置スペースが必要となる。
しかし、この実施形態な示された原子力発電所10の換気空調設備では、送風機21と排風機27の各組毎にインバータ盤41を共通化し、共通な1台のインバータ盤41で換気空調対象区域12の上流側および下流側設置の送風機21および排風機27の組のファンモータを回転数制御(インバータ制御)することで、インバータ盤41を半減させることができる。
この実施形態では、原子力発電所10の換気空調対象区域12の換気風量制御を行なうためのインバータ盤41を送風機21と排風機27の各組で共通化を図ることにより、共通のインバータ盤41にて送・排風機共通電源系40から組をなす送風機21および排風機27に電源供給を行なうことができる。大規模なインバータ盤41の設置スペースを要さずに、既設の原子力発電所への適用を容易とすることができる。
風量制御装置36には、給気温度(あるいは換気温度、排気温度)と最低給気風量(あるいは最低排気風量)との関係式が予め設定されており、温度計37で検出される給気温度に応じて必要な最低給気風量が風量制御装置36で算出される。風量制御装置36は、温度計37で検出された給気温度(あるいは換気温度、排気温度)に応じた風量低減可能性を判断し、風量低減可能性の範囲内で最低給気風量に風量低減をさせるように、送風機21および排風機27各組を共通のインバータ盤41で作動制御を行なっている。
風量低減は、具体的には送風機21および排風機27のファン回転数を制御するインバータ制御により行なわれる。
ところで、送風機21や排風機27の各組を共通のインバータ盤41によるインバータ制御により、風量を低減させると、排気風量が少なくなり、排気筒17からの吹出し流速が小さくなる。この吹出し流速が小さくなると、放射能放出源の有効高さVが低くなり、公衆被曝線量が局所的に高くなる虞がある。
排気筒15からの吹出し風量が少なくなると、放射能放出源の有効高さVが低くなることから、吹出し流速がなくなった場合を想定し、この吹出し流速がなくなった時の放出源の有効高さVH1を排気筒15の地上高さHとして求められる公衆被爆量が、原子力発電所建設時に評価している公衆被曝線量となる原子力発電所の放射性区域11の建屋内発生放射能濃度を計算により算出しておく。
そして、この計算された建屋内発生放射能濃度を放射能濃度検出装置35に設定値として予め設定しておく。したがって、このようにして求められた建屋内発生放射能濃度以下の建屋内発生放射能濃度であれば、吹出し流速がない場合の排気風量(給気風量)であっても公衆被爆線量は、原子力発電所建設時に評価している公衆被曝線量以下を満たすことができる。
また、放射能濃度検出装置35は、主排気ダクト28を通る排気中の放射能濃度を測定する放射能検出器44と、検出された放射能濃度が予め定められた設定値以上のとき、濃度検出信号を風量制御装置36に出力する発信機45とを備える。
そして、放射能濃度検出装置35は、放射能検出器44が計算された建屋内発生放射能濃度(設定値)以上になったとき、発信機45から風量低減制限信号を風量制御装置36に出力し、温度計37からの温度検出信号による送風機21および排風機27の作動制御を中止し、原子力発電所建設時に評価した給気風量(評価給気風量)となるように送風機21および排風機27の作動制御を行なうようになっている。風量制御装置36は、温度計37からの温度検出信号に優先して、放射能濃度検出装置35からの濃度検出信号により作動制御される。
放射能検出器44は、主排気ダクト28の直管部に設けた例を例示したが、この放射能検出器44は排気筒15の内部であってもよく、排気側空調設備14から排出される排気中に含まれる放射能濃度を正確に測定できる場所に設置すればよい。
次に、原子力発電所の換気空調設備の作用について説明する。
原子力発電所10の換気空調設備が作動すると、給気側空調設備13の外気取入口17から取り入れられた外気は、給気フィルタ18にて除塵され、清浄化される。この清浄化された外気は、加熱・冷却器19により所定の温度に調節される。外気は、夏期あるいは中間期には必要に応じて冷却され、冬期は必要に応じて加熱された後、送風機21により換気空調対象区域12の各室に給気ダクト20を通して送風される。
原子炉建屋11の各室に送られた外気は、室内設置機器からの発生熱負荷の除熱を行ない、各室の換気を行なって排気ダクト25により排気側空調設備14に導かれる。
排気ダクト25にて原子炉建屋の各室から集められた排気は、排気側空調設備14の排気フィルタ26にて粒子状の放射能の一部を除去した後、排風機27にて主排気ダクト28を介して排気筒15に送られ、この排気筒15の頂部吹出し口から数十m、例えば30m程度吹き上げ、高所にて拡散排気している。この排気筒15あるいは主排気ダクト28には、排気中に放射能を含む可能性のある他の建屋からの排気ダクト30,31も接続され、他の建屋からの排気も合流して排気筒15の高所から拡散排気される。
この原子力発電所10の換気空調設備によれば、給気側空調設備13の下流側(あるいは換気空調対象区域12の建屋内、換気空調対象区域12の下流側)に温度計37を設けて給気温度(換気温度あるいは排気温度)を検出し、検出された給気温度から原子力発電所の建屋内を適正な室温に維持できる最低給気風量を風量制御装置36で求め、この風量制御装置36の共通のインバータ盤41により送風機21および排風機27の組をインバータ制御し、給気風量ひいては排気風量を許容できる最低給気風量ひいては排気風量の最低値となるように低減される。
このように、給気風量あるいは排気風量を低減させても、原子力発電所の建屋内を適切な室温に維持でき、この室温を維持した状態で換気空調対象区域12の建屋内を換気させることができる。
給気風量あるいは排気風量を低減させることにより、放射能濃度検出装置35の放射能検出器44が、万一、予め設定された放射能濃度以上を検出した場合には、発信機45から風量低減制限信号を風量制御装置36に出力する。風量制御装置36は、風量低減制限信号の入力を受けて、送風機21および排風機27を評価給気風量より風量低減させないように作動制御されるので、実際の公衆被爆線量が、原子力発電所建設時に評価している評価している公衆被爆量以上となることがない。
このように、図1に示された原子力発電所10の換気空調設備によれば、原子力発電所建設時に評価している評価している公衆被爆量を満たした上で、給気風量や排気風量を低減させることができ、送風機や排風機の作動に無駄なエネルギ消費を防ぐことができる。
また、給気風量が低減することから、その給気を冷却または加温するエネルギーも低減することができるため、夏期には冷房費の低減が図れ、また冬期には暖房費の低減を図ることができる。
また、原子力発電所10の各建屋からの排気風量を低減させることにより、給気フィルタ18や排気フィルタ26のフィルタ寿命を延長させることができる一方、排気フィルタの廃棄物量の低減を図ることができ、放射性廃棄物の量を軽減させることができる。各建屋内に送られる外気量も軽減できるので、外気による塩分持込みによる悪影響も軽減できる。
この原子力発電所10においては、原子力発電所10の換気空調対象区域12に外気を送風機21により供給するステップと、この外気の供給により、換気空調対象区域12を換気するステップと、換気空調対象区域12を換気した空気を排風機27により排出するステップとを有し、換気空調対象区域12の上流側および下流側設置の送風機21および排風機27は組をなし、この送風機21と排風機27の組に共通のインバータ盤41を介して電源を供給し、インバータ制御して空調風量可変制御を行なうようになっている。
ところで、原子力発電所は、建設場所の地形により排気筒15の地上高さHを異にするが、一般的には排気筒15は百数十m、例えば150mの地上高さHを有する。排気筒15は、その内部あるいは排気ダクト25を通る排気風量の変化に応じて、頂部の吹出し口からの排気の吹上げ高さが変化し、排気筒15により通常数十m、例えば20m〜30m高い高所から排気が大気中へ拡散放出されるようになっている。
排気筒15からの排気の吹上げ高さΔH(m)は、
Figure 2006317236
この式(1)により吹上げ高さΔHは、排気筒15の出口の口径と流速に依存しており、吹上げ高さΔHは、(ΔH∝流速・口径)の関係があることがわかる。
この吹上げ高さΔHを考慮すると、放出源の有効高さVは、理論的には排気筒15の地上高さHに吹上げ高さΔHを加算した値(H+ΔH)となるが、実際の放出源の有効高さVは、上記加算値を風洞実験で補正した値(V≦V)を用いている。
図2は、原子力発電所からの公衆被曝線量の評価方法を説明した図である。
公衆被曝線量の評価に際しては、原子力発電所の敷地の境界を、(主)排気筒15を中心として例えば16方向に分割し、原子力発電所の周辺監視区域境界地点P毎に、放出源の有効高さVから建屋内発生放射能が拡散したとして、放出源の有効高さVにおける年間の風向・風速出現頻度を加味して放射線量の年間平均濃度を算出し、放射線被曝線量を算出している。なお、符号46はタービン建屋である。
上述のような関係を用いて、原子力発電所建設時に評価している建屋内発生想定放射濃度と、原子力発電所建設時に評価している評価している公衆被爆量とから原子力発電所建設時に評価した排気風量(給気風量)が求められる。この時、実際に原子炉建屋内に発生する放射濃度は、原子力発電所建設時に評価している建屋内発生想定放射濃度より小さいため、原子力発電所建設時に評価した排気風量(給気風量(以下、評価給気風量という。))より少ない排気風量(給気風量)であっても、実際の公衆被爆線量は、原子力発電所建設時に評価している評価している公衆被爆量を満たすことができる。
図3は、本発明に係る原子力発電所の換気空調設備の第2実施形態を示す簡略的に示す要部系統図である。
この実施形態に示された原子力発電所の換気空調設備は、複数の換気空調対象区域12a,12b,12cの換気空調を対象としたものである。原子力発電所10には、原子炉建屋、タービン建屋や放射性廃棄物処理建屋等の各建屋があり、各建屋内に換気空調対象区域12a,12b,12cがそれぞれ形成される。
各換気空調対象区域12a,12b,12cには、上流側に給気側空調設備13が、下流側に排気側空調設備14がそれぞれ備えられており、これらの空調設備13,14は、簡略化のために一部図示を省略しているが、図1に示された原子力発電所10の換気空調設備の給気側および排気側空調設備13,14の構成および作用と異ならないので、同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に示された原子力発電所10の換気空調設備は、複数の換気空調対象区域12a,12b,12cの送風機21と排風機27の各1組ずつに、共通のインバータ盤41にて電源供給を行ない、電源周波数を制御する回転数制御(インバータ制御)を行なって、換気風量を可変とし、省エネルギ化を図っている。
共通のインバータ盤41は、風量制御装置36に複数台、図3の図示例では2台設置した例を示すが、実際には多数台設置される。1台は、予備用に設置される。1つの共通のインバータ盤41にて複数の換気空調対象区域12a,12b,12cの送風機21と排風機27の各1組ずつに電源供給を行ない、回転数制御を行なって、各換気空調区域12a,12b,12cの換気風量が可変となるように調節制御している。
この実施形態においても、各換気空調対象区域12a,12b,12cに備えられる組の送風機21と排風機27は、ファン回転数変化による風量変化が略等しい特性を有するように設定される。
第2実施形態の原子力発電所10の換気空調設備を3つの換気空調対象区域12a,12b,12cに適用した場合、換気風量制御のために、従来ではインバータ盤が12台必要であったものを、各換気空調対象区域12a,12b,12cの送風機21と排風機27の各1組を共通の1台のインバータ盤41でインバータ制御することができる。共通のインバータ盤41にて送・排風機共通電源系40から電源供給を行なって、各換気空調対象区域12a,12b,12cの換気空調をそれぞれ1組の送風機21と排風機27の回転数制御を行なっている。この実施形態では、共通のインバータ盤41を2台に削減することができる。このため、インバータ盤41の設置スペースのコンパクト化を図ることができ、大規模のインバータ盤41の設置スペースを要さず、既設の原子力発電所への適用が容易となる。
図4は、本発明に係る原子力発電所の換気空調設備の第3実施形態を簡略的に示す要部系統図である。
この実施形態に示された原子力発電所の換気空調設備は、換気空調対象区域12の上流側に設置される送風機21と、下流側設置の排風機27とで回転数変化による風量変化が異なる場合を示す例である。
この実施形態に示された原子力発電所10の換気空調設備は、原子炉建屋11等の建屋内の換気空調対象区域12内が外界に対して常時負圧維持が図れるように、負圧維持手段50が設けられている。
負圧維持手段50は、換気空調対象区域12内の圧力と外界の圧力差を検出する差圧検出器51と、この差圧検出器51で検出された差圧検出信号に基づいて調節制御される風量調節手段としての風量調節ダンパ52とを備え、風量調節ダンパ52を給気側空調設備13の各送風機21上流側にそれぞれ設けたものである。
原子力発電所10の換気空調設備の他の構成は、第1実施形態に示された原子力発電所の換気空調設備と異ならないので、同一符号を付して一部の図示ならびに説明を省略する。
第1実施形態に示された原子力発電所10の換気空調設備では、送風機21と排風機27は回転数変化に伴う風量変化が略同一の特性を有する例(第2実施形態と同様)を説明したが、送風機21と排風機27の回転数変化による風量変化特性が異なる場合には、給気と排気の風量バランスが崩れて、換気空調対象区域12の外界との圧力バランスが崩れてしまう。放射能を含む機器が設置されている原子力発電所10の換気空調系の場合、外界に対して換気空調対象区域12内は常に負圧に維持されているが、圧力バランスが崩れると正圧になる場合が考えられる。
この原子力発電所10の換気空調設備においては、換気空調対象区域12内を外界に対して負圧に維持する負圧維持手段10を設け、送風機21の上流側設置の風量調節ダンパ52により換気空調対象区域12に供給される外気量を調節し、内部を負圧に維持したものである。
この実施形態では、共通のインバータ盤41にて送風機21と排風機27の回転数変化による風量変化が異なっていた場合に、換気空調対象区域12の外界との差圧検出信号aにて風量調節ダンパ52を用いて風量を微調整し差圧の制御を行ない、換気空調対象区域12内を負圧に維持するものである。
図4に示された原子力発電所10の換気空調設備によれば、送風機21と排風機27の回転数変化による風量変化が異なっていた場合でも、換気空調対象区域12の風量バランスを保ち、大規模のインバータ盤41の設置スペースを要さずに、既設の原子力発電所への適用を容易とすることができる。
なお、図4では、送風機21の上流側に風量調節ダンパ52を設けた例を示したが、この風量調節ダンパ52等の風量調節手段を送風機21側ではなく、排風機27側に設けてもよい。
図5は、本発明に係る原子力発電所の換気空調設備の第4実施形態を簡略的に示す要部系統図である。
この第4実施形態に示された原子力発電所の換気空調設備は、原子炉建屋11等の建屋内に形成される換気空調対象区域12の上流側設置の送風機21と下流側設置の排風機27の1組については、共通のインバータ盤41にて送・排風機共通電源系40からの電源を供給してインバータ制御を行ない、残り(例えば予備用)の組の送風機21および排風機27には、インバータ盤41を介さず、直接送・排風機共通電源系40から電源供給を行なうようにしたものである。
この実施形態では、送排風機の運転時間の偏りを防止するために、切替器55を送・排風機共通電源系40に設け、切替器55の切替操作によりインバータ制御する送風機21と排風機27とを切替使用できるようになっている。他の構成および作用は第1実施形態に示された原子力発電所の換気空調設備と異ならないので、同じ構成には同一符号を付して図示の一部ならびに説明を省略する。
図5に示された原子力発電所の換気空調設備では、省エネルギ運転を、共通のインバータ盤41に接続された送風機21と排風機27の組にて行ない、故障時や点検時のような短期間の運転には、送・排風機共通電源系40により直接給電している送風機21および排風機27を運転する。
この場合には、インバータ盤41をさらに減少させることかでき、インバータ盤41を減少させても、第1実施形態に示された換気空調設備と同等の省エネルギ運転が可能となる。インバータ盤41をより減少させることができるので、大規模なインバータ盤の設置スペースを要さずに、既設の原子力発電所への適用が容易となる。
なお、本発明の実施形態に示された原子力発電所の換気空調切替設備には、換気空調対象区域の上流側および下流側設置の送風機および排風機の組に共通のインバータ盤を設けた例を示したが、複数の組あるいは送風機や排風機それぞれにインバータを1台設置し、予備機には設置しないようにしてもよい。
本発明に係る原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法の第1実施形態を示す簡略的な系統図。 原子力発電所の公衆被曝線量の評価方法を示す説明図。 本発明に係る原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法の第2実施形態を示す簡略的な要部系統図。 本発明に係る原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法の第3実施形態を示す簡略的な要部系統図。 本発明に係る原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法の第4実施形態を示す簡略的な要部系統図。
符号の説明
10 原子力発電所
11 原子炉建屋
12 換気空調対象区域
13 給気側空調設備
14 排気側空調設備
15 排気筒
17 外気取入口
18 給気フィルタ
19 加熱・冷却器(加熱器および冷却器)
20 給気ダクト
21 送風機(給気ファン)
22,29 隔離弁
25 排気ダクト
26 排気フィルタ
27 排風機(排気ファン)
28 主排気ダクト
30,31 排気ダクト
35 放射能濃度検出装置
36 風量制御装置
37 温度計
44 放射能検出器
45 発信機
46 タービン建屋
50 差圧維持手段
51 差圧検出器
52 風量調節ダンパ(風量調節手段)
55 切替器

Claims (8)

  1. 外気を原子力発電所の換気空調対象区域に供給する送風機を有する給気側空調設備と、
    上記換気空調対象区域を換気した空気が排出される排風機を有する排気側空調設備と、
    この排気側空調設備からの排気を大気中に拡散放出する排気筒と、
    前記送風機および排風機の組に電源を供給する送・排風機共通電源系と
    を具備し、
    上記送・排風機共通電源系にて組をなす前記送風機と排風機をインバータ制御したことを特徴とする原子力発電所の換気空調設備。
  2. 前記原子力発電所に複数の換気空調対象区域が設けられ、上記各換気空調対象区域の上流側および下流側に設けられた送風機および排風機の組に、送・排風機共通電源系により電源を供給し、インバータ制御したことを特徴とする請求項1記載の原子力発電所の換気空調設備。
  3. 前記換気空調対象区域内を外界に対して負圧に維持する負圧維持手段を備え、
    上記負圧維持手段は、前記換気空調対象区域内と外界との圧力差を検出する差圧検出器と、この差圧検出器で検出された差圧検出信号に基づいて、前記負圧を維持するように風量調節する流量調節器とを具備したことを特徴とする請求項1または2記載の原子力発電所の換気空調設備。
  4. 前記・排風機共通電源系の出力側に切替器を設け、この切替器により送風機と排風機の組に、送・排風機共通電源系からの電源供給を、インバータ制御する場合とインバータ制御しない場合とを切替可能に構成したことを特徴とする請求項1または2記載の原子力発電所の換気空調設備。
  5. 原子力発電所の換気空調対象区域に外気を送風機により供給するステップと、
    この外気の供給により、前記換気空調対象区域を換気した空気を排風機により排出するステップとを有し、
    前記換気空調対象区域の上流側および下流側設置の送風機および排風機は組をなし、この送風機と排風機の組に送・排風機共通電源系を介して電源を供給し、インバータ制御することを特徴とする原子力発電所の空調風量制御方法。
  6. 原子力発電所の複数の換気空調対象区域の上流側および下流側にそれぞれ設置される送風機および排風機で組を形成し、
    複数の換気空調対象区域にそれぞれ設けられる送風機と排風機の組に、送・排風機共通電源系を介して電源を供給し、インバータ制御することを特徴とする請求項5記載の原子力発電所の空調風量制御方法。
  7. 前記換気空調対象区域内と外界との圧力差を検出し、前記換気空調対象区域内を外界に対して常時負圧に維持することを特徴とする請求項5または6記載の原子力発電所の空調風量制御方法。
  8. 前記換気空調対象区域の上流側および下流側に設置される送風機および排風機の組を複数組設け、
    前記送風機および排風機の組に、送・排風機共通電源系からの電源供給を、インバータ制御を行なうか行なわないかを切替可能とすることを特徴とする請求項5または6記載の原子力発電所の空調風量制御方法。
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KR20210113866A (ko) * 2020-03-09 2021-09-17 한국수력원자력 주식회사 통합형 공기 조화 시스템

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