JP2007060311A - Rofシステムの無線装置および周波数変換方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 光ファイバケーブルでの減衰の影響を軽減して信号品質の良い電波を送受信できるROFシステムの無線装置を提供する。
【解決手段】 基地局に接続される中継処理部1から光ファイバケーブル4を介して伝送される局部発振用の基準信号を、RF処理部2では、再生出力専用のPLL25を用いて再生出力した所要のC/Nを満たす基準信号を、中継処理部1およびアンテナユニット3との間で送受信されるフォワード、リバースリンクの信号の周波数変換を行うコンバータ26へのPLL Loへ出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 基地局に接続される中継処理部1から光ファイバケーブル4を介して伝送される局部発振用の基準信号を、RF処理部2では、再生出力専用のPLL25を用いて再生出力した所要のC/Nを満たす基準信号を、中継処理部1およびアンテナユニット3との間で送受信されるフォワード、リバースリンクの信号の周波数変換を行うコンバータ26へのPLL Loへ出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話基地局に接続されるROF(Radio on Fiber)システムの無線装置および周波数変換方法に関する。
携帯電話システムでは、不感地帯対策などの為に基地局と、アンテナを備えたミニ基地局として動作する無線装置との間を光ファイバケーブルで接続し、アンテナで送受信する電波の信号を光信号で伝送するROFシステムが導入されている。この様なROFシステムでは、アンテナから送受信する電波の周波数と、光信号に変換されて伝送されるIF信号の周波数との間の周波数変換を行う局部発振器(以下、LOと称する。)の基準信号が基地局からアンテナ側の無線装置へ同じく光信号に変換されて送信される。
無線装置では、その光信号を電気信号に復調した基準信号から所定の周波数を出力するPLLを用いたLOが組み込まれている(例えば、特許文献1に引用。)。しかし、光ファイバケーブル長が長くなり減衰が増える場合には、無線装置で受信する基準信号のC/Nが劣化し、PLLを用いたLOであっても、例えば、局部発振信号の周波数精度が劣化し、無線装置でアンテナから出力する電波が所定の品質が得られなくなる問題が有り、更にはマルチセクタ対応の無線装置では、各セクタの電波品質を揃えるためのLOの調整が複雑になる問題があった。
特開2003−163634号公報 (第6頁、第3図)
従来のROFシステムの無線装置では、光ファイバケーブル長が長くなり減衰が増える場合には、局部発振信号の品質が劣化してアンテナから送受信する電波の品質が劣化する問題が有った。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、光ファイバケーブルでの減衰の影響を軽減して信号品質の良い電波を送受信できるROFシステムの無線装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のROFシステムの無線装置は、基地局とアンテナとの間を光ファイバケーブルで接続して前記アンテナが送受信する電波のフォワードリンク及びリバースリンクの信号を光信号に変換して伝送するROFシステムの無線装置において、前記基地局と前記光ファイバケーブルとの間に設置され、前記基地局との間で入出力する前記電波の周波数を前記光信号で伝送される所定のIF周波数のIF信号に変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段へ局部発振信号用の基準信号を供給する基準信号発振器と、前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とを周波数多重した多重信号を出力する多重手段と、前記多重信号をE/O変換して前記光ファイバケーブルへ向けて出力するE/O手段と、前記光ファイバからの前記リバースリンクのIF信号の光信号をO/E変換して前記光ファイバケーブルへ向けて出力するO/E手段とを備える中継処理部と、前記アンテナと前記光ファイバケーブルとの間に設置され、前記リバースリンクのIF信号をE/O変換して前記光ファイバケーブルへ向けて出力するE/O手段と、前記光ファイバケーブルを介して受信する前記多重信号の光信号をO/E変換して出力するO/E手段と、前記受信およびO/E変換された前記多重信号が入力され前記フォワードリンクのIF信号と、前記基準信号とに分離して出力する分離手段と、前記分離された前記基準信号が入力され、その入力された前記基準信号を所定のC/Nの第2の基準信号にして第2の周波数変換手段へ再生出力する第1のPLL回路と、内蔵する第2のPLLを用いて前記入力される第2の基準信号から第2の局部発振信号を生成することにより、前記フォワードリンクと前記リバースリンクのIF信号を前記アンテナと入出力する前記電波の周波数に変換する第2の周波数変換手段とを備えるRF処理部とを具備することを特徴とする。
また本発明のROFシステムの無線装置の周波数変換方法は、基地局とアンテナとの間を光ファイバケーブルで接続し、前記基地局と前記光ファイバケーブルとの間に設置される中継処理部と、前記アンテナと前記光ファイバケーブルとの間に設置されるRF処理部により前記アンテナが送受信するフォワードリンク及びリバースリンクの電波を光信号に変換して伝送するROFシステムの無線装置の周波数変換方法において、前記中継処理部は、基準信号発振器と、周波数変換手段と、多重手段と、E/O手段と、O/E手段とを備え前記基準信号発振器は、前記周波数変換手段の局部発振信号用の基準信号を前記周波数変換手段へ出力し、前記O/E手段は、前記光ファイバケーブルからの前記リバースリンクのIF信号の光信号をO/E変換して前記周波数変換手段へ出力し、前記周波数変換手段は、前記基地局から入力される所定の周波数のフォワードリンクの電波をフォワードリンク所定のIF周波数のIF信号に変換して前記多重手段へ出力すると共にリバースリンク所定のIF周波数のIF信号を前記基地局へ所定のリバースリンクの周波数の電波に変換して出力し、前記多重手段は、前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とを周波数多重した多重信号を前記E/O手段へ出力し、前記E/O手段は、前記出力された前記多重信号をE/O変換した多重信号の光信号を前記光ファイバケーブルへ向けて出力し、前記RF中継装置は、第2のE/O手段と、第2のO/E手段と、分離手段と、第1のPLL回路と前記周波数変換する第2の周波数変換手段とを備え、前記第2のO/E手段は、前記光ファイバケーブルを介して入力される前記多重信号の光信号をO/E変換して前記分離手段へ出力し、前記分離手段は、入力された前記多重信号を前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とに分離して出力し、前記第1のPLL回路は、前記基準信号を受信して所定のC/Nの第2の基準信号を再生して前記第2の周波数変換手段へ出力し、前記第2の周波数変換手段は、入力された前記第2の基準信号から第2のPLL回路で生成した局部発振信号により前記アンテナからの前記リバースリンクの電波を前記リバースリンク所定の周波数のIF信号に変換して前記第2のE/O手段へ出力すると共に、前記分離手段から入力された前記IF信号を前記フォワードリンク所定の周波数の電波に変換して前記アンテナ部へ向けて出力することを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバケーブルでの減衰の影響を避けて高品質の電波を送受信するROFシステムの無線装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例に係るROFシステムの無線装置の機能構成を示すブロック図である。
図1においては、ROFシステムは、無線装置と光ファイバケーブルを備え、無線装置は、基地局へ接続され、基地局が本来アンテナから送受信する、電波信号をIF(中間周波)信号に周波数変換する中継処理部1、光ファイバケーブル4で中継処理部1と接続され、中継処理部1との間で送受信するIF信号を再び、アンテナユニット3との間で所定の電波信号周波数に変換するRF処理部2、携帯電話端末との間で電波を送受信するアンテナユニット3とを備えている。
アンテナユニット3とRF処理部2との間は、後述のDUP(デュプレクサ)31を介して接続される場合と、RF処理部2とアンテナユニット3とは一体化されDUPが省略される場合もある。
アンテナユニット3では、RF処理部2からDUP31を介して入力されたフォワードリンクの信号はLPA34を介して増幅後再びDUP33を介してアンテナ35から送信される。またリバースリンクの信号は、反対にアンテナ35で受信後、DUP33を介してLNA32に入力され、更にDUP31を介してRF処理部2へ出力される。
さて、ROFシステムは、図1に示されるように、例えば、3つのセクタに分けられてセクタ毎に割り当てられた周波数で電波を送受信する。
中継処理部1は、セクタ1〜セクタ3で送受信される電波の周波数変換処理を行う各コンバータ11−1〜コンバータ11−3、各コンバータ11−1〜11−3へ、局部発振用の原信号(以下、REF信号と称する。)を供給するREF発振器12、およびそのREF信号の分配器(以下、DIVと称する。)121、各コンバータへ各ダウンリンクの信号を出力するDIV13、各コンバータからの各フォワードリンクの信号を合成する合成器(以下、CMBと称する。)14、合成されたフォワードリンクのIF信号とREF信号を多重するマルチプレクサ15、WDM18を介して光信号と電気信号を変換するO/E16、E/17、及び光ファイバ4で伝送する光信号を光多重するWDM18を備えている。
以下では、説明の頻雑を避けるため、必要の無い限り、図1に於けるセクタ1を代表として取り上げ、無線装置の構成、および動作を説明する。
コンバータ11−1(以下、各セクタで共通な処理を説明する場合、コンバータ11と省略する。)は、PLL Lo#1、ミキサ112、ミキサ113と、分配器111とを備えている。
PLL Lo#1には、REF発振器12が出力する50MHzのREF信号がDIV121を介して入力され、1105MHzの局部発信信号を生成して出力するLOである。
分配器111は、PLL Lo#1の出力を2つのミキサへ分配出力する。ミキサ113は、分配器111を介して入力される局部発振信号と、RF処理部2からのO/E16およびDIV13を介して受信したリバースリンクの670MHzのIF信号とを混合することにより、本来の電波の周波数1775MHzに変換して基地局へ向けて出力する。
ミキサ112は、同じく1105MHzの局部発振信号により基地局から受信する1870MHzの周波数のフォワードリンクの信号を765MHzの周波数のIF信号に変換する。そして、IF信号は、CMB14へ出力される。
他のセクタに付いても各セクタの局部発振信号とIF信号の周波数に対応するコンバータ11により同様にIF信号が生成され、CMB14に出力される。CMB14では、各セクタのIF信号が合成され更にマルチプレクサ15に出力される。
マルチプレクサ15では、合成されたIF信号と、REF発振器12からの信号が入力され、これらのIF信号とREF信号とが周波数多重される。
周波数多重された信号はE/O17へ出力され、更にWDM18、光ファイバ4を介してRF処理部2で受信される。
RF処理部2は、WDM21、WDM21を介して受信したフォワードリンクのIF信号とREF信号が多重された信号の光信号を電気信号に変換するO/E22、リバースリンク信号のIF信号が多重された信号を光信号に変換するE/O23、O/E22から出力された信号をIF信号と50MHzのREF信号とに分離するディマルチプレクサ24、ディマルチプレクサ24から出力されたREF信号を元に50MHzの基準信号を再生出力するPLL25とそのDIV251、各セクタに対応してIF信号の周波数変換をするコンバータ26−1〜コンバータ26−3、フォワードリンクのIF信号を各セクタに分離して各対応する各コンバータに出力するDIV27、各コンバータからのIF信号を合成するCMB28を備えている。
コンバータ26―1については、中継処理部1と同様にPLL Lo#1、分配器261、ミキサ263、ミキサ264、およびDUP(デュプレクサ)262を備えている。
コンバータ26−1については、中継処理部2のそれ対応するコンバータ11−1に比べ、DUP262が加わっていること、集半数変換関係が逆の関係になるものの、50MHzの基準信号から1105MHzの局部発振周波数を生成して周波数変換処理をする動作は同じである。従って、動作は容易に類推出来るので詳細説明は省略する。
また、コンバータ26−2、26−3についての構成、動作等もコンバータ26−1と同様である。
図2は、本発明の実施例に於けるRF処理部2の基準信号処理に関わる機能構成の詳細ブロック図である。
また、図3は、従来のROFシステムに於けるRF処理部2の基準信号処理に関わる機能構成の詳細ブロック図である。
図3は、セクタが1つで運用される場合を例にして従来の周波数変換の信号処理を示している。ディマルチプレクサ24から出力されたREF信号は、図2に示されるPLL25が無く、LPF241からそのままコンバータ26−1へ出力される。
また、図3は、従来のROFシステムに於けるRF処理部2の基準信号処理に関わる機能構成の詳細ブロック図である。
図3は、セクタが1つで運用される場合を例にして従来の周波数変換の信号処理を示している。ディマルチプレクサ24から出力されたREF信号は、図2に示されるPLL25が無く、LPF241からそのままコンバータ26−1へ出力される。
この方法では、コンバータ26−1のPLL Lo#1は、REF信号に対して130dBc/Hz程度のC/Nが必要であるが、光ファイバケーブルでの損失が20dBの様に大きくなると、入力されるREF信号は、115dBc/Hz以下のC/Nになり携帯電話の通話品質に支障生じる場合がある。
光ファイバケーブルの損失は、距離が長くなるにつれ増加するがそれ以外にも、光ファイバケーブルの仕様が当初想定のものと揃っていない場合には接続損失も発生するなど敷設で大きな損失が発生する。この様な場合であっても、REF信号のC/Nの確保が必要であるが、コンバータ26−1の局部発振用のPLL Lo#1は、光ファイバ上の伝搬損失に対して10dB程度の少ないマージンしかない。
また、マルチセクタで動作している場合には、RF処理部2のコンバータ26の数が多くなり、損失に伴うREF信号のC/Nの変化に対応して、それらのPLL Lo#1〜#3の調整を行う作業が増える問題があった。
再び、図2において、ディマルチプレクサ24から出力されたIF信号とREF信号は、それぞれHPF(High Pass Filter)242、LPF(Low Pass Filter)241を介してミキサ264とPLL25に入力される。
そしてREF信号は、PLL25により50MHzの基準信号に再生されてDIV251を介してコンバータ26−1〜26−3のPLL Lo#1〜Lo#3へ出力される。
図1において各コンバータ(例えば、26−1)では、この基準信号は、PLL Lo#1により1105MHzの局部発振信号が生成される。そして、局部発振信号は、ミキサ264に入力されて765MHzのIF信号を1870MHzのフォワードリンクの信号にアップコンバートする。アップコンバートされた信号は、セクタ1のアンテナ部3へ向けて出力される。
PLL25により再生出力された基準信号出力は、光ファイバケーブル上で生じた光伝搬損失が大きくなっても周波数精度などが安定している。従って、例えば、コンバータ26のPLL Lo#1が出力する局部発振信号も精度が良いので、基地局とアンテナとの間を中継された信号も高品質に周波数変換される。
図1又は、図2におけるPLL25は、光ファイバケーブル伝送中に生じたC/N劣化を改善するために50MHzのREF信号対して数百Hz以下のループフィルタ帯域にすることによって、光ファイバケーブルで損失が20dB以上生じても再生出力信号のC/Nを常に130dB以上に保つようにしている。
この再生出力された基準信号を用いて生成されるコンバータのPLLの局部発振信号の周波数精度や安定度も高くなり、RF処理部のコンバータで周波数変換されるフォワード、及びリバースリンクの信号品質は、従来のように劣化することなく高く保たれる効果がある。
本発明の実施例によれば、光ファイバケーブルを介して伝送される局部発振用の基準信号を、再生出力専用のPLLを用いて所要のC/Nを満たす基準信号として再生出力しているので、光ファイバケーブルでの減衰の影響を軽減して信号品質の良い電波を送受信できるROFシステムの無線装置を提供出来る。
1 中継処理部
11−2、11―2、11−3 コンバータ
12 REF発振器
111、121、13、27、251、261 DIV(分配器)
112、113、263、264 ミキサ
14、28 CMB(合成器)
15 マルチプレクサ
16、22 O/E(光電気変換器)
17、23 E/O(電気−光変換器)
18、21 WDM
2 RF処理部
25、Lo#1〜Lo#3 PLL(Phase Lock Loop回路)
262、31、33 DUP(Duplexer)
3 アンテナユニット
32 LNA
34 LPA
35 アンテナ
4 光ファイバケーブル
11−2、11―2、11−3 コンバータ
12 REF発振器
111、121、13、27、251、261 DIV(分配器)
112、113、263、264 ミキサ
14、28 CMB(合成器)
15 マルチプレクサ
16、22 O/E(光電気変換器)
17、23 E/O(電気−光変換器)
18、21 WDM
2 RF処理部
25、Lo#1〜Lo#3 PLL(Phase Lock Loop回路)
262、31、33 DUP(Duplexer)
3 アンテナユニット
32 LNA
34 LPA
35 アンテナ
4 光ファイバケーブル
Claims (3)
- 基地局とアンテナとの間を光ファイバケーブルで接続して前記アンテナが送受信する電波のフォワードリンク及びリバースリンクの信号を光信号に変換して伝送するROFシステムの無線装置において、
前記基地局と前記光ファイバケーブルとの間に設置され、
前記基地局との間で入出力する所定の周波数の前記電波を前記光信号で伝送される所定のIF周波数のIF信号に変換する周波数変換手段と、前記周波数変換手段へ局部発振信号用の基準信号を供給する基準信号発振器と、前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とを周波数多重した多重信号を出力する多重手段と、前記多重信号をE/O変換して前記光ファイバケーブルへ向けて出力するE/O手段と、前記光ファイバからの前記リバースリンクのIF信号の光信号をO/E変換して前記光ファイバケーブルへ向けて出力するO/E手段とを備える中継処理部と、
前記アンテナと前記光ファイバケーブルとの間に設置され、
前記リバースリンクのIF信号をE/O変換して前記光ファイバケーブルへ向けて出力するE/O手段と、前記光ファイバケーブルを介して受信する前記多重信号の光信号をO/E変換して出力するO/E手段と、前記受信およびO/E変換された前記多重信号が入力され前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とに分離して出力する分離手段と、前記分離された前記基準信号が入力され、その入力された前記基準信号を所定のC/Nの第2の基準信号にして第2の周波数変換手段へ再生出力する第1のPLL回路と、内蔵する第2のPLLを用いて前記入力される第2の基準信号から第2の局部発振信号を生成することにより、前記フォワードリンクと前記リバースリンクのIF信号を前記アンテナで入出力する前記所定の電波の周波数に変換する第2の周波数変換手段とを備えるRF処理部とを
具備することを特徴とするROFシステムの無線装置。 - 前記アンテナが、マルチセクタアンテナである場合、
前記フォワードリンク、及び前記リバースリンクは、各セクタに対応するそれぞれ所定の前記電波周波数、及びIF周波数が設定され、
それぞれ前記セクタ毎に対応する前記周波数変換部、および前記第2の周波数変換部が設けられる
ことを特徴とする請求項1記載のROFシステムの無線装置。 - 基地局とアンテナとの間が光ファイバケーブルで接続され、前記基地局と前記光ファイバケーブルとの間に設置される中継処理部と、前記アンテナと前記光ファイバケーブルとの間に設置されるRF処理部により前記アンテナが送受信するフォワードリンク及びリバースリンクの電波を光信号に変換して伝送するROFシステムの無線装置の周波数変換方法において、
前記中継処理部は、
基準信号発振器と、周波数変換手段と、多重手段と、E/O手段と、O/E手段とを備え
前記基準信号発振器は、前記周波数変換手段の局部発振信号用の基準信号を前記周波数変換手段へ出力し、前記O/E手段は、前記光ファイバケーブルからの前記リバースリンクのIF信号の光信号をO/E変換して前記周波数変換手段へ出力し、前記周波数変換手段は、前記基地局から入力される所定の周波数のフォワードリンクの電波をフォワードリンク所定のIF周波数のIF信号に変換して前記多重手段へ出力すると共にリバースリンク所定のIF周波数のIF信号を前記基地局へ所定のリバースリンクの周波数の電波に変換して出力し、前記多重手段は、前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とを周波数多重した多重信号を前記E/O手段へ出力し、前記E/O手段は、前記出力された前記多重信号をE/O変換した多重信号の光信号を前記光ファイバケーブルへ向けて出力し、前記RF中継装置は、
第2のE/O手段と、第2のO/E手段と、分離手段と、第1のPLL回路と前記周波数変換する第2の周波数変換手段とを備え、前記第2のO/E手段は、前記光ファイバケーブルを介して入力される前記多重信号の光信号をO/E変換して前記分離手段へ出力し、前記分離手段は、入力された前記多重信号を前記フォワードリンクのIF信号と前記基準信号とに分離して出力し、前記第1のPLL回路は、前記基準信号を受信して所定のC/Nの第2の基準信号を再生して前記第2の周波数変換手段へ出力し、前記第2の周波数変換手段は、入力された前記第2の基準信号から第2のPLL回路で生成した局部発振信号により前記アンテナからの前記リバースリンクの電波を前記リバースリンク所定の周波数のIF信号に変換して前記第2のE/O手段へ出力すると共に、前記分離手段から入力された前記IF信号を前記フォワードリンク所定の周波数の電波に変換して前記アンテナ部へ向けて出力する
ことを特徴とするROFシステムの無線装置の周波数変換方法。
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