JP2006315375A - 中間転写型熱転写印刷装置 - Google Patents

中間転写型熱転写印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 フィルムの走行ラインのずれを修正すべくフィルムを往復動させる場合に、フィルムが弛むのを防止し得る中間転写型熱転写印刷装置を提供する。
【解決手段】 フィルムFを往復動させる場合、上流側のクラッチ42が接続された状態で、上流側の駆動モータ33によって上流側のボビン15が逆転させられ、当該ボビン15によってフィルムFが所定量巻き取られる。このとき、下流側のクラッチ42が切断された状態で、下流側のボビン16が上流側のボビン15に従動して逆転するが、当該ボビン16には、下流側のトルクリミッタ47によって所定値T1のトルクが作用する。これにより、上流側のボビン15が停止した時には、下流側のボビン16もほぼ同時に停止する。従って、フィルムFの走行ラインのずれを修正すべくフィルムFを往復動させる場合に、フィルムFが弛むのを防止することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、フィルム上に画像を一次転写した後、そのフィルム上の画像を記録媒体の表面に二次転写する中間転写型熱転写印刷装置に関する。
従来におけるこの種の装置として、例えば、特許文献1に記載された間接転写プリンタがある。この間接転写プリンタにおいては、プラテンローラにより送られる中間転写フィルムに対し、サーマルヘッドによりカラーリボンが接触させられて、中間転写フィルム上に画像が一次転写される。続いて、IDカード等の被転写体に対し、ヒートローラにより中間転写フィルムが接触させられて、中間転写フィルム上の画像が被転写体の表面に二次転写される。なお、中間転写フィルムは、プラテンローラの上流側及びヒートローラの下流側のそれぞれに配置されたボビンに巻き付けられている。
特開2000−127468号公報
ところで、上述したような間接転写プリンタにあっては、中間転写フィルム上への画像の一次転写、及び被転写体の表面への画像の二次転写が繰り返し行われると、中間転写フィルムの走行ラインが正規の走行ラインから徐々にずれる場合がある。この中間転写フィルムの走行ラインのずれは、被転写体の表面における画像の印刷品質が劣化する原因となる。
このような中間転写フィルムの走行ラインのずれを修正するためには、被転写体の表面への画像の二次転写が終了した後に、一対のボビンのそれぞれに順次に中間転写フィルムを所定量巻き取らせることで、中間転写フィルムを往復動させることが有効である。
しかしながら、中間転写フィルムを往復動させる場合、一方のボビンによる中間転写フィルムの巻き取りが終了して当該一方のボビンが停止しても、他方のボビンが慣性により回転し続けて、一対のボビン間において中間転写フィルムが弛むおそれがある。この中間転写フィルムの弛みは、ヒートローラに接触するなどして中間転写フィルムが損傷を受ける原因となる。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、フィルムの走行ラインのずれを修正するためにフィルムを往復動させる場合に、フィルムが弛むのを防止することができる中間転写型熱転写印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る中間転写型熱転写印刷装置は、プラテンローラにより送られるフィルムに対しサーマルヘッドによりインクリボンを接触させてフィルム上に画像を一次転写した後、記録媒体に対しヒートローラによりフィルムを接触させて記録媒体の表面に画像を二次転写する中間転写型熱転写印刷装置において、プラテンローラの上流側及びヒートローラの下流側のそれぞれに配置され、フィルムが巻き付けられるボビンと、ボビンを回転させるための駆動モータと、駆動モータの動力の伝達及びその遮断を行うクラッチと、クラッチを介して駆動モータと連結され、且つボビンと連結された回転体と、回転体に所定値以上のトルクが作用した場合に、回転体と装置本体との間で所定値以上のトルクの伝達を遮断するトルクリミッタと、を備えることを特徴とする。
この中間転写型熱転写印刷装置においては、フィルムの走行ラインのずれを修正するためにフィルムを往復動させる場合、一方のクラッチが接続された状態で、一方の駆動モータによって一方の回転体を介して一方のボビンが回転させられ、当該一方のボビンによってフィルムが所定量巻き取られる。この一方のボビンによるフィルムの巻き取りの際には、他方のクラッチが切断された状態で、他方のボビンが一方のボビンに従動して回転するが、当該他方のボビンには、他方のトルクリミッタによって所定値のトルクが回転体を介して作用する。これにより、一方のボビンによるフィルムの巻き取りが終了して当該一方のボビンが停止した時には、他方のボビンもほぼ同時に停止することになる。従って、フィルムの走行ラインのずれを修正するためにフィルムを往復動させる場合に、一対のボビン間においてフィルムが弛むのを防止することができる。
本発明によれば、フィルムの走行ラインのずれを修正するためにフィルムを往復動させる場合に、フィルムが弛むのを防止することができる。
以下、本発明に係る中間転写型熱転写印刷装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示される中間転写型熱転写印刷装置1は、厚さ20μm程度の透明なフィルムF上に画像を一旦熱転写(一次転写)した後、このフィルムF上の画像をクレジットカードやICカード等のカード(記録媒体)Sの表面に再熱転写(二次転写)する装置であり、カードプリンタ等と称されるものである。
同図に示されるように、熱転写印刷装置1は、印刷予定のカードSを積層状態でセッティングするためのストック部2を有している。カードSは、繰出し爪3の進退運動によってストック部2の一番下から一枚ずつ繰り出され、繰り出されたカードSは反転部4内に一旦装填される。
反転部4内にカードSが装填されると、反転部4は水平状態から90度回転する。そして、送りローラ6によってカードSが上方に送られると、カードSは磁気読み/書き部7内に装填される。この磁気読み/書き部7では、カードSの磁気ストライプ内に所定の情報が書き込まれたり、磁気ストライプ内から所定の情報が読み取られたりする。これに対し、送りローラ6によってカードSが下方に送られると、カードSは非接触IC読み/書き部8内に装填される。この非接触IC読み/書き部8では、カードSのIC内に所定の情報が書き込まれたり、IC内から所定の情報が読み取られたりする。
その後、磁気読み/書き部7又は非接触IC読み/書き部8から反転部4内にカードSが再装填されると、反転部4が水平状態に復帰し、カードSは、送りローラ6によってストック部2と反対側に送り出される。反転部4から送り出されたカードSは、着脱自在なクリーニングローラ10を通過した後、ガイド溝12で両縁部を支持されながら搬送ローラ11により画像印刷される位置の直前まで搬送される。
なお、磁気検出や非接触IC検出の必要がない場合には、反転部4は水平に維持される。また、磁気読み/書き部7又は非接触IC読み/書き部8で不適切と判断されたカードSは、反転部4の回転後、送りローラ6によってイジェクトボックス9内に排出される。
また、熱転写印刷装置1は、カードSへの画像印刷を可能にするために、フィルムFに画像を熱転写する一次転写部Aと、フィルムF上において画像が熱転写された領域とカードSの表面とを接触させて、カードSの表面に画像を熱転写する二次転写部Bと、画像が熱転写された後のカードSの反りを矯正する反り矯正部Cとを備えている。
更に、熱転写印刷装置1は、抜き差しにより交換可能なフィルムカートリッジ13とリボンカートリッジ14とを有している。フィルムカートリッジ13内では、フィルムFが上下一対のボビン15,16に巻き付けられている。一方、リボンカートリッジ14内では、インクリボンRが上下一対のボビン17,18に巻き付けられている。このインクリボンRには、溶融性又は昇華性のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のインクが周期的に塗布されている。
なお、フィルムFは、フィルムF上への画像の一次転写、及びカードSの表面への画像の二次転写を通じて、ボビン15からボビン16へと巻き取られていく。つまり、プラテンローラ20の上流側に配置されたボビン15には、画像が一次転写される前のフィルムFが巻き付けられ、後述するヒートローラ23の下流側に配置されたボビン16には、画像が二次転写された後のフィルムFが巻き付けられる。
上述した一次転写部Aでは、フィルムF上に画像が一次転写される一次転写位置Pの上流側及び下流側においてフィルムFを介在させてプラテンローラ20に一対の巻付けローラ31,32が押し付けられることで、プラテンローラ20の略半周面にフィルムFが巻き付けられる。そして、一次転写位置Pでは、サーマルヘッド21によってプラテンローラ20上のフィルムFにインクリボンRが押し当てられつつ、プラテンローラ20の正転によりフィルムFとインクリボンRとが同一速度で下流側に送られることで、フィルムF上にインクリボンRのイエローのインクが熱転写される。
続いて、ラック・ピニオン駆動機構22によってサーマルヘッド21が後退させられ、フィルムFとインクリボンRとが離間する。この状態でプラテンローラ20が逆転し、フィルムFが上流側に戻されて元の位置に復帰する。その後、上述した熱転写動作が繰り返され、フィルムF上にマゼンタ、シアン、ブラックの順にインクが重層されて、所望のカラー画像がフィルムF上に形成される。
フィルムF上に画像が形成されると、プラテンローラ20等の正転により、フィルムF上において画像が熱転写された領域がヒートローラ23の手前まで移動する。このとき、カードSの先端は、フィルムF上において画像が熱転写された領域の先端と位置合わせされ、カードSとフィルムFとは、重ね合わされた状態で二次転写部Bに送り込まれる。
この二次転写部Bでは、位置合わせされたカードSとフィルムFとが重ね合わされた状態でヒートローラ23と押圧ローラ24とで挟み込まれる。そして、160℃〜200℃に加熱されたヒートローラ23と押圧ローラ24との協働により、カードS及びフィルムFが加圧搬送されて、フィルムF上の画像がカードSの表面に徐々に熱転写されていく。
このとき、フィルムFは、カードSから剥離されながらボビン16に巻き取られていく。また、ヒートローラ23によって加熱されたカードSには反りが発生するため、カードSは、反り矯正部Cに送り込まれて加圧処理された後、真っ直ぐな状態で熱転写印刷装置1外に排出される。
次に、フィルムFの走行に関する熱転写印刷装置1の構成について、図2を参照して説明する。図2は、フィルムFの走行に関する熱転写印刷装置1の構成図である。
同図に示されるように、熱転写印刷装置1は、上流側のボビン15を回転させるための駆動モータ33と、下流側のボビン16を回転させるための駆動モータ35と、プラテンローラ20を回転させるための駆動モータ38と、巻付けローラ31,32をサーマルヘッド21(図示せず)側とプラテンローラ20側とに移動させるための駆動モータ39と、各駆動モータ33,35,38,39を制御する制御部41とを有している。
なお、駆動モータ39と巻付けローラ31,32とはリンクを介して接続されており、制御部41によって駆動モータ39が正転させられると巻付けローラ31,32はプラテンローラ20側に移動し、一方、制御部41によって駆動モータ39が逆転させられると巻付けローラ31,32はサーマルヘッド21側に移動する。
そして、巻付けローラ31,32がプラテンローラ20側に移動すると、巻付けローラ31,32は、上述したようにフィルムFを介在させてプラテンローラ20に押し付けられ、これにより、プラテンローラ20に対してフィルムFが巻き付けられる。一方、巻付けローラ31,32がサーマルヘッド21側に移動すると、巻付けローラ31,32は、プラテンローラ20及びフィルムFから離間し、これにより、プラテンローラ20に対するフィルムFの巻き付けが解除され、フィルムFがプラテンローラ20から離間する。
次に、フィルムFの走行に関する熱転写印刷装置1の動作について、図2及び図3を参照して説明する。図3は、フィルムFの走行に関する熱転写印刷装置1の動作を示すフローチャートである。なお、適宜、図4〜図9を参照する。
まず、制御部41によって駆動モータ39が正転させられて巻付けローラ31,32がプラテンローラ20側に移動し、プラテンローラ20に対してフィルムFが巻き付けられる(ステップS102)。この状態で、上述したように、プラテンローラ20とサーマルヘッド21との協働によりフィルムF上に画像が一次転写され(ステップS104)(図4参照)、続いて、ヒートローラ23と押圧ローラ24との協働によりフィルムF上の画像がカードSの表面に二次転写される(ステップS106)(図5参照)。
その後、制御部41によって駆動モータ38が逆転させられてプラテンローラ20が逆転し、フィルムFが上流側に所定量巻き戻される(ステップS108)(図6参照)。これは、フィルムFを有効に利用すべく、フィルムF上において先の画像が一次転写された領域と連続的な位置関係にある上流側の領域に次の画像を一次転写するためである。
ステップS108の後、制御部41によって駆動モータ39が逆転させられて巻付けローラ31,32がサーマルヘッド21側に移動し、プラテンローラ20に対するフィルムFの巻き付けが解除される(ステップS110)(図7参照)。この状態で、制御部41によって駆動モータ35が正転させられてボビン16が正転し、下流側のボビン16によりフィルムFが所定量巻き取られ(ステップS112)(図8参照)、続いて、制御部41によって駆動モータ33が逆転させられてボビン15が逆転し、上流側のボビン15によりフィルムFが所定量巻き取られる(ステップS114)(図9参照)。そして、ステップS102に戻って、上述した動作が繰り返される。
以上説明したように、中間転写型熱転写印刷装置1では、カードSの表面にフィルムF上の画像が二次転写されてから、フィルムF上に次の画像が一次転写されるまでの間において、巻付けローラ31,32がサーマルヘッド21側に移動してプラテンローラ20に対するフィルムFの巻き付けが解除され、その状態で、下流側のボビン16によりフィルムFが所定量巻き取られ、続いて、上流側のボビン15によりフィルムFが所定量巻き取られる。このように、プラテンローラ20に対するフィルムFの巻き付けを解除した状態でフィルムFを往復動させると、フィルムF上への画像の一次転写、及びカードSの表面への画像の二次転写を通じてフィルムFの走行ラインが正規の走行ラインから若干ずれたとしても、その若干のずれを修正することができる。
次に、プラテンローラ20の上流側に配置されたボビン15と駆動モータ33とを連結する構成について、図10を参照して説明する。図10は、ボビン15と駆動モータ33とを連結する構成を示す断面図である。なお、ヒートローラ23の下流側に配置されたボビン16と駆動モータ35とを連結する構成は、ボビン15と駆動モータ33とを連結する構成と同様であるため、その説明を省略する。
図10に示されるように、駆動モータ33の回転軸33aは、駆動モータ33の動力の伝達及びその遮断を行う電磁式のクラッチ42とギヤ43,44を介して連結されており、このクラッチ42には回転軸(回転体)45の一端が接続されている。これにより、回転軸45は、クラッチ42を介して駆動モータ33と連結されることになる。
回転軸45の他端は、熱転写印刷装置1の側壁(装置本体)46に取り付けられた摩擦式のトルクリミッタ47に接続されている。このトルクリミッタ47は、回転軸45に所定値T1以上のトルクが作用した場合に、回転軸45と側壁46との間で所定値T1以上のトルクの伝達を遮断する。
また、回転軸45は、ギヤ48,49を介して回転軸51と連結されており、この回転軸51は、側壁46を貫通するボビン15の回転軸15aと摩擦式のトルクリミッタ52を介して連結されている。このトルクリミッタ52は、ボビン15に所定値T1より大きい所定値T2以上のトルクが作用した場合に、ボビン15と回転軸51との間で所定値T2以上のトルクの伝達を遮断する。
以上のような構成により、フィルムFの走行に関する熱転写印刷装置1の各種の動作において、フィルムFが弛むのを防止することが可能になる。
例えば、上述したステップS112においては、下流側のクラッチ42が接続された状態で、下流側の駆動モータ35によって下流側のボビン16が正転させられ、当該ボビン16によってフィルムFが所定量巻き取られる。この下流側のボビン16によるフィルムFの巻き取りの際には、上流側のクラッチ42が切断された状態で、上流側のボビン15が下流側のボビン16に従動して正転するが、当該ボビン15には、上流側のトルクリミッタ47によって所定値T1のトルクが作用する。これにより、下流側のボビン16によるフィルムFの巻き取りが終了して当該ボビン16が停止した時には、上流側のボビン15もほぼ同時に停止することになる。
同様に、上述したステップS114においては、上流側のクラッチ42が接続された状態で、上流側の駆動モータ33によって上流側のボビン15が逆転させられ、当該ボビン15によってフィルムFが所定量巻き取られる。この上流側のボビン15によるフィルムFの巻き取りの際には、下流側のクラッチ42が切断された状態で、下流側のボビン16が上流側のボビン15に従動して逆転するが、当該ボビン16には、下流側のトルクリミッタ47によって所定値T1のトルクが作用する。これにより、上流側のボビン15によるフィルムFの巻き取りが終了して当該ボビン15が停止した時には、下流側のボビン16もほぼ同時に停止することになる。
従って、中間転写型熱転写印刷装置1によれば、フィルムFの走行ラインのずれを修正するためにフィルムFを往復動させる場合に、一対のボビン15,16間においてフィルムFが弛むのを防止することができる。
なお、ステップS112又はステップS114において、従動して回転するボビン16又はボビン15に、トルクリミッタ47によって所定値T1のトルクが作用するのは、トルクリミッタ47が伝達を遮断するトルクの閾値である所定値T1より、トルクリミッタ52が伝達を遮断するトルクの閾値である所定値T2の方が大きいためである。
更に、上述したステップS108においては、プラテンローラ20が逆転し、フィルムFが上流側に所定量巻き戻されている最中、上流側のクラッチ42が接続された状態で、上流側の駆動モータ33が逆転させられて上流側のボビン15も逆転する。このとき、上流側のボビン15によってフィルムFが高速で巻き取られるため、プラテンローラ20と当該ボビン15との間でフィルムFが弛むのを防止することができる。また、上流側のボビン15に所定値T2以上のトルクが作用すると、トルクリミッタ52によって当該ボビン15と回転軸51との間で所定値T2以上のトルクの伝達が遮断されるため、フィルムFが損傷を受けるのを防止することができる。
本発明に係る中間転写型熱転写印刷装置の一実施形態の正面図である。 フィルムの走行に関する中間転写型熱転写印刷装置の構成図である。 フィルムの走行に関する中間転写型熱転写印刷装置の動作を示すフローチャートである。 フィルム上に画像が一次転写されている状態を説明するための図である。 カードの表面に画像が二次転写されている状態を説明するための図である。 フィルムが上流側に所定量巻き戻されている状態を説明するための図である。 プラテンローラに対するフィルムの巻き付けが解除された状態を説明するための図である。 下流側のボビンによりフィルムが所定量巻き取られている状態を説明するための図である。 上流側のボビンによりフィルムが所定量巻き取られている状態を説明するための図である。 ボビンと駆動モータとを連結する構成を示す断面図である。
符号の説明
1…中間転写型熱転写印刷装置、15,16…ボビン、20…プラテンローラ、21…サーマルヘッド、23…ヒートローラ、33,35…駆動モータ、42…クラッチ、45…回転軸(回転体)、46…側壁(装置本体)、47…トルクリミッタ、S…カード(記録媒体)、F…フィルム、R…インクリボン。

Claims (1)

  1. プラテンローラにより送られるフィルムに対しサーマルヘッドによりインクリボンを接触させて前記フィルム上に画像を一次転写した後、記録媒体に対しヒートローラにより前記フィルムを接触させて前記記録媒体の表面に前記画像を二次転写する中間転写型熱転写印刷装置において、
    前記プラテンローラの上流側及び前記ヒートローラの下流側のそれぞれに配置され、前記フィルムが巻き付けられるボビンと、
    前記ボビンを回転させるための駆動モータと、
    前記駆動モータの動力の伝達及びその遮断を行うクラッチと、
    前記クラッチを介して前記駆動モータと連結され、且つ前記ボビンと連結された回転体と、
    前記回転体に所定値以上のトルクが作用した場合に、前記回転体と装置本体との間で前記所定値以上のトルクの伝達を遮断するトルクリミッタと、を備えることを特徴とする中間転写型熱転写印刷装置。
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JP2011148209A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Alps Electric Co Ltd 中間転写媒体走行装置およびこれを用いた熱転写ラインプリンタ

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