JP2006309386A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Masafumi Shimotashiro
雅文 下田代
Kentaro Tanigawa
賢太郎 谷川
Masakazu Nakamura
雅一 中村
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Abstract

【課題】メニューを利用する際の操作性を向上させることを課題とする。
【解決手段】メニュー情報格納部11から第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得部12と、この取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力部13と、出力している第一のメニューのうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付部14と、選択されたメニュー項目以外のメニュー項目を第一のメニューから消去するメニュー項目消去部15と、選択されたメニュー項目に対応する第二段メニュー情報をメニュー情報格納部11から取得する第二メニュー情報取得部16と、第二メニュー情報取得部16が取得した第二段メニュー情報に基づいて、選択されたメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力部17を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、階層化されたメニューを出力する情報処理装置等に関する。
複数のメニュー項目を出力する情報処理装置として、階層化されたメニューを表示するものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−116857号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、上記のような情報処理装置においては、階層化されたメニュー項目を選択して、順次、下位の階層のメニューを表示させていくと、上位の階層のメニューが表示されたままとなる。このため、画面の多くの部分がメニューで覆われてしまい、メニューの背景に表示されている情報等が見えなくなってしまう。特にテレビなどのAV機器においては、映像等を視聴しながらメニューを操作することが多いため、このように画面がメニューで覆われてしまうと、現在表示されている映像等が見られなくなってしまう。
また、上位の階層のメニューが全て表示されたままとなるため、どのような上位の階層のメニューを選択してきたかがわかりにくい。
このように、従来の情報処理装置においては、メニューを利用する際の操作性が悪いという課題があった。
本発明に係る情報処理装置は、2以上のメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、前記2以上のメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報を格納しているメニュー情報格納部と、前記メニュー情報格納部から第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得部と、前記メニュー情報取得部が取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力部と、前記第一メニュー出力部が出力している第一のメニューが有する2以上のメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付部と、前記1つのメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去部と、前記メニュー情報格納部から前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得部と、前記メニュー情報取得部が取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力部を具備する。
かかる構成により、メニューが出力される領域を小さくすることができる。また、第一のメニューについては、第二のメニューを出力するまでにユーザが選択したメニュー項目のみを出力することで、ユーザが第一のメニューのどのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力中であるかを、視覚的に示すことができる。これにより、メニューを利用する際の操作性を向上させることが可能となる。
また、本発明にかかる情報処理装置は、複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、前記第一のメニューのメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報を格納しているメニュー情報格納部と、前記メニュー情報格納部から第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得部と、前記メニュー情報取得部が取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力部と、前記第一メニュー出力部が出力している第一のメニューが有するメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付部と、前記1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去部と、前記メニュー情報格納部から前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得部と、前記第二メニュー情報取得部が取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力部を具備する。
かかる構成により、メニューが出力される領域を小さくすることができる。また、第一のメニューについては、ユーザが選択したメニュー項目に対応した電子機器に関連した電子機器に対応したメニュー項目のみを出力することで、ユーザが、どのような電子機器に関するメニューを操作中であるかを、視覚的に示すことができる。これにより、メニューを利用する際の操作性を向上させることが可能となる。
また、前記情報処理装置において、前記メニュー項目消去部は、前記1つのメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を、前記第一のメニューから消去する。
かかる構成により、メニューが出力される領域を小さくすることができる。また、第一のメニューについては、ユーザが選択したメニュー項目に対応した電子機器に関連した電子機器に対応したメニュー項目のみを出力することで、ユーザが、どの電子機器に関するメニューを操作中であるかを、視覚的に示すことができる。これにより、メニューを利用する際の操作性を向上させることが可能となる。
また、前記情報処理装置において、前記第一メニュー出力部は、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を二階層分以上出力する。
かかる構成により、ユーザが第一のメニューのどのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力中であるかを、より詳しく、視覚的に示すことができる。これにより、メニュー選択の際に、以前に選択してきたどのメニュー項目に関する第二のメニューを選択するかについて、ユーザが容易に把握することができる。
また、前記情報処理装置において、前記第一メニュー出力部は、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目のうちの、階層が下位のメニュー項目と、階層が上位のメニュー項目とを、互いに隣接しない位置に出力する。
かかる構成により、ユーザは、以前に選択されたメニュー項目の履歴を知ることができる。
また、前記情報処理装置において、前記第二メニュー出力部は、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を、同一直線状に配置する。
かかる構成により、ユーザがどのようなメニュー項目に対応する第二メニューを出力中であるかを、わかりやすく示すことができ、操作性を向上させることができる。
また、前記情報処理装置において、前記第二メニュー出力部は、前記選択された1つのメニュー項目と、当該1つのメニュー項目に対応する第二のメニューとを隣接して出力する。
かかる構成により、ユーザが第一のメニューのどのメニュー項目に対応する第二メニューを出力中であるかを、わかりやすく示すことができ、操作性を向上させることができる。
本発明による情報処理装置等によれば、メニューを利用する際の操作性を向上させることが可能となる。
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素およびステップは同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る情報処理装置100は、メニュー情報格納部11と、第一メニュー情報取得部12と、第一メニュー出力部13と、選択受付部14と、メニュー項目消去部15と、第二メニュー情報取得部16と、第二メニュー出力部17とを備えている。
メニュー情報格納部11は、2以上のメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、第一のメニューのメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報を格納している。メニュー項目は、メニューとして表示可能で、選択可能な項目であれば、テキストや、アイコン等の画像、動画等、どのようなものであってもよい。また、メニューとは、1以上のメニュー項目を含むものであれば、どのようなものであってもよい。また、メニューにおけるメニュー項目の配置等は問わない。例えば、ランダムな配置であってもよいし、グリッド等に沿って配列された配置であってもよい。メニュー項目を選択することで、処理を実行させるためのプログラムを起動させるコマンドを出力させるようにしてもよい。例えば、メニュー項目は、情報処理装置100に対する処理、例えば「再生」、「録画」、「複製」、「消去」、「音量調整」等を指示するための情報であってもよい。また、フォルダ名や、ディレクトリ名やディレクトリを識別する図柄などのディレクトリに関する情報や、ファイル名やファイルのサムネイル画像やファイルを識別する図柄等の、ファイルに関する情報であってもよい。また、URL等のリンク先のアドレスを示す情報等であってもよい。第二のメニューとは、具体的には、第一のメニュー項目の下位の階層のメニューである。例えば、第一のメニュー項目が「再生」という処理を示す項目であったとすると、第二のメニューとして、「通常」、「倍速」、「コマ送り」等の、「再生」という処理内容の詳細を指定させる項目であってもよい。また、第一のメニュー項目が「再生」という処理を示す項目であった場合、第二のメニューが、「再生」処理の対象として選択可能なコンテンツ名を項目としてもよい。また、第一のメニュー項目がディレクトリ名を示しており、第二のメニューが、そのディレクトリ名が指定するディレクトリに含まれるファイルや他のディレクトリの名前を示す項目であってもよい。第二のメニューは、第一のメニューのメニュー項目と対応づけられて格納されている。例えば、第二のメニューや、第二のメニューを構成するメニュー項目が、第一のメニューのメニュー項目を識別するための情報である識別情報を有していてもよい。そして、この識別情報に基づいて、第一のメニューのメニュー項目に対応する第二のメニューや、第二のメニューを構成するメニュー項目を検索できるようにしてもよい。この識別情報のデータ構造は問わない。また、第一のメニューのメニュー項目と、第二のメニューとの対応関係を示すテーブル等を用意しておき、このテーブルを用いて、第一のメニューのメニュー項目に対応する第二のメニューを検索できるようにしてもよい。第一段メニュー情報と、第二段メニュー情報とのデータ構造は問わない。メニュー情報格納部11は、ハードディスクや、ROM等の不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記憶媒体でも実現可能である。
第一メニュー情報取得部12は、メニュー情報格納部11から第一段メニュー情報を取得する。第一メニュー情報取得部12が第一段メニュー情報を取得するトリガーは問わない。情報処理装置100の所定の動作をトリガーとしてメニュー情報を取得するようにしてもよいし、ユーザや、他の機器等からメニューを出力する指示を受け付けた場合に取得してもよい。第一メニュー情報取得部12が第一段メニュー情報を取得するための処理手順は、通常ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアは、ROM等の記録媒体に記録されている。ただし、専用回路等のハードウェアで実現してもよい。
第一メニュー出力部13は、第一メニュー情報取得部12が取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する。第一メニュー出力部13は、表示デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。第一メニュー出力部13は、表示デバイスのドライバソフト、または表示デバイスのドライバソフトと表示デバイス等で構成される。表示デバイスは、例えば、液晶や、CRT等のディスプレイで実現され得る。
選択受付部14は、第一メニュー出力部13が出力している第一のメニューが有する2以上のメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける。メニュー項目が選択されたか否かはどのように判定してもよい。例えば、メニュー項目上、あるいはその付近にポインタ等を重ねることにより発生したイベントにより、メニュー項目が選択されたと判定してもよい。また、キーボードのカーソルキー等を用いて、メニュー項目の一つを指定するイベントが発生した場合に、そのメニュー項目が選択されたと判定してもよい。また、メニュー項目上にポインタ等を重ね、マウスボタン等がクリックされた場合に発生するイベントにより、そのメニュー項目が選択されたと判定してもよい。また、メニュー項目を指定した後、そのメニュー項目を選択するためのキー等を押した場合に発生するイベントにより、そのメニュー項目が選択されたと判定してもよい。また、各メニュー項目に連番や文字や記号を設定する等、いわゆるショートカットキーを設定しておき、これらのショートカットキーがキーボード等で押された場合に発生するイベントにより、ショートカットキーに対応するメニュー項目が選択されたと判定してもよい。また、どのようなイベントの発生により、メニュー項目を選択されたか否かを判定するかについては、メニュー項目に応じて異なるものとしてもよい。選択受付部14の受け付ける入力は、キーボードや、マウスや、リモートコントロール装置(以下、リモコンと称す)によるもの等、どのような入力であってもよい。選択受付部14は、キーボードやリモコン等の入力手段を含んでもよいし、含まなくてもよい。選択受付部14は、リモコン等の入力手段のデバイスドライバー等により実現される。
メニュー項目消去部15は、選択受付部14の受け付けた入力により選択された1つのメニュー項目以外のメニュー項目を第一のメニューから消去する。具体的には、メニュー情報格納部11が格納している第一段メニュー情報、あるいは第一メニュー情報取得部12が取得した第一段メニュー情報に対し、選択されたメニュー項目以外のメニュー項目を消去するための処理を行う。「1つのメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去する」とは、結果として、1つのメニュー項目以外が消去されているような状態を作り出すことであり、メニュー項目が出力されなくなるようにする処理であれば、どのような処理であってもよい。この処理のアルゴリズム等は問わない。例えば、メニュー情報格納部11が格納している選択されたメニュー項目以外のメニュー項目を構成する情報を削除してもよい。また、メニュー情報格納部11が格納している第一段メニュー情報の、各メニュー項目を構成する情報に、値が「1」であれば出力、値が「0」であれば非出力であることを示すフラグを持たせるようにし、このフラグの初期値を「1」としておく。そして、選択受付部14への入力が1つのメニュー項目を選択するものであった場合に、その他のメニュー項目のフラグを「0」に設定するようにして、フラグが「1」である選択されたメニュー項目のみを、第一メニュー情報取得部12がメニュー情報格納部11から取得して出力させるようにしてもよい。メニュー項目消去部15が、選択された1つのメニュー項目以外のメニュー項目を消去する処理手順は、通常ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアは、ROM等の記録媒体に記録されている。ただし、専用回路等のハードウェアで実現してもよい。
第二メニュー情報取得部16は、メニュー情報格納部11から、選択受付部14が選択を受け付けた1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する。第二メニュー情報取得部16は、例えば、選択受付部14が第一のメニューのメニュー項目の選択を受け付けた場合に、第二段メニュー情報を取得する。第二メニュー情報取得部16が第二段メニュー情報を取得するための処理手順は、通常ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアは、ROM等の記録媒体に記録されている。ただし、専用回路等のハードウェアで実現してもよい。
第二メニュー出力部17は、第二メニュー情報取得部16が取得した第二段メニュー情報に基づいて、選択受付部14が選択を受け付けた1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する。第二メニュー出力部17は、表示デバイスを含むと考えても、含まないと考えても良い。第二メニュー出力部17は、表示デバイスのドライバソフト、または表示デバイスのドライバソフトと表示デバイス等で構成される。表示デバイスは、例えば、液晶や、CRT等のディスプレイで実現され得る。
次に動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS200)第一メニュー情報取得部12は、メニュー情報格納部11が格納している第一段メニュー情報および第二段メニュー情報を、メニュー項目の選択を受け付けていない初期状態にリセットする。
(ステップS201)第一メニュー情報取得部12は、第一のメニューを表示する指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS202へ進み、受け付けていない場合、ステップS201へ戻る。
(ステップS202)第一メニュー情報取得部12は、第一のメニューを構成する第一段メニュー情報を、メニュー情報格納部11から取得する。
(ステップS203)第一メニュー出力部13は、ステップS202で取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを表示する。
(ステップS204)選択受付部14は、第一のメニューの1つのメニュー項目を選択するための入力を受け付けたか否かを判定する。メニュー項目を選択するための入力とは、例えば、メニュー項目にフォーカス移動するための入力と、選択指示の入力とを含む。選択を受け付けた場合、ステップS205へ進み、受け付けていない場合、ステップS204に戻る。
(ステップS205)第二メニュー情報取得部16は、ステップS204で選択された1つのメニュー項目に対応するアクションが、第二のメニューの表示を実行させるアクションであるか否かを判定する。第二のメニューの表示を実行させるアクションである場合、ステップS206へ進み、第二のメニューの表示を実行させるアクションでない場合、ステップS212へ進む。
(ステップS206)第二メニュー情報取得部16は、第二のメニューを表示するための第二段メニュー情報を取得する。
(ステップS207)メニュー項目消去部15は、ステップS204により選択を受け付けたメニュー項目、すなわち現在選択されているメニュー項目が選択される以前に選択されたメニュー項目についての情報が、第一段メニュー情報にあるか否かを判定する。以前に選択されたメニュー項目は、ステップS204により選択を受け付けたメニュー項目の上位の階層のメニュー項目である。以前に選択されたメニュー項目についての情報があれば、ステップS208へ進み、なければ、ステップS213へ進む。
(ステップS208)メニュー項目消去部15は、メニュー情報格納部11に格納されている第一段メニュー情報から、現在選択されているメニュー項目と以前に選択されたメニュー項目とを除いたメニュー項目についての情報を削除する。これにより、第一のメニューから、現在選択されているメニュー項目と以前に選択されたメニュー項目とを除いたメニュー項目が消去されることとなる。
(ステップS209)第一メニュー情報取得部12は、選択されたメニュー項目以外のメニュー項目が消去された第一のメニューを構成する第一段メニュー情報を取得する。なお、ステップS206の処理を、ステップS209の後の処理とするようにしてもよい。
(ステップS210)第一メニュー出力部13が、ステップS209で取得した第一段メニュー情報に基づいて第一のメニューを表示する。また、第二メニュー出力部17が、ステップS206で取得した第二段メニュー情報に基づいて第二のメニューを表示する。
(ステップS211)第一メニュー情報取得部12が、ステップS209で取得した第一段メニュー情報とステップS206で取得した第二段メニュー情報とを結合した情報を、新たな第一段メニュー情報として、メニュー情報格納部11に格納する。そして、ステップS204へ戻る。
(ステップS212)図示しない処理部等により、選択されたメニュー項目に応じたアクションが実行される。そしてステップS200へ戻る。
(ステップS213)メニュー項目消去部15は、メニュー情報格納部11に格納されている第一段メニュー情報から、現在選択されているメニュー項目以外のメニュー項目についての情報を削除する。これにより、第一のメニューから、現在選択されたメニュー項目以外のメニュー項目が消去されることとなる。そして、ステップS209へ進む。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
なお、上記のステップS208において、メニュー項目消去部15が第一段メニュー情報から、現在選択されているメニュー項目とそれ以前に選択されたメニュー項目とを除いたメニュー項目についての情報を削除する際に、現在選択されているメニュー項目と以前に選択されたメニュー項目を表示するための座標の値等を調整してこれらの配置を変更するようにしてもよい。例えば、現在選択されているメニュー項目と以前に選択されたメニュー項目を表示するための座標の値を調整して、現在選択されているメニュー項目と以前に選択されたメニュー項目とが、横方向において、同一直線上に配列されるようにしてもよい。このようにすることで、第二のメニューが表示されるまでに選択されてきた上位階層のメニュー項目が、どのようなメニュー項目であるかを瞬時に判断することが可能となる。あるいは、現在選択されているメニュー項目およびそれ以前に選択されたメニュー項目を、選択された時期の古い順に、下方向に所定の間隔、例えば数ピクセルだけ順次ずらして表示するようにしてもよい。このようにすることで、一番低い位置のメニュー項目が、最も下位の階層のメニュー項目であることをユーザに理解させやすくすることが可能となる。
また、ステップS208を設けることで、現在選択されたメニュー項目よりも以前に選択された上位の階層のメニュー項目を一階層以上表示できるようにしたが、以前に選択されたメニュー項目を表示する必要がない場合には、ステップS207や、ステップS208を省略してもよい。この場合、メニューの背景に表示される映像等の視聴を、より妨げないようにすることが可能となる。ただし、上記のように、第二のメニューが表示されるまでにどのようなメニュー項目が選択されているかを、二階層以上前の階層まで表示されるようにすることは、ユーザにとっては、現在どのようなメニューに関連するメニューを選択しているかを容易に把握でき、確認することができることから好適である。
なお、本実施の形態においては、ステップS211において、ステップS209で取得した第一段メニュー情報とステップS206で取得した第二段メニュー情報とを結合した情報を、新たな第一段メニュー情報として、メニュー情報格納部11に格納するようにすることにより、3階層以上の深さの階層をたどってメニュー項目を表示させることを可能としている。
次に、本実施の形態の情報処理装置の具体例について説明する。
図3は、本実施の形態に係る情報処理装置の概念図である。ここでは、情報処理装置100が一例として映像および音声を再生可能なDVDプレーヤーであるとする。また、第一メニュー出力部13および第二メニュー出力部17の出力先が、ディスプレイ200であるとし、このディスプレイ200には、DVDにより再生された映像が表示可能であるとする。また、情報処理装置100に対する操作は、リモコン300により行われることとする。
図4は、メニュー情報格納部11が格納している第一段メニュー情報の管理表である。第一段メニュー情報管理表は、「項目ID」、「項目名」、「座標(x,y)」、「アクション」、「選択フラグ」という属性を有している。「項目ID」は、第一のメニューを構成するメニュー項目を識別するための情報である。「項目名」は、第一のメニューのメニュー項目の表示名である。「座標(x,y)」は、メニュー項目の表示位置を、ディスプレイ上の座標値(x,y)として示した値である。「アクション」は、メニュー項目が選択された場合に実行されるアクションである。「選択フラグ」は、メニュー項目が以前に選択されたものであるか否かを示す情報であり、値「1」は選択されたことを示し、値「−1」は選択されていないことを示す。なお、「項目ID」、「項目名」、「座標(x,y)」、「アクション」、「選択フラグ」のデータ構造は問わない。
図5は、メニュー情報格納部11が格納している第二段メニュー情報の管理表である。第二段メニュー情報管理表は、「項目ID」、「項目名」、「メニューID」、「アクション」という属性を有している。「項目ID」は、第二のメニューを構成するメニュー項目を識別するための情報である。「項目名」は、第二のメニューのメニュー項目の表示名である。「メニューID」は、そのメニュー項目が対応しているメニューを識別するための情報を示している。「アクション」は、メニュー項目が選択された場合に実行されるアクションである。なお、「項目ID」、「項目名」、「メニューID」、「アクション」のデータ構造は問わない。
まず、ユーザが、情報処理装置100にDVDディスクを入れ、リモコン300のメニューを表示させるための「メニュー」ボタン301を押す。リモコン300から出力されたメニューを表示させるための指示が、情報処理装置100に受け付けられ、第一メニュー情報取得部12が、図4に示す第一段メニュー情報管理表に基づいて、第一段メニュー情報を取得する。そして、第一メニュー出力部13が、図6に示すような第一のメニュー60を、ディスプレイ200上に表示させる。ディスプレイ200に表示される第一のメニューの色や形状等の情報は、第一メニュー出力部13に予め設定されており、この情報が、第一段メニュー情報から第一のメニューを表示するデータを構成する際に適用される。なお、このようなメニューの色や形状等の情報は、予め第一段メニュー情報等に与えておくようにしてもよい。
次に、ユーザがリモコン300の十字キー302等を操作して、メニュー60のメニュー項目の一つにフォーカスすると、現在フォーカスしているメニュー項目が強調表示される。十字キーの操作によりフォーカスしているメニュー項目を変更できる。
ここで、ユーザが、「オプション」というメニュー項目601にフォーカスして、リモコン300の「選択」ボタン303を押す。リモコン300から送信された「オプション」というメニュー項目を選択するための指示が、選択受付部14に受け付けられる。そして、この受け付けられた選択に基づいて、第二メニュー情報取得部16は、図4に示す第一段メニュー情報格納表から、この「オプション」というメニュー項目601に対応するアクションが、メニューを開くためのアクションである「JUMP」アクションであると判定し、第二メニュー情報取得部16が、「JUMP_MENU03」というアクションを実行する。なお、「JUMP_(メニューID)」とは、(メニューID)というメニューを開くためのアクションであり、ここでは「MENU03」というメニューを開くアクションである。
まず、このアクションを実行するために、第二メニュー情報取得部16は、図5に示す第二段メニュー情報格納表から、「メニューID」が「MENU03」であるメニュー項目の情報を、取得する。図7は、第二メニュー情報取得部16が取得した第二段メニュー情報を示す。なお、図5に示した第二段メニュー情報管理表の代わりに、「メニューID」が同じであるメニュー項目の情報を1つのファイルにまとめたものを、メニューIDごとに用意し、このファイルを、メニューを開くアクションに応じて、取得するようにしてもよい。
次に、メニュー項目消去部15は、第一段メニュー情報管理表の「選択フラグ」が全て「−1」であることから、ユーザが選択した「オプション」というメニュー項目以外のメニュー項目の情報を第一段メニュー情報管理表から削除する。
第一メニュー情報取得部12は、この「オプション」というメニュー項目の情報を第一段メニュー情報として取得する。図8は、第一メニュー情報取得部12が取得した第一段メニュー情報を示す。
第一メニュー出力部13は図8に示した第一段メニュー情報に基づいて第一のメニューをディスプレイ200に表示する。また、第二メニュー出力部17は、図7に示した第二段メニュー情報に基づいて第二のメニューをディスプレイ200に表示する。図9に示すようにディスプレイ上に、第一のメニュー91と第二のメニュー92とが表示される。このとき、第二メニュー出力部17は、どのような位置に第二メニューを表示するようにしてもよい。ただし、第一のメニュー91、すなわち「オプション」というメニュー項目に隣接した位置に第二のメニューが表示されるよう、第二のメニュー92の各メニュー項目の配置する座標位置を設定することが、第二のメニュー92が第一のメニューの下位の階層のメニュー、いわゆるサブメニューであることをユーザに理解させやすいという点で好ましい。ただし、メニュー項目同士が必ずしも接している必要はなく、例えば数ピクセル等の所定の間隔を隔てていてもよい。
そして、図7に示した第二段メニュー情報と、図8に示した第一段メニュー情報とを結合した情報が、あらたな第一段メニュー情報として、図10に示すように、第一段メニュー情報管理表で管理される。このとき、第二段メニュー情報の各メニュー項目の「座標(x,y)」には、例えば、図9に示すような表示に用いられた各メニュー項目の座標値が設定される。また、「オプション」というメニュー項目については、今回選択されたため、選択フラグが「1」に変更される。
次に、ユーザが、リモコン300の十字キー302を操作して、図9に示したメニューの「登場人物紹介」というメニュー項目901をフォーカスして、リモコン300の「選択」ボタン303を押す。リモコン300から送信された「登場人物紹介」というメニュー項目を選択するための指示が、選択受付部14に受け付けられる。第二メニュー情報取得部16は、図5に示す第二段メニュー情報格納表から、この「登場人物紹介」というメニュー項目に対応したアクションは、「PLAY_CHARA]というアクションであると判定して、「PLAY_CHARA]というアクションを実行する。このアクションにより、DVDコンテンツ内の登場人物を紹介する映像および音声を再生する処理が実行される。
ここで、ユーザが、「登場人物紹介」というメニュー項目901にフォーカスする代わりに、「字幕」というメニュー項目902にフォーカスして、リモコン300の「選択」というボタンを押す。リモコン300から送信された「字幕」というメニュー項目を選択するための指示が、選択受付部14に受け付けられる。第二メニュー情報取得部16は、図5に示す第二段メニュー情報格納表から、この「字幕」というメニュー項目901に対応するアクションは、メニューを開くための「JUMP」アクションであると判定する。そしてこの受け付けられた選択に基づいて、第二メニュー情報取得部16が、「JUMP_MENU002」というアクション、すなわち「メニューID」が「MENU003」であるメニューを開くアクションを実行する。
まず、図5に示す第二段メニュー情報格納表から、「メニューID」の値が、「MENU002」であるメニュー項目の情報を取得する。図11は、第二メニュー情報取得部16が取得した第二段メニュー情報を示す。
メニュー項目消去部15は、第一段メニュー情報管理表の「選択フラグ」が「1」である「オプション」のメニュー項目と、ユーザが現在選択している「字幕」というメニュー項目とを除くメニュー項目の情報を、第一段メニュー情報管理表から削除する。このとき、「オプション」のメニュー項目と、ユーザが現在選択した「字幕」というメニュー項目とが、ディスプレイ200上で、同一直線状に配置されるように、「字幕」のメニュー項目の「座標」を調整する。ここではy軸の値を「20」だけ減算する。
第一メニュー情報取得部12は、「オプション」および「字幕」というメニュー項目の情報を第一段メニュー情報として取得する。図12は、第一メニュー情報取得部12が取得した第一段メニュー情報を示す。
第一メニュー出力部13は、図12に示した第一段メニュー情報に基づいて第一のメニューをディスプレイ200に表示する。また、第二メニュー出力部17は、図11に示した第二段メニュー情報に基づいて第二のメニューをディスプレイ200に表示する。図13に示すようにディスプレイ上に、第一のメニュー131と第二のメニュー132とが表示される。
そして、図11に示した第二段メニュー情報と、図12に示した第一段メニュー情報とを結合した情報が、あらたな第一段メニュー情報として、図14に示すように、第一段メニュー情報管理表で管理される。このとき、第二段メニュー情報の各メニュー項目の「座標(x,y)」には、図13に示すような表示に用いられた各メニュー項目の座標値が設定される。また、「字幕」というメニュー項目については、今回選択されたため、選択フラグが「1」に変更される。
次に、ユーザが、リモコン300の十字キー302を操作して、図13に示したメニューから、「英語字幕あり」というメニュー項目1301を選択すると、この選択に基づいて、第二メニュー情報取得部16が、図5に示す第二段メニュー情報格納表から、この「英語字幕あり」というメニュー項目1301に対応するアクションは、「CAPTION_E」というアクションであると判定して、「CAPTION_E」というアクションを実行する。これにより、DVDコンテンツを再生する際に英語字幕を表示するためのアクションが実行される。
なお、本実施の形態においては、メニュー項目の選択を行わせるためのイベントを、メニュー項目に応じて異なるものとしてもよい。例えば、上記具体例においては、メニュー項目を十字キー302等を用いてフォーカスし、「選択」ボタン303を押した時点で、メニュー項目が選択されるようにしたが、第二のメニューを表示する処理については、十字キー302等を用いてメニュー項目をフォーカスすることを選択であると判断するようにし、コマンドを出力してメニュー項目に応じた処理を情報処理装置に実行させる処理については、メニュー項目をフォーカスし、「選択」ボタン303等を押した時点で、メニュー項目が選択されたと判断するようにしてもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
なお、上記具体例において、例えば、図15に示すように、第一のメニュー項目が「再生」という処理を示す項目であった場合、第二のメニュー1500が、「再生」処理の対象として選択可能なコンテンツのサムネイル画像をメニュー項目としてマトリクス状に表示してもよい。例えば、この場合、サムネイル画像を選択することで、そのサムネイル画像に対応するコンテンツを再生する処理を実行させるようにしてもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、上記具体例において、例えば、図13に示すように、現在表示されている第二のメニュー132の上位2階層のメニュー項目である「オプション」と「字幕」とが表示されるようにしたが、図16に示すように、第一のメニュー161から、2階層以上の上位階層のメニュー項目は消去するようにしてもよい。このように表示することで、メニューが画面を占める広さをより削減して、メニュー操作時に、画面に表示される映像等の情報の視聴を妨げないようにすることができる。また、画面に表示するメニュー項目数を減らすことで、ユーザは、現在どのメニューを操作しているかを認識しやすくするなり、メニューの操作に集中することが可能となる。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、第一のメニューにおける最も下位の階層のメニュー項目については、第二のメニューに隣接して表示するようにし、第一のメニューの最も下位の階層のメニュー項目よりも上位の階層のメニュー項目については、第二のメニューや、第一のメニューの最も下位の階層のメニュー項目に隣接させずに表示するようにしてもよい。例えば、図17に示すように、第一のメニュー171の最も下位の階層のメニュー項目1701である「字幕」と、このメニュー項目を選択することにより表示された第二のメニュー172は、隣接して表示されるとともに、第一のメニュー171の「字幕」というメニュー項目1701よりも上位の階層において選択されたメニュー項目1703、1704である、「DVDレコーダ1」、「再生」等については、画面200の左上に配列して表示するようにしてもよい。図17のように表示することで、ユーザは、「字幕」というメニュー項目1701を選択するまでに選択したメニュー項目が「DVDレコーダ1」、「再生」というメニュー項目1703,1704であることを知ることができる。すなわち過去に選択したメニュー項目の履歴を知ることができる。これにより、ユーザは、現在表示されているメニューやメニュー項目がどのような経緯で表示されたかといったことや、現在どのようなメニューのサブメニューの操作を行っているのかということを一目で判断することができ、この判断結果を第2のメニュー172の操作時に役立てることができる。また、このような履歴として表示される第一のメニュー171のメニュー項目1702〜1704を、第一のメニュー171の「字幕」というメニュー項目1701及び第二のメニュー172とは隣接して表示しないようにすることで、履歴を示すことを主目的として表示しているメニュー項目1702〜1704を、ユーザが現在操作中のメニュー項目に対して視覚的に区別させることができ、ユーザの操作の妨げにならないようにすることができる。また、第一のメニュー171の履歴を示すメニュー項目1702〜1703を、第一のメニュー171の「字幕」というメニュー項目1701及び第二のメニュー172とは異なる位置に表示することにより、以前に選択したメニュー項目が増えても、十分な表示スペースを確保することが可能となる。なお、第一のメニュー171の最も下位の階層のメニュー項目だけを、第二のメニュー171に隣接させる代わりに、第一のメニュー171を階層の上位のものと下位のものとの2つのグループに分け、下位の階層のメニュー項目のグループを、第二のメニュー171に隣接させて表示し、上位の階層のメニュー項目のグループを、履歴を表示するメニュー項目として、下位の階層のメニュー項目のグループ及び第二のメニュー172と隣接しないように表示するようにしてもよい。なお、履歴として表示されるメニュー項目数が多い場合には、いくつかのメニュー項目の表示を省略するとともに、省略したことを示す表示を行うようにしてもよい。例えば、図17に示すように複数の点を並べたメニュー項目1702を表示するようにしてもよい。また、履歴として表示するメニュー項目は、他のメニュー項目よりも縮小して表示するようにしてもよい。また、履歴として表示するメニュー項目については、配置する位置は問わないが、画面の辺部に沿って配置することが好ましい。画面の辺部には、映像の重要な部分が表示されることは少ないことから、メニューの背景で表示されている映像の視聴を妨げにくいからである。また、この履歴として表示するメニュー項目同士は、メニュー項目間の関連が理解しやすいことから、同一直線上に配列した方がよい。なお、このような配置は、例えば、メニュー項目の配置する座標を調整することで実現可能である。かかることは他の実施の形態においても同様である。
以上、本実施の形態によれば、第一のメニューの選択されたメニュー項目の下位の階層のメニューとなる第二のメニューを出力するとともに、第一のメニューから選択されたメニュー項目以外を消去して、第二のメニューを包含する上位の階層のメニュー項目のみが出力されるようにしたことにより、階層化されたメニューが画面を覆う領域を小さくして、メニューの表示によって、映像等の情報の表示を妨げられないようにすることができる。これにより、メニュー操作時に、画面に表示される映像等の情報の視聴を妨げないようにすることができ、メニューを利用する際の操作性を向上させることが可能となる。
また、最も下位の階層のメニューである第二のメニューを出力する際に、第二のメニューを包含する上位の階層のメニュー項目のみを第一のメニューとして出力するようにしたことにより、ユーザが現在どのメニュー項目を選んでいるかを視覚的に表示することができ、操作性を向上させることができる。例えば、「早送り」というメニュー項目の下位の階層のメニューとして、「2倍速」、「10倍速」という第二のメニューを出力する場合に、メニューの画面を覆う領域を減らすためには、上位の階層のメニュー項目全てを消去してしまうことも考えられる。しかしながら、このような例の場合、「2倍速」、「10倍速」というメニューだけが出力されても、ユーザは、早送りの2倍速であるのか、巻き戻しの2倍速であるかわからなくなってしまう場合が考えられる。この結果、操作性を損ねてしまう。これに対し、本発明においては、「2倍速」、「10倍速」というメニューに対して、「早送り」というメニュー項目が表示されているため、ユーザにこのような混乱を招かないようにすることができる。かかることは他の実施の形態においても同様である。
なお、上記実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。かかることは他の実施の形態においても同様である。
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、格納されている2以上のメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得ステップと、前記メニュー情報取得ステップにより取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力ステップと、前記第一メニュー出力ステップにより出力している第一のメニューが有する2以上のメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付ステップと、前記1つのメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去ステップと、格納された前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得ステップと、前記メニュー情報取得ステップにより取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第二メニュー情報取得ステップは、前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報として、前記1つのメニュー項目の下位の階層のメニューを構成する第二段メニュー情報を取得するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第一メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を二階層分以上出力するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第一メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目のうちの、階層が下位のメニュー項目と、階層が上位のメニュー項目とを、互いに隣接しない位置に出力するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第二メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を、同一直線状に配置するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第二メニュー出力ステップは、前記選択された1つのメニュー項目と、当該1つのメニュー項目に対応する第二のメニューとを隣接して出力すプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第一のメニューのメニュー項目は、ディレクトリ情報であり、前記第二のメニューのメニュー項目は、前記ディレクトリ情報に対応するディレクトリに含まれるファイルの情報であるプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記選択された1つのメニュー項目は、データに対する処理を指定するためのメニュー項目であり、前記第二のメニューのメニュー項目は、前記1つのメニュー項目の指定する処理の対象となるデータに関する情報であるプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアでしか行われない処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理は、少なくとも含まれない。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体、例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど、に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。かかることは他の実施の形態においても同様である。
(実施の形態2)
図18は本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る情報処理装置101は、メニュー情報格納部21と、第一メニュー情報取得部12と、第一メニュー出力部13と、選択受付部14と、メニュー項目消去部25と、第二メニュー情報取得部16と、第二メニュー出力部17とを備えている。第一メニュー情報取得部12と、第一メニュー出力部13と、選択受付部14と、第二メニュー情報取得部16と、第二メニュー出力部17の構成及び動作については、前記実施の形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
メニュー情報格納部21は、複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、第一のメニューのメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報を格納している。このメニュー情報格納部21は、複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報を格納している点が、上述したメニュー情報格納部11とは異なる。その他の部分については、このメニュー情報格納部21の構成及び動作は、メニュー情報格納部11と同様であるので、説明は省略する。「複数の電子機器」とは、ネットワークやシリアルバス等を介して他の機器と接続可能な電子機器であれば、どのような電子機器であっても良い。例えば、テレビや、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、ハードディスクレコーダー、ビデオテープレコーダー、CDプレーヤー、チューナー、カセットテープレコーダー、アンプ、サラウンドシステム等のAV機器であってもよく、また、冷蔵庫や、洗濯機、エアコン、照明器具等の家電や、給湯システムのような設備機器であってもよい。第一のメニューの各メニュー項目は、電子機器との対応関係を有している。例えば、メニュー項目が対応する電子機器を識別するための情報である識別情報を有していてもよい。そして、この識別情報に基づいて、各電子機器に対応するメニュー項目を検索できるようにしてもよい。この識別情報のデータ構造は問わない。また、メニュー項目と、電子機器との対応関係を示すテーブル等を用意しておき、このテーブルを用いて、メニュー項目に対応する電子機器や、電子機器に対応するメニュー項目を検索できるようにしてもよい。メニュー項目と複数の電子機器との対応関係は、具体的には、メニュー項目と、そのメニュー項目を選択することにより制御される対象となる電子機器との関係である。ただし、この対応関係は、どのような対応関係であるかは問わない。メニュー情報格納部21が格納している、複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、第一のメニューのメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報とが、どのように取得され、格納されたものであるかは問わない。例えば、複数の電子機器から送信された第一段メニュー情報および第二段メニュー情報を、受信部等で受信し、メニュー情報格納部21に記録してもよい。また、あらかじめ、第一段メニュー情報および第二段メニュー情報を、工場出荷時等にメニュー情報格納部21に記録するようにしてもよい。ハードディスクや、ROM等の不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記憶媒体でも実現可能である。
メニュー項目消去部25は、選択受付部14の受け付けた入力により選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を第一のメニューから消去する。具体的には、メニュー項目消去部25は、メニュー情報格納部21が格納している第一段メニュー情報、あるいは第一メニュー情報取得部12が取得した第一段メニュー情報に対し、選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を消去する処理を行う。「関連する電子機器」とは、電子機器が、選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器に対してどのような関連であるかは問わない。例えば、電子機器が、選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器であってもよい。また、この関連は、電子機器が、選択された一つのメニュー項目に対応する電子機器と、同じ用途を有するという関連であってもよいし、例えば、AV機器、といった同じジャンルに属するという関連であってもよいし、同じメーカーの機器であるという関連であってもよい。「メニュー項目を前記第一のメニューから消去する」とは、結果として、メニュー項目が消去されているような状態を作り出すことであり、メニュー項目が出力されなくなるようにする処理であれば、どのような処理であってもよい。この処理のアルゴリズム等は問わない。例えば、選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器以外の電子機器に対応するメニュー項目を構成する情報を、メニュー情報格納部21から削除してもよい。また、メニュー情報格納部21が格納している第一段メニュー情報の、各メニュー項目を構成する情報に、値が「1」であれば出力、値が「0」であれば非出力であることを示すフラグを持たせるようにし、このフラグの初期値を「1」としておく。そして、選択受付部14への入力が1つのメニュー項目を選択するものであった場合に、選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目を検索し、この検索結果として得られたメニュー項目以外のメニュー項目のフラグを「0」に設定するようにして、フラグが「1」である選択されたメニュー項目のみを、第一メニュー情報取得部12がメニュー情報格納部21から取得して出力させるようにしてもよい。メニュー項目消去部25が、選択受付部14の受け付けた入力により選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を第一のメニューから消去する処理の具体例については後述する。メニュー項目消去部25が、選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を消去する処理手順は、通常ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアは、ROM等の記録媒体に記録されている。ただし、専用回路等のハードウェアで実現してもよい。
次に、情報処理装置101の動作について図19のフローチャートを用いて説明する。なお、図19において、図2と同一符号は、同一または相当する処理を示しており、説明は省略する。
(ステップS1901)メニュー項目消去部25は、選択受付部14の受け付けた入力により選択された1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を第一のメニューから削除する。これにより、第一のメニューから、現在選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目が消去されることとなる。この処理は、例えば、第一のメニューの各メニュー項目と各電子機器との対応関係を示す第一のテーブルと、これらの各電子機器同士の対応関係を示す第二のテーブル等をメモリ等の記憶媒体に用意しておき、第一のテーブルを用いて、選択受付部14が選択を受け付けた第一のメニューのメニュー項目に対応する電子機器を検索し、このメニュー項目が対応する電子機器に対応する電子機器を第二のテーブルを用いて検索し、この検索された電子機器に対応する第一のメニューの各メニュー項目以外の各メニュー項目を、第一のテーブルを用いて検索し、この検索結果として得られた各メニュー項目に対応する第一段メニュー情報が有している情報を削除することにより行われる。そして、ステップS209へ進む。
なお、図19のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
次に、本実施の形態の情報処理装置の具体例について説明する。
図20は、本実施の形態に係る情報処理装置の概念図である。ここでは、情報処理装置101が第一の電子機器であるとする。この情報処理装置101は、一例として映像および音声を再生可能なDVDプレーヤーであるとする。また、第一メニュー出力部13および第二メニュー出力部17の出力先が、第二の電子機器201であるとする。この第二の電子機器201は、ここでは例えばテレビである。この第二の電子機器201は、地上波放送等を受信して、映像や音声を出力できるとともに、DVDにより再生された映像や音声が出力可能であるとする。また、情報処理装置101に対する操作は、リモコン300により行われることとする。なお、ここでは、メニュー情報格納部11にはあらかじめ情報処理装置101および第二の電子機器201の、第一段メニュー情報および第二段メニュー情報が格納されているものとする。
図21は、メニュー情報格納部21が格納している第一段メニュー情報の管理表である。第一段メニュー情報管理表は、「項目ID」、「項目名」、「座標(x,y)」、「アクション」、「選択フラグ」、「対応機器ID」という属性を有している。「項目ID」は、第一のメニューを構成するメニュー項目を識別するための情報である。「項目名」は、第一のメニューのメニュー項目の表示名である。「座標(x,y)」は、メニュー項目の表示位置を、ディスプレイ上の座標値(x,y)として示した値である。「アクション」は、メニュー項目が選択された場合に実行されるアクションである。「選択フラグ」は、メニュー項目が以前に選択されたものであるか否かを示す情報であり、値「1」は選択されたことを示し、値「−1」は選択されていないことを示す。「対応機器ID」は、メニュー項目が対応する電子機器の識別情報である。ここでは、「M01」は情報処理装置101、「M02」は第二の電子機器201を示す。なお、「項目ID」、「項目名」、「座標(x,y)」、「アクション」、「選択フラグ」「対応機器ID」のデータ構造は問わない。
図22は、メニュー情報格納部11が格納している第二段メニュー情報の管理表である。第二段メニュー情報管理表は、「項目ID」、「項目名」、「メニューID」、「アクション」、「対応機器ID」という属性を有している。「項目ID」は、第二のメニューを構成するメニュー項目を識別するための情報である。「項目名」は、第二のメニューのメニュー項目の表示名である。「メニューID」は、そのメニュー項目が対応しているメニューを識別するための情報を示している。「アクション」は、メニュー項目が選択された場合に実行されるアクションである。「対応機器ID」は、図21の「対応機器ID]に相当する。なお、「項目ID」、「項目名」、「メニューID」、「アクション」、「対応機器ID」のデータ構造は問わない。
まず、ユーザが、情報処理装置101にDVDディスクを入れ、リモコン300のメニューを表示させるための「メニュー」ボタン301を押す。リモコン300から出力されたメニューを表示させるための指示が、情報処理装置101に受け付けられ、第一メニュー情報取得部12が、図21に示す第一段メニュー情報管理表に基づいて、第一段メニュー情報を取得する。そして、第一メニュー出力部13が、図23に示すような第一のメニュー2300を、第二の電子機器201のディスプレイ上に表示させる。この第一のメニュー2300は、情報処理装置101を操作するためのメニュー項目と、第二の電子機器201を操作するメニュー項目とを有している。図21の「対応機器ID」の属性値が「M01」であるメニュー項目は、情報処理装置101を操作するメニュー項目である。また、図21の「対応機器ID」の属性値が「M02」であるメニュー項目は、第二の電子機器201を操作するメニュー項目である。第二の電子機器201に表示される第一のメニュー2300の色や形状等の情報は、第一メニュー出力部13に予め設定されており、この情報が、第一段メニュー情報から第一のメニューを表示するデータを構成する際に適用される。なお、このようなメニューの色や形状等の情報は、予め第一段メニュー情報等に与えておくようにしてもよい。
次に、ユーザがリモコン300の十字キー302等を操作して、メニュー2300のメニュー項目の一つにフォーカスすると、現在フォーカスしているメニュー項目が強調表示される。十字キーの操作によりフォーカスしているメニュー項目を変更できる。
ここで、ユーザが、「DVD再生メニュー」というメニュー項目2301にフォーカスして、リモコン300の「選択」ボタン303を押す。リモコン300から送信された「DVD再生メニュー」というメニュー項目を選択するための指示が、選択受付部14に受け付けられる。そして、この受け付けられた選択に基づいて、第二メニュー情報取得部16は、図22に示す第一段メニュー情報格納表から、この「DVD再生メニュー」というメニュー項目2301に対応するアクションが、メニューを開くためのアクションである「JUMP」アクションであると判定し、第二メニュー情報取得部16が、「JUMP_MENU01」というアクションを実行する。なお、「JUMP_(メニューID)」とは、(メニューID)というメニューを開くためのアクションであり、ここでは「MENU01」というメニューを開くアクションである。
まず、このアクションを実行するために、第二メニュー情報取得部16は、図22に示す第二段メニュー情報格納表から、「メニューID」が「MENU01」であるメニュー項目の情報を、取得する。図24は、第二メニュー情報取得部16が取得した第二段メニュー情報を示す。なお、図22に示した第二段メニュー情報管理表の代わりに、「メニューID」が同じであるメニュー項目の情報を1つのファイルにまとめたものを、メニューIDごとに用意し、このファイルをメニューを開くアクションに応じて、取得するようにしてもよい。
次に、メニュー項目消去部25は、第一段メニュー情報管理表の、ユーザにより選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目の情報を消去する場合について説明する。ここでは、メニュー項目消去部25は、例として、選択されたメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目の情報を消去する。そのために、まず、メニュー項目消去部25は、ユーザが選択した「DVD再生メニュー」というメニュー項目の対応機器IDを図21に示した第一段メニュー情報管理表から取得する。具体的には、項目IDが「010」であるレコードの対応機器IDである「M01」を取得する。そして、メニュー項目消去部25は、対応機器IDが「M01」であるレコードを、第一段メニュー情報管理表から検索し、対応機器IDが「M01」であるレコード以外のレコードを第一段メニュー情報管理表から削除する。
第一メニュー情報取得部12は、メニュー項目消去部25によりユーザにより選択されたメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目の情報が消去された第一段メニュー情報管理表のメニュー項目の情報を第一段メニュー情報として取得する。図25は、第一メニュー情報取得部12が取得した第一段メニュー情報を示す。
第一メニュー出力部13は図25に示した第一段メニュー情報に基づいて第一のメニューを第二の電子機器201のディスプレイに表示する。また、第二メニュー出力部17は、図24に示した第二段メニュー情報に基づいて第二のメニューを第二の電子機器201のディスプレイに表示する。図26に示すようにディスプレイ上に、第一のメニュー2601と第二のメニュー2602とが表示される。このとき、第二メニュー出力部17は、どのような位置に第二メニューを表示するようにしてもよい。ただし、第一のメニュー2601、すなわち「DVD再生メニュー」というメニュー項目に隣接した位置に第二のメニュー2602が表示されるよう、第二のメニュー2602の各メニュー項目の配置する座標位置を設定することが、第二のメニュー2602が第一のメニューの下位の階層のメニュー、いわゆるサブメニューであることをユーザに理解させやすいという点で好ましい。ただし、メニュー項目同士が必ずしも接している必要はなく、例えば数ピクセル等の所定の間隔を隔てていてもよい。また、第一のメニュー2601の選択されたメニュー項目である「DVD再生メニュー」というメニュー項目を、このメニュー項目が選択されたものであることをわかりやすくするために、図26に示すように強調表示したり、選択されたことを示す矢印等のアイコンや文字等を表示するようにしてもよい。
そして、図24に示した第二段メニュー情報と、図25に示した第一段メニュー情報とを結合した情報が、あらたな第一段メニュー情報として、図27に示すように、第一段メニュー情報管理表で管理される。このとき、第二段メニュー情報の各メニュー項目の「座標(x,y)」には、例えば、図27に示すような表示に用いられた各メニュー項目の座標値が設定される。また、「DVD再生メニュー」というメニュー項目については、今回選択されたため、選択フラグが「1」に変更される。
このように、メニュー項目消去部25において、第一のメニューの、情報処理装置101に対応したメニュー項目以外のメニュー項目を消去することにより、第二の情報処理装置201のディスプレイ上には、第一のメニューとして情報処理装置101を操作するためのメニュー項目以外のメニュー項目が表示されなくなる。
次に、ユーザが、リモコン300の十字キー302を操作して、図26に示したメニューの「再生」というメニュー項目26021をフォーカスして、リモコン300の「選択」ボタン303を押す。リモコン300から送信された「再生」というメニュー項目を選択するための指示が、選択受付部14に受け付けられる。第二メニュー情報取得部16は、図22に示す第二段メニュー情報格納表から、この「再生」というメニュー項目に対応したアクションは、「PLAY]というアクションであると判定して、「PLAY]というアクションを実行する。このアクションにより、DVDコンテンツ内の映像および音声を再生する処理が実行される。
ここで、ユーザが、「再生」というメニュー項目26021にフォーカスする代わりに、「早送り」というメニュー項目26022にフォーカスして、リモコン300の「選択」というボタンを押す。リモコン300から送信された「早送り」というメニュー項目を選択するための指示が、選択受付部14に受け付けられる。第二メニュー情報取得部16は、図22に示す第二段メニュー情報格納表から、この「早送り」というメニュー項目26022に対応するアクションは、メニューを開くための「JUMP」アクションであると判定する。そしてこの受け付けられた選択に基づいて、第二メニュー情報取得部16が、「JUMP_MENU001」というアクション、すなわち「メニューID」が「MENU001」であるメニューを開くアクションを実行する。
まず、図22に示す第二段メニュー情報格納表から、「メニューID」の値が、「MENU001」であるメニュー項目の情報を取得する。図28は、第二メニュー情報取得部16が取得した第二段メニュー情報を示す。
メニュー項目消去部25は、第一段メニュー情報管理表の、ユーザにより選択されたメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目の情報を消去する。そのために、まず、メニュー項目消去部25は、ユーザが選択した「早送り」というメニュー項目の対応機器IDを図27に示した第一段メニュー情報管理表から取得する。具体的には、項目IDが「0102」であるレコードの対応機器IDである「M01」を取得する。そして、メニュー項目消去部25は、対応機器IDが「M01」であるレコードを、図27に示した第一段メニュー情報管理表から検索し、対応機器IDが「M01」であるレコード以外のレコードを第一段メニュー情報管理表から削除する。メニュー項目消去部25は、必要に応じて各メニュー項目の座標を変更する。
第一メニュー情報取得部12は、メニュー項目消去部25によりユーザにより選択されたメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目の情報が消去された第一段メニュー情報管理表のメニュー項目の情報を第一段メニュー情報として取得する。ここでは、図27に示した第一段メニュー情報管理表と同じ第一段メニュー情報が取得される。
第一メニュー出力部13は、図27に示した第一段メニュー情報管理表と同じ第一段メニュー情報に基づいて第一のメニューを第二の電子機器201のディスプレイに表示する。また、第二メニュー出力部17は、図28に示した第二段メニュー情報に基づいて第二のメニューを第二の電子機器201のディスプレイに表示する。図29に示すようにディスプレイ上に、第一のメニュー2901と第二のメニュー2902とが表示される。このとき、今回選択された「早送り」というメニュー項目と、第一段メニュー情報管理表の選択フラグが「1」のメニュー項目については、図29に示すように、今まで選択したメニュー項目がわかりやすいように、強調表示等を行うようにしてもよい。また、上記実施の形態1と同様に、今回選択された「早送り」というメニュー項目と、第一段メニュー情報管理表の選択フラグが「1」のメニュー項目とを、同一直線上に配列するようにしてもよい。
そして、図28に示した第二段メニュー情報と、図27に示した第一段メニュー情報とを結合した情報が、あらたな第一段メニュー情報として、図30に示すように、第一段メニュー情報管理表で管理される。このとき、第二段メニュー情報の各メニュー項目の「座標(x,y)」には、図29に示すような表示に用いられた各メニュー項目の座標値が設定される。また、「早送り」というメニュー項目については、今回選択されたため、選択フラグが「1」に変更される。
次に、ユーザが、リモコン300の十字キー302を操作して、図29に示したメニューから、「50倍速」というメニュー項目29021を選択すると、この選択に基づいて、第二メニュー情報取得部16が、図22に示す第二段メニュー情報格納表から、この「50倍速」というメニュー項目29021に対応するアクションは、「FORWARD_50」というアクションであると判定する。そして、第二メニュー情報取得部16が、「50倍速」というメニュー項目29021に対応するアクションである「FORWARD_50」を実行する。これにより、DVDコンテンツを50倍速で早送り再生するアクションが実行される。
ここで、ユーザが「50倍速」というメニュー項目29021を選択する代わりに、例えばリモコン300のメニューを表示させるための「メニュー」ボタン301を押すと、第一段メニュー情報管理表が、図21に示すようにリセットされ、図23と同様の、情報処理装置101を操作するためのメニュー項目と、第二の電子機器201を操作するメニュー項目とを有する第一のメニューが表示される。
なお、上記の具体例においては、二つの電子機器のメニューを出力可能な情報処理装置について説明したが、本発明においては、三つ以上の電子機器のメニューを出力可能な情報処理装置にも適用できるものであり、かかる場合においても、上記具体例と同様の効果を得ることが可能である。
以上、本実施の形態によれば、複数の電子機器のメニューが出力できる場合において、第一のメニューの選択されたメニュー項目の下位の階層のメニューとなる第二のメニューを出力するとともに、第一のメニューから選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を消去して、選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器のメニュー項目のみが第一のメニューとして出力されるようにしたことにより、階層化されたメニューが画面を覆う領域を小さくして、メニューの出力によって、映像等の情報の表示を妨げられないようにすることができる。これにより、メニュー操作時に、画面に表示される映像等の情報の視聴を妨げないようにすることができ、メニューを利用する際の操作性を向上させることが可能となる。さらに、選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器のメニュー項目のみが第一のメニューとして出力されることにより、ユーザが、今どの電子機器を操作しているかを、一目で理解することが可能となる。この結果、ユーザが、現在どの機器を操作しようとしているかを、直感的に示してやることができ、操作性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においても、上記実施の形態1において図16を用いて説明したように、第一のメニューから、2階層以上の上位階層のメニュー項目は消去するようにしてもよい。このようにすることで、メニューが画面を占める広さをより削減して、メニュー操作時に、画面に表示される映像等の情報の視聴を妨げないようにすることができる。また、画面に表示するメニュー項目数を減らすことで、ユーザは、現在どのメニューを操作しているかを認識しやすくするなり、メニューの操作に集中することが可能となる。
また、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様に、第一のメニューにおける最も下位の階層のメニュー項目については、第二のメニューに隣接して出力するようにし、第一のメニューの最も下位の階層のメニュー項目よりも上位の階層のメニュー項目については、第二のメニューや、第一のメニューの最も下位の階層のメニュー項目に隣接させずに出力するようにしてもよい。これにより、ユーザは、過去に選択したメニュー項目の履歴を知ることができる。この結果、ユーザは、現在表示されているメニューやメニュー項目がどのような経緯で表示されたかといったことや、現在どのようなメニューのサブメニューの操作を行っているのかということを一目で判断することができ、この判断結果を第2のメニューの操作時に役立てることができる。また、履歴を示すことを主目的として出力しているメニュー項目を、ユーザが現在操作中のメニュー項目に対して視覚的に区別させることができ、ユーザの操作の妨げにならないようにすることができる。また、この履歴を示すメニュー項目を、第一のメニューおよび第二のメニューに対して隣接しない位置に配置することで、以前に選択したメニュー項目が増えても、十分な表示スペースを確保することが可能となる。
なお、本実施の形態2の構成と、上記実施の形態1の構成とを組み合わせて使用するようにしてもよい。例えば、本実施の形態2の具体例において、メニュー項目消去部25が、図21等に示した選択フラグを利用して、上記実施の形態1のメニュー項目消去部15と同様に、以前に選択されていないメニュー項目を消去する処理も行うようにしてもよい。かかる構成により、上記実施の形態1および実施の形態2と同様の効果を奏することが可能となる。
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、格納されている複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得ステップと、前記メニュー情報取得ステップにより取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力ステップと、前記第一メニュー出力ステップにより出力した第一のメニューが有するメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付ステップと、前記1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去ステップと、格納されている前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得ステップと、前記第二メニュー情報取得ステップにより取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記メニュー項目消去ステップは、前記1つのメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を、前記第一のメニューから消去するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第二メニュー情報取得ステップは、前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報として、前記1つのメニュー項目の下位の階層のメニューを構成する第二段メニュー情報を取得するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第一メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を二階層分以上出力するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第一メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目のうちの、階層が下位のメニュー項目と、階層が上位のメニュー項目とを、互いに隣接しない位置に出力するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第二メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を、同一直線状に配置するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第二メニュー出力ステップは、前記選択された1つのメニュー項目と、当該1つのメニュー項目に対応する第二のメニューとを隣接して出力するプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記第一のメニューのメニュー項目は、ディレクトリ情報であり、前記第二のメニューのメニュー項目は、前記ディレクトリ情報に対応するディレクトリに含まれるファイルの情報であるプログラムである。
また、上記プログラムにおいて、前記選択された1つのメニュー項目は、データに対する処理を指定するためのメニュー項目であり、前記第二のメニューのメニュー項目は、前記1つのメニュー項目の指定する処理の対象となるデータに関する情報であるプログラムである。
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
本発明に係る情報処理装置等は、階層化されたメニューを出力する情報処理装置等として適しており、特に、映像上にメニューを重ねて出力する情報処理装置等として有用である。
本発明の実施の形態1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図 同情報処理装置の動作を説明するためのフローチャート 同情報処理装置の構成を示す概念図 同情報処理装置の第一段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の第二段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の第二段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の第二段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 本発明の実施の形態2に係る情報処理装置の構成を示すブロック図 同情報処理装置の動作を説明するためのフローチャート 同情報処理装置の構成を示す概念図 同情報処理装置の第一段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の第二段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の第二段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報管理表を示す図 同情報処理装置の第二段メニュー情報を示す図 同情報処理装置の表示例を示す図 同情報処理装置の第一段メニュー情報管理表を示す図
符号の説明
11、21 メニュー情報格納部
12 第一メニュー情報取得部
13 第一メニュー出力部
14 選択受付部
15、25 メニュー項目消去部
16 第二メニュー情報取得部
17 第二メニュー出力部
60、91、131、171、2300、2601、2901 第一のメニュー
92、132、172、2602、2902 第二のメニュー
100、101 情報処理装置
200 ディスプレイ
201 第二の電子機器
300 リモコン
301 「メニュー」ボタン
302 十字キー
303 「選択」ボタン
1701、1702、1703、1704、26021、26022、29021 メニュー項目

Claims (24)

  1. 2以上のメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、前記2以上のメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報を格納しているメニュー情報格納部と、
    前記メニュー情報格納部から第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得部と、
    前記メニュー情報取得部が取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力部と、
    前記第一メニュー出力部が出力している第一のメニューが有する2以上のメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付部と、
    前記1つのメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去部と、
    前記メニュー情報格納部から前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得部と、
    前記メニュー情報取得部が取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力部を具備する情報処理装置。
  2. 複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報と、前記第一のメニューのメニュー項目に対応する1以上の第二のメニューを構成する1以上の第二段メニュー情報を格納しているメニュー情報格納部と、
    前記メニュー情報格納部から第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得部と、
    前記メニュー情報取得部が取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力部と、
    前記第一メニュー出力部が出力している第一のメニューが有するメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付部と、
    前記1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去部と、
    前記メニュー情報格納部から前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得部と、
    前記第二メニュー情報取得部が取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力部を具備する情報処理装置。
  3. 前記メニュー項目消去部は、前記1つのメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を、前記第一のメニューから消去する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第二メニュー情報取得部は、前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報として、前記1つのメニュー項目の下位の階層のメニューを構成する第二段メニュー情報を取得する請求項1から請求項3いずれか記載の情報処理装置。
  5. 前記第一メニュー出力部は、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を二階層分以上出力する請求項1から請求項4いずれか記載の情報処理装置。
  6. 前記第一メニュー出力部は、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目のうちの、階層が下位のメニュー項目と、階層が上位のメニュー項目とを、互いに隣接しない位置に出力する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第二メニュー出力部は、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を、同一直線状に配置する請求項5記載の情報処理装置。
  8. 前記第二メニュー出力部は、前記選択された1つのメニュー項目と、当該1つのメニュー項目に対応する第二のメニューとを隣接して出力する請求項1から請求項7いずれか記載の情報処理装置。
  9. 前記第一のメニューのメニュー項目は、ディレクトリに関する情報であるディレクトリ情報であり、前記第二のメニューのメニュー項目は、前記ディレクトリ情報に対応するディレクトリに含まれるファイルに関する情報であるファイル情報である請求項1から請求項8いずれか記載の情報処理装置。
  10. 前記選択された1つのメニュー項目は、データに対する処理を指定するためのメニュー項目であり、
    前記第二のメニューのメニュー項目は、前記1つのメニュー項目の指定する処理の対象となるデータに関する情報である請求項1から請求項8いずれか記載の情報処理装置。
  11. 階層化されているメニューのうちの選択されたメニュー項目の下位の階層のメニュー項目を出力するとともに、現在出力されている最も下位の階層のメニュー項目よりも上位の階層のメニュー項目については、前記選択されたメニュー項目のみ出力するようにした情報処理装置。
  12. 階層化されているメニューのうちの選択されたメニュー項目の下位の階層のメニュー項目を出力するとともに、現在出力されている最も下位の階層のメニュー項目よりも上位の階層のメニュー項目については、前記選択されたメニュー項目のうちの、前記最も下位の階層のメニュー項目より一階層だけ上位のメニュー項目のみを出力し、他のメニュー項目は出力しない情報処理装置。
  13. 複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する階層化されているメニューのうちの選択されたメニュー項目の下位の階層のメニュー項目を出力するとともに、現在出力されている最も下位の階層のメニュー項目よりも上位の階層のメニュー項目については、前記選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目のみ出力するようにした情報処理装置。
  14. 複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する階層化されているメニューのうちの選択されたメニュー項目の下位の階層のメニュー項目を出力するとともに、現在出力されている最も下位の階層のメニュー項目よりも上位の階層のメニュー項目については、前記選択されたメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目のうちの、前記最も下位の階層のメニュー項目より一階層だけ上位のメニュー項目のみを出力し、他のメニュー項目は出力しない情報処理装置。
  15. コンピュータに、
    格納されている2以上のメニュー項目を有する第一のメニューを構成する第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得ステップと、
    前記メニュー情報取得ステップにより取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力ステップと、
    前記第一メニュー出力ステップにより出力している第一のメニューが有する2以上のメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記1つのメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去ステップと、
    格納されている前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得ステップと、
    前記メニュー情報取得ステップにより取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力ステップとを実行させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、
    格納されている複数の電子機器のそれぞれに対応したメニュー項目を有する第一段メニュー情報を取得する第一メニュー情報取得ステップと、
    前記メニュー情報取得ステップにより取得した第一段メニュー情報に基づいて、第一のメニューを出力する第一メニュー出力ステップと、
    前記第一メニュー出力ステップにより出力した第一のメニューが有するメニュー項目のうちの、1つのメニュー項目の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記1つのメニュー項目に対応する電子機器に関連する電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を前記第一のメニューから消去するメニュー項目消去ステップと、
    格納されている前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報を取得する第二メニュー情報取得ステップと、
    前記第二メニュー情報取得ステップにより取得した第二段メニュー情報に基づいて、前記1つのメニュー項目に対応する第二のメニューを出力する第二メニュー出力ステップとを実行させるためのプログラム。
  17. 前記メニュー項目消去ステップは、前記1つのメニュー項目に対応する電子機器と同じ電子機器に対応するメニュー項目以外のメニュー項目を、前記第一のメニューから消去する請求項16記載のプログラム。
  18. 前記第二メニュー情報取得ステップは、前記1つのメニュー項目に対応する第二段メニュー情報として、前記1つのメニュー項目の下位の階層のメニューを構成する第二段メニュー情報を取得する請求項15から請求項17いずれか記載のプログラム。
  19. 前記第一メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を二階層分以上出力する請求項13から請求項18いずれか記載のプログラム。
  20. 前記第一メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目のうちの、階層が下位のメニュー項目と、階層が上位のメニュー項目とを、互いに隣接しない位置に出力する請求項19記載のプログラム。
  21. 前記第二メニュー出力ステップは、前記第二のメニューを出力する以前に選択されたメニュー項目を、同一直線状に配置する請求項19記載のプログラム。
  22. 前記第二メニュー出力ステップは、前記選択された1つのメニュー項目と、当該1つのメニュー項目に対応する第二のメニューとを隣接して出力する請求項15から請求項21いずれか記載のプログラム。
  23. 前記第一のメニューのメニュー項目は、ディレクトリ情報であり、前記第二のメニューのメニュー項目は、前記ディレクトリ情報に対応するディレクトリに含まれるファイルの情報である請求項15から請求項22いずれか記載のプログラム。
  24. 前記選択された1つのメニュー項目は、データに対する処理を指定するためのメニュー項目であり、
    前記第二のメニューのメニュー項目は、前記1つのメニュー項目の指定する処理の対象となるデータに関する情報である請求項15から請求項22いずれか記載のプログラム。
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