JP2006311649A - 真空モータ - Google Patents

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Yuichi Ujigawa
友一 宇治川
Haruo Higuchi
治雄 樋口
Satoshi Sekijima
聡 関島
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】 隔壁部材を空隙に介装させる構成をとりながら磁気的動力の伝達効率を悪化させることがない真空モータを実現する。
【解決手段】 空隙を介して対向配置され、対向部分に歯が形成されたステータ及びロータと、
前記空隙に配置され、前記ステータとロータを隔離する隔壁部材と、
前記ステータ又は前記ロータの少なくともいずれかの歯と歯の間に埋め込まれた歯先磁石と、
を有し、前記隔壁部材で隔離されたロータ側が真空雰囲気中に配置されたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空隙を介して対向配置され、対向部分に歯が形成されたステータ及びロータを有し、ロータ側が真空雰囲気中に配置される真空モータに関する。
隔壁部材により、真空雰囲気中に配置されるロータと大気雰囲気中に配置されるステータとを隔離する真空モータに関連する先行技術文献としては、特許文献1がある。
特開2001−112223号公報
図3は特許文献1に記載されている従来の真空モータの構成例を示す断面図である。真空モータ300は、大気雰囲気側に設けられてコイル320a,320bが巻回された2個のステータ330a,330bと、空隙を隔ててこれらステータに対向して真空雰囲気側設けられ、同軸配置された2個のロータ340a,340bを備える。
310は、空隙に配置された隔壁部材を形成する非磁性体のカンシールであり、真空雰囲気と大気雰囲気とを隔離する。大気雰囲気中のステータよりの磁気的動力は、このカンシールを介して真空雰囲気中のロータ340a,340bに伝達され、外側回転軸350及び内側回転軸360を回転駆動する。
従来の真空モータの構成では、次のような問題点がある。
(1)真空モータを実現するためにステータとロータ間の空隙に隔壁部材を設ける構成においては、隔壁部材を介装させるために空隙の距離を通常構造のモータより大きくする必要がある。このため、磁気的動力の伝達効率が悪化し、真空モータとして駆動力低下を招く。
(2)駆動力低下に対処するためにコイルへのドライブ電流を増加させてトルクアップを図る対応では、省電力化の妨げとなり、発熱対策等も必要とされる。
従って本発明が解決しようとする課題は、隔壁部材を空隙に介装させる構成をとりながら磁気的動力の伝達効率を悪化させることがない真空モータを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1) 空隙を介して対向配置され、対向部分に歯が形成されたステータ及びロータと、
前記空隙に配置され、前記ステータとロータを隔離する隔壁部材と、
前記ステータ又は前記ロータの少なくともいずれかの歯と歯の間に埋め込まれた歯先磁石と、
を有し、前記隔壁部材で隔離されたロータ側が真空雰囲気中に配置されたことを特徴とする真空モータ。
(2)前記ロータが前記ステータの外側に配置されていることを特徴とする(1)に記載の真空モータ。
(3)前記ロータが前記ステータの内側に配置されていることを特徴とする(1)に記載の真空モータ。
(4)前記ロータは、前記隔壁部材に固定された真空対応ベアリングに支持されていることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の真空モータ。
(5)前記隔壁部材は、シール部材を介して支持部材に固定配置されていることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の真空パルスモータ。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)歯先磁石を使用することによって、ステータとロータ間の空隙に隔壁部材を設ける構成においても、磁気的動力の伝達効率が維持され、真空モータとして駆動力低下を抑制できる。
(2)駆動力低下に対処するためにコイルへのドライブ電流を増加させる必要がなく、省電力化の妨げとなることは回避され、発熱対策等も不必要となる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用した真空モータの一実施形態の構成を示す断面図である。この実施形態の真空モータは、大気雰囲気に固定配置されたステータの周りを真空雰囲気に配置されたロータが回転する、アウターロータ形のパルスモータである。
図1において、1はステータであり、中心軸Pを有して大気雰囲気に固定配置されている。11及び12は一対のステータコアであり、バイアス磁石13を挟んでステータ1の中心軸Pの周りに複数対が形成され、外周部には複数の歯が形成されている。14はステータコイルであり、一対のステータコア11,12の周りに巻回されている。バイアス磁石13はステータコア11,12の重ね合わせ方向に着磁されている。
2はロータであり、頂部が塞がれ底部が開放された円筒形状をなし、その内壁部にロータコア21が固定配置されている。このロータコア21は、内周部に歯が形成され、ステータコア11及び12の外周部に形成された複数の歯と空隙3を介して対向配置されており、ステータ側から磁気的吸引力を受けて中心軸Pの周りを回転駆動する。
100は隔壁部材であり、本発明の特徴部の第1をなす。この隔壁部材100は、空隙3に介装配置された非磁性体で形成され、ロータ2に近似して頂部が塞がれ底部が開放された略円筒形状をなしている。
隔壁部材100の下端外周部には鍔部101が形成され、その真空雰囲気側の段部102には、真空対応ベアリング4がリング状に固定されており、ロータ2の下端外周部を支持し、ロータ2はこのベアリング4上を回転移動する。
鍔部の底部103と大気雰囲気に配置された支持部材5との間には、Oリング等のシール部材6が介在され、真空雰囲気にあるロータ2が対向配置された隔壁部材100の外周部と、大気雰囲気にあるステータ1が対向配置された隔壁部材100の内周部間の気体の出入りを遮断している。磁気的には、非磁性の隔壁手段100を使用するので遮断されない。
71及び72は、レゾルバのロータコア及びステータコアであり、隔壁手段100を介して対向配置され、ステータ1とロータ2の相対的な移動距離(位置情報)をステータコア72に巻回されたコイルにより磁気的に検出する。
レゾルバから位置情報Diと、入力端子8に上位装置(図示せず)からディジタル値で与えられる位置指令情報Dsとの偏差は、偏差演算手段9で演算処理され、その出力Fを入力するドライバ10よりドライブ電流DRVをステータコイル14に供給し、ロータ2を高精度に回転・位置決め制御する。
200は歯先磁石であり、本発明の特徴部の第2をなす。歯先磁石200は、ステータコア11,12の外周部に形成されている複数の歯と歯の間に埋め込まれている。図2は、複数の歯15の歯と歯の間に埋め込まれた歯先磁石200のイメージを示す斜視図である。
この歯先磁石200は、隔壁部材100を介装配置するために拡大された空隙3に起因して従来構造に比較して低下するトルクを補う機能を備え、従来構造と同じドライブ電流DRVで同等のトルクを得ることが可能となる。従って、隔壁部材を空隙に介装させる構成をとりながら磁気的動力の伝達効率を悪化させることがない真空モータを実現することができる。
図1の実施形態では、ロータ2がステータ1の外側に配置されている構造であるが、この関係を逆にし、図3の従来構造と同様にロータ2がステータ1の内側に配置されている構造にしてもよい。
更に、図1の実施形態では、パルスモータに適用した例を説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、ロータ及びステータに歯が形成されたモータ一般に適応することができる。
更に、図1の実施形態では、歯先磁石200はステータ1側の歯と歯の間に埋め込む構成を例示したが、ロータ2側の歯と歯の間、又は両方の歯と歯の間に埋め込む構成とすることも可能である。
更に、図1の実施形態では、回転モータに適用した例を説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、リニアモータに適用してもよい。
更に、図2の実施形態では、歯先磁石200は歯の高さ方向に着磁されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、歯先磁石200歯の配列方向に着磁されていてもよい。歯先磁石200がモータのトルクを向上させるように着磁されていればよい。
本発明を適用した真空モータの一実施形態の構成を示す断面図である。 歯と歯の間に埋め込まれた歯先磁石のイメージを示す斜視図である。 特許文献1に記載されている従来の真空モータの構成例を示す断面図である。
符号の説明
1 ステータ
11,12 ステータコア
13 バイアス磁石
14 ステータコイル
2 ロータ
21 ロータコア
3 空隙
4 真空対応ベアリング
5 支持部材
6 シール部材
71 レゾルバロータコア
72 レゾルバステータコア
8 入力端子
9 偏差演算手段
10 ドライバ
100 隔壁手段
101 鍔部
102 段部
103 底部
200 歯先磁石

Claims (5)

  1. 空隙を介して対向配置され、対向部分に歯が形成されたステータ及びロータと、
    前記空隙に配置され、前記ステータとロータを隔離する隔壁部材と、
    前記ステータ又は前記ロータの少なくともいずれかの歯と歯の間に埋め込まれた歯先磁石と、
    を有し、前記隔壁部材で隔離されたロータ側が真空雰囲気中に配置されたことを特徴とする真空モータ。
  2. 前記ロータが前記ステータの外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の真空モータ。
  3. 前記ロータが前記ステータの内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の真空モータ。
  4. 前記ロータは、前記隔壁部材に固定された真空対応ベアリングに支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の真空モータ。
  5. 前記隔壁部材は、シール部材を介して支持部材に固定配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の真空パルスモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021153540A1 (ja) 2020-01-27 2021-08-05 日本精工株式会社 モータ

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