JP2006315721A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(a)容器本体1と、(b)容器本体1内の内容物を供給するための内容物供給ノズル12を備えた中蓋11と、(c)中蓋11と当接して、中蓋11を容器本体1の開口部2に押圧する中蓋押圧部23とを有する外蓋本体24と、中蓋11の内容物供給ノズル12の先端開口部13を封止する封止部25を備え、折り取ることにより封止部を、内容物供給ノズル12の先端開口部13から取り除いて、封止部25による先端開口部13の封止状態を解除できるように構成された封止部付きブリッジ部30とを有する外蓋21とを備えた構成とする。
中蓋11には内容物(混合体)を通過させてろ過するフィルタ14を配設する。
【選択図】図1
Description
また、滴下用チューブ55のノズル54が封止されていないため、検査キットを振ったり、横向きにしたりすると内部の希釈混合液52が漏れ出すおそれがあるため、希釈混合液52を十分に混合しにくく、検査に支障をきたしたり、衛生上の問題を生じたりするおそれがある。
(a)内容物の出し入れを行う開口部を備えた容器本体と、
(b)前記容器本体の開口部に取り付けられる中蓋であって、先端に開口部(以下「先端開口部」)を有する内容物供給ノズルを備えた中蓋と、
(c)前記容器本体と係合して、前記中蓋を前記容器本体の開口部に固定する外蓋であって、
前記容器本体と係合する係合部と、前記中蓋と当接して、前記中蓋を前記容器本体の開口部に押圧する中蓋押圧部とを有する外蓋本体と、
前記中蓋の前記内容物供給ノズルの先端開口部を封止する封止部を備え、折り取ることにより前記封止部を、前記内容物供給ノズルの先端開口部から取り除いて、前記封止部による前記内容物供給ノズルの先端開口部の封止状態を解除することができるように構成された封止部付きブリッジ部と
を有する外蓋と
を備えていることを特徴としている。
すなわち、容器本体の開口部に取り付けられる中蓋と、中蓋の内容物供給ノズルの先端開口部を封止する封止部を有する封止部付きブリッジ部を備えた外蓋とにより、容器本体の開口部が封止されるため、容器本体内に内容物を収容した状態で、容器本体を密閉することが可能になり、保存性を確保し、内容物の漏れ出しを防止することが可能になるとともに、封止部付きブリッジ部を折り取ることにより、封止部を、内容物供給ノズルの先端開口部から取り除いて、封止部による内容物供給ノズルの先端開口部の封止状態を解除することにより、容器本体内に収容された内容物を、内容物供給ノズルの先端開口部から容易かつ確実に供給することが可能になる。
なお、封止部付きブリッジ部を折り取った後も、中蓋が外蓋本体により、容器本体に確実に接続固定された状態が保持されるため、例えば、容器本体を強く押圧することが必要になった場合や、不用意に容器本体に圧力を加えてしまった場合などにおいても、中蓋が容器本体から外れてしまうことがなく、容器本体内に収容された内容物が、内容物供給ノズルの先端開口部以外から外部に漏れ出すことを防止して、取扱作業者への付着や周囲環境の汚染を確実に防止することができる。
なお、本願発明の容器において、封止部付きブリッジ部は工具や治具などを用いることなく折り取ることができるように構成されているが、例えば、はさみやナイフなどの工具や治具を用いて切り取ることも可能である。
なお、封止部付きブリッジ部に設ける接続部や突起部の形状に特別の制約はないが、接続部が切断されるまでに、突起部が潰れてしまって、封止部付きブリッジ部を折り取ることができなくならないようにするためには、突起部にある程度の強度を持たせることが可能な形状とすることが望ましい。
すなわち、内容物を密閉保存することが可能で、かつ、横向きにしたり振ったりした場合にも、内容物が漏れ出したりすることがなく、かつ、固形物を分離した状態で内容物(混合体)を供給することが可能であることから、便中の毒素検出の用途に用いられる容器として、特に好適に用いることができる。
この状態で検体31と希釈液32の混合体(内容物)33は容器A内に密封された状態となるので、容器Aを横にしたり、振ったりすることが可能で、混合体(内容物)33を十分に混合することが可能になるとともに、ある程度の期間、安定して保存することが可能になる。
このとき、一方の突起部28(28a)を支点として接続部27に力が加わるため、大きな力を必要とせずに、封止部付きブリッジ部30を接続部27において確実に切断することができる。
また、本願発明の容器は、さらに他の内容物を収容する場合にも広く適用することが可能である。
1 容器本体
1a 容器本体の胴部
2 容器本体の開口部
3 容器本体の螺合部(ネジ部)
11 中蓋
12 内容物供給ノズル
13 内容物供給ノズルの先端開口部
14 フィルタ
21 外蓋
22 外蓋の係合部(ネジ部)
23 外蓋の中蓋押圧部
24 外蓋本体
25 突起状の封止部
26 折り取り用の把手部
27 接続部
28(28a,28b) 突起部
30 封止部付きブリッジ部
31 検体(便)
32 希釈液
33 混合体
Claims (8)
- (a)内容物の出し入れを行う開口部を備えた容器本体と、
(b)前記容器本体の開口部に取り付けられる中蓋であって、先端に開口部(以下「先端開口部」)を有する内容物供給ノズルを備えた中蓋と、
(c)前記容器本体と係合して、前記中蓋を前記容器本体の開口部に固定する外蓋であって、
前記容器本体と係合する係合部と、前記中蓋と当接して、前記中蓋を前記容器本体の開口部に押圧する中蓋押圧部とを有する外蓋本体と、
前記中蓋の前記内容物供給ノズルの先端開口部を封止する封止部を備え、折り取ることにより前記封止部を、前記内容物供給ノズルの先端開口部から取り除いて、前記封止部による前記内容物供給ノズルの先端開口部の封止状態を解除することができるように構成された封止部付きブリッジ部と
を有する外蓋と
を備えていることを特徴とする容器。 - 前記外蓋に配設された封止部付きブリッジ部には、折り取ることを容易にするための予備加工が施されていることを特徴とする請求項1記載の容器。
- 前記封止部付きブリッジ部を折り取ることを容易にするための予備加工として、前記封止部付きブリッジ部の幅方向中央部において前記外蓋本体につながった接続部と、前記接続部の両端側の前記外蓋本体につながっていない部分に配設された突起部とを備えた構造を設ける加工が施されており、前記突起部を支点として前記接続部に応力が加わるように前記封止部付きブリッジ部を変形させることにより、封止部付きブリッジ部が前記接続部において切断されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の容器。
- 前記中蓋には内容物を通過させてろ過するフィルタが配設されており、前記フィルタによりろ過された内容物が前記内容物供給ノズルから供給されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の容器。
- 前記容器本体が透明または半透明で、内容物の量を目視で確認できるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器。
- 前記容器本体が可撓性を有する材料を用いて形成されており、押圧して変形させることにより、内容物を前記内容物供給ノズルから供給することができるように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の容器。
- 前記容器本体に収容される内容物が、固形物を含む検体と希釈液の混合体であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の容器。
- 前記検体が便であって、便中の毒素検出の用途に用いられるものであることを特徴とする請求項7記載の容器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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RU2457990C2 (ru) * | 2007-01-25 | 2012-08-10 | Тойо Сейкан Кайся, Лтд. | Контейнер для исследования |
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-
2005
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