JP2006314128A - 機器及び携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドの過程を通じて回転防止機構が外部に露出することなく、部品の実装空間も狭める度合いが少ない携帯電話機を得る。
【解決手段】二つの本体が重なり合い、かつ、一方の本体2に対して他方の本体3がスライドすることによりこの重なりの度合いが変わり、スライド方向に全長が伸縮し、上記二つの本体は重なり合う領域Lを残して、一方の本体2に対して他方の本体3を引き出すことができ、この引き出された状態のもとで、上記重なり合う領域内に、二つの本体が相対的に回転するのを防止する回転防止機構として係合爪7やスライダー4b及びこれらの係合部材を集約して設けた携帯電話機。
【選択図】図2

Description

この発明は、二つの本体が重なり合い、一方の本体に対して他方の本体がスライド方向に全長が伸縮することにより開閉可能な機器及び携帯電話機に関するものである。
二つの本体が重なり合い、一方の本体に対して他方の本体がスライド方向に全長が伸縮することにより開閉可能な携帯電話機としては、例えば特開2003−110675号公報に示すように、一つの本体の両側縁の略全長にわたり回転防止機能をもつ案内溝を形成し、他方の本体に設けたスライド片をこの案内溝に係合させてスライドさせ開閉可能にした携帯電話機の例がある。
従来の携帯電話機は以上のように構成されているので、二つの本体が過不足なく重なり合った状態から、上記二つの本体を相対的にスライドさせ開き状態にすると、上記案内溝が外部に露出してしまうので、意匠を施す際の制約となる。また、摺動部として構成された上記案内溝が外部に露出すると汚れが付着し、摺動の円滑を損なうおそれがある。さらに、上記案内溝が本体の両側縁の略全長にわたるため、部品の実装空間を狭めてしまう等の課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、二つの本体は重なり合う領域を残して、一つの本体に対して他方の本体を引き出すことができ、この引き出された状態のもとで、上記重なり合う領域内に、二つの本体が相対的に回転するのを防止する回転防止機構を集約して設けたことにより、スライドの過程を通じて回転防止機構が外部に露出することがなく、部品の実装空間も狭める度合いが少ない機器及び携帯電話機を得ることを目的とする。
この発明に係る機器は、第1本体、この第1本体に設けられ、当該第1本体の端部から離間して設けられた突起部、この突起部を遊嵌させる遊嵌部を有する第2本体を備えた機器であって、上記遊嵌部内を上記突起部が移動することにより上記機器の長さが最大となった場合に、上記遊嵌部全体を、上記第1本体の上記端部から上記突起部までの間の部分が覆うものである。
この発明により、スライドの過程を通じて回転防止機構が外部に露出することがなく、機構の縮小により部品の実装空間も狭める度合いが少ないという効果が得られる。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
この発明による携帯電話機の外観構造及び動作の概要を説明する。
図1、図2は、この発明の実施の形態1による携帯電話機の外観を表わし、図1は閉じた状態、図2は開いた状態をそれぞれ示している。
図1、図2において、携帯電話機1は大きく分けて一方の本体2と、この本体2の上に重ねられた他方の本体3の2つの本体からなる。なお、外観に表れず、かつ、本体2とも本体3ともいえない部材としてこれら本体2,3をつなぐ配線部材(フレキシブル基板6。図2、図11〜図13参照)があるが、これについては後述する。以下では、説明の便宜上、下側に位置する本体2を第1本体2、上側に位置する本体を第2本体3と称する。
第1本体2は、多くの部材が組み合わされた集合体であり、外観できる主な部材としては、平たい直方体状をした第1機体20、この第1機体20の上に重ねて固定された第1プレート21を具備し、全体として平たい直方体状をしている。
第2本体3も、多くの部材が組み合わされた集合体であるが、外観できる部材は、第2機体30だけである。第2機体30は平たい直方体形状で第1本体2に略重なる大きさであり、長手方向の一端側であって上側の一部が傾斜面30aになっている。第2機体30の内側には、傾斜面30aに形成されたねじ穴30cを用いて、第2プレート31が後述する固定手段としてのねじ84(図2、図3、図4参照)で固定されている。
第1本体2と第2本体3とは、長手方向に相対的にスライドしてずれる構成であり、何れの本体が固定側、移動側といえないが、ここでは、第1本体2に対して第2本体3が移動するものとして説明する。
携帯電話機1は、図1に示すように、第1本体2上に第2本体3が揃えて重ねられた閉じ状態をとることができ、また、この閉じ状態に対して、図2に示すように、第1本体2に対して第2本体3を長手方向にスライドさせて引き出した開き状態に変位させることができる。
すなわち、二つの本体が重なり合い、かつ、一方の本体に対して他方の本体がスライドすることによりこれらの重なりの度合いが変わり、スライド方向に全長が伸縮するタイプの携帯電話機である。
ただ、無制限に引き出せるわけではなく、ストッパ手段の機能により、二つの本体である第1本体2と第2本体3とは図2に示す区間Lの範囲で重なり合う領域を残して、一方の本体(第1本体2)に対して他方の本体(第2本体3)を引き出すことができる構成である。
こうして区間Lの範囲で重なり合う領域を残して引き出されたとき、第1本体2にはそれまで隠れていた操作キー21aが操作可能な状態に露出する。図2に示す開き状態に引き出された第1本体2は図1に示す閉じ状態に復元可能である。
上記スライド方向をY軸、上記重なり合う方向をZ軸、上記重なり合う面と平行な面内において上記Y軸と直交する方向をX軸とする3次元直交座標軸を想定するとき、上記重なり領域は、Y軸方向における区間Lで第1本体2と第2本体3とが重なっている領域である。
このように、引き出された状態のもとでの上記重なり合う領域内に、二つの本体が相対的に回転するのを防止する回転防止機構を集約して設けた構成がこの発明にかかる携帯電話機の特徴である。回転防止機構の詳細は後述するが、これにより、スライドの過程を通じて回転防止機構が外部に露出することがなく、機構の縮小により部品の実装空間も狭める度合いが少ないという効果が得られる。
この実施の形態では、重なり合う領域のY軸方向の距離である区間Lを、Y軸方向での各本体の全長の略半分の距離としている。この区間Lは、第1本体2に関してはY軸方向の右端から左側に向けて占める区間であり、第2本体3に関してはY軸方向の左端から右側に向けて占める区間である。
この発明による携帯電話機の内部構造を図2乃至図9を参照して説明する。
図3は図1における閉じた状態での携帯電話機1を分解して表わしている。また、図4は図2における開いた状態にあるときの携帯電話機1の平面図、図5は図4における携帯電話機1をX軸方向から見た正面図、図6は図4における携帯電話機1のH−H断面図、図7は図6の一部を拡大して示した部分拡大断面図、図8、図9はそれぞれ部材の斜視図、図10は図4における携帯電話機1のS−S断面図、図11は図4における携帯電話機1のC−C断面図である。
先ず、第1本体2についてその主な構成部材である第1機体20と第1プレート21及びこれらの部材間に位置する部材について説明する。
第1機体20はY軸方向上の右端部が第1プレート21の右端部と一致しこれは第1本体2の右端部である。この第1機体20の上面であって、Y軸方向右寄りの部位に形成された凹部に基板5が固定されている。基板5の上面にはコネクタ5aが設けられている。また、第1機体20の上面であって、X軸方向上で基板5の両側に、Y軸方向と平行に2つのスライドレール4aが固定されている。
スライドレール4aは、図6、図7にその断面形状を示すように、また図8に示すように上部が開口しY軸方向に長い溝4a1が形成された長尺の部材であり、この溝4a1内には直方体のブロックからなる摺動片としてのスライダー4bが摺動可能に嵌合している。
スライダー4bは溝4a1内を摺動可能であるが、これら溝4a1の両端部で後述する第1プレート21に設けられたスリット21bの端部により摺動が止められるようになっている。
スライドレール4aの配置位置は、第1機体20の上面に相当し区間Lに含まれる領域内である。上記したように、スライダー4bはスライドレール4aに形成された溝4a1内を摺動可能であるが、図3においては、Y軸方向上、溝4a1の左端部に位置している。
第1機体20の上面にはZ軸方向の厚みが第1機体20よりも薄く、第1機体20と過不足なく重なる大きさの第1プレート21が重ねて固定されている。なお、第1プレート21の裏面と第1機体20の上面との間は、図6、図7に示すように、X軸方向の中央部で隙間が形成されるようになっている。図6、図7では図の煩雑を避けるため、上記隙間に位置するコネクタ5a及びこれに付帯する部材は図示を省略している。
第1プレート21の下面には、2本のスライドレール4aを収容する溝がそれぞれ形成されていて、さらに、これらの溝はスライドレール4a各溝4a1の直上位置に相当する部位がこれら溝4a1と略同じ溝幅のスリット21bにより上側に連通されている。
図6、図7に示すように、これらのスリット21bにはスライダー4bが摺動可能に嵌合貫通して第1プレート21の上面から上に突出している。したがって、スリット21bのY軸方向の両端部はスライダー4bのストッパの機能を果たしている。
図3、図7、図12において、第1プレート21の上面には2つのボス21dが形成されている。これらのボス21dは、区間Lの間の領域内であって、各スリット21bの左端部に相当する位置で、かつ、これらスリット21bに隣接した位置に設けられていて、Z軸方向上側に突出するようにして形成されている。
図3に示すように、第1プレート21について、これら2つのボス21d間には、X軸方向に長い矩形の開口21eが形成されている。この開口21eを通り、帯状をしたフレキシブル基板6の一端側が延びていて、該フレキシブル基板6の一端側に設けられたコネクタ6aが、基板5のコネクタ5aに接続されている。
次に、第2本体3についてその主な構成部材である第2機体30と第2プレート31及びこれらの部材間に位置する部材について説明する。
第2機体30の下面は額縁状に凹部が形成されていて、この凹部のさらに中央が矩形の皿状の浅い凹部になっており、この浅い凹部に基板9が装着固定されている(図4、図11参照)。
基板9の下面にはコネクタ9a(図3には図示されず。図11参照)が設けられていて、このコネクタ9aには上記したように一端部をコネクタ5aに接続されたフレキシブル基板6の他端側に設けられたコネクタ6bが接続されている。その際、フレキシブル基板6の他端側は第2プレート31の左端部を回りこんでコネクタ9aに達している。
基板9を間にして、第2機体30の下面に形成された上記額縁状の凹部には第2機体30よりも一回り小さい大きさの第2プレート31が装着固定されている。その固定手段は、第2プレート31上の右端部については下側からねじ83、第2プレート31の左端部については第2機体30の上側からねじ84により分解可能に固定されている。
図3において、第2プレート31について、長手方向に相当するY軸方向上、第2機体30の左端部から右側に延びる区間Lの間の領域内には取付座31aが設けられている。この取付座31aは、図6、図7に示すように第1プレート21のスリット21bを貫通したスライダー4bの直上位置に位置している。
この取付座31aに形成されたねじ穴を介してねじ81がスライダー4bに螺入されることで、スライダー4bが取付座31aと一体的に固定されている。つまり、スライダー4bは第2本体3と一体的になっている(図10参照)。
第2プレート31には、X軸方向に間隔をおいて2つのスリット31bが平行に形成されている。これらのスリット31bには第1プレート21に設けられたボス21dが摺動可能に貫通している。これらのスリット31bはY軸方向に長さを有するがその範囲は区間L内である。
これらのスリット31bを貫通して上側に露出した各ボス21dには上からそれぞれ係合爪7がねじ82により固定されている。係合爪7は図9に示すように平たい矩形板状をしていて、中央部にねじ止め用の穴7aが形成され、Y軸方向の両端部にはボス21dと係合させるための切り欠き7bが形成されている。図6、図7に示すように、係合爪7は、スリット31bの縁部に形成された段部にオーバーハングして係合している。
この発明による携帯電話機の内部構造に基づく動作を説明する。
図12、図13はそれぞれ携帯電話機1を透視して示した斜視図であり、図12は、携帯電話機1を閉じた状態を示し、図1、図3に対応し、図13は携帯電話機を開いた状態を示し、図2、図4〜図7、図10、図11に対応する。
図13において、第1本体2に対して第2本体3が限界まで引き出された状態、つまり、スリット21bのY軸方向端部にスライダー4bが突き当てられた状態のもとで、第1本体2と第2本体3とが区間Lで重なり合っている。
このとき、X軸方向に間隔をおいて設けられた2つの係合爪7は図3、図6、図7に示すように、この区間L内でスリット31bの縁部に形成された段部に面同士が対向し、第1プレート21に形成したスリット21bの縁部と該係合爪7とで該スリット31bの縁部を挟むようにして係合している。
これにより、第1本体2と第2本体3との離反が規制されているので、図5に示すように第1本体2のY軸方向(左右方向)右端部が、第2本体3上で占める支点Pを中心とするモーメントMが第2本体3に作用しても第2本体3の回転が防止される。
図13に示す開き状態から図12に示す閉じ状態に向けて第2本体3を移動する場合、或いは図12に示す閉じ状態からこの逆の移動を行なう場合において、係合爪7の面がスリット31bの縁部と摺動するので、移動中も両本体は離反が規制されて安定した状態で一体的に保持される。
なお、第1本体2上における第2本体3の端部を支点とするモーメント、つまり、図5に示したモーメントMの逆向きのモーメントもあり得るが、係合爪7の面がスリット31bの縁部の面に摺動可能に接しているのでかかるモーメントによる回転も防止できる。
従って、係合爪7及びボス21d、スリット31b等は、固定された第1本体2或いは第2本体3のいずれかをX軸と平行な任意の軸を中心に他方の本体が回転するのを防止するX軸回転防止手段を構成する。ここで、スライダー4bの形状を変更してスライドレール4aから抜けないで摺動可能な形状、例えば、図6、図7において逆T字状にすれば、モーメントMの逆向きのモーメント作用時における係合爪7の負担を軽減できる。
係合爪7は第1本体2とは別部材とし、ねじ82により着脱可能に構成した。これにより、摺動性の高い材料或いは強度の強い材料に変更することが可能である。
図12、図13の何れにおいても、第2本体3と一体的なスライダー4bは、第1本体2と一体的な第1プレート21に形成されたスリット21bと嵌合している。スライダー4bは直方体のブロックであり、スリット21bはZ軸方向に厚みを有しているので、面同士が摺動可能に接する構成であり、これにより、第1本体2に対する第2本体3のZ軸を中心とする回転が防止される。
よって、スライダー4bとスリット21bは固定された第1本体2或いは第2本体3のいずれかをZ軸と平行な任意の軸を中心に他方の本体が回転するのを防止するZ軸回転防止手段を構成する。このようにスライダー4b及びこれに付帯する構成は1つだけでもよいが、本例のように2つ設けた場合には、X軸方向に対向して儲けられた2つのスライダー4bがZ軸回転防止手段として有効に機能する。
また、図12、図13の何れの態様においても、X軸方向に間隔をおいて配置されたボス21dが図6、図7に示すようにスリット31bに嵌合する構成であるので、これらもZ軸回転防止手段を構成するといえる。
携帯電話機をY軸方向から見た断面図である図7、図14において、ボス21dが嵌合しているスリット31b、スライダー4bが嵌合しているスリット21bはそれぞれZ軸方向(上下方向)に厚みを有し、この厚み部分がボス21dやスライダー4bと摺接する構成であり、第1本体2に対して第2本体3がY軸を中心に回転するのを防止する。よって、これらボス21d、スリット31b、スライダー4b、スリット21bなどは、Y軸回転防止手段を構成する。
この発明の実施の形態では、2つの本体の一方が引き出された状態のもとで重なり合う領域内に回転防止機構を設けたので、回転防止機構は外部の意匠面に露出することがなく、意匠的制約を削減できる。また、上記重なり合う領域に集中して回転防止機構を構成したので、回転防止機構の所要スペースを従来技術におけるように本体の全域に設けた場合と比べて約半分に減少させることができ、その分、内部実装空間を利用可能になる。
図2、図3、図4、図11〜図13に示すように、第1本体2を構成する第1プレート21について、第2本体3が引き出された状態のもとで重なり合う領域の外部(区間Lの外部)で露出する操作キー21aが設けられた操作面部に補助凹部21cを形成している。
一方、図1〜図3、図11〜図13において、第2本体3を構成する第2機体30のY軸方向左端の下部に上記補助凹部21cと係合する補助凸部30bを形成し、これら補助凸部30bと補助凹部21cとを係合させて二つの本体が相対的にZ軸と平行な任意の軸を中心に回転するのを防止している。
この補助凹部21cは第1本体2を引き出したときに外観部として露出するが、第1プレート21の輪郭に沿う縁部を残した上面部に浅い凹部からなる構成とし、側面部に及ぶ構成ではないので、X軸方向両側端部を有効活用でき、また、意匠的制約を少なくした回転防止補助機構を構成できる。
さらに、補助凹部21cを形成することにより、二つの本体間の間隙を増やし、この間隙を利用して二つの本体2,3を電気的に接続する配線部材としてのフレキシブル基板6(或いは、ケーブル)を収容することができる。
係合爪7やスライダー4b及びこれらの係合部材によりこの発明の回転防止機能は基本的に果たされるので、これら補助凹部や補助凸部はなくてもよいが、複数の回転防止手段を講じることで、回転防止機能が強化され安全度が高くなる。
実施の形態2.
第1の実施の形態においては、図7に示したように、係合爪7及びボス21dを第1本体2を構成する第1プレート21に設け、この係合爪7が係合する部材を第2本体3を構成する第2プレート31に形成したスリット31bの縁部としていたが、これに代えて、図14に示すように、第2本体3を構成する第2プレート31にボス310dを形成してこれに係合爪700を取り付け、ボス310dを案内するスリット200bを第1本体2を構成する第1プレート21に設け、この係合爪7が係合する部材を第1本体2を構成する第1プレート21に形成した。他の構成は第1の実施の形態と同じである。
この構成においても、第2本体3と一体的な係合爪700が第2プレート31との間に第1本体2と一体的な第1プレート21に形成したスリット200bの縁部を面同士で挟むように係合するので、前記した実施の形態1、2におけるのと同じ回転防止機能を果たすことができる。この他にも上記した実施の形態1、2で述べた構成に準じた構成による回転防止機能を有している。この構成では、第1本体2側に係合爪700やスライダー4bをねじ止めする箇所が減り、ねじ止め部分が第2プレート31側に集約されるので、組み立て手順が簡素化される。
以上のように、この発明に係る機器及び携帯電話機は、スライドして全長が伸縮する構成の携帯電話機について、スライド時に回転防止機構が外観部に露出せず、かつ、部品の実装空間を増した構成としたので、美観に優れた高性能な機器及び携帯電話機を実現するのに適している。
この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を閉じたときの外観を示した斜視図である。 この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を開いたときの外観を示した斜視図である。 この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を閉じたときの分解斜視図である。 この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を開いたときの平面図である。 この発明の実施の形態1による携帯電話機を開いたときの正面図である。 この発明の実施の形態1による携帯電話機の断面図である。 図6に示した携帯電話機の部分拡大断面図である。 この発明の実施の形態1によるスライドレール及びスライダーの斜視図である。 この発明の実施の形態1による係合爪の斜視図である。 この発明の実施の形態1による携帯電話機を開いたときの図4におけるS−S断面図である。 この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を開いたときの図4におけるC−C断面図である。 この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を閉じたときの部分透視図である。 この発明の実施の形態1、2による携帯電話機を開いたときの部分透視図である。 この発明の実施の形態2による携帯電話機の断面図である。
符号の説明
1 携帯電話機、2 第1本体、3 第2本体、4a スライドレール、4a1 溝、4b スライダー、5,9 基板、5a,6a,6b,9a コネクタ、6 フレキシブル基板、7,700 係合爪、7a 穴、7b 切り欠き、20 第1機体、21 第1プレート、21a 操作キー、21b,31b,200b スリット、21c 補助凹部、21d,310d ボス、21e 開口、30 第2機体、30a 傾斜面、30b 補助凸部、30c ねじ穴、31 第2プレート、31a 取付座、81,82,83,84 ねじ。

Claims (2)

  1. 第1本体、
    この第1本体に設けられ、当該第1本体の端部から離間して設けられた突起部、
    この突起部を遊嵌させる遊嵌部を有する第2本体を備えた機器であって、
    上記遊嵌部内を上記突起部が移動することにより上記機器の長さが最大となった場合に、上記遊嵌部全体を、上記第1本体の上記端部から上記突起部までの間の部分が覆う
    ことを特徴とする機器。
  2. 請求項1の構成を備えていることを特徴とする携帯電話機。
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