JP2006312276A - インクジェット記録装置用インクカートリッジ、インクジェット記録装置、インク供給方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 インク導出部と、インク収納部とを有するインクパックを収納したインクカートリッジにおいて、前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの材料で作られ、前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
【選択図】 図1
Description
熱可塑性樹脂製のインク導出部と、多層熱可塑性フィルム材料から作られた袋状のインク収納部とを有するインクパックにインクを充填し、前記インク導出部の位置が位置決め規制部材により規制された状態で、前記インクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジにおいて、
前記インク導出部が、前記インク収納部を接合する接合部と、位置規制手段とを有する中空円筒状のインク導入管を有し、
前記位置規制手段は前記位置決め規制部材に収納され、
前記インク導入管は、インクジェット記録装置の挿入側に前記インクジェット記録装置のインク供給手段の挿入・引き抜きが可能な第1開口部と、
前記インク収納部の内側に、前記インクを前記インクジェット記録装置へ供給する第2開口部と、
前記インク供給手段の挿入により、前記第2開口部を開き、前記インク供給手段の引き抜きにより、前記第2開口部を閉じる蓋とを有し、
前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの材料で作られ、
前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
前記蓋の内側にインクジェット記録装置のインク供給手段と着脱可能な係合部を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
前記インクパックが保護部材により保護されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
前記インクが紫外線硬化型であり、粘度が0.05〜0.1Pa・sを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
熱可塑性樹脂製のインク導出部と、多層熱可塑性フィルム材料から作られた袋状のインク収納部とを有するインクパックにインクを充填し、前記インク導出部の位置が位置決め規制部材により規制された状態で、前記インクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジを用い、前記インク導出部に挿入しインク供給を受けるインク供給手段を有するインクジェット記録装置において、
前記インク導出部が、前記インク収納部を接合する接合部と、位置規制手段とを有する中空円筒状のインク導入管を有し、
前記位置規制手段は前記位置決め規制部材に収納され、
前記インク導入管は、インクジェット記録装置の装着部側に第1開口部と、インク収納部側に第2開口部とを有し、
前記第2開口部は、前記インク導入管と係合する係合部を有する開閉可能な蓋を有し、
前記インク供給手段は、前記第1開口部より挿入・引き抜きが可能な挿入部材を有し、
前記挿入部材は、先端部に前記蓋の開閉を行う係合部と、少なくとも一つのインク供給口と、インク漏れ防止部材とを有する中空円筒状のインク供給管を有し、
前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの樹脂材料で作られ、
前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインクジェット記録装置。
前記インク漏れ防止部材がインク供給管と一体で設けられていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
前記インク供給口の面積が1〜20mm2であり、インク供給管の内径が4〜8mmであることを特徴とする請求項5又は6に記載のインクジェット記録装置。
前記挿入部材は、清掃手段を介して第1開口部より挿入・引き抜きを可能としていることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
前記インクが紫外線硬化型であり、粘度が0.05〜0.1Pa・sを有することを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
熱可塑性樹脂製のインク導出部と、多層熱可塑性フィルム材料から作られた袋状のインク収納部とを有するインクパックにインクを充填し、前記インク導出部の位置が位置決め規制部材により規制された状態で、前記インクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジを用い、前記インク導出部に挿入しインクジェットヘッドにインク供給を受けるインク供給手段を有するインクジェット記録装置へのインク供給方法において、
前記インク導出部が、前記インク収納部を接合する接合部と、位置規制手段とを有するインク導入管を有し、
前記位置規制手段は前記位置決め規制部材に収納され、
前記インク導入管は、前記インクジェット記録装置の装着部側に第1開口部と、インク収納部側に第2開口部とを有し、
前記第2開口部は、前記インク導入管と係合する係合部を有する開閉可能な蓋を有し、
前記インク供給手段は、前記第1開口部より挿入・引き抜きが可能な挿入部材を有し、
前記挿入部材は、先端部に前記蓋の開閉を行う係合部と、少なくとも一つのインク供給孔と、インク漏れ防止部材とを有する中空円筒状のインク供給管を有し、
前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの樹脂材料で作られ、
前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインク供給方法。
前記インク漏れ防止部材がインク供給管と一体で設けられていることを特徴とする請求項10に記載のインク供給方法。
前記インク供給管はインク供給口を有し、該インク供給口の面積が1〜20mm2であり、該インク供給管の内径が4〜8mmであることを特徴とする請求項10又は11に記載のインク供給方法。
前記挿入部材は、清掃手段を介して第1開口部より挿入・引き抜きを可能としていることを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載のインク供給方法。
前記はインクが紫外線硬化型であり、粘度が0.05〜0.1Pa・sを有することを特徴とする請求項10〜13の何れか1項に記載のインク供給方法。
引っ張り強度は、JIS K7113に準じた測定方法により、東洋精機(株)製 引っ張り試験機V10−Cにより測定した。
1)インク導出部へインクジェット記録装置のインク供給手段の挿入部材を挿入した時に、挿入部材との密着性が良くなりインク漏れがなくなった。
2)インクジェット記録装置のインク供給手段の挿入部材の繰り返し使用が可能となり、交換頻度の低下に伴い、低コスト、メンティナンスが容易になった。
3)インク導出部へのインクジェット記録装置のインク供給手段の挿入が容易になった。
4)インクカートリッジ内でインクパックが保護部材により動きが規制されているため、輸送、取り扱い時の振動、落下等に対して耐性が向上しインク収納部の損傷を防止することが可能となり安心して輸送、取り扱いをすることが可能となった。
5)インク導出部が位置決め規制部材に挿入され、位置規制されているためインクジェット記録装置側のインク供給部への装填が容易に行うことが可能となった。
6)インクカートリッジを立てた状態でインクジェット記録装置側のインク供給部へ装填し使用する際、インク導出部側の保護部材の傾斜面が漏斗の機能として作用し、インク収納部内のインク残量を少なくすることが可能となった。
7)インクカートリッジを立てた状態でインクジェット記録装置側のインク供給部へ装填し使用する際、インク収納部の片側が外箱の本体の内面に固定されているため、インク収納部内のインクの量が減少してもインク収納部がインク導出部側に落ち、変形しないためインクを最後まで使い切ることが可能となり、インク残量を減らすことが可能となった。
8)インクカートリッジを構成している部材が分解出来るため、使用後に分別回収が容易になりリサイクル適性が向上した。
9)S1〜S3に示される様に、インクカートリッジのインクジェット記録装置側のインク供給手段への着脱が容易に行うことが可能となりインクカートリッジの交換が容易に行うことが可能にった。
10)使用後にインクパックを密閉にすることが出来るため、インクパック中のインクの変質を防止して保存することが可能となった。又、変質が防止されるため最後までインクを使い切ることが可能となり無駄を無くすことでコストを抑えることが可能となった。
表1に示す引っ張り弾性率が異なるインク導出部用材料を準備しNo.a〜fとした。尚、引っ張り弾性率はJIS K7113に準じた測定方法により、東洋精機製作所(株)製 引っ張り試験機V10−Cにより測定した値を示す。
(インク導出部の作製)
準備したインク導出部用材料No.a〜fを使用し、図4〜図6に示すインク導出部を射出成形で作製しNo.A〜Fとした。尚、インク導出部のインク導入管の第1開口部の大きさは、インクジェット記録装置のインク供給手段の挿入部材の寸法に合わせて作製した。インク導入管に取り付けたフランジ部材の直径は20mm、厚さは1mm、2枚のフランジ部材の間隔は2mmとした。
多層熱可塑性フィルムとして、PET12μm/アルミ箔12μm/ONy15μm/LLDPE20μm/黒LLDPE50μmを使用し、センターシール方式で筒状とした後、作製したインク導出部No.A〜Fの接合部材を挿入し、熱溶着で接合した。尚、シーラント層に使用した黒LLDPEは、メタロセン触媒を使用して製造したLLDPEにカーボンブラックを添加した物を使用した。この後、粘度0.05Pa・sの紫外線硬化型インクを減圧条件下で充填し、片方の開放口を熱溶着でシールすることで図3に示す形態のインクパックを作製しNo.1−A〜1−Fとした。
下記の各組成物を混合、撹拌した後、得られた溶液をフィルターでろ過して紫外線硬化型インクを得た。
脂環式エポキシ化合物:(CEL2021P、ダイセル化学社製) 40質量部
オキセタン(OXT221、東亞合成社製) 70質量部
光重合開始剤:スルホニウム塩(SP152、旭電化社製) 2.5質量部
アントラセン誘導体(CS7102、日本曹達社製) 1.0質量部
作製したインクパックのインク収納部の大きさは、短辺側の長さが230mm、長辺側の長さが450mm、容量3Lとした。使用した多層熱可塑性フィルムの剛性は1.3×10-6Nm2であった。尚、剛性は島津製作所(株)製引っ張り試験器PSC−100を用いて測定した値である。
坪量450g/m2、厚さ590μmの板紙を使用し図2の展開図に示される型の箱を作製した。開放口の寸法は、幅225mm、高さ70mmとした。
材料として段ボールを使用し、パルプモールドで図7に示す位置決め規制部材を作製した。位置決め規制部材の収納部の寸法はインク導出部に取り付けた2枚のフランジ部材が入る寸法とし、インク導入管が入る切り欠け部は、インク導入管の直径に合わせた。位置決め規制部材の幅、高さは外箱の開放口の寸法に合わせた。
外箱と同じ板紙を使用し、図1に示す第1保護部材と第2保護部材を、X面の高さを20mmとし、X面とZ面とのなす角度を72°、Y面とZ面とのなす角度を18°となるように作製した。第1保護部材と第2保護部材とは同じ形状とした。尚、X面とは位置決め規制部材後面に接する面(開放口と対向する本体の対向面の内面に接する面)を指し、Y面とは本体の開放口の長辺を含む面の内側の第1面(第2面)に接する面を指し、Z面インク収納部の短辺を含むa面(b面)に接する斜面を指す。X面の高さとは、図8に示す様に、外箱の本体の第2面から内面の半分までの高さ(35mm)に対する緩衝部材のX面の高さの割合(%)を示す。
作製したインクパック1−A〜1−Fのインク導入部を位置決め規制部材の収納部に納め、作製した保護部材を用いて、作製した外箱に図8に示す様な状態で収納し表2に示すインクカートリッジを作製した。
表3に示す引っ張り強度が異なる挿入部用材料を準備しNo.イ〜へとした。尚、引っ張り強度はJIS K7113に準じた測定方法により、東洋精機(株)製 引っ張り試験機V10−C器により測定した値を示す。
準備した材料No.イ〜ヘを使用し、図9に示されるインクジェット記録装置側のインク供給手段である挿入部材を作製しNo.1−イ〜l−ホとし表4に示す。尚、インク供給口の形状は矩形として、面積は同じで4つ設けた。尚、挿入部用材料No.ヘは引っ張り強度1100であるため加工が困難となり挿入部材の作製は出来なかった。
作製したインクカートリッジ1−1〜1−6のインク導出部の耐久性能試験を以下に示す方法で行い、耐久性能試験No.101〜130とし、以下に示す評価ランクに従って評価した結果を表5に示す。
コニカミノルタ(株)製インクジェット記録装置LF−900のインク供給部を改造し作製した挿入部材1−イ〜l−ホを取り付け、表5に示す組合せで、作製したインクカートリッジ1−1〜1−6のインク導出部への挿入・抜き取りの繰り返し試験行いNo.101〜130とし、インク導出部からのインク漏れの有無を目視で確認し、以下に示す評価ランクに従って評価した結果を表5に示す。
○:挿入部材の挿入・抜き取り20回以上でインク漏れの発生無し、
△:挿入部材の挿入・抜き取り10回以上、20回未満でインク漏れが発生
×:挿入部材の挿入・抜き取り10回未満でインク漏れが発生
××:挿入部材の挿入時インク漏れが発生
実施例1で作製した挿入部材No.1−イ〜1−ニの耐久性能試験を以下に示す方法で行い、耐久性能試験No.201〜220とし、以下に示す評価ランクに従って評価した結果を表6に示す。
コニカミノルタ(株)製インクジェット記録装置LF−900のインク供給部を改造し、作製した挿入部材1−イ〜l−ホを取り付け、表6に示す組合せで、作製したインクカートリッジ1−1〜1−6のインク導出部への挿入・抜き取りを繰り返し、インク導出部からインク漏れが発生した時点で、新しいインクカートリッジに変え、以後同様の操作を繰り返し、挿入部材を新しいインクカートリッジのインク導出部に始めに挿入した時、インク漏れが発生するまでのインク導出部への挿入・抜き取りの回数を確認した。
○:挿入・抜き取りの回数1500回以上
△:挿入・抜き取りの回数1000〜1500回
×:挿入・抜き取りの回数1000回未満
実施例1で作製したインクカートリッジNo.1−3を作製する際、表7に示す様に粘度を変えた紫外線硬化型インクをインクパックに充填しインクカートリッジを作製しNo.3−1〜3−5とした。粘度を変えた紫外線硬化型インクを使用した他は全て同じ条件でインクカートリッジを作製した。尚、粘度は溶剤の添加により調整した。粘度測定は、Pyhsica社製レオメーターMCR300により行った値を示す。
コニカ(株)製インクジェット記録装置LF−900のインク供給部を改造し実施例1で作製した挿入部材No.1−ハと同じ挿入部材を作製し取り付け、作製したインクカートリッジNo.3−1〜3−5を装着し、記録媒体としてA2サイズのポリエチレンテレフタレートフィルム20枚に印刷記録を行い、印刷物を作製し、試料No.301〜305とした。尚、印刷速度は20分/枚で行った。
作製した各試料No.301〜305に付き、印刷品質を目視で検査し、以下に示す評価ランクに従って評価した結果を表8に示す。
○:欠陥がない画像が作成される
△:製品として問題とならない僅かな欠陥
×:印刷速度を下げないと適性な画像が作成されない
実施例1で作製した挿入部材1−ニを作製する時、インク供給口の面積、インク供給管の内径を表9に示す様に変えた他は全て同じ条件で挿入部材を作製しNo.4−1〜4−11とした。
コニカ(株)製インクジェット記録装置LF−900のインク供給部を改造し作製した挿入部材No.4−1〜4−11を取り付け、実施例1で作製したインクカートリッジ1−3と同じインクカートリッジを作製し装着し、記録媒体としてA2サイズのポリエチレンテレフタレートフィルム20枚に印刷記録を行い、印刷物を作製し、試料401〜411とした。尚、印刷速度は20分/枚で行った。
作製した各試料No.401〜411に付き、印刷品質を目視で検査し、実施例2と同じ評価ランクに従って評価した結果を表10に示す。
101 外箱
101d 開放口
102a 第1保護部材
102b 第2保護部材
103 インクパック
103a インク導出部
103a1 インク導入管
103a2、103a3 フランジ部材
103a4 接合部材
103a5 蓋
103a6 第1開口部
103b インク収納部
103a8 第1係止リブ
103a9 第2係止リブ
103a10 第2開口部
103a13 第3係止リブ
103a11 第4係止リブ
104 位置決め規制部材
104a 収納部
104c 挿入口
Claims (14)
- 熱可塑性樹脂製のインク導出部と、多層熱可塑性フィルム材料から作られた袋状のインク収納部とを有するインクパックにインクを充填し、前記インク導出部の位置が位置決め規制部材により規制された状態で、前記インクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジにおいて、
前記インク導出部が、前記インク収納部を接合する接合部と、位置規制手段とを有する中空円筒状のインク導入管を有し、
前記位置規制手段は前記位置決め規制部材に収納され、
前記インク導入管は、インクジェット記録装置の挿入側に前記インクジェット記録装置のインク供給手段の挿入・引き抜きが可能な第1開口部と、
前記インク収納部の内側に、前記インクを前記インクジェット記録装置へ供給する第2開口部と、
前記インク供給手段の挿入により、前記第2開口部を開き、前記インク供給手段の引き抜きにより、前記第2開口部を閉じる蓋とを有し、
前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの材料で作られ、
前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインクジェット記録装置用インクカートリッジ。 - 前記蓋の内側にインクジェット記録装置のインク供給手段と着脱可能な係合部を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
- 前記インクパックが保護部材により保護されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
- 前記インクが紫外線硬化型であり、粘度が0.05〜0.1Pa・sを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
- 熱可塑性樹脂製のインク導出部と、多層熱可塑性フィルム材料から作られた袋状のインク収納部とを有するインクパックにインクを充填し、前記インク導出部の位置が位置決め規制部材により規制された状態で、前記インクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジを用い、前記インク導出部に挿入しインク供給を受けるインク供給手段を有するインクジェット記録装置において、
前記インク導出部が、前記インク収納部を接合する接合部と、位置規制手段とを有する中空円筒状のインク導入管を有し、
前記位置規制手段は前記位置決め規制部材に収納され、
前記インク導入管は、インクジェット記録装置の装着部側に第1開口部と、インク収納部側に第2開口部とを有し、
前記第2開口部は、前記インク導入管と係合する係合部を有する開閉可能な蓋を有し、
前記インク供給手段は、前記第1開口部より挿入・引き抜きが可能な挿入部材を有し、
前記挿入部材は、先端部に前記蓋の開閉を行う係合部と、少なくとも一つのインク供給口と、インク漏れ防止部材とを有する中空円筒状のインク供給管を有し、
前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの樹脂材料で作られ、
前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インク漏れ防止部材がインク供給管と一体で設けられていることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク供給口の面積が1〜20mm2であり、インク供給管の内径が4〜8mmであることを特徴とする請求項5又は6に記載のインクジェット記録装置。
- 前記挿入部材は、清掃手段を介して第1開口部より挿入・引き抜きを可能としていることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インクが紫外線硬化型であり、粘度が0.05〜0.1Pa・sを有することを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 熱可塑性樹脂製のインク導出部と、多層熱可塑性フィルム材料から作られた袋状のインク収納部とを有するインクパックにインクを充填し、前記インク導出部の位置が位置決め規制部材により規制された状態で、前記インクパックを外箱に収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジを用い、前記インク導出部に挿入しインクジェットヘッドにインク供給を受けるインク供給手段を有するインクジェット記録装置へのインク供給方法において、
前記インク導出部が、前記インク収納部を接合する接合部と、位置規制手段とを有するインク導入管を有し、
前記位置規制手段は前記位置決め規制部材に収納され、
前記インク導入管は、前記インクジェット記録装置の装着部側に第1開口部と、インク収納部側に第2開口部とを有し、
前記第2開口部は、前記インク導入管と係合する係合部を有する開閉可能な蓋を有し、
前記インク供給手段は、前記第1開口部より挿入・引き抜きが可能な挿入部材を有し、
前記挿入部材は、先端部に前記蓋の開閉を行う係合部と、少なくとも一つのインク供給孔と、インク漏れ防止部材とを有する中空円筒状のインク供給管を有し、
前記インク導出部は引っ張り弾性率が100〜1500MPaの樹脂材料で作られ、
前記インク供給手段は引っ張り強度が50〜1000MPaの材料で作られていることを特徴とするインク供給方法。 - 前記インク漏れ防止部材がインク供給管と一体で設けられていることを特徴とする請求項10に記載のインク供給方法。
- 前記インク供給管はインク供給口を有し、該インク供給口の面積が1〜20mm2であり、該インク供給管の内径が4〜8mmであることを特徴とする請求項10又は11に記載のインク供給方法。
- 前記挿入部材は、清掃手段を介して第1開口部より挿入・引き抜きを可能としていることを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載のインク供給方法。
- 前記インクが紫外線硬化型であり、粘度が0.05〜0.1Pa・sを有することを特徴とする請求項10〜13の何れか1項に記載のインク供給方法。
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