JP2006314036A - 周波数シンセサイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の周波数の信号を生成する第1の信号生成回路と、第1の周波数と異なる周波数である第2の周波数の信号を生成する第2の信号生成回路と、の相互干渉を抑制した周波数シンセサイザを実現する。
【解決手段】第1の周波数の信号を生成する第1の信号生成回路と、第1の周波数と異なる周波数である第2の周波数の信号を生成する第2の信号生成回路と、を備え、第1の周波数の信号と第2の周波数の信号のうち、いずれかを出力する周波数シンセサイザであって、第1の信号生成回路は、第1の周波数のN倍(Nは、正の整数)の周波数でPLL発振し、これを1/N倍で分周することにより、第1の周波数の信号を生成し、第2の信号生成回路は、第2の周波数のM倍(Mは、Nよりも大きく、Nで割った値が自然数にならない整数)の周波数でPLL発振し、これを1/M倍で分周することにより、第2の周波数の信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の周波数を時分割で切り替える無線通信システムに適用される周波数シンセサイザに関し、より好適にはTETRA(TErrestrial Trunked RAdio)に適用される周波数シンセサイザに関する。
TETRAは、市町村等の地方自治体や公共機関あるいは企業などが私設網として構築するTDMA方式の狭帯域デジタル無線通信システムである(非特許文献1)。このTETRAには、(1)MCA(Multi Channel Access)やPDC(Personal Digital Cellular)のように無線基地局を介して無線端末局間で通信する「トランキングモード」、(2)トランシーバのように無線端末局間で通信する「子機間モード」、(3)「リピータ」となる無線端末局を介して無線端末局間で通信する「リピータモード」、(4)無線基地局の通信エリアの外側にいる無線端末局が、無線基地局の通信エリアの内側にいる「ゲートウェー」となる無線端末局(と無線基地局)を介して、他の無線端末局と通信する「ゲートウェーモード」、の4つの通信モードがある。
この「ゲートウェーモード」について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、TETRA方式で構築された無線通信システムの構成を示す図である。図2に示すTETRA方式で構築された無線通信システムでは、通信エリア100を形成する無線基地局120と、通信エリア200を形成する無線基地局220と、がネットワーク300により接続され、各々の通信エリアにいる無線端末局間で通信を行う。
そして、通信エリア100の外側にいる無線端末局400は、(無線端末局400がある場所まで通信エリア500を形成し)通信エリア100の内側にいる「ゲートウェー」となる無線端末局520(と無線基地局120等)を介して、通信エリア200の内側にいる無線端末局240と通信することができる。
このような「ゲートウェー」となる無線端末局520は、無線基地局120と無線端末局400を時分割で交互に接続し、「ゲートウェー」としての役割を果たしている。無線端末局520は、まず、(1)周波数fで、無線端末局400から送信された信号を受信し、(2)周波数fで、無線基地局120から送信された信号を受信する。次に、(3)周波数fで、無線端末局400に信号を送信してから、(4)周波数fで、無線基地局120に信号を送信する。このように、通信エリア100の内側にいる無線端末局520が(1)〜(4)の動作を繰り返すことにより、無線端末局400と無線端末局240の通信が可能となる。
ここで、「ゲートウェー」となる無線端末局520の送信回路について図3を用いて説明する。図3において、周波数シンセサイザ1bは、周波数fでPLL(Phase Locked Loop)発振し信号を生成するPLL発振部11bと、周波数fでPLL発振し信号を生成するPLL発振部13bと、生成された2つの信号を時分割切り替えすることにより、いずれか1つの信号を出力する切り替え部19と、を備えている。
周波数シンセサイザ1bから出力された信号は、直交変調部5でベースバンド信号発生部3から出力されたベースバンド信号により直交変調される。そして、これにより生成された変調波は、フィルタ7により不要な周波数成分が除去されたのち、アンプ9により増幅され、出力部から(図示しないアンテナを介して)送信される。ここで、周波数シンセサイザ1bが、PLL発振部11bと13bで生成された2つの信号を、切り替え部19で時分割切り替えすることにより、無線端末局520は、「ゲートウェー」としての役割を果たすことができる。
ARIB−STD80
TETRAの「ゲートウェーモード」では、「ゲートウェー」となる無線端末局は、近接する周波数(380〜400MHzの範囲で25kHzステップ(例えば、f=380MHz,f=380.025MHz))を、素早く(300μsec以内)切り替えて送信しなければならない。しかしながら、従来の周波数シンセサイザでは、PLL発振部同士が、近接する周波数で発振するため、相互干渉を引き越してしまい周波数がロックされるまでの時間を要してしまう(場合によっては、所定の周波数以外の周波数でロックされてしまう)。
このようなPLL発振部同士の相互干渉に対しては、各々のPLL発振部をシールドケースで厳重に覆うことにより相互干渉を低減させる手段もある。しかしながら、シールドケースを用いても、完全にPLL発振部同士の相互干渉を除去しきれるわけではなく、さらに、実装面積の増大や、工賃等のコストの増大を引き起こすため好ましくない。本発明の目的は、各々のPLL発振部が相互干渉することを抑制した周波数シンセサイザを実現することにある。
本発明は、第1の周波数の信号を生成する第1の信号生成回路と、第1の周波数と異なる周波数である第2の周波数の信号を生成する第2の信号生成回路と、を備え、第1の周波数の信号と第2の周波数の信号のうち、いずれかを出力する周波数シンセサイザであって、第1の信号生成回路は、第1の周波数のN倍(Nは、正の整数)の周波数でPLL発振し、これを1/N倍で分周することにより、第1の周波数の信号を生成し、第2の信号生成回路は、第2の周波数のM倍(Mは、Nよりも大きく、Nで割った値が自然数にならない整数)の周波数でPLL発振し、これを1/M倍で分周することにより、第2の周波数の信号を生成することを特徴とする。
本発明によれば、各々のPLL発振部が相互干渉することを抑制した周波数シンセサイザを実現することができる。
以下、本実施形態に係る周波数シンセサイザについて図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る周波数シンセサイザを搭載した送信回路のブロック図である。なお、本実施形態に係る周波数シンセサイザは、TETRA方式で構築された無線通信システムにおける「ゲートウェー」となる無線端末局の送信回路に搭載されているものとする。以下、本実施形態に係る周波数シンセサイザについて詳細に説明する。
図1において、周波数シンセサイザ1aは、従来の周波数シンセサイザ1bに設けられていたPLL発振部11b,13bに代わって、PLL発振部11a,13a及び1/N分周部15と1/M分周部17とが新たに設けられている。また、その他の構成は、従来の送信回路と同様である。以下、周波数シンセサイザ1aの構成について、詳細に説明する。
PLL発振部11aは、周波数fのN倍の周波数NfでPLL発振する発振部である。ここで、Nは、正の整数である(例えば、N=2とする)。PLL発振部13aは、周波数fのM倍の周波数MfでPLL発振する発振部である。ここで、Mは、Nよりも大きく、Nで割った値が自然数にならない整数である(例えば、M=3とする)。
従って、PLL発振部11aは、周波数Nf=2×(380〜400MHz)=760〜800MHzで発振するのに対して、PLL発振部13aは、周波数Mf=3×(380〜400MHz)=1140〜1200MHzで発振する。従って、PLL発振部11aとPLL発振部13aは、全く異なる周波数で発振するため(また、PLL発振部同士の周波数特性が狭帯域であることから)相互干渉が抑制される。また、Mを、Nで割った値が自然数にならない整数としているため、PLL発振部13aが、PLL発振部11aで発振された周波数Nfの高調波による干渉が抑制される。
また、1/N分周部15は、PLL発振部11aで生成された周波数Nfの信号を、1/N倍に分周する分周部であり、1/M分周部17は、PLL発振部13aで生成された周波数Mfの信号を、1/M倍に分周する分周部である。このため、1/N分周部15からは周波数fの信号が出力され、1/M分周部17からは周波数fの信号が出力される。
従って、1/N分周部15から出力された周波数fの信号と、1/M分周部17から出力された周波数fの信号と、を切り替え部19で時分割切り替えすることにより、本実施形態に示す送信回路が搭載された無線端末局は、「ゲートウェー」としての役割を果たすことができる。
以上説明したように、本実施形態に示す周波数シンセサイザは、PLL発振部11aで、周波数fのN倍(Nは、正の整数)の周波数NfでPLL発振し、これを1/N分周部15で1/N倍に分周することにより、周波数fの信号を生成し、PLL発振部13aで、周波数fのM倍(Mは、Nよりも大きく、Nで割った値が自然数にならない整数)の周波数MfでPLL発振し、これを1/M分周部17で1/M倍に分周することにより、周波数fの信号を生成することにより、各々のPLL発振部11a,13aが相互干渉することを抑制した周波数シンセサイザを実現することができる。
本発明の実施形態に係る周波数シンセサイザを搭載した送信回路のブロック図である。 TETRA方式で構築された無線通信システムの構成を示す図である。 従来の周波数シンセサイザを搭載した送信回路のブロック図である。
符号の説明
1a,1b 周波数シンセサイザ、3 ベースバンド信号発生部、5 直交変調部、7 フィルタ、9 アンプ、11a,11b,13a,13b PLL発振部、15 1/N分周部、17 1/M分周部、19 切り替え部、100,200,500 通信エリア、120,220 無線基地局、240,400,520 無線端末局、300 ネットワーク。

Claims (1)

  1. 第1の周波数の信号を生成する第1の信号生成回路と、
    第1の周波数と異なる周波数である第2の周波数の信号を生成する第2の信号生成回路と、
    を備え、
    第1の周波数の信号と第2の周波数の信号のうち、いずれかを出力する周波数シンセサイザであって、
    第1の信号生成回路は、
    第1の周波数のN倍(Nは、正の整数)の周波数でPLL発振し、これを1/N倍で分周することにより、第1の周波数の信号を生成し、
    第2の信号生成回路は、
    第2の周波数のM倍(Mは、Nよりも大きく、Nで割った値が自然数にならない整数)の周波数でPLL発振し、これを1/M倍で分周することにより、第2の周波数の信号を生成することを特徴とする周波数シンセサイザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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