JP2006311395A - テレビ受像装置、及びその冷却ファン回転速度調節方法 - Google Patents
テレビ受像装置、及びその冷却ファン回転速度調節方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
テレビ番組には種々のジャンルのものがあるが、同じ音量であっても冷却ファンの騒音が比較的気にならない番組と気になる番組がある。従来は、番組の内容を考慮しておらず冷却ファンの回転速度を十分落とすことができなかった。
【解決手段】
チューナ3、セレクタ4、復調回路5、液晶表示装置7、音声処理回路10、音量制御回路11、スピーカ12、マイコン13、バックライト調節回路14、記憶手段15、温度検出手段16、ユーザ操作信号入力部18、冷却ファン19を備え、アンテナ2が接続されリモコン17により操作されるテレビ受像装置1は、EPGデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して記憶手段15に記憶し、放送番組のジャンルが記憶された複数のコンテンツのいずれに属するかを判断し、放送番組の属するコンテンツに応じて冷却ファン19の回転速度を調節し、冷却ファンの騒音が気にならないようにする。
【選択図】図1
テレビ番組には種々のジャンルのものがあるが、同じ音量であっても冷却ファンの騒音が比較的気にならない番組と気になる番組がある。従来は、番組の内容を考慮しておらず冷却ファンの回転速度を十分落とすことができなかった。
【解決手段】
チューナ3、セレクタ4、復調回路5、液晶表示装置7、音声処理回路10、音量制御回路11、スピーカ12、マイコン13、バックライト調節回路14、記憶手段15、温度検出手段16、ユーザ操作信号入力部18、冷却ファン19を備え、アンテナ2が接続されリモコン17により操作されるテレビ受像装置1は、EPGデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して記憶手段15に記憶し、放送番組のジャンルが記憶された複数のコンテンツのいずれに属するかを判断し、放送番組の属するコンテンツに応じて冷却ファン19の回転速度を調節し、冷却ファンの騒音が気にならないようにする。
【選択図】図1
Description
本発明はテレビ受像装置に係り、特にテレビ受像装置の冷却ファンの騒音を番組内容に合わせて低減し、騒音低減と冷却を効果的に行うことのできるテレビ受像装置に関する。
従来のテレビ受像装置は、装置内部に冷却ファンを備え、この冷却ファンにより装置内部で発生した熱を外部に放出して過熱を防ぎ、装置内部の素子を保護するようになっている。しかし、冷却ファンはテレビ受像装置を冷却するのに必要ではあるが、同時に騒音も発生する。
一般にファンモータは一定の回転速度で駆動されるものが多いが、冷却ファンは回転が低速になると低騒音になる性質がある。したがって、騒音を低減するため、音量に合わせてファンモータの回転速度を制御するものも提案されている。例えば特開2003−33078号公報(特許文献1)、特開2004−233463号公報(特許文献2)には音声出力に比例してファンモータの回転速度を制御するものが提案されている。また、特開2003−224990号公報(特許文献3)、特開2004−120268号公報(特許文献4)では音量調節手段の設定量に応じてファンモータの回転速度を制御するものが提案されている。
上記従来技術によれば、音声が大きいときは冷却ファンの騒音が気にならないことが多いので冷却ファンを通常の回転速度とし、音声が小さいときは冷却ファンの騒音が気になることが多いので低速して低騒音化を図ることができる。
特開2003−33078号公報
特開2004−233463号公報
特開2003−224990号公報
特開2004−120268号公報
ところで、テレビ受像装置で受信される番組には、ニュース、スポーツ、音楽、映画、バラエティ、ワイドショー、ドラマ、教育番組、福祉番組など種々にわたるジャンルのものがある。このような種々のジャンルの番組には同じ音量であっても比較的騒音が気にならない番組や比較的騒音が気になる番組がある。すなわち音量が小さいとき騒音が気になるとは限らないし、音量が大きいとき騒音が気にならないとは限らない。
騒音の気になる程度でジャンルを分類した一例を示すと、下記(1)(2)(3)のようになる。
(1)比較的騒音が気になる番組;クラシック音楽、映画、ドラマ
(2)比較的騒音が気にならない番組;スポーツ、音楽、映画、バラエティ、ワイドショー
(3)上記(1)(2)の中間の番組;ニュース、教育番組、福祉番組
(1)比較的騒音が気になる番組;クラシック音楽、映画、ドラマ
(2)比較的騒音が気にならない番組;スポーツ、音楽、映画、バラエティ、ワイドショー
(3)上記(1)(2)の中間の番組;ニュース、教育番組、福祉番組
上記従来技術では、音量によって冷却ファンの騒音を低減するようにはなっているが、番組の内容によって騒音が気になる程度が異なることを考慮していないので、比較的騒音が気にならない番組でも必要以上に冷却ファンの回転速度を低下させて冷却能力を落としているという問題がある。また、テレビ受像装置内部の温度上昇は、必ずしも音声出力と比例するものではないため、冷却ファンの回転を十分に下げることができず、騒音を抑えられない場合があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題に鑑み、番組の騒音が気になる程度によって冷却ファンの回転速度を制御し、冷却ファンの騒音が気にならないようしたテレビ受像装置を提供することにある。また、本発明の他の目的は、テレビ受像装置を効果的に冷却するとともに省電力化を図ることにある。
本発明の請求項1に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、前記テレビ受像装置の温度を検出する温度検出手段と、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段で検出された温度検出データと前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、前記音声の音量を検出する音量検出手段と、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、前記音量検出手段で検出された音量データと前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記放送番組のジャンルを特定するデータはEPGデータであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、前記調節手段は、前記コンテンツは静粛、通常、賑やかの3種に分類され、前記受信された放送番組が静粛のコンテンツに属するとき前記冷却ファンの回転速度を低下させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、バックライトを有する液晶表示装置と、前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき、前記冷却ファンの回転速度を低下し、かつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項7に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、前記音声の音量大小を検出する音量検出手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度高域を検出し、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し、前記音量検出手段が音量大を検出したとき、前記冷却ファンの回転速度を増加ように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項8に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、バックライトを有する液晶表示装置と、前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、前記音声の音量大小を検出する音量検出手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき、前記冷却ファンの回転速度を低下し、かつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節し、かつ前記温度検出手段が温度高域を検出し、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し、前記音量検出手段が音量大を検出したとき、前記冷却ファンの回転速度を増加する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項9に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、バックライトを有する液晶表示装置と、前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、前記音声の音量を検出する音量検出手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度低域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転を停止するように調節し、前記温度検出手段が温度中域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転を通常回転速度より低下するように調節し、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転速度を低下しかつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節し、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し前記音量検出手段が音量大を検出したとき前記冷却ファンの回転速度を増加するように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、冷却ファンを備え、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法において、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶し、受信された放送番組のジャンルが前記記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断し、放送番組の属する前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節することを特徴とするテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法に存する。
また、本発明の請求項11に係る発明の要旨は、前記放送番組のジャンルを特定するデータはEPGデータであることを特徴とする請求項10に記載のテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法に存する。
また、本発明の請求項2に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、前記テレビ受像装置の温度を検出する温度検出手段と、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段で検出された温度検出データと前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項3に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、前記音声の音量を検出する音量検出手段と、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、前記音量検出手段で検出された音量データと前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項4に係る発明の要旨は、前記放送番組のジャンルを特定するデータはEPGデータであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項5に係る発明の要旨は、前記調節手段は、前記コンテンツは静粛、通常、賑やかの3種に分類され、前記受信された放送番組が静粛のコンテンツに属するとき前記冷却ファンの回転速度を低下させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項6に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、バックライトを有する液晶表示装置と、前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき、前記冷却ファンの回転速度を低下し、かつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項7に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、前記音声の音量大小を検出する音量検出手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度高域を検出し、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し、前記音量検出手段が音量大を検出したとき、前記冷却ファンの回転速度を増加ように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項8に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、バックライトを有する液晶表示装置と、前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、前記音声の音量大小を検出する音量検出手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき、前記冷却ファンの回転速度を低下し、かつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節し、かつ前記温度検出手段が温度高域を検出し、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し、前記音量検出手段が音量大を検出したとき、前記冷却ファンの回転速度を増加する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項9に係る発明の要旨は、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、バックライトを有する液晶表示装置と、前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、前記音声の音量を検出する音量検出手段と、前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、前記温度検出手段が温度低域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転を停止するように調節し、前記温度検出手段が温度中域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転を通常回転速度より低下するように調節し、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転速度を低下しかつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節し、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し前記音量検出手段が音量大を検出したとき前記冷却ファンの回転速度を増加するように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置に存する。
また、本発明の請求項10に係る発明の要旨は、冷却ファンを備え、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法において、放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶し、受信された放送番組のジャンルが前記記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断し、放送番組の属する前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節することを特徴とするテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法に存する。
また、本発明の請求項11に係る発明の要旨は、前記放送番組のジャンルを特定するデータはEPGデータであることを特徴とする請求項10に記載のテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法に存する。
本発明によれば、番組の騒音が気になる程度によって冷却ファンの回転速度を制御するようにしたので、冷却ファンの騒音が気にならないテレビ受像装置を提供できる効果がある。
また、本発明によれば、視聴状態及び温度状態に応じて、冷却ファンの回転速度と液晶表示装置のバックライトの明るさが最適に調節されるので、冷却ファンの回転速度を下げてもテレビ受像装置の過熱を防止することができる。
また、本発明によれば、冷却ファンの回転速度と液晶表示装置のバックライトの明るさが視聴状態及び温度状態に応じて最適に調節されるので、消費電力が下がり省電力を実現できる効果がある。
また、本発明によれば、視聴状態及び温度状態に応じて、冷却ファンの回転速度と液晶表示装置のバックライトの明るさが最適に調節されるので、冷却ファンの回転速度を下げてもテレビ受像装置の過熱を防止することができる。
また、本発明によれば、冷却ファンの回転速度と液晶表示装置のバックライトの明るさが視聴状態及び温度状態に応じて最適に調節されるので、消費電力が下がり省電力を実現できる効果がある。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態における具体的なテレビ受像装置の構成図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における具体的なテレビ受像装置の構成図である。
図1において、1は放送番組を受信して再生するテレビ受像装置であり、このテレビ受像装置1全体がマイクロコントローラ(以下マイコンという)13により制御されている。
2は放送電波を受信するアンテナ、3はチューナであり所望のチャンネルを選局してその信号を出力する。チューナ3には地上波デジタル放送用チューナ、BSデジタル放送用チューナ、CSデジタル放送用チューナなどが備わっている。チューナ3はマイコン13の指令によりユーザの所望する番組を選局して受信する。
また、4はセレクタであり、地上波デジタル放送用チューナ、BSデジタル放送用チューナ、CSデジタル放送用チューナなどから出力された信号を切り替えて出力する。セレクタ4はマイコン13の切り替え指令により地上波デジタル放送用チューナの出力信号、BSデジタル放送用チューナの出力信号、CSデジタル放送用チューナの出力信号のいずれかを選択するようになっている。また、セレクタ4にはDVDやビデオ装置などの外部機器を接続してこれらの信号をセレクトできるようにしても良い。
18はユーザ操作信号入力部であり、テレビ受像装置1を遠隔操作するリモートコントローラ(以下リモコンという)17からの赤外線による信号を受信するリモコン受信部などからなる。テレビ受像装置1はユーザ操作信号入力部18から入力したリモコン17の操作信号をテレビ受像装置1全体を制御するマイコン13に送り、この信号を受け取ったマイコン13は、チャンネル切り替えや、番組予約など各種メニュー操作を実行する。
なお、アンテナ2、チューナ3は、地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送で異なるものを複数必要とする場合も、アンテナ2、チューナ3として簡易に図示してある。
セレクタ4から出力されたデジタル映像信号は、復調回路5に入力され、受信信号はここで復調される。また、復調回路5にはEPGデコーダも含まれており、放送電波から受信されたEPG(電子番組ガイド)情報は、このEPGデコーダでEPGデータにデコードされ、マイコン13を介して記憶手段15に記憶される。このEPGデータには放送番組開始時間、放送番組終了時間、番組のジャンル、番組のサブジャンル、視聴者年齢制限情報、検索キーワード情報、番組登場人物の名前などのデータが含まれている。
また、記憶手段15には、EPGデータの他、本実施の形態の動作プログラムや、番組の内容によって区分されたジャンル(サブジャンルを含む)のデータ、番組の内容(コンテンツ、音量など)によって区分された調節すべき冷却ファン19の回転速度の設定用データ、番組の内容によって区分された調節すべきバックライト(B/L)の明るさの設定用データが記憶されている。記憶手段15はRAM、ROM,書き換え可能ROMなどからなる。
復調回路5から出力されたデジタル映像信号は、映像処理回路6に入力される。映像処理回路6はインターレスとプログレッシブの変換やR(赤)、G(緑)、B(青)信号を生成するプロセッサを有している。映像処理回路6から出力されたデジタル映像信号は、液晶表示装置7に入力され、選局された放送番組などが画面に表示される。液晶表示装置7には液晶部(LCD)8と明るさが調整できるバックライト(B/L)9が備わっている。
また、復調回路5から出力された音声信号は、音声処理回路10に入力され、その出力側に設けられた音量制御回路11により音声信号の大きさが調整される。音量制御回路11の出力はスピーカ12に入力され音声や音響として出力される。また、音量制御回路11に備わる音量検出手段から音量に応じた検出信号がマイコン13に出力されている。この音量検出手段による音量検出は、音声信号レベルを検出するようにしてもよく、あるいは音量ボリュームの回転位置を検出してもよく、あるいは音量選択ボタンの押下状態を検出してもよい。
また、本実施の形態のテレビ受像装置1は、テレビ受像装置1内部の温度を検出する温度検出手段16、テレビ受像装置1を冷却する冷却ファン19、液晶表示装置7のバックライト(B/L)9の明るさを調節するバックライト調節回路14がマイコン13に接続されている。バックライト調節回路14はインバータなどで構成されており、マイコン13の指令によりバックライト(B/L)9の明るさを調整する。
図2は番組のジャンルを「静粛」、「通常」、「賑やか」の3つのコンテンツで分類したルックアップテーブルLUT1である。コンテンツ「静粛」には、映画、ドラマ、クラシック音楽が分類され、コンテンツ「通常」には、ニュース、趣味、教育、福祉が分類され、コンテンツ「賑やか」には、バラエティ、スポーツ、ワイドショーが分類されている。この分類はEPGによる番組のジャンルデータやサブジャンルデータに基づき分類することができる。なお、図2に示したルックアップテーブルLUT1の分類は、一例であり、これに限ることはない。そして、本実施の形態では図2に示したような分類をルックアップテーブルとして予め記憶手段15に記憶してある。
図3乃至図5は本実施の形態による冷却ファン19の回転速度とバックライト(B/L)9の明るさを、温度、コンテンツ、及び音量によってどのように制御するかを示したルックアップテーブルである。なお、温度の低域、中域、高域の区分はテレビ受像装置1の使用温度範囲で任意に区分して設定する。例えば使用温度範囲を3等分すればよい。音量の大小も任意の基準値に対し区分けすればよい。
図3のルックアップテーブルLUT2を参照すると、ルックアップテーブルLUT2は温度が低域の場合を示しており、冷却ファン19の回転速度はコンテンツ、音量に拘わらず停止するように制御される。また、バックライト(B/L)9の明るさはコンテンツ、音量に拘わらず通常の明るさとなるように制御される。
図4のルックアップテーブルLUT3を参照すると、ルックアップテーブルLUT3は温度が中域の場合を示しており、冷却ファン19の回転速度はコンテンツが「静粛」、音量が「小」のとき通常より低速になるように制御される(下向きの矢印は、通常より回転速度を下げることを意味している)。その他は通常の回転速度となるように制御される。また、バックライト(B/L)9の明るさはコンテンツ、音量に拘わらず通常の明るさとなるように制御される。
図5のルックアップテーブルLUT4を参照すると、ルックアップテーブルLUT4は温度が高域の場合を示しており、冷却ファン19の回転速度はコンテンツが「静粛」、音量が「小」のとき通常より低速になるように制御され、コンテンツが「賑やか」、音量が「大」のとき通常より高速になるように制御される(上向きの矢印は、通常より回転速度を上げることを意味している)。その他は通常の回転速度に制御される。また、バックライト(B/L)9の明るさはコンテンツが「静粛」、音量が「小」のとき通常より暗くなるように制御される(下向きの矢印は、通常より暗くすることを意味している)。その他は通常の明るさとなるように制御される。
図3乃至図5に示した本実施の形態の制御によれば、検出温度が低域のとき冷却ファン19の回転を停止し、検出温度が中、高域の場合で、コンテンツが「静粛」、音量が「小」のとき、冷却ファン19の回転速度を下げるように制御するので、番組の内容に応じて低騒音化が実現できると同時に、消費電力が下がり省電力を実現できる。
また、検出温度が高域の場合でコンテンツが「静粛」、音量が「小」のときは冷却ファン19の回転速度を下げると共にバックライト(B/L)9の明るさを暗くし、消費電力を下げるように制御される。したがって、冷却ファン19の冷却能力が低下してもバックライト(B/L)9からの発熱が少なくなり、装置内温度が高域であっても、温度上昇による装置の過熱を防ぐことができる。これにより冷却ファン19の回転を十分に下げることができ、冷却ファン19の低騒音化を実現できる。また、この場合、テレビ受像装置1の過熱を防止することができる効果があると同時に、バックライト(B/L)9の消費電力を小さくでき、更なる省電力の効果がある。
また、検出温度が高域の場合で、コンテンツが「賑やか」、音量が「大」のとき、冷却ファン19の回転速度を上げるように制御するので、騒音が気にならない範囲で冷却ファン19の冷却能力を向上でき、テレビ受像装置1の温度上昇を防止することができる効果がある。
因みに、本発明との比較を示すために従来の制御方法の例を示すと、図7、図8のようになる。図7のように、検出温度が低域の場合、従来技術と本実施の形態は同様の制御となる。しかし従来技術が図7、図8に示すように番組の内容に応じて制御が行われておらず、図8に示した検出温度が中、高域の場合、本実施の形態と大きく異なっている。すなわち従来技術は番組の内容に応じて制御が行われておらず、騒音が気にならない番組でも音量が小のとき冷却ファン19の回転速度を下げるようにしているので、必要以上に冷却ファン19の冷却能力を低下させてしまっている。したがってテレビ受像装置の温度が高くなり易いという問題がある。また、冷却ファン19の回転速度が低下して冷却能力が低下したときバックライト(B/L)9の明るさ制御をしていないので、本実施の形態に比べると更に温度が高くなる問題がある。
これに対し、本実施の形態によれば、番組の騒音が気になる程度によって冷却ファン19の回転速度を制御するようにしたので、冷却ファン19の騒音が気にならない。また、視聴状態及び温度状態に応じて、冷却ファン19の回転速度と液晶表示装置7のバックライトの明るさが最適に調節されるので、冷却ファン19の回転速度を下げてもテレビ受像装置1の過熱を防止することができる。また冷却ファン19の回転速度と液晶表示装置7のバックライト(B/L)9の明るさが視聴状態及び温度状態に応じて最適に調節されるので、消費電力が下がり省電力を実現できる。
次に図6を参照して本実施の形態の動作フローを説明する。
まず、ステップS1において番組が選局されたか否かがチェックされる。
ステップS1において番組が選局されると(YESのとき)、ステップS2に進み、記憶手段15に記憶された当該番組のEPGデータから、図2に示した「静粛」「通常」「賑やか」などのコンテンツ情報を取得する。
まず、ステップS1において番組が選局されたか否かがチェックされる。
ステップS1において番組が選局されると(YESのとき)、ステップS2に進み、記憶手段15に記憶された当該番組のEPGデータから、図2に示した「静粛」「通常」「賑やか」などのコンテンツ情報を取得する。
次に、ステップS3に進み、音量制御回路11に備わる音量検出手段からの出力をマイコン13が読み取り、音量情報を取得する。
次に、ステップS4に進み、テレビ受像装置1内部の温度を検出する温度検出手段16からの出力をマイコン13が読み取り、温度情報を取得する。
次に、ステップS5に進み、記憶手段15に記憶された図2のルックアップテーブルLUT1を参照して、当該番組のEPGデータによるジャンルコードが、どのコンテンツ(静粛、通常、賑やか)に該当するかが調べられ、分類される。
更に、上記分類されたコンテンツ(静粛、通常、賑やか)情報と、音量制御回路11からの音量に応じた信号と、温度検出手段16からの検出温度情報をもとに、図3乃至図5に示したルックアップテーブル2〜LUT4を参照する。
次に、ステップS6に進み、ルックアップテーブルLUT2〜LUT4を参照した結果により、記憶手段15に記憶された対応する冷却ファン回転速度とバックライト明るさの設定用データを選択決定する。
次に、ステップS7に進み、上記選択決定された冷却ファン回転速度の設定用データとバックライト明るさの設定用データが、マイコン13により、冷却ファン19の回転数設定用レジスタ、バックライト調節回路14のバックライト明るさ設定用レジスタにそれぞれ設定され、冷却ファン19の回転速度、バックライト(B/L)9の明るさが制御される。
以上、本実施の形態によれば、番組の騒音が気になる程度によって冷却ファンの回転速度を制御するようにしたので、冷却ファンの騒音が気にならないようにできる。
また、番組内容、冷却ファンの回転速度、及び検出温度に応じて液晶表示装置のバックライトを調節するようにしたので、テレビ受像装置の温度上昇を抑えて効果的に冷却することができると同時に、消費電力が下がり省電力を実現できる。
また、番組内容、冷却ファンの回転速度、及び検出温度に応じて液晶表示装置のバックライトを調節するようにしたので、テレビ受像装置の温度上昇を抑えて効果的に冷却することができると同時に、消費電力が下がり省電力を実現できる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明を具体的な実施の形態によって説明したが、本発明は、番組の内容によって冷却ファンの回転速度を調整することを大きな特徴とするので、次のような実施の形態も考えられる。
以上、本発明を具体的な実施の形態によって説明したが、本発明は、番組の内容によって冷却ファンの回転速度を調整することを大きな特徴とするので、次のような実施の形態も考えられる。
(1) 番組の内容によってバックライト9の明るさを調節しないで冷却ファン19の回転速度のみ調整するようにすることができる。このときの図6の動作フローは、ステップS5〜S7は冷却ファン19のみの制御となる。この場合、本発明は、テレビ受像装置1の映像表示部は液晶表示装置7に限らずCRTやプラズマディスプレイなどを使用したものにも適用できる。
(2) また、音量制御回路11からの音量データに依存しないで、番組内容のみに関係して冷却ファン19の回転速度、あるいは冷却ファン19の回転速度とバックライト9の明るさの両方を調整することもできる。この場合図6の動作フローにおけるステップS3は省略され、ステップS5で参照するルックアップテーブルは、LUT2〜LUT4に代えて、冷却ファン19の回転速度、あるいは冷却ファン19の回転速度とバックライト9の明るさの両方をコンテンツのみで区分けしたルックアップテーブルを使用すればよい。
(3) また、温度に依存しないで、番組の内容によって冷却ファン19の回転速度、あるいは冷却ファン19の回転速度とバックライト9の明るさの両方を調整することもできる。この場合図6の動作フローにおけるステップS4は省略され、ステップS5で参照されるルックアップテーブルは、温度に関して1種類、例えば図5に示したルックアップテーブルLUT4を使用すればよい。
以上の実施の形態で挙げたルックアップテーブルは一例であって、適宜変更したものを使用することができることは言うまでもない。
また、上記コンテンツを静粛、通常、賑やかの3種に区分けしたが、これに限定されることはない。
また、上記EPGデータに代えて、放送番組の内容を特定できるEPGデータ以外のデータを使用して同様に実施することも可能である。例えば、放送中の番組のデータに番組のジャンルに対応するコードなどのデータを載せて送信すれば、EPGデータの代わりに使用することができる。この場合には番組のジャンルに対応するコードが直接放送電波で番組と同時に送られるので、番組放送時間が変更になった場合でも番組と該コードがマッチングする効果がある。この場合も上記実施の形態同様予め番組のジャンルに対応するコードを複数のコンテンツに区分して記憶手段15に記憶しておくものである。
また、上記実施の形態では音量検出を音量制御回路11の音量検出手段で音量信号レベルを検出することにより行っているが、これに代えて、スピーカから出力される音量をマイクで検出する方法でも実施することができる。
また、上記実施の形態では温度、音量を幾つかの領域に区分けしたが、連続的検出して連続的に制御することもできる。
また、上記実施の形態に限らず、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更して実施できることは言うまでもない。
また、上記コンテンツを静粛、通常、賑やかの3種に区分けしたが、これに限定されることはない。
また、上記EPGデータに代えて、放送番組の内容を特定できるEPGデータ以外のデータを使用して同様に実施することも可能である。例えば、放送中の番組のデータに番組のジャンルに対応するコードなどのデータを載せて送信すれば、EPGデータの代わりに使用することができる。この場合には番組のジャンルに対応するコードが直接放送電波で番組と同時に送られるので、番組放送時間が変更になった場合でも番組と該コードがマッチングする効果がある。この場合も上記実施の形態同様予め番組のジャンルに対応するコードを複数のコンテンツに区分して記憶手段15に記憶しておくものである。
また、上記実施の形態では音量検出を音量制御回路11の音量検出手段で音量信号レベルを検出することにより行っているが、これに代えて、スピーカから出力される音量をマイクで検出する方法でも実施することができる。
また、上記実施の形態では温度、音量を幾つかの領域に区分けしたが、連続的検出して連続的に制御することもできる。
また、上記実施の形態に限らず、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更して実施できることは言うまでもない。
本発明は、EPGデータなどの番組を特定できるデータを参照して放送番組のコンテンツを特定できる受信装置の静音化に広く利用できる。
1・・・テレビ受像装置
2・・・アンテナ
3・・・チューナ
4・・・セレクタ
5・・・復調回路
6・・・映像処理回路
7・・・液晶表示装置
8・・・液晶部(LCD)
9・・・バックライト(B/L)
10・・・音声処理回路
11・・・音量制御回路
12・・・スピーカ
13・・・マイコン(マイクロコントローラ)
14・・・バックライト調節回路
15・・・記憶手段
16・・・温度検出手段
17・・・リモコン(リモートコントローラ)
18・・・ユーザ操作信号入力部
19・・・冷却ファン
2・・・アンテナ
3・・・チューナ
4・・・セレクタ
5・・・復調回路
6・・・映像処理回路
7・・・液晶表示装置
8・・・液晶部(LCD)
9・・・バックライト(B/L)
10・・・音声処理回路
11・・・音量制御回路
12・・・スピーカ
13・・・マイコン(マイクロコントローラ)
14・・・バックライト調節回路
15・・・記憶手段
16・・・温度検出手段
17・・・リモコン(リモートコントローラ)
18・・・ユーザ操作信号入力部
19・・・冷却ファン
Claims (11)
- 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、
前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
前記テレビ受像装置の温度を検出する温度検出手段と、
放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、
前記温度検出手段で検出された温度検出データと前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
前記音声の音量を検出する音量検出手段と、
放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断する判断手段と、
前記音量検出手段で検出された音量データと前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 前記放送番組のジャンルを特定するデータはEPGデータであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のテレビ受像装置。
- 前記調節手段は、前記コンテンツは静粛、通常、賑やかの3種に分類され、前記受信された放送番組が静粛のコンテンツに属するとき前記冷却ファンの回転速度を低下させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のテレビ受像装置。
- 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
バックライトを有する液晶表示装置と、
前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、
前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、
EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、
前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき、前記冷却ファンの回転速度を低下し、かつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
前記音声の音量大小を検出する音量検出手段と、
前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、
EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、
前記温度検出手段が温度高域を検出し、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し、前記音量検出手段が音量大を検出したとき、前記冷却ファンの回転速度を増加ように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
バックライトを有する液晶表示装置と、
前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、
前記音声の音量大小を検出する音量検出手段と、
前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、
EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、
前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき、前記冷却ファンの回転速度を低下し、かつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節し、かつ前記温度検出手段が温度高域を検出し、前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し、前記音量検出手段が音量大を検出したとき、前記冷却ファンの回転速度を増加する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置において、
前記テレビ受像装置を冷却する冷却ファンと、
バックライトを有する液晶表示装置と、
前記バックライトの明るさを調節するバックライト調節手段と、
前記音声の音量を検出する音量検出手段と、
前記テレビ受像装置の温度を低域、中域、高域に分けて検出する温度検出手段と、
EPGデータに基づく放送番組のジャンルを静粛、通常、賑やかの3種のコンテンツに分類して予め記憶する記憶手段と、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶手段に記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記EPGデータに基づき判断する判断手段と、
前記温度検出手段が温度低域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転を停止するように調節し、前記温度検出手段が温度中域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転を通常回転速度より低下するように調節し、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが静粛に属するとき前記冷却ファンの回転速度を低下しかつ前記バックライトの明るさを暗くするように調節し、前記温度検出手段が温度高域を検出し前記判断手段により判断された前記受信された放送番組の前記コンテンツが賑やかに属し前記音量検出手段が音量大を検出したとき前記冷却ファンの回転速度を増加するように調節する調節手段を備えたことを特徴とするテレビ受像装置。 - 冷却ファンを備え、放送電波を受信し放送番組の映像と音声を再生するテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法において、
放送番組のジャンルを特定するデータに基づき放送番組のジャンルを複数のコンテンツに分類して予め記憶し、
受信された放送番組のジャンルが前記記憶された複数の前記コンテンツのいずれに属するかを前記放送番組のジャンルを特定するデータに基づき判断し、
放送番組の属する前記コンテンツに応じて前記冷却ファンの回転速度を調節することを特徴とするテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法。 - 前記放送番組のジャンルを特定するデータはEPGデータであることを特徴とする請求項10に記載のテレビ受像装置の冷却ファン回転速度調節方法。
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JP2005133642A JP2006311395A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | テレビ受像装置、及びその冷却ファン回転速度調節方法 |
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