JP2006311927A - 観覧車 - Google Patents
観覧車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006311927A JP2006311927A JP2005135717A JP2005135717A JP2006311927A JP 2006311927 A JP2006311927 A JP 2006311927A JP 2005135717 A JP2005135717 A JP 2005135717A JP 2005135717 A JP2005135717 A JP 2005135717A JP 2006311927 A JP2006311927 A JP 2006311927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension shaft
- ring
- attached
- rotating ring
- ferris wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims abstract description 10
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 62
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
【解決手段】 回転枠に固着された水平状吊軸1に回転自在に吊持された乗篭を備えた観覧車に於て、乗篭の回転位置を検出する位置検出手段3を備えている。かつ、位置検出手段3は、吊軸1の外周面に固着される被検出体4と、吊軸1に対しローラ6を介して回転自在に取り付けられる回転リング5と、回転リング5に付設される錘部材12と、回転リング5の円周の一部に付設されると共に被検出体4の接近を検出するセンサー7と、回転リング5が吊軸1の軸心方向に移動するのを防止する位置ずれ防止手段17と、を有するものである。
【選択図】 図3
Description
そして、乗篭内で景色の案内放送を行う際は、その景色を眺望するのに適した乗篭の位置(タイミング)で放送を開始するようにし、また、乗篭のドアの開閉状態の確認は、例えば、乗篭がプラットホームを離れる手前の位置でドアの閉状態を確認するなど、乗篭の回転位置(回転角度)に応じて各機能を発揮させることが好ましい。
しかし、従来の観覧車には、乗篭の回転位置(回転角度)を検出することができず、上記のようなサービスを提供することは困難であった。
そこで、本発明は、乗篭の回転位置を検出できる観覧車を提供することを目的とする。
また、上記位置ずれ防止手段は上記吊軸に固着されるガイドリングを備え、上記回転リングに付設された上記ローラが上記ガイドリングの外周面に形成された凹溝内に転動可能に嵌め込まれている。
本発明に係る観覧車によれば、乗篭の回転位置(回転角度)を簡単に検出することができる。
また、回転リングが吊軸の軸心方向に移動することがなく、吊軸に対しスムースにかつ安定して回転できる。このことにより、センサーは位置ずれせずに被検出体と相対的に近接可能となり、乗篭の所定の位置を確実に検出することができる。
図9に示すように、本発明の観覧車は、地上や建物の一部に配設された支脚(支持枠体)18と、その支脚18に回転自在に支持される回転枠10と、回転枠10に連結された複数の乗篭2と、を備えている。また、Pは、乗客が乗篭2に乗り降りするためのプラットホームである。
図1と図2に於て、回転枠10には水平状の吊軸1が固着され、吊軸1には乗篭2がその上部に配設された軸受19を介して回転自在に枢着されている。乗篭2は自由状態で吊軸1に吊持されている。
そして、乗篭2内を貫通する吊軸1には、乗篭2の回転位置を検出する位置検出手段3が設けられている。また、乗篭2内の上部には天井板20で仕切られた収納空間Sを有し、この収納空間S内に、位置検出手段3、軸受19及び乗篭2内の温度を調節するエア・コンディショナー21が配設されている。
被検出体4は、ホースバンド等のバンド部材8にて吊軸1に巻着され、バンド部材8の締付部22で締付固定されている。
位置ずれ防止手段17として、吊軸1に固着されたガイドリング9を具備し、ガイドリング9の外周面には、凹溝11が連続して形成されている。
回転リング5には複数個のローラ6が回転自在に付設されている。この複数個のローラ6はガイドリング9の凹溝11内に転動可能に嵌め込まれ、回転リング5はガイドリング9に対し回転自在に取り付けられている。
また、図6は回転リング5とローラ6とを示す部品図であり、図7はガイドリング9を示す部品図である。
図3に於て、制御部13とセンサー7の下端部とはケーブル14にて電気的に接続されている。さらに、ケーブル14の途中部位は、ケーブル14と制御部13との取付位置Xと吊軸1の軸心Yとを結ぶ仮想線をLとした場合に、吊軸1の軸心方向から見て、この仮想線Lが回転リング5の円周と重なる部位Zに図示省略の取付具にて取り付けられている。さらに、ケーブル14を、回転リング5との取着部Zと制御部13との取付位置Xの間で弛ませて懸架している。
また、乗篭2の底面部にはエア・コンディショナー21のドレン排出用のバルブ34が垂設されている(図1及び図2参照)。
なお、図8に於て、図5と同一の符号は図5と同様の構成であるので説明を省略する。
図9に於て、乗篭2は矢印Mの方向へ回転するように設定されており、A,B,C,Dは、乗篭2の回転位置を示し、位置Aは最下位置にある場合、位置BはプラットホームPから離れる(手前の)位置にある場合、位置Cは最上位置にある場合、位置DはプラットホームPに達した位置にある場合を示す。そして、乗篭2の各位置A〜Dを検出できるように、被検出体4を以下のようにして配置する。なお、最下位置Aを基準として乗篭2が矢印M方向へ回転した角度(回転角度)をθとすると、位置B、位置C、位置Dに於ける回転角度θを、それぞれα、β、γとする。
このようにして、位置A,B,C,Dを検出する被検出体4a,4b,4c,4dが設置される。なお、検出する位置A,B,C,Dに対応する被検出体4は、それぞれ4a,4b,4c,4dとなっている。
図9に於て、乗篭2が最下位置Aに存在することを検知する場合について説明する。
まず、乗篭2が最下位置Aにある状態で、被検出体4は、図3に示すように、吊軸1の外周の最下端に付設されている。乗篭2が(図9に示す矢印Mの方向に)回転すると、乗篭2に対し吊軸1は相対的に回転し、それに伴って被検出体4及びガイドリング9も回転する。この時、回転リング5は、錘部材12とそれに付設されたセンサー7を常に回転リング5の最下端に位置するように保持しながら、ガイドリング9に対して相対的に回転する。そして、乗篭2が一回転して再び最下位置Aまで来ると、被検出体4も一回転して吊軸1の最下端まで来て、センサー7が被検出体4の近接を検知する。この後、乗篭2が続けて回転すると、同様にセンサー7は乗篭2が最下位置Aに到達する度に被検出体4を検知する。
従って、図9に於て、例えば、乗篭2が最上位置Cにある時に眺望できる景色の案内放送を開始するようにでき、最下位置Aにある時に、乗篭2の下方のバルブ34からドレン排出するように設定することが可能となる。さらに、乗篭2がプラットホームPから離れる位置Bでドアの閉状態を確認し、プラットホームPに到達した時にドアロックを解除するように設定することもできる。また、乗篭2が所望の位置に達すると、乗篭2に配設された電飾が点灯・点滅するようにしたり、その電飾の色を変化するようにもできる。
また、回転リング5が吊軸1の軸心方向に移動することがないので、センサー7は位置ずれせずに被検出体4と相対的に近接可能となり、乗篭2の所定の位置を確実に検出することができる。
即ち、乗篭2と共に制御部13が吊軸1を中心に揺動した場合に、取着部Zと取付位置Xとの間の距離の変化を最小限にすることができるので、ケーブル14が回転リング5とセンサー7を引っ張ることがなく、センサー7の位置ずれを防止することができる。
2 乗篭
3 位置検出手段
4 被検出体
5 回転リング
6 ローラ
7 センサー
8 バンド部材
9 ガイドリング
10 回転枠
11 凹溝
12 錘部材
13 制御部
14 ケーブル
15 ハーフリング体
16 割りリング体
17 位置ずれ防止手段
L 仮想線
X 取付位置
Y 軸心
Z 取着部
Claims (5)
- 回転枠(10)に固着された水平状吊軸(1)に回転自在に吊持された乗篭(2)を備えた観覧車に於て、
上記乗篭(2)の回転位置を検出する位置検出手段(3)を備え、該位置検出手段(3)は、上記吊軸(1)の外周面に固着される被検出体(4)と、上記吊軸(1)に対しローラ(6)を介して回転自在に取り付けられる回転リング(5)と、該回転リング(5)に付設される錘部材(12)と、該回転リング(5)の円周の一部に付設されると共に上記被検出体(4)の接近を検出するセンサー(7)と、上記回転リング(5)が上記吊軸(1)の軸心方向に移動するのを防止する位置ずれ防止手段(17)と、を有することを特徴とする観覧車。 - 上記被検出体(4)をバンド部材(8)にて上記吊軸(1)に巻着した請求項1記載の観覧車。
- 上記位置ずれ防止手段(17)は上記吊軸(1)に固着されるガイドリング(9)を備え、上記回転リング(5)に付設された上記ローラ(6)が上記ガイドリング(9)の外周面に形成された凹溝(11)内に転動可能に嵌め込まれている請求項1又は2記載の観覧車。
- 上記乗篭(2)に上記センサー(7)からの信号を受信する制御部(13)を付設し、該制御部(13)と上記センサー(7)とを電気的に接続するケーブル(14)の途中部位を、ケーブル(14)と上記制御部(13)との取付位置(X)と上記吊軸(1)の軸心(Y)とを結ぶ仮想線(L)が上記吊軸(1)の軸心方向から見て上記回転リング(5)の円周と重なる部位(Z)に取着し、さらに、ケーブル(14)が、回転リング(5)との取着部(Z)と上記制御部(13)との取付位置(X)の間で弛んで懸架されている請求項1,2又は3記載の観覧車。
- 上記回転リング(5)は、半円弧状の一対のハーフリング体(15)(15)を有し、かつ、ハーフリング体(15)(15)のそれぞれの両端を連結して形成され、さらに、上記ガイドリング(9)は、半円弧状の一対の割りリング体(16)(16)を有し、かつ、割りリング体(16)(16)のそれぞれの両端を連結して形成されている請求項3記載の観覧車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005135717A JP4256860B2 (ja) | 2005-05-09 | 2005-05-09 | 観覧車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005135717A JP4256860B2 (ja) | 2005-05-09 | 2005-05-09 | 観覧車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006311927A true JP2006311927A (ja) | 2006-11-16 |
JP4256860B2 JP4256860B2 (ja) | 2009-04-22 |
Family
ID=37533676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005135717A Active JP4256860B2 (ja) | 2005-05-09 | 2005-05-09 | 観覧車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4256860B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2506107C1 (ru) * | 2012-08-23 | 2014-02-10 | Андрей Семенович Пушканов | Способ работы аттракциона колесо обозрения и колесо обозрения, реализующее этот способ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105102842A (zh) | 2013-02-26 | 2015-11-25 | 比亚乔公司 | 盘式制动盘和发音轮 |
-
2005
- 2005-05-09 JP JP2005135717A patent/JP4256860B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2506107C1 (ru) * | 2012-08-23 | 2014-02-10 | Андрей Семенович Пушканов | Способ работы аттракциона колесо обозрения и колесо обозрения, реализующее этот способ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4256860B2 (ja) | 2009-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8517847B2 (en) | Omnitable ride system | |
JP4256860B2 (ja) | 観覧車 | |
AU2006242945A1 (en) | Winch | |
CN101287646A (zh) | 稳定装置 | |
JP2011063243A (ja) | 移動体 | |
WO2009120230A1 (en) | Non-rotating bicycle wheel display disk | |
CA2792531A1 (en) | Vehicle equipped with driving motor | |
CN206376659U (zh) | 一种铰链 | |
US20110198792A1 (en) | Turntable | |
JP2706604B2 (ja) | キャリアシステム | |
KR102460228B1 (ko) | 회전 트러스 리깅 장치 및 이를 포함하는 공연 시스템 | |
JP2008126778A (ja) | 単軌条運搬機のエンジン傾斜装置 | |
JP2008156869A (ja) | ゴンドラ振れ止め装置 | |
KR101225995B1 (ko) | 윈도우 커버 개폐장치 | |
JP2003176819A (ja) | センサユニット及びセンサ付転がり軸受装置 | |
JPH11326354A (ja) | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット | |
CN108791610B (zh) | 摇摆机构 | |
JP2006068172A (ja) | 表示装置 | |
JP2009078603A5 (ja) | ||
JP6728018B2 (ja) | 巻上機及び巻上機の据付方法 | |
KR20210049658A (ko) | 에스컬레이터용 과속 및 역주행 방지장치 | |
AU2004201553B2 (en) | Wheel bearing assemblies incorporating sensing arrangements | |
JP2019007283A (ja) | 垂直循環式駐車装置 | |
JP2005140146A (ja) | 駆動輪用ハブユニット | |
KR930006683Y1 (ko) | 싸이렌의 경보음단속발생장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090130 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4256860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |