JP2006314646A - 着座装置 - Google Patents

着座装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006314646A
JP2006314646A JP2005141930A JP2005141930A JP2006314646A JP 2006314646 A JP2006314646 A JP 2006314646A JP 2005141930 A JP2005141930 A JP 2005141930A JP 2005141930 A JP2005141930 A JP 2005141930A JP 2006314646 A JP2006314646 A JP 2006314646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
backrest
space
outerwear
seating device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005141930A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunobu Ito
勝信 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2005141930A priority Critical patent/JP2006314646A/ja
Publication of JP2006314646A publication Critical patent/JP2006314646A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 上着を着たまま着座しても、上着の裾等にシワが発生することのない着座装置を提供する。
【解決手段】 座部4と背もたれ部5を備えた着座装置1であって、座部4の後端縁4aと背もたれ部5の表面との間に空間Sが形成され、座部4の後端縁4aの上面よりも背もたれ部5の表面下端部5aが低い位置に形成されたものとなっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車用シート,事務用腰掛け等の着座装置に関するものである。
従来、例えば、自動車用シートは、図3の斜視図で示すような構造となっており、シート51は、座部52と背もたれ部53で構成されており、座部52の後端上に背もたれ部53が立設状に設けられた構造となっている。
特開2000−255289号公報
従来のような構造のシートにおいては、背広等の上着を着たまま座部52上に着座した時に、上着の裾54が座部52よりも下方に垂れ下がり、シートベルト等を着用した場合等に、背もたれ部53に上着が密着状態となると、上着の裾54が座部52と背もたれ部53の接する部分に押しやられ、上着の裾54がクシャクシャなシワ状となり、この状態で車から降りた時に、上着にシワが残り、極めて見栄え性の悪いものとなっていた。
そのため、従来では、車を運転する際には、上着を脱いで後部座席や助手席に置いたり、またはハンガーに掛ける等して、上着をわざわざ脱いで運転しているのが現状である。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、上着を着たまま着座しても、上着の裾等にシワが生じない着座装置を提供するものであり、その請求項1は、座部と背もたれ部を備えた着座装置であって、前記座部の後端縁と前記背もたれ部の表面との間に、空間が形成されていることである。
また、請求項2は、前記座部の後端縁上面よりも、前記背もたれ部の表面下端部が低い位置に形成されていることである。
また、請求項3は、前記背もたれ部の表面下端部の下方に、前記空間と連通する凹溝が形成されていることである。
また、請求項4は、前記空間の前後方向寸法が30〜50mm程度に設定されていることである。
本発明の着座装置は、座部の後端縁と、背もたれ部の表面との間に、空間が形成されていることにより、例えば、着座装置が車のシートである場合に、上着を着たままシートに着座して車を運転しても、上着の裾は空間内に垂れ下がった状態で収まるため、上着の裾にシワが発生することがなくなる。
なお、上着の裾等を手で下方へ引っ張ることで、着座装置の背もたれ部に接する上着の部分が下方へ引っ張られ、上着の背中部分の生地のあそびがなくなって、上着の上部の弛みもなくなり、上着の背中全体のシワの発生を防止することができるものとなる。
また、着座装置が事務用等の腰掛けである場合にも、会議等で長時間上着を着たまま腰掛けても、上着の裾は空間内に自然に垂れ下がり、シワが発生することがなくなる。
また、座部の後端縁上面よりも、背もたれ部の表面下端部が低い位置に形成されていることにより、座部に着座して背もたれ部に背中を押し付けた状態で、上着の裾部は良好に背もたれ部の下端側に垂下状態となり、座部の後端に上着の裾が押し付けられることがなく、上着のシワの発生を防ぐことができるものとなる。
また、背もたれ部の表面下端部の下方に、空間と連通する凹溝が形成されていることにより、更に上着の裾が長い場合等においても、良好に凹溝内に上着の裾が収まり、座部に押し付けられることがないため、シワの発生が少なくなる。
また、自動車用のシート等において、前後方向にスライドさせて、前後位置を調節するような場合でも、良好に凹溝内に上着の裾が入り込むことで、上着の裾が座部に押し付けられてシワになることがない。
また、空間の前後方向寸法が30〜50mm程度に設定されていることにより、上着の裾が良好に垂下状態となる30〜50mm程度の空間寸法が確保されているため、上着の裾が押し付けられてシワになることがない。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、着座装置の一例としての自動車用シートを示すものであり、この着座装置1は、側面から見た場合には図2の概略図で示すような構造となっており、固定台座2の上面側には前後方向に調整用レール2aが設けられて、この調整用レール2a上に前後方向にスライド可能にスライドベース3が設けられ、このスライドベース3上に座部4が固設されているとともに、座部4の後部に、スライドベース3から立設状に背もたれ部5が形成されており、背もたれ部5の上端にヘッドレスト6が設けられている。
本例では、座部4の後端縁4aの後方には空間Sが形成され、この空間Sの後部に背もたれ部5の表面が配置されており、空間Sの前後方向寸法、即ち座部4の後端縁4aと背もたれ部5の表面間には、30〜50mm程度の隙間が形成されている。
なお、座部4の後端縁4aの上面よりも、背もたれ部5の下端部5aは、下方側の位置に設定されている。
なお、本例では、スライドベース3に、空間部Sと連通する凹溝3aが上面を開放させた凹み状に形成されており、この凹溝3aの前端は座部4の後端縁4aよりも前方側に位置し、凹溝3aの後端は背もたれ部5の下端部5aよりも後方側に位置しており、空間Sの真下にこの凹溝3aが形成されている。
なお、空間S及び凹溝3aは、シートの幅方向全域に亘り、座部4の後端と背もたれ部5の表面間に形成されたものである。
このような構造の着座装置1においては、上着を着たままの状態で車を運転する時に、座部4上に着座し背もたれ部5に背中を押し付けた状態では、上着の裾は背もたれ部5の下端部5a側に自然に垂下状態となり、空間S内に自然に垂れ下がることになり、従来のように上着の裾が座部4と背もたれ部の接する部分でクシャクシャになることがなく、シワの発生が良好に防止されるものとなる。
なお、上着の裾54を手で下方へ引き下げる様に引っ張って空間S内に入れることにより、上着の背中の上方の部分(着座装置1の背もたれ部5に接する部分)が下方へ引っ張られ、上着の上部の弛みもなくなり、上着の背中部分の生地のあそびがなくなって、上着の背中全体のシワの発生を防止することができるものとなる。
従って、上着を着たままシートに座り車を運転しても、上着の裾等にシワが生じることがないために、車から降りても上着はすっきりとした見栄え性を維持できるものとなる。
なお、スライドベース3を介して前後方向に位置調整するような場合等に、上着の裾は良好に凹溝3a内に収まり、押し付けられることがなく、調整時等にも上着の裾にシワが発生することがなくなる。
なお、本例では、車のシートを例示しているが、事務用等の腰掛けにおいても、同様に座部の後端縁と背もたれ部の表面との間に空間を形成させておけば、会議等で上着を着たまま腰掛けに座る際にも、上着の裾等がシワになることがなく、良好な見栄え性を維持できるものとなる。
本発明の着座装置の一例を示す自動車用シートの斜視構成図である。 図1の側面概略構成図である。 従来の自動車用シートの斜視構成図である。 従来、自動車用シートに上着を着たまま着座した場合に、上着の裾が押し付けられてシワが生じる説明構成図である。
符号の説明
1 着座装置
2 固定台座
2a 調整用レール
3 スライドベース
3a 凹溝
4 座部
4a 後端縁
5 背もたれ部
5a 下端部
6 ヘッドレスト

Claims (4)

  1. 座部と背もたれ部を備えた着座装置であって、前記座部の後端縁と前記背もたれ部の表面との間に、空間が形成されていることを特徴とする着座装置。
  2. 前記座部の後端縁上面よりも、前記背もたれ部の表面下端部が低い位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の着座装置。
  3. 前記背もたれ部の表面下端部の下方に、前記空間と連通する凹溝が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の着座装置。
  4. 前記空間の前後方向寸法が30〜50mm程度に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の着座装置。
JP2005141930A 2005-05-13 2005-05-13 着座装置 Pending JP2006314646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141930A JP2006314646A (ja) 2005-05-13 2005-05-13 着座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141930A JP2006314646A (ja) 2005-05-13 2005-05-13 着座装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006314646A true JP2006314646A (ja) 2006-11-24

Family

ID=37535833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005141930A Pending JP2006314646A (ja) 2005-05-13 2005-05-13 着座装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006314646A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52115405U (ja) * 1976-02-26 1977-09-01
JPS6010558U (ja) * 1983-07-01 1985-01-24 萩原 正作 座席用の腰もたれ具
JPH0652606U (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 正作 萩原 座席用の腰もたれ具
JPH0710948Y2 (ja) * 1989-11-06 1995-03-15 日野自動車工業株式会社 自動車の折り畳み式シート
JPH08383A (ja) * 1994-06-22 1996-01-09 Kokuyo Co Ltd 椅 子
JP2003289983A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Kokuyo Co Ltd 椅 子

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52115405U (ja) * 1976-02-26 1977-09-01
JPS6010558U (ja) * 1983-07-01 1985-01-24 萩原 正作 座席用の腰もたれ具
JPH0710948Y2 (ja) * 1989-11-06 1995-03-15 日野自動車工業株式会社 自動車の折り畳み式シート
JPH0652606U (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 正作 萩原 座席用の腰もたれ具
JPH08383A (ja) * 1994-06-22 1996-01-09 Kokuyo Co Ltd 椅 子
JP2003289983A (ja) * 2002-03-29 2003-10-14 Kokuyo Co Ltd 椅 子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008007101A (ja) チャイルドシート取付け用自動車用シート
CN104903145B (zh) 车辆座椅
JP6085546B2 (ja) 車両用シート及びトリムカバー
JP2009112396A (ja) 椅子の背凭れ装置
USD527557S1 (en) Portion of a chair back
JPH11155690A (ja) 椅 子
JP2006314646A (ja) 着座装置
JP2004065762A (ja) 車両用シート構造
JP5885771B2 (ja) 椅子用肘掛け装置
JP2004321661A (ja) 自動車用シートのトリムカバー端末処理構造
JP5414229B2 (ja) シートのレッグレスト
JP2003116661A (ja) 乗り物用シート
USD511431S1 (en) Vehicle seat headrest cover
JP5501593B2 (ja) ヘッドレスト及びシート
JP6832182B2 (ja) 座席装置
JP6577330B2 (ja) 車両用シート
JP2007089745A (ja) 自動車に用いるリクライニング・シート
JP3104685U (ja) シートカバー
JP2008119098A (ja) 自動車シート用背当て
JP6501668B2 (ja) 便器装置
JP2012061156A (ja) 椅子
JP5625176B2 (ja) 椅子
JP2022044704A5 (ja)
JP3111636U (ja) 車両シートにおける背広背面のしわ防止具
JP2005237454A (ja) ハンガー付き椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100928