JP2006313475A - 情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006313475A
JP2006313475A JP2005136089A JP2005136089A JP2006313475A JP 2006313475 A JP2006313475 A JP 2006313475A JP 2005136089 A JP2005136089 A JP 2005136089A JP 2005136089 A JP2005136089 A JP 2005136089A JP 2006313475 A JP2006313475 A JP 2006313475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
data
processing list
list
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005136089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Fujiwara
一成 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005136089A priority Critical patent/JP2006313475A/ja
Publication of JP2006313475A publication Critical patent/JP2006313475A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

【課題】 ネットワーク上に存在するコンテンツデータとそれらのコンテンツデータの再生が可能な情報機器とを関連付けて容易に把握できる情報システムを提供する。
【解決手段】 データを格納する情報機器20と、データの処理を行う情報機器30と、情報機器20及び情報機器30が接続する通信ネットワークを介して、前記データに関わるデータ情報及び情報機器30に関わる機器情報を取得し、前記データ情報または前記機器情報を関連付けて提供する情報端末10とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介して取得した情報を処理する技術に関する。
近年、ネットワーク機器の進化に伴いネットワーク構築が容易となった。そのため多くのユーザーがネットワーク接続機能を搭載したDVDレコーダ、HDDレコーダ、デジタルTVなどのAV機器やパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)を有線・無線で接続し、ホームネットワークを構築している。
ところで、ホームネットワークを構築すると、AV機器やパソコン間、AV機器間におけるコンテンツ交換が容易に行える。例えば、パソコンに蓄積しているデータをネットワーク経由でデジタルTVに転送し、高画質で出力することなどが可能となる。
一方、ネットワーク接続機能を搭載した携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末も普及しており、これらの携帯端末を用いてネットワーク上の装置からコンテンツを取得し、再生可能な装置へ転送するという形態のコンテンツ交換を容易に実現したいというニーズも高まりつつある。
従来、キオスク端末などの情報提供装置から携帯可能な情報取得装置でコンテンツデータを取得する情報システムなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に開示された情報取得装置によれば、情報提供装置の画面にメニュー表示されているコンテンツデータをユーザーが簡単な操作で取得できる。また、情報取得装置の処理能力を情報提供装置に提示することにより、情報取得装置に適したコンテンツを入手することができる。
特開2003−248697号公報(第10頁−第14頁、図6)
しかしながら、上記従来の情報システムでは、情報提供装置のメニュー画面を目視しないと、どのようなコンテンツが蓄積されているかを把握することができない。特に、情報提供装置が複数存在する場合などには、蓄積されているコンテンツを容易に把握できないという問題があった。また、例えば、情報提供装置から取得した映像コンテンツが、所有する他のデジタルTVで再生できるか否かなど、取得したコンテンツの再生が可能な装置に関する情報が適切に得られないという問題もあった。
今後、多種多様なデータ蓄積装置やデータ再生装置がネットワークに接続されるようになると、特定の装置を介さないとネットワーク上のデータの格納場所(データ蓄積装置)やそのデータを再生可能な装置(データ処理装置)が把握できないという状況は極めて不便である。したがって、ネットワーク上の様々な位置において、データ蓄積装置やデータ処理装置に関する情報を収集し、利用可能な蓄積データや蓄積データを再生可能なデータ処理装置を把握できるユーザーインターフェース機器が必要となる。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、ネットワーク上に存在するデータ蓄積装置に格納されているデータとそれらのデータの再生が可能なデータ処理装置とを関連付けて容易に把握できる情報端末、情報システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の情報端末は、各種情報機器から前記情報機器に関する機器情報と前記情報機器に蓄積されたデータに関するデータ情報をそれぞれ収集するためにネットワークを介して通信を行う通信部と、前記収集した機器情報及びデータ情報に基づいて、各情報機器が処理可能なデータとデータ情報とを関連付けた情報処理リストを作成する情報処理リスト作成部と、前記作成された情報処理リストに基づいて、各情報機器とデータ情報とを関連付けて表示させる表示制御部とを設けることを特徴とする。
上記構成によれば、ネットワークを介して収集可能なデータのリストを確認可能になると共に、データを処理可能な情報機器も確認可能になる。したがって、情報端末のユーザーは、データがいずれの情報機器に蓄積されているかを意識することなくデータのリストを確認できると共に、データを処理可能な情報機器を容易に確認し、処理させることが可能となる。例えば、情報機器からネットワークを介して収集したコンテンツデータを、ネットワークに接続される別の情報機器を利用して再生させることが可能になる。
また、本発明の情報端末は、前記情報処理リスト作成部が、情報機器が現在利用されているか否かを表す利用情報を含む情報処理リストを作成し、前記表示制御部が、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器の利用情報に基づいて、現在利用されていない情報機器を優先的にリストに表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーは、現在利用可能な情報機器を容易に選択可能となる。
また、本発明の情報端末は、前記表示制御部が、前記情報処理リスト作成部が作成した情報処理リストの一部に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする。
また、本発明の情報端末は、前記情報機器との相対距離を計測する距離情報作成部をさらに含み、前記情報処理リスト作成部が、前記距離情報作成部が計測した前記相対距離情報を含む前記情報処理リストを作成し、前記表示制御部が、前記情報処理リストに含まれている前記相対距離情報に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーは、自分から一番近くにある情報機器を容易に選択可能となる。そのため、ユーザーが、身近にある情報機器を利用してコンテンツを視聴する際などに有用である。
また、本発明の情報端末は、前記情報機器を利用した回数を記録する情報蓄積部をさらに含み、前記情報処理リスト作成部が、前記情報機器を利用した回数を含む情報処理リストを作成し、前記表示制御部が、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器の利用回数に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーは、利用回数の多い情報機器を容易に選択可能となるため、頻繁に利用する使い慣れた情報機器を利用する際に有用である。
また、本発明の情報端末は、前記情報機器を利用した日時を記録する情報蓄積部をさらに含み、前記情報処理リスト作成部が、前記情報機器を利用した日時を含む情報処理リストを作成し、前記表示制御部が、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器を利用した日時に基づいて、情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーは、一番最近利用した情報機器を容易に選択可能となるため、使い慣れた情報機器を利用する際に有用である。
また、本発明の情報端末は、前記情報処理リスト作成部が、前記情報機器から収集した情報機器の処理能力を含む情報処理リストを作成し、前記表示制御部が、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器の処理能力に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする。
上記構成によれば、ユーザーは、最も性能の良い情報機器を容易に選択可能となる。
また、本発明の情報処理方法は、各種情報機器からネットワークを介して収集した前記情報機器に関する機器情報と蓄積されたデータに関するデータ情報に基づく、前記情報機器が処理可能なデータとデータ情報とを関連付けた情報処理リストを作成するステップと、前記情報処理リストに基づく、各情報機器とデータ情報とを関連付けて表示させるステップとを有する。
また、本発明の情報処理プログラムは、コンピュータに、本発明の情報処理方法を実行させるためのプログラムである。さらに、本発明の記録媒体は、本発明のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、ネットワークを介して収集可能なデータのリストを確認可能になると共に、データを処理可能な情報機器を確認可能になる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係る情報システムについて詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1における情報システムの概略構成を示す図である。情報システムは、情報端末10、情報機器20、情報機器30で構成される。情報端末10は、ユーザーが携帯し、操作を行う端末である。情報機器20は、データを蓄積している機器である。情報機器30は、前記データを処理可能な機器である。本実施の形態1では、情報機器20と情報機器30は、別々の機器として構成されているが、同一機器上に構成されても良い。以下では、情報端末としてPDAを用いた例について説明する。
情報端末10は、周囲に存在する情報機器20、情報機器30から、利用可能な蓄積データや現在使用可能な情報機器に関する情報を収集する。具体的には、情報機器20からデータ情報201を、情報機器30から機器情報301を取得して、後述する情報処理リストを作成する。
情報機器20は、音楽、静止画、動画、テキストなどの各種データ(蓄積データ)を格納する。また、情報端末10からの要求に応じて、蓄積データに関するデータ情報201を作成し、情報端末10へ送信する。
情報機器30は、音楽、静止画、動画、テキストなどの各種データの処理、即ち再生を行う。また、情報端末10からの要求に応じて、当該情報機器に関する機器情報301を作成し、情報端末10へ送信する。
次に、図2は、本発明の実施の形態1における情報システムを構成する情報端末10、情報機器20、情報機器30の内部構成を示す図である。
情報端末10は、通信部11、情報処理リスト作成部12、表示制御部13で構成される。
通信部11は、情報機器20、情報機器30と通信を行い、機器情報301やデータ情報201を取得する。前記機器情報301やデータ情報201の詳細については後述する。情報処理リスト作成部12は、通信部11が取得した機器情報301やデータ情報201に基づいて情報処理リストを作成する。前記情報処理リストの詳細については後述する。表示制御部13は、情報処理リストに基づいて、利用可能な蓄積データ202や現在使用可能な情報機器に関する情報を表示させる。
尚、情報端末10の通信部11は、近距離無線を用いてデータ蓄積装置20やデータ処理装置30と通信を行うことが好ましい。近距離無線によれば、無線電波の届く範囲に存在する装置のみが検出されるので、情報端末10でリスト表示する情報機器の数を所定範囲内に抑制することができる。
情報機器20は、情報蓄積部21、データ情報作成部22、通信部23で構成される。
情報蓄積部21は、情報機器20の蓄積データ202に関するデータ詳細情報を格納する。データ情報作成部22は、データ詳細情報に基づいて、データ情報201を作成する。通信部23は、情報端末10と通信を行い、作成したデータ情報201を送信する。
ここで、実施の形態1の情報機器20が格納するデータ詳細情報について説明する。
データ詳細情報は、情報端末10がデータを収集する前に予め情報機器20に登録されている。データ詳細情報の入力方法は、ユーザーが情報機器に対して直接入力する方法、情報機器が自動的に入力する方法などが考えられるが、これらに限定されるものではない。本実施の形態では、情報機器の種類、情報機器を判別するためにユーザーが付与する機器名、情報機器が蓄積しているデータ名、データの属性及び詳細属性などがデータ詳細情報として格納されている。
図3は、情報機器20がビデオである場合のデータ詳細情報を概念的に示す図である。データ項目の機器1001は、情報機器20の種類であり、本実施の形態では「ビデオ」と入力されている。機器1001は、情報機器の種類により一意に決まるため、予め固定値として入力されることが望ましい。
機器名1002は、ユーザーが情報機器20の種類を判別するために用いる値であり、本実施の形態では「居間のビデオ」と入力されている。他の例では、「兄のビデオ」というように情報機器を所有する人物を特定する値を入力するようなことも考えられる。機器名1002は、ユーザーが情報機器の種類を判別しやすい名前を自由に入力する形態が望ましい。
データ1003は、蓄積データ202の種類を判別するために用いる名前であり、本実施の形態では「ドラマ」、「映画」、「写真」が入力されている。データ1003は、ユーザーが蓄積データ202の種類を判別しやすい名前を自由に入力する形態が望ましい。
属性1004は、蓄積データ202の属性であり、本実施の形態では「ドラマ」、「映画」は動画形式、「写真」は静止画形式で蓄積されているため、「ドラマ」、「映画」の属性には「動画」が、「写真」の属性には「静止画」が設定されている。属性1004は、データを格納する際に、情報機器が判別して自動的に入力されることが望ましい。
詳細属性1005は、蓄積データ202の詳細属性であり、本実施の形態では「ドラマ」はMPEG4形式、「映画」はMPEG2形式、「写真」はJPEG形式で蓄積されている。各詳細属性は、「ドラマ」の詳細属性は「MPEG4」、「映画」の詳細属性は「MPEG2」、「写真」の詳細属性は「JPEG」が設定されている。他の詳細属性の例としては、「AVI」や「BMP」などが考えられる。詳細属性1005も、データを格納する際に、情報機器が判別して自動的に入力されることが望ましい。
次に、実施の形態1の情報機器20がデータ詳細情報に基づいて作成し、情報端末10へ送信するデータ情報について説明する。
図4は、情報機器20がビデオである場合のデータ情報201を概念的に示す図である。データ情報201は、図4(a)に示す情報機器を特定する情報1010と図4(b)に示す蓄積データに関する情報1020とで構成される。
データ項目の機器1011、機器名1012には、データ詳細情報に基づいて「ビデオ」、「居間のビデオ」が設定される。機器ID1013は、情報端末10が、ネットワーク内に複数存在する各種情報機器をユニークに特定するために予め設定したIDで、情報機器のネットワークアドレスなどを利用することを想定している。尚、機器ID1013はネットワークアドレスに限定されるものではなく、情報機器をユニークに特定できるあらゆる値を用いてよい。
データ数1021は、情報機器20が蓄積しているデータ数であり、本実施の形態では、情報機器20が蓄積しているデータは、「ドラマ」、「映画」、「写真」の3種類であることから「3」が設定される。
データ1022には、上記の「ドラマ」、「映画」、「写真」が設定される。属性1023には、ドラマと映画が「動画」、写真は「静止画」と設定される。詳細属性1024には、ドラマは「MPEG4」、映画は「MPEG2」、写真は「JPEG」と設定される。
情報機器30は、情報蓄積部31、機器情報作成部32、通信部33で構成される。
情報蓄積部31は、情報機器30に関する機器詳細情報を格納する。機器情報作成部32は、機器詳細情報に基づいて機器情報301を作成する。通信部33は、情報端末10と通信を行い、作成した機器情報301を送信する。
ここで、実施の形態1の情報機器30が格納する機器詳細情報について説明する。
機器詳細情報は、情報端末10がデータを収集する前に予め情報機器30に登録されている。機器詳細情報の入力方法は、ユーザーが情報機器に対して直接入力する方法、情報機器が自動的に入力する方法などが考えられるが、これらに限定されるものではない。本実施の形態では、情報機器の種類、情報機器を判別するためにユーザーが付与する機器名、情報機器が処理可能なデータの属性及び詳細属性などが機器詳細情報として格納されている。
図5は、情報機器30がテレビである場合の機器詳細情報を概念的に示す図である。データ項目の機器1031は、情報機器の種類であり、本実施の形態では「テレビ」と入力されている。機器1031は、情報機器の種類により一意に決まるため、予め固定値として入力されることが望ましい。
機器名1032は、ユーザーが情報機器30の種類を判別するために用いる値であり、本実施の形態では「寝室のテレビ」と入力されている。他の例では、「兄のテレビ」というように情報機器を所有する人物を特定する値を入力するようなことも考えられる。機器名1032は、ユーザーが情報機器の種類を判別しやすい名前を自由に入力する形態が望ましい。
属性1033は、情報機器30が再生可能なデータの属性であり、本実施の形態では、テレビで再生可能な「動画」と「静止画」が入力されている。他の属性の例としては、「音楽」や「テキスト」などが考えられる。
詳細属性1034は、情報機器30が処理可能な蓄積データの詳細属性であり、本実施の形態では「MPEG2」、「MPEG4」、「JPEG」が入力されている。他の詳細属性の例としては、「AVI」や「BMP」などが考えられる。詳細属性1034は、情報機器により決まるため、予め固定値として入力されることが望ましい。
次に、実施の形態1の情報機器30が機器詳細情報に基づいて作成し、情報端末10へ送信する機器情報301について説明する。
図6は、データを処理可能な情報機器30がテレビである場合の機器情報301を概念的に示す図である。機器情報301は、図6(a)に示す情報機器を特定する情報1040と図6(b)に示す情報機器に関する情報1050とで構成される。
データ項目の機器1041、機器名1042には、機器詳細情報に基づいて「テレビ」、「寝室のテレビ」が設定される。機器ID1043は、情報端末が、ネットワーク内に複数存在する情報機器をユニークに特定するために予め設定したIDで、情報機器のネットワークアドレスなどを利用することを想定している。尚、機器ID1043はネットワークアドレスに限定されるものではなく、情報機器をユニークに特定できるあらゆる値を用いてよい。
属性数1051は、情報機器30が処理可能なデータの属性の種類であり、本実施の形態では、処理可能な属性が「静止画」と「動画」の2種類であることから「2」が設定される。
属性1052には、上記の「静止画」と「動画」が設定される。詳細属性数1053は、情報機器30が処理可能なデータの詳細属性の数である。本実施の形態では、「静止画」に対応する詳細属性数は「JPEG」の1種類であることから「1」、「動画」に対応する詳細属性数は「MPEG2」、「MPEG4」の2種類であることから「2」が設定される。詳細属性1054には、静止画は「JPEG」、「動画」は「MPEG2」と「MPEG4」が設定される。
次に、実施の形態1の情報端末10が情報機器20から取得したデータ情報201と、情報機器30から取得した機器情報301に基づいて作成する情報処理リストについて説明する。
情報処理リストには、現在利用可能な蓄積データと当該蓄積データを処理可能な情報機器が関連付けられた情報が含まれる。
情報機器20から収集するデータ情報201と、情報機器30から収集する機器情報301には、「属性」と「詳細属性」という共通項目が含まれるため、情報端末10は、それぞれを関連付けた情報処理リストを生成することができる。
図7は、利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビ、寝室に設置されているパソコン、居間のビデオであって、利用可能な蓄積データが、居間のビデオと寝室のパソコンに蓄積されている場合の情報処理リストを概念的に示す図である。利用可能な蓄積データは、居間のビデオに蓄積されている「ドラマ」、「映画」、「写真」と、寝室のパソコンに蓄積されている「ドキュメント」である。本実施の形態の情報処理リストには、データを処理可能な情報機器に関する情報1060である機器1061、機器名1062、機器ID1063、属性1064、詳細属性1065と、蓄積データに関する情報1070であるデータ1071と、データを蓄積している情報機器に関する情報1080である機器ID1081、機器1082、機器名1083の各項目が含まれる。
以上のように、情報機器のリスト及び前記情報機器が処理可能な蓄積データのリストを含んだ情報処理リストを生成することにより、例えば、選択した任意の蓄積データについて当該蓄積データを再生可能な情報機器をリスト表示したり、選択した任意の情報機器について当該情報機器で再生可能な蓄積データをリスト表示したりすることができる。
次に、上記構成の情報システムの動作について説明する。
図8は、本発明の実施の形態1における情報システムの動作手順を示すシーケンス図である。はじめに、情報端末10が情報機器20、情報機器30から情報を収集する場合、情報機器20、情報機器30に対して情報送信要求を送信する(ステップS101)。この際、個々の情報機器を指定して要求を送信してもよいが、複数の機器に同時にデータを送信することができるマルチキャストやブロードキャスト送信を利用することが効率上好ましい。
要求を受信した情報機器20は、データ情報を作成する(ステップS102)。また、要求を受信した情報機器30は、機器情報を作成する(ステップS103)。更に、単独でデータを蓄積する機能とデータを処理する機能を兼備する情報機器の場合、データ情報と機器情報の両方を作成する(ステップS104、ステップS105)。それぞれの情報機器が作成したデータ情報201や機器情報301は情報送信要求に対する応答として情報端末10へ送信される(ステップS106)。
全情報機器からの応答の受信を完了すると、情報端末10は、前記収集したデータ情報201及び機器情報301に基づいて、情報処理リストを作成する。(ステップS107)。前記作成した情報処理リストに基づいて、表示制御部14で表示される(ステップS108)。
次に、情報端末10、情報機器20、情報機器30の個別の動作について説明する。
図9は、本発明の実施の形態1における情報端末10の動作手順を示すフローチャートである。情報端末10がユーザーからの入力等により情報収集を開始すると、通信部11は、情報機器20及び情報機器30に対して情報送信要求を送信する(ステップS201)。通信部11は、情報送信要求送信後、情報機器20及び情報機器30からの応答を待機する(ステップS202)。
通信部11が応答データを受信すると(ステップS203)、情報処理リスト作成部12は、機器情報を含む応答データか否かを判断し(ステップS204)、機器情報を含む応答データである場合、前記機器情報を情報処理リストに追加する(ステップS205)。情報処理リスト作成部12は、更に、データ情報が応答データに含まれているか否かを判断し(ステップS206)、データ情報が含まれている場合は、前記情報処理リストに含まれる情報機器が処理可能なデータ情報を情報処理リストに追加する(ステップS207)。
一方、ステップS204において、機器情報が応答データに含まれない場合、前記ステップS207と同様の手順で、データ情報を情報処理リストに追加する。
情報処理リスト作成部12の処理が完了すると、通信部11は、別の応答データ受信の有無を確認し(ステップS208)、別の応答データがある場合は、ステップS203へ戻り、当該応答データについて上記と同様の手順を繰り返す。別の応答データがない場合、情報処理リストに基づいて、表示制御部13がリストの表示を行う(ステップS209)。
尚、データ情報201と機器情報301とを相互に関連付けすることにより、選択したデータ処理装置で再生が可能な蓄積データ202のリストや、選択した蓄積データを再生することが可能な情報機器のリストを表示させることができる。
図10は、本発明の実施の形態1における情報端末10の、表示制御部13が表示させた現在利用可能な情報機器リストの画面表示例を示す図である。情報処理リストに基づいて、現在利用可能な情報機器がアイコンで表示される。図の例では、寝室のパソコン2001、居間のテレビ2002、寝室のテレビ2003がアイコン表示されており、ユーザーは利用可能な情報機器の種類を容易に把握できる。
また、図11は、本発明の実施の形態1における情報端末10の、表示制御部13が表示させた現在利用可能な情報機器と当該情報機器で再生可能な蓄積データとを関連付けしたリストの画面表示例を示す図である。ユーザーが、現在利用可能な情報機器のリスト表示(図10参照)において、任意の情報機器を選択すると、情報処理リストに基づいて、当該情報機器で再生可能な蓄積データがアイコンでリスト表示される。図の例では、ユーザーが選択した寝室のテレビ2004のアイコンについて「画像」、「動画」が再生可能であり、再生可能な動画データとして2つの蓄積データ、即ち、映画2005とドラマ2006があることがアイコンで表示されている。ユーザーは、「寝室のテレビ」で再生可能な蓄積データを容易に把握することができる。また、ネットワーク上における公知のデータ転送技術を利用すれば、表示された蓄積データのアイコンを選択することにより、当該蓄積データを、選択した「寝室のテレビ」で再生させることも可能である。
再生可能な蓄積データの属性をタブ別に表示することにより、再生可能なデータが多い場合でも、ユーザーは蓄積データの属性を的確に把握することができる。尚、属性の分類表示はタブ形式に限定されるものではなく、属性を適切に分類表示できる表示形式であればどのようなものでもよい。
また、図12は、本発明の実施の形態1における情報端末10の、表示制御部13が表示させた利用可能な蓄積データと当該蓄積データを再生可能な情報機器とを関連付けしたリストの画面表示例を示す図である。ユーザーが、タブ形式で分類して表示された蓄積データの中から任意の蓄積データを選択すると、情報処理リストに基づいて、当該蓄積データを再生可能な情報機器がプルダウンメニューでリスト表示される。図の例では、ユーザーが選択したドキュメント2007のアイコンに対して、再生可能な装置が、居間のテレビ2008と寝室のパソコン2009であることが表示されている。ユーザーは、選択した動画データが再生可能な情報機器を容易に把握することができる。また、ネットワーク上における公知のデータ転送技術を利用すれば、表示された情報機器を選択することにより、当該映像データを、選択した情報機器で再生させることも可能である。
尚、本実施の形態では情報機器のリストをプルダウンメニューで表示しているが、これに限定されるものではなく、当該蓄積データが再生可能な情報機器を適切にリスト表示できる表示形式であればどのようなものでもよい。
次に、図13は、本発明の実施の形態1における情報機器20の動作手順を示すフローチャートである。情報機器20が処理を開始すると、通信部23は、情報端末10からの情報送信要求の受信待機状態となる(ステップS301)。
通信部23が情報端末10からの情報送信要求を受信すると(ステップS302)、データ情報作成部22にデータ情報作成が指示される。データ情報作成部22は、通信部23からの指示に従い、情報蓄積部21からデータ詳細情報を取得して(ステップS303)、データ情報201を作成する(ステップS304)。通信部23は、作成したデータ情報201を情報端末10へ応答送信し、再び情報送信要求の受信待機状態となる(ステップS305)。
次に、図14は、本発明の実施の形態1における情報機器30の動作手順を示すフローチャートである。情報機器30が処理を開始すると、通信部33は、情報端末10からの情報送信要求の受信待機状態となる(ステップS401)。
通信部33が情報端末10からの情報送信要求を受信すると(ステップS402)、機器情報作成部32に機器情報作成が指示される。機器情報作成部32は、通信部33からの指示に従い、情報蓄積部31から機器詳細情報を取得して(ステップS403)、機器情報301を作成する(ステップS404)。通信部33は、作成した機器情報301を情報端末10へ応答送信し、再び情報送信要求の受信待機状態となる(ステップS405)。
尚、上記の実施の形態において、情報端末は、PDAの他にも携帯電話やノート型パソコンなど、ネットワーク接続機能を有する、携帯可能なあらゆる端末が適用可能であることは言うまでもない。また、情報機器が格納する蓄積データの種類も上記に限定されず、情報機器が処理可能なあらゆる蓄積データが適用可能である。更に、データ詳細情報及びデータ情報、機器詳細情報及び機器情報、情報処理リストの項目やその種類も上記に限定されず、関連するあらゆる項目やその種類を含むものであってよい。
[実施の形態2]
次に、作成する情報機器のリストが、前記情報機器の処理能力によってソートされる情報システムについて説明する。情報機器のリストがソートされることにより、ユーザーは、性能が良好な、または性能が適切な情報機器を把握することができる。
本発明の実施の形態2における情報システムの概略構成、及び情報システムを構成する情報端末10、情報機器20、情報機器30の内部構成は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
ここで、実施の形態2の情報機器30が格納する機器詳細情報について説明する。
図15は、データを処理可能な情報機器30がテレビである場合の機器詳細情報を概念的に示す図である。実施の形態1の機器詳細情報(図5参照)と比較して、処理能力に関する項目である解像度1093が追加されている点が異なる。本実施の形態では、解像度の値として、「800×600」が入力されている。処理能力に関する他の項目としては、「記録容量」や「最大出力」なども考えられる。解像度1093は、情報機器の種類により決まるため、予め固定値として入力されることが望ましい。その他の項目は、実施の形態1の機器詳細情報と同じであるため、説明を省略する。
次に、実施の形態2の情報機器30が機器詳細情報に基づいて作成し、情報端末10へ送信する機器情報について説明する。
図16は、データを処理可能な情報機器30がテレビである場合の機器情報301を概念的に示す図である。機器情報301は、図16(a)に示す情報機器を特定する情報1100と図16(b)に示す情報機器に関する情報1110とで構成される。
データ項目の解像度1104には、機器詳細情報に基づいて「800×600」が設定される。その他の項目は、実施の形態1の機器情報と同じであるため、説明を省略する。
次に、実施の形態2の情報端末10が情報機器30から取得した機器情報301に基づいて作成する情報処理リストについて説明する。
図17は、利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビと、寝室に設置されているパソコンである場合の情報処理リストを概念的に示す図である。本実施の形態の情報処理リストには、データを処理可能な情報機器に関する情報1120である機器1121、機器名1122、解像度1123、機器ID1124、属性1125、詳細属性1126と、蓄積データに関する情報1130であるデータ1131と、データを蓄積している情報機器に関する情報1140である機器ID1141、機器1142、機器名1143の各項目が含まれる。実施の形態1の情報処理リスト(図7参照)と比較して、処理能力に関する情報の1つである解像度1123が追加されている点が異なる。処理能力情報を参照することにより、リスト表示するデータ処理装置を、例えば、解像度が高い順にソートすることができる。
上記構成における情報システムの動作、及び情報端末10、情報機器20、情報機器30の個別の動作は、実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
尚、機器情報とデータ情報を相互に関連付けすることにより、選択した情報機器で再生が可能な蓄積データのリストや、選択した蓄積データを再生することが可能な情報機器のリストを表示させることができ、更に、処理能力に関する情報に基づいて、情報機器を解像度の高い順にソートすることができる。
[実施の形態3]
次に、作成する情報機器のリストが、情報端末と情報機器との相対距離によってソートされる情報システムについて説明する。情報機器のリストがソートされることにより、ユーザーは、最も身近にある情報機器を把握することができる。
図18は、本発明の実施の形態3における情報システムを構成する情報端末10、情報機器20、情報機器30の内部構成を示す図である。実施の形態1と比較して、情報端末10内に、情報端末10と情報機器30との相対距離を算出する距離情報作成部14が追加された点が異なる。
情報端末10の通信部11は、情報機器20や情報機器30と通信を行い、機器情報やデータ情報を取得する。同時に、情報機器30から機器情報を受信する際、距離情報作成部14に、情報端末10と当該情報機器30との相対距離の算出を指示する。
距離情報作成部14は、情報端末10と情報機器30との相対距離を算出する。相対距離の算出方法としては、情報機器30との間の通信で利用する近距離無線の電波強度と距離の関係を予め距離情報作成部14に登録しておき、情報機器30から機器情報を受信した際に、電波強度と登録情報から算出する方法などが考えられる。尚、相対距離の測定及び算出方法は、これに限定されるものではなく、GPS(Global Positioning System)からの位置情報に基づいて算出するなど、あらゆる手法を用いて算出してよい。
情報処理リスト作成部12は、情報機器30から取得した機器情報301と、情報機器20から取得したデータ情報201及び距離情報作成部14で算出した相対距離情報とに基づいて情報処理リストを作成する。
情報端末10のその他の内部構成、情報機器20及び情報機器30の内部構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
次に、実施の形態3の情報端末10が機器情報301、データ情報201及び相対距離情報とに基づいて作成する情報処理リストについて説明する。
図19は、利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビと、寝室に設置されているパソコンである場合の情報処理リストを概念的に示す図である。本実施の形態の情報処理リストには、データを処理可能な情報機器に関する情報1150である機器1151、機器名1152、相対距離1153、機器ID1154、属性1155、詳細属性1156と、蓄積データに関する情報1160であるデータ1161と、データを蓄積している情報機器に関する情報1170である機器ID1171、機器1172、機器名1173の各項目が含まれる。実施の形態1の情報処理リスト(図7参照)と比較して、相対距離情報である相対距離1153が追加されている点が異なる。相対距離情報を参照することにより、リスト表示する情報機器を、例えば、情報端末に近い順にソートすることができる。
次に、上記構成の情報システムにおける情報端末10の動作について説明する。
図20は、本発明の実施の形態3における情報端末10の動作手順を示すフローチャートである。ステップS501からステップS503までの手順は、実施の形態1の図9のフローチャートにおけるステップS201からステップS203までと同じであるため、説明を省略する。
次に、距離情報作成部14は、情報機器30からの応答データを受信する際に、前記情報機器30との相対距離の算出を通信部11から指示され、相対距離情報を作成する(ステップS504)。以降の、ステップS505からステップS507までの手順は、実施の形態1の図9のフローチャートにおけるステップS204からステップS206までと同じであるため、説明を省略する。
次に、情報処理リスト作成部12は、通信部11から送出されたデータに含まれる機器情報301及びデータ情報201、距離情報作成部14で作成した相対距離情報に基づいて、情報処理リストを作成する(ステップS508)。以降の、ステップS509からステップS510までの手順は、実施の形態1の図9のフローチャートにおけるステップS208からステップS209までと同じであるため、説明を省略する。
尚、機器情報とデータ情報を相互に関連付けすることにより、選択した情報機器で再生が可能な蓄積データ202のリストや、選択した蓄積データ202を再生することが可能な情報機器のリストを表示させることができる。更に、相対距離情報に基づいて、情報機器を情報端末に近い順にソートすることができる。
図21は、本発明の実施の形態3における情報端末10の、表示制御部13が表示させた現在利用可能な情報機器30のリストの画面表示例を示す図である。情報処理リストに基づいて、現在利用可能な情報機器がアイコンで表示される。図の例では、情報端末10から居間のテレビまでの相対距離a、寝室のテレビまでの相対距離b、寝室のパソコンまでの相対距離cがa<b<cの関係にある。相対距離の関係から表示されるアイコンが、上から、居間のテレビ2010、寝室のテレビ2011、寝室のパソコン2012の順番にソートされる。従って、ユーザーは最も身近にある情報機器を直感的に把握することができる。
尚、距離の大小の表現は、上記のようなアイコンの配置に限定されるものではなく、例えば、距離が近い情報機器が手前になるようにアイコンを立体的に表示するなど、距離の大小を適切に表現できる方法であればどのようなものでもよい。
また、図22は、実施の形態3における情報端末10の、表示制御部13が表示させた利用可能な蓄積データと当該蓄積データを再生可能な情報機器とを関連付けしたリストの画面表示例を示す図である。ユーザーが、タブ形式で分類して表示された蓄積データの中から任意の蓄積データを選択すると、情報処理リストに基づいて、当該蓄積データを再生可能な情報機器がプルダウンメニューでリスト表示される。図の例では、ユーザーが選択したドキュメント2013のアイコンに対して、再生可能な装置が、居間のテレビ2014と寝室のテレビ2015、寝室のパソコン2016であることが表示されている。この場合も同様に、表示される情報機器は距離によってソートされている。ユーザーは、選択した動画データが再生可能な情報機器を容易に把握することができる。また、ネットワーク上における公知のデータ転送技術を利用すれば、表示された情報機器を選択することにより、当該映像データを、選択した情報機器で再生させることも可能である。
尚、本実施の形態では情報機器のリストをプルダウンメニューで表示しているが、これに限定されるものではなく、当該蓄積データが再生可能な情報機器を適切にリスト表示できる表示形式であればどのようなものでもよい。
[実施の形態4]
次に、作成する情報機器のリストが、情報機器の使用履歴に応じてソートされる情報システムについて説明する。情報機器のリストがソートされることにより、ユーザーは、例えば、最も使い慣れた情報機器を把握することができる。
図23は、本発明の実施の形態4における情報システムを構成する情報端末10、情報機器20、情報機器30の内部構成を示す図である。実施の形態1と比較して、情報端末10内に、情報機器30の利用回数や利用日などの使用履歴情報を格納する情報蓄積部15が追加された点が異なる。
情報端末10の通信部11は、情報機器20や情報機器30と通信を行い、機器情報やデータ情報を取得する。同時に、情報処理リスト作成部12で情報処理リストを作成する際、情報蓄積部15に、当該情報機器の使用履歴に関する情報の取得を指示する。
情報蓄積部15は、情報機器30の利用回数や利用日などの使用履歴情報を蓄積する。図24は、実施の形態4における情報端末10の、情報蓄積部15に格納される使用履歴情報を概念的に示す図である。図に示すように、情報蓄積部15に格納される使用履歴情報は、データ項目として利用回数1171を含み、機器情報に含まれる機器ID1172によって管理される。尚、ユーザーが、情報端末10の画面上で任意の情報機器30を選択する際に、当該情報機器に関わる使用履歴情報が更新される。
情報処理リスト作成部12は、情報機器20から取得したデータ情報、情報機器30から取得した機器情報及び情報蓄積部15から取得した使用履歴情報とに基づいて、情報処理リストを作成する。
情報端末10のその他の内部構成、情報機器20及び情報機器30の内部構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
次に、実施の形態4の情報端末10が機器情報、データ情報及び使用履歴情報に基づいて作成する情報処理リストについて説明する。
図25は、利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビと、寝室に設置されているパソコンである場合の情報処理リストを概念的に示す図である。本実施の形態の情報処理リストには、データを処理可能な情報機器に関する情報1180である機器1181、機器名1182、利用回数1183(使用履歴情報)、機器ID1184、属性1185、詳細属性1186と、蓄積データに関する情報1190であるデータ1191と、データを蓄積している情報機器に関する情報1200である機器ID1201、機器1202、機器名1203の各項目が含まる。実施の形態1の情報処理リスト(図7参照)と比較して、利用回数(使用履歴情報)1183が追加されている点が異なる。使用履歴情報を参照することにより、リスト表示する情報機器を、例えば、使用頻度の高い順にソートすることができる。
尚、使用履歴情報には、利用回数の代わりに利用日情報を記録するようにしてもよい。または、利用回数と利用日の両方を記録するようにしておき、ユーザーの選択に応じて利用回数または利用日によってソートするようにしてもよい。利用日でソートすると、例えば、最近使用した情報機器から順番にリスト表示させることができる。
次に、上記構成の情報システムにおける情報端末10の動作について説明する。
図26は、本発明の実施の形態4における情報端末10の動作手順を示すフローチャートである。ステップS601からステップS606までの手順は、実施の形態1の図9のフローチャートにおけるステップS201からステップS206までと同じであるため、説明を省略する。
次に、通信部11は、情報蓄積部15から使用履歴情報を取得する(ステップS607)。情報処理リスト作成部12は、通信部11から送出されたデータに含まれる機器情報及びデータ情報、情報蓄積部15から取得した使用履歴情報に基づいて、情報処理リストを作成する(ステップS608)。以降の、ステップS609からステップS610までの手順は、実施の形態1の図9のフローチャートにおけるステップS208からステップS209までと同じであるため、説明を省略する。
次に、情報蓄積部15は、リスト表示においてユーザーが情報機器を選択した場合には使用履歴情報を更新する(ステップS611)。情報蓄積部15に登録されていない情報機器が選択された場合は、使用履歴情報を新規作成する。
尚、機器情報とデータ情報を相互に関連付けすることにより、選択した情報機器で再生が可能な蓄積データのリストや、選択した蓄積データを再生することが可能な情報機器のリストを表示させることができ、更に、使用履歴情報に基づいて、情報機器を使用頻度や最近使用した順にソートすることができる。
本発明は、ネットワークを介して収集可能なデータのリストを確認可能になると共に、データを処理可能な情報機器を確認可能になる効果を有し、ネットワークを介して取得した情報を処理する技術等に有用である。
本発明の実施の形態1における情報システムの概略構成を示す図 本発明の実施の形態1における情報システムを構成する情報端末、データを蓄積している情報機器、データを処理可能な情報機器の内部構成を示す図 データを蓄積している情報機器がビデオである場合のデータ詳細情報を概念的に示す図 データを蓄積している情報機器がビデオである場合のデータ情報を概念的に示す図 データを処理可能な情報機器がテレビである場合の機器詳細情報を概念的に示す図 データを処理可能な情報機器がテレビである場合の機器情報を概念的に示す図 利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビ、寝室に設置されているパソコン、居間のビデオであって、利用可能な蓄積データが、居間のビデオと寝室のパソコンに蓄積されている場合の情報処理リストを概念的に示す図 本発明の実施の形態1における情報システムの動作手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1における情報端末の動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における情報端末の、表示制御部が表示させた現在利用可能な情報機器リストの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態1における情報端末の、表示制御部が表示させた現在利用可能な情報機器と当該情報機器で再生可能な蓄積データとを関連付けしたリストの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態1における情報端末の、表示制御部が表示させた利用可能な蓄積データと当該蓄積データを再生可能な情報機器とを関連付けしたリストの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態1におけるデータを蓄積している情報機器の動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるデータを処理可能な情報機器の動作手順を示すフローチャート データを処理可能な情報機器がテレビである場合の機器詳細情報を概念的に示す図 データを処理可能な情報機器がテレビである場合の機器情報を概念的に示す図 利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビと、寝室に設置されているパソコンである場合の情報処理リストを概念的に示す図 本発明の実施の形態3における情報システムを構成する情報端末、データを処理可能な情報機器、データを蓄積している情報機器の内部構成を示す図 利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビ、寝室に設置されているパソコン、居間のビデオであって、利用可能な蓄積データが、居間のビデオと寝室のパソコンに蓄積されている場合の情報処理リストを概念的に示す図 本発明の実施の形態3における情報端末の動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における情報端末の、表示制御部が表示させた現在利用可能な情報機器のリストの画面表示例を示す図 実施の形態3における情報端末の、表示制御部が表示させた利用可能な蓄積データと当該蓄積データを再生可能な情報機器とを関連付けしたリストの画面表示例を示す図 本発明の実施の形態4における情報システムを構成する情報端末、データを処理可能な情報機器、データを蓄積している情報機器の内部構成を示す図 実施の形態4における情報端末の、情報蓄積部に格納される使用履歴情報を概念的に示す図 利用可能な情報機器が、寝室と居間に設置されている2台のテレビ、寝室に設置されているパソコン、居間のビデオであって、利用可能な蓄積データが、居間のビデオと寝室のパソコンに蓄積されている場合の情報処理リストを概念的に示す図 本発明の実施の形態4における情報端末の動作手順を示すフローチャート
符号の説明
10 情報端末
11 通信部
12 情報処理リスト作成部
13 表示制御部
14 距離情報作成部
15 情報蓄積部
20 データを蓄積している情報機器
21 情報蓄積部
22 データ情報作成部
23 通信部
30 データを処理可能な情報機器
31 情報蓄積部
32 機器情報作成部
33 通信部
201 データ情報
202 蓄積データ
301 機器情報

Claims (13)

  1. 各種情報機器から前記情報機器に関する機器情報と前記情報機器に蓄積されたデータに関するデータ情報をそれぞれ収集するためにネットワークを介して通信を行う通信部と、
    前記収集した機器情報及びデータ情報に基づいて、各情報機器が処理可能なデータとデータ情報とを関連付けた情報処理リストを作成する情報処理リスト作成部と、
    前記作成された情報処理リストに基づいて、各情報機器とデータ情報とを関連付けて表示させる表示制御部とを設けることを特徴とする情報端末。
  2. 前記情報端末が収集する機器情報は、少なくとも情報機器が処理可能なデータの属性情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記情報端末が収集するデータ情報は、少なくとも蓄積されたデータに関する属性情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  4. 前記情報処理リスト作成部は、前記機器情報に含まれる前記情報機器が処理可能なデータの属性情報と、前記データ情報に含まれるデータに関する属性情報に基づいて、前記情報処理リストを作成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報端末。
  5. 前記情報端末が収集する機器情報は、情報機器が現在利用されているか否かを表す利用情報をさらに含み、
    前記情報処理リスト作成部は、前記利用情報を含んだ情報処理リストを作成し、
    前記表示制御部は、前記情報処理リストに含まれる利用情報に基づいて、現在利用されていない情報機器を優先的に表示させることを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
  6. 前記表示制御部は、前記情報処理リスト作成部が作成した情報処理リストの一部に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする請求項4乃至請求項5のいずれかに記載の情報端末。
  7. 前記情報機器との相対距離を計測する距離情報作成部をさらに含み、
    前記情報処理リスト作成部は、前記距離情報作成部が計測した前記相対距離情報を含んだ前記情報処理リストを作成し、
    前記表示制御部は、前記情報処理リストに含まれている前記相対距離情報に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする請求項6に記載の情報端末。
  8. 前記情報機器を利用した回数を記録する情報蓄積部をさらに含み、
    前記情報処理リスト作成部は、前記情報機器を利用した回数を含む情報処理リストを作成し、
    前記表示制御部は、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器の利用回数に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする請求項6に記載の情報端末。
  9. 前記情報機器を利用した日時を記録する情報蓄積部をさらに含み、
    前記情報処理リスト作成部は、前記情報機器を利用した日時を含む情報処理リストを作成し、
    前記表示制御部は、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器を利用した日時に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする請求項6に記載の情報端末。
  10. 前記情報処理リスト作成部は、前記情報機器の処理能力を含む情報処理リストを作成し、
    前記表示制御部は、前記情報処理リストに含まれている前記情報機器の処理能力に基づいて、前記情報機器のリストをソートして表示させることを特徴とする請求項6に記載の情報端末。
  11. 各種情報機器からネットワークを介して収集した前記情報機器に関する機器情報と蓄積されたデータに関するデータ情報に基づく、前記情報機器が処理可能なデータとデータ情報とを関連付けた情報処理リストを作成するステップと、前記情報処理リストに基づく、各情報機器とデータ情報とを関連付けて表示させるステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  12. コンピュータに、請求項11に記載の各ステップを実行させるための情報処理プログラム。
  13. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005136089A 2005-05-09 2005-05-09 情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体 Withdrawn JP2006313475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136089A JP2006313475A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005136089A JP2006313475A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006313475A true JP2006313475A (ja) 2006-11-16

Family

ID=37534944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005136089A Withdrawn JP2006313475A (ja) 2005-05-09 2005-05-09 情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006313475A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009060512A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Sharp Corp 携帯端末、再生装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び携帯端末の制御方法
JP2012123482A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Sony Corp 機器制御装置、機器制御装置の登録方法およびプログラム
JP2012227891A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Toshiba Corp 情報処理装置、及び装置制御方法
JP2013531828A (ja) * 2010-04-19 2013-08-08 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 装置配置および通信のための方法
JP2017500655A (ja) * 2013-09-09 2017-01-05 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド アプリケーション提供方法及び装置
JP6132987B1 (ja) * 2014-02-28 2017-05-24 ソノズ インコーポレイテッド 再生ゾーン表示
JP2020129777A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置及びプログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009060512A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Sharp Corp 携帯端末、再生装置、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び携帯端末の制御方法
JP2013531828A (ja) * 2010-04-19 2013-08-08 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 装置配置および通信のための方法
US9232353B2 (en) 2010-04-19 2016-01-05 Amazon Technologies, Inc. Approaches for device location and communication
JP2012123482A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Sony Corp 機器制御装置、機器制御装置の登録方法およびプログラム
US8909356B2 (en) 2010-12-06 2014-12-09 Sony Corporation Appliance control device, registration method of appliance control device, and program
JP2012227891A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Toshiba Corp 情報処理装置、及び装置制御方法
JP2017500655A (ja) * 2013-09-09 2017-01-05 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド アプリケーション提供方法及び装置
JP6132987B1 (ja) * 2014-02-28 2017-05-24 ソノズ インコーポレイテッド 再生ゾーン表示
JP2017516177A (ja) * 2014-02-28 2017-06-15 ソノズ インコーポレイテッド 再生ゾーン表示
JP2020129777A (ja) * 2019-02-12 2020-08-27 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP7196662B2 (ja) 2019-02-12 2022-12-27 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200322417A1 (en) Media file sharing, correlation of metadata related to shared media files and assembling shared media file collections
US9356823B2 (en) Providing and receiving content for computer networks using a gateway and server
CN102474910B (zh) 通过复杂网络共享外部设备的功能的方法和装置
JP4531696B2 (ja) マルチメディア情報共有システム
US8395615B2 (en) Method and apparatus for communicating using 3-dimensional image display
JP2006313475A (ja) 情報端末、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
EP3595270B1 (en) Method and apparatus for generating or using interaction activity information
KR20130090947A (ko) 서비스 연동 수행 방법과 이를 위한 시스템
JP2009223865A (ja) 携帯端末装置およびコンピュータプログラム
KR101702563B1 (ko) 직관적인 선택에 기초해 디바이스에 액세스하는 방법 및 장치
JP2009026129A (ja) 行動履歴情報利用システム
CN104202561A (zh) 播放流媒体数据的方法及装置
JP2016058103A (ja) 移動端末の無線充電のための方法
CN104978372B (zh) 多媒体信息处理方法、多媒体装置与多媒体网络系统
JP6060085B2 (ja) コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、プログラム、およびコンテンツの表示方法
EP2656587A1 (en) Method and system for facilitating interaction with multiple content provider websites
JP5359445B2 (ja) サービス検索システム、サービス検索方法およびサービス検索用プログラム
US8116754B2 (en) Method of providing service menu and service in network environment and service providing apparatus thereof
KR20130112316A (ko) 복수의 스토리지를 이용한 콘텐트 공유 시스템 및 방법
JP2004362437A (ja) 通信端末及び表示装置及び表示制御システム及び表示制御方法及び表示制御プログラム
JP6131631B2 (ja) コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法及びコンテンツ提供システム
JP5517895B2 (ja) 端末装置
KR20240048076A (ko) 음성 입력을 이용한 어노테이션을 제공하는 방법 및 디바이스
JP2005062952A (ja) コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理装置
JP2010067069A (ja) コンテンツ管理プログラム、方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071113

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071120

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805