JP2006313510A - 施工技術サポートシステム及びそのサーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】施工に関連する技術情報を豊かに有した施工管理実施者に依存しなくても、各施工管理実施者に対する技術情報の支援及びその高度化を図り、更に施工管理実施者間の技量の平準化を図れる施工技術サポートシステム及びそのサーバーを提供する
【解決手段】施工管理会社などの主催者のもとで、施工に関連する必要な技術情報を提供するもので、技術情報を作成し提供し改善する技術情報提供端末2と、これから提供した技術情報を記憶しそれを要求により提供するサーバー3と、これに技術情報を要求する技術情報要求端末4と、サーバー3、技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4を接続する通信手段5と、を含むことで、技術情報提供端末2によりサーバー3に記憶させた技術情報を、利用者の技術情報要求端末4にダウンロードさせて、必要な技術情報を得、しかも高レベルの技術情報を得ることが出来るので、上記課題を達成出来る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、施工に関連して必要な技術情報を提供するための施工技術サポートシステム及びそのサーバーに関し、詳しくはそれぞれ隔絶して点在する施工管理実施者に対する施工に関連して必要な技術情報の支援及びその高度化を図り、その上に施工管理実施者間の施工に関連して必要な技術情報の平準化を図るための施工技術サポートシステム及びそのサーバーに関する。
土木・建築業界では、現在、設計業務と建設業務とが完全に分離しているが、これら設計業務と建設業務との中間に位置する施工管理業務が建設業務から分離する傾向にある。すなわち、従来では建設業務を担当する建設業者が実際の施工業務と共に施工管理業務を行うことが多かった。しかしながら、建設業者が実際の施工業務と共に施工管理業務を行う形態では、実際の施工業務が設計業務通りになされているかどうか、をチェックする機能が充分に働かない虞がある。このため、実際に設計業務を担当した設計コンサルタントが引き続き施工管理業務を行ったり、別の施工管理コンサルタントが直接あるいは施主の補助として施工管理業務を行うことで、実際の施工業務が設計業務通りになされているかどうかの、チェックをすることが多くなっている。
ところで、設計コンサルタントが引き続き施工管理業務を行うことは、設計コンサルタントあるいは施工管理コンサルタント(以下、設計コンサルタント等という)が当然に施工に関連して必要な技術情報を豊かに有した施工管理実施者を充分に確保していることが前提条件となる。そして、その上に、これらの施工管理実施者は常に切磋琢磨して施工に関連して必要な技術情報を積み上げ取得し、且つこれらの施工管理実施者は常に連絡を取りあって自らが有している技術情報の平準化を図らなければならないことになる。このことは施工管理実施者の資質にのみ依存することになる。したがって、施工管理実施者の資質にはバラツキがあるから、設計コンサルタント等が行う施工管理業務もバラツキが生じる虞がある。このように施工管理実施者の資質にのみ頼らなくても、必要に応じて施工に関連して必要な標準的な技術情報を取得でき、しかもその時点での最も質の高い技術情報をも取得できるシステムは存在しなかった。なお、本発明者らは、設計コンサルタント等が設計業務に引き続き施工管理業務を行う、という技術内容を実現することを記載した文献を調査したが、関連性のある文献を見つけることが出来なった。
しかしながら、上で述べたような施工管理実施者を充分に確保することは困難であり、また、確保し得たとしても施工現場がそれぞれ隔絶して点在しているから、施工管理実施者間での施工に関連して必要な技術情報の平準化や高度化は施工管理実施者個人の裁量に委ねることになり、最終的に設計コンサルタント等による施工管理業務がスムーズに行かない虞が生じることになる。
そこで、本発明の目的は、施工に必要な技術情報を豊かに有した施工管理実施者の資質にのみ依存しなくても、それぞれ隔絶して点在する施工管理実施者に対して、必要に応じて施工に必要な技術情報の支援及びその高度化を図り、その上に施工管理実施者間の施工に必要な技術情報の平準化を図ることが出来る施工技術サポートシステム及びそのサーバーを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであって、下記の構成からなることを特徴とするものである。
すなわち、本発明によれば、施工に関連して必要な技術情報を提供する施工技術サポートシステムであって、前記技術情報を作成し提供すると共に提供済みの前記技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する技術情報提供端末と、該技術情報提供端末から提供された前記技術情報を記憶すると共に記憶済みの前記技術情報を要求により提供するサーバーと、該サーバーに前記技術情報を要求する技術情報要求端末と、前記サーバーを中心として前記技術情報提供端末及び前記技術情報要求端末を接続する通信手段と、を含んでなることを特徴とする施工技術サポートシステムが提供される。
また、本発明によれば、施工に関連して必要な技術情報を提供する施工技術サポートシステムのサーバーであって、前記技術情報を作成し提供すると共に提供済みの前記技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する技術情報提供端末と、技術情報を要求する技術情報要求端末とに、通信手段にて接続すると共に、前記技術情報提供端末から提供された前記技術情報を記憶し且つ記憶済みの前記技術情報を前記技術情報要求端末の要求により提供することを特徴とするサーバーが提供される。
また、本発明によれば、前記技術情報提供端末は、前記技術情報を作成し提供すると共に提供済みの前記技術情報を削除し及び改変し且つ新たに技術情報を追加する権限を有する責任者の管理下にあることを特徴とする施工技術サポートシステムが提供される。
また、本発明によれば、前記技術情報提供端末による前記技術情報には作成提供者管理番号が付され、該作成提供者管理番号には作成提供者名、作成提供日時、技術情報の由来及び技術情報の更新などの少なくともいずれか1つを有することを特徴とする施工技術サポートシステム提供される。
また、本発明によれば、前記技術情報提供端末による前記技術情報に、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報を付加させたことを特徴とする施工技術サポートシステムが提供される。
また、本発明によれば、前記サーバーは、施工に関連して必要な技術情報として、施工管理会社の有する施工管理技術に関する事項全般、測量、コンクリート構造計算、水理計算、土質計算、仮設計算、構造物の考え方、品質管理、安全管理などの施工技術情報、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報、インターネット上の推奨情報などの少なくともいずれか1つを有することを特徴とする施工技術サポートシステムが提供される。
また、本発明によれば、前記技術情報は契約した要求者のみに提供することを特徴とする施工技術サポートシステムが提供される。
本発明によれば、技術情報提供端末により施工に関連して必要な技術情報を作成し通信手段を通じてサーバーに提供して記憶させ、あるいはサーバーに記憶させた技術情報を通信手段を通じて削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加してレベルをかさ上げし、一方、技術情報要求端末から通信手段を通じてサーバーに技術情報を要求し、施工に関連して必要な技術情報を得、あるいはレベルをかさ上げした施工に関連して必要な技術情報を得る。したがって、技術情報要求端末により、施工に関連して必要とするレベルの高い技術情報を必要に応じて常に容易に取得出来るから、施工に必要な技術情報を豊かに有した施工管理実施者の資質にのみ依存しなくても、それぞれ隔絶して点在する施工管理実施者あるいは施工に関連する者に対して、必要に応じて施工に関連して必要な技術情報の支援及びその高度化を図り、その上に施工管理実施者間あるいは施工関連者間の施工に関連して必要な技術情報の平準化を図ることが出来る。
また、本発明によれば、通信手段を通じて通技術情報提供端末により、提供された技術情報、提供済みの技術情報の更新版及び新規追加の技術情報をサーバーが記憶し、あるいはこれらの記憶した技術情報をサーバーから削除して、通信手段を通じた要求により、サーバーから記憶済み技術情報を技術情報要求端末に提供することが出来る。したがって、サーバーには常に施工に関連して必要なレベルの高い技術情報が記憶され、更にこれらの技術情報をサーバーから必要に応じて常に容易に取得出来るから、このサーバーに通技術情報提供端末及び技術情報要求端末を通信手段を通して接続するだけで、施工管理実施者及び施工関連者の資質にのみ依存しなくても、それぞれ隔絶して点在する施工管理実施者あるいは施工関連者に対して、必要に応じて施工に関連して必要な技術情報の支援及びその高度化を図り、その上に施工管理実施者間あるいは施工関連者間の施工に関連して必要な技術情報の平準化を図ることが出来る。
また、本発明によれば、技術情報提供端末による技術情報の作成及び提供、提供済みの技術情報の削除及び更新、並びに新規技術情報の追加は、これらの権限を有する責任者の管理下におかれる。したがって、技術情報提供端末からの技術情報は、責任者により管理されて、その質を良好に保持できる。
また、本発明によれば、技術情報提供端末による技術情報には、作成提供者名、作成提供日時、技術情報の由来及び技術情報の更新などの少なくともいずれか1つを有する作成提供者管理番号が付されている。したがって、技術情報提供端末からの技術情報の源が明確になり、技術情報の疑問点を直接作成提供者に問い合わせることも容易となる。
また、本発明によれば、技術情報提供端末による技術情報に、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報を付加させているから、施工管理実施者は必要な施工管理情報をサーバーから取得でき、その施工管理情報を実際に利用できる。
また、本発明によれば、施工管理会社の有する施工管理技術に関する事項全般、測量、コンクリート構造計算、水理計算、土質計算、仮設計算、構造物の考え方、品質管理、安全管理などの施工技術情報、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報、インターネット上の推奨情報などの少なくともいずれか1つを、サーバーは有しているから、通信手段を通じた要求により、サーバーから記憶済み技術情報を技術情報要求端末に提供することが出来る。したがって、施工管理実施者及び施工関連者は、これらの技術情報をサーバーから取得でき、実際に利用できる。
また、本発明によれば、技術情報要求端末からサーバーに対して技術情報を要求できるのは、その旨契約した要求者のみである。したがって、このシステムにおける技術情報が広く一般に行き渡ることにより、その価値の下落を防ぐことが出来る。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す施工技術サポートシステムの概略構成図、図2は本発明の実施の形態を示す施工技術サポートシステムにおけるサーバーの概略構成を示すブロック図である。図において、1は施工技術サポートシステムを示し、この施工技術サポートシステム1は、設計コンサルタント等である施工管理会社などの主催者のもと、施工に関連して必要な技術情報(以下、単に技術情報という)を提供するものであって、この技術情報を作成し提供すると共に提供済みの技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する技術情報提供端末2と、この技術情報提供端末2から提供された技術情報を記憶すると共に記憶済みの技術情報を要求により提供するサーバー3と、このサーバー3に技術情報を要求する技術情報要求端末4と、サーバー3を中心として技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4を接続する通信手段5と、を含んでなるものである。そして、この施工技術サポートシステム1は、後述するインターネット5上には施工に関連して必要な技術情報が数多くあるため、本当に必要とする技術情報を得ることが困難である現状に鑑みてなされたものであり、各施工現場にて得られた技術情報を厳選して掲載することで、本当に必要とする技術情報を短時間で得ることができるものである。
前記技術情報提供端末2は、電話回線あるいは専用回線などにより前記通信手段5、例えば、インターネット(以下、単にインターネット5という)に接続可能な、例えば、パソコン及びその他の電子機器からこれを構成するものであり、所定の入出力手段、制御手段及び記憶手段を備えているものである。そして、この技術情報提供端末2は、パスワード及びID番号などの入力により、インターネット5によって前記サーバー3に接続可能であり、且つサーバー3の後に詳述する技術情報記録装置13に技術情報の書き込み、読み出し可能である。
この技術情報提供端末2は、技術情報を前記サーバー3に提供するものであり、この技術情報を作成し提供すると共に提供済みの技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加するためのものである。この技術情報提供端末2は、責任者の管理下にあり、その責任者は技術情報を作成し提供すると共に、提供済みの技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する権限を有する。したがって、技術情報提供端末2によりサーバー3に提供する技術情報は、責任者の管理下に置かれ、その内容の信頼性も責任者の管理下となる。
すなわち、責任者の下に技術情報提供委員会を組織し、この委員会は各現場における施工管理実施者、設計コンサルタント等の各部門の在籍者、設計コンサルタント等外の施工管理専門家などにより構成する。各施工管理実施者、各部門の在籍者、施工管理専門家などにより、提供する技術情報を作成、収集したり、一旦掲載された技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する作業を行う。これら各構成員により作成、収集した技術情報、その削除、更新、追加は、技術情報提供委員会によって充分検討し、最終的に責任者の権限により、技術情報提供端末2からサーバー3に提供され、サーバー3の技術情報記録装置13に記憶させ、一般にダウンロード出来るようにする。したがって、技術情報提供委員会及び責任者は、上記技術情報の内容について責任を持つことになり、それにより内容の信頼性を担保する。
そして、前記技術情報提供端末2よる技術情報には作成提供者管理番号が付され、この作成提供者管理番号には作成提供者名、作成提供日時、技術情報の由来及び技術情報の更新などを有するものである。これらにより、技術情報提供端末2からの技術情報の源が明確になる。すなわち、作成提供者名を記載することで、技術情報の内容に責任の一端を担わせ、技術情報の疑問点を直接作成提供者に問い合わせることが可能となる。作成提供日時を記載することで、どの時点での技術情報であるかが明確となる。技術情報の由来を記載することで、その技術情報に関連する内容を更に調査することが可能となる。技術情報の更新を記載することで、その技術情報に対して絶えず検討を行い、より良いものにしているという、主催者の意気込みを示すことが出来る。
前記サーバー3は、例えばNTTサーバーであり、サーバー制御手段10と、インターネット5への入出力制御手段11と、ROMなどによるサーバー制御プログラム記憶装置12と、技術情報記憶装置13と、を有する。サーバー制御手段10は、サーバー制御プログラム記憶装置12に記憶している各種のプログラムにより、サーバー3全体の処理、入出力制御手段11による技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4との間の通信を制御する。
前記技術情報記憶装置13は、前記技術情報要求端末4からの要求に応じるための施工技術情報、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報、インターネット上の推奨情報などを、技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4が接続可能、検索可能に記憶するものであり、技術情報提供端末2により提供される上記した施工技術情報、施工管理情報、推奨情報などを所定の様式にて順次記憶するものである。
この技術情報記憶装置13に記憶している技術情報は、施工管理会社の有する施工管理技術に関する事項全般20、測量21、コンクリート構造計算22、水理計算23、土質計算24、仮設計算25、構造物の考え方26、品質管理27、安全管理28などの上記施工技術情報29と、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報30と、インターネット5上の推奨情報31、セキュリティー情報32などである。施工技術情報29の事項全般20は、施工管理会社が現に所有するプログラム、SI単位換算表、モーメント算出方法、鉄筋継手長・定着長などである。また、構造物の考え方26は、実際の施工現場で行われている工事の構造物、例えば、落橋防止システムについて、未熟な施工管理実施者にとり、わかりやすく簡潔に解説したものであって、随時、新たな構造物を追加したり、更新したりして、あらゆる構造物について網羅して行くようにし、その施工技術情報29の量及び質を高める。
前記施工管理情報30は、技術情報記憶装置13に記憶している上記の施工技術情報29に付加させたものであり、各施工管理実施者と施工管理会社との間の上記施工技術情報29以外の、例えば、各施工管理実施者が施工管理会社に提出する経費等の精算書、休暇申請書、車両カルテ、事故報告書などの雛形及びその雛形に記載した実際の提出書類などである。
元々、この施工技術サポートシステム1は、各施工現場に点在している各施工管理実施者間や各施工管理実施者と施工管理会社との間の技術的な交流を深め、各施工管理実施者の施工管理能力を高めて、その状態で平準化を押し進め、各施工現場間の施工管理技術の差を無くし、良好に施工管理を行おうとするためである。したがって、各施工管理実施者と施工管理会社との間の上記施工管理情報30につき、サーバー3の技術情報記憶装置13に記憶させ、各施工管理実施者に所属させた技術情報要求端末4からサーバー3内にある施工管理情報30の経費等の精算書、休暇申請書、車両カルテ、事故報告書などの雛形をインターネット5によりダウンロードして利用することが出来る。また、各施工管理実施者は、これら雛形に情報を記載してインターネット5によりサーバー3内に送信する。一方、施工管理会社にある技術情報要求端末4により、サーバー3内にある各施工管理実施者の経費等の精算書、休暇申請書、車両カルテ、事故報告書などの雛形記載情報をインターネット5によりダウンロードし、これら各施工管理実施者の雛形記載情報に対応するようにしても良い。
前記推奨情報31は、既にインターネット5上に出回っているフリーソフトのうち、技術情報提供委員会の各構成員にて収集して、技術情報提供委員会にて充分検討し、最終的に責任者の権限により、技術情報提供端末2からサーバー3に提供し、サーバー3の技術情報記憶装置13に記憶させたものである。この推奨情報31は、その総括表と、各推奨情報31の概略内容及びその推奨理由と、フリーソフト自体と、を有している。したがって、各施工管理実施者などの利用者は、技術情報要求端末4によりサーバー3内にある推奨情報31の総括表並びに要約及び推奨理由を要求し、それらを見て選択して、フリーソフト自体を技術情報要求端末4にダウンロードして利用することが出来る。
セキュリティー情報32は、利用者及び責任者の認証、すなわち、本人の確認を行うと共に、インターネット5を通じた技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4とサーバー3との接続に際しての、セキュリティーを確保する役割を担っている。なお、サーバー3の技術情報記憶装置13に、施工技術情報29、施工管理情報30、推奨情報31及びセキュリティー情報32を書き込めるのは、技術情報提供端末2を管理下におく責任者だけであり、同じく施工管理情報30に基づく雛形記載情報をサーバー3の技術情報記憶装置13に書き込めるのは、施工管理会社の下にある各施工管理実施者のみである。
なお、上記した施工技術情報29、施工管理情報30、インターネット5上の推奨情報31などは、技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4に所定の要約語あるいはキーワードなどの入力により、サーバー3に接続且つ検索可能であって、これらの情報29、30、31を技術情報提供端末2及び技術情報要求端末4にダウンロード可能である。
前記技術情報要求端末4は、電話回線あるいは専用回線などにより、前記インターネット5に接続可能な、例えば、パソコン及びその他の電子機器からこれを構成するものであり、所定の入出力手段、制御手段及び記憶手段を備えているものである。そして、この技術情報要求端末4は、パスワード及びID番号などの入力により、インターネット5により前記サーバー3に接続可能である。
この技術情報要求端末4は、インターネット5によりサーバー3に接続した後、技術情報をサーバー3に要求することで、その技術情報を得るためのものである。このサーバー3から技術情報を得ることが出来るのは、施工管理会社などの主催者と予め契約した要求者のみである。この契約要求者は、一般ユーザー、施工管理会社及びその社員である施工管理実施者などである。そして、この契約要求者にパスワード及びID番号などを与え、技術情報要求端末4にこれらを入力することにより、サーバー3に接続した後、技術情報をサーバー3に要求することで、その技術情報を技術情報要求端末4にダウンロードすることが出来る。なお、技術情報提供端末2に対しても、技術情報要求端末4と同じような技術情報要求機能を与えても何ら差し支えない。なお、技術情報要求端末4とサーバー3との間、技術情報提供端末2とサーバー3との間における技術情報の移動は、FTP(File Transfer Protocol)で行うのが望ましい。
次に、上記構成になる施工技術サポートシステム1の運用について説明する。
一般ユーザーである契約要求者は、技術情報要求端末4にて、パスワード及びID番号などを入力することにより、インターネット5によってサーバー3に接続し検索して、施工技術情報29や推奨情報31をサーバー3に要求することで、それらの情報を得ることが出来る。
また、施工管理会社及びその社員である各現場に点在している施工管理実施者も同様に技術情報要求端末4にて、パスワード及びID番号などを入力することにより、インターネット5によってサーバー3に接続し検索して、施工技術情報29や推奨情報31並びに施工管理情報30をサーバー3に要求することで、それらの情報を得ることが出来る。すなわち、施工技術情報29や推奨情報31を得ることは、一般ユーザーと同じであるが、施工管理情報30は施工管理会社の技術情報要求端末4と施工管理実施者の技術情報要求端末4との間で、サーバー3を通じてやり取りが出来るのみである。したがって、施工管理実施者は、施工管理情報30、例えば、事故報告書の雛形を得て、その雛形に事故報告を書き込み、それを他の手段、例えば、電子メール、FAXなどで施工管理会社に送信する。また、それを技術情報要求端末4にてサーバー3に送り技術情報記憶装置13に書き込み記憶させる。一方、施工管理会社は、技術情報要求端末4にて、パスワード及びID番号などを入力することにより、インターネット5によってサーバー3に接続し、施工管理実施者による施工管理情報30の雛形記載情報、上記の例では事故報告書をサーバー3に要求することで、施工管理実施者による雛形記載情報である事故報告書を得ても良い。
前記技術情報提供端末2により、サーバー3に技術情報を載せるには、以下のようにして行う。すなわち、各現場における施工管理実施者、設計コンサルタントの各部門の在籍者、設計コンサルタント外の施工管理専門家などにより、技術情報を作成、収集したり、あるいは一旦掲載された技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する作業を行う。その結果物たる技術情報は、前記技術情報提供委員会にて充分な技術検討がなされ、取捨選択がなされて、更に必要に応じて訂正・追加がなされる。技術情報提供委員会にて採択された技術情報は、責任者の了解の下、責任者の権限により最終的に技術情報提供端末2からサーバー3に提供され、サーバー3の技術情報記憶装置13に格納、記憶させ、一般にダウンロード出来るようにする。また、施工管理情報30は、施工管理会社が起案し技術情報提供委員会にて検討が加えられ、責任者の了解の下、責任者の権限により最終的に技術情報提供端末2からサーバー3に提供され、サーバー3の技術情報記憶装置13に格納させ、施工管理会社及び施工管理実施者が技術情報提要求末4にてダウンロード出来るようにする。
以上、本発明の実施例1を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更は適宜可能であることは理解されるべきである。
本発明の施工技術サポートシステム及びそのサーバーは、建設業者以外の者が施工管理業務を行う際、施工管理業務の委託者が施工管理会社に対して、施工管理実施者として「技術力があり且つ若い人」を望むような場合でも、隔絶して点在する施工管理実施者に施工に必要な技術情報の支援及びその高度化を容易に図ることが出来るから、そのような場合に利用可能性が極めて高くなる。
本発明の実施の形態を示す施工技術サポートシステムの概略構成図である(実施例1)。 本発明の実施の形態を示す施工技術サポートシステムにおけるサーバーの概略構成を示すブロック図である(実施例1)。
符号の説明
1 施工技術サポートシステム
2 技術情報提供端末
3 サーバー
4 技術情報要求端末
5 通信手段(インターネット)
10 サーバー制御手段
11 入出力制御手段
12 サーバー制御プログラム記憶装置
13 技術情報記憶装置
20 施工管理技術に関する事項全般
21 測量
22 コンクリート構造計算
23 水理計算
24 土質計算
25 仮設計算
26 構造物の考え方
27 品質管理
28 安全管理
29 施工技術情報
30 施工管理情報
31 推奨情報
32 セキュリティー情報

Claims (7)

  1. 施工に関連して必要な技術情報を提供する施工技術サポートシステムであって、前記技術情報を作成し提供すると共に提供済みの前記技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する技術情報提供端末と、該技術情報提供端末から提供された前記技術情報を記憶すると共に記憶済みの前記技術情報を要求により提供するサーバーと、該サーバーに前記技術情報を要求する技術情報要求端末と、前記サーバーを中心として前記技術情報提供端末及び前記技術情報要求端末を接続する通信手段と、を含んでなることを特徴とする施工技術サポートシステム。
  2. 施工に関連して必要な技術情報を提供する施工技術サポートシステムのサーバーであって、前記技術情報を作成し提供すると共に提供済みの前記技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する技術情報提供端末と、技術情報を要求する技術情報要求端末とに、通信手段にて接続すると共に、前記技術情報提供端末から提供された前記技術情報を記憶し且つ記憶済みの前記技術情報を前記技術情報要求端末の要求により提供することを特徴とするサーバー。
  3. 前記技術情報提供端末は、前記技術情報を作成し提供すると共に提供済みの前記技術情報を削除し及び更新し且つ新たに技術情報を追加する権限を有する責任者の管理下にある請求項1記載の施工技術サポートシステム。
  4. 前記技術情報提供端末による前記技術情報には作成提供者管理番号が付され、該作成提供者管理番号には作成提供者名、作成提供日時、技術情報の由来及び技術情報の更新などの少なくともいずれか1つを有する請求項1または3記載の施工技術サポートシステム。
  5. 前記技術情報提供端末による前記技術情報に、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報を付加させた請求項1、3または4記載の施工技術サポートシステム。
  6. 前記サーバーは、施工に関連して必要な技術情報として、施工管理会社の有する施工管理技術に関する事項全般、測量、コンクリート構造計算、水理計算、土質計算、仮設計算、構造物の考え方、品質管理、安全管理などの施工技術情報、施工管理実施者と施工管理会社との間の施工管理情報、インターネット上の推奨情報などの少なくともいずれか1つを有する請求項1、3乃至5のいずれか1項記載の施工技術サポートシステム。
  7. 前記技術情報は契約した要求者のみに提供する請求項1、3乃至6のいずれか1項記載の施工技術サポートシステム。
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