JP2006312039A - Ctのx線ビームのトラッキング・ループを較正する方法及び装置 - Google Patents

Ctのx線ビームのトラッキング・ループを較正する方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】CTのX線ビーム・トラッキングの信頼性の最適化を容易にする。
【解決手段】階段状に配置可能な可動式コリメータ(53)と、検出器A側(210)からB側(212)まで延在する横列(90)、及び検出器アレイ(18)とを備えた計算機式断層写真法イメージング・システム(10)のX線ビーム(16)を配置するためのトラッキング制御パラメータを決定する方法は、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置(220、222)を決定し(102)、異なる検出器横列及び検出器チャネルに対応する複数のZ比曲線(230、232、234、236)を算出し(104)、X線ビームの配置を制御するために最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように、検出器A側目標ビーム位置及び検出器B側目標ビーム位置でのZ比曲線を比較する(106)。
【選択図】 図5

Description

本発明は一般的には、計算機式断層写真法(CT)撮像に関し、さらに具体的には、CTのX線ビーム・トラッキングの信頼性の最適化を容易にするように検出器チャネルを選択する方法及び装置に関する。
マルチ・スライスCTシステムでは、異なる応答関数を有する複数の検出器素子にわたるX線ビーム半影の移動が、画像アーティファクトを齎す信号変化を引き起こし得る。検出器素子をX線ビーム本影内に保つためのオープニング・システム・コリメーションは、アーティファクトを防ぐことができるが、患者の被曝線量を増大させる。従って、少なくとも一つの公知のCTシステムは、閉ループz軸トラッキング・システムを用いて検出器アレイに対してX線ビームを配置している。
例えば、少なくとも一つの公知のCTイメージング・システムでは、X線コリメータ・アセンブリは、焦点スポット位置を追跡することによりマルチ・スライス検出器の作動している素子にX線ビームをさらに正確に配置するように構成されている可動式カムを含んでいる。明確に述べると、少なくとも一つの公知のCTシステムは、検出器の一端でX線ビーム・プロファイルを検出し、この情報を利用してカム位置を調節している。これに対して、他の公知のCTシステムは、検出器の両端でX線ビーム・プロファイルを検出し、この情報を利用してカム位置を調節している。
米国特許第6,411,677号
検出器の両端を用いると、ビーム・プロファイルが検出器を厳密に横断して移動しない場合には、X線ビームを配置する能力が高まる。しかしながら、検出器、コリメータ及びX線焦点スポットが正しく位置揃えされていない場合には、両システムとも信頼性が低下する。例えば、X線管が適正に配置されない場合には、X線ビームは検出器の一方の側すなわちA側又はB側のいずれかに向かって一様に変位する。さらに、X線管が適正に位置揃えされても、コリメータ及び検出器の端部が互いに対して捩れているとビーム・プロファイルが歪んで現われる。X線管、コリメータ及び/又は検出器の間の不正位置揃えは、トラッキング制御ループに用いられるZ比であるRの測定に影響し得る。Z比は、本書で用いる場合には、検出器の一端又は両端の一組の検出器素子について、検出器内側横列信号に対する検出器外側横列信号の比であると定義される。Z比は一般的には、検出器外側横列が半影すなわちX線ビームの辺縁部における強度低下をサンプリングするときに有用である。従って、検出器外側横列から受け取った信号がビームの本影すなわち一様強度の領域にある場合にはZ比は一定値に近付き、これらの信号を用いて高い信頼性でビーム位置を決定することはできない。
一観点では、計算機式断層写真法イメージング・システムのX線ビームを配置するためのトラッキング制御パラメータを決定する方法を提供する。イメージング・システムは、階段状に配置可能な可動式コリメータと、検出器A側から検出器B側に延在する横列、及び縦列を成して配列された複数の検出器素子を含む検出器アレイとを備えている。この方法は、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置を決定するステップと、異なる検出器横列及び検出器チャネルに対応する複数のZ比曲線を算出するステップと、X線ビーム配置を制御するために最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置でのZ比曲線を比較するステップとを含んでいる。
もう一つの観点では、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システムを提供する。このCTイメージング・システムは、階段状に配置可能な可動式コリメータと、検出器A側から検出器B側まで延在する横列、及び縦列を成して配列された複数の検出器素子を含む検出器アレイと、コリメータ及び検出器アレイに結合されているコンピュータとを含んでいる。コンピュータは、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置を決定し、異なる検出器横列及び検出器チャネルに対応する複数のZ比曲線を算出し、X線ビーム配置を制御するために最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置でのZ比曲線を比較するように構成されている。
さらにもう一つの観点では、記録された機械読み取り可能な媒体を提供する。機械読み取り可能な媒体は、階段状に配置可能な可動式コリメータと、検出器A側から検出器B側まで延在する横列、及び縦列を成して配列された複数の検出器素子を含む検出器アレイとを含んでいるCTイメージング・システムにインストールされている。機械読み取り可能な媒体は、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置を決定し、異なる検出器横列及び検出器チャネルに対応する複数のZ比曲線を算出し、X線ビーム配置を制御するために最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置でのZ比曲線を比較すべくプロセッサに命令するように構成されている。
幾つかの公知のCTイメージング・システム構成においては、X線源がファン(扇形)形状のビームを投射し、このビームは、デカルト座標系のXY平面であって、一般に「イメージング(撮像)平面」と呼ばれる平面内に位置するようにコリメートされる。X線ビームは、患者のような撮像対象を透過する。ビームは対象によって減弱された後に放射線検出器のアレイに入射する。検出器アレイで受光される減弱した放射線ビームの強度は、対象によるX線ビームの減弱量に依存している。アレイ内の各々の検出器素子が、検出器の位置でのビーム強度の測定値である別個の電気信号を発生する。全ての検出器からの強度測定値を別個に取得して透過プロファイルを生成する。
第三世代CTシステムでは、X線源及び検出器アレイは、X線ビームが撮像対象と交差する角度が定常的に変化するように撮像平面内で撮像対象の周りをガントリと共に回転する。一つのガントリ角度での検出器アレイからの一群のX線減弱測定値すなわち投影データを「ビュー」と呼ぶ。対象の「走査(スキャン)」は、X線源及び検出器が一回転する間に様々なガントリ角度すなわちビュー角度において形成される一組のビューを含んでいる。
アキシャル・スキャン(軸方向走査)では、投影データを処理して、対象を通して得られる二次元スライスに対応する画像を構築する。一組の投影データから画像を再構成する一方法に、当業界でフィルタ補正逆投影法と呼ばれるものがある。この方法は、走査からの減弱測定値を「CT数」又は「ハンスフィールド単位」(HU)と呼ばれる整数へ変換し、これらの整数を用いて表示器上の対応するピクセルの輝度を制御する。
全走査時間を短縮するために、「ヘリカル」・スキャン(螺旋走査)を行なうこともできる。「ヘリカル」・スキャンを行なうためには、患者を移動させながら所定の数のスライスのデータを取得する。かかるシステムは、一回のファン・ビーム・ヘリカル・スキャンから単一の螺旋を生成する。ファン・ビームによって悉く写像された螺旋から投影データが得られ、投影データから各々の所定のスライスにおける画像を再構成することができる。
ヘリカル・スキャンのための再構成アルゴリズムは典型的には、収集したデータにビュー角度及び検出器チャネル番号の関数として加重する螺旋加重アルゴリズムを用いる。明確に述べると、フィルタ補正逆投影法の前に、ガントリ角度及び検出器角度の両方の関数である螺旋加重ファクタに従ってデータに加重する。次いで、加重したデータを処理してCT数を生成すると共に、対象を通して得られる二次元スライスに対応する画像を構築する。
全取得時間をさらに短縮するために、マルチ・スライスCTが導入されている。マルチ・スライスCTでは、あらゆる時間的瞬間に、多数の横列を成す投影データを同時に取得する。ヘリカル・スキャン・モードと併用すると、システムは単一の螺旋分のコーン・ビーム投影データを生成する。シングル・スライス螺旋加重方式の場合と同様に、フィルタ補正逆投影アルゴリズムの前に、投影データに加重を乗算する方法を導き出すことができる。
本書で用いる場合には、単数形で記載されており単数不定冠詞を冠した要素またはステップという用語は、排除を明記していない限りかかる要素又はステップを複数備えることを排除しないものと理解されたい。さらに、本発明の「一実施形態」に対する参照は、所載の特徴を同様に組み入れている追加の実施形態の存在を排除しないものと解釈されたい。
また、本書で用いられる「画像を再構成する」という表現は、画像を表わすデータが生成されるが可視画像は形成されないような本発明の実施形態を排除するものではない。但し、多くの実施形態は少なくとも1枚の可視画像を形成する(か又は形成するように構成されている)。
図1及び図2には、マルチ・スライス走査イメージング・システム、例えば計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム10が、「第三世代」CTイメージング・システムに典型的なガントリ12を含むものとして示されている。ガントリ12はX線管14(本書ではX線源14とも呼ばれる)を有しており、X線管14は、X線ビーム16をガントリ12の反対側に設けられている検出器アレイ18に向かって投射する。検出器アレイ18は、複数の検出器素子20を含む複数の検出器横列(図示されていない)によって形成されており、検出器素子20は一括で、アレイ18と線源14との間の患者22のような対象を透過した投射X線を感知する。各々の検出器素子20は、入射X線ビームの強度を表わし従って対象又は患者22を透過する際のビームの減弱を推定するのに用いることのできる電気信号を発生する。X線投影データを取得するための1回の走査の間に、ガントリ12及びガントリ12に装着されている構成部品は回転中心24の周りを回転する。図2は、検出器素子20の単一の横列(すなわち検出器横列1列)のみを示している。しかしながら、マルチ・スライス検出器アレイ18は、1回の走査中に複数の準並行スライス又は平行スライスに対応する投影データが同時に取得され得るように検出器素子20の複数の平行な検出器横列を含んでいる。
ガントリ12上の構成要素の回転及びX線源14の動作は、CTシステム10の制御機構26によって制御される。制御機構26は、X線制御器28とガントリ・モータ制御器30とを含んでおり、X線制御器28はX線源14に電力信号及びタイミング信号を供給し、ガントリ・モータ制御器30はガントリ12の構成要素の回転速度及び位置を制御する。制御機構26内に設けられているデータ取得システム(DAS)32が検出器素子20からのアナログ・データをサンプリングして、後続の処理のためにこのデータをディジタル信号へ変換する。画像再構成器34が、サンプリングされてディジタル化されたX線データをDAS32から受け取って高速画像再構成を実行する。再構成された画像はコンピュータ36への入力として印加され、コンピュータ36は大容量記憶装置38に画像を記憶させる。画像再構成器34は、特殊化したハードウェアであってもよいし、コンピュータ36で実行されるコンピュータ・プログラムであってもよい。
コンピュータ36はまた、キーボードを有するコンソール40を介して操作者から指令及び走査用パラメータを受け取る。付設されている表示器42例えば陰極線管又は他の適当な表示装置によって、操作者は、再構成された画像及びコンピュータ36からのその他のデータを観測することができる。操作者が供給した指令及びパラメータはコンピュータ36によって用いられて、DAS32、X線制御器28及びガントリ・モータ制御器30に制御信号及び情報を供給する。加えて、コンピュータ36は、モータ式テーブル46を制御するテーブル・モータ制御器44を動作させて、患者22をガントリ12内で配置する。具体的には、テーブル46は患者22の各部分をガントリ開口48を通して移動させる。
一実施形態では、コンピュータ36は、フレキシブル・ディスク、CD−ROM、DVD、又はネットワーク若しくはインターネットのような他のディジタル・ソース等のコンピュータ読み取り可能な媒体52からの命令及び/又はデータを読み取る命令読み取り又は受け取り装置50、例えばフレキシブル・ディスク・ドライブ、CD−ROMドライブ、DVDドライブ、光磁気ディスク(MOD)装置又はイーサネット装置(「イーサネット」は商標)等のネットワーク接続装置を含めたその他任意のディジタル装置、並びに開発途上のディジタル手段を含んでいる。他の実施形態では、コンピュータ36はファームウェア(図示されていない)に記憶されている命令を実行する。コンピュータ36は、本書に記載する作用を実行するようにプログラムされており、本書で用いられるコンピュータという用語は当技術分野でコンピュータと呼ばれている集積回路のみに限らず、コンピュータ、プロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブル論理コントローラ、特定応用向け集積回路、及び他のプログラム可能な回路を広範に指しており、これらの用語は本書では互換的に用いられている。以上に述べた特定の実施形態は第三世代CTシステムを参照しているが、本書に記載する方法は第四世代CTシステム(静止型検出器−回転式X線源)にも第五世代CTシステム(静止型検出器及び静止型X線源)にも同等に適用可能である。加えて、CT以外の撮像モダリティにおいても本発明の利点が得られると想到される。加えて、本書に記載する方法及び装置は医療環境において記載されているが、産業環境又は運輸環境、例えば限定しないが空港若しくは他の運輸拠点での手荷物走査システム等で典型的に用いられるシステム等のような非医用イメージング・システムにおいても本発明の利点が得られると想到される。
一実施形態では、図3に示すように、X線ビーム16はX線源14(図2に示す)の焦点スポット51から発散する。X線ビーム16はコリメータ53によってコリメートされ、コリメートされたビーム16は検出器アレイ18に向かって投影される。検出器アレイ18はマルチ・スライス構成で製造されており、投影データ収集のための検出器素子横列54、56、58及び60を含んでいる。一般に「ファン・ビーム面」と呼ばれる平面86が、焦点スポット51の中心線及びビーム16の中心線を含んでいる。ファン・ビーム面86は、図3では検出器アレイ18の中心線Dと位置揃えされているように示されているが、常にこのように位置揃えされている訳ではない。この実施形態の例では、検出器素子横列62、64、66及び68が、X線ビーム16のz軸位置を決定するz位置検出器の役目を果たす。一実施形態では、検出器横列62、64、66及び68は検出器アレイ18の横列である。外側横列62及び68は、ビーム16の半影70の少なくとも実質的に内部に位置するように選択され、内側横列64及び66は、ビーム16の本影72の少なくとも実質的に内部に位置するように選択される。「少なくとも実質的に内部に」とは、外側横列62及び68の信号強度がX線ビームの位置に依存し、内側横列64及び66の信号強度が外側横列の信号を比較する対象となる参照を提供するように、完全に内部に位置するか又は少なくとも十分に内部に位置することを意味する。一実施形態では、コリメータ53はテーパ付きカム74及び76を含んでいる。(カムが「テーパを有する」と本書に記載される場合には、特に記載のない限りゼロのテーパを有するカムを排除しないものとする。)X線制御器28はカム74及び76の配置を制御する。各々のカム74及び76を独立に配置して検出器アレイ18の辺縁部(図示されていない)に対するX線本影72の位置及び幅を変更することができる。
図4は、患者のような対象22に照射されるX線量を低減することを容易にするイメージング・システム10を較正する方法の一例100を示す流れ図である。この実施形態の例では、方法100は、検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置を決定するステップ102と、異なる検出器縦列又は横列に対応する複数のZ比曲線を算出するステップ104と、最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置でのZ比を比較するステップ106とを含んでいる。
図5は方法100を説明するために用いられる検出器18の一例である。図5に示すように、この実施形態の例では、検出器アレイ18は、m列の横列90及びn列のチャネル92(縦列92とも呼ばれる)を成す検出器素子を含んでおり、m×n個の検出器素子20のマトリクスを有する。この実施形態の例では、m=16及びn=32であり、検出器アレイ18は512個の検出器素子20を含む。検出器アレイ18は、16列(m=16)の横列90及び32列(n=32)のチャネル92を成す検出器素子20を含むように示されているが、検出器アレイ18は、本書に記載する本発明の範囲に影響を及ぼすことなく、任意の量の横列90(≧4)及びチャネル92を含み得ることを理解されたい。検出器アレイ18はまた、全検出器の部分集合であってもよい。例えば、64列の横列及び912列のチャネルを有する検出器について、幾つかのモードでは中央の16列の横列及び912列のチャネルにのみX線を集束させる必要がある場合がある。
この実施形態の例では、前述のように、方法100は、実時間制御ループ較正時に用いられる動作パラメータを生成するためにイメージング・システム10によって用いられるX線ビーム・トラッキング方法に含まれている。従って、方法100は、X線ビーム16の半影70が検出器アレイ18の端部横列219を掃引するように、コリメータ・カム74及び76を漸増式ですなわち階段状に並進させるステップを含んでいる。例えば、図5を再び参照して、並進時に、X線ビーム16は検出器A側210すなわち番号の小さい横列1、2、3等に近似的に隣接して配置される。次いで、X線ビーム16が番号の大きい横列に向かって移動するように、コリメータ・カム74及び76を漸増式で移動させる。さらに明確に述べると、X線ビーム16が検出器B側212すなわち番号の大きい横列m−2、m−1、m等に移動するように、コリメータ・カム74及び76を漸増式で移動させる。本書で用いる場合には、検出器A側210とは、第一横列又は最下横列214から検出器18の近似的に中央に位置する中央横列215まで延在する一定量の検出器横列を指し、検出器B側とは、中央横列215に隣接する横列216から最終横列又は最上横列217まで延在する一定量の検出器横列を指す。例えば、本書に記載する例示的な16列の検出器では、A側210は横列1〜8に延在し、B側212は横列9〜16に延在している。代替的には、32列の検出器では、A側210は横列1〜16に延在し、B側212は横列17〜32に延在している。
方法100はまた、検出器18の検出器A側210の第一の目標X線ビーム半影位置220及び検出器B側212の第二の目標X線ビーム半影位置222を決定するステップ104を含んでいる。さらに明確に述べると、動作時には、一つのカム階段の次の階段に対する比すなわち階段比を、検出器の作動区域の端部横列219すなわち16横列型検出器では横列1及び横列16からのデータを用いて求める。例えば、この実施形態の例では、端部横列219は1列目の検出器横列と最終列の検出器横列すなわち16列検出器の横列1及び横列16を含んでいる。この実施形態の例では、目標ビーム半影位置220及び222は、検出器A側210及び検出器B側212の各々の検出器横列すなわち端部横列219について複数の正規化された比を算出し、経験的に決定された感度関数を超えない正規化された比を有する最小コリメータ・アパーチャを見出すことにより決定される。この実施形態の例では、目標ビーム位置220及び222は、Z比とは独立に生成される。さらに、目標ビーム位置220及び222は、撮像アーティファクトを低減すると同時に患者への投与線量を最小化することを容易にするように選択される。
方法100はまた、複数のZ比曲線をコリメータ・カム位置の関数として算出するステップを含んでおり、これら複数のZ比曲線は、異なる検出器チャネル及び検出器横列に対応している。本書で用いる場合には、Z比は、Zトラッキング・チャネルの内側横列に対するZトラッキング・チャネルの外側横列の比と定義される。例えば、図3に示す外側横列62と内側横列64との比は検出器のA側でのZ比計算に用いられ、外側横列68と内側横列66との比は検出器のB側でのZ比計算に用いられる。第一のZ比曲線にはチャネル1〜12(番号の小さいチャネル)の平均を用いることができる。第二のZ比曲線にはチャネルn−12〜n−1(番号の大きいチャネル)の平均を用いることができる。
次いで、コリメータ掃引走査で与えられる範囲の階段にわたって比を算出することにより、複数のZ比曲線を生成する。例えば、図6及び図7に示すように、検出器A側210について番号の小さいチャネル例えば1〜12を用いて第一のZ比曲線230(Z比−番号小)が生成され、検出器A側210について番号の大きいチャネル例えばn−12〜n−1を用いて第二のZ比曲線232(Z比−番号大)が生成され、検出器B側212について番号の小さいチャネル例えば1〜12を用いて第三のZ比曲線234(Z比−番号小)が生成され、検出器B側について番号の大きいチャネル例えばn−12〜n−1を用いて第四のZ比曲線236(Z比−番号大)が生成される。さらに明確に述べると、図6及び図7に示すように、図5に示す検出器の最下横列(1)及び最上横列(16)に対応する検出器18の両側(A側210及びB側212)についてZ比曲線(230、232、234、236)が算出される。
この実施形態の例では、番号の小さいチャネル及び番号の大きいチャネルを用いて生成されるZ比に同じ検出器横列を選択している。従って、正しく位置揃えされたシステムでは、検出器18の番号の小さいチャネル端又は番号の大きいチャネル端部の両方を用いて形成されるZ比曲線230、232、234、236は重なり合う。
例えば、図6及び図7では、A側210及びB側212の両方についての目標ビーム半影位置220及び222を、方法100で決定された目標ビーム半影位置を示す縦線としてグラフに示している。この実施形態の例では、方法100はまた、第一の動作点250及び第二の動作点252を決定するステップと、次いで、動作点250又は252のいずれかが最大格差を有するZ比曲線を選択するステップとを含んでいる。
例えば、前述のように、Z比は、検出器の一端又は両端に位置する一組の検出器素子についての内側横列信号に対する外側横列検出器信号の比である。この比は、検出器の外側横列がX線ビームの半影(辺縁部での強度低下)をサンプリングするときにのみ有用である。外側横列信号がビームの本影(一様強度の領域)にある場合には、Z比は一定値に近付き(通常は単位量の近く)、この信号を用いて高い信頼性でビームの位置を決定することはできない。
従って、方法100はまた、A側210及びB側212の各々について、最も信頼性の高いZ比曲線を選択するステップを含んでいる。例えば、この実施形態の例では、A側については曲線230又は曲線232のいずれかが選択され、B側については曲線234又は曲線236のいずれかが選択される。最も信頼性の高いZ比曲線すなわち最大格差を有するZ比曲線を選択するステップは、各々のZ比曲線230、232、234及び236についてZ比曲線の最小値(minZratio)を決定するステップと、各々のZ比曲線230、232、234及び236について各々のZ比曲線の最大値(maxZratio)を決定するステップと、動作点での値(opZratio)を決定するステップと、各々のZ比曲線について格差すなわち(opZratio−minZratio)又は(maxZratio−opZratio)の小さい方を決定するステップと、動作点250又は252のいずれかが最大格差を有するようなZ比曲線を選択するステップとを含んでいる。
例えば、図6に示すように、Z比曲線230の最小値(minZratio)は約0.1であり、Z比曲線230の最大値(maxZratio)は約1.0であり、Z比曲線230の動作点250(opZratio)すなわちZ比曲線が目標220と交わる点は約0.7である。Z比曲線230の格差は、(0.7−0.1)又は(1.0−0.7)の小さい方すなわち0.6及び0.3の小さい方である。従って、Z比曲線230の格差は0.3である。
さらに、Z比曲線232の最小値(minZratio)は約0.1であり、Z比曲線232の最大値(maxZratio)は約1.0であり、Z比曲線232の動作点252(opZratio)すなわちZ比曲線が目標220と交わる点は約1.0である。Z比曲線232の格差は、(1.0−0.1)又は(1.0−1.0)の小さい方すなわち0.9と0.0の小さい方である。従って、Z比曲線232の格差は0.0である。
従って、動作点250が最大格差を有しているため、Z比曲線230を用いて通常の患者走査時にX線ビームを配置する。この例は検出器のA側210についてのみ示されているが、最も信頼性の高いZ比曲線を選択するステップは、検出器B側212についても、前述のように動作点254及び256を決定し、該動作点が最大格差を有するZ比すなわち曲線234及び曲線236のいずれかを選択することにより実行されることを理解されたい。従って、この実施形態の例では、X線ビームを検出器上で配置するために、側面(A及びB)の各々について低(番号が小さい)チャネル側又は高(番号が大きい)チャネル側のいずれかが選択される。
本書では、CTイメージング・システムのシステム較正を実行する方法及びシステムが記載されている。さらに明確に述べると、本書に記載しているように、検出器の低チャネル側端部又は高チャネル側端部のいずれかを用いてZ比を算出することができる。さらに、本書に記載する方法を用いて、いずれの検出器横列がZ比に用いられるかを最適化することができる。例えば、例示的なVCT(64スライス)スキャナでは、Z比は、32スライス取得時には横列18A及び横列1A(18A/1A)を用いて算出される。X線管焦点スポットが正しく位置揃えされていないときに目標点でのZ比の値は高チャネルZ比及び低チャネルZ比の両方について限界値に近くなる。従って、本書に記載する方法は、Z比を算出してシステムの信頼性を高めることを容易にし、且つ/又は患者が受けるX線量を低減することを容易にするために、追加横列例えば17A/1Aを用いるという柔軟性を付加している。
幾つかの実施形態では、本書に記載する方法は、コンピュータ36、画像再構成装置34のいずれか又は両方を制御するソフトウェア、ファームウェア又はこれらの組み合わせによって具現化される。また、追加のz検出器横列を設けることもできる。かかる実施形態では、z検出器横列信号の様々な組み合わせを内側横列信号及び外側横列信号として用いることができ、これにより、このようなものとして識別されるようになり、或いは異なる伝達関数及び/又はさらに複雑な伝達関数を用いてビーム位置を決定することができる。
本書ではシステム10は例としてのみ記載されており、本発明は他の形式のイメージング・システムと関連して実施され得ることを理解されたい。さらに、当業者であれば、本書に記載する較正システムが対象の位置決め又は運動の感知等のためにX線ビーム・トラッキング較正を必要とする他応用にも有用であることを理解されよう。
本発明を様々な特定の実施形態について記載したが、当業者であれば、特許請求の範囲の要旨及び範囲内にある改変を施して本発明を実施し得ることを理解されよう。
CTイメージング・システムの見取り図である。 図1に示すシステムのブロック模式図である。 図1に示すCTイメージング・システムの一部の模式図である。 トラッキング・ループ・パラメータを較正する方法の流れ図である。 本発明のz軸配置システムの一実施形態を示す図1に示すCTイメージング・システムの一部の模式図である。 図4に示す方法のグラフ図である。 図4に示す方法のグラフ図である。
符号の説明
10 CTイメージング・システム
12 ガントリ
14 X線管(X線源)
16 X線ビーム
18 検出器アレイ
20 検出器素子
22 患者
24 回転中心
26 制御機構
42 表示器
46 モータ式テーブル
48 ガントリ開口
50 媒体読み取り装置
51 焦点スポット
52 媒体
53 コリメータ
54、56、58、60、62、64、66、68 検出器素子横列
70 半影
72 本影
74、76 カム
86 ファン・ビーム平面
90 横列
92 チャネル
214 最下横列
216 中央横列に隣接する横列
217 最上横列
215 中央横列
219 端部横列
220、222 目標ビーム半影位置
230、232、234、236 Z比曲線
240、242 チャネル
250、252、254、256 動作点

Claims (10)

  1. 階段状に配置可能な可動式コリメータ(53)と、
    検出器A側(210)から検出器B側(212)まで延在する横列(90)、及びチャネル(92)を成して配列された複数の検出器素子(20)を含む検出器アレイ(18)と、
    前記コリメータ及び前記検出器アレイに結合されているコンピュータ(36)と、
    を備えた計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム(10)であって、前記コンピュータは、
    検出器A側目標ビーム位置及び検出器B側目標ビーム位置(220、222)を決定し(102)、
    複数の検出器横列及び検出器チャネルに対応する複数のZ比曲線(230、232、234、236)を算出し(104)、
    X線ビーム配置を制御するために最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように、前記検出器A側目標ビーム半影位置及び検出器B側目標ビーム半影位置での前記Z比曲線を比較する(106)
    ように構成されている、計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム(10)。
  2. 前記コンピュータ(36)はさらに、
    前記検出器A側(210)から前記検出器B側(212)まで延在する複数のコリメータ階段位置での検出器サンプルを取得し、
    少なくとも1列の検出器A側横列(214、215)及び少なくとも1列の検出器B側横列(216、217)から受け取った信号の階段比を決定する
    ように構成されている、請求項1に記載のシステム(10)。
  3. 前記コンピュータ(36)はさらに、
    前記階段比が経験的に決定された感度関数を超えないような最小コリメータ・アパーチャを選択することにより、前記Z比とは独立に前記目標ビーム半影位置(220、222)を生成し、
    各々のZ比曲線(230、232、234、236)上で前記X線ビーム半影位置が前記目標位置にある点を決定する
    ように構成されている、請求項2に記載のシステム(10)。
  4. 前記コンピュータ(36)はさらに、
    検出器A側端部横列(219)及び検出器B側端部横列についての前記階段比を前記感度関数と比較することにより、前記検出器A側(210)及び前記検出器B側(212)での前記目標ビーム半影位置(220、222)を生成する
    ように構成されている、請求項3に記載のシステム(10)。
  5. 前記コンピュータ(36)はさらに、
    複数のチャネル(92)、並びに少なくとも1列の内側横列(64、66)及び少なくとも1列の外側横列(62、68)を利用して、前記検出器A側(210)及び前記検出器B側(212)について複数のZ比曲線(230、232、234、236)を生成し、
    コリメータ・カム(74、76)及び対応するビーム半影(70)が前記検出器(18)を横断して階段状に移動している間に測定される検出器チャネル信号を利用して、複数のZ比曲線を生成し、
    その各々が前記X線ビーム半影位置(220、222)の関数であるような複数のZ比曲線を生成する
    ように構成されている、請求項1に記載のシステム(10)。
  6. 前記コンピュータ(36)はさらに、
    各々の生成されたZ比曲線(230、232、234、236)について最小値を決定し、
    各々の生成されたZ比曲線について最大値を決定し、
    各々のZ比曲線について動作点(254、256)を決定する
    ように構成されている、請求項5に記載のシステム(10)。
  7. 前記コンピュータ(36)はさらに、
    各々のZ比曲線(230、232、234、236)について格差を決定し、
    最大格差を有する検出器A側Z比曲線を選択し、
    最大格差を有する検出器B側Z比曲線を選択し、
    通常の患者(22)走査時に前記コリメータ・カム(74、76)及びX線ビーム(16)を配置するために、前記選択されたZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル(92)及び検出器横列(90)を利用する
    ように構成されている、請求項3に記載のシステム(10)。
  8. 階段状に配置可能な可動式コリメータ(53)と、検出器A側(210)から検出器B側(212)まで延在する横列(90)、及びチャネル(92)を成して配列された複数の検出器素子(20)を含む検出器アレイ(18)とを含んでいる計算機式断層写真法(CT)イメージング・システム(10)にインストールされている記録された機械読み取り可能な媒体(52)であって、
    検出器A側目標ビーム位置及び検出器B側目標ビーム位置(220、222)を決定し、
    複数のZ比(230、232、234、236)を算出し、
    X線ビーム配置を制御するために最適なZ比曲線、並びに対応する検出器チャネル及び検出器横列を決定するように、前記検出器A側目標ビーム位置及び検出器B側目標ビーム位置での前記Z比曲線を比較する
    べくプロセッサに命令するように構成されている機械読み取り可能な媒体(52)。
  9. 前記検出器A側(210)から前記検出器B側(212)まで延在する複数のコリメータ階段位置での検出器サンプルを取得し、
    少なくとも1列の検出器A側横列(214、215)及び少なくとも1列の検出器B側横列(216、217)から受け取った信号のZ比を決定し、
    Batwing関数を利用して前記決定されたZ比を規格化する
    べくプロセッサに命令するようにさらに構成されている請求項8に記載の機械読み取り可能な媒体(52)。
  10. 階段比が所定の感度関数を超えないような最小コリメータ・アパーチャを選択することにより、前記Z比とは独立に前記目標ビーム位置(220、222)を生成し、
    所定の限界値を超えないような規格化された比を有する前記目標ビーム位置を選択する
    べくプロセッサに命令するようにさらに構成されている請求項9に記載の機械読み取り可能な媒体(52)。
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