JP2006312750A - ガソリンエンジン用燃料の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱効率が高く、かつ窒素酸化物や未燃炭化水素の排出量が低いなど環境特性にも優れたガソリンエンジン用燃料の製造方法を提供すること。
【解決手段】ガソリンエンジン用燃料に用いる各基材について、二重結合濃度Cd(mol/L)、芳香環濃度Ca(mol/L)およびナフテン環濃度Cn(mol/L)を測定し、
1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9 (1)
の式を満たすように各基材の混合割合を決定するガソリンエンジン用燃料の製造方法。
【選択図】なし
【解決手段】ガソリンエンジン用燃料に用いる各基材について、二重結合濃度Cd(mol/L)、芳香環濃度Ca(mol/L)およびナフテン環濃度Cn(mol/L)を測定し、
1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9 (1)
の式を満たすように各基材の混合割合を決定するガソリンエンジン用燃料の製造方法。
【選択図】なし
Description
本発明は、熱効率がよく、かつ、環境汚染源の発生が少ないガソリンエンジン用燃料、および、その製造方法に関する。
ガソリンエンジン用燃料(いわゆる、ガソリン)は、自動車用燃料などとして大量に利用される。このため、燃料の使用による環境への影響が憂慮され、環境を配慮した燃料が望まれている。通常、ガソリンエンジン用燃料は、原油から蒸留され、または、さらに種種の処理をされた石油基材を配合して製造される。
どのようなガソリンエンジン用燃料が環境性能に優れるかの判断が難しい。すなわち、環境性能に優れるためには、基本的には熱効率が高く、燃費に優れ、したがって二酸化炭素排出量が低減できることが重要であり、さらに、窒素酸化物や未燃炭化水素の排出量の低いことが必要となる。これらの性能を満足するために必要なガソリンエンジン用燃料の特性は明らかにされていなかった。
また、製造されたガソリンエンジン用燃料の環境性能は、実際にその燃料を用いてエンジンを運転し、性能を測定することが必要となるが、特性が変動する多数の基材から製造される燃料の環境特性を測定し、その配合を決定することは実質的には困難である。
本発明の目的は、ガソリンエンジン用燃料の環境性能を評価する手法を開発し、それに基づき、高い熱効率を有し、燃費に優れ、かつ、窒素酸化物や未燃炭化水素の排出量が低く、環境特性に優れたガソリンエンジン用燃料の製造方法を提供することにある。
本発明は、
[1] ガソリンエンジン用燃料に用いる各基材について、二重結合濃度Cd(mol/L)、芳香環濃度Ca(mol/L)およびナフテン環濃度Cn(mol/L)を測定し、
1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9 (1)
の式を満たすように各基材の混合割合を決定するガソリンエンジン用燃料の製造方法、
[2] 1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>4 (2)
の式を満たし、芳香環濃度Caを6(mol/L)以下とするように各基材の混合割合を決定する請求項1記載のガソリンエンジン用燃料の製造方法、
に関する。
[1] ガソリンエンジン用燃料に用いる各基材について、二重結合濃度Cd(mol/L)、芳香環濃度Ca(mol/L)およびナフテン環濃度Cn(mol/L)を測定し、
1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9 (1)
の式を満たすように各基材の混合割合を決定するガソリンエンジン用燃料の製造方法、
[2] 1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>4 (2)
の式を満たし、芳香環濃度Caを6(mol/L)以下とするように各基材の混合割合を決定する請求項1記載のガソリンエンジン用燃料の製造方法、
に関する。
本発明によるガソリンエンジン用燃料は、燃料中の二重結合濃度Cd、芳香環濃度Caおよびナフテン環濃度Cnが、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9の式を満足するものであり、熱効率、燃費に優れ、排気ガス中の規制成分が低減され、環境特性に優れたガソリンエンジン用燃料が得られる。
(二重結合濃度)
燃料中1リットル中の二重結合のモル濃度である。燃料の化学組成をガスクロマトグラフィなどで同定し、燃料に含まれる各化合物の濃度を分析し、これらの化合物のうち、二重結合を持つ化合物の濃度とその化合物が持つ二重結合の数との積の総和から算出することで測定できる。このような化合物としては、2−メチル−2−ブテン、シクロヘキセン、シクロペンテン、1−ヘキセン、ジイソブチレン、4−メチル−1−ペンテン、2−メチル2−ブテンなどが挙げられる。
燃料中1リットル中の二重結合のモル濃度である。燃料の化学組成をガスクロマトグラフィなどで同定し、燃料に含まれる各化合物の濃度を分析し、これらの化合物のうち、二重結合を持つ化合物の濃度とその化合物が持つ二重結合の数との積の総和から算出することで測定できる。このような化合物としては、2−メチル−2−ブテン、シクロヘキセン、シクロペンテン、1−ヘキセン、ジイソブチレン、4−メチル−1−ペンテン、2−メチル2−ブテンなどが挙げられる。
(芳香環濃度)
燃料中1リットル中の芳香環のモル濃度である。燃料の化学組成をガスクロマトグラフィなどで同定し、芳香環を持つ化合物の濃度から算出することで測定できる。環境性能の向上のためには、芳香環濃度Caを6(mol/L)以下、特には、4(mol/L)以下とすることが好ましい。このような化合物としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、イソブチルベンゼンなどが挙げられる。
燃料中1リットル中の芳香環のモル濃度である。燃料の化学組成をガスクロマトグラフィなどで同定し、芳香環を持つ化合物の濃度から算出することで測定できる。環境性能の向上のためには、芳香環濃度Caを6(mol/L)以下、特には、4(mol/L)以下とすることが好ましい。このような化合物としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、イソブチルベンゼンなどが挙げられる。
(ナフテン環濃度)
燃料中1リットル中のナフテン環のモル濃度である。燃料の化学組成をガスクロマトグラフィなどで同定し、ナフテン環を持つ化合物の濃度から算出することで測定できる。このような化合物としては、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロペンテンなどが挙げられる。
燃料中1リットル中のナフテン環のモル濃度である。燃料の化学組成をガスクロマトグラフィなどで同定し、ナフテン環を持つ化合物の濃度から算出することで測定できる。このような化合物としては、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロペンテンなどが挙げられる。
(各濃度の適切な範囲)
ガソリンエンジン用燃料を構成する代表的な化合物(またはそれらの混合物)をモデル燃料として用い、燃費を測定し、その燃料中の二重結合濃度Cd、芳香環濃度Caおよびナフテン環濃度Cnを算出した。そして、これらの濃度と燃費の相関関係を詳細に検討したところ、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9の条件を満たすことにより、通常優れたガソリン基材とされるアルキレート基材よりも燃費に優れることを見いだした。好ましくは、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>4とすることで、さらに燃費を向上できる。
ガソリンエンジン用燃料を構成する代表的な化合物(またはそれらの混合物)をモデル燃料として用い、燃費を測定し、その燃料中の二重結合濃度Cd、芳香環濃度Caおよびナフテン環濃度Cnを算出した。そして、これらの濃度と燃費の相関関係を詳細に検討したところ、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9の条件を満たすことにより、通常優れたガソリン基材とされるアルキレート基材よりも燃費に優れることを見いだした。好ましくは、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>4とすることで、さらに燃費を向上できる。
(エンジン内火炎速度)
エンジン運転時における燃焼室内の火炎の速度である。燃焼室内にイオンプローブを装着し、点火点からイオンプローブに火炎が到達するまでの時間を測定することでエンジン内火炎速度を求めることができる。
3.9m/s以上、特には、4.1m/s以上であることが、熱効率の向上の点から好ましい。4.8m/sを越えると窒素酸化物などが増え、環境性能が低下するため好ましくなく、特には、4.4m/s以下であることがより好ましい。
エンジン運転時における燃焼室内の火炎の速度である。燃焼室内にイオンプローブを装着し、点火点からイオンプローブに火炎が到達するまでの時間を測定することでエンジン内火炎速度を求めることができる。
3.9m/s以上、特には、4.1m/s以上であることが、熱効率の向上の点から好ましい。4.8m/sを越えると窒素酸化物などが増え、環境性能が低下するため好ましくなく、特には、4.4m/s以下であることがより好ましい。
(ガソリンとして一般的に必要な特性)
ガソリンエンジン用燃料としては、リサーチ法オクタン価が89以上、特には96以上であり、15℃密度が0.783g/cm2以下であり、50%留出温度が75℃〜110℃であり、37.8℃蒸気圧が44kPa〜89kPaであることが好ましい。
ガソリンエンジン用燃料としては、リサーチ法オクタン価が89以上、特には96以上であり、15℃密度が0.783g/cm2以下であり、50%留出温度が75℃〜110℃であり、37.8℃蒸気圧が44kPa〜89kPaであることが好ましい。
(燃料用基材)
本発明に使用する燃料基材としては、特に制限はなく、石油留分などの炭化水素を主成分とする各種基材を用いることができる。二重結合濃度Cdに富む基材としては接触分解により得られた分解ガソリンなどの基材が、また、芳香環濃度Caに富む基材としては改質により得られる改質ガソリン(リフォメート)などの基材が好ましく用いられる。ナフテン環濃度Cnに富む基材としては、石油留分の異性化によりメチルシクロペンテンなどのナフテン環を富化した基材を用いることが好ましい。
本発明に使用する燃料基材としては、特に制限はなく、石油留分などの炭化水素を主成分とする各種基材を用いることができる。二重結合濃度Cdに富む基材としては接触分解により得られた分解ガソリンなどの基材が、また、芳香環濃度Caに富む基材としては改質により得られる改質ガソリン(リフォメート)などの基材が好ましく用いられる。ナフテン環濃度Cnに富む基材としては、石油留分の異性化によりメチルシクロペンテンなどのナフテン環を富化した基材を用いることが好ましい。
エンジン内火炎速度、二重結合濃度Cd、芳香環濃度Caおよびナフテン環濃度Cnは、加成性が成り立つので、各基材の濃度をその基材の配合率で重み付けした総和の濃度として、燃料中の各濃度を算出することにより、その燃料の燃費、熱効率を予想できる。したがって、各基材のこれらの濃度を測定し、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9の条件を満たすように基材の混合割合を決めることにより、高い熱効率を有し、かつ、環境特性に優れたガソリンエンジン用燃料を効率よく製造することができる。
本発明による燃料には、メチルターシャリーブチルエーテル(MTBE)、エチルターシャリーブチルエーテル(ETBE)、ターシャリーアミルメチルエーテル(TAME)などの含酸素化合物をさらに加えることもできる。
(モデル燃料)
単一化合物およびそれらの混合物を用いて燃料A〜H、J〜Nを作成した。燃料Iは、炭素数8のイソパラフィンを主成分とするアルキレート基材である。これらの火炎速度、二重結合濃度Cd、芳香環濃度Caおよびナフテン環濃度Cnを表1、表2に示す。
単一化合物およびそれらの混合物を用いて燃料A〜H、J〜Nを作成した。燃料Iは、炭素数8のイソパラフィンを主成分とするアルキレート基材である。これらの火炎速度、二重結合濃度Cd、芳香環濃度Caおよびナフテン環濃度Cnを表1、表2に示す。
(測定方法)
火炎速度は、ASTM規格でのオクタン価測定用エンジンであるCFRエンジンを用いた。エンジンヘッドの中心に点火プラグがあり、それから37.5mmの間隔でエンジンヘッドの外周部にイオンプローブを装着し、点火からイオンプローブに火炎が到達するまでの時間を測定することにより求めた。
火炎速度は、ASTM規格でのオクタン価測定用エンジンであるCFRエンジンを用いた。エンジンヘッドの中心に点火プラグがあり、それから37.5mmの間隔でエンジンヘッドの外周部にイオンプローブを装着し、点火からイオンプローブに火炎が到達するまでの時間を測定することにより求めた。
エンジンの運転条件は、回転数750rpm、着火時期22度BTDC、吸入空気温度15℃、冷却水温度100℃、圧縮比7:1、空気過剰率1.3であった。
熱効率は、圧力ピックアップにより燃焼室内の圧力を測定することにより仕事量を算出し、仕事量と消費燃料の発熱量から熱効率を算出した。燃費は、消費される燃料量から算出した。排気ガス中の排出未燃炭化水素濃度、排出窒素酸化物濃度は、排ガス分析計により測定した。
これらの測定結果を表1、表2に示す。排気ガス中の排出未燃炭化水素濃度、排出窒素酸化物濃度および燃費は、燃料I(アルキレート基材)を基準とした増減率で評価した。
1.43Ca+0.66Cn−0.33Cdの値が0.9以上である燃料A〜Fでは、燃費が2%以上改善されている。他方、1.43Ca+0.66Cn−0.33Cdの値が、0または負の燃料H〜Nでは、燃費は改善されない。
Claims (2)
- ガソリンエンジン用燃料に用いる各基材について、二重結合濃度Cd(mol/L)、芳香環濃度Ca(mol/L)およびナフテン環濃度Cn(mol/L)を測定し、
1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>0.9 (1)
の式を満たすように各基材の混合割合を決定するガソリンエンジン用燃料の製造方法。 - 1.43Ca+0.66Cn−0.33Cd>4 (2)
の式を満たし、芳香環濃度Caを6(mol/L)以下とするように各基材の混合割合を決定する請求項1記載のガソリンエンジン用燃料の製造方法。
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JP2006199405A JP2006312750A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | ガソリンエンジン用燃料の製造方法 |
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JP2006199405A JP2006312750A (ja) | 2006-07-21 | 2006-07-21 | ガソリンエンジン用燃料の製造方法 |
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JP08150298A Division JP3846824B2 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | ガソリンエンジン用燃料およびその製造方法 |
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Citations (1)
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JP3846824B2 (ja) * | 1998-03-27 | 2006-11-15 | 株式会社ジョモテクニカルリサーチセンター | ガソリンエンジン用燃料およびその製造方法 |
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2006
- 2006-07-21 JP JP2006199405A patent/JP2006312750A/ja active Pending
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